JP2003144534A - 脱臭装置 - Google Patents

脱臭装置

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JP2003144534A
JP2003144534A JP2001352104A JP2001352104A JP2003144534A JP 2003144534 A JP2003144534 A JP 2003144534A JP 2001352104 A JP2001352104 A JP 2001352104A JP 2001352104 A JP2001352104 A JP 2001352104A JP 2003144534 A JP2003144534 A JP 2003144534A
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ozone
lamp
filter
air
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JP2001352104A
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English (en)
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Hideki Takahashi
英樹 高橋
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Yanmar Co Ltd
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Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 臭気を含有する空気を吸引して圧送する吸引
圧送手段と、同吸引圧送手段と連通連結して前記空気を
送気する送気管と、同送気管の中途部に介設して脱臭処
理を行なう脱臭手段とより構成した脱臭装置において、
脱臭能力を向上させた脱臭手段を設けた脱臭装置を提供
する。 【解決手段】 脱臭手段を、光触媒フィルタと、同光触
媒フィルタに紫外線を照射するUVランプとより構成
し、光触媒フィルタによる脱臭処理を行なうとともに、
UVランプの紫外線照射にともなってオゾンを生成し、
オゾンによる脱臭処理を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生ゴミ処理装置の
ように腐敗臭などの悪臭が発生する装置に装着して使用
する脱臭装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、生ゴミ処理装置では、生ゴミの分
解処理にともなって特有の腐敗臭が発生するために、脱
臭装置を配設して脱臭処理を行ない、生ゴミ処理装置の
周囲に腐敗臭を漏出させない構成としている。
【0003】このような脱臭装置は、効率よくかつ確実
に脱臭処理が行なえるように、吸気ファンによって臭気
を含有した空気を吸引し、吸引した空気を吸気ファンに
連通連結した送気管に送気し、同送気管内に設けた脱臭
部で腐敗臭の分解・除去を行なって排気している。
【0004】脱臭部には、腐敗臭などの臭気を吸着する
吸着剤と、光触媒による臭気分解作用を有する酸化チタ
ンとを混合した混合剤を担持させたシート材からなる光
触媒フィルタと、酸化チタンの光触媒を活性化させる紫
外線照射用のUVランプとを配設し、光触媒フィルタを
通過する空気の腐敗臭成分を酸化チタンの光触媒作用を
利用して分解して、脱臭処理を行なっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
脱臭装置では、光触媒フィルタの活性が不十分である場
合に脱臭能力が不十分となるおそれがあり、腐敗臭の発
生が多い場合に脱臭装置の処理能力を上回り、腐敗臭に
ともなう悪臭が生ゴミ処理装置外に漏出するおそれがあ
った。
【0006】そのため、さらに確実な脱臭処理を行なう
ことができる脱臭装置が要望されていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
めに、本発明の脱臭装置では、臭気を含有する空気を吸
引して圧送する吸引圧送手段と、同吸引圧送手段と連通
連結して前記空気を送気する送気管と、同送気管の中途
