JPH0462237B2 - - Google Patents
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- JPH0462237B2 JPH0462237B2 JP58028879A JP2887983A JPH0462237B2 JP H0462237 B2 JPH0462237 B2 JP H0462237B2 JP 58028879 A JP58028879 A JP 58028879A JP 2887983 A JP2887983 A JP 2887983A JP H0462237 B2 JPH0462237 B2 JP H0462237B2
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- Japan
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- signal
- level
- circuit
- inversion
- period
- Prior art date
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 11
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 4
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 4
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
- 230000002441 reversible effect Effects 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N5/00—Details of television systems
- H04N5/76—Television signal recording
- H04N5/91—Television signal processing therefor
- H04N5/913—Television signal processing therefor for scrambling ; for copy protection
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N7/00—Television systems
- H04N7/16—Analogue secrecy systems; Analogue subscription systems
- H04N7/167—Systems rendering the television signal unintelligible and subsequently intelligible
- H04N7/171—Systems operating in the amplitude domain of the television signal
- H04N7/1716—Systems operating in the amplitude domain of the television signal by inverting the polarity of active picture signal portions
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N5/00—Details of television systems
- H04N5/76—Television signal recording
- H04N5/91—Television signal processing therefor
- H04N5/913—Television signal processing therefor for scrambling ; for copy protection
- H04N2005/91357—Television signal processing therefor for scrambling ; for copy protection by modifying the video signal
- H04N2005/91364—Television signal processing therefor for scrambling ; for copy protection by modifying the video signal the video signal being scrambled
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は白レベルと黒レベルとが反転された映
像信号を受信するための装置に関するものであ
る。
像信号を受信するための装置に関するものであ
る。
背景技術とその問題点
最近、米国等において契約TV放送が普及して
