JPS59165586A - テレビジヨン信号受信装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は白レベルと黒レベルとが反転されたテレビジョ
ン信号を受信するための装置に関するものである。

背景技術とその問題点 最近、米国等において契約ＴＶ放送が普及している。契
約ＴＶ放送では、放送局と受信契約をした視聴者のみが
正常な受信をすることができ、契約をしない者は正常な
受信をすることができないようにしている。契約をしな
い渚が正常な受信をすることができないようにするため
に、従来よシ、送信側で映像信号と音声信号に何らかの
細工をして、通常の受像機で受信されたとき、正常な画
像と音声が得られないようにする方法が用いられている
。この方法はスクランブル方式又はスクランブル放送と
呼ばれており、従来よシ、映像信号と音声信号に細工を
するための種々のスクランブル方法が提案されている。

従来提案されているスクランブル方法の具体的な例とし
て、特定プログラムのテレビジョン信号を、所定期間で
極性反転又はレベル変化させる方法や所定期間の信号の
順序を入れ替える方法等が提案されている。このような
スクランブル放送システムにおいては、スクランブルさ
れた信号と、とのスクランブルされた信号を解読するた
めのキーコード信号とを放送局から送出するようにして
いる。従ってこのスクランブルされた信号を通常の受像
機で受信しても、正常な画像と音声を視聴することはで
きない。そして放送局と契約した視聴者のみが、デコー
ダで上記キーコード信号に基いてスクランブルされた信
号を元の形に復元（デスクランブル）して、そのプログ
ラムの正常な画像と音声を視聴することができるように
している。

前述したレベル反転を行うスクランブル方式においては
、映像信号の所定の折シ返しレベルに対する白レベル側
と黒レベル側とを反転するようにしている。例えば第１
図に示すような映像信号Ｓｖを、白レベルと黒レベルと
の間に設定された折シ返しレベルＶｍで反転して、竹雷
÷餐県呼信号ＳＶ８と成すものである。この場合、水平
同期信号及び垂直同期信号の部分を反転すると受信側で
復元が困難となるので、映像期間のみ反転するようにし
ている。

このようにレベル反転を行うスクランブル方法を笑際の
放送システムで実施する場合は、例えばレベル反転を行
うフィールド期間とレベル反転を行わないフィールド期
間とを任意に組み合わせてスクランブルパターンを形成
し、このスクランブルパターンを繰り返して送信するよ
うに成される。

これと共にその放送プログラムがスクランブル放送であ
ることを示す識別信号と、上記スクランブルパターンを
受信側で解読するためのキーコード信号とを、垂直ブラ
ンキング期間の所定位置に挿入するように成される。上
記識別信号及びキーコード信号の具体的な例として、一
定レベルの識別信号を映像信号のペデスタル部分に挿入
する方法や、垂直ブランキング期間の例えば１６番目の
水平走査期間に一定レベルの識別イキ号を挿入すると共
に、１７，１８８番目水平走査期間にキーコード信号を
挿入する方法等が提案されている。

上述のようにしてスクランブルされたスクランブルテレ
ビジョン信号を受信するときは、レベル反転されたフィ
ールド期間を上記キーコード信号に基いて検出し、この
期間の映像信号を再反転して元の形に戻すデスクランブ
ルを行う必要がある。

この再反転を行う場合の折シ返しレベルは、送信側の折
シ返しレベル”いと対応するレベルとして受信側で作る
ことになる。この受信側で作る折）返しレベルが１回路
素子のばらつきや温度特性等で変化すると、再反転され
７？：信号波形は正しく元の波形に復元されない。例え
ば第２図Ｎに示すように、送信側において、折９返しレ
ベルＶｍで反転された信号８ｖｓが、受信側において送
信側と一致するレベｉ■で反転されれば、第１図Ｘの元
の信号〜と等しい波形を得ることができるが、第２図Ｂ
に示すように、受信側でΔ”−のオフセラトラ持った折
多返しレベルで反転された場合は、点線で示す正しい信
号Ｓｖに対して実線で示す波形の歪んだ信号Ｓｖが得ら
れることになる。