部に介設して脱臭処理を行なう脱臭手段とより構成した
脱臭装置であって、脱臭手段は、光触媒フィルタと、同
光触媒フィルタに紫外線を照射するUVランプとにより
構成し、光触媒フィルタによる脱臭処理を行なうととも
に、UVランプの紫外線照射にともなってオゾンを生成
し、オゾンによる脱臭処理を行なうこととした。
【0008】すなわち、光触媒フィルタの臭気分解作用
による脱臭処理と、オゾンの臭気分解作用による脱臭処
理との複合処理を行なうことにより、脱臭装置の構成に
大きな変更を加えることなく脱臭能力を向上させること
ができる。
【0009】さらに、以下の点にも特徴を有するもので
ある。すなわち、 UVランプは、送気管内に配設した光触媒フィルタの
風上側に配設していること。 UVランプは、送気方向に互いに離隔して送気管内に
配設した第1の光触媒フィルタと第2の光触媒フィルタ
との間に配設していること。 光触媒フィルタにはオゾン分解剤を担持させているこ
と。 オゾン分解剤は活性炭であること。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の脱臭装置では、腐敗臭な
どの悪臭を分解・除去するために酸化チタンを担持させ
た光触媒フィルタを用い、同光触媒フィルタに紫外線を
照射することにより光触媒の活性化を行なって脱臭処理
するとともに、UVランプによる紫外線照射にともなっ
てオゾンを生成し、生成したオゾンの臭気分解作用によ
っても脱臭処理を行なっている。
【0011】すなわち、光触媒の臭気分解作用による脱
臭処理と、オゾンの臭気分解作用による脱臭処理の複合
処理によって脱臭処理を行なうことにより、脱臭能力を
著しく向上させている。
【0012】なお、紫外線照射を行なうUVランプに
は、通常、光触媒を最も活性化することができる368nm
の波長付近に出力分布のピークを有する紫外線照射を行
うブラックライトや冷陰極管ランプなどを使用している
が、本発明では、200nm以下の波長の紫外線も照射でき
るランプを使用するようにしている。
【0013】200nm以下の波長の紫外線を照射すること
により、空気中の酸素分子からオゾンを生成することが
でき、上記のように光触媒の臭気分解作用による脱臭処
理と、オゾンの臭気分解作用による脱臭処理の複合処理
によって確実な脱臭処理を行なうことができる。
【0014】また、紫外線照射を行なうUVランプを、
送気管内に配設した光触媒フィルタの風上側に配設した
場合には、光触媒フィルタによって送気管内を送気され
る空気の流速が遅くなり、空気密度が高まった領域にU
Vランプが位置するので、オゾンの生成効率を向上させ
ることができ、オゾンの臭気分解作用による脱臭能力を
向上させることができる。
【0015】また、紫外線照射を行なうUVランプを、
送気方向に互いに離隔して送気管内に配設した第1の光
触媒フィルタと第2の光触媒フィルタとの間に配設した
場合には、UVランプによって第1の光触媒フィルタと
第2の光触媒フィルタの両方の光触媒を活性化させるこ
とができるので、光触媒による臭気分解作用を向上させ
ることができ、脱臭能力を向上させることができる。
【0016】さらに、送気管と第1の光触媒フィルタと
第2の光触媒フィルタとで囲まれたUVランプ配設空間
内でのみオゾンを生成することができるので、生成した
オゾンの拡散を防止してオゾン濃度の高い領域を形成す
ることができ、オゾンの臭気分解作用による脱臭能力も
向上させることができる。
【0017】また、光触媒フィルタにはオゾン分解剤を
担持させている。従って、UVランプによる紫外線照射
によって生成したオゾンは、光触媒フィルタによって分
解されるので、オゾンが未分解のまま生ゴミ処理装置外
に排出されるおそれがなく、オゾンの強い酸化性によっ
て周囲に悪影響を与えるおそれを解消することができ
る。
【0018】特に、オゾン分解剤を活性炭とした場合に
は、同活性炭を担持した光触媒フィルタの形成が容易で
あって、そのうえ、活性炭による脱臭作用・浄化作用を
期待することができ、清浄な排気を行なうことができ
る。
【0019】
【実施例】以下に、本発明の脱臭装置の実施例について
図面を参照しながら説明する。本実施例では、脱臭装置
は生ゴミ処理装置に装着しており、まず、生ゴミ処理装
置1の基本構成について説明し、その後、本発明の要旨
