JP2003143553A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

Info

Publication number
JP2003143553A
JP2003143553A JP2001336524A JP2001336524A JP2003143553A JP 2003143553 A JP2003143553 A JP 2003143553A JP 2001336524 A JP2001336524 A JP 2001336524A JP 2001336524 A JP2001336524 A JP 2001336524A JP 2003143553 A JP2003143553 A JP 2003143553A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
scrambled
information processing
processing apparatus
input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001336524A
Other languages
English (en)
Inventor
Soichiro Katsuki
聡一郎 香月
Yohei Kawabata
洋平 川端
Yasuto Nakatsugi
康人 中次
Hiroaki Saeki
宏壮 佐伯
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2001336524A priority Critical patent/JP2003143553A/ja
Publication of JP2003143553A publication Critical patent/JP2003143553A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スクランブルされているデータに対しても早
送りや逆再生などの特殊再生を行なうことのできる情報
処理装置を提供する。 【解決手段】 スクランブルされているデータを記録す
る際には、一旦デスクランブルしてピクチャの境界位置
を検出し、このピクチャの境界位置に基づいて作成し
た、各ピクチャデータを記録部のどのアドレスに書き込
むかを記述したテーブルデータに基づいて記録するとと
もに、当該テーブルデータ自体も記録するようにし、特
殊再生を行なう際には、記録されているテーブルデータ
に基づいて、記録されているスクランブルデータから必
要な部分だけのデータを読み出すようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置に関
し、特にデータの蓄積機能を有するものに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】現在、デジタル変調方式やMPEG等の
デジタル映像・音声圧縮方式の技術を利用して、世界中
で衛星波や地上波によるデジタルテレビ放送サービスが
行なわれている。そして、一般に、このようなデジタル
テレビ放送サービスは有料であるので、スクランブル処
理が施されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなデジタルテ
レビ放送を記録する場合には、圧縮されスクランブルが
かかったままのデータを記録し、再生時に圧縮伸長処理
することで、その記録容量を少なくするとともに、デー
タのコピーを防ぐことができ、さらに、記録した放送デ
ータを再生する度に課金するといったようなシステムを
実現することも可能となる。
【0004】一方、従来のVTRでは、早送り再生や逆
再生などの特殊再生機能を持つことは、ごく当たり前の
ことであり、従って、データの蓄積機能を有するデジタ
ルテレビ放送用受信装置等の情報処理装置においても、
少なくとも同様の特殊再生機能を持たせることは必須で
あると考えられる。
【0005】そして、逆再生や早送り再生のような特殊
再生を行なうには、記録したピクチャデータの境目を検
出する必要がある。しかし、従来の情報処理装置は、ス
クランブルされているデータを記録する場合には、その
データを記録装置から読み出してデスクランブルするま
ではピクチャデータの境目を検出することができないの
で、必要なデータのみを記録装置から読み出すことがで
きず、早送りや逆再生などの特殊再生を行なうことがで
きないという問題があった。
【0006】本発明は、上記のような課題を解決するた
めになされたものであり、スクランブルされているデー
タに対しても早送りや逆再生などの特殊再生を行なうこ
とのできる情報処理装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
情報処理装置は、スクランブルされているデータを入力
する入力手段と、上記入力手段が入力したスクランブル
されているデータを一時的に記憶する記憶手段と、デー
タを記録する、ランダムアクセス可能な記録手段と、ス
クランブルされているデータをデスクランブルするデス
クランブル手段と、上記デスクランブル手段がデスクラ
ンブルしたデータから、特殊再生に必要なデータを検出
し、これに基づいて、上記記録手段のどの位置に何のデ
ータを記録するかを示すテーブルデータを作成するテー
ブルデータ作成手段と、上記テーブルデータ作成手段が
作成したテーブルデータに基づいて、スクランブルされ
ているデータを上記記憶手段から読み出して上記記録手
段に書き込み、かつ該テーブルデータを上記記録手段に
書き込む書込み制御手段と、上記記録手段からテーブル
データを読み出し、該テーブルデータに基づいて、該記
録手段からスクランブルされているデータを読み出し、
上記デスクランブル手段に出力する読み出し制御手段と
を備えるものである。
【0008】本発明の請求項2に係る情報処理装置は、
請求項1に記載の情報処理装置において、上記入力手段
が入力するスクランブルされているデータが、ビデオデ
ータであり、上記テーブルデータ作成手段が、上記デス
クランブル手段がデスクランブルしたデータからピクチ
ャの境界位置を検出し、これに基づいて、上記テーブル
データを作成するものとしたものである。
【0009】本発明の請求項3に係る情報処理装置は、
請求項2に記載の情報処理装置において、上記入力手段
が入力するスクランブルされているデータが、MPEG
規格で圧縮されており、上記テーブルデータ作成手段
が、MPEG規格のスタートコードを使用して上記ピク
チャの境界位置を検出するものとしたものである。
