JP2003143821A - 誘導電動機 - Google Patents

誘導電動機

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JP2003143821A
JP2003143821A JP2001332707A JP2001332707A JP2003143821A JP 2003143821 A JP2003143821 A JP 2003143821A JP 2001332707 A JP2001332707 A JP 2001332707A JP 2001332707 A JP2001332707 A JP 2001332707A JP 2003143821 A JP2003143821 A JP 2003143821A
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Kenji Narita
憲治 成田
Akihiro Ito
彰浩 伊藤
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Fujitsu General Ltd
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Fujitsu General Ltd
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  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
  • Induction Machinery (AREA)
  • Windings For Motors And Generators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 2極の誘導電動機において、回転子の導体と
して巻線を用いて横行電流を小さくし、損失を少なくし
て効率の向上図る。 【解決手段】 回転磁界を発生する固定子の内側に配置
される回転子1に、溝1bを円周方向に等間隔に8個形
成するとともに、それら溝1bの方向を回転軸2の軸方
向に形成し、その溝1bに短絡導体となる短絡巻線3を
4ピッチで4個重ね巻きするとともに、固定子側には、
回転磁界を発生させる巻線を施して、その回転磁界によ
り短絡巻線(2つの短絡導体)3に逆方向の誘起短絡電
流が流れるようにする。これによれば、固定子に発生す
る回転磁界とその誘起短絡電流との相互作用により、そ
の2つの短絡導体には同じ回転方向の回転力が働いて回
転子1が回転する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、民生機器(例えば
エアコン)や産業機器などに用いる2極の誘導電動機に
係り、さらに詳しく言えば、回転子の導体として巻線を
用いた新規な誘導電動機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】誘導電動機は、回転磁界を発生する固定
子の内側に回転子を配置してなり、その固定子には回転
磁界を発生するための巻線が施されているが、回転子に
は固定磁極がなく、つまり固定子巻線のような巻線が施
されていない。
【0003】固定子による回転磁界中に短絡導体を有す
る回転子を配置すると、回転子には短絡誘導電流が流れ
る。その回転磁界と誘起短絡電流の両者の相互作用によ
り回転力(トルク)が発生し、回転子が回転する。この
ような誘導電動機は簡便性、経済性の観点から家電製品
や産業機器に多く利用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来におい
ては、回転子の本体(短絡導体)は主にアルミダイカス
トにより導体を鋳込んで製造するようにしている。
【0005】しかしながら、ロータコアとアルミ導体の
絶縁が難しいために、そのロータコアにはトルクに寄与
しない横行電流(ロータコアの円周方向に流れる電流)
が流れ、これが損失の増加を招き、モータの効率を低下
させるという欠点があった。
【0006】また、上記導体としては電気伝導度の大き
い銅を使用することが難しいことから、アルミ導体を用
いているため、電気装荷や磁気装荷が小さく、トルク不
足や低効率を招くという欠点があった。
【0007】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、その目的は、回転子の導体として巻線を用
いた巻線方式を採用して横行電流をなくし、損失を少な