いる。契約TV放送では、放送局と受信契約をし
た視聴者のみが正常な受信をすることができ、契
約をしない者は正常な受信をすることができない
ようにしている。契約をしない者が正常な受信を
することができないようにるするために、従来よ
り、送信側で映像信号に何らかの細工をして、通
常の受像機で受像されたとき、正しい画像が得ら
れないようにする方法が用いられている。この方
法はスクランブル方式又はスクランブル放送と呼
ばれており、従来より、映像信号に細工をするた
めの種々のスクランブル方法が提案されている。
尚、このようなスクランブル方式を用いた契約
TV放送では、受信契約をした視聴者は、スクラ
ンブルされた信号を元の形に復元（デスクランブ
ル）するためのデスクランブル装置を持つことに
なる。
いる。契約TV放送では、放送局と受信契約をし
た視聴者のみが正常な受信をすることができ、契
約をしない者は正常な受信をすることができない
ようにしている。契約をしない者が正常な受信を
することができないようにるするために、従来よ
り、送信側で映像信号に何らかの細工をして、通
常の受像機で受像されたとき、正しい画像が得ら
れないようにする方法が用いられている。この方
法はスクランブル方式又はスクランブル放送と呼
ばれており、従来より、映像信号に細工をするた
めの種々のスクランブル方法が提案されている。
尚、このようなスクランブル方式を用いた契約
TV放送では、受信契約をした視聴者は、スクラ
ンブルされた信号を元の形に復元（デスクランブ
ル）するためのデスクランブル装置を持つことに
なる。
従来提案されているスクランブル方法の一つと
して、映像信号の所定の折り返しレベルに対する
白レベル側と黒レベル側とを反転する方法があ
る。例えば第１図に示すような映像信号Svを、
白レベルと黒レベルとの間に設定された折り返し
レベルVmで反転して、同図Ｂに示す信号Svsと
成すものである。この場合、水平同期信号及び垂
直同期信号の部分を反転すると受信側で復元が困
難となるので、映像期間のみ反転するようにして
いる。
して、映像信号の所定の折り返しレベルに対する
白レベル側と黒レベル側とを反転する方法があ
る。例えば第１図に示すような映像信号Svを、
白レベルと黒レベルとの間に設定された折り返し
レベルVmで反転して、同図Ｂに示す信号Svsと
成すものである。この場合、水平同期信号及び垂
直同期信号の部分を反転すると受信側で復元が困
難となるので、映像期間のみ反転するようにして
いる。
このようにレベル反転を行うスクランブル方法
を実際の放送システムに用いる場合は、例えばレ
ベル反転を行うフイールド期間とレベル反転を行
わないフイールド期間とを任意に組み合わせてス
クランブルパターンを形成し、このスクランブル
パターンを繰り返して送信するように成される。
これと共にその放送プログラムがスクランブル放
送であることを示す識別信号と、上記スクランブ
ルパターンを受信側で解読するためのキーコード
信号とを、垂直プランキング期間の所定位置に挿
入するように成される。上記識別信号及びキーコ
ード信号の具体的な例として、垂直ブランキング
期間の16番目の水平走査期間に一定レベルの識別
信号を挿入すると共に、17、18番目の水平走査期
間にキーコード信号を挿入する方法が提案されて
いる。
を実際の放送システムに用いる場合は、例えばレ
ベル反転を行うフイールド期間とレベル反転を行
わないフイールド期間とを任意に組み合わせてス
クランブルパターンを形成し、このスクランブル
パターンを繰り返して送信するように成される。
これと共にその放送プログラムがスクランブル放
送であることを示す識別信号と、上記スクランブ
ルパターンを受信側で解読するためのキーコード
信号とを、垂直プランキング期間の所定位置に挿
入するように成される。上記識別信号及びキーコ
ード信号の具体的な例として、垂直ブランキング
期間の16番目の水平走査期間に一定レベルの識別
信号を挿入すると共に、17、18番目の水平走査期
間にキーコード信号を挿入する方法が提案されて
いる。
上述のようにしてスクランブルされたスクラン
ブルテレビジヨン信号を受信するときは、レベル
反転されたフイールド期間を上記キーコード信号
に基いて検出し、この期間の映像信号を再反転し
て元の形に戻すデスクランブルを行う必要があ
る。この再反転を行う場合の折り返しレベルは、
送信側の折り返しレベルVmと対応するレベルと
して受信側で作ることになる。この受信側で作る
折り返しレベルが、素子のばらつきや温度特性等
で変化すると、再反転された信号波形は正しく元
の波形に復元されない。例えば第２図Ａに示すよ
うに、送信側において、折り返しレベルVmで反
転された信号Svsが、受信側において送信側と一
致するレベルVmで反転されれば、第１図Ａの元
の信号Svと等しい波形を得ることができるが、
第２図Ｂに示すように、受信側でΔVmのオフセ
ツトを持つた折り返しレベルで反転された場合
は、点線で示す正しい信号Svに対して実線で示
