JPH0462238B2 - - Google Patents

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JPH0462238B2
JPH0462238B2 JP58162954A JP16295483A JPH0462238B2 JP H0462238 B2 JPH0462238 B2 JP H0462238B2 JP 58162954 A JP58162954 A JP 58162954A JP 16295483 A JP16295483 A JP 16295483A JP H0462238 B2 JPH0462238 B2 JP H0462238B2
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signal
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Takafumi Okada
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はスクランブルされた映像信号を復元す
るためのデスクランブル装置に関する。
背景技術とその問題点 近年、米国等において契約テレビジヨン放送が
普及している。契約テレビジヨン放送では、放送
局と受信契約をした視聴者のみが正常な受信をす
ることができ、契約をしない者は正常な受信をす
ることができないようにしている。契約をしない
者が正常な受信をすることができないようにする
ために、従来より送信側で特定プログラムの映像
信号及び音声信号に何らかの細工をして、通常の
受像機で受像されたとき、正しい画像と音声が得
られないようにする方法が用いられている。この
方法はスクランブル方式又はスクランブル放送と
呼ばれている。映像信号及び音声信号に細工をす
るためのスクランブル方法として、例えば特定プ
ログラムの映像信号の所定の折り返しレベルに対
する白レベル側と黒レベル側とを反転する方法や
映像信号の所定期間の順序を入れ替える方法等が
提案されている。このようなスクランブル方式を
用いた契約テレビジヨン放送では、受信契約をし
た視聴者は、スクランブルされた信号を元の形に
復元(デスクランブル)するためのデスクランブ
ル装置を持つことになる。
上述した方法によるスクランブルはランダムに
行われるものではなく、一定の法則に従つて行わ
れる。例えば上述の所定レベルに対して信号をレ
ベル反転するスクランブルを実際に行う場合は、
レベル反転を行うフイールド期間とレベル反転を
行わないフイールド期間とを任意に組み合わせて
スクランブルパターンを形成し、このスクランブ
ルパターンを繰り返すように成される。そして送
信側では、スクランブルされた特定プログラムの
映像信号と、受信側のデスクランブル装置におい
て上記スクランブルパターンを解読するためのキ
ー信号と、その放送プログラムがスクランブル放
送であることを示す識別信号とを含むテレビジヨ
ン信号を送出する。尚、本出願人はスクランブル
放送に関して既に幾つかの出願をしているが、ス
クランブル放送のシステムに関しては、例えば特
願昭57−13672号等がある。
而して、スクランブル放送は通常は受信と同時
にデスクランブルしながら正しい画像と音声を実
時間で視聴するように成される。これに対して上
述したスクランブル放送を受信し、そのスクラン
ブルされた映像信号をVTRでテープに記録し、
そのテープを再生しながら再生信号のデスクラン
ブルを行うようにしたシステムが提案されてい
る。
このシステムの利点は次のとおりである。すな
わち、スクランブル放送のプログラム数が少ない
ときには、それぞれのプログラムをそのプログラ
ム内容に相応しい時間帯に放送することができ
る。しかし、子供などに見せると好ましくないプ
ログラムのニーズが高い場合には、そのようなプ
ログラムの数が増加して、深夜のみならず昼間に
もそのようなプログラムを放送せざるを得ない事
態が発生する。このような場合には、子供がその
ようなプログラムを簡単には見れないように、実
時間で視聴できないようにする必要がある。この
ためには、実時間で視聴できるプログラム(すな
わち、受信と同時にデスクランブルし得るプログ
ラム)ではなく、実時間では視聴できないプログ