この問題を解決するために、前述した識別信号のレベル
を折シ返しレベｌ−に応じた基準レベルに設定して送出
する方法が提案されている。即ち、第３図に示すように
、垂直ブランキング期間の１６番目の水平走査期間に挿
入された識別信号ＩＤのレベルＶｍを、信号ＳＶ８の折
シ返しレベルＶｍト関連させて（図示の場合はＶｍ　＝
　Ｖｍ　）設定することによシ、この識別信号ＩＤをデ
スクランブルのための基準レベル信号を兼ねる信号とし
て送出するものである。この方法によれば、映像信号が
伝送系を通る際にレベル変化しても、信号ＩＤも同じよ
うにレベル変化するので、受信側で信号ＩＤのレベルＶ
ｍ　に基いて作り出される再反転のための折υ返しレベ
ルは常に正確なものとなる。

一方、上述したスクランブル放送を、例えば深夜に放送
し、これを一旦ＶＴＲでテープに記録して置き、後でテ
ープを再生してデスクランブルを行うようにしたシステ
ムが提案されている。このシステムは、スクランブルさ
れた信号をそのまま記録し、再生時に再生信号をデコー
ダに供給し、このデコーダによシブスクランブルして正
常な再生画像を得るものであるが、上述したレベル反転
を行う方法でスクランブルされｆｃ倍信号再生する場合
次の問題が生じる。

デコーダにおいては、スクランブルされたテレビジョン
信号が入力されると、先づ前記キーコード信号及び前記
識別信号ＩＤを検出する。そしてキーコード信号に基い
て、レベル反転されたフィールド期間を検出し、そのフ
ィールド期間の信号を、信号ＩＤに基いて作られた所定
の折シ返しレベルで再反転することにより、デスクラン
ブルを行うようにしている。

このようなデスクランブルを行っているときに、ＶＴＲ
をノーマル再生からスチル、スローモーション、ピクチ
ャーサーチ等のトリックモードに切換えたり、又はトリ
ックモードからノーマル再生に切換え７１）する場合、
あるいはスクランブル放送の再生から通常放送の再生に
切換えたシ、又は通常放送の再生からスクランブル放送
の再生に切換える場合がある。このように種々の再生モ
ードを切換える場合、切換え直後においては、再生信号
から信号ＩＤが急に無くなったり、又は急に現われたシ
する。このためＩＤ検出回路の動作が不安定となシ、検
出された信号ＩＤのレベルが変化する。この結果、信号
ＩＤのレベルに基いて作られる再反転のための折シ返し
レベルが変化して再生画面が乱れることになる。特に折
シ返しレベルが下って反転された信号のレベルが同期信
号のレベルまで低くなったような場合は、画面は非常に
見にくくなる。

発明の目的 本発明は映像信号の白レベルと黒レベルが反転され、且
つ受信側で再反転する際の基準レベル信号が付加された
テレビジョン信号を記録し、これを再生しながらデスク
ランブルする際に、上記のような再生モードの切換えに
よる、上記基準レベルの変化を転減するようにしたテレ
ビジョン信号受信装置を提供するものである。

実施例 第４図はスクランブル放送の受信側における上述したＶ
ＴＲを用いたシステムの実施例を示すもので、本発明に
よるデコーダ（１）とＶ　Ｔ　Ｒ（２）とを含むもので
ある。

図において、ＶＴＲ（２）のアンテナ（３）で受信され
ｆＣ信号からチューナ（４）で選局されたスクランブル
テレビジョン信号は、検波回路（５）で検波された後、
記録回路（６）に加えられる。記録回路（６）において
は、公知のようにＹ信号がＦＭ変調されると共に、クロ
マ信号が低域に変換された後、スイッチ（力のＲＢＯ接
点からヘッド（８）に加えられて、テープ（９）に記録
される。再生時には、テープ（９）から再生された信号
は、スイッチ（７）のＰＢ接点から再生回路（１０）に
加えられて、Ｙ信号が復調されると共にクロマ信号が元
の帯域に逆変換される。Ｙ信号とクロマ信号とは合成さ
れてコンポジット信号となシ、ＶＴＲ（２）のビデオア
ウト端子σηからデコーダ（１）の入力端子αりに供給
される。

