JP2003143282A - 表示拡大装置 - Google Patents

表示拡大装置

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JP2003143282A JP2001341391A JP2001341391A JP2003143282A JP 2003143282 A JP2003143282 A JP 2003143282A JP 2001341391 A JP2001341391 A JP 2001341391A JP 2001341391 A JP2001341391 A JP 2001341391A JP 2003143282 A JP2003143282 A JP 2003143282A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は表示装置を拡大する拡大レンズを有
した表示拡大装置に関し、コストの上昇を伴うことな
く、且つ汎用性を持たせつつ液晶表示装置の表示を拡大
処理しうる表示拡大装置を提供することを課題とする。 【解決手段】 液晶表示装置21が設けられた携帯電話
20に着脱可能に装着され、液晶表示装置21に表示さ
れた画像を拡大レンズ11により拡大表示する表示拡大
装置であって、携帯電話20に固定される固定部12
と、拡大レンズ11を保持するレンズ保持部13と、拡
大レンズ11が液晶表示装置21上に位置する第1の位
置と、拡大レンズ11が携帯電話20の外側に位置する
第2の位置とで移動可能となるよう、固定部12に対し
てレンズ保持部13を可動させる第1の可動部14を設
けた構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は表示拡大装置に係
り、特に表示装置を拡大する拡大レンズを有した表示拡
大装置に関する。
【0002】近年、携帯電話に代表される携帯用電子機
器は、小型薄型化が急速な勢いで進んでおり、これに伴
い液晶表示装置(液晶パネル)の配設位置にも制限を受
けてしまう。液晶表示装置は、その表示画面の面積が広
いほど視認性は向上するが、携帯用電子機器の小型化に
は反することとなる。また、表示画面の面積を小さくし
た場合には、携帯用電子機器の小型化には有利である
が、表示される文字,画像が小さくなり、視認性が低下
することとなる。
【0003】
【従来の技術】近年、携帯用電子機器(例えば携帯電
話)は広く使用されるようになってきており、高齢者に
おいても携帯電話を広く使用するようになってきてい
る。しかしながら、上記したように携帯電話はその携帯
性を高めるため小型薄型化が進んでおり、これに伴い液
晶表示装置の表示画面も小さくなり、高齢者の方からは
表示文字や画像を大きく表示してほしいとの要望があっ
た。
【0004】従来、携帯電話においてこれに対応する方
法としては、液晶表示装置のフォントを変更できる回路
(以下、表示拡大回路という)を内蔵し、電子回路的に
液晶表示装置に表示される文字や画像を大きくする方法
が採られていた。また、他の方法としては、シート状の
フレネルレンズを液晶表示装置上に貼り付け、光学的に
液晶表示装置に表示される文字や画像を大きく見せる方
法もあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、表示拡
大回路を内蔵し、電子回路的に液晶表示装置に表示され
る文字や画像を大きくする方法では、回路構成が複雑と
なり、これに伴い電子部品の点数も増大し、携帯電話
(携帯用電子機器)のコストが上昇してしまうという問
題点があった。
【0006】また、液晶表示装置の表示画面の大きさを
変更することなく、これに表示される文字等を大きくす
る構成であったため、画面に表示される情報量が少なく
なってしまうという問題点もあった。即ち、拡大前では
50文字表示されたものが、拡大することにより25文
字しか表示されないことが生じ、よって全ての情報を見
るには拡大前に比べて画面の切替え処理を頻繁に行なう
必要が生じるという問題点も乗じる。
【0007】一方、シート状のフレネルレンズを液晶表
示装置上に貼り付ける方法では、拡大レンズは液晶表示
装置に表示された文字、画像のみを拡大するだけの機能
しか奏しないため、汎用性の面で劣っていた。
【0008】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、コストの上昇を伴うことなく、且つ汎用性を持た
せつつ液晶表示装置の表示を拡大処理しうる表示拡大装
置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明では、次に述べる各手段を講じたことを特徴
とするものである。
【0010】請求項1記載の発明は、表示装置が設けら
れた電子機器に着脱可能に装着され、該表示装置に表示
された画像を拡大レンズにより拡大表示する表示拡大装
置であって、前記電子機器に固定される固定部と、前記