す波形の歪んだ信号Sv′が得られることになる。
ブルテレビジヨン信号を受信するときは、レベル
反転されたフイールド期間を上記キーコード信号
に基いて検出し、この期間の映像信号を再反転し
て元の形に戻すデスクランブルを行う必要があ
る。この再反転を行う場合の折り返しレベルは、
送信側の折り返しレベルVmと対応するレベルと
して受信側で作ることになる。この受信側で作る
折り返しレベルが、素子のばらつきや温度特性等
で変化すると、再反転された信号波形は正しく元
の波形に復元されない。例えば第２図Ａに示すよ
うに、送信側において、折り返しレベルVmで反
転された信号Svsが、受信側において送信側と一
致するレベルVmで反転されれば、第１図Ａの元
の信号Svと等しい波形を得ることができるが、
第２図Ｂに示すように、受信側でΔVmのオフセ
ツトを持つた折り返しレベルで反転された場合
は、点線で示す正しい信号Svに対して実線で示
す波形の歪んだ信号Sv′が得られることになる。
この問題を解決するために、前述した識別信号
のレベルを折り返しレベルVmに応じた基準レベ
ルに設定して送出する方法が提案されている。即
ち、第３図に示すように、垂直ブランキング期間
の16番目の水平走査期間に挿入された識別信号
IDのレベルVm′を、信号Svsの折り返しレベル
Vmと関連させて（図示の場合はVm′＝Vm）設
定することにより、この識別信号IDをデスクラ
ンブルのための基準レベル信号を兼ねる信号とし
て送出するものである。
のレベルを折り返しレベルVmに応じた基準レベ
ルに設定して送出する方法が提案されている。即
ち、第３図に示すように、垂直ブランキング期間
の16番目の水平走査期間に挿入された識別信号
IDのレベルVm′を、信号Svsの折り返しレベル
Vmと関連させて（図示の場合はVm′＝Vm）設
定することにより、この識別信号IDをデスクラ
ンブルのための基準レベル信号を兼ねる信号とし
て送出するものである。
この方法によれば、映像信号が伝送系を通る際
にレベル変化しても、信号IDも同じようにレベ
ル変化するので、受信側で信号IDのレベル
Vm′に基いて作り出される再反転のための折り返
しレベルは常に正確なものとなる。
にレベル変化しても、信号IDも同じようにレベ
ル変化するので、受信側で信号IDのレベル
Vm′に基いて作り出される再反転のための折り返
しレベルは常に正確なものとなる。
一方、上述したスクランブル放送を、例えば深
夜に放送し、これを一旦VTRでテープに記録し
て置き、後でテープを再生してデスクランブルを
行うようにしたシステムが提案された。このシス
テムは、スクランブルされた信号をそのまま記録
し、再生時に再生信号をデスクランブルして正常
な画像を得るものであるが、VTRの再生回路に
1H遅延回路（Ｈ：水平走査期間）を用いたノイ
ズ除去回路が設けられている場合に、前述したレ
ベルVm′を有する信号IDが再生されると、次の
問題が生じることが判明した。
夜に放送し、これを一旦VTRでテープに記録し
て置き、後でテープを再生してデスクランブルを
行うようにしたシステムが提案された。このシス
テムは、スクランブルされた信号をそのまま記録
し、再生時に再生信号をデスクランブルして正常
な画像を得るものであるが、VTRの再生回路に
1H遅延回路（Ｈ：水平走査期間）を用いたノイ
ズ除去回路が設けられている場合に、前述したレ
ベルVm′を有する信号IDが再生されると、次の
問題が生じることが判明した。
第４図はノイズ除去回路を示すもので、図の
〜点の波形を第５図Ａ〜Ｅに夫々示す。
〜点の波形を第５図Ａ〜Ｅに夫々示す。
再生信号から復調されたＹ信号（輝度信号）は
1H遅延回路１及び減算器２，３に加えられる。
今、Ｙ信号が第５図Ａに示すように、ノイズＮを
有し且つ前述した基準レベルVm′を有する信号
IDを含む部分であるとすると、このＹ信号が1H
遅延された信号は第５図Ｂに示すものとなる。こ
の信号を減算器２において元のＹ信号から減算し
て同図Ｃの信号を得る。次にこの信号をリミツタ
レベルVlを有しリミツタレベルVl以下の出力信
号には例えば0.5の重み付けがなされるリミツタ
４に通じて同図Ｄの信号を得る。この信号はレベ
ルVl以下のノイズ成分であり、このノイズ成分を
減算器３で元のＹ信号から減算することによつ
て、同図Ｅに示すようなライン相関の無いノイズ
の除去された信号Y′を得ることができる。しか
しながら、第５図の波形変換からも明らかなよう
に、同図Ｃの信号IDがリミツタレベルVlで制限
されることにより得られる、同図ＤのレベルVlの
残留部分はノイズと見做され、この部分が元の信
号IDから減算されることによつて、出力Y′に含
まれる信号IDのレベルはVlだけ低いものとなる。
これをそのまま再反転の際の折り返しレベルとし
て用いれば、正常なデスクランブルを行うことは
できない。
1H遅延回路１及び減算器２，３に加えられる。
今、Ｙ信号が第５図Ａに示すように、ノイズＮを