である脱臭装置について説明する。
【0020】生ゴミ処理装置1には、図1及び図2に示
すように、矩形箱型状のケーシング2の内部に生ゴミを
発酵・熟成処理する生ゴミ処理部3を設け、同生ゴミ処
理部3の下方に、発酵・熟成処理された最終残渣物を回
収する回収部4を設け、また、生ゴミ処理部3の側方
に、発酵・熟成処理にともなって生ゴミ処理部3内に発
生した腐敗臭を脱臭して排気する脱臭装置5を設けてい
る。
【0021】ケーシング2は、矩形状とした基台6の左
右縁部に左側壁及び右側壁7を取付けるとともに、左右
側壁の前後端縁間に前壁8と後壁9とをそれぞれ取付け
ることにより、左側壁と、右側壁7と、前壁8と、後壁
9とで筒状体を形成し、同筒状体の上端周縁部にキャッ
プ状の天井壁10を覆設して構成している。
【0022】前壁8には、左下に開閉壁8aを前後に開閉
自在に設け、後述するように、回収部4の回収トレイ4a
を取り出し可能としている。図1中、8bは指挿入用切り
欠きである。
【0023】天井壁10は、後述する生ゴミ処理槽12と連
通させた矩形状の投入口10bを有する天井枠10aと、同天
井枠10aの投入口10bを閉塞する投入蓋10cとにより構成
している。特に、投入蓋10cは、天井枠10aの投入口10b
の後部に上下回動自在に枢着して開閉自在としている。
図1中、16は枢軸、17は天井枠14の右後部に着脱自在に
装着したフィルタ、18は操作パネルである。同操作パネ
ル18の下部に、生ゴミ処理装置1を制御する制御装置を
配設している。
【0024】生ゴミ処理部3には、矩形箱型状の生ゴミ
処理槽12を設けるとともに、同生ゴミ処理槽12の内部
に、生ゴミを撹拌しながら発酵・熟成処理するための撹
拌手段19を設けている。
【0025】生ゴミ処理槽12は、左右一対の側壁20,20
と、両側壁20,20の前後端縁間に張設した前後壁21,21
と、同前後壁21,21の下端縁部で、かつ、左右側壁20,20
の半円弧状の下端縁に沿わせて横架した円弧状底壁22と
により形成している。特に、同円弧状底壁22の外表面に
はヒータを貼設し、生ゴミ処理槽12を加温可能としてい
る。
【0026】生ゴミ処理槽12の左右側側壁20,20の後方
下部には、生ゴミ処理槽12内の処理物の含水率を検出す
るための水分センサーの一部を構成する電極板23をそれ
ぞれ左右方向に対向させて取付けている。さらに、同左
側側壁20の電極板23に近接する左側側壁20には、生ゴミ
処理槽12内の処理物の温度を検出するための温度センサ
ー24を取付けている。そして、水分センサー24からの出
力値に基づいて、制御装置が上記のヒータによる処理物
の加熱温度を制御可能としている。
【0027】右側の側壁の後方上部には、図示していな
いが生ごみ処理槽12の内部空気を、脱臭装置5によって
吸引して排気するための矩形状の排気口を設けている。
同排気口は、フィルタ17を介して脱臭装置5に連通連結
している。
【0028】円弧状底壁22の左側部には、生ゴミ処理槽
12の内部で発酵・熟成処理した後の最終残渣物を一気に
回収部4に排出するための矩形状の底部排出口25を穿設
しており、同底部排出口25は回収部4に連通連結してい
る。
【0029】撹拌手段19である撹拌爪軸26は、左右側壁
20,20の略中央部にそれぞれ設けた軸支持体によって、
左右側壁20,20間に回動自在に横架している。そして、
同撹拌爪軸26の右側の軸支持体に従動プーリー27を取着
し、同従動プーリー27を生ごみ処理槽12の直下方位置に
駆動モータ28と連動連結し、撹拌爪軸26を回転可能とし
ている。すなわち、同駆動モータ12の駆動軸に駆動プー
リー29を取着し、駆動プーリー29と従動プーリー27とに
伝動ベルト30を係回することにより、駆動モータ28によ
って撹拌爪軸26を回転させている。
【0030】撹拌爪軸26の外周部には、略中央部で屈曲
させた断面く字状の撹拌爪31を前後に間隔を開けて4列
突設している。特に、右側2列の撹拌爪31は、屈曲部を
左側方へ向け、一方、左側2列の撹拌爪31は、屈曲部を
右側方へ向けており、撹拌爪軸26を回動させることによ
って、生ゴミ処理槽12の略中央部に生ゴミ処理槽12内部
の処理物を寄せ集めながら攪拌可能としている。
【0031】以下において、本発明の要旨である脱臭装
置5の構成について詳説する。
【0032】脱臭装置5は、生ゴミ処理槽12の内部の空