拡大レンズを保持するレンズ保持部と、前記拡大レンズ
が前記表示装置上に位置する第1の位置と、前記拡大レ
ンズが前記電子機器の外側に位置する第2の位置とで移
動可能となるよう、前記固定部に対して前記レンズ保持
部を可動させる第1の可動部とを具備することを特徴と
するものである。
【0011】上記発明によれば、固定部に対してレンズ
保持部を可動させる第1の可動部を設けることにより、
拡大レンズを表示装置上に位置する第1の位置と電子機
器の外側に位置する第2の位置との間で移動させること
が可能となる。これにより、拡大レンズを第1の位置に
位置させた場合には、拡大レンズは表示装置上に位置す
るため、表示装置の表示が小さく見難い場合であって
も、表示は拡大レンズにより拡大されるため、表示の視
認性(見易さ)を向上させることができる。また、電子
機器の不使用時においては、拡大レンズを第2の位置に
位置させ電子機器の外側に位置させることにより、拡大
レンズを例えば新聞,雑誌等の表示装置以外のものを拡
大して見るルーペとして使用することが可能となる。よ
って、一つの拡大レンズに二つの機能を持たせることが
可能となる。
【0012】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の表示拡大装置において、前記第1の可動部を前記電
子機器の側部に位置するよう配設すると共に、前記レン
ズ保持部が該第1の可動部を中心として回動することに
より、前記第1の位置と前記第2の位置との間で移動す
る構成としたことを特徴とするものである。
【0013】上記発明によれば、レンズ保持部が第1の
可動部を中心として回動することにより、拡大レンズは
第1の位置と第2の位置との間で移動するため、移動操
作時における操作性を向上させることができる。
【0014】また、請求項3記載の発明は、請求項1ま
たは2記載の表示拡大装置において、前記拡大レンズが
前記第2の位置に移動した際、前記拡大レンズと前記表
示装置が並んで配置されることを特徴とするものであ
る。
【0015】上記発明によれば、拡大レンズにより拡大
処理している内容(例えば、新聞等に記載されている電
話番号等)を見ながら電子機器の操作を行なうことが可
能となり、電子機器の利便性を向上することができる。
【0016】また、請求項4記載の発明は、請求項1乃
至3のいずれか1項に記載の表示拡大装置において、前
記拡大レンズを前記レンズ保持部に対して可動させる第
2の可動部を設けると共に、前記第1の可動部は、前記
レンズ保持部を前記電子機器に対して起立した状態に係
止しうる構成としたことを特徴とするものである。
【0017】上記発明によれば、第1の可動部によりレ
ンズ保持部が電子機器に対して起立した状態に係止され
る構成としたため、拡大レンズは表示装置に対して離間
した位置に位置決めされることとなる。これにより、拡
大レンズによる表示装置の表示の拡大率を高めることが
でき、表示の視認性を更に向上させることができる。
【0018】また、請求項5記載の発明は、請求項1乃
至4のいずれか1項に記載の表示拡大装置において、前
記電子機器は、携帯電話であることを特徴とするもので
ある。
【0019】上記発明のように電子機器として携帯電話
を適用したことにより、携帯電話では主に文字が表示装
置の表示対象となるため、表示画面が小さいとこれに伴
い文字も小さくなり読み難くなるが、上記の拡大レンズ
を設けることにより文字の読み取りを容易にすることが
できる。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面と共に説明する。
【0021】図1及び図2は、本発明の一実施例である
表示拡大装置10を示している。図1は表示拡大装置1
0の斜視図であり、図2は表示拡大装置10を携帯電話
20に装着した状態を示している。
【0022】表示拡大装置10は、大略すると拡大レン
ズ11,固定部12,レンズ保持部13,第1の可動部
14,及び第2の可動部15等により構成されている。
拡大レンズ11は矩形状の樹脂製の凸レンズであり、そ
の大きさは携帯電話20の液晶表示装置21と略同面積
かそれより大きく設定されている。
【0023】この拡大レンズ11は、第2の可動部15
を介してレンズ保持部13に取り付けられている。レン
ズ保持部13は軽量であるアルミ合金パイプ等を略コ状
に成形しており、これにより軽量化と機械的強度出しを
同時に実現している。尚、レンズ保持部13の材料とし
ては、上記した金属以外にも樹脂等を用いることも可能
である。
【0024】第2の可動部15は軸受機構により構成さ
れており、レンズ保持部13に対して拡大レンズ11を
回動可能(図中、矢印B1,B2方向に回動可能)に軸
承するものである。具体的には、第2の可動部15は、
拡大レンズ11の一側辺部に軸受孔11aを形成すると
共に、この軸受孔にレンズ保持部13に形成された軸部
13aを挿通することにより構成されている。
【0025】これにより、拡大レンズ11は、固定部1