入力端子（１つに供給されたコンポジット信号は、クラ
ンプ回路０：１でペデスタルレベルがクランプされると
共に、同期分離回路α→で水平同期信号及び垂直同期信
号が分離され、さらにキーコード信号検出回路（ｌ鴎で
、上記水平同期信号及び垂直同期信号に基いてキーコー
ド信号が検出される。またＩバ抜き取シパルス発生回路
αＱは水平同期信号及び垂直同期信号に基いて、識別信
号ＩＤを抜き取るための抜き取シパルスを発生する。上
記レベルクランプされた信号は基準レベル偏の抜き取シ
回路ａηに加えられて、上記抜き取ｐパルスによって基
準レベルＶ〕　が抜き取られる。この抜き取られたレベ
ルＶｉｎ　に基いて反転軸発生回路賭はデスクランブル
のための反転軸レベル（折り返しレベル）を作シ、この
反転軸レベルに基いて反転回路−がクランプ回路（Ｌ３
からの信号をレベル反転する。

一方、スクランブルパターン発生回路（イ）は、検出さ
れたキーコード信号に基いて、スクランブルパターンを
解読し、入力コンボジット信号のレベル反転された期間
とレベル反転されない期間とを検出する。この検出に基
いてスイッチ制御回路０υはレベル反転されているとき
にスイッチ（２４）を接点す側に閉ざし、レベル反転さ
れていないときにスイッチ（財）を接点ａ側に閉ざすス
イッチ信号を形成する。従ってスイッチ（財）からは、
接点ａ側に閉ざされたとき、コンポジット信号がそのま
ま取り出され、接点す側に閉ざされたとき反転された、
即ち再反転されて正常なレベルとなった信号が取り出さ
れる。これによって完全にデスクランブルされた信号を
得ることができる。この信号はバッファアンプ翰を通じ
て出力端子（２２から出力される。

従ってこの出力端子（社）から出力された信号をモニタ
ー受像機に供給することによって、正常な画像を視るこ
とができる。

前述した再生モードの切換えによって、信号■Ｄが変化
すると、反転軸発生回路ｔｔＳから得られる反転軸レベ
ルが変化する。この変化がレベル判別回路（ハ）で検出
されると、その判別信号によシ、スイッチ（財）は強制
的に接点ａ側に閉ざされる。これによって、出力端子（
２りにはスクランブルされｆｃ傷信号そのまま取り出さ
れる。若しスイッチ０４）を強制的に接点ａ側に閉ざす
ことをしないで、前記スイッチ信号によるスイッチング
を行う場合は、誤った反転軸レベルで反転された信号が
出力されるため、画面は非常に乱れることになる。本発
明では、上述のようにスクランブルされた信号をそのｔ
ま取シ出しているので、画面の乱れはかなり軽減される
ことになる。スイッチ（２４）は、信号ＩＤが現われて
から安定するまで、あるいは信号ＩＤが完全になくなっ
てから安定するまで、接点ａ側に閉ざされる。