気を外部へ排出するための吸引ファン32と、同吸引ファ
ン32から圧送された空気を基台6に穿設した外部排気口
(図示せず)まで導く送気管33と、同送気管33の中途部
に介設して空気中の腐敗臭を脱臭する脱臭部34とにより
構成している。吸引ファン32が吸引圧送手段である。
【0033】吸引ファン32の吸引口は、吸引管を介して
上記の生ごみ処理槽12の排気口に連通連結し、吸引ファ
ン32によってごみ処理槽12内の空気を吸引し、吸引ファ
ン32の排気口に連通連結した送気管33内に圧送してい
る。
【0034】吸引ファン32より圧送された空気は、吸引
ファン32に連結した送気管33の下流側に介設した脱臭部
34に送気され、同脱臭部34において腐敗臭を分解除去す
ることにより脱臭処理し、脱臭処理された空気を外部排
気口から生ゴミ処理装置1外に排出している。
【0035】図3に示すように、脱臭部34は、送気管33
よりも大径とした筒状の脱臭フィルタ内蔵送気管33a
と、同脱臭フィルタ内蔵送気管33a内に装着した光触媒
フィルタユニット35と、同光触媒フィルタユニット35の
風上側に装着したUVランプ36とにより構成している。
【0036】脱臭フィルタ内蔵送気管33aの上端には、
上方に向けて縮径状とした上部連結部33bを設け、ま
た、脱臭フィルタ内蔵送気管33aの下端には、下方に向
けて縮径状とした下部連結部33cを設け、送気管33と連
結するようにしている。
【0037】光触媒フィルタユニット35は、腐敗臭など
の臭気を吸着する吸着剤と、光触媒による臭気分解作用
を有する酸化チタンとを混合した混合剤を担持させたシ
ート材からなる光触媒フィルタを、脱臭フィルタ内蔵送
気管33a内に収容可能なユニットとしている。
【0038】光触媒フィルタユニット35は、脱臭フィル
タ内蔵送気管33a内に着脱自在に装着するとともに、脱
臭フィルタ内蔵送気管33aに隙間なく装着しており、脱
臭部34を通過する空気が必ず光触媒フィルタを通過する
ようにしている。
【0039】光触媒フィルタユニット35の上流側に装着
したUVランプ36は、脱臭フィルタ内蔵送気管33aの伸
延方向と略直交状態に装着し、光触媒フィルタユニット
35と略平行状態としている。従って、UVランプ36によ
る紫外線照射にともなって、光触媒フィルタに担持され
た酸化チタンを効率よく活性化することができる。
【0040】また、本発明では、UVランプ36には200n
m以下の波長の紫外線を照射することができるものを使
用し、紫外線照射にともなってオゾンを生成している。
特に、本実施例においては、185nm付近の波長の紫外線
を照射することができるUVランプ36を使用している。
場合によっては、2本のUVランプを配設し、一方のU
Vランプでは酸化チタンの光触媒を最も活性化させるこ
とができる波長の紫外線照射を行ない、他方のUVラン
プでオゾンを最も効率よく生成することができる波長の
紫外線照射を行なってもよい。
【0041】UVランプ36によって紫外線照射を行なう
ことにより、光触媒フィルタに担持された酸化チタンを
活性化させ、酸化チタンの光触媒による臭気分解作用を
利用するだけでなく、オゾンを生成してオゾンの臭気分
解作用を利用することができるので、脱臭処理を複合的
に行なうことができ、脱臭能力を著しく向上させること
ができる。
【0042】特に、UVランプ36を光触媒フィルタユニ
ット35の上流側に設けていることによって、同UVラン
プ36は、吸引ファン32によって圧送されてきたものの光
触媒フィルタユニット35により流速が遅くなり、空気密
度が高められた領域に位置することとなるので、UVラ
ンプ36の紫外線照射によるオゾンの生成効率を向上させ
ることができ、オゾンによる脱臭効果を向上させること
ができる。
【0043】また、脱臭フィルタ内蔵送気管33aを送気
管33よりも大径としていることによって、UVランプ36
が照射する紫外線を、より多くの空気に照射することが
できるので、オゾンの生成効率を向上させることがで
き、オゾンによる脱臭効果を向上させることができる。
【0044】また、光触媒フィルタユニット35の光触媒
フィルタには、オゾン分解剤を担持させている。従っ
て、紫外線照射によって生成されたオゾンは、光触媒フ
ィルタユニット35を通過する際に全て分解されるので、
オゾンが生ゴミ処理装置1から漏出することはなく、オ