2を介してレンズ保持部13に回動可能な構成で保持さ
れる。また、図1及び図2に示すように、第2の可動部
15により拡大レンズ11をレンズ保持部13側に回動
した際、レンズ保持部13とが衝突しないよう構成され
ている。
【0026】また、第2の可動部15を構成する軸部1
3aと軸受孔11aは、所定の圧力をもって係合してい
る。よって、拡大レンズ11は、レンズ保持部13に対
して任意の位置で係止できる構成となっている。
【0027】従って、例えば図1に示すように、拡大レ
ンズ11がレンズ保持部13と略面一となる位置にある
場合も、拡大レンズ11はこの位置を維持しており、第
2の可動部15を中心として吊り下がるような状態に回
動することはない。
【0028】一方、上記のように略コ状とされたレンズ
保持部13の両端部は、第1の可動部14を介し固定部
12に接続されている。固定部12は、図2に示すよう
に、携帯電話20に取り付け固定される。この固定部1
2もレンズ保持部13と同様に、軽量であるアルミ合金
パイプ等(樹脂を用いることも可能)を図示される形状
に成形した構成とされており、よって軽量化と機械的強
度出しを同時に実現している。
【0029】固定部12は、上部メンバー12a,第1
の側部メンバー12b,背部メンバー12c,及び第2
の側部メンバー12dを一体的連結した構成とされてい
る。前記のように固定部12は携帯電話20に取り付け
固定されるが、この取り付け状態において、上部メンバ
ー12aは携帯電話20の上端部分に係合し、第1の側
部メンバー12bは携帯電話20の側面23に係合し、
背部メンバー12cは携帯電話20の背面部分に係合し
(図5参照)、更に第2の側部メンバー12dは携帯電
話20の側面24に係合する。
【0030】また、固定部12が携帯電話20に確実に
固定されるよう、第1の側部メンバー12b及び第2の
側部メンバー12dには、それぞれ取り付け用ゴム16
が設けられている。また、背部メンバー12cには調整
用ネジ17が設けられており、これによっても固定部1
2が確実に携帯電話20に固定されるよう構成されてい
る。
【0031】尚、本実施例では固定部12の背部メンバ
ー12cにのみ調整用ネジ17を設けることにより、図
中矢印X方向についてのみ取り付け調整を行ないうる構
成としている。しかし、第1の側部メンバー12bにも
調整用ネジ17を設けることにより、図中矢印Y方向に
ついても取り付け調整可能な構成とすることも可能であ
る。この構成とすることにより、固定部12を携帯電話
20により確実に固定できると共に、表示拡大装置10
を外形状の異なる種々の携帯電話20に対応させること
も可能となる。
【0032】第1の可動部14は、レンズ保持部13
と、固定部12の第2の側部メンバー12dとを回動可
能に接続している。この第1の可動部14は、ヒンジ機
構により構成されている。
【0033】そして、固定部12に対してレンズ保持部
13を図中矢印A1,A2で示す方向に回動させると共
に、この回動途中の任意位置でレンズ保持部13を係止
しうる構成となっている。また、前記したように拡大レ
ンズ11はレンズ保持部13に保持されているため、第
1の可動部14によりレンズ保持部13が固定部12に
対して回動することにより、拡大レンズ11もこれに従
い回動する。
【0034】続いて、上記構成とされた表示拡大装置1
0の動作及び機能について説明する。上記のように構成
された表示拡大装置10は、拡大レンズ11を図1及び
図2に示す位置(以下、第1の位置という)、図3乃至
図5に示す位置(以下、第2の位置という)、図6及び
図7に示す位置(以下、第3の位置という)の間で移動
させ、また第1〜第3の各位置に拡大レンズ11を係止
させる。以下、それぞれの位置へ拡大レンズ11を係止
したときの機能、及び各位置に拡大レンズ11を移動さ
せる動作に付いて説明する。
【0035】先ず、拡大レンズ11が図1及び図2に示
す第1の位置にある状態から説明する。拡大レンズ11
が第1の位置にある時、レンズ保持部13は第1の可動
部14を中心として図中矢印A2方向に回動されてい
る。また、拡大レンズ11は、第2の可動部15を中心
としてレンズ保持部13の内部に位置するよう回動され
ている。
【0036】拡大レンズ11がこの第1の位置にある状
態では、図2に示すように、11は携帯電話20に配設
されている液晶表示装置21と対向するよう構成されて
いる。また、拡大レンズ11は、液晶表示装置21の上
部に略接した状態となっている。従って、液晶表示装置
21に表示された文字や画像は、拡大レンズ11により
拡大表示されることとなる。
【0037】これにより、液晶表示装置21の表示が小
さく見難い場合であっても、液晶表示装置21の表示は
拡大レンズ11により拡大されるため、表示の視認性
(見易さ)を向上させることができる。また、拡大レン
ズ11により表示を直接拡大する構成であるため、従来
のように液晶表示装置の表示を回路的に拡大する構成に
