JPH09136401A - 制御窓による通風及び排気装置を備えたデリバリーコンベヤ - Google Patents

制御窓による通風及び排気装置を備えたデリバリーコンベヤ

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JPH09136401A
JPH09136401A JP8125203A JP12520396A JPH09136401A JP H09136401 A JPH09136401 A JP H09136401A JP 8125203 A JP8125203 A JP 8125203A JP 12520396 A JP12520396 A JP 12520396A JP H09136401 A JPH09136401 A JP H09136401A
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air
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ウォーレン デムーア ハワード
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41FPRINTING MACHINES OR PRESSES
    • B41F21/00Devices for conveying sheets through printing apparatus or machines
    • B41F21/08Combinations of endless conveyors and grippers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41FPRINTING MACHINES OR PRESSES
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    • B41F23/04Devices for treating the surfaces of sheets, webs, or other articles in connection with printing by heat drying, by cooling, by applying powders
    • B41F23/044Drying sheets, e.g. between two printing stations
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  • Supply, Installation And Extraction Of Printed Sheets Or Plates (AREA)
  • Discharge By Other Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 別個のガス抜き装置を不要にする抽出及び通
気窓を備えた印刷機用デリバリーコンベヤを提供する。 【解決手段】 望ましくない熱、水分、揮発蒸気、及び
不快な臭気を枚葉紙デリバリーコンベヤ(42)から抽出
するために抽出及び通気窓がデリバリーコンベヤのハウ
ジングに結合されている。吸込み空気流量を変えるに
は、真空源又はモーターファンの速度調節、或いは通気
窓の開き調節を行う。枚葉紙制御用通気窓(W)は、摺
動自在な透明パネル(G)により覆われ、この透明パネ
ルを通してオペレータは、吸込み空気流量を高精度に調
整しながら印刷されたばかりの枚葉紙の配向状態を観察
することができる。また、枚葉紙制御用窓は、異物がコ
ンベヤハウジングに入らないようにする摺動自在なスク
リーン状パネルで覆われている。揮発蒸気及び水分含有
空気も又、枚葉紙デリバリー経路の横方向反対側の側部
から抽出され、かくして枚葉紙デリバリースタッカのと
ころにおける空気の乱流を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷されたばかり
の枚葉紙(シート紙)を印刷機の最後の印刷ユニットと
枚葉紙デリバリースタッカとの間で移送経路に沿って移
送する装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】枚葉紙
印刷機の分野では、印刷されたばかりの枚葉紙(以下、
「印刷枚葉紙」という場合がある)を印刷ユニットから
別の印刷ユニットに移送する際、或いは枚葉紙を印刷機
デリバリー(排紙)装置によって最後の印刷ユニットか
ら枚葉紙デリバリースタッカに移送しているときに枚葉
紙を取り扱う際、印刷枚葉紙を支持する装置を使用する
のが慣例であった。枚葉紙の移送は、印刷機内の隣り合
う印刷ユニット間に配置された渡し胴又は移送ローラに
よって行われる。渡し胴又は移送ローラは、圧胴から印
刷枚葉紙を受け取り、これを次の印刷ユニットに渡して
次々に印刷を行う。印刷機デリバリーコンベヤは通常
は、印刷枚葉紙を印刷機の最後の圧胴から受け取ってこ
れらを印刷機デリバリースタッカに排出するチェーン駆
動形グリッパバーを含む。
【0003】オフセット印刷機で使用されたインキは一
般に乾かないでいつかは付着する状態のままなので、印
刷枚葉紙のマーキング(marking)又は汚れ付着(smeari
ng)は全ての枚葉紙移送装置及びデリバリー装置におけ
る関心事である。枚葉紙を印刷ユニット相互間で移送す
る際、枚葉紙の印刷面のマーキング又は汚れ付着は、枚
葉紙が印刷ユニットの圧胴から反転曲線経路を通って次