ラム(すなわち、いつたんVTRなどでテープな
どに記録し、このテープなどを再生しながら再生
信号のデスクランブルを行わないと視聴できない
プログラム)を放送する必要がある。
しかし、実時間では視聴できないプログラムは
上述のような記録及び再生の手間が煩雑であるか
ら、子供などに見せてもよいプログラムは実時間
で視聴できるに越したことはない。そして、この
場合には、実時間で視聴できるプログラムの信号
と、記録及び再生しなければデスクランブルする
ことができないプログラムの信号とを選択的に放
送することになる。
発明の目的 本発明は、上述のように、記録及び再生しなけ
ればデスクランブルし得ないスクランブル放送信
号(以下、「第1の放送信号」という)と、受信
と同時にデスクランブルすることができるスクラ
ンブル放送信号(以下、「第2の放送信号」とい
う)とが選択的に放送されるスクランブル放送を
受信してデスクランブルするのに好適なデスクラ
ンブル装置を提供することを目的とする。
発明の概要 本発明はスクランブルされた特定プログラムの
信号の始端部又は終端部にキー信号が挿入された
信号を受信し、上記キー信号の位置を検出し、こ
の検出に応じてデスクランブル動作を開始するか
否かを決めるようにしたものである。
実施例 第1図は放送局から送出される、スクランブル
放送によるテレビジヨン信号のフオーマツトを示
すもので、同図Aは前記第1の放送信号の場合を
示し、同図Bは前記第2の放送信号の場合を示
す。
同図Aにおいて、映像信号期間においては、先
ずスクランブルされた特定プログラムが送出さ
れ、次いでアドレスコード及びプログラムコー
ド、キーコードがこの順序で送出される。垂直ブ
ランキング期間においては、先ずプログラムコー
ド及びID、SCコードが送出され、次いでアドレ
スモードコード、キーモードコード、ストツプコ
ード等がこの順序で送出される。音声チヤンネル
ではスクランブルされたプログラムが映像期間の
プログラムと平行して送出される。尚、音声信号
は例えば前述したスクランブルパターンを用い
て、種種の方法でスクランブルされている。
上記IDコードは、特定プログラムのテレビジ
ヨン信号を所定の周期T(例えば60秒)毎のセグ
メントに分割するためのインデツクスコードであ
る。また、上記SCコードは、上記特定プログラ
ムの画面転換部を検出することによつて得られる
画面転換信号(シーンチエンジ信号)の位置を示
すシーンチエンジコードである。なお、このSC
信号と上記キーコード信号とのAND出力の立ち
上がり部分、立ち下がり部分などに基づいて種々
のスクランブルパターンを形成することができ
る。
上記アドレスコードは、契約者に予め付された
番号をコード化したものである。
上記キーコードはスクランブルされた信号をデ
スクランブルするときの解読キーコードで、例え
ば前述したスクランブルパターンを指定するコー
ドを有している。本実施例では、このキーコード
を放送の終端部に付加するようにしている。これ
によつて、この第1のスクランブル放送信号を一
旦VTR等で記録しないとデスクランブルができ
ないようにしている。そして後述するように、第
1のスクランブル放送信号をVTRでテープに記
録し、最後にキーコードを得て、これを例えばメ
モリーに記憶し、再生時にメモリーからキーコー
ドを読み出し、この読み出されたキーコードに基
いて再生信号をデスクランブルするようにしてい
る。即ち、キーコードを終端部に付加することに
よつて、プログラムを実時間で視聴することがで
きないようにしている。
上記プログラムコードはキーコードを指定する
コードである。キーコードは契約者以外の者に解
読されるのを防止するために、年、月、週、日、
プログラムの何れか毎に変更される。従つて、複
数のプログラムをテープに記録した場合とか、複
数の記録済みテープがある場合は、メモリーには
種々のキーコードが記憶されることになる。プロ
グラムコードはそのプログラム固有の内容を持つ
もので、メモリーにはこのプログラムコードとキ
ーコードとが対応して記憶されるように成され
る。従つて、再生時に再生されたプログラムコー
ドによつて対応するキーコードを選択することが
できる。このプログラムコードは、例えば放送年
月日とプログラム番号とで表現される。
上記アドレスモードコードは、前記アドレスコ