有し且つ前述した基準レベルVm′を有する信号
IDを含む部分であるとすると、このＹ信号が1H
遅延された信号は第５図Ｂに示すものとなる。こ
の信号を減算器２において元のＹ信号から減算し
て同図Ｃの信号を得る。次にこの信号をリミツタ
レベルVlを有しリミツタレベルVl以下の出力信
号には例えば0.5の重み付けがなされるリミツタ
４に通じて同図Ｄの信号を得る。この信号はレベ
ルVl以下のノイズ成分であり、このノイズ成分を
減算器３で元のＹ信号から減算することによつ
て、同図Ｅに示すようなライン相関の無いノイズ
の除去された信号Y′を得ることができる。しか
しながら、第５図の波形変換からも明らかなよう
に、同図Ｃの信号IDがリミツタレベルVlで制限
されることにより得られる、同図ＤのレベルVlの
残留部分はノイズと見做され、この部分が元の信
号IDから減算されることによつて、出力Y′に含
まれる信号IDのレベルはVlだけ低いものとなる。
これをそのまま再反転の際の折り返しレベルとし
て用いれば、正常なデスクランブルを行うことは
できない。
発明の目的
本発明は映像信号の白レベルと黒レベルが反転
され、且つ受信側で再反転する際の基準レベル信
号が付加されたテレビジヨン信号を記録し、これ
を再生する際に、第４図のようなノイズ除去回路
を用いることによる、上記基準レベルの変化を補
償するようにした映像信号受信装置を提供するも
のである。
され、且つ受信側で再反転する際の基準レベル信
号が付加されたテレビジヨン信号を記録し、これ
を再生する際に、第４図のようなノイズ除去回路
を用いることによる、上記基準レベルの変化を補
償するようにした映像信号受信装置を提供するも
のである。
発明の概要
本発明は上記基準レベル信号が垂直ブランキン
グ期間の連続する２つの水平走査期間に挿入され
たスクランブル映像信号が記録された記録媒体か
ら再生された信号をデスクランブルする装置であ
つて、上記連続する２つの水平走査期間の後の方
に挿入された基準レベル信号に基いて、再反転レ
ベルを決定するようにしたものである。このよう
にすることによつて、第４図のようなノイズ除去
回路を用いても、基準レベル信号がレベル変化す
ることもなくすことができる。
グ期間の連続する２つの水平走査期間に挿入され
たスクランブル映像信号が記録された記録媒体か
ら再生された信号をデスクランブルする装置であ
つて、上記連続する２つの水平走査期間の後の方
に挿入された基準レベル信号に基いて、再反転レ
ベルを決定するようにしたものである。このよう
にすることによつて、第４図のようなノイズ除去
回路を用いても、基準レベル信号がレベル変化す
ることもなくすことができる。
実施例
本発明によるデスクランブル装置が適用される
スクランブル放送システムにおいては、前述した
基準レベルVm′を有する識別信号IDを、垂直ブ
ランキング期間の連続する２つの水平走査期間、
例えば15番目及び16番目の水平走査期間に挿入す
るようにしている。このスクランブルテレビジヨ
ン信号をVTRでテープに記録し、これを再生す
ると、再生信号から復調されたＹ信号の、上記信
号IDが挿入された部分は第６図Ａに示す波形と
なる。このＹ信号を第４図のノイズ除去回路に加
えると、〜点の波形は第６図Ａ〜Ｅに示すも
のとなる。この場合、同図Ｃの16番目の水平走査
期間に相当する期間は、同図ＡのＹ信号と同図Ｂ
の1H遅れのＹ信号とが減算されるため、信号成
分はゼロとなる。従つて、この同図Ｃの信号がリ
ミツタ４を通過して、減算器３において元のＹ信
号から減算されると、Ｙ信号の16番目の水平走査
期間の信号IDからゼロが減算されるので、信号
IDの基準レベルVm′は影響を受けることなく、
そのまま保持されて出力される。尚、17番目及び
18番目の水平走査期間に、前述したキーコード信
号を挿入するようにしてよい。
スクランブル放送システムにおいては、前述した
基準レベルVm′を有する識別信号IDを、垂直ブ
ランキング期間の連続する２つの水平走査期間、
例えば15番目及び16番目の水平走査期間に挿入す
るようにしている。このスクランブルテレビジヨ
ン信号をVTRでテープに記録し、これを再生す
ると、再生信号から復調されたＹ信号の、上記信
号IDが挿入された部分は第６図Ａに示す波形と
なる。このＹ信号を第４図のノイズ除去回路に加
えると、〜点の波形は第６図Ａ〜Ｅに示すも
のとなる。この場合、同図Ｃの16番目の水平走査
期間に相当する期間は、同図ＡのＹ信号と同図Ｂ
の1H遅れのＹ信号とが減算されるため、信号成
分はゼロとなる。従つて、この同図Ｃの信号がリ
ミツタ４を通過して、減算器３において元のＹ信
号から減算されると、Ｙ信号の16番目の水平走査
期間の信号IDからゼロが減算されるので、信号
IDの基準レベルVm′は影響を受けることなく、
そのまま保持されて出力される。尚、17番目及び
18番目の水平走査期間に、前述したキーコード信
号を挿入するようにしてよい。
第７図は上述したスクランブル放送の受信側の