の印刷ユニットに移動するときの枚葉紙のフラッター動
作(fluttering)により生じることが多い。
【0004】空気の乱流は、印刷されたばかりであると
共に、或いはコーティングされたばかりの枚葉紙から放
出された水分、揮発蒸気及び臭気を抽出するデリバリー
ガス抜き装置によって生じる。かかるデリバリーガス抜
き装置は代表的には、枚葉紙デリバリースタッカの上方
に取り付けられたフードを含み、このフードを通って空
気が印刷機デリバリースタッカの付近から吸い上げられ
る。その結果として印刷機のデリバリー領域内に生じた
空気の乱流により枚葉紙が枚葉紙デリバリースタッカ上
に放出されるときに枚葉紙のフラッター動作(flutteri
ng motion)が発生する場合が多い。さらに、グリッパの
放出動作後、枚葉紙の自由落下がデリバリーガス抜きフ
ードの上向き通風により妨げられ、枚葉紙の後縁部分が
瞬間的に浮いて次のグリッパ棒組立体に触れるようにな
り、かくしてデリバリースタッカ内に枚葉紙の詰まりが
生じることになる。
【0005】デリバリーガス抜き装置により生じる望ま
しくない枚葉紙のフラッタを少なくとも或る程度は無く
すようにする従来手法は、比較的小型のブローダウン方
式ファンを使用することであり、これを代表的にはデリ
バリースタッカ及び真空スロダウンホイールの真上の領
域に設けた。これらファンは適度の速度状態において
は、軽量枚葉紙がデリバリースタッカに入るときにこれ
ら軽量枚葉紙を平らに保つのに幾分の効果があったが、
これらファンは、例えば毎時12,000枚以上の高速
の印刷速度では、軽量枚葉紙が枚葉紙デリバリーコンベ
ヤ装置により移送経路からデリバリースタッカに移され
るときにおける枚葉紙のフラッタを阻止する上では効果
がなかった。
【0006】従来型印刷機は又、代表的には枚葉紙デリ
バリー(排紙装置)領域内に設けられ、印刷されたばか
りの枚葉紙が移送経路に沿って枚葉紙スタッカに搬送さ
れるときに印刷枚葉紙を乾燥させるための乾燥装置を有
するのが良い。かかる乾燥装置により発生した熱は、代
表的には排紙装置内の枚葉紙パンガイドに代わる、或い
はその一部をなすよう取り付けられたヒートシンクによ
り吸収される。かかる従来型ヒートシンクは通常は水冷
式又は空冷式のアルミニウムリブ装置である。かかるヒ
ートシンク装置は高価である場合が多く、しかも印刷機
を冷却する上では複雑すぎる。かかるヒートシンク装置
は枚葉紙制御機能をもたない。
【0007】提案された枚葉紙制御装置は、堅い表面を
有すると共に枚葉紙移送デリバリーグリッパの走行経路
に隣接して設けられていて、印刷枚葉紙をグリッパで最
後の圧胴から引っ張っているときに印刷枚葉紙の非印刷
面を支持する固定枚葉紙パンガイドを有する。代表的に
は、空気真空ポンプを設置して枚葉紙の乾いている面と
枚葉紙パンガイドの支持面との間に圧力差を生じさせて
枚葉紙がグリッパで最後の圧胴から引っ張られていると
きに枚葉紙を枚葉紙パンガイドに張りつかさせるように
する。
【0008】固定枚葉紙パンガイド装置の欠点は、枚葉
紙が枚葉紙パンガイドの実質的に堅い表面に引きつけら
れてこれに押し当てられるので、枚葉紙の先に印刷され
たばかりの面がこの表面上に張りつくときに引っ掻かれ
たり汚れる場合があるということである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の装置は、枚葉紙
印刷及びコーティング作業中に生じた水分含有空気、揮
発蒸気及び臭気を印刷機から除去し、それにより従来型
デリバリーガス抜き装置を不要にする抽出装置を備え
る。本発明は更に、印刷機のインキ乾燥装置により生じ
た過剰の熱を放出することができ、したがってこの機能
のために従来用いられていた従来型水冷ヒートシンクが
もはや不要になる。さらに、本発明は、印刷されたばか
りの枚葉紙が枚葉紙移送経路に沿って移送されていると
きにこれを印刷機オペレータが観察できるようにし、ま
た、印刷されたばかりの枚葉紙を枚葉紙移送経路に沿っ
て引っ張っているときに支持ローラに対する印刷枚葉紙
の所望の向きを達成するために支持ローラを通る吸込み
空気流量又は空気ブラスト流量を印刷機オペレータが即
座に調節できるようにする制御又は監視用窓組立体を提
供する。制御用窓は、周囲空気の導入を可能にする共に
オペレータがデリバリーコンベヤハウジングの内部に接
近して掃除や修理ができるようにする。開口窓の有効空
気入口面積を拡縮して周囲空気を開口入口窓を通って引
き入れることができるようにする空気制御パネルが、開
口窓を横切って摺動できるように設けられている。枚葉
紙の動作を直に観察してリアルタイムで制御することに
加えて、制御用窓を利用して枚葉紙、デブリ、スプレー
パウダ等を除去する目的及び修理の目的でデリバリーコ
ンベヤの内部に接近することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下の説明において、同一の部分
には明細書及び図面全体にわたり同一の参照符号が付け
られている。図面は、縮尺どおりに作成されているとは
かぎらず、部分によってはその比率は構成を明瞭にする
ために誇張されている。
【0011】図1に示すように、全体が符号11で指示
された本発明による枚葉紙(シート紙)移送装置が、4
色枚葉紙印刷機12に据え付けられた状態で示されてい
る。印刷機12は例えば、ドイツ国のハイデルベルグ・
ドルックマシーネン・アクチェンゲゼルシャフトにより
製造され、「ハイデルベルグ・スペードマスター・10