【0010】本発明の請求項4に係る情報処理装置は、
請求項1に記載の情報処理装置において、上記入力手段
が入力するスクランブルされているデータが、オーディ
オデータであり、上記テーブルデータ作成手段が、上記
デスクランブル手段がデスクランブルしたデータからオ
ーディオフレームの境界位置を検出し、これに基づい
て、上記テーブルデータを作成するものとしたものであ
る。
【0011】本発明の請求項5に係る情報処理装置は、
請求項4に記載の情報処理装置いおいて、上記入力手段
が入力するスクランブルされているデータが、MPEG
規格で圧縮されており、上記テーブルデータ作成手段
が、MPEG規格のスタートコードを使用して上記オー
ディオフレームの境界位置を検出するものとしたもので
ある。
【0012】本発明の請求項6に係る情報処理装置は、
スクランブルされているデータを入力する入力手段と、
上記入力手段で入力したスクランブルされているデータ
を一時的に記憶する記憶手段と、スクランブルされてい
るデータをデスクランブルするデスクランブル手段と、
上記デスクランブル手段がデスクランブルしたデータか
ら、特殊再生に必要なデータを検出する特殊再生用デー
タ検出手段と、スクランブルされているデータを上記記
憶手段から読み出して、上記特殊再生用データ検出手段
が検出する上記特殊再生に必要なデータに基づいて、該
スクランブルされているデータにマーカーデータを挿入
するマーカー挿入手段と、データを記録する、ランダム
アクセス可能な記録手段と、マーカーデータが挿入され
たスクランブルされているデータを上記記録手段に書き
込む書込み制御手段と、上記記録手段からスクランブル
されているデータを読み出す読出し制御手段と、上記読
出し制御手段が読み出したデータに挿入されているマー
カーデータを検出し、これに基づいて、上記デスクラン
ブル手段にスクランブルされているデータを出力するマ
ーカー検出手段とを備えるものである。
【0013】本発明の請求項7に係る情報処理装置は、
請求項6に記載の情報処理装置において、上記入力手段
が入力するスクランブルされているデータが、ビデオデ
ータであり、上記特殊再生用データ検出手段が、上記デ
スクランブル手段がデスクランブルしたデータからピク
チャの境界位置を検出し、上記マーカー挿入手段が、上
記特殊再生用データ検出手段が検出したピクチャの境界
位置に基づいて、スクランブルされているデータのピク
チャの境界位置にマーカーデータを挿入するものとした
ものである。
【0014】本発明の請求項8に係る情報処理装置は、
請求項7に記載の情報処理装置において、上記入力手段
が入力するスクランブルされているデータが、MPEG
規格で圧縮されており、上記マーカー挿入手段が、MP
EG規格のスタートコードを使用して上記ピクチャの境
界位置を検出するものとしたものである。
【0015】本発明の請求項9に係る情報処理装置は、
請求項6に記載の情報処理装置において、上記入力手段
が入力するスクランブルされているデータが、オーディ
オデータであり、上記特殊再生用データ検出手段が、上
記デスクランブル手段がデスクランブルしたデータから
オーディオフレームの境界位置を検出し、上記マーカー
挿入手段が、上記特殊再生用データ検出手段が検出した
オーディオフレームの境界位置に基づいて、スクランブ
ルされているデータのオーディオフレームの境界位置に
マーカーデータを挿入するものとしたものである。
【0016】本発明の請求項10に係る情報処理装置
は、請求項9に記載の情報処理装置いおいて、上記入力
手段が入力するスクランブルされているデータが、MP
EG規格で圧縮されており、上記マーカー挿入手段が、
MPEG規格のスタートコードを使用して上記オーディ
オフレームの境界位置を検出するものとしたものであ
る。
【0017】本発明の請求項11に係る情報処理装置
は、請求項6に記載の情報処理装置において、上記マー
カー検出手段が、早送り再生を行なう際に、その早送り
の速度に応じて、上記読出し制御手段が読み出したデー
タをスキップさせるものとしたものである。
【0018】本発明の請求項12に係る情報処理装置
は、スクランブルされているデータを入力する入力手段
と、スクランブルされているデータをデスクランブルす
るデスクランブル手段と、データを記録する、ランダム
アクセス可能な記録手段と、スクランブルされているデ
ータを上記記録手段に書き込む書込み制御手段と、上記
記録手段からスクランブルされているデータを可変速で
読み出し、上記デスクランブル手段に出力する可変速読
出し制御手段と、上記デスクランブル手段がデスクラン
ブルしたデータをデコードするデコード手段とを備え、
上記デコード手段が、早送り再生を行なう際には、その
早送りの速度に応じてデータをスキップさせてデコード
し、スキップしたデータを廃棄するとともに、上記可変
速読出し制御手段に対してデータ要求信号を出力し、上
記可変速読出し制御手段が、上記データ要求信号に基づ
いて、その読出し速度を調節するものとしたものであ
る。
【0019】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)図1は、本発明
の実施の形態1による情報処理装置のブロック図であ
る。図1に示されるように、本実施の形態1による情報
処理装置は、スクランブルされている複数のプログラム
(番組)が多重されているデジタルテレビ放送を受信す
る受信部101と、受信信号を復調する復調部102
と、復調信号から所望のプログラムのデータを分離する
デマルチプレクサ103と、データを一時的に記憶する
RAM(Random Access Memory)104と、スクランブ
ルされているデータをデスクランブルするデスクランブ
ラ105と、デスクランブルされたデータからピクチャ
の境界位置を検出し、これに基づいて、各ピクチャデー
タを記録部109のどのアドレスに書き込むかを記述し
たテーブルデータを作成するテーブルデータ作成部10
6と、テーブルデータの記述どおりに、スクランブルさ
れたままのデータをRAM104から読み出して記録部
109に書き込み、かつ該テーブルデータを記録部10
9に書き込む書込み制御部107と、書込み制御部10
7がデータを記録部109に書き込む際には、テーブル
データ作成部106が作成したテーブルデータに基づい
て書込みアドレスを発生させ、読出し制御部110がデ
ータを記録部109から読み出す際には、テーブルデー
タ解析部111が抽出したアドレスに基づいて読出しア
ドレスを発生させるアドレス発生部108と、スクラン