ードの送出期間に送出されるもので、現在アドレ
スコードが送出されていることを示すものであ
る。上記キーモードコードは、キーコードが送出
されていることを示すものである。上記ストツプ
コードはスクランブル放送が終了したことを示す
ものである。
上記各コード信号は所定ビツト数の2値信号を
NRZ変調した信号として送出される。垂直ブラ
ンキング期間における各コード信号は、垂直ブラ
ンキング期間の14番目及び15番目の水平走査期間
に夫々挿入される。尚、プログラムコードはスク
ランブルプログラムの始まる10V(V:フイール
ド)前の垂直ブランキング期間から挿入されると
共に、プログラム終了後の映像期間にも挿入され
る。
上述したスクランブル放送の受信側では上記キ
ーコード、ID、SCコード等を検出して、スクラ
ンブルパターンを復元し、このスクランブルパタ
ーンに基いてデスクランブルが行われる。
第1図Bにおける第2の放送信号の場合は、映
像期間では先ずアドレスモード及びプログラムコ
ードが送出され、次いでキーコード、スクランブ
ルされた特定プログラムが送出される。垂直ブラ
ンキング期間では、アドレスモードコード、キー
モードコード、プログラムコード及びID、SCコ
ード、ストツプコードが順次送出される。尚、ア
ドレスモードコードはアドレスコードより10V前
から送出される。音声チヤンネルではスクランブ
ルされたプログラムが映像期間のプログラムと平
行して送出される。
この第2の放送信号の場合は、プログラムに先
立つてキーコードが得られるので、直ちにデスク
ランブルを行うことができ、実時間での視聴を可
能にする。次に上述した第1及び第2のスクラン
ブル放送信号を受信するためのVTRを用いたシ
ステムの第1の実施例を第2図と共に説明する。
第2図において、1はVTR、2はデスクラン
ブル装置、3はモニタ受像機である。VTR1の
アンテナ4で受信されたテレビジヨン信号は分配
器5、チユーナ6、中間周波回路7を経て映像検
波回路9に加えられる。検波されたビデオ信号は
記録回路9に加えられると共にアンプ10を通じ
てスイツチ11の接点aに加えられる。また中間
周波回路7の出力の一部は音声回路13に加えら
れてオーデイオ信号が復調される。このオーデイ
オ信号は記録回路9に加えられると共にスイツチ
12の接点aに加えられる。また分配器5で分配
された受信信号は変調器14でテレビの空きチヤ
ンネル周波数に変換された後、出力端子15から
受像機3のアンテナ端子に加えられるように成さ
れている。
上記記録回路9で信号処理されたビデオ信号は
スイツチ16の接点RECを介し、ビデオヘツド
18に加えられてテープ20に記録される。また
オーデイオ信号はスイツチ17の接点RECを介
し、オーデイオヘツド19に加えられてテープ2
0に記録される。
テープ20から再生されたビデオ信号はスイツ
チ16の接点PBから再生回路21に加えられ、
再生されたオーデイオ信号はスイツチ17の接点
PBから再生回路21に加えられる。再生処理さ
れたビデオ信号はスイツチ11の接点bに加えら
れ、オーデイオ信号はスイツチ12の接点bに加
えられる。またシステム制御回路22は記録回路
9、再生回路21及びその他所定の回路及びテー
プ駆動系等の動作を制御すると共に、スイツチ1
1,12を切換え制御する。
このVTR1のビデオ信号出力は出力端子23
からデスクランブル装置2の入力端子25に加え
られ、オーデイオ信号出力は出力端子24からス
クランブル装置2の入力端子26に加えられる。
VTR1で通常のプログラムの放送信号を受信
する場合は、スイツチ11,12は接点a側に閉
ざされる。出力端子23,24から出力されて入
力端子25,26からデスクランブル装置2に入
力されたビデオ信号及びオーデイオ信号は、夫々
バツフアアンプ27,28、スイツチ31,32
の接点bを通じ、出力端子33,34から受像機
3に加えられてモニターされる。
第1のスクランブル放送信号を自動記録する場
合は、スイツチ11,12,31,32は接点a
側に閉ざされると共に、VTR1及びデスクラン
ブル装置2に電源が投入されて自動記録待機状態
に成される。この待機状態で第1のスクランブル
放送信号が受信されると、デスクランブル装置2
に入力されたビデオ信号からデータ分離回路35