2ヴイ(Heidelberg Speedmaster 102V)」という商品名
で市販されている形式のものであるのがよい。印刷機1
2は、右側の端部が符号Sで示されている枚葉紙を1枚
づつ次々に印刷機内へ送り込む給紙装置16に結合され
たフレーム又は機枠14を含む。印刷機12の反対側の
端部は、印刷されたばかりの枚葉紙が集められて積み重
ねられる枚葉紙デリバリースタッカ20を備えている。
給紙装置16とデリバリースタッカ20との間には、4
つの実質的に同一の枚葉紙印刷ユニット22,24,2
6,28が設けられており、これら印刷ユニットは、枚
葉紙が印刷機12内を通って移動しているときに枚葉紙
18上に異なる色のインキを印刷することができる。
【0012】図1に示すように、印刷ユニット22,2
4,26,28は各々実質的に同一のものであり、枚葉
紙インフィード胴30、版胴32、ゴム胴34及び圧胴
36を含む従来設計のものであり、最初の3つの印刷ユ
ニット22,24,26は各々、印刷枚葉紙を隣の圧胴
から引き出してこれを中間胴40を経て次の印刷ユニッ
トに移送するよう配置された渡し胴38を有する。最後
の印刷ユニット28は、枚葉紙デリバリーコンベヤ装置
42を備えた状態で示されており、この枚葉紙デリバリ
ーコンベヤ装置42は、印刷枚葉紙を最後の圧胴36か
ら枚葉紙デリバリースタッカ20に移送するよう働く。
【0013】図1、図2及び図3に示すように、枚葉紙
デリバリーコンベヤ装置42(これは実質的に従来設計
のものである)は、印刷機12の各側に間隔をおいて配
置されたスプロケット45,46の周りに掛けられた一
対の無端チェーン44(図3)を有する。スプロケット
46は駆動シャフト48によって支持された状態で示さ
れている。無端チェーン44は、複数の従来型枚葉紙グ
リッパ装置52を備えた枚葉紙グリッパ組立体50(図
3に1つ示されている)を間隔をおいて支持することが
でき、枚葉紙グリッパ装置52は、最後の圧胴36のと
ころで枚葉紙18の前縁を把持し、枚葉紙をチェーン4
4の移動路によって構成される移送経路(これは全体が
図1〜図3に矢印Aで指示されている)に沿って枚葉紙
を引っ張るよう動作する。従来型印刷機では、駆動シャ
フト48及びスプロケット46はまた、従来型枚葉紙移
送装置の他の構成要素、例えばスケルトンホイール、紙
取り胴等を支持していることは注目されるべきである。
【0014】従来型赤外線方式インキ乾燥装置54(図
2)が、印刷枚葉紙を最後の印刷ユニット28と枚葉紙
デリバリースタッカ20との間で走行しているときに印
刷枚葉紙の乾燥を助けるようデリバリーコンベヤ装置4
2の移送経路の実質的に直線部分の上方に取り付けられ
た状態で示されている。乾燥装置54は、移送装置11
に隣接すると共に、そのコンベヤチェーンの間に配置さ
れていて、インキのついた枚葉紙が枚葉紙走行路を通っ
ているときに、インキのついた枚葉紙の乾燥を行う相当
多量の熱を発生する。
【0015】枚葉紙移送装置11は、代表的には一枚の
平らな金属シートで形成された従来型枚葉紙デリバリー
パン(図示せず)に代えて変えて用いられるようになっ
ている。枚葉紙移送装置11は、枚葉紙の先に印刷され
た面を引っ掻いたり傷つけたりすることが極力少なく、
或いは全くないようにすると共に枚葉紙のフラッターを
防止するような態様で印刷枚葉紙18の印刷されていな
い面に係合してこれを支持することができる。さらに、
枚葉紙移送装置11はまた、枚葉紙スタッカの上方の従
来型デリバリーガス抜き装置及びヒートシンク装置を不
要にする。というのは、これは熱、水分を含んだ空気及
び揮発蒸気、及び臭気をデリバリースタッカ20の付近
から除去する付加的な機能を果たすからである。
【0016】図2、図3、図4及び図5を参照すると、
枚葉紙移送装置11は、図3及び図4に示すように真空
室60を構成する全体として矩形のパン形状フレーム5
8を備えていることをさらに特徴とする。真空室60は
基本的に、フレームの反対側の端壁64、長さ方向側壁
66及び底壁70を有するフレーム部材によって構成さ
れている。図4に示すように、端壁64相互間で間隔を
おいて底壁70に複数の開口部68が設けられている。
開口部68は、それぞれと対応するマニホルド72(図
3も参照)と連通しており、これらマニホルド72は開
口部68及びそれぞれの対応するダクト74と連通し、
さらにこれらダクトは適当な真空製造源76(図1)の
吸込み入口に連結されている。
【0017】好ましくは、真空源76は、それぞれ電気
誘導モータMで駆動される遠心ブロワまたは真空ポンプ
である。各誘導駆動モータMは、変速コントローラ71
及び電力導通ケーブル73により電源に電気的に接続さ
れている。誘導駆動モータMの運転速度は、印刷機オペ
レータによって手動で調節でき、それにより支持ローラ
75間のスペース77を通る所望の空気流量を生じさせ
ることができる。駆動モータMは、印刷機中の1回のパ
スで枚葉紙の両面を印刷する印刷作業を行うための空気
プラスト操作を生じさせるよう逆転可能である。
【0018】また、オペレータによる吸込み空気流量ま
たはブラスト空気流量の制御は、各入口ダクト74のベ
ントポートQを覆って摺動自在に取り付けられたベント
プレートVを開閉することにより手動で調整できる。ベ
ントプレートVの位置は、ベントポートQの入口領域又
は面積を拡縮するよう調節可能であり、それにより空気
ダクトを通る空気流を増減し、ベントプレートVを伸縮
させることによりバイパス入口ポートQを開閉する。手