ブルされているデータやテーブルデータを記録する、ラ
ンダムアクセス可能な記録部109と、記録部109か
ら、スクランブルされているデータ、及びテーブルデー
タを読み出す読出し制御部110と、読出し制御部11
0が記録部109から読み出したテーブルデータを解析
して、プログラムを特殊再生するのに必要なデータが記
録されている記録部109上のアドレスを抽出するテー
ブルデータ解析部111と、デスクランブラ105がデ
スクランブルしたデータをデコードするデコーダ112
とから構成されている。
【0020】図2は、本発明の実施の形態1による情報
処理装置の記録部109に記録されるピクチャデータ及
びテーブルデータの記録イメージを示す図である。
【0021】以下に、情報処理装置の動作について説明
する。まず、放送信号を受信し再生する際の動作を説明
する。受信部101で受信された受信信号は、復調部1
02で復調され、デマルチプレクサ103に送られる。
デマルチプレクサ103は、視聴者が選択したプログラ
ムを再生するために必要なデータを分離して、デスクラ
ンブラ105へ送る。デスクランブラ105がデスクラ
ンブル処理を行なった後、デスクランブルデータをデコ
ーダ112がデコードし、プログラムが再生される。
【0022】次に、放送信号を記録する際の動作を説明
する。受信部101で受信された受信信号は、復調部1
02で復調され、デマルチプレクサ103に送られる。
デマルチプレクサ103は、スクランブルされているデ
ータを一旦RAM104に書き込むとともに、そのスク
ランブルされているデータをデスクランブラ105に送
る。テーブルデータ作成部106は、デスクランブラ1
05がデスクランブル処理したデータからピクチャの境
界位置を検出し、これに基づいて、各ピクチャデータを
記録部109のどのアドレスに書き込むかを記述した、
図2に示されるようなテーブルデータを作成する。例え
ば、デジタルテレビ放送信号がMPEG規格で圧縮され
ている場合には、そのスタートコードを使用してピクチ
ャの境界位置を検出する。
【0023】そして、書込み制御部107は、テーブル
データの記述どおりに、スクランブルされたままのデー
タをRAM104から読み出して、記録部109に書き
込む。その際の書込みアドレスは、テーブルデータに基
づいてアドレス発生部108が記録部109に対して発
生させる。そして、テーブルデータ自体も記録部109
の固定アドレス領域に書き込む。
【0024】次に、記録した放送信号を通常再生する際
の動作を説明する。記録部109に記録されている放送
信号を、読出し制御部110が連続して読み出し、デマ
ルチプレクサ103に送る。デマルチプレクサ103
は、再生するプログラムに必要なデータを分離して、デ
スクランブラ105へ送る。デスクランブラ105がデ
スクランブル処理を行なった後、デスクランブルデータ
をデコーダ112がデコードし、プログラムが再生され
る。
【0025】次に、記録した放送信号を早送り再生する
際の動作を説明する。記録部109の固定アドレス領域
からテーブルデータを読み出すために、アドレス発生部
108が読出しアドレスを発生させ、読出し制御部11
0がテーブルデータを記録部109から読み出してテー
ブルデータ解析部111へ送る。例えば図2では、テー
ブルデータはアドレス0に書き込まれている。
【0026】テーブルデータ解析部111は、読出し制
御部110が記録部109から読み出したテーブルデー
タを解析して、プログラムを早送り再生するのに必要な
データが記録されている記録部109上のアドレスを抽
出し、アドレス発生部108に送る。そして、アドレス
発生部108が発生させる読出しアドレスに基づいて、
読出し制御部110が記録部109に記録されたデータ
を読み出す。例えば、2倍速の早送り再生をするには、
ピクチャを1枚づつスキップすればよいので、図2にお
いて、Picture1の次に読み出すピクチャはPi
cture3となる。そこで、読出し制御部110が、
アドレス1からアドレス2までデータを読み出し、次に
アドレス3からアドレス4までデータを読み出すように
する。また、3倍速以上の早送り再生を行なう場合でも
同様に、ピクチャを適宜スキップさせるようにする。
【0027】そして、読出し制御部110が読み出した
データは、デマルチプレクサ103を介してデスクラン
ブラ105に送られ、デスクランブル処理が行なわれた
後、デコーダ112がデコードすることで、プログラム
が早送り再生される。
【0028】次に、記録した放送信号を逆再生する際の
動作を説明する。記録部109の固定アドレス領域から
テーブルデータを読み出すために、アドレス発生部10
8が読出しアドレスを発生させ、読出し制御部110が
テーブルデータを記録部109から読み出してテーブル
データ解析部111へ送る。
【0029】テーブルデータ解析部111は、読出し制
御部110が記録部109から読み出したテーブルデー
タを解析して、プログラムを逆再生するのに必要なデー
タが記録されている記録部109上のアドレスを抽出
し、アドレス発生部108に送る。そして、アドレス発
生部108が発生させる読出しアドレスに基づいて、読
出し制御部110が記録部109に記録されたデータを
読み出す。逆再生する場合は、表示する順にピクチャデ
ータを読み出すようにする。
【0030】そして、読出し制御部110が読み出した
データは、デマルチプレクサ103を介してデスクラン
ブラ105に送られ、デスクランブル処理が行なわれた
後、デコーダ112がデコードすることで、プログラム
が逆再生される。また、読み出すピクチャデータをスキ
ップすることで、逆再生の早送りを実現することができ
る。
【0031】以上のように、本実施の形態1による情報
処理装置は、スクランブルされているデータを記録する
際には、一旦デスクランブルしてピクチャの境界位置を
検出し、このピクチャの境界位置に基づいて作成した、
各ピクチャデータを記録部のどのアドレスに書き込むか
を記述したテーブルデータに基づいて記録するととも
に、当該テーブルデータ自体も記録するようにし、特殊
再生を行なう際には、記録されているテーブルデータに
基づいて、記録されているスクランブルデータから必要
な部分だけのデータを読み出すようにしたので、スクラ
ンブルされているデータに対しても早送りや逆再生など
の特殊再生を行なうことができる。
【0032】なお、上記実施の形態1による情報処理装
置では、テーブルデータが、ピクチャデータを記録部の
どのアドレスに書き込むかを記述したものとしたが、こ
れに限らず、オーディオデータを記録部のどのアドレス
