JP2003144636A - 遊技機製造用ルーター加工装置 - Google Patents

遊技機製造用ルーター加工装置

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JP2003144636A
JP2003144636A JP2001352080A JP2001352080A JP2003144636A JP 2003144636 A JP2003144636 A JP 2003144636A JP 2001352080 A JP2001352080 A JP 2001352080A JP 2001352080 A JP2001352080 A JP 2001352080A JP 2003144636 A JP2003144636 A JP 2003144636A
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JP2001352080A
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Hatsumi Takahashi
初実 高橋
Naohiro Hotta
尚宏 堀田
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Heiwa Corp
Original Assignee
Heiwa Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 位置決めピンの位置調整容易化を図る。 【解決手段】 可動台1の上に左右移動可能にX枠5を
設け、X枠5の上に前後移動可能にY枠9を設け、Y枠
9に一対の位置決めピン2を遊技盤における一対の位置
決め穴と整合する位置で固定的に設け、ボルト14をX
枠5に形成された左右方向に細長い横長孔7を経由して
可動台1のねじ孔4に締結する一方、ボルト15をY枠
9に形成された前後方向に細長い縦長孔12を経由して
X枠9のねじ孔8に締結する。位置調整を行う場合、Y
枠9の上方に配置された刃物ヘッドに位置決め治具を取
付ける一方、ボルト14;15を緩め、刃物ヘッドを下
降して位置決め治具に位置決めピン2を挿入し、挿入に
伴ってX枠5がボルト14及び横長孔7の案内で左右方
向に直線的に移動すると共にY枠9がボルト15及び縦
長孔12の案内で前後方向に直線的に移動し、一回の調
整操作で一対の位置決めピン2をあるべき位置に定め
る。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機の遊技
主体である遊技盤に球の通る孔や遊技部品を取付けるた
めの逃孔等の開口を切削加工するルーター加工装置に関
し、可動台に搭載された遊技盤の加工基準位置を決める
位置決めピンの構造に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、図4及び図5に示すように、ルー
ター加工装置は装置本体上部に設けられた固定ベース2
1に昇降ベース22を図5の矢印X1で示す上下方向に
移動可能に支持し、昇降ベース22に可動ベース23を
図4の矢印X2で示す左右方向に移動可能に取付け、可
動ベース23に複数の刃物ヘッド24をボルト25で固
定する一方、装置本体下部に設けられた固定台26に可
動台1を図5の矢印X3で示す前後方向に移動可能に取
付け、可動台1に複数の搭載部13を複数の刃物ヘッド
24と対応するように備える。そして、遊技盤30の意
匠盤面が可動台1の方向に向けられた格好で、遊技盤3
0に形成された一対の位置決め穴31が搭載部13に設
けられた一対の位置決めピン32に嵌め込まれること
で、遊技盤30が複数の搭載部13に個別に位置決め搭
載される。その後、ルーター加工装置の制御部が格納さ
れた加工データに従って昇降ベース22の昇降駆動源や
可動ベース23の左右駆動源及び可動台1の前後駆動源
を制御すると共に刃物ヘッド24を回転駆動すること
で、刃物ヘッド24の先端に取付けられたエンドミルカ
ッタのような刃物33が遊技盤30に比較的大きな開口
部を個別に切削加工する。遊技盤30に形成された開口
部はセンター飾り、入賞装置、サイドランプ、賞球ラン
プ、完了ランプ、ハートと呼ばれるようなアウト口装置
等の遊技部品を遊技盤30に取付ける場合の逃げであ
る。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来例は
故障した刃物ヘッド24を交換することによって、搭載
部13に対する刃物ヘッド24の位置が変わることか
ら、搭載部13に対する位置決めピン32の位置を調整
し得るように、位置決めピン32が可動台1に移動可能