動制御手段を図示したが、この装置は所望ならば自動制
御を行うよう容易に改造できる。
【0019】確実で予測可能な枚葉紙制御は、軽量の枚
葉紙素材を制御しながら毎時18,000枚以上の処理
速度で作動できる最新型高速印刷機の操作において必要
である。従来型印刷機では、デリバリーコンベヤは、チ
ェーン駆動式コンベヤ組立体を包囲する保護ハウジング
によって完全に包囲されており、印刷枚葉紙を枚葉紙移
送経路に沿って移送しているときに印刷枚葉紙を監視す
るための手段は設けられていない。枚葉紙が損傷すると
共に、或いは枚葉紙の詰まりが生じて始めて、従来型デ
リバリーコンベヤの作動中における枚葉紙の排紙に係わ
る問題の存在が分かる。これが起こると、印刷機を緊急
停止(Eストップ)してコンベヤハウジングを開け、枚
葉紙の詰まりを取り除く必要がある。排紙上の欠陥、例
えば引っ掻かれたり汚れた枚葉紙は、相当多数の印刷枚
葉紙が生じるまでは検出できない。
【0020】本発明は、枚葉紙オペレータが印刷枚葉紙
を枚葉紙移送経路に沿って移送しているときに枚葉紙を
観察することができると共に印刷枚葉紙を移送経路に沿
って引っ張る時に支持ローラに対する印刷枚葉紙の所望
の向きを確立するために支持ローラ75間のスペース7
7を通る吸込み空気流または空気ブラスト流を即座に調
節することができる制御又は監視用窓構造を提供する。
枚葉紙の直接観察及びリアルタイム制御に加えて、制御
用窓により枚葉紙、デブリ、スプレーパウダ等を取り除
くため、及び修理のためにデリバリーコンベヤの内部に
接近することができる。
【0021】再び図2を参照すると、チェーン駆動コン
ベヤ組立体42を包囲している保護ハウジングHの側壁
パネルPには、1又は2以上の枚葉紙制御用窓Wが形成
されている。枚葉紙制御用窓Wの一つの目的は、印刷機
オペレータが、印刷枚葉紙を移送経路に沿って移送して
いるときに印刷枚葉紙を観察することができるようにす
ることにある。この目的のため、制御用窓Wは、好まし
くは一枚の強化安全ガラス又はプラスチックである透明
のパネルGによって覆われている。
【0022】枚葉紙制御用窓Wのもう一つの目的は、周
囲空気を導入すると共に印刷機オペレータが掃除及び修
理のためにデリバリーコンベヤハウジングの内部に接近
できるようにすることにある。透明パネルGは、下側溝
形案内79及び上側溝形案内81に沿って摺動自在に取
り付けられている。透明パネルGの位置は、制御用窓W
の有効空気取入れ面積を拡大縮小するために調節可能で
あり、それにより周囲空気を窓入口開口部を通って引き
込むことができ、かくして空気流の付加的なオペレータ
による制御を行うことができると共にデリバリースタッ
カの所における空気の乱流を緩和するのに役立つ。
【0023】透明な制御用窓Gは、印刷機からの取外し
が容易であり、それにより、例えば離脱した枚葉紙及び
スプレーパウダの保守及び掃除のために接近することが
できる。さらに、観察用窓Wは、オペレータが赤外線ラ
ンプを目で見て検査できるよう図2に示すように赤外線
乾燥装置54に隣接して据え付けられている。透明パネ
ルGを取り外すと、オペレータは乾燥装置の修理中又は
赤外線ランプの交換中に接近することができる。
【0024】透明な窓パネルGであることが好ましい
が、他の調節可能な制御用窓構造を用いても好結果を得
ることができる。例えば、窓の覆いを、ルーバースラッ
トをオーバーラップさせた形態で実現してもよく、これ
らルーバースラットは印刷枚葉紙が枚葉紙移送経路に沿
って移動している時に印刷枚葉紙の観察を行うことがで
きるようにすると共に枚葉紙制御用窓Wの有効空気入口
開口面積を調節するために側壁パネルPに可動状態で結
合されている。
【0025】好ましくは、枚葉紙制御用窓開口Wはま
た、取外し自在な安全スクリーン83によって覆われて
おり、この安全スクリーン83は周囲空気をデリバリー
コンベヤハウジング内に取り入れるが、人が入ることが
できないようにする。この目的のため、安全スクリーン
は、安全スクリーンが図2に示すように閉鎖係止位置に
あるときに印刷機及び枚葉紙デリバリーコンベヤを使用
可能にするが、安全スクリーン83が係止位置から離脱
している時には印刷機を自動的に停止する連動(インタ
ーロック式)式安全スイッチ85に結合されている。安
全スクリーン83は下側溝形案内79及び上側溝形案内
81に沿って摺動自在に取り付けられている。安全スク
リーンのメッシュ開口(網目)は、例えば手持ち工具の
ような小型の物体が入るのを防ぐのに充分に小さく、そ
して好ましくはステンレス鋼又はプラスチックで構成さ
れている。
【0026】図1及び図2を参照すると分かるように、
印刷機オペレータは、枚葉紙を移送経路に沿って引っ張
っている時に枚葉紙制御用窓Wの前を通る枚葉紙Sを観
察する。誘導駆動モータMの運転速度を調節することに
より、そしてベントプレートV及び/又は透明窓パネル
Gを調節することにより、オペレータは隣合う支持ロー
ラ75間の長さ方向スペース77を通る空気の流量を手
動で変化させることができ、かくして、所望の真空吸引
力又は空気ブラスト力を得ることができる。例えば、枚
葉紙を、例えば枚葉紙の両面を1回のパスで印刷する両
面刷りの間に移送経路に沿って引っ張っている時に支持
ローラに対して枚葉紙を「浮動(フロート)」させるこ
とが望ましい。オペレータは、枚葉紙が枚葉紙制御用窓
Wの前を通過する時に枚葉紙を観察しながら誘導駆動モ
ータMの速度を空気ブラストモードに調節することによ
り「浮動」状態で移動している枚葉紙の向きを確立す