装置の実施例を示すもので、本発明によるデスク
ランブル装置１０とVTR１１とを含むものであ
る。
装置の実施例を示すもので、本発明によるデスク
ランブル装置１０とVTR１１とを含むものであ
る。
図において、VTR１１のアンテナ１２で受信
された信号からチユーナ１３で選局されたスクラ
ンブルテレビジヨン信号は、検波回路１４で検波
された後、記録回路１５に加えられる。記録回路
１５においては、公知のようにＹ信号がFM変調
されると共に、クロマ信号が低減に変換された
後、スイツチ１６のREC接点からヘツド１７に
加えられて、テープ１８に記録される。
された信号からチユーナ１３で選局されたスクラ
ンブルテレビジヨン信号は、検波回路１４で検波
された後、記録回路１５に加えられる。記録回路
１５においては、公知のようにＹ信号がFM変調
されると共に、クロマ信号が低減に変換された
後、スイツチ１６のREC接点からヘツド１７に
加えられて、テープ１８に記録される。
再生時には、テープ１８から再生された信号
は、スイツチ１６のPB接点から再生回路１９に
加えられて、Ｙ信号が復調されると共にクロマ信
号が元の帯域に逆変換される。Ｙ信号とクロマ信
号とは合成されてコンポジツト信号となり、
VTR１１のビデオアウト端子２０からデスクラ
ンブル装置１０の入力端子２１に供給される。
尚、上記再生回路１９に含まれるノイズ除去回路
をＹ信号が通過しても、前述したように基準レベ
ルVm′は保持されて通過する。
は、スイツチ１６のPB接点から再生回路１９に
加えられて、Ｙ信号が復調されると共にクロマ信
号が元の帯域に逆変換される。Ｙ信号とクロマ信
号とは合成されてコンポジツト信号となり、
VTR１１のビデオアウト端子２０からデスクラ
ンブル装置１０の入力端子２１に供給される。
尚、上記再生回路１９に含まれるノイズ除去回路
をＹ信号が通過しても、前述したように基準レベ
ルVm′は保持されて通過する。
入力端子２１に供給されたコンポジツト信号
は、クランプ回路２２でペデスタルレベルがクラ
ンプされると共に、同期分離回路２３で水平同期
信号及び垂直同期信号が分離され、さらにキーコ
ード信号検出回路２４で、上記水平同期信号及び
垂直同期信号に基いてキーコード信号が検出され
る。また基準レベルVm′の抜き取りパルス発生回
路２５は水平同期信号及び垂直同期信号に基い
て、16番目の水平走査期間に挿入されている識別
信号IDを抜き取るための抜き取りパルスを発生
する。上記レベルクランプされた信号は基準レベ
ルVm′の抜き取り回路２６に加えられて、上記抜
き取りパルスによつて基準レベルVm′が抜き取ら
れる。この抜き取られたレベルVm′に基いて反転
軸発生回路２７はデスクランブルのための反転軸
レベル（折り返しレル）を作り、この反転軸レベ
ルに基いて反転回路２８がクランプ回路２２から
の信号をレベル反転する。
は、クランプ回路２２でペデスタルレベルがクラ
ンプされると共に、同期分離回路２３で水平同期
信号及び垂直同期信号が分離され、さらにキーコ
ード信号検出回路２４で、上記水平同期信号及び
垂直同期信号に基いてキーコード信号が検出され
る。また基準レベルVm′の抜き取りパルス発生回
路２５は水平同期信号及び垂直同期信号に基い
て、16番目の水平走査期間に挿入されている識別
信号IDを抜き取るための抜き取りパルスを発生
する。上記レベルクランプされた信号は基準レベ
ルVm′の抜き取り回路２６に加えられて、上記抜
き取りパルスによつて基準レベルVm′が抜き取ら
れる。この抜き取られたレベルVm′に基いて反転
軸発生回路２７はデスクランブルのための反転軸
レベル（折り返しレル）を作り、この反転軸レベ
ルに基いて反転回路２８がクランプ回路２２から
の信号をレベル反転する。
一方、スイツチ制御回路２９は、検出されたキ
ーコード信号と抜き取られたレベルVm′、即ち信
号IDとに基いて、スクランブルパターンを解読
し、入力コンポジツト信号のレベル反転された期
間とレベル反転されない期間とを検出する。そし
てレベル反転されているときにスイツチ３０を接
点ｂ側に閉ざし、レベル反転されいないときにス
イツチ３０を接点ａ側に閉ざすスイツチ信号を形
成する。従つてスイツチ３０からは、接点ａ側に
閉ざされたとき、コンポジツト信号がそのまま取
り出され、接点ｂ側に閉ざされたとき反転され
た、即ち再反転されて正常なレベルとなつた信号
が取り出される。これによつて完全にデスクラン
ブルされた信号を得ることができる。この信号は
バツフアアンプ３１を通じて出力端子３２から出
力される。従つてこの出力端子３２から出力され
た信号をモニター受像機に供給することによつ
て、正常な画像を視ることができる。
ーコード信号と抜き取られたレベルVm′、即ち信
号IDとに基いて、スクランブルパターンを解読
し、入力コンポジツト信号のレベル反転された期
間とレベル反転されない期間とを検出する。そし
てレベル反転されているときにスイツチ３０を接
点ｂ側に閉ざし、レベル反転されいないときにス