くして効率の向上を図り、ひいては2極モータの利用範
囲の拡大が図れるようにした誘導電動機を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、回転磁界を発生する固定子の内側に回転
子を配置した2極の誘導電動機において、上記回転子の
導体として巻線を全節巻で重ね巻きしてなり、上記回転
磁界によってそれら巻線に誘起短絡電流が流れるように
したことを特徴としている。
【0009】上記回転子には2×2×n個(n;正の整
数)の溝をその回転軸の軸方向に、かつ円周方向に等間
隔に形成するとともに、これら溝を介して上記巻線を2
×nピッチで2×n個施すとよい。これにより、回転子
には4の整数倍の溝が形成され、特にコンデンサ誘導電
動機が実現可能とされる。
【0010】また、上記回転子には2×(2×n+1)
個(n;正の整数)の溝をその回転軸の軸方向に、かつ
円周方向に等間隔に形成するとともに、これら溝を介し
て上記巻線を2×n+1ピッチで2×n+1個施すとよ
い。これにより、回転子には上記4の整数倍以外の偶数
の溝が形成され、特に三相誘導電動機が実現可能とされ
る。
【0011】上記回転子の外周側に位置する固定子に
は、主巻線および補助巻線を施すとともに、それら巻線
を集中巻あるいは分布巻で施すことにより、コンデンサ
誘導電動機とすることができる。
【0012】また、上記回転子の外周側に位置する固定
子の内周側には、溝を4個形成するとともに、それらの
溝を介して主巻線および補助巻線を集中巻で施すことに
よっても、コンデンサ誘導電動機とすることができる。
このようにして、新規な回転子を用いた高効率のコンデ
ンサ誘導電動機が実現でき、コンデンサ誘導電動機の利
用範囲の拡大が図れる。
【0013】他方において、上記回転子の外周側に位置
する固定子には、三相巻線を施すとともに、それら巻線
を集中巻あるいは分布巻で施すことにより、三相交流誘
導電動機とすることができる。
【0014】また、上記回転子の外周側に位置する固定
子の内周側には、溝を6個形成するとともに、それらの
溝を介して三相巻線を集中巻で施すことによっても、三
相交流誘導電動機とすることができる。このようにし
て、新規な回転子を用いた高効率の三相交流誘導電動機
が実現でき、三相交流誘導電動機の利用範囲の拡大が図
れる。
【0015】上記回転子に施す全ての巻線は短絡巻線に
することが好ましい。また、上記回転子に施す全ての巻
線にはアルミニュウム、アルミニュウム合金、銅あるい
は銅合金のいずれかを用い、その巻線の接続方式として
は圧接、溶接、半田付けあるいは圧着端子による圧着の
いずれかを採用するとよい。
【0016】これにより、回転子の短絡導体の巻線とし
て、銅系の材質を用いることが可能となり、高トルク
化、高効率化が図れ、また、その短絡巻線の接続が既存
の技術をもって実現できる。
【0017】上記回転子の溝を介して施す巻線間には電
気的絶縁を施すことが好ましい。また、上記回転子のロ
ータコアと巻線との間には電気的絶縁を施すとよい。さ
らには、上記回転子の溝は開孔あるいは閉溝にするとよ
い。
【0018】これにより、巻線に短絡電流が流れると
き、その短絡電流が回転子のロータコアに流れることも
なく、つまり横行電流が極めて小さなものとなり、損失
も少なく、高効率化が図れる。
【0019】上記回転子は電磁鋼板を自動積層金型で打
ち抜き、積層してロータコアを得るとともに、その積層
に際して溝にスキューを施すことが好ましい。これによ
れば、回転子の短絡導体としての短絡巻線がそのスキュ
ーしている溝に施され、トルク向上が図れる。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図1な
いし図7を参照して詳しく説明する。本発明による誘導
電動機は基本的に2極モータであり、この回転子はロー
タコアの外周に2×2×n(n;正の整数)個の溝を形
成し、この2×2×n個の溝に対して2nピッチの巻線
(短絡巻きの閉回路;以下短絡巻線と記す)を施すとと
もに、2n個の短絡巻線を順次重ねて全節巻してなる。
【0021】まず、第1実施形態を具体的に説明する
と、図1および図2に示すように、この誘導電動機の回
転子1は、ロータコア(回転子鉄心)1aの外周側に8
個(n=2)の溝1bを回転軸2の軸方向に、かつ円周
方向に等間隔に形成し、この8個の溝1bを介して4ピ
ッチの短絡巻線3を4個重ね巻いてなる。なお、短絡巻
線3は回転軸2の軸方向に巻かれるが、その回転軸2を
避けるように施す(図1参照)。
