JPH037193B2 - - Google Patents

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JPH037193B2
JPH037193B2 JP56142836A JP14283681A JPH037193B2 JP H037193 B2 JPH037193 B2 JP H037193B2 JP 56142836 A JP56142836 A JP 56142836A JP 14283681 A JP14283681 A JP 14283681A JP H037193 B2 JPH037193 B2 JP H037193B2
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signal
key
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signals
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Yasushi Fujimura
Takafumi Okada
Kazuo Yamagiwa
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Sony Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はスクランブル放送によるテレビジヨン
信号の送出装置に関し、特に送出された信号を
VTR等の記録再生装置で記録する場合に好適な
テレビジヨン信号送出装置を提供する 近年、放送局で特定プログラムをスクランブル
して送出し、放送局と契約してデコーダを持つて
いる視聴者のみがこのプログラムを視聴すること
ができるようにしたスクランブル放送システムが
提案され、一部で小規模な実験放送が行われてい
る。スクランブル放送では、特定プログラムのテ
レビジヨン信号を例えば任意の期間でレベル変化
させるとか、あるいは信号の順序を入れ替えると
かの方法でスクランブルした信号を放送局から送
出する。従つて、スクランブル放送によるテレビ
ジヨン信号を通常の受像機で受信しても正しい画
像や音声を視聴することはできない。そして放送
局と契約した視聴者のみがスクランブルされた信
号をデコーダで復元(デスクランブル)しながら
そのプログラムの正規の画像と音声を視聴するこ
とができる。
本発明はこのようなスクランブル放送によるテ
レビジヨン信号を一旦VTRで記録する場合に用
いて好適なテレビジヨン信号送出装置を提供する
もので、以下本発明の実施例を図面と共に説明す
る。
本実施例は次の条件を満足するように成されて
いる。
(1) スクランブル放送によるプログラムを受信し
ながら同時にデスクランブルすることができな
い。即ち、リアルタイムで正しいプログラムを
視聴することができない。
(2) スクランブル放送によるプログラムは一旦
VTRで記録しないと視聴することができない。
(3) スクランブル放送によるプログラムが記録さ
れたテープはデコーダ付VTRで再生されない
と正しいプログラムを視聴することができな
い。
(4) VTRは方式を選ばない。
(5) デコーダを付加するに際し、既存のVTRの
変更は最小限にとどめる。
(6) スクランブル放送は深夜など通常の放送時間
帯の空き時間を利用して放送される。
第1図及び第2図はVTR1、デコーダ2及び
受像機3の接続関係の例を示し、対応部分には同
一符号を付してある。
第1図において、VTR1は従来公知のヘリカ
ルスキヤン形VTRが用いられる。このVTR1は
チユーナ4、記録再生のための機構及び回路系を
含む記録再生装置5及び通常放送の再生映像信号
及び音声信号を空きチヤンネル周波数に変調する
変調器6等を内蔵する。この変調信号は出力端子
7から受像機3のアンテナ端子に加えられる。一
方、記録再生装置5からのスクランブルされた映
像信号及び音声信号は出力端子8からデコーダ2
に加えられデスクランブルされて正規の信号とな
る。この信号は入力端子9から再びVTRを通り、
ラインアウト端子10から受像機3のラインイン
端子に加えられる。
第2図はデコーダ2に変調器11を内蔵した場
合で、デスクランブルされた信号を上記変調器1
1で空きチヤンネル周波数に変換して受像機3の
アンテナ端子に加える。またデスクランブルされ
た信号を変調しない場合は、この信号はラインイ
ン端子に加えられる。