次に抜き取り回路（Ｉ７）、反転軸発生回路−及びレベ
ル判別回路（ハ）の実施例について説明する。

第５図は第１の実施例を示すもので、図の０〜０点の出
力波形を第６図及び第７図に示す。

第５図において、入力端子（Ｒ２１から映像信号が加え
られる前記クランプ回路（１３）は、トランジスタＱ１
、Ｑ２、ダイオードＤ、及び抵抗Ｒ１、Ｒ２等によシ、
クランプ電圧Ｅｃが加えられる。このクランプ回路（１
段の出力は０点からＱ３のベースに加えられる。この出
力には信号ＩＤが垂直ブランキング期間毎に挿入されて
いる。上記Ｑ５に、Ｑ４及びＤ２によるカレントミラー
回路を介して接続されるＱ５のエミッタは、・Ｑ３のエ
ミッタと共通にＱ６のコレクタに接続されている。この
Ｑ６のベースには、第４図のパルス発生器（１６）よ、
９ＩＤ抜！　取、り　パルスＰ　カ、端子（２５）　、
・Ｒ３、Ｄ３を介して加えられる。従って、パルスＰが
加えられる毎に、Ｑ６．　Ｑｓ　、Ｑｓがオンとな９、
その都度Ｑ５のコレクタ電圧がコンデンサＣ１を光電す
る。この充電電圧はＱｙ　、　Ｑａによる２段のエミツ
タホ四ワを介して０点に現われる。この０点の電圧はＲ
４を介してクランプ回路０３１に帰還される。この帰還
により０点と０点との電位がｂＱｓ、Ｑｓのオン期間に
等しくなるように成される。

今、信号ＩＤが前述した再生モードの切換え罠よって無
くなる場合を見ると、ＩＤがある場合は、０点の電位は
第６図のように略一定でＩＤのレベルに応じた大きさと
なっている。この場合、０１の放電時定数はｂ　Ｑｙ　
ｈ　Ｑａによシ、例えは０．５〜数秒間に長く選ばれて
いる。これによって垂直ブランキング毎に加えられるＩ
Ｄのレベルを安定に保持すると共に１ノイズに対して安
定化されている。

この状態では０点の電圧は、反転軸レベルとして出力端
子（イ）から、第４図の反転回路ａｌＫ加えられている
。

この状態でＩＤが無くなるとｂ　Ｃ１が徐々に放電して
、０点の電位が下降し、これに伴ないＱ８のコレクタ電
流が減少する。従って、このＱ８とＤ４％Ｑ９のカレン
トミラー回路を介して接続されるＱ９のコレクタ電流が
減少し、０点におけるＲ５の電圧が下がってＱｌｏがオ
フとなる。Ｑｌｏのコレクタは端子（５）を介して、第
４図のスイッチ（財）に接続されていて、Ｑｌｏのオフ
によシスイッチ（財）は接点ａ側に閉ざされる０ 再生モードの切換えによって、ＩＤが現われる場合は、
ｏｌの充電電圧が徐々に上昇するため、０点の電位は第
７図のように上昇し、これに応じてＱ９　ｂ　Ｑ＋ｏが
オンとなる。これによってスイッチ（財）の接点ａ側へ
の閉塞が解除され、このスイッチ（財）はスクランブル
パターンに応じた切換え動作を行うようになる。

第８図は第２の実施例を示し、■、ｏ５■、■、０点の
出力波形を第９図及び第１０図のＡ％Ｂ１Ｆ％Ｇ％Ｈに
示す。尚、第８図において、第５図と対応する素子には
同一符号を付しである。尚、第５図の実施例［ＩＤがな
くなると、おる時間が経過してからＱｌｏがオフとなる
ものであるが、本実施例はＩＤがなくなると直ちにＱ＋
ｏがオフとなるようにしたものである。

この第８図の実施例は、ＩＤがなくなったときに、Ｑｔ
＋又はＱ１２がオンとなってＱＣｓが動作することによ
シ％　Ｑｌｏがオフとなるようにしたものである。

０点と０点とがバランスして安定状態にあるときは、Ｃ
１への電流の流入、流出はない。この状態では、端子ρ
ωに加えられるパルスＰによりオンとなるＱ５、Ｑ５に
流れる電流は２分される。とのとき０点の電圧がＲ６で
定められる一定の大きさとなる。

この０点の電圧と１点の定電圧とがＱ１４　ｈ　ＱＣｓ
　により比較され、０点と０点とがバランスしていると
きは、０点と０点との電圧は等しい。これによって％　
Ｑ１＋　ｂ　Ｑ１０がオフとなシ、またＱ１６はオンと
なっている。