で各コードが分離されてコード検出及びコントロ
ーラ36に加えられる。このコントローラ36に
より、プログラムに先立つ10Vのプログラムコー
ド(第1図参照)が先づ検出される。この検出信
号により、記録開始及び終了信号発生回路37は
記録開始信号を発生して、出力端子38から
VTR1に設けられた入力端子39に加える。こ
の記録開始信号は制御回路22に加えられ、これ
に応じて制御回路22は記録回路9を動作させる
と共に、テープ駆動系を動作させて、VTR1を
記録状態と成す。ただし、VTR1が現在再生状
態である場合には、上記記録開始信号を受けた制
御回路22は、VTR1を記録状態とせずに、コ
ード検出及びコントローラ36にVTR1が再生
状態である旨の信号を送出する。これにより、コ
ード検出及びコントローラ36は、現在入力され
ている信号がVTR1の再生信号であることを検
知して、再生信号中のプログラムコード及びキー
コードをメモリー43へ書き込むことなく、メモ
リー43からキーコード信号の読み出しを行う。
しかし、VTR1が現在再生状態でなければ、制
御回路22は、再生状態である旨の信号を出力す
ることなく、上述のようにVTR1を記録状態と
成す。尚、後述するようにこの記録状態において
は、デスクランブル装置2の不揮発メモリー43
にスクランブルプログラムのプログラムコードと
キーコードとが対応して記憶されるように成され
ている。
スクランブル放送が終了し、最後のストツプコ
ード(第1図参照)が検出されると、信号発生回
路37は記録終了信号を出力して、制御回路22
に加える。これを受けて制御回路22は記録回路
9及びテープ駆動系の動作を停止させて記録を完
了する。
以上によれば、プログラムに先立つ前記10Vの
プログラムコードをスタート信号として利用し、
このスタート信号とストツプコードとにより、
VTR1の記録動作の開始及び終了を制御してい
るので、第1のスクランブル放送信号の自動記録
を行うことができる。
スクランブルプログラムが記録されたテープ2
0を再生する場合は、スイツチ11,12は接点
b側に閉ざされ、スイツチ31,32は接点a側
に閉ざされる。上記テープ20が再生されると、
再生されたスクランブルビデオ信号は入力端子2
5から映像デスクランブラ40に加えられ、再生
されたスクランブルオーデイオ信号は入力端子2
6から音声デスクランブラ41に加えられる。同
期分離回路42はビデオ信号から水平及び垂直同
期信号HD、VDを抜き取つてコントローラ36
及びデスクランブラ40,41を駆動し、データ
分離回路35はビデオ信号から各コードのデータ
を抜き取つてコントローラ36に加える。
コントローラ36はID、SCコード及びプログ
ラムコードを検出して、メモリー43から対応す
るキーコードを読み出し、これらのコードをデス
クランプルパターン発生回路44に加える。この
発生回路44は各コードに基いて、スクランブル
パターンを復元し、これをデスクランブルパター
ンとしてデスクランブラ40,41に加える。デ
スクランブラ40はスクランブルビデオ信号を元
の形のビデオ信号に戻して、バツフアアンプ2
9、スイツチ31を通じて出力端子33に出力す
る。デスクランブル41はスクランブルーデイオ
信号を元の形のオーデイオ信号に戻して、バツフ
アアンプ30、スイツチ32を通じて出力端子3
4に出力する。これらの出力信号は受像機3のラ
イン端子に加えられる。尚、スイツチ31,32
の切換えはコントローラ36により行われる。ま
たデスクランブラ40,41の出力を変調器45
でテレビの空きチヤンネル周波数に変換した後、
出力端子46から受像機3のアンテナ端子に加え
られるようにしてもよい。
上述した第1のスクランブル放送信号の自動記
録待機状態の設定は、VTR1に専用の操作釦を
設けることにより行うようにしてよい。尚、スタ
ート信号として用いられる前記10Vのプログラム
コードに代えて、専用のスタートコードが挿入さ
れる場合もあり、あるいはトーンバースト信号等
のアナログのスタート信号が挿入される場合もあ
る。
制御回路22は、VTR1の再生時以外は、ス
イツチ11,12を接点a側に閉じさせるように
制御する。この状態で第2のスクランブル放送信
号が受信されると、デスクランブル装置2に入力
されたビデオ信号からデータ分離回路35で各コ