ゾンの漏出にともなう悪影響の生起を防止することがで
きる。
【0045】特に、オゾン分解剤としては活性炭を使用
している。オゾン分解剤を活性炭とすることにより、光
触媒フィルタユニット35の光触媒フィルタへの担持が容
易であるとともに、活性炭による消臭効果を期待するこ
とができ、脱臭効率を向上させることができる。
【0046】なお、活性炭を光触媒フィルタユニット35
の光触媒フィルタに担持させるのではなく、光触媒フィ
ルタユニット35の下流側に活性炭からなる活性炭脱臭ユ
ニット(図示せず)を配設して、オゾンの分解と、活性
炭によるさらなる脱臭を行なってもよい。
【0047】また、図4に示すように、脱臭フィルタ内
蔵送気管33a内に、空気の送気方向に沿って2つの光触
媒フィルタユニットを互いに離隔して装着し、光触媒フ
ィルタユニット間にUVランプ36を装着してもよい。脱
臭フィルタ内蔵送気管33aにおいて、送気される空気の
風上側となる上部に装着した光触媒フィルタユニットを
第1光触媒フィルタユニット35aと呼び、風下側となる
下部に装着した光触媒フィルタユニットを第2光触媒フ
ィルタユニット35bと呼ぶことにする。
【0048】第1光触媒フィルタユニット35aと第2光
触媒フィルタユニット35bとの間にUVランプ36を設け
ることにより、同UVランプ36によって、第1光触媒フ
ィルタユニット35aと第2光触媒フィルタユニット35bと
の両方の光触媒フィルタに担持された酸化チタンを活性
化させることができるので、酸化チタンの光触媒による
脱臭効果を向上させることができる。
【0049】また、第1光触媒フィルタユニット35a
と、第2光触媒フィルタユニット35bと脱臭フィルタ内
蔵送気管33aで囲まれたUVランプ配設空間37内での
み、UVランプ36によってオゾンを生成することができ
るので、生成されたオゾンが拡散されることなく、オゾ
ンの濃度を高めることができるので、オゾンによる脱臭
効果を向上させることができる。
【0050】なお、少なくとも第2光触媒フィルタユニ
ット35bの光触媒フィルタにはオゾン分解剤を担持さ
せ、紫外線照射によって生成されたオゾンをオゾン分解
剤によって分解し、生ゴミ処理装置1の周囲にオゾンが
漏出することを防止して、オゾンの漏出にともなう悪影
響の生起を防止するようにしている。
【0051】また、この場合もオゾン分解剤としては活
性炭を使用しており、同活性炭による消臭効果を期待す
ることができ、脱臭効率を向上させることができる。
【0052】上記の実施例では、吸引ファン32の下流側
に脱臭部34を設け、吸引ファン32から圧送された空気の
脱臭処理を行っているが、脱臭部34は必ずしも吸引ファ
ン32の下流側である必要はなく、吸引ファン32の上流側
に脱臭部34を設け、吸引ファン32によって吸引される空
気の脱臭処理を行うようにしてもよい。
【0053】
【発明の効果】請求項1記載の本発明によれば、脱臭手
段を、光触媒フィルタと、同光触媒フィルタに紫外線を
照射するUVランプとにより構成し、光触媒フィルタに
よる脱臭処理を行なうとともに、UVランプの紫外線照
射にともなってオゾンを生成し、オゾンによる脱臭処理
を行なうことによって、相乗効果によって脱臭処理能力
を向上させることができる。従って、脱臭装置の構成を
複雑とすることなく脱臭処理能力を向上させることがで
きる。
【0054】請求項2記載の本発明によれば、UVラン
プを、送気管内に配設した光触媒フィルタの風上側に配
設していることによって、光触媒フィルタによって送気
管内を送気される空気の流速が遅くなり、空気密度が高
まった領域にUVランプが位置することとなるので、オ
ゾンの生成効率を向上させることができ、オゾンの臭気
分解作用による脱臭能力をさらに向上させることができ
る。
【0055】請求項3記載の本発明によれば、UVラン
プを、送気方向に互いに離隔して送気管内に配設した第
1の光触媒フィルタと第2の光触媒フィルタとの間に配
設していることによって、UVランプによって第1の光
触媒フィルタと第2の光触媒フィルタの両方の光触媒を
活性化させることができ、光触媒による臭気分解作用を
向上させて脱臭能力を向上させることができる。さら
に、第1の光触媒フィルタユニットと、第2の光触媒フ
ィルタユニットと、脱臭フィルタ内蔵送気管とで囲まれ
たUVランプ配設空間内でのみ、UVランプによってオ