この状態で第９図ＡのようにＩＤがなくなシ、０点と０
点のバランスがくずれると、これがＱ１４、Ｑｌｓで検
出され、０点又は０点の電圧が下る。これによってＱｌ
ｌ又はＱ１２がオンとなって、Ｑ１３がオン中オンされ
る。このためＣ２が放電され、これによってＱ＋ｏがオ
フとなる。Ｃ２は一旦放電した後、充放電を繰り返す。

Ｑ１７、Ｑ１０は０点の電圧とクランプ電圧ＥｃよりＲ
７で決められる電圧だけ高い基準電圧とを比較しておシ
、０点の電圧が上記基準電圧よシ低くなるまでＱｌｏを
オンにしている。尚、ＩＤが現われて来る場合は第１０
図のように、過渡時間が経過してからＱ＋ｏがオンとな
る。

発明の効果 垂直ブランキング期間の連続する２つの水平走査期間に
基準レベル信号が挿入されているスクランブル信号を記
録し、これを再生した信号をデスクランブルする場合に
、記録再生装置をノーマル再生からピクチャーサーチ等
のトリックモードに切換えタシ、又はトリックモードか
らノーマル再生に切換え７ｔシする場合、あるいはスク
ランブル放送の再生モードから通常放送の再生モードに
切換えたｐ、又は通常放送の再生モードからスクランブ
ル放送の再生モードに切換える場合、切換え直後におい
て、信号ＩＤが急に無く永つｆｃシ、らるいは急に現わ
れたシすることによるＩＤのレベル変化による、画面の
乱れを軽減することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は映像信号をレベル反転する方法を説明する波形
図、第２図は上記反転された映像信号を再反転して元に
戻すことを説明する波形図、第６図は識別信号と反転さ
れた信号との関係を示す波形図、第４図は本発明の実施
例を示すブロック図である。第５図は第４図の要部の回
路構成の第１の実施例を示す回路図、第６図及び第７図
は第５図のタイミングチャート、第８図は上記回路構成
の第２の実施例を示す回路図、第９図及び第１０図は第
８図のタイミングチャートである。 なお図面に用いられた符号において、 （１）・・・・・・・・・・・・デコーダ（２）・・・
・・・・・・・・・ＶＴＲ（１！１９・・・・・・・・
・・・・キーコード検出回路（１６）・・・・・・・・
・・・・抜き取９パルス発生回路（１〜・・・・・・・
・・・・・反転軸発生回路叫・・・・・・・・・・・・
反転回路 （２Ｉ）・・・・・・・・・・・・スイッチ制御回路（
ハ）・・・・・・・・・・・・レベル判別回路ＣＩ！４
）・・・・・・・・・・・・スイッチである。 代理人　上屋　勝 〃　　常包芳男 〃　　杉浦俊貴 ＜Ｑ：ｌ　　　　−■　　　中 ＜　　　ｃＱ−と； （自発）手続補正書 昭和５８年５月１３日 昭和５８年特許願第３８７６７　　号 ２、発明の名称 （２１８）ソニー株式会社 ６、補正により増加する発明の数 （１）、明細書第８頁１４行目「転減」を「軽減」と訂
正する。 （２）、第１５頁１７行目〜第１６頁１行目「なくなり
・・・・・・・・・・・・・・・オン・オフされる。」
を「なくなり、又は第１０図人のようにＩＤが現われる
ことによって、０点と０点のバランスがくずれると、こ
れがＱｌ４　　Ｑｌｓ　　で検出され、０点（又は０点
）の電圧が下る。これによってＱｌ、（又はＱ１２）が
オンとなって、Ｑ、３がオンされる。」と訂正する。 （３）、第８図を別紙の通り訂正する。 −以　上− Ｊ（２）′

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 映像信号の所定期間において所定レベルに対する白レベ
   ル側と黒レベル側とが反転され且つ上記所定期間を示す
   コード信号と上記所定レベル罠関号を受信する装置であ
   って、上記コード信号から準レベル信号に基いて上記受
   信され友映像信号の上記反転レベルを決定するように成
   し、上記反転レベルが変化したときは、上記反転動作を
   禁止するようにしたことを特徴とす７号の受信装置。