ードが分離されてコード検出及びコントローラ3
6に加えられる。この場合はスタート信号が検出
されないので、記録開始及び終了信号発生回路3
7は記録開始信号を発生せず、従つてVTR1は
記録動作を行わない。一方、コード検出及びコン
トローラ36は、スタート信号としてのプログラ
ムコードを検出する前にアドレスモードコードを
検出することによつて、現在受信されているのが
第2の放送信号であることを検知する。これによ
り、コード検出及びコントローラ36は、このコ
ード検出及びコントローラ36内のメモリー(図
示せず)にアドレスモードコードに続いて入力さ
れるキーコードを一時的に記憶する。次に、プロ
グラムコードが入力されると、コード検出及びコ
ントローラ36はキーコード信号をデスクランブ
ルパターン発生回路44に送出する。そしてスク
ランブルビデオ信号が入力端子25から映像デス
クランブラ40に加えられ、スクランブルオーデ
イオ信号が入力端子26から映像デスクランブラ
41に加えられる。
コントローラ36はID、SCコード及びプログ
ラムコードを検出し、これらのコードをデスクラ
ンブルパターン発生回路44に加える。この発生
回路44は各コードに基いて、スクランブルパタ
ーンを復元してデスクランブラ40,41に加え
る。デスクランブラ40はスクランブルビデオ信
号の元の形のビデオ信号に戻して、バツフアアン
プ29、スイツチ31を通じて出力端子33に出
力する。デスクランブラ41はスクランブルオー
デイオ信号を元の形のオーデイオ信号に戻して、
バツフアアンプ30、スイツチ32を通じて出力
端子34に出力する。これらの出力信号は受像機
3のラインイン端子に加えられる。そして、スト
ツプコードの入力があると、コード検出及びコン
トローラ36は、一時的に記憶した上記キーコー
ドを消去する。なお、VTR1をマニユアル操作
によつて記録状態とした場合には、ストツプコー
ドの入力によつて、上記キーコードをプログラム
コードと共にメモリー43に記憶させてもよい。
これにより、VTR1で記録した第2のスクラン
ブル放送を再生して視聴することも可能となる。
第3図は第2図の実施例を示すものである。
上述した第1の実施例では、第1の放送信号の
自動記録を行う場合、スタート信号の検出に基い
て信号発生回路37から記録開始信号を発生さ
せ、この信号でシスコン22を通じてVTRを制
御することにより、記録を開始するようにしてい
るが、本実施例ではVTR1に設けられたタイマ
ー47を用いて自動記録を行うようにしている。
従つて、第3図では第2図における信号発生回路
37、出力端子38及び入力端子39が省略さ
れ、他の回路構成は第2図と同一構成に成されて
いる。上記タイマー47は従来からVTRに設け
られいるものであり、従つて、第1の放送信号の
ほかに第2の放送信号及び通常プログラムの放送
信号の自動記録を行うことができる。
第4図はコード検出及びコントローラ36とメ
モリー43の実施例を示すもので、第2図及び第
3図と同一部分には同一符号を付してある。
上記コントローラ36にはコード分離回路35
から得られる各コードが入力され、これらはアド
レスコード検出回路48、キーコード検出回路4
9及びプログラムコード検出回路50に加えられ
て夫々のコードが検出される。
入力端子25に加えられるビデオ信号が第1の
放送信号のものである場合、VTR1の記録時に
は、プログラムが終了すると、検出回路48でア
ドレスコードが検出される。検出されたアドレス
コードの中にこのデスクランブル装置2に付され
たアドレスが在る場合は、比較回路51が書込み
信号をメモリー43に送る。こののとき同時に送
られて来るプログラムコードを検出回路50で検
出してメモリー43に書き込む。アドレスコード
及びプログラムコードが終了すると、キーコード
が検出回路49で検出され、このキーコードが先
に書き込まれたプログラムコードと対応して書き
込まれる。以上によりメモリー43にはプログラ
ムが記録される毎に、プログラムコードが例えば
PC4、PC10、PC……と記憶され、これに対応し
てキーコードがKEY4、KEY10、KEY1……と記
憶される。
再生時においては、プログラムの再生に先立つ
て検出回路50が再生されたプログラムからその
プログラムコードを検出して比較回路52に加え