に書き込むかを記述したものとしてもよく、この場合の
テーブルデータの構造は、図3に示されるようなものと
なる。また、記録部は、ハードディスクなどの磁気ディ
スク装置や、光ディスク装置など、ランダムアクセス可
能なものであればよい。
【0033】(実施の形態2)図4は、本発明の実施の
形態2による情報処理装置のブロック図である。図4に
示されるように、本実施の形態2による情報処理装置
は、スクランブルされている複数のプログラム(番組)
が多重されているデジタルテレビ放送を受信する受信部
401と、受信信号を復調する復調部402と、復調信
号から所望のプログラムのデータを分離するデマルチプ
レクサ403と、データを一時的に記憶するRAM40
4と、スクランブルされているデータをデスクランブル
するデスクランブラ405と、デスクランブルされたデ
ータからピクチャの境界位置を検出する特殊再生用デー
タ検出部406と、スクランブルされたままのデータを
RAM104から読み出して、ピクチャの境界位置にマ
ーカーデータを挿入するマーカー挿入部407と、マー
カーデータが挿入されたデータを記録部409に書き込
む書込み制御部408と、スクランブルされているデー
タを記録する、ランダムアクセス可能な記録部409
と、記録部409から、スクランブルされているデータ
を読み出す読出し制御部410と、データに挿入された
マーカーデータを検出し、これに基づいて、デマルチプ
レクサ403にデータを転送するマーカー検出部411
と、デスクランブラ405がデスクランブルしたデータ
をデコードするデコーダ412とから構成されている。
【0034】図5は、本発明の実施の形態2による情報
処理装置の記録部に記録されるデータの記録イメージを
示す図である。
【0035】以下に、情報処理装置の動作について説明
する。まず、放送信号を受信して再生する際の動作につ
いて説明する。
【0036】受信部401で受信された受信信号は、復
調部402で復調され、デマルチプレクサ403に送ら
れる。デマルチプレクサ403は、視聴者が選択したプ
ログラムを再生するために必要なデータを分離して、デ
スクランブラ405へ送る。デスクランブラ405がデ
スクランブル処理を行なった後、デスクランブルデータ
をデコーダ412がデコードし、プログラムが再生され
る。
【0037】次に、放送信号を記録する際の動作につい
て説明する。受信部401で受信された受信信号は、復
調部402で復調され、デマルチプレクサ403に送ら
れる。デマルチプレクサ403は、スクランブルされて
いるデータを一旦RAM404に書き込むとともに、そ
のスクランブルされているデータをデスクランブラ40
5に送る。特殊再生用データ検出部406は、デスクラ
ンブラ405がデスクランブル処理したデータからピク
チャの境界位置を検出する。例えば、デジタルテレビ放
送信号がMPEG規格で圧縮されている場合には、その
スタートコードを使用してピクチャの境界位置を検出す
る。
【0038】そして、マーカー挿入部407は、スクラ
ンブルされたままのデータをRAM404から読み出し
て、特殊再生用データ検出部406が検出したピクチャ
の境界位置にマーカーデータを挿入し、書込み制御部4
08が記録部409に記録する。
【0039】次に、記録した放送信号を通常再生する際
の動作について説明する。記録部409に記録されてい
る放送信号を、読出し制御部410が連続して読み出
し、マーカー検出部411をスルーして、デマルチプレ
クサ403に送る。デマルチプレクサ403は、再生す
るプログラムに必要なデータを分離して、デスクランブ
ラ405へ送る。デスクランブラ405がデスクランブ
ル処理を行なった後、デスクランブルデータをデコーダ
412がデコードし、プログラムが再生される。
【0040】次に、記録した放送信号を早送り再生する
際の動作について説明する。読出し制御部410は、ス
クランブルされているデータを記録部409から読み出
してマーカー検出部411へ送る。マーカー検出部41
1は、スクランブルされているデータに挿入されている
マーカーデータを検出し、これに基づいて、デマルチプ
レクサ403にデータを転送する。例えば、2倍速の早
送り再生をするには、ピクチャを1枚づつスキップすれ
ばよいので、図5において、Picture1の次にデ
コードするピクチャはPicture3となる。そこ
で、マーカー検出部411は、読出し制御部410がP
icture1のデータを読み出し終えたとき、すなわ
ちマーカー2を検出したときに、デマルチプレクサ40
3への読出しデータの転送を停止し、その後、マーカー
3を検出したら、Picture3のデータの転送を開
始する。このような処理を繰り返すことにより、ピクチ
ャを1枚づつスキップさせる。また、3倍速以上の早送
り再生を行なう場合でも同様に、ピクチャを適宜スキッ
プさせるようにする。
【0041】そして、デマルチプレクサ403に転送さ
れたデータは、デスクランブラ405に送られ、デスク
ランブル処理が行なわれた後、デコーダ412がデコー
ドすることで、プログラムが早送り再生される。
【0042】以上のように、本実施の形態2による情報
処理装置は、スクランブルされたデータを記録する際
に、一旦デスクランブルしてスクランブルデータのどの
位置にピクチャの境界があるかを検出して、その位置に
マーカーデータを挿入した後、記録し、特殊再生を行な
う際には、マーカーデータに基づいて、デコーダへのデ
ータの供給と停止の制御を行なうようにしたので、スク
ランブルされているデータに対しても特殊再生を行なう
ことができる。
【0043】なお、上記実施の形態2による情報処理装
置では、ピクチャの境界位置にマーカーを挿入するもの
としたが、これに限らず、オーディオデータの境界位置
に挿入するものとしてもよい。また、記録部は、ハード
ディスクなどの磁気ディスク装置や、光ディスク装置な
ど、ランダムアクセス可能なものであればよい。
【0044】(実施の形態3)図6は、本発明の実施の
形態3による情報処理装置のブロック図である。図6に
示されるように、本実施の形態3による情報処理装置
は、スクランブルされている複数のプログラム(番組)
が多重されているデジタルテレビ放送を受信する受信部
601と、受信信号を復調する復調部602と、復調信
号から所望のプログラムのデータを分離するデマルチプ
レクサ603と、スクランブルされたままのデータを記
録部605に書き込む書込み制御部604と、スクラン
ブルされているデータを記録する、ランダムアクセス可
能な記録部605と、記録部605からスクランブルさ
れているデータを可変速で読み出す可変速読出し制御部