【0022】図3および図4に示すように、この誘導電
動機の固定子4の内周側には、4個の溝が形成され、つ
まり外周側のヨーク部4aの内側に、所定幅の歯4bが
90度間隔で4個形成され、これら歯4bには、集中巻
の巻線5a,5b,6a,6bが施されているととも
に、相対する歯4bに施した巻線5a,5bの一対を主
巻線とし、残りの歯4bに施した巻線6a,6bの一対
を補助巻線としている。
【0023】上記構成の誘導電動機にあっては、固定子
4に回転磁界を発生させるため、例えば図4に示すよう
に、主巻線5a,5bおよび補助巻線6a,6bを結線
し、つまり補助巻線6a,6bとコンデンサ7を直列に
接続するとともに、この直列の回路に主巻線5a,5b
を並列に接続し、この並列回路に交流電源8を供給す
る。
【0024】これにより、当該誘導電動機はコンデンサ
誘導電動機となる。なお、上記主巻線および補助巻線は
他の接続方式によって接続するようにしてもよい。この
コンデンサ誘導電動機において、固定子4に回転磁界が
発生すると、この回転磁界により回転子1の短絡巻線3
には誘起短絡電流が流れる。この短絡巻線3による短絡
導体としては2つ存在することになり、この2つの短絡
導体の誘起短絡電流は逆向きに流れる。
【0025】したがって、図3および図4に示す巻線に
よる回転磁界と短絡電流との相互作用により、その短絡
巻線3による2つの短絡導体には、それぞれ同じ回転方
向の回転力(トルク)が働いて回転子1が回転する。
【0026】この第1実施形態においては、回転子1の
溝数を8個としているが、2×2×n個の溝を形成し、
2n個の巻線を施しても同様の作用、効果を得ることが
できる。また、固定子4の巻線としては集中巻を用いて
いるが、分布巻としてもよい。
【0027】上記回転子1の製造方法としては、電磁鋼
板(帯状のもの)を自動積層金型で打ち抜いて積層する
が、このとき溝1bにスキューを施すように積層してロ
ータコア1aを得る。これにより、短絡巻線3がスキュ
ーされることになり、当該コンデンサ誘導電動機の高ト
ルク化が図れる。
【0028】その回転子1の溝1bは、同回転子1の製
造容易性などから開孔とし(図1参照)、あるいは閉孔
とし、また、その溝1bの内側は絶縁を施し、つまり回
転子1のロータコア1aと短絡巻線3との間には電気的
絶縁を施してなる。その絶縁により、ロータコア1aと
短絡巻線3との間が電気的に絶縁され、つまり横行電流
が極力小さなものとなり、損失も増加せず、モータの高
効率化が図れる。
【0029】また、上記各溝1bに施した短絡巻線3の
線間を絶縁し、つまりエナメルなどによって絶縁膜を施
した巻線を用いると、その横行電流、損失をより抑える
ことができる。上記回転子1の短絡巻線3の短絡導体と
してはアルミニュウム、アルミニュウム合金あるいは銅
もしくは銅合金などを用い、その接続方式としては圧
接、溶接あるいは半田付けもしくは圧着端子による圧着
方式などを採用するとよい。
【0030】これにより、特に銅系の材質を短絡巻線3
に用いた場合、アルミニュウム系と比較して高トルク
化、高効率化が望め、短絡巻線3の接続方式としては既
存の技術を用いることができる。
【0031】ここで、回転子1の短絡巻線3について補
足的に説明すると、その巻線が短絡回路を形成すること
から、その占積率あるいは使用量が同等であれば誘起さ
れる電圧によって発生するアンペアターンTAは一定と
なる。
【0032】その理由を説明すると、短絡巻線3に誘起
される電圧は下記数式1および数式2で表される。
【0033】
【数1】
【0034】
【数2】
【0035】Nは溝導体数であり、ロータ溝導体断面積
は導体径dの二乗にその導体数Nを乗算した値(一定)
であり、φは主磁束(一定)であり、Rは巻線の抵抗、
Xは巻線のリラクタンスである。
【0036】溝導体数が1つである場合(N=N1=
1)、アンペアターンTA1はi1・N1で表せ、溝導
体数が複数である場合(N=N2)、アンペアターンT
A2はi2・N2で表せる。
【0037】アンペアターンTA1とTA2と比較する
と、下記数式3からTA2/TA1=1となる。
【0038】
【数3】
【0039】上記数式3において、溝導体数が1つであ
る場合、その溝に施す巻線の径を大きくし、この巻線の
使用量を溝導体数を複数とした場合に施す巻線の使用量
と同じとすることにより、アンペアターンTAは複数の
溝導体数とした場合と1つの溝導体数とした場合とで同
じになる。
【0040】したがって、ロータ溝導体断面積、すなわ
ち占積率を同等にすれば、巻線が1つであっても、ある