第3図はあるプログラムをスクランブル放送で
送出する場合の送出される信号の内容を示すもの
である。
音声チヤンネルでは先ずスクランブル放送によ
るプログラムであることを示すスタート信号S1
付加され、次いで後述のキー信号S5の種類を判別
するキー判別信号S2が付加される。次にプログラ
ムのスクランブルされた音声信号S3が送出され
る。プログラムが終了すると、キー信号S5をメモ
リーに書き込むための書き込みスタート信号S4
加えられた後、スクランブルされた信号S3,S7
デスクランブルするためのキー信号S5が加えられ
る。そして最後に書き込みストツプ信号S6が加え
られる。映像チヤンネルでは、上記信号S3と対応
するスクランブルされたプログラム映像信号S7
加えられた後、上記信号S4〜S6と対応する部分に
垂直同期信号VDと水平同期信号HDが加えられ
る。
音声チヤンネルにおけるプログラムを除く信号
S1,S2,S4,S5,S6は、例えばNRZ変調方式に
よる32ビツトの2値コード信号として構成され
る。この2値コード信号はFSK変調されてテレ
ビジヨン信号に重畳される。この場合、2値コー
ドの「1」は例えば1000Hzに、「0」は例えば600
Hzに変調される。
スクランブル放送を深夜に行う場合は、スター
ト信号S1を検出してVTR1、デコーダ2及び受
像機3を動作させるようにしてよい。
キー信号S5は次のようにして決められる。
例えばあるプログラムの信号を1フイールド単
位でレベル変化させてスクランブルする場合を考
える。この場合は例えば映像信号の任意の所定期
間における任意のフイールド期間の信号レベルを
所定量下げ、これを上記所定期間毎に繰り返す。
例えば上記所定期間を5フイールドとし、この期
間における第1〜5フイールドのうち、第1、第
3のフイールドのレベルを下げたとすると、受信
側でデスクランブルするには、5フイールド毎に
第1、3フイールドの増巾器の利得を上げればよ
い。この利得を上げるときのキーを「1」とすれ
ば、キー信号は「01100」のコードパターンで表
わすことができる。尚、音声信号も同様にしてス
クランブルされ、デスクランブルされる。
本実施例はVTR1でプログラムの記録が終了
した後、デコーダ2に内蔵されたメモリーにキー
信号S5を書き込み、再生時にキー信号S5を常に読
み出しながら再生信号と照合することにより、デ
スクランブルするようにしたものである。キー信
号S5のコードはプログラム毎に変更したり、ある
いは時間、日、週、月毎に変更して、その内容を
契約者以外の者に知られないようにする。このた
め多数のプログラムを記録した場合は、メモリー
に多くの種類のキー信号が書き込まれることにな
る。このため再生時に所望のプログラムをどのキ
ーコードでデスクランブルしたらよいかを判別す
るために、キー判別信号S2がプログラムに先立つ
て付加される。
また、本実施例ではキー信号S5をプログラムの
終りに付加するようにしている。これにより、ス
クランブル放送をリアルタイムで視聴することが
できず、必ずVTR1で一旦テープに記録しない
と、正しいプログラムを視聴することができない
ようにしている。尚、テープにキー信号S5を記録
しないようにすれば、コピーテープが作られたと
しても、キーがないのでデスクランブルは不可能
である。キー信号を記録してもデコーダがない限
りデスクランブルは不可能である。尚、水平及び
垂直同期信号HD、VDはキー信号書き込みの際
のクロツクを得るために付加される。
次にデコーダ2の実施例を第4図と共に説明す
る。
デコーダ2は、音声信号入力端子15、映像信
号入力端子16、音声信号出力端子17、映像信
号出力端子18、キー信号復調回路19、同期分
離回路20、タイミング回路21、コード判別回
路22、メモリー23、音声信号デスクランブル
回路24、映像信号デスクランブル回路25及び
スイツチ26,27,28等により図示のように
構成される。
記録時にはスイツチ26,28が開かれ、スイ
ツチ27が閉ざされる。入力端子15には前段の
VTR1より信号S1〜S6が順次に加えられ、入力
端子16には信号S7、VD,HDが加えられる。
尚、このときVTRは記録E−Eモードに成され、
入力端子15,16にはモニター用の信号が加え
られる。
入力端子15に加えられた信号から先ず第3図
のスタート信号S1がコード判別回路22で検出さ
れると、この検出に基いて各回路が動作される。
次にキー判別信号S2が検出されて、そのプログラ