606と、スクランブルされているデータをデスクラン
ブルするデスクランブラ607と、デスクランブラ60
7がデスクランブルしたデータをデコードするデコーダ
608とから構成されている。
【0045】以下に、情報処理装置の動作について説明
する。まず、放送信号を受信して再生する際の動作につ
いて説明する。受信部601で受信された受信信号は、
復調部602で復調され、デマルチプレクサ603に送
られる。デマルチプレクサ603は、視聴者が選択した
プログラムを再生するために必要なデータを分離して、
デスクランブラ607へ送る。デスクランブラ607が
デスクランブル処理を行なった後、デスクランブルデー
タをデコーダ608がデコードし、プログラムが再生さ
れる。
【0046】次に、放送信号を記録する際の動作につい
て説明する。受信部601で受信された受信信号は、復
調部602で復調された後、デマルチプレクサ603に
送られ、書込み制御部604によって記録部605に書
き込まれる。
【0047】次に、記録した放送信号を通常再生する際
の動作について説明する。記録部605から記録した放
送信号を連続して可変速読出し制御部606が読み出
し、デマルチプレクサ603に送る。デマルチプレクサ
603は、再生するプログラムに必要なデータを分離し
て、デスクランブラ607へ送る。デスクランブラ60
7がデスクランブル処理を行なった後、デスクランブル
データをデコーダ608がデコードし、プログラムが再
生される。
【0048】次に、記録した放送信号を早送り再生する
際の動作について説明する。可変速読出し制御部606
は、記録部605に記録されているデータを、早送りの
速度に応じてその読出し速度を変えて読み出し、デマル
チプレクサ603に送る。例えば、2倍速の早送り再生
をする場合には、可変速読出し制御部606は、通常再
生の時の少なくとも2倍の速さで、記録部605に記録
されているデータを読み出し、デマルチプレクサ603
に転送する。デマルチプレクサ603で分離されたデー
タは、デスクランブラ607でデスクランブル処理が行
なわれた後、デコーダ608に転送される。デコーダ6
08は、早送りの速度に応じてピクチャデータを適宜ス
キップさせて表示し、スキップしたピクチャデータを廃
棄する。例えば2倍速の早送り再生をする場合には、1
枚おきにピクチャを表示させるようにする。
【0049】そして、ピクチャの廃棄によるデータアン
ダーフローを防ぐため、デコーダ608はデータ要求信
号を出力し、可変速読出し制御部606は、このデータ
要求信号に基づいて、読出し速度を調節する。図7は、
本発明の実施の形態3による情報処理装置が記録部に記
録されているデータを2倍速で再生する際のデータ処理
のイメージを示す図である。
【0050】以上のように、本実施の形態3による情報
処理装置では、可変速読出し制御部が早送りの速度に応
じて読み出し速度を変化させ、デコーダが早送りの速度
に応じてピクチャデータをスキップさせて表示し、スキ
ップしたピクチャデータを廃棄するようにしたので、ス
クランブルされているデータに対しても特殊再生を行な
うことができる。
【0051】また、デコーダから可変速読出し制御部に
データ要求信号を出力し、これに基づいて可変速読出し
制御部が読出し速度を調節するようにしたので、データ
が記録部からデコーダまで滞ることなく転送されるよう
になり、スムーズな早送り再生を実現することができ
る。
【0052】なお、上記実施の形態3による情報処理装
置では、特殊再生時にピクチャデータをスキップするも
のとしたが、これに限らず、オーディオデータをスキッ
プするものとしてもよい。
【0053】また、記録部は、ハードディスクなどの磁
気ディスク装置や、光ディスク装置など、ランダムアク
セス可能なものであればよい。
【0054】
【発明の効果】本発明の請求項1に係る情報処理装置に
よれば、スクランブルされているデータを入力する入力
手段と、上記入力手段が入力したスクランブルされてい
るデータを一時的に記憶する記憶手段と、データを記録
する、ランダムアクセス可能な記録手段と、スクランブ
ルされているデータをデスクランブルするデスクランブ
ル手段と、上記デスクランブル手段がデスクランブルし
たデータから、特殊再生に必要なデータを検出し、これ
に基づいて、上記記録手段のどの位置に何のデータを記
録するかを示すテーブルデータを作成するテーブルデー
タ作成手段と、上記テーブルデータ作成手段が作成した
テーブルデータに基づいて、スクランブルされているデ
ータを上記記憶手段から読み出して上記記録手段に書き
込み、かつ該テーブルデータを上記記録手段に書き込む
書込み制御手段と、上記記録手段からテーブルデータを
読み出し、該テーブルデータに基づいて、該記録手段か
らスクランブルされているデータを読み出し、上記デス
クランブル手段に出力する読み出し制御手段とを備えた
ので、スクランブルされているデータに対しても早送り
や逆再生などの特殊再生を行なうことができるという効
果がある。
【0055】本発明の請求項2に係る情報処理装置によ
れば、請求項1に記載の情報処理装置において、上記入
力手段が入力するスクランブルされているデータが、ビ
デオデータであり、上記テーブルデータ作成手段が、上
記デスクランブル手段がデスクランブルしたデータから
ピクチャの境界位置を検出し、これに基づいて、上記テ
ーブルデータを作成するものとしたので、スクランブル
されているビデオデータに対しても特殊再生を行なうこ
とができるという効果がある。
【0056】本発明の請求項3に係る情報処理装置によ
れば、請求項2に記載の情報処理装置において、上記入
力手段が入力するスクランブルされているデータが、M
PEG規格で圧縮されており、上記テーブルデータ作成
手段が、MPEG規格のスタートコードを使用して上記
ピクチャの境界位置を検出するものとしたので、MPE
Gで圧縮されているピクチャデータに対しても特殊再生
を行なうことができるという効果がある。
【0057】本発明の請求項4に係る情報処理装置によ
れば、請求項1に記載の情報処理装置において、上記入
力手段が入力するスクランブルされているデータが、オ
ーディオデータであり、上記テーブルデータ作成手段
が、上記デスクランブル手段がデスクランブルしたデー
タからオーディオフレームの境界位置を検出し、これに
基づいて、上記テーブルデータを作成するものとしたの
で、スクランブルされているオーディオデータに対して
も特殊再生を行なうことができるという効果がある。
【0058】本発明の請求項5に係る情報処理装置によ