いは複数個であっても、モータとしての性能は同じであ
り、つまり本発明による回転子1による誘導電動機のト
ルク特性はダイカストロータと等価である言える。
【0041】次に、図5ないし図7に示す第2の実施形
態としての3相2極の誘導電動機について説明する。こ
の誘導電動機の回転子は、ロータコア(回転子鉄心)の
外周側に2×(2n+1)(n;正の整数)個の溝を回
転軸の軸方向に形成し、この2×(2n+1)個の溝に
(2n+1)ピッチの巻線(短絡巻きの閉回路;以下短
絡巻線と記す)を施すとともに、(2n+1)個の短絡
巻線を順次重ねて全節巻いてなる。
【0042】具体的に説明すると、図5に示すように、
この誘導電動機の回転子10は、第1実施形態の回転子
1と同様に、ロータコア(回転子鉄心)に10個(n=
2)の溝を回転軸の軸方向に、かつ円周方向に等間隔に
形成し、これら10個の溝を介して5ピッチの短絡巻線
11を5個重ね巻いてなる。
【0043】図6および図7に示すように、この誘導電
動機の固定子12には、6個の溝が形成され、つまり外
周側のヨーク部12aの内側に所定幅の歯12bが60
度間隔で6個形成され、これら歯12bに集中巻の巻線
13a,13b,14a,14b,15a,15bを施
すとともに、相対する歯12bに施した巻線13a,1
3bの一対をU相巻線にし、巻線14a,14bの一対
をV相巻線にするともに、巻線15a,15bの一対を
W相巻線にしている。
【0044】この誘導電動機においては、固定子12に
回転磁界を発生させるため、例えば図7に示すように巻
線13a,13b,14a,14b,15a,15bを
Y結線し、このY結線の巻線に三相交流電源を供給す
る。なお、上記巻線は他の接続方式によって接続するよ
うにしてもよい。
【0045】これにより、この誘導電動機は3相2極の
誘導電動機となる。この3相2極の誘導電動機におい
て、固定子12に回転磁界が発生すると、この回転磁界
により回転子10の短絡巻線11には誘起短絡電流が流
れる。
【0046】この短絡巻線11による2つの短絡導体
は、第1実施形態と同様に作用することから、図6およ
び図7による巻線による回転磁界と誘起短絡電流との相
互作用により、短絡巻線11による2つの短絡導体に
は、それぞれ同じ回転方向の回転力(トルク)が働いて
回転子10が回転する。
【0047】上記実施形態においては、回転子10の溝
数を10個としているが、2×(2n+1)個の溝数を
形成し、(2n+1)個の巻線を施しても同様の作用、
効果を得ることができ、また固定子12の巻線としては
集中巻を用いているが、分布巻としてもよい。
【0048】なお、回転子10および固定子12は、上
記第1実施形態と同じに製造処理され、例えば回転子1
0の溝(開孔あるいは閉孔)はスキューが施され、その
溝(開孔あるいは閉孔)の内側には、好ましくは電気的
絶縁が施される。また、回転子10の短絡巻線11につ
いても、上記第1実施形態で説明した材質、接続方式を
用いるとともに、絶縁を施すことが好ましい。
【0049】上記第1および第2実施形態で説明したよ
うに、回転子の短絡導体に銅線やアルミニュウム線など
を用いた巻線方式を採用することにより、横行電流が極
端に小さく、損失も少なく、モータ効率の向上が図れ
る。
【0050】
【発明の効果】本発明の2極の誘導電動機は、固定子の
内側の回転子の短絡導体として巻線を重ね巻きしてなる
構成であり、固定子の回転磁界によってそれら巻線に誘
起短絡電流を流すようにしていることから、アルミダイ
カストによる短絡導体と比較して回転子における横行電
流が極めて小さく、損失が少なく、高効率の向上が図
れ、ひいては2極モータとして利用範囲の拡大が図れる
という有用な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る誘導電動機の回転
子をその回転軸方向から見た概略的な側面図。
【図2】上記第1実施形態における回転子の巻線状態を
説明するための模式図。
【図3】上記第1実施形態における固定子側の構成を説
明するための概略的な側面図。
【図4】上記第1実施形態における固定子に施した巻線
の接続状態を説明するための概略的な回路図。
【図5】本発明の第2実施形態に係る誘導電動機の回転
子の巻線状態を説明するための模式図。
【図6】上記第2実施形態における固定子側の構成を説
明するための概略的な側面図。
【図7】上記第2実施形態における固定子に施した巻線
の接続状態を説明するための概略的な回路図。
【符号の説明】