比べ、携帯電話20の低コスト化を図れると共に、表示
情報量を多く保つことができる。
【0038】また、レンズ保持部13及び拡大レンズ1
1は、携帯電話20の上部に略接した状態となってお
り、レンズ保持部13及び拡大レンズ11の厚さ以上に
は突出していない。よって、拡大レンズ11がこの第1
の位置にある状態で携帯電話20を携帯することによ
り、表示拡大装置10を設けても携帯電話20の携帯性
を悪化させるようなことはない。
【0039】上記した第1の位置にある拡大レンズ11
を第2の位置に移動させるには、第1の可動部14を中
心としてレンズ保持部13を図中矢印A1で示す方向に
約180度回転させる。これだけの簡単な操作で、拡大
レンズ11は第1の位置から図3乃至図5に示す第2の
位置に移動する。また、拡大レンズ11が第2の位置に
ある状態においても、拡大レンズ11とレンズ保持部1
3は略面一な状態となっている。
【0040】この第2の位置にある時、図4及び図5に
示すように、拡大レンズ11は携帯電話20の側面24
から側方に延出した(飛び出した)状態となっている。
従ってこの態様では、拡大レンズ11を例えば新聞,雑
誌等の液晶表示装置21以外のものを拡大して見るルー
ペとして使用することが可能となる。よって、表示拡大
装置10によれば、一つの拡大レンズ11に複数の機能
を持たせることが可能となる。
【0041】また図4に示すように、拡大レンズ11が
第2の位置に移動することにより、拡大レンズ11と携
帯電話20の液晶表示装置21は並んで配置された状態
となる。よって、拡大レンズ11により拡大処理してい
る内容(例えば、新聞等に記載されている電話番号等)
を見ながら、携帯電話20の操作スイッチ22を操作す
ることが可能となり、携帯電話20の操作時における利
便性を向上することができる。
【0042】上記した第2の位置にある拡大レンズ11
を第3の位置に移動させるには、第1の可動部14を中
心としてレンズ保持部13を図中矢印A2で示す方向に
約90度回転させると共に、第2の可動部15により拡
大レンズ11を図中矢印B2方向に約90度回転させ
る。これだけの簡単な操作で、拡大レンズ11は第2の
位置から図6及び図7に示す第3の位置に移動する。
【0043】この第3の位置にある時、図7に示すよう
に、拡大レンズ11は液晶表示装置21からレンズ保持
部13の脚部13bの長さ分だけ上方に離間した状態と
なっている。即ち、拡大レンズ11が第3の位置にある
時、レンズ保持部13の脚部13bは固定部12(即ち
携帯電話20)に対し起立した状態となっており,拡大
レンズ11はこの脚部13bに対し略直角方向に延出し
た状態となっている。
【0044】このように第3の位置にある時、拡大レン
ズ11は液晶表示装置21に対して離間した位置に位置
決めされるため、拡大レンズ11による液晶表示装置2
1の表示の拡大率を高めることができる。これにより、
拡大レンズ11が第1の位置にある状態よりも、液晶表
示装置21に表示されている文字,画像を大きく見るこ
とができ、更に表示の視認性を更に向上させることがで
きる。
【0045】尚、上記した説明では、拡大レンズ11を
第1の位置→第2の位置→第3の位置の順序で移動させ
た例について説明したが、表示拡大装置10における拡
大レンズ11の移動順序はこれに限定されものではな
く、第1〜第3の位置で任意に移動させることが可能で
ある。例えば、図1及び図2に示す第1の位置から、図
6及び図7に示す第3の位置へ直接拡大レンズ11を移
動させることも可能である。
【0046】また、上記した実施例ではレンズ保持部1
3の脚部13bは一定の長さに固定された構成とした
が、この脚部13bを図6に矢印Zで示す方向に伸縮可
能な構成としてもよい。この構成とすることにより、拡
大レンズ11と液晶表示装置21との離間距離を調整す
ることが可能となり、表示の拡大率を調整することが可
能となる。
【0047】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば、次に述べる
種々の効果を実現することができる。
【0048】請求項1または5記載の発明によれば、拡
大レンズを第1の位置に位置させた場合には、表示装置
の表示が小さく見難い場合であっても、表示は拡大レン
ズにより拡大されるため表示の視認性(見易さ)を向上
させることができる。また、電子機器の不使用時におい
ては、拡大レンズを例えば新聞,雑誌等の表示装置以外
のものを拡大して見るルーペとして使用することが可能
となり、一つの拡大レンズに二つの機能を持たせること
が可能となる。
【0049】また、請求項2記載の発明によれば、拡大
レンズを第1の位置と第2の位置との間で移動させる際
の操作性を向上させることができる。
【0050】また、請求項3記載の発明によれば、拡大
レンズにより拡大処理している内容(例えば、新聞等に
記載されている電話番号等)を見ながら電子機器の操作
を行なうことが可能となり、電子機器の利便性を向上す