る。非両面刷り中、枚葉紙の一方の面だけを印刷すると
共に、或いはコーティングするとき、誘導駆動モータM
を吸引モードで動作させて、枚葉紙の後端を支持ローラ
75にキスタッチ状態で引っ張り、それによりこれを安
定化させるのに充分な真空力を枚葉紙に及ぼすのがよ
い。監視用用窓パネルGの位置を必要に応じて調節し、
それにより印刷枚葉紙のフラッター動作を防止する。
【0027】空気流量及びその結果得られる真空力(非
両面刷りモード)を調節するだけで、或いは空気ブラス
ト力(両面刷りモード)を調節するだけで、支持ローラ
との表面接触が極力少なくなり、或いは無くなる。これ
により、先に印刷された枚葉紙の下側の引っ掻き傷や汚
れの付着が防止され、摩擦抵抗が無くなる。特定の枚葉
紙の走行の向きに必要な真空力又は空気ブラストのレベ
ルは、印刷機の速度及び枚葉紙基材の重さ如何で決ま
る。好ましくは、モータ速度制御ユニット71は、枚葉
紙制御用窓Wに隣接して位置決めされ、従って適当な空
気流調節及び枚葉紙の制御がオペレータが通過している
枚葉紙を観察している時に行うことができるようにす
る。
【0028】特に図6に示すように、フレーム58は、
例えば印刷機フレーム14の互いに反対側に位置した側
部フレーム部材43に連結されたブラケット59に適当
に支持されている。
【0029】図2、図4、及び図6に示すように、長さ
方向中央フレーム部材69が、横方向端壁又はフレーム
部材64間に、且つ側壁又はフレーム部材66間のほぼ
中央に延びており、側部フレーム部材66と実質的に同
一の広がりを持っている。側部フレーム部材66と中央
部フレーム部材69は協働して、組を成す枚葉紙支持ロ
ーラ75を支持し、これら支持ローラ75は、枚葉紙を
グリッパ組立体50によってコンベヤ数値に沿って引っ
張っている時に枚葉紙18の非印刷面を支持するために
枚葉紙移送経路に沿って実質的に直線状のアレイを成し
て互いに間隔をおいた状態で取り付けられている。
【0030】ローラ75は、隣り合うローラ間の充分な
幅のスペース77(図5)を形成し、それによりマニホ
ルド72を介する室60からの抽出のために空気を室6
0内へ導き入れることができるよう適当な間隔をおいて
設けられている。開口部68の近傍に且つその真上に設
けられたローラ75は、端部フレーム部材64の近くの
ローラよりも互いに密接して設けるのがよく、従ってス
ペース77の幅は変化して端部フレーム部材64間にお
いてフレーム58に沿う真空効果を均等にするようにな
っている。
【0031】好ましくは、ローラ75は、枚葉紙18の
先に印刷された面がローラの表面上を擦り、或いは引っ
掻く傾向を極力抑えるようフレーム58上において実質
的に自由に回転できるよう設けられている。かかる動作
の結果として、印刷機の先のパス中に印刷され、或いは
コーティングされた枚葉紙の下側の面が引っ掻かれた
り、或いはこれに汚れが付着する場合がある。ローラ7
5は好ましくは、適当な減摩性の表面仕上げを有する円
筒形の鋼又はアルミニウム素材で形成される。好ましく
は、減摩性の表面仕上げは、枚葉紙との摩擦接触を最少
限に抑えるためにTEFLON及びXYLANという商
標で販売されているフルオロポリマー樹脂、例えばポリ
テトラフルオロエチレン(PTFE)樹脂の被膜又は層
である。
【0032】ローラ75の支持構造が図7及び図8に示
されている。図7を参照すると、同軸状に整列したロー
ラ75の内側端部は、経路Pと横断方向に位置する軸線
79の周りに回転自在に適当なスタブシャフト78(例
示として示す)によってフレーム部材69上に支持され
ている。図8を参照すると、ローラ75の各々の外側端
部は、例示のために示すようにフレーム部材66上に取
り付けられたスピンドル80によって支持されている。
各スピンドル80は、側部フレーム部材66から突出し
たスタブシャフト部分82及びフレーム部材66に形成
された適当なカウンタボア内に設けられていて、好まし
くは符号90のところで部材66と螺合する締結具88
によってこの中に保持された円筒形カラー部分84を有
する。締結具88は、スピンドルを図8に示すその作動
位置に保持するようスピンドルカラー84と係合自在な
六角穴付きヘッド部分92を有している。
【0033】スタブシャフト82の遠方端部は、好まし
くはローラ75の端部に形成されたボア90内に圧力嵌
めされている適当な密閉式減摩性軸受96の内側レース
ボア94内に突出している。しかしながら、スタブシャ
フト82の遠方端部は、内側レースボア94内に自由滑
り嵌め状態になっている。適当なスペーサ又は座金10
0がローラ75の端面と側部フレーム部材66との間に
設けられていて、ローラ75の横方向の間隔を保持して
いる。図8に示すローラと反対側に位置していてこれと
同軸状に整列したローラ75もまた、図示のものと同一
の方法で他方の側部フレーム部材66上のスピンドル8
0によって支持されている。
【0034】さらに図7を参照すると、スタブシャフト
78は、互いに反対側に位置したシャフト部分103,
104及び図示のように中央部フレーム部材69に形成
された適当なカウンタボア内に保持されている円筒形カ
ラー105を有する。両側のシャフト部分103,10
4は、それぞれが好ましくはローラ75の反対側の端部
のボア108内に嵌め込まれている密閉式減摩性軸受組
立体106の内側レースボア内に突出している。適当な
スペーサー100がシャフト103,104上に装着さ
れていて、図示のように中央部フレーム部材69とロー