ムのキー信号S5の種類が判別されると、その判別
信号S8がメモリー23に書き込まれる。同期分離
回路20は入力端子16に加えられるスクランブ
ルされた映像信号から信号VD,HDを抜き取つ
てタイミング回路21を駆動する。プログラムが
終了すると書き込みスタート信号S4が検出されて
メモリー23がキー信号S5の書き込みモードにな
る。次いで復調回路19がFSK変調されたキー
信号S5を復調して2値コードのキー信号と成す。
このキー信号はタイミング回路21を通じクロツ
クと同期されてメモリー23に前記判別信号S8
対応して書き込まれる。この間映像チヤンネルよ
り信号VD,HDが加えられて書き込みクロツク
が得られる。尚、コード判別回路22で書き込み
スタート信号S4が検出されたとき、この検出信号
を図の点線で示すようにVTRに加えて記録回路
の動作を停止させ、キー信号S5がテープに記録さ
れないようにしてよい。キー信号S5の書き込みが
終了すると、書き込みストツプ信号S6が検出され
て書き込み動作が停止する。以上により、テープ
にスクランブルされた映像信号、音声信号及び他
の信号(S1,S2,S4〜S6等)が記録されると共
に、メモリー23にそのプログラムのキー信号と
キー信号の種類とが書き込まれる。上述した動作
はスクランブル放送によるプログラムを記録する
毎に行われ、メモリー23には各プログラムに対
するキー信号とキー判別信号とが夫々書き込まれ
る。
次に再生時にはVTR1が再生モードに成ると
共に、スイツチ26,28が閉ざされスイツチ2
7が開かれる。入力端子15にはテープに記録さ
れた所望のプログラムのオーデイオトラツクから
再生された信号を復調した信号が加えられ、入力
端子16にはそのプログラムのビデオトラツクか
ら再生された信号を復調した信号が加えられる。
先ず再生されたキー判別信号S2がコード判別回路
22で検出されると、メモリー23に書き込まれ
た対応するキー信号が読み出される。この読み出
しは再生終了まで行われ、読み出されたキー信号
はデスクランブル回路24,25に加えられる。
デスクランブル回路24,25は入力されるスク
ランブルされた音声信号及び映像信号をキー信号
のコードパターンに基いてデスクランブルする。
この場合、スクランブルの方法が前述したレベル
変化によるものである場合は、レベルが下げられ
ている期間の増巾度が増大される。またスクラン
ブルの方法が信号順序の入れ替えによるものであ
るときは、入力信号を遅延させ、この遅延時間に
信号の順序を元の順序に戻すように成される。デ
スクランブル回路24,25で元の形に復元され
た音声信号及び映像信号は出力端子17,18を
介して受像機に加えられる。尚、スタート信号S1
又はキー判別信号S2にプログラムに応じたコード
を付加することによつて、再生時のテープの頭出
しに用いるようにしてもよい。またメモリー23
からのキー判別信号の読み出しを手動で行うよう
にしてもよい。
次にスクランブル方法の種々の実施例について
説明する。
スクランブルを行うに当つては、スクランブル
された信号を通常の受像機で受信したとき、その
内容をできるだけ知られないようにすることと、
デスクランブルのためのキーコードの解読を簡単
に行えないようにすることが要求される。一方、
VTRでは、記録時に種々の信号処理が成される
ため、スクランブル信号が記録系を通つてテープ
上に記録されるまでには種々の障害がある。この
記録時に受けたダメージは再生時にデスクランブ
ルの不完全さとなつて残り、画質を損うことにな
る。従つて本発明のようにスクランブル放送を
VTRで一旦記録するようにした方式では、スク
ランブル信号が記録系を問題なく通過すること
と、特に家庭用VTRの場合は信号間の相関を乱
すことなくスクランブル効果を大きくし、且つデ
コーダにおけるデスクランブルが容易であること
が望まれる。以下に述べる種々の方法は上記の点
を考慮したものである。
先ず映像信号のスクランブル方法について述べ
る。
(1) Vフリツカ法 最もシンプルな方法で、第5図に示すように1
フイールド単位を基準としてレベルを変化させる
方法である。図示の場合は4,7,9番目のフイ
ールドのレベルを2〜3dB低くしている。人間の
眼の感度は特に面フリツカに対して高いため、僅
かの輝度変動でもスクランブル効果が得られる。
第5図の例では10フイールド毎にマーカ信号S9
挿入して、これを1周期としてスクランブルする
ようにしている。人間の視覚特性では10〜20Hz程