れば、請求項4に記載の情報処理装置いおいて、上記入
力手段が入力するスクランブルされているデータが、M
PEG規格で圧縮されており、上記テーブルデータ作成
手段が、MPEG規格のスタートコードを使用して上記
オーディオフレームの境界位置を検出するものとしたの
で、MPEGで圧縮されているオーディオデータに対し
ても特殊再生を行なうことができるという効果がある。
【0059】本発明の請求項6に係る情報処理装置によ
れば、スクランブルされているデータを入力する入力手
段と、上記入力手段で入力したスクランブルされている
データを一時的に記憶する記憶手段と、スクランブルさ
れているデータをデスクランブルするデスクランブル手
段と、上記デスクランブル手段がデスクランブルしたデ
ータから、特殊再生に必要なデータを検出する特殊再生
用データ検出手段と、スクランブルされているデータを
上記記憶手段から読み出して、上記特殊再生用データ検
出手段が検出する上記特殊再生に必要なデータに基づい
て、該スクランブルされているデータにマーカーデータ
を挿入するマーカー挿入手段と、データを記録する、ラ
ンダムアクセス可能な記録手段と、マーカーデータが挿
入されたスクランブルされているデータを上記記録手段
に書き込む書込み制御手段と、上記記録手段からスクラ
ンブルされているデータを読み出す読出し制御手段と、
上記読出し制御手段が読み出したデータに挿入されてい
るマーカーデータを検出し、これに基づいて、上記デス
クランブル手段にスクランブルされているデータを出力
するマーカー検出手段とを備えたので、スクランブルさ
れているデータに対しても特殊再生を行なうことができ
るという効果がある。
【0060】本発明の請求項7に係る情報処理装置によ
れば、請求項6に記載の情報処理装置において、上記入
力手段が入力するスクランブルされているデータが、ビ
デオデータであり、上記特殊再生用データ検出手段が、
上記デスクランブル手段がデスクランブルしたデータか
らピクチャの境界位置を検出し、上記マーカー挿入手段
が、上記特殊再生用データ検出手段が検出したピクチャ
の境界位置に基づいて、スクランブルされているデータ
のピクチャの境界位置にマーカーデータを挿入するもの
としたので、スクランブルされているビデオデータに対
しても特殊再生を行なうことができるという効果があ
る。
【0061】本発明の請求項8に係る情報処理装置によ
れば、請求項7に記載の情報処理装置において、上記入
力手段が入力するスクランブルされているデータが、M
PEG規格で圧縮されており、上記マーカー挿入手段
が、MPEG規格のスタートコードを使用して上記ピク
チャの境界位置を検出するものとしたので、MPEGで
圧縮されているピクチャデータに対しても特殊再生を行
なうことができるという効果がある。
【0062】本発明の請求項9に係る情報処理装置によ
れば、請求項6に記載の情報処理装置において、上記入
力手段が入力するスクランブルされているデータが、オ
ーディオデータであり、上記特殊再生用データ検出手段
が、上記デスクランブル手段がデスクランブルしたデー
タからオーディオフレームの境界位置を検出し、上記マ
ーカー挿入手段が、上記特殊再生用データ検出手段が検
出したオーディオフレームの境界位置に基づいて、スク
ランブルされているデータのオーディオフレームの境界
位置にマーカーデータを挿入するものとしたので、スク
ランブルされているオーディオデータに対しても特殊再
生を行なうことができるという効果がある。
【0063】本発明の請求項10に係る情報処理装置に
よれば、請求項9に記載の情報処理装置いおいて、上記
入力手段が入力するスクランブルされているデータが、
MPEG規格で圧縮されており、上記マーカー挿入手段
が、MPEG規格のスタートコードを使用して上記オー
ディオフレームの境界位置を検出するものとしたので、
MPEGで圧縮されているオーディオデータに対しても
特殊再生を行なうことができるという効果がある。
【0064】本発明の請求項11に係る情報処理装置に
よれば、請求項6に記載の情報処理装置において、上記
マーカー検出手段が、早送り再生を行なう際に、その早
送りの速度に応じて、上記読出し制御手段が読み出した
データをスキップさせるものとしたので、スクランブル
されているデータに対しても特殊再生を行なうことがで
きるという効果がある。
【0065】本発明の請求項12に係る情報処理装置に
よれば、スクランブルされているデータを入力する入力
手段と、スクランブルされているデータをデスクランブ
ルするデスクランブル手段と、データを記録する、ラン
ダムアクセス可能な記録手段と、スクランブルされてい
るデータを上記記録手段に書き込む書込み制御手段と、
上記記録手段からスクランブルされているデータを可変
速で読み出し、上記デスクランブル手段に出力する可変
速読出し制御手段と、上記デスクランブル手段がデスク
ランブルしたデータをデコードするデコード手段とを備
え、上記デコード手段が、早送り再生を行なう際には、
その早送りの速度に応じてデータをスキップさせてデコ
ードし、スキップしたデータを廃棄するとともに、上記
可変速読出し制御手段に対してデータ要求信号を出力
し、上記可変速読出し制御手段が、上記データ要求信号
に基づいて、その読出し速度を調節するものとしたの
で、スクランブルされているデータに対してもスムーズ
に特殊再生を行なうことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による情報処理装置のブ
ロック図である。
【図2】本発明の実施の形態1による情報処理装置の記
録部に記録されるピクチャデータ及びテーブルデータの
記録イメージを示す図である。
【図3】本発明の実施の形態1による情報処理装置の記
録部に記録されるオーディオフレームデータ及びテーブ
ルデータの記録イメージを示す図である。
【図4】本発明の実施の形態2による情報処理装置のブ
ロック図である。
【図5】本発明の実施の形態2による情報処理装置の記
録部に記録されるデータの記録イメージを示す図であ
る。
【図6】本発明の実施の形態3による情報処理装置のブ
ロック図である。
【図7】本発明の実施の形態3による情報処理装置が記
録部に記録されているデータを2倍速で再生する際のデ
ータ処理のイメージを示す図である。
【符号の説明】
101,401,601 受信部 102,402,602 復調部 103,403,603 デマルチプレクサ 104,404 RAM 105,405,607 デスクランブラ 106 テーブルデータ作成部 107,408,604 書込み制御部 108 アドレス発生部 109,409,605 記録部 110,410 読出み制御部 111 テーブルデータ解析部 112,412,608 デコーダ 406 特殊再生用データ検出部 407 マーカー挿入部 411 マーカー検出部 606 可変速読出し制
