JP3539161B2 - 携帯情報機器 - Google Patents

携帯情報機器 Download PDF

Info

Publication number
JP3539161B2
JP3539161B2 JP29384897A JP29384897A JP3539161B2 JP 3539161 B2 JP3539161 B2 JP 3539161B2 JP 29384897 A JP29384897 A JP 29384897A JP 29384897 A JP29384897 A JP 29384897A JP 3539161 B2 JP3539161 B2 JP 3539161B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
portable information
display element
display
information device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP29384897A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11133873A (ja
Inventor
博司 筒井
浩二 秋山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP29384897A priority Critical patent/JP3539161B2/ja
Publication of JPH11133873A publication Critical patent/JPH11133873A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3539161B2 publication Critical patent/JP3539161B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、拡大表示が可能な携帯情報機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
携帯電話で代表される携帯情報機器に使用される表示素子は、情報量の増加に伴い、表示性能の向上が求められている。3〜5インチ以上のディスプレイを搭載する携帯情報機器の場合は画素数300×200(6万画素)クラスの表示素子に表示される情報を直接目で読みとることが可能であるが、一方で情報端末機器の小型軽量化が求められ、一方でインターネット画像やファックスなどの情報量の大きいデータ表示能力が求められている。
【0003】
例えば携帯電話に搭載可能な表示素子は1〜2インチが限度である。すなわち表示素子のサイズ1〜2インチにおいて、画素数35万画素(700×500)程度の情報を表示すると、肉眼の解像度ではもはや解像度の限界を超えており、情報の判読が困難となる。さらには腕時計サイズを実現するには、表示が最も大きな問題となる。表示素子表面に拡大レンズを設ければよいが、焦点距離を確保するためには、表示素子から、特定距離はなす必要がある。表示素子と同じ大きさの拡大レンズを使用すると、表示部分が見難いという制限がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
表示素子の小型化、解像度の増大に対し、表示素子の前方に拡大レンズを設ければよいが、機器のコンパクト性と表示の見やすさの点で両立できない。
【0005】
【課題を解決するための手段】
表示素子の表示内容が精細でない場合は、拡大レンズを表示素子の直前に配置し、表示内容が精細な場合は拡大レンズの焦点距離程度まで引き上げられる機能を設ける。
【0006】
また、入力キーボードを必要とする携帯情報機器の場合は、レンズを所定の位置に引き上げることにより、入力キーボードを使用できるようにする。
【0007】
上記のように設定を行うことにより、微小かつ高解像度の表示素子でも情報を見やすくし、かつ携帯情報機器の小型化を図ることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下本発明の一実施例について、図面を参照しながら説明する。図1は本発明の電話機併用タイプの携帯情報端末機器を示す。本体1の一主面(表面)上には表示素子2,キーボード列3,マイク4、スピーカ5が装備されている。表示素子は1.3インチ液晶素子を使用し、表示素子中心は本体中心からマイク4の方向にずれて装備している。
【0009】
レンズ6は4本の可動アームで本体(筐体)と連結され、回動可能になっている。レンズ6は本体とほぼ同じ大きさをしており、4本のアームをたたむと、レンズ6は本体1のほぼ全面を覆い、本体のカバーまたは蓋を兼ねることになる。
【0010】
アーム7を立てると、アーム7は本体との接続部分を中心に回転し、それに伴い拡大機構のレンズ6は本体1と平行を保って移動し、第1図に示すようにスピーカ5の方向に移動する。移動したレンズ6の中心と表示素子2の中心が重なるように予め両者を配置することにより、表示素子が視野内いっぱいに拡大された状態で最も見易くなる。このように、アームをほぼ垂直にたてることで、最も拡大表示状態となる。
【0011】