イツチ３０を接点ａ側に閉ざすスイツチ信号を形
成する。従つてスイツチ３０からは、接点ａ側に
閉ざされたとき、コンポジツト信号がそのまま取
り出され、接点ｂ側に閉ざされたとき反転され
た、即ち再反転されて正常なレベルとなつた信号
が取り出される。これによつて完全にデスクラン
ブルされた信号を得ることができる。この信号は
バツフアアンプ３１を通じて出力端子３２から出
力される。従つてこの出力端子３２から出力され
た信号をモニター受像機に供給することによつ
て、正常な画像を視ることができる。
以上によれば、デスクランブル装置１０に入力
信号を与えるVTR１１の再生回路に、第４図に
示すようなノイズ除去回路が設けられていても、
16番目の水平走査期間に挿入された信号IDのレ
ベルVm′は変化しないので、この信号IDを用い
て、再反転レベルを決定すれば、支障なく適切な
デスクランブルを行うことができる。また信号
IDの有無を判別することにより、スクランブル
放送であるか否かを判別して、デスクランブル装
置１０をオン・オフするように成すこともでき
る。
信号を与えるVTR１１の再生回路に、第４図に
示すようなノイズ除去回路が設けられていても、
16番目の水平走査期間に挿入された信号IDのレ
ベルVm′は変化しないので、この信号IDを用い
て、再反転レベルを決定すれば、支障なく適切な
デスクランブルを行うことができる。また信号
IDの有無を判別することにより、スクランブル
放送であるか否かを判別して、デスクランブル装
置１０をオン・オフするように成すこともでき
る。
発明の効果
垂直ブランキング期間の連続する２つの水平走
査期間に基準レベル信号が挿入されているスクラ
ンブル信号を記録し、これを再生した信号をデス
クランブルする場合に、記録再生装置の再生系に
1H遅延回路及びリミツタを用いたノイズ除去回
路が存つても、上記基準レベルが変化することが
なく、この基準レベルに基いてデスクランブルの
際の再反転レベルを正しく設定することができ
る。
査期間に基準レベル信号が挿入されているスクラ
ンブル信号を記録し、これを再生した信号をデス
クランブルする場合に、記録再生装置の再生系に
1H遅延回路及びリミツタを用いたノイズ除去回
路が存つても、上記基準レベルが変化することが
なく、この基準レベルに基いてデスクランブルの
際の再反転レベルを正しく設定することができ
る。
第１図は映像信号をレベル反転する方法を説明
する波形図、第２図は上記反転された映像信号を
再反転して元に戻すことを説明する波形図、第３
図は識別信号と反転された信号との関係を示す波
形図、第４図はノイズ除去回路のブロツク図、第
５図は第４図の各部の波形図、第６図は識別信号
が２つある場合の第４図の各部の波形図、第７図
は本発明の実施例を示すブロツク図である。 なお図面に用いられた符号において、４……ノ
イズ除去回路、１０……デスクランブル装置、１
１……VTR、１５……記録回路、１９……再生
回路、２４……キーコード検出回路、２５……抜
き取りパルス発生回路、２７……反転軸発生回
路、２８……反転回路、２９……スイツチ制御回
路、３０……スイツチ、である。
する波形図、第２図は上記反転された映像信号を
再反転して元に戻すことを説明する波形図、第３
図は識別信号と反転された信号との関係を示す波
形図、第４図はノイズ除去回路のブロツク図、第
５図は第４図の各部の波形図、第６図は識別信号
が２つある場合の第４図の各部の波形図、第７図
は本発明の実施例を示すブロツク図である。 なお図面に用いられた符号において、４……ノ
イズ除去回路、１０……デスクランブル装置、１
１……VTR、１５……記録回路、１９……再生
回路、２４……キーコード検出回路、２５……抜
き取りパルス発生回路、２７……反転軸発生回
路、２８……反転回路、２９……スイツチ制御回
路、３０……スイツチ、である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 映像信号の所定期間において所定レベルに対
する白レベルと黒レベルとが反転され且つ上記所
定期間を示すコード信号が挿入されると共に垂直
ブランキング期間の水平走査期間に上記所定レベ
ルに関連する基準レベル信号が挿入されたスクラ
ンブル映像信号をデスクランブルする受信装置に
おいて、 上記コード信号から上記所定期間を検出する検
出回路と、 上記垂直ブランキング期間内において上記基準
レベル信号が挿入された連続する２つの水平走査
期間のうち２番目の水平走査期間に挿入された上
記基準レベルに基づいて反転レベルを生成する反
転レベル生成回路と、 上記検出回路により検出された上記所定期間
に、上記反転レベル生成回路により生成された上
記反転レベルに基づいて上記スクランブル映像信
号の白レベルと黒レベルとを反転する反転回路と
を備え、 上記スクランブル映像信号を上記反転回路によ
りデスクランブルすることを特徴とする映像信号