に取付けられている。即ち、図6に示すように、位置決
めピン32の下端に形成された大きな基部35が可動台
1に基部35よりも広い平坦面を有するように設けられ
たピン台36に載せられた状態において、キャップ37
が上方より位置決めピン32に被せられる格好で、位置
決めピン32がキャップ37に形成された中央貫通孔に
挿入され、複数のボルト38がキャップ37の中央貫通
孔周りに形成された複数の周縁貫通孔から位置決めピン
32を避けてピン台36に形成されたねじ孔に工具で締
結されることによって、キャップ37が位置決めピン3
2の基部35をピン台36に固定する構造である。ボル
ト38を使った場合はボックススパナを用い、穴付きの
ボルト38を使った場合はレンチを用いる。このため、
ボルト38を緩めると、一対の位置決めピン32が互い
に個別に動き得ることから、一方の位置決めピン32と
他方の位置決めピン32との間隔を広げたり狭めたりで
きる。よって、位置決めピン32の位置調整を行う場
合、ボルト38を緩めると共に、刃物33に代わる位置
決め治具40を刃物ヘッド24に取付けた状態におい
て、図4及び図5の可動ベース23及び可動台1の移動
によって、位置決め治具40を位置決めピン32のある
べき位置の真上に移動停止する。その後、刃物ヘッド2
4の回転を停止したまま、図4及び図5の昇降ベース2
2を下降させ、位置決め治具40の位置決め穴41に位
置決めピン32を嵌め込む。これによって、位置決めピ
ン32があるべき位置に配置される。その状態のまま、
ボルト38を締結して位置決めピン32をキャップ37
で可動台1に固定する。この一連の動作を行うことによ
って、位置決めピン32を1本ずつ位置調整する。この
ため、位置調整の回数が位置決めピン32の個数だけ必
要であることから、一方の位置決めピン32と他方の位
置決めピン32との間隔を遊技盤30における一対の位
置決め穴31の間隔と整合することに多大な労力と時間
を要するという問題点があった。 【0004】そこで、本発明は、位置決めピンの位置調
整を容易にすることができるルーター加工装置を提供し
ようとするものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明に係るルーター加
工装置は、可動台にX枠を左右移動可能に設け、X枠の
上にY枠を前後移動可能に設ける一方、Y枠に遊技盤を
位置決め搭載する一対の位置決めピンを固定的に設けた
ことによって、一対の位置決めピンの間隔が遊技盤の一
対の位置決め穴の間隔と整合するように、一対の位置決
めピンをY枠に設けることができ、一方の位置決めピン
の位置決めを行えば、X枠の移動とY枠の移動とによっ
て他方の位置決めピンもあるべき位置に定まり、刃物ヘ
ッドを利用した位置調整の回数が最低となり、位置決め
ピンの位置調整を容易に行うことができる。 【0006】 【発明の実施の形態】図1〜図3は一実施形態であっ
て、図1は可動台1とX枠5及びY枠9を分解した外観
を示し、図2は図3のA−A線に沿い切断した断面を示
し、図3は可動台1とX枠5及びY枠9を上方より見た
平面を示す。 【0007】図1を参照し、ルーター加工装置について
説明する。可動台1は搭載部13に切削屑を取込むため
に上面より内部に窪む方形状の凹部3を備え、凹部3周
りにおける前後縁部の上面にねじ孔4(孔の内周面に雌
ねじが形成された形態)を備える。X枠5は可動台1の
凹部3と同形の上下に貫通する中央開口部6を有する額
縁状であって、X枠5の前後縁部には左右方向に細長い
横長孔7を貫通形成し、X枠5の左右縁部には上面より
内部に窪むねじ孔8を有する。横長孔7の周縁部には上
面より内部に窪むボルト頭部収納部10を備える。Y枠
9はX枠5の中央開口部6と同形の上下に貫通する中央
開口部11を有する額縁状であって、Y枠9の左右縁部
には前後方向に細長い縦長孔12を貫通形成し、中央開
口部11の1つの対角線上の前後一対の隅部に位置決め
ピン2を上方に向けて突出した格好で固定的に備え、縦
長孔12の周縁部には上面より内部に窪むボルト頭部収
納部16を備える。一対の位置決めピン2の間隔は遊技
盤の一対の位置決め穴の間隔と整合するように設定され
ている。例えば、位置決めピン2の下端に雄ねじ部を同
軸状に形成し、雄ねじ部をY枠9に形成したねじ孔に締
結することで、位置決めピン2をY枠9に固定すれば、
位置決めピン2の交換が容易に行える。 【0008】そして、X枠5を可動台1の上に載せ、ボ
ルト14を横長孔7より可動台1のねじ孔4に締結した
後、Y枠9をX枠5の上に載せ、ボルト15を縦長孔1
2よりX枠5のねじ孔4に締結することによって、一対
の位置決めピン2が可動台1の搭載部13の上に配置さ