ラ75の端部との間に設けられている。
【0035】ローラ75のスタブ取付け方式の結果とし
て、これらローラを所望ならば掃除又は交換のために枚
葉紙移送装置11から容易に取り外すことができる。例
えば、もしローラ75をフレーム58から取り外したい
場合、関連のスピンドル80を側部フレーム部材66上
に保持している締結具88を取り外し、それによりスピ
ンドル80を軸受96及びフレーム部材66から摺動自
在に取り外すことができる。またスペーサー100をロ
ーラ75の端面とフレーム部材66との間のその位置か
ら取り外した状態で、ローラ75をその支持スタブシャ
フト103又は104からローラを摺動させて取り外す
ことができるのに充分な距離長さ方向に移動させること
ができ、それによりローラを掃除又は交換することがで
きる。軸受96,106が設けられている交換用ローラ
75を次に適当にスタブシャフト103又は104上に
滑らせ、そして側部フレーム部材66に形成されている
関連のスピンドル受入れボアと整列され、そしてスピン
ドル80を交換し締結具88によってその作動位置に固
定する。
【0036】枚葉紙移送装置11の作動原理は、上述の
説明から当業者には理解できるはずである。印刷機12
が枚葉紙18を印刷するよう作動していると共にコンベ
ヤ装置42が印刷されたばかりの枚葉紙を最後の印刷ユ
ニット28からデリバリースタッカ20に移送している
とき、真空ポンプ76を実質的に連続的に動作させて空
気をローラ75間のスペースを通って室60内に引き込
み、そして開口部68を通ってマニホルド72及びそれ
ぞれの真空ポンプ又は真空源76に通じている入口ダク
ト74内に導入する。印刷枚葉紙が移送経路に沿って横
切っているとき、空気をそれぞれのローラ75との間で
室60内へ引き込むことによって生ずる圧力差により、
枚葉紙はローラと優しく接触することになり、それによ
り枚葉紙のフラッター又は望ましくない動きを実質的に
無くす。
【0037】それと同時に、乾燥装置54によって生ず
る熱、枚葉紙上の湿し装置の水分、及びインキから放出
される揮発蒸気、又はコーティングの臭気も又、真空室
60内に引き込まれ、そしてマニホルド72を通って真
空ポンプ又は真空源76に引き込まれ、そして印刷機1
2からの適切な排出又は処理が行われる。従って、移送
装置11は、デリバリースタッカ20のための別個のガ
ス抜き装置を不要にする。さらに、移送装置は別個のヒ
ートシンク装置を不要にすると共に、印刷シート紙が最
後の印刷ユニットからシート枚葉紙デリバリースタッカ
20に移送されている際には印刷枚葉紙18のための改
良された支持体となる。
【0038】図9及び図10を大まかに参照すると、移
送装置11の変形例が示されており、この変形例では、
フレーム58はマニホルド72に変えて、フレームの底
壁70上に支持されると共に開口部68を覆って設けら
れた複数の自蔵式電動機駆動式ダクト付きファン112
を有する。ファン112は、空気を室60に引き込むた
めの真空ポンプとして働き、或いは真空ポンプ76及び
遠心ブロワが非両面刷り又は両面刷りを可能にするよう
動作するのと同一の方法で空気を室から噴射するブロワ
ファンとして動作できる。しかしながら、図9及び図1
0の実施例では、空気はファン112のダクト115の
吐出し端部113から大気中へ送り戻される。
【0039】従って、図9及び図10に示す実施例は、
従来型印刷機デリバリーガス抜き装置がすでに設置され
ているが、移送装置11の使用が枚葉紙の向きの制御及
び枚葉紙デリバリーコンベヤの付近からの熱の除去にお
いて依然として望ましいような枚葉紙移送装置11の或
る特定の用途において有益である。図9及び図10に示
す変形例は、枚葉紙18とローラ75との相互係合をも
たらし、或いは枚葉紙を浮動させる(両面刷り)のに望
ましい圧力差を生じさせると共に、乾燥装置54の付近
においてコンベヤ装置42から熱を放出させるのに充分
な空気流をもたらす。図9及び図10と関連して説明し
た変形例としての移送装置11の作動原理は、上述の説
明から当業者には理解できると考えられる。
【0040】或る印刷用途では、保護及び/又は装飾用
被膜を印刷枚葉紙の表面の全て又は一部に設けることが
望ましい。かかる被膜は代表的には、アプリケータロー
ラによって印刷枚葉紙上に溶液又はエマルジョンとして
塗布されてインキを保護すると共に枚葉紙の見栄えをよ
くする紫外線硬化性又は水溶性樹脂で形成される。かか
る被膜を用いることは、装飾又は保護用仕上げが例えば
ポスター、レコードジャケット、小冊子、マガジン、折
畳み箱等の製造において望ましいような場合に特に好適
である。好ましくは、コーティング作業は、印刷枚葉紙
を枚葉紙デリバリースタッカに送った後、別個の段階と
して行うのではなく、インラインコーティング作業とし
て行われる。適当なインラインコーティング装置120
が、本出願人に譲渡された米国特許第5,176,07
7号に開示されており、かかる開示内容を本明細書の一
部を形成するものとしてここに引用する。
【0041】図11に示すように、インラインコーティ
ング装置又は塗工装置120が、コンベヤデリバリーチ
ェーンの上側走行部と下側走行部との間で、デリバリー
シャフト48の下流側に設けられていると共に、そのア
プリケータローラ122が紙取り胴46に摩擦係合でき
るよう位置決めされている。アプリケータローラ122
は液体コーティング材を印刷シート紙の表面に塗布す
る。液体コーティング材は、作業者にとって不快である
嫌な臭いのする揮発物、例えばアンモニア化合物を含有