度のフリツカを最もよく感じるため、これを周期
としてキーコードのパターンを決めればよい。こ
の場合Y信号のみでもよいが、C信号(クロマ信
号)との比が一時的に変化するため、C信号も同
じ比率でレベル変化させた方がよい。その場合
は、放送局側でY+Cのコンポジツト信号のまま
スクランブルすることができ、またクロマのみ過
変調されることもない。また受像機側では通常
ACC動作が遅いため、バーストに追従できず色
フリツカのスクランブル効果も付加することがで
きる。尚、バースト信号もレベル変化するように
成せば、スクランブルのプロセスが簡単になり、
バースト信号レベルを一定とすれば、プロセスは
多少複雑となるがレベル変化量を大きくとりやす
い。一方、VTRでは再生時に当り変動をとるた
めACCの高速応答が可能に設計されているので、
問題なく記録再生を行える。
第6図は上記フリツカ法を行うためのスクラン
ブル回路の一例を示す。
入力端子31に加えられるY+C信号から同期
分離回路32で抜き取られたVD,HDに基いて
セツトアツプ検出回路33、マーカ信号発生器3
4、スクランブルコード発生器35が動作され
る。スクランブルコードに従つてスイツチ36が
開閉されると、セツトアツプ検出回路33による
フイールド検出と同期してY+C信号がコードパ
ターンに従つてレベル変化されスクランブルされ
る。このスクランブル信号は加算器37に加えら
れて、加算器38からのマーカ信号とスクランブ
ルコードとの加算出力と加算されて送出される。
この場合上記スクランブルコードはキー信号S5
なるものである。
(2) クロマフリツカ法 この方法はフイールド単位でバースト信号の位
相を変化させることにより、C信号に対してスク
ランブルをかけるものである。この方法は位相の
みを変調するので、VTRを通してもS/N等に
影響を与えることがなく、また信号の相関等を乱
すことがない。このためデスクランブルしたとき
の信号品質を高くすることができる。また信号劣
化の原因となるYC分離を行うことなく実施する
ことができる。
第7図は上記方法を行うためのスクランブル回
路の一例を示す。
入力端子39に加えられたY+C信号はバース
トゲート40でバースト信号が抜き取られて加算
器41に加えられる。抜き取られたたバースト信
号は移相器42〜44で夫々90゜,180゜,270゜に移
相されてスイツチ45に加えられる。同基分離回
路46からのVD,HDによつてスクランブルコ
ード発生器47が駆動され、そのスクランブルコ
ードによりスイツチ45が順次に切り換えられ
る。0゜から270゜まで順次に移相されたバースト信
号は加算器41でY+C信号に加えられて送出さ
れる。
この回路でフイールド毎にバースト信号の位相
回転を行つた場合、通常、受像機のAPCはフイ
ールド毎に追従できるため、色相がフイールド毎
に変化する。この例では12Hzのクロマフリツカと
共に色相がランダムに変化し、スクランブルがか
かることになる。VTRの記録時ではバースト位
相に各種の制御系は充分追従できるためそのまま
の形でテープに記録される。従つて再生時には逆
のシーケンスでデコードすれば元の色相に戻る。
この方法は最小2つの位相を組み合わせて切換え
るようにしてもよく、さらに多くの位相を様々な
形で組み合わせて切換えるようにしてよい。具体
的には前記(1)の方法のように、組み合わせの1周
期毎にマーカ信号を挿入するようにしてよい。
(3) 信号の入れ替え法 第8図の例では、1H期間を2分割して後半の
1/2Hの部分を次のH期間の前半の1/2H部分まで 移動させるようにしている。この方法による信号
を通常の受像機で受信すれば、第9図に示すよう
に正常な画像が実質的に左右逆転した画面とな
る。
第10図は上記方法によるスクランブル回路の
実施例を示す。
入力信号はCCD,BBD等で構成される0.5H遅
延回路48で遅延されることにより、第8図のス
クランブル信号となる。CCDはクロツク発生器
49からのHD周波数のn倍のクロツクで駆動さ
れる。尚、二つのスイツチ50,51は水平ブラ
ンキング期間に開かれる。
スクランブル効果をさらに高くするため及びデ
スクランブルをさらに行いにくくするために、第
8図のスクランブル信号にフイールド単位で正規
の信号を挿入するようにしてもよい。この挿入を
キーコードで行えば容易にデコードすることがで
きなくなる。この方法を実施するには、例えば第
10図において入力信号又は入力信号を1H遅延
した信号と0.5H遅延出力とをスイツチで切換え