れる。図2に示すように、X枠5を可動台1に結合する
ボルト14の頭部はX枠5のボルト頭部収納部10に格
納されてY枠9と干渉しないようになっている。Y枠9
をX枠5に結合するボルト15の頭部はY枠9のボルト
頭部収納部16に格納されて遊技盤と干渉しないように
なっている。図3に示すように、横長孔7及び縦長孔1
2における細い方の横幅はボルト14;15のねじ部の
直径とほぼ同一寸法になっていて、ボルト14;15の
ねじ部を案内部材としてX枠5及びY枠9が直線的に移
動するようになっている。 【0009】図6に示す刃物ヘッド24の交換後に位置
決めピン2の位置調整を行う場合、ボルト14;15を
緩めると共に、位置決め治具40を刃物ヘッド24に取
付けた状態において、図4及び図5の可動ベース23及
び可動台1の移動によって、位置決め治具40を位置決
めピン2のあるべき位置の真上に移動停止する。その
後、刃物ヘッド24の回転を停止したまま、図5の昇降
ベース22を下降させ、位置決め治具40の位置決め穴
41を一方の位置決めピン2に嵌め込む。この位置決め
ピン2の位置決め治具40への挿入に伴ってX枠5がボ
ルト14をガイドとして左右方向に直線的に移動すると
共にY枠9がボルト15をガイドとして前後方向に直線
的に移動し、一方の位置決めピン2が位置決め治具40
を基準としてあるべき位置に配置されると共に、他方の
位置決めピン2がY枠9を介してあるべき位置に配置さ
れる。このように、一対の位置決めピン2を位置決め治
具40であるべき位置に配置した状態において、ボルト
14;15を締結することでY枠9をX枠5に固定する
と共にX枠5を可動台1に固定する。 【0010】本実施形態の構造によれば、一対の位置決
めピン2が遊技盤30における一対の位置決め穴31と
整合する位置でY枠9に固定的に設けられていることか
ら、一方の位置決めピン2を位置決め治具40であるべ
き位置に調整するという一回の調整操作で、一対の位置
決めピン2の位置調整を容易に行うことができる。 【0011】上記実施形態において、X枠5及びY枠9
を可動台1に固定した後に、Y枠9とX枠5及び可動台
1に上下方向に貫通する打込孔をドリルのような工具で
形成し、打込孔にテーパーピンをハンマで打ち込めば、
可動台1に対するY枠9及びY枠9に対するX枠5の固
定がより強固になる。但し、テーパーピンを打ち込む位
置は、位置決めピン2の位置調整操作毎に異なる。上記
実施形態では可動台1の上にX枠5を配置し、X枠5の
上にY枠9を配置し、Y枠9に位置決めピン2を設けた
が、X枠5とY枠9との上下関係を入替えてもよい。つ
まり、可動台1の上に前後方向に移動可能なY枠9を配
置し、Y枠9の上に左右方向に移動可能なX枠5を配置
し、X枠5に位置決めピン2を設ける形態である。
【図面の簡単な説明】 【図1】 一実施形態のルーター加工装置を示す分解斜
視図。 【図2】 図3のA−A線断面図。 【図3】 一実施形態のルーター加工装置を示す上面
図。 【図4】 従来のルーター加工装置を示す正面図。 【図5】 従来のルーター加工装置を示す側面図。 【図6】 従来の位置決めピン周りを示す断面図。 【符号の説明】 1 可動台 2 位置決めピン 5 X枠 9 Y枠 24 刃物ヘッド

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 可動台と可動台の上方に回転駆動可能に
    設置された刃物ヘッドとを加工データに従って平面内の
    縦横及び上下に相対的に移動する遊技機製造用ルーター
    加工装置において、可動台にX枠を左右移動可能に設
    け、X枠の上にY枠を前後移動可能に設ける一方、Y枠
    に遊技盤を位置決め搭載する一対の位置決めピンを固定
    的に設けたことを特徴とする遊技機製造用ルーター加工
    装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008119276A (ja) * 2006-11-13 2008-05-29 Newgin Corp 遊技盤製造ライン、及びパレット台車
JP2008119277A (ja) * 2006-11-13 2008-05-29 Newgin Corp 遊技盤製造ライン

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JP2008119276A (ja) * 2006-11-13 2008-05-29 Newgin Corp 遊技盤製造ライン、及びパレット台車
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