る。メモリー43はプログラムコードPC4
PC10、PC1……とキーコードKEY4、KEY10
KEY1……とを順次に読み出して、上記比較回路
52に加える。再生されているプログラムコード
と読み出されたプログラムコードとが一致したと
き、この一致信号によりオアゲート53が開かれ
て、対応するキーコードがこのオアゲート53を
通つてデスクランブルパターン発生回路44に加
えられる。
入力端子25に加えられるビデオ信号が第2の
放送信号である場合は、プログラムに先立つてア
ドレスコード及びプログラムコードが検出され、
次にキーコードが検出される。この検出に基いて
前述と同様にしてメモリー43の書き込み読み出
しが行われることによつて、このプログラムのキ
ーコードがデスクランブル発生回路44に加えら
れる。
以上述べた実施例では、キーコードが放送信号
の始端部に挿入されているか終端部に挿入されて
いるかを検出して、第1の放送信号か第2の放送
信号かを判定するようにしているが、特定コード
の信号を始端部又は終端部、あるいは両端部に挿
入して送出するようにしてもよい。
発明の効果 本発明のデスクランブル装置は、入力されたス
クランブル放送信号が第1の放送信号であるか第
2の放送信号であるかを自動的に識別して、第1
の放送信号であるときは、少くともプログラムが
終了するまではデスクランブル動作を行わないよ
うに成すと共に、第2の放送信号であるときは、
実時間でデスクランブルを行うようにすることが
できる。従つて、本発明のデスクランブル装置
は、第1の放送信号と第2の放送信号とが選択的
に放送されるスクランブル放送を受信してデスク
ランブルするのに好適であつて、子供などに見せ
てもよい第2の放送信号は実時間で視聴できると
共に、子供などに見せたくない第1の放送信号は
実時間でデスクランブルが行われないから、いつ
たんVTRなどの記録再生装置でテープなどの記
録媒体に記録し、この記録媒体を再生しながら再
生信号のデスクランブルを行わないと視聴でき
ず、このために、子供などが簡単に見ることがで
きない。
【図面の簡単な説明】
第1図はスクランブル放送によるテレビジヨン
信号のフオーマツトの実施例を示す図、第2図は
本発明の第1の実施例を示すブロツク図、第3図
は本発明の第2の実施例を示すブロツク図、第4
図はコントローラとメモリーの実施例を示すブロ
ツク図である。 なお図面に用いた符号において、2……デスク
ランブル装置、35……データ分離回路、36…
…コード検出及びコントローラ、40……映像デ
スクランブラ、41……映像デスクランブラ、で
ある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 スクランブルされた特定プログラムの信号
    と、この特定プログラムの信号の始端部又は終端
    部に付加されこの特定プログラムの信号をデスク
    ランブルするためのキー信号とを有するスクラン
    ブル放送信号を受信し、 上記特定プログラムの信号を上記キー信号に基
    づいてデスクランブルするデスクランブル装置に
    おいて、 上記スクランブル放送信号を受信する受信部
    と、 上記受信部の出力が入力され、上記特定プログ
    ラムの信号を上記キー信号に基づいてデスクラン
    ブルするデスクランブラと、 上記受信部の出力が入力され、上記キー信号が
    上記特定プログラムの信号の始端部に付加されて
    いるか否かを検出して、上記始端部に付加されて
    いることを検出した場合には上記特定プログラム
    の信号を実時間でデスクランブルするように上記
    デスクランブラを制御するキー検出及び制御部と
    を備え、 上記キー検出及び制御部は、上記キー信号が上
    記始端部に付加されていることを検出しなかつた
    場合には上記特定プログラムの信号が終了するま
    でデスクランブル動作を行わないように上記デス
    クランブラを制御することを特徴とするデスクラ
    ンブル装置。
JP58162954A 1983-09-05 1983-09-05 デスクランブル装置 Granted JPS6054583A (ja)

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