受信装置。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58028879A JPS59154887A (ja) | 1983-02-23 | 1983-02-23 | 映像信号受信装置 |
| CA000447665A CA1219059A (en) | 1983-02-23 | 1984-02-17 | Method of broadcasting an encoded video signal and a receiving apparatus for decoding the signal |
| BR8400809A BR8400809A (pt) | 1983-02-23 | 1984-02-22 | Processo de radiodifusao de um sinal de video codificado,sinal de video codificado,processo e aparelho para descodificar o sinal de video |
| EP84301147A EP0117719B1 (en) | 1983-02-23 | 1984-02-22 | Method of decoding an encoded video signal and a receiving apparatus for decoding the signal |
| DE8484301147T DE3485157D1 (de) | 1983-02-23 | 1984-02-22 | Verfahren zum dekodieren eines kodierten videosignals und empfangsvorrichtung zum dekodieren des signals. |
| AU24815/84A AU559380B2 (en) | 1983-02-23 | 1984-02-22 | Vtr compatible video signal encoding system |
| US06/582,816 US4613902A (en) | 1983-02-23 | 1984-02-23 | Method of broadcasting an encoded video signal and a receiving apparatus for decoding the signal |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58028879A JPS59154887A (ja) | 1983-02-23 | 1983-02-23 | 映像信号受信装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59154887A JPS59154887A (ja) | 1984-09-03 |
| JPH0462237B2 true JPH0462237B2 (ja) | 1992-10-05 |
Family
ID=12260672
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58028879A Granted JPS59154887A (ja) | 1983-02-23 | 1983-02-23 | 映像信号受信装置 |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4613902A (ja) |
| EP (1) | EP0117719B1 (ja) |
| JP (1) | JPS59154887A (ja) |
| AU (1) | AU559380B2 (ja) |
| BR (1) | BR8400809A (ja) |
| CA (1) | CA1219059A (ja) |
| DE (1) | DE3485157D1 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6190586A (ja) * | 1984-10-09 | 1986-05-08 | Alps Electric Co Ltd | 映像信号生成回路 |
| US4716588A (en) * | 1985-10-29 | 1987-12-29 | Payview Limited | Addressable subscription television system having multiple scrambling modes |
| US4924498A (en) * | 1988-04-29 | 1990-05-08 | Scientific Atlanta, Inc. | Method and apparatus for improving video scrambling and employing split snyc pulses |
| JP2840747B2 (ja) * | 1988-05-25 | 1998-12-24 | ソニー株式会社 | ディジタル信号再生装置 |