ることができる。
【0051】また、請求項4記載の発明によれば、拡大
レンズは表示装置に対して離間した位置に位置決めでき
るため、拡大レンズによる表示装置の表示の拡大率を高
めることができ、表示の視認性を更に向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である表示拡大装置を示して
おり、拡大レンズが第1の位置に位置した状態を示す斜
視図である。
【図2】本発明の一実施例である表示拡大装置を携帯電
話に装着した状態を示しており、拡大レンズが第1の位
置に位置した状態を示す斜視図である。
【図3】本発明の一実施例である表示拡大装置を示して
おり、拡大レンズが第2の位置に位置した状態を示す斜
視図である。
【図4】本発明の一実施例である表示拡大装置を携帯電
話に装着した状態を示しており、拡大レンズが第2の位
置に位置した状態を上部から見た斜視図である。
【図5】本発明の一実施例である表示拡大装置を携帯電
話に装着した状態を示しており、拡大レンズが第2の位
置に位置した状態を下部から見た斜視図である。
【図6】本発明の一実施例である表示拡大装置を示して
おり、拡大レンズが第3の位置に位置した状態を示す斜
視図である。
【図7】本発明の一実施例である表示拡大装置を携帯電
話に装着した状態を示しており、拡大レンズが第3の位
置に位置した状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 表示拡大装置 11 拡大レンズ 12 固定部 13 レンズ保持部 14 第1の可動部 15 第2の可動部 17 調整用ネジ 20 携帯電話 21 液晶表示装置
フロントページの続き (72)発明者 宮本 純 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 5K023 AA07 MM00 MM25 PP12 5K067 AA34 BB04 FF23 KK17

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示装置が設けられた電子機器に着脱可
    能に装着され、該表示装置に表示された画像を拡大レン
    ズにより拡大表示する表示拡大装置であって、 前記電子機器に固定される固定部と、 前記拡大レンズを保持するレンズ保持部と、 前記拡大レンズが前記表示装置上に位置する第1の位置
    と、前記拡大レンズが前記電子機器の外側に位置する第
    2の位置とで移動可能となるよう、前記固定部に対して
    前記レンズ保持部を可動させる第1の可動部とを具備す
    ることを特徴とする表示拡大装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の表示拡大装置において、 前記第1の可動部を前記電子機器の側部に位置するよう
    配設すると共に、 前記レンズ保持部が該第1の可動部を中心として回動す
    ることにより、前記第1の位置と前記第2の位置との間
    で移動する構成としたことを特徴とする表示拡大装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の表示拡大装置に
    おいて、 前記拡大レンズが前記第2の位置に移動した際、前記拡
    大レンズと前記表示装置が並んで配置されることを特徴
    とする表示拡大装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の
    表示拡大装置において、 前記拡大レンズを前記レンズ保持部に対して可動させる
    第2の可動部を設けると共に、 前記第1の可動部は、前記レンズ保持部を前記電子機器
    に対して起立した状態に係止しうる構成としたことを特
    徴とする表示拡大装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の
    表示拡大装置において、 前記電子機器は、携帯電話であることを特徴とする表示
    拡大装置。
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Cited By (3)

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WO2006030554A1 (ja) * 2004-09-13 2006-03-23 Tetsuo Tanaka 携帯電子機器収納ケース
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KR101514131B1 (ko) 2013-02-14 2015-04-21 고포디 테크놀로지 엘엘씨 사이드 바이 사이드 영상을 입체영상으로 보이게 하는 간이형 입체경

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