ゾンを生成することができるので、生成されたオゾンの
拡散を防止してオゾンの濃度を高め、オゾンによる脱臭
効果を向上させることができる。
【0056】請求項4記載の本発明によれば、光触媒フ
ィルタにオゾン分解剤を担持させていることによって、
UVランプによる紫外線照射によって生成したオゾンを
未分解のまま生ゴミ処理装置外に排出することを防止で
き、オゾンの漏出による周囲への悪影響の生起を防止す
ることができる。
【0057】請求項5記載の本発明によれば、オゾン分
解剤を活性炭としていることによって、オゾン分解機能
を有する光触媒フィルタの形成が容易であって、そのう
え、活性炭による脱臭作用・浄化作用を期待することが
でき、清浄な排気を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る脱臭装置を装着した生ゴミ処理装
置を示す斜視図である。
【図2】同左側面断面図である。
【図3】本発明に係る脱臭装置の説明図である。
【図4】他の実施例の脱臭装置の説明図である。
【符号の説明】
5 脱臭装置 32 吸引ファン 33 送気管 33a 脱臭フィルタ内蔵送気管 33b 上部連結部 33c 下部連結部 34 脱臭部 35 光触媒フィルタユニット 36 UVランプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B01D 53/74 B01D 53/34 ZAB 53/86 53/36 H B01J 35/02 B09B 3/00 D // B09B 3/00 Fターム(参考) 4C080 AA07 AA10 BB02 CC01 CC15 HH02 HH05 JJ03 KK02 KK08 LL03 MM02 MM08 NN05 QQ17 4D002 AB02 AC10 BA05 BA09 DA51 EA07 4D004 AA03 AC04 CA15 CA18 CA22 CA43 CA48 CB04 CB28 CB32 CC01 CC09 4D048 AA22 AB03 BA07X BA41X CD05 EA01 EA04 4G069 BA04B BA48A CA10 CA17 EA01Y FA02 FA03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 臭気を含有する空気を吸引して圧送する
    吸引圧送手段と、同吸引圧送手段と連通連結して前記空
    気を送気する送気管と、同送気管の中途部に介設して脱
    臭処理を行なう脱臭手段とより構成した脱臭装置であっ
    て、 脱臭手段は、光触媒フィルタと、同光触媒フィルタに紫
    外線を照射するUVランプとにより構成し、光触媒フィ
    ルタによる脱臭処理を行なうとともに、UVランプの紫
    外線照射にともなってオゾンを生成し、オゾンによる脱
    臭処理を行なうことを特徴とする脱臭装置。
  2. 【請求項2】 UVランプは、送気管内に配設した光触
    媒フィルタの風上側に配設していることを特徴とする請
    求項1記載の脱臭装置。
  3. 【請求項3】 UVランプは、送気方向に互いに離隔し
    て送気管内に配設した第1の光触媒フィルタと第2の光
    触媒フィルタとの間に配設していることを特徴とする請
    求項1記載の脱臭装置。
  4. 【請求項4】 光触媒フィルタには、オゾン分解剤を担
    持させていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか
    1項に記載の脱臭装置。
  5. 【請求項5】 オゾン分解剤は、活性炭であることを特
    徴とする請求項4記載の脱臭装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2013174462A1 (de) * 2012-05-24 2013-11-28 Heraeus Noblelight Gmbh Verfahren zur herstellung von schuhen oder teilen von schuhen
KR101440220B1 (ko) 2013-03-05 2014-10-30 배성순 실내의 악취 제거장치

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