| US5177787A (en) * | 1989-05-01 | 1993-01-05 | Scientific-Atlanta, Inc | Scrambler with self-calibration |
| EP0431875A3 (en) * | 1989-12-04 | 1992-02-26 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Energy dispersal signal adding apparatus and energy dispersal signal removing apparatus |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3440338A (en) * | 1963-11-15 | 1969-04-22 | Teleglobe Pay Tv System Inc | Subscription television system |
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| US3919462A (en) * | 1973-08-15 | 1975-11-11 | System Dev Corp | Method and apparatus for scrambling and unscrambling communication signals |
| GB2042846B (en) * | 1979-02-20 | 1983-05-11 | Payview Ltd | Secret television |
| US4257065A (en) * | 1979-12-17 | 1981-03-17 | Pay Television Corporation | Video clamp and inverter circuit |
| US4340906A (en) * | 1980-05-14 | 1982-07-20 | Oak Industries Inc. | Video signal coding by video signal polarity reversal on the basis of brightness level comparison |
| US4511919A (en) * | 1981-12-01 | 1985-04-16 | Hamlin International Corp. | Method and apparatus for scrambling and descrambling video signals in a multichannel system |
-
1983
- 1983-02-23 JP JP58028879A patent/JPS59154887A/ja active Granted
-
1984
- 1984-02-17 CA CA000447665A patent/CA1219059A/en not_active Expired
- 1984-02-22 DE DE8484301147T patent/DE3485157D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1984-02-22 BR BR8400809A patent/BR8400809A/pt not_active IP Right Cessation
- 1984-02-22 EP EP84301147A patent/EP0117719B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1984-02-22 AU AU24815/84A patent/AU559380B2/en not_active Ceased
- 1984-02-23 US US06/582,816 patent/US4613902A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0117719A2 (en) | 1984-09-05 |
| EP0117719B1 (en) | 1991-10-16 |
| DE3485157D1 (de) | 1991-11-21 |
| AU2481584A (en) | 1984-08-30 |
| JPS59154887A (ja) | 1984-09-03 |
| BR8400809A (pt) | 1984-10-02 |
| US4613902A (en) | 1986-09-23 |
| AU559380B2 (en) | 1987-03-05 |
| CA1219059A (en) | 1987-03-10 |
| EP0117719A3 (en) | 1987-08-26 |
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