している。従来型枚葉紙デリバリーコンベヤでは、コー
ティング材の揮発物は、保護コンベヤハウジングHを通
って差し向けられ、そしてデリバリースタッカ内へ放出
される。その結果、印刷機のデリバリースタッカ領域内
には、高濃度の嫌な臭いのする揮発物が溜まることにな
る。
【0042】本発明の一特徴によれば、嫌な匂いのする
揮発物、臭気、水分等は、図11及び図12に示すよう
に互いに反対側に位置した側壁パネル128,130に
結合されている抽出マニホルド124,126を通って
枚葉紙デリバリーコンベヤハウジングから抽出される。
抽出マニホルド124,126は、側壁パネル抽出ポー
ト134,136と流体連通状態に結合されている。嫌
な臭いのするヒューム、臭気、水分等は枚葉紙デリバリ
ーコンベヤハウジングHの内部から抽出ポート134,
136及び抽出マニホルド124,126を通って排出
ダクト138,140内へ引き込まれる。排出ダクト1
38,140はT字形ユニオン継手142によって接合
されている。T字形ユニオン継手142は、上述したよ
うな真空源76、例えば真空ポンプと誘導駆動モータか
ら成る組合せ体の入口に連結された共通の出口ダクト1
44を有している。
【0043】この構成により、誘導駆動モータMの運転
速度は、印刷機オペレータによって手動で調節され、排
出ダクト138,140を通る所望の吸込み空気流を生
じさせ、それにより嫌な臭いのする揮発物、臭気、水分
等の実質的にすべてをコンベヤハウジングから除去す
る。好ましくは、排出ダクト138,140を通る抽出
流量は、枚葉紙移送経路を横切るバランスのとれた空気
流条件を維持する目的のために均等である。さらに、嫌
な臭いのする不快なガス及び蒸気の実質的に全てを、印
刷枚葉紙がデリバリースタッカに達する前に印刷から抽
出する。
【0044】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による真空枚葉紙移送装置を有する回転
オフセット輪転印刷機を概略的な形態で示す側面図であ
る。
【0045】
【図2】本発明の変形例による枚葉紙移送装置を示す部
分側面図である。
【0046】
【図3】印刷機デリバリーコンベヤ装置に据え付けられ
た移送装置の幾つかの部分を示す部分切欠き斜視図であ
る。
【0047】
【図4】説明の便宜上、ローラアレイの幾つかの部分を
除去して示す真空移送装置の平面図である。
【0048】
【図5】図4の5−5線における側面図である。
【0049】
【図6】図4及び図5に示す移送装置の端面図である。
【0050】
【図7】図4の7−7線における詳細断面図である。
【0051】
【図8】図4の8−8線における詳細断面図である。
【0052】
【図9】ローラアレイのうち幾つかの部分を切り欠いて
示す本発明の変形例の平面図である。
【0053】
【図10】図9の10−10線における側面図である。
【0054】
【図11】コンベヤデリバリーハウジングに結合された
ヒューム抽出装置を示す図2と類似の部分側面図であ
る。
【0055】
【図12】図11の12−12線における断面図であ
る。
【0056】
【符号の説明】
11 枚葉紙移送装置 12 色枚葉紙印刷機 16 給紙装置 20 デリバリースタッカ 22,24,26,28 印刷ユニット 32 版胴 34 ゴム胴 36 圧胴 42 デリバリーコンベヤ装置 50 グリッパ組立体 54 赤外線インキ乾燥装置 58 パン形状フレーム 60 真空室 72 マニホルド 74 ダクト 77 スペース 83 安全スクリーン 85 安全スイッチ G 透明パネル Q ベントポート V ベントプレート W 開口窓又は制御用窓
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65H 29/24 B65H 29/24 A

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧胴及び印刷枚葉紙を圧胴から枚葉紙移
    送経路に沿ってデリバリースタッカに移送するデリバリ
    ーコンベヤを備え、デリバリーコンベヤがコンベヤハウ
    ジングを形成する側壁を有している印刷機において、コ
    ンベヤハウジングに形成されていて、印刷枚葉紙が移送
    経路に沿って引っ張られているときにオペレータが印刷
    枚葉紙を観察できるようにするための開口窓と、開口窓
    を少なくとも部分的に覆った状態でコンベヤハウジング
    に結合されていて、開口窓の空気入口面積を調節するよ
    うコンベヤハウジングに対して可動のパネルと、デリバ
    リーコンベヤに結合されていて、空気を枚葉紙移送経路
    を横切って流すようにする空気流手段と、空気流手段に
    結合されていて、枚葉紙移送経路を横切る空気の流量を
    調節する制御手段とを有することを特徴とする印刷機。
  2. 【請求項2】 空気流手段は、空気を枚葉紙移送経路を
    横切り、そして枚葉紙支持手段を通って引き込む真空ポ
    ンプとして作動するようになった遠心ブロワ又は遠心ポ
    ンプを含むことを特徴とする請求項1記載の印刷機。
  3. 【請求項3】 空気流手段は、空気を枚葉紙移送経路を
    横切って噴射するようになった送風機であることを特徴
    とする請求項1記載の印刷機。
  4. 【請求項4】 枚葉紙移送経路の下に配置されていて、
    印刷枚葉紙が枚葉紙移送経路に沿って引っ張られている