るように成し、上記挿入個所で上記入力信号又は
1H遅延出力を選択するようにすればよい。
また第11図のように正規の画面を4分割して
それらの順序を入れ替えるようにしてもよい。こ
の場合は1/2遅延回路、1/4遅延回路等を適宜組み 合わせることにより容易に実現できる。
(4) ゴースト法 第12図に示すように入力信号を1μsec程度遅
延させ、スイツチをフイールド毎に切換えること
により、擬似ゴーストを作る方法である。
(5) 時間反転法 メモリーに1Hづつ書き込まれた信号を書き込
み時と逆方向に読み出し、これを1フイールド単
位として正規フイールドと組み合わせる方法であ
る。
第13図はスクランブル回路の実施例を示し、
入力信号をA/D変換した後、1H毎に切換るス
イツチを介して2個の1Hメモリーに交互に書き
込み、一方が書き込まれているときに他方を読み
出すように成す。この際、書き込み時はアツプダ
ウンカウンタをアツプカウントし、読み出し時は
ダウンカウントして逆方向に読み出すように成
す。読み出された信号は1H毎に切換わるスイツ
チを介して取り出され、D/A変換される。この
D/A出力と元の入力信号とが1フイールド毎に
切換わるスイツチを介して1フイールドづつ交互
に出力される。このスクランブル信号を通常の受
像機で受信した場合は、画面には正規の画像と左
右逆転した画像とが二重に映し出される。
次に音声信号のスクランブル方法について述べ
る。
(1) 信号の入れ替え法 第14図に示すように例えば6フイールドを単
位としてその順序を入れ替える方法である。音声
の場合は上記単位があまり短いと内容が識別され
ることがあるので、例えば6フイールド(約
100msec)以上の長さとする。上記6フイールド
単位を示すためのマーカ信号を挿入するが、この
マーカ信号は前述した映像信号のスクランブルに
用いられるマーカ信号(例えば第5図のマーカ信
号S9)を利用してよい。
第15図に第14図の方法を実施するためのス
クランブル回路を示す。
6フイールドの遅延時間を持つBBDは映像信
号のVDで同期されたクロツクで常に入力音声信
号の書き込み及び読み出しを行つている。読み出
された信号と元の音声信号とはスイツチにより12
フイールド毎に交互に選択される。これによつて
第14図の2,4,6…番目の信号がそのまま取
り出され、1,3,5…番目の信号が遅延されて
取り出される。尚、順序入れ替えのパターンは
種々の形をとり得る。
(2) 時間反転法 前述した映像信号のスクランブル方法の(5)(第
13図)と実質的に同じ考え方に基くもので、例
えば第16図のように6フイールド単位でメモリ
ーに書き込み、これを連続して逆方向に読み出す
か、又は所定のパターンに従つて順逆組み合わせ
て読み出す。
第17図はスクランブル回路の実施例を示し、
6フイールドメモリーはアツプダウンカウンタに
よりアツプ方向で書き込みを行い、ダウン方向に
読み出しを行う。読み出された信号と元の信号と
がスイツチで選択されて出力される。このスイツ
チの切換えは第16図のスクランブルパターンに
応じたタイミングで行われる。
以上述べたように本発明は、スクランブルされ
た特定プログラムの信号の終端部に、このスクラ
ンブルされた信号をデスクランブルするためのキ
ー信号を付加して送出するようにしたので、デコ
ーダを付加したVTR等のテレビジヨン信号記録
再生装置を用いれば、スクランブル放送を正しい
プログラムとして視聴することができるが、リア
ルタイムで上記スクランブル放送を視聴すること
はできず、このために、テレビジヨン信号の送出
者側で選別した特定の視聴者のみが所定のプログ
ラムを視聴することができる。また、本発明によ
るテレビジヨン信号送出装置によつて送出される
テレビジヨン信号を記録再生するのに使用する
VTR等のテレビジヨン信号記録再生装置は、特
にその方式を問われるものではなく、また、上記
VTR等に加える変更も最小限にすることができ
る。
また、本発明においては、特定プログラムの始
端部にキー信号の種類を示すコード信号(前述の
実施例における信号S2)を付加することができ、
このようにすれば、再生時に、所望のプログラム
と対応するキー信号の種類を再生に先立つて知る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はVTR、デコーダ、受像機
の接続関係の実施例を示すブロツク図、第3図は
本発明によるスクランブル放送信号の信号配列の