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中次 康人 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 佐伯 宏壮 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5C053 FA22 GA11 GB04 GB37 GB40 HA22 HA23 HA24 HA25 JA24

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スクランブルされているデータを入力す
    る入力手段と、 上記入力手段が入力したスクランブルされているデータ
    を一時的に記憶する記憶手段と、 データを記録する、ランダムアクセス可能な記録手段
    と、 スクランブルされているデータをデスクランブルするデ
    スクランブル手段と、 上記デスクランブル手段がデスクランブルしたデータか
    ら、特殊再生に必要なデータを検出し、これに基づい
    て、上記記録手段のどの位置に何のデータを記録するか
    を示すテーブルデータを作成するテーブルデータ作成手
    段と、 上記テーブルデータ作成手段が作成したテーブルデータ
    に基づいて、スクランブルされているデータを上記記憶
    手段から読み出して上記記録手段に書き込み、かつ該テ
    ーブルデータを上記記録手段に書き込む書込み制御手段
    と、 上記記録手段からテーブルデータを読み出し、該テーブ
    ルデータに基づいて、該記録手段からスクランブルされ
    ているデータを読み出し、上記デスクランブル手段に出
    力する読み出し制御手段とを備える、 ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の情報処理装置におい
    て、 上記入力手段が入力するスクランブルされているデータ
    は、ビデオデータであり、 上記テーブルデータ作成手段は、上記デスクランブル手
    段がデスクランブルしたデータからピクチャの境界位置
    を検出し、これに基づいて、上記テーブルデータを作成
    する、 ことを特徴とする情報処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の情報処理装置におい
    て、 上記入力手段が入力するスクランブルされているデータ
    は、MPEG規格で圧縮されており、 上記テーブルデータ作成手段は、MPEG規格のスター
    トコードを使用して上記ピクチャの境界位置を検出す
    る、 ことを特徴とする情報処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の情報処理装置におい
    て、 上記入力手段が入力するスクランブルされているデータ
    は、オーディオデータであり、 上記テーブルデータ作成手段は、上記デスクランブル手
    段がデスクランブルしたデータからオーディオフレーム
    の境界位置を検出し、これに基づいて、上記テーブルデ
    ータを作成する、 ことを特徴とする情報処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の情報処理装置におい
    て、 上記入力手段が入力するスクランブルされているデータ
    は、MPEG規格で圧縮されており、 上記テーブルデータ作成手段は、MPEG規格のスター
    トコードを使用して上記オーディオフレームの境界位置
    を検出する、 ことを特徴とする情報処理装置。
  6. 【請求項6】 スクランブルされているデータを入力す
    る入力手段と、 上記入力手段で入力したスクランブルされているデータ
    を一時的に記憶する記憶手段と、 スクランブルされているデータをデスクランブルするデ
    スクランブル手段と、 上記デスクランブル手段がデスクランブルしたデータか
    ら、特殊再生に必要なデータを検出する特殊再生用デー
    タ検出手段と、 スクランブルされているデータを上記記憶手段から読み
    出して、上記特殊再生用データ検出手段が検出する上記
    特殊再生に必要なデータに基づいて、該スクランブルさ
    れているデータにマーカーデータを挿入するマーカー挿
    入手段と、 データを記録する、ランダムアクセス可能な記録手段
    と、 マーカーデータが挿入されたスクランブルされているデ
    ータを上記記録手段に書き込む書込み制御手段と、 上記記録手段からスクランブルされているデータを読み
    出す読出し制御手段と、 上記読出し制御手段が読み出したデータに挿入されてい
    るマーカーデータを検出し、これに基づいて、上記デス
    クランブル手段にスクランブルされているデータを出力
    するマーカー検出手段とを備える、 ことを特徴とする情報処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の情報処理装置におい
    て、 上記入力手段が入力するスクランブルされているデータ
    は、ビデオデータであり、 上記特殊再生用データ検出手段は、上記デスクランブル
    手段がデスクランブルしたデータからピクチャの境界位
    置を検出し、 上記マーカー挿入手段は、上記特殊再生用データ検出手
    段が検出したピクチャの境界位置に基づいて、スクラン
    ブルされているデータのピクチャの境界位置にマーカー
    データを挿入する、 ことを特徴とする情報処理装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の情報処理装置におい
    て、 上記入力手段が入力するスクランブルされているデータ
    は、MPEG規格で圧縮されており、 上記マーカー挿入手段は、MPEG規格のスタートコー
    ドを使用して上記ピクチャの境界位置を検出する、 ことを特徴とする情報処理装置。
  9. 【請求項9】 請求項6に記載の情報処理装置におい
    て、 上記入力手段が入力するスクランブルされているデータ
    は、オーディオデータであり、 上記特殊再生用データ検出手段は、上記デスクランブル