1,10 回転子 1a ロータコア(回転子鉄心) 1b 溝 2 回転軸 3 短絡巻線(回転子1の導体;閉回路の巻線) 4,12 固定子 4b,12b 歯 5a,5b,6a,6b 固定子4の巻線 11 短絡巻線(回転子10の導体;閉回路の巻線) 13a,13b,14a,14b,15a,15b 固
定子12の巻線
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02K 17/12 H02K 17/12 A Fターム(参考) 5H013 DD03 FF03 LL00 LL05 MM00 NN01 NN05 NN06 PP01 PP03 5H603 AA01 BB01 BB06 BB07 BB08 BB12 CA01 CA02 CA06 CB01 CB23 CB26 CC03 CC04 CC05 CC11 CC17 CD05 CD21 CE01 CE13 CE14 CE16 EE01 5H604 BB01 BB09 BB14 CC05 CC13 CC14 CC15 CC16 PB02 PB03

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転磁界を発生する固定子の内側に回転
    子を配置した2極の誘導電動機において、上記回転子の
    導体として巻線を全節巻で重ね巻きしてなり、上記回転
    磁界によって上記巻線に誘起短絡電流が流れるようにし
    たことを特徴とする誘導電動機。
  2. 【請求項2】 上記回転子には2×2×n個(n;正の
    整数)の溝をその回転軸の軸方向に、かつ円周方向に等
    間隔に形成するとともに、これら溝を介して上記巻線を
    2×nピッチで2×n個施してなる請求項1に記載の誘
    導電動機。
  3. 【請求項3】 上記回転子には2×(2×n+1)個
    (n;正の整数)の溝をその回転軸の軸方向に、かつ円
    周方向に等間隔に形成するとともに、これら溝を介して
    上記巻線を2×n+1ピッチで2×n+1個施してなる
    請求項1に記載の誘導電動機。
  4. 【請求項4】 上記固定子には主巻線および補助巻線を
    施すとともに、それら巻線を集中巻あるいは分布巻で施
    し、当該誘導電動機をコンデンサ誘導電動機とした請求
    項1または2に記載の誘導電動機。
  5. 【請求項5】 上記固定子の内周側には溝を4個形成す
    るとともに、それらの溝を介して主巻線および補助巻線
    を集中巻で施し、当該誘導電動機をコンデンサ誘導電動
    機とした請求項1または2に記載の誘導電動機。
  6. 【請求項6】 上記固定子には三相巻線を施すととも
    に、それら巻線を集中巻あるいは分布巻で施し、当該誘
    導電動機を三相交流誘導電動機とした請求項1または3
    に記載の誘導電動機。
  7. 【請求項7】 上記固定子の内周側には溝を6個形成す
    るとともに、それらの溝を介して三相巻線を集中巻で施
    し、当該誘導電動機を三相交流誘導電動機とした請求項
    1または3に記載の誘導電動機。
  8. 【請求項8】 上記回転子に施す全ての巻線を短絡巻線
    としてなる請求項1ないし7のいずれか1項に記載の誘
    導電動機。
  9. 【請求項9】 上記回転子に施す全ての巻線にはアルミ
    ニュウム、アルミニュウム合金、銅あるいは銅合金のい
    ずれかを用い、その巻線の接続方式としては圧接、溶
    接、半田付けあるいは圧着端子による圧着のいずれかを
    採用してなる請求項1ないし8のいずれか1項に記載の
    誘導電動機。
  10. 【請求項10】 上記回転子の溝を介して施す巻線間に
    は電気的絶縁を施してなる請求項2ないし9のいずれか
    1項に記載の誘導電動機。
  11. 【請求項11】 上記回転子のロータコアと巻線との間
    には電気的絶縁を施してなる請求項2ないし10のいず
    れか1項に記載の誘導電動機。
  12. 【請求項12】 上記回転子の溝は開孔あるいは閉溝で
    ある請求項2ないし11のいずれか1項に記載の誘導電
    動機。
  13. 【請求項13】 上記回転子は電磁鋼板を自動積層金型
    で打ち抜き、積層してロータコアを得るとともに、その
    積層に際して溝にスキューを施してなる請求項2ないし
    12のいずれか1項に記載の誘導電動機。
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