実施例を示す図、第4図はデコーダの実施例を示
すブロツク図、第5図はスクランブル方法の実施
例を示す波形図、第6図はスクランブル回路の実
施例を示すブロツク図、第7図はスクランブル回
路の変形例を示すブロツク図、第8図はスクラン
ブル方法の変形例を示す波形図、第9図はテレビ
画面の図、第10図はスクランブル回路の変形例
を示すブロツク図、第11図はテレビ画面の図、
第12図及び第13図はスクランブル回路の変形
例を示すブロツク図、第14図はスクランブル方
法の変形例を示すタイムチヤート、第15図はス
クランブル回路の変形例を示すブロツク図、第1
6図はスクランブル方法の変形例を示すタイムチ
ヤート、第17図はスクランブル回路の変形例を
示すブロツク図である。 なお図面に用いられている符号において、S2
…キー判別信号、S3……音声信号、S5……キー信
号、S7……映像信号。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 スクランブルされたテレビジヨン信号を記録
    再生し、上記テレビジヨン信号に付加されたデス
    クランブルのためのキー信号をメモリーし、上記
    テレビジヨン信号の再生時に上記メモリーされた
    キー信号に基づいて再生テレビジヨン信号をデス
    クランブルするようにしたテレビジヨン信号記録
    再生装置に、テレビジヨン信号を送出するテレビ
    ジヨン信号送出装置であつて、 特定プログラムのテレビジヨン信号の映像信号
    と音声信号とのうち少くとも一方をスクランブル
    し、 このスクランブルされた信号をデスクランブル
    するためのキー信号を、上記特定プログラムの終
    端部に付加して送出するようにしたテレビジヨン
    信号送出装置。 2 上記キー信号の種類を示すコード信号を上記
    特定プログラムの始端部に付加して送出するよう
    にした特許請求の範囲第1項記載のテレビジヨン
    信号送出装置。
JP56142836A 1981-09-10 1981-09-10 テレビジョン信号送出装置 Granted JPS5843685A (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56142836A JPS5843685A (ja) 1981-09-10 1981-09-10 テレビジョン信号送出装置
AU88072/82A AU562395B2 (en) 1981-09-10 1982-09-07 Subscription television system
CA000410966A CA1200007A (en) 1981-09-10 1982-09-08 Subscription television system
US06/415,836 US4533949A (en) 1981-09-10 1982-09-08 Subscription television system
AT82304758T ATE25908T1 (de) 1981-09-10 1982-09-09 Abonnement-fernsehsystem.
DE8282304758T DE3275697D1 (en) 1981-09-10 1982-09-09 Subscription television system
EP82304758A EP0074810B1 (en) 1981-09-10 1982-09-09 Subscription television system

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JPS5843685A JPS5843685A (ja) 1983-03-14
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58111594A (ja) * 1981-12-25 1983-07-02 Nec Corp 映像2チヤンネル伝送におけるフイ−ルド切替暗号化方式
JPS58146189A (ja) * 1982-02-24 1983-08-31 Nec Corp 映像信号2チヤンネル伝送における暗号化方式
JPS60199288A (ja) * 1984-03-24 1985-10-08 Toshiba Corp 放送方式

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