    ときに印刷枚葉紙を支持する枚葉紙支持ローラ装置を有
    することを特徴とする請求項1記載の印刷機。
  5. 【請求項5】 パネルは透明な材料で作られていること
    を特徴とする請求項1記載の印刷機。
  6. 【請求項6】 枚葉紙制御用開口窓を覆った状態でコン
    ベヤハウジングに結合された安全スクリーンを有するこ
    とを特徴とする請求項1記載の印刷機。
  7. 【請求項7】 安全スクリーンとコンベヤハウジングと
    の間に連動関係をなして結合された安全スイッチを有
    し、連動式安全スイッチは、印刷機を停止させる手段に
    電気的に結合されていることを特徴とする請求項6記載
    の印刷機。
  8. 【請求項8】 安全スクリーンは、誤って人の腕が制御
    用窓に入らないようにするのに充分に小さな網目サイズ
    を有することを特徴とする請求項6記載の印刷機。
  9. 【請求項9】 制御用開口窓を覆う互いにオーバーラッ
    プして組み合わせたルーバースラットを有し、ルーバー
    スラットは、制御用開口窓の有効空気入口面積を調節す
    るようコンベヤハウジングに可動状態で結合されている
    ことを特徴とする請求項1記載の印刷機。
  10. 【請求項10】 コンベヤハウジングに設けられると共
    に開口窓の両側に沿って延びる第1及び第2の溝形案内
    を有し、パネルは、第1及び第2の溝形案内に沿って摺
    動できるようデリバリーコンベヤに結合されており、パ
    ネルの位置は、開口窓の空気入口面積を拡縮するよう調
    節自在であり、それにより周囲空気を開口窓を通してコ
    ンベヤハウジング内へ引き込むことができるようになっ
    ていることを特徴とする請求項1記載の印刷機。
  11. 【請求項11】 コンベヤハウジングに結合されてい
    て、粒状デブリ、水分含有空気、揮発蒸気、及び臭気を
    コンベヤハウジングの内部から除去する抽出手段を有す
    ることを特徴とする請求項1記載の印刷機。
  12. 【請求項12】 抽出手段は、コンベヤハウジングの第
    1の側壁パネルに形成された第1の抽出ポートと、コン
    ベヤハウジングの第2の側壁パネルに形成された第2の
    抽出ポートと、第1の抽出ポート及び第2の抽出ポート
    にそれぞれ結合された第1及び第2のマニホルドと、第
    1のマニホルド及び第2のマニホルドにそれぞれ結合さ
    れた第1及び第2の排出ダクトと、第1及び第2の排出
    ダクトに結合されていて、空気を抽出ポートを通してコ
    ンベヤハウジングの外部へ引き出す真空源とを有するこ
    とを特徴とする請求項11記載の印刷機。
  13. 【請求項13】 コンベヤハウジングは、枚葉紙移送経
    路に対して横方向に間隔を置いて設けられた第1及び第
    2の側壁パネルを含み、抽出手段は、真空源として作動
    するようになった遠心ブロワ又は遠心ポンプを含み、真
    空源と第1及び第2の抽出ポートとの間にはそれぞれ第
    1及び第2の排出ダクトが結合されていることを特徴と
    する請求項11記載の印刷機。
  14. 【請求項14】 印刷枚葉紙をデリバリーコンベヤによ
    り印刷機の最後の圧胴からコンベヤハウジング内の枚葉
    紙移送経路に沿って枚葉紙デリバリースタッカに移送し
    ながら印刷枚葉紙を制御する方法において、印刷枚葉紙
    を枚葉紙移送経路に沿って引っ張り、空気が枚葉紙移送
    経路を横切って流れるようにし、印刷枚葉紙を枚葉紙移
    送経路に沿って引っ張っているときに印刷枚葉紙を監視
    し、枚葉紙移送経路を横切る空気の流量を調節して印刷
    枚葉紙の所定の向きを得ることを特徴とする方法。
  15. 【請求項15】 枚葉紙移送経路を横切る空気の流量を
    調節するには、コンベヤハウジングに形成された枚葉紙
    制御用窓を覆っているパネルの位置を調節することを特
    徴とする請求項14記載の方法。
  16. 【請求項16】 印刷枚葉紙の下方支持体を、枚葉紙移
    送経路に沿って互いに間隔を置いて設けられた複数の支
    持ローラによって構成し、空気が枚葉紙移送経路を横切
    り、支持ローラ間の空間を通って流れるようにし、それ
    により印刷枚葉紙を枚葉紙移送経路に沿って引っ張って
    いるときに印刷枚葉紙に圧力差を及ぼし、支持ローラ間
    の空間を介するコンベヤハウジングからの空気の抽出に
    応答して周囲空気の流れをコンベヤハウジングに形成さ
    れた通気制御窓を通して導入することを特徴とする請求
    項14記載の方法。
  17. 【請求項17】 印刷枚葉紙を枚葉紙移送経路に沿って
    引っ張っているときに通気制御窓を通して印刷枚葉紙の
    向きを観察し、支持ローラ間の空間を通る吸込み空気流
    量を調節して印刷枚葉紙の所定の向きを得ることを特徴
    とする請求項16記載の方法。
  18. 【請求項18】 空気をコンベヤハウジングから、枚葉
    紙移送経路の横方向両側で抽出することを特徴とする請
    求項16記載の方法。
JP8125203A 1995-04-10 1996-04-10 制御窓による通風及び排気装置を備えたデリバリーコンベヤ Withdrawn JPH09136401A (ja)

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