    手段がデスクランブルしたデータからオーディオフレー
    ムの境界位置を検出し、 上記マーカー挿入手段は、上記特殊再生用データ検出手
    段が検出したオーディオフレームの境界位置に基づい
    て、スクランブルされているデータのオーディオフレー
    ムの境界位置にマーカーデータを挿入する、 ことを特徴とする情報処理装置。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の情報処理装置におい
    て、 上記入力手段が入力するスクランブルされているデータ
    は、MPEG規格で圧縮されており、 上記マーカー挿入手段は、MPEG規格のスタートコー
    ドを使用して上記オーディオフレームの境界位置を検出
    する、 ことを特徴とする情報処理装置。
  11. 【請求項11】 請求項6に記載の情報処理装置におい
    て、 上記マーカー検出手段は、早送り再生を行なう際に、そ
    の早送りの速度に応じて、上記読出し制御手段が読み出
    したデータをスキップさせる、 ことを特徴とする情報処理装置。
  12. 【請求項12】 スクランブルされているデータを入力
    する入力手段と、 スクランブルされているデータをデスクランブルするデ
    スクランブル手段と、 データを記録する、ランダムアクセス可能な記録手段
    と、 スクランブルされているデータを上記記録手段に書き込
    む書込み制御手段と、 上記記録手段からスクランブルされているデータを可変
    速で読み出し、上記デスクランブル手段に出力する可変
    速読出し制御手段と、 上記デスクランブル手段がデスクランブルしたデータを
    デコードするデコード手段とを備え、 上記デコード手段は、早送り再生を行なう際には、その
    早送りの速度に応じてデータをスキップさせてデコード
    し、スキップしたデータを廃棄するとともに、上記可変
    速読出し制御手段に対してデータ要求信号を出力し、 上記可変速読出し制御手段は、上記データ要求信号に基
    づいて、その読出し速度を調節する、 ことを特徴とする情報処理装置。
JP2001336524A 2001-11-01 2001-11-01 情報処理装置 Pending JP2003143553A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001336524A JP2003143553A (ja) 2001-11-01 2001-11-01 情報処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001336524A JP2003143553A (ja) 2001-11-01 2001-11-01 情報処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003143553A true JP2003143553A (ja) 2003-05-16

Family

ID=19151336

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001336524A Pending JP2003143553A (ja) 2001-11-01 2001-11-01 情報処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003143553A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009521163A (ja) * 2005-12-23 2009-05-28 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ データストリームを処理する装置及び方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009521163A (ja) * 2005-12-23 2009-05-28 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ データストリームを処理する装置及び方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6222979B1 (en) Memory control in trick play mode
US7330640B2 (en) Display of closed caption and sub-picture information during limited speedup video trick modes
US8571208B2 (en) Method and apparatus for performing trick play on scrambled data stream
EP1254562B1 (en) Broadcast pause and resume for enhanced television
JPH08235832A (ja) ディスク記録装置及び記録再生装置
JP4431374B2 (ja) 記録方法、記録装置及び受信装置
JP2003143553A (ja) 情報処理装置
KR100615242B1 (ko) 타임 쉬프트 구현이 가능한 디지털 텔레비전 및 동작 방법
JP2002033712A (ja) パケット処理装置及びそのパケット出力方法
JP3039666B2 (ja) 記録装置
JP3913458B2 (ja) 記録再生装置
JP3458787B2 (ja) 録画再生装置
KR20090014858A (ko) 디지털 셋톱박스
JP3624935B2 (ja) デジタル映像再生装置及びデジタル映像記録再生装置
JPH07264562A (ja) テレビジョン信号記録再生装置
JP3589587B2 (ja) 記録再生装置
JP3496635B2 (ja) テレビジョン信号受信装置
JP4101902B2 (ja) コンピュータシステムおよび表示制御方法
KR20050077123A (ko) Pvr 시스템의 썸네일 영상 생성 장치 및 방법
JP2984298B2 (ja) 再生方法
JP2001216731A (ja) デジタル放送記録再生装置及びその制御方法
JP3429665B2 (ja) 映像情報処理装置
JP3182337B2 (ja) ビデオデータ再生装置
JP4229167B2 (ja) 記録再生装置及び記録再生方法
JPH037193B2 (ja)