通常、携帯情報機器は表示素子が本体の中心より上部に存在しているため、単にレンズを大ききするだけでは、表示素子の配置の非対称ゆえに最適な拡大が難しい。本発明のように、アーム7を立てることにより、レンズ6を焦点近傍に配置すると共にレンズ6の中心と表示素子の中心位置を合わせることが可能となる。
【0012】
また、表示素子2が長方形の素子であれば、レンズ6の長手方向に向きを合わせることにより、レンズ6を通して観察する表示素子2の認識率が向上する。
【0013】
また、アーム7を横に寝かせているときは、レンズ6は本体の大半の部分をカバーしているが、アーム7を立てることにより、レンズ6は移動し、レンズ6にカバーされていたキーボード列またはスイッチ列が表れ、使用可能となる。
【0014】
本体1に電話機能が設けられている場合、レンズにキーボードもしくはスイッチ列がカバーされていると使用が困難となる場合が生じる。このような場合は電話機能のうちマイク4とスピーカ5をレンズ6のカバー範囲から外に配置するか、または本体1の裏側に配置することにより、問題を解決することができる。
【0015】
尚、アームと主面とのなす角度が90度を越えないように、スピーカ5近傍の主面上(または側面上)にアーム7を係止する係止部をもうけてもよい。
【0016】
これにより、最大拡大状態を容易に確保することができる。
図2は表示素子2の近傍のみに拡大機構を設けたものである。拡大機構10は少なくとも表示素子2よりサイズが大きく、本体1の上面もしくは両側に格納できる機構になっている。このようにすることにより、電話のマイクやスピーカの位置を気にすることなく本体に対し同一側で操作を行うことができる。また、表示素子2の表示内容が高精細表示でない場合は、拡大機構を用いる必要はなく、拡大機構を閉じた状態または少し出した状態で電話またはキーの操作を行うことができる。
【0017】
図3は図2で示した拡大機構10の機構の原理を示す図である。
拡大機構はレンズ12、いわゆる蛇腹機構11とからなっている。蛇腹機構はレンズ12の少なくとも2辺に配置され、支持されている。この蛇腹機構を本体1の上部に設置することにより、蛇腹機構11を閉じた状態で、持ち運びがコンパクト、かつ高精細情報は容易に観察することが可能となる。
【0018】
図4は腕時計タイプの携帯情報機器の概念図である。表示素子22に表示する内容が、例えば時計の時刻表示のような情報量の少ない表示を行う場合は拡大機構23は使用せず、たたんだ状態にする。また表示内容が映像または多くの文字表示を必要とする場合は拡大機構23を最大倍率の位置までのばして、顔を近づけて観察するようにすればよい。
【0019】
本発明に用いられるレンズの材料はアクリル、ポリカーボネートなどの硬度が高く透明な材料を用いることにより軽量化を図ることができる。
【0020】
また、レンズにフレネルレンズを使用することにより、さらに軽量化を図ることができる。
【0021】
図3では拡大機構に蛇腹構造を示したが、蛇腹構造のみならず、ロッドアンテナのように、スライド機構を設けてもよい。
【0022】
図5は本発明の他の実施例を示す図である。
拡大機構は、図5に示すように、ミラー(1)33、ミラー(2)34の2枚のミラーとレンズ35が各辺で連結し、本体と可動できるように取り付けられている。図5(a)は拡大機構を伸ばした状態で、表示素子に表示される情報はミラー(1)33とミラー(2)34により反射され、レンズ35を通して観察することができる。表示素子32からの情報はミラー(1)33とミラー(2)34により反射されることにより、表示素子32とレンズ35間の距離を確保することができ、レンズを表示素子の上方に配置する場合と比較して拡大率を大きくすることが可能となる。
【0023】
また拡大機構を畳んだ状態を図5(b)に示す。この状態では、ミラー(1)33が表示素子の上面を覆った状態になる。この状態では通常のミラーは不透明なので、表示素子が見えない。そこで、ミラー(1)33をハーフミラーとすれば、拡大機構を折り畳んだ状態においても等倍で観察が可能となる。
【0024】
尚、上記拡大機構におけるレンズは、フレネルレンズまたは非球面レンズで構成できる。また、上記表示素子は、液晶素子、有機エレクトロルミネッセンス素子、冷陰極素子のいずれかからでも構成できる。
【0025】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、携帯情報機器の表示素子の小型化と高解像化に対応し、機器本体の大きさを維持し、表示素子の表示能力を大幅に向上するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における携帯情報機器の概略構成を示す斜視図
【図2】本発明の第2の実施例における携帯情報機器の概略構成を示す斜視図
【図3】本実施例における拡大機構の一例を示す図
【図4】本発明の第3の実施例における携帯情報機器の概略構成を示す斜視図
【図5】(a)本発明の第4の実施例における携帯情報機器の拡大機構を伸ばした状態の概略構成を示す斜視図
(b)同拡大機構を畳んだ状態の概略構成を示す斜視図
【符号の説明】
1 本体
2 表示素子
3 キーボード
4 マイク
5 スピーカ
6 レンズ
7 アーム
11 蛇腹構造
12,35 レンズ
21,31 本体
22,32 表示素子
33,34 ミラー

Claims (6)

  1. 表示素子と、アーム及び前記アームにより機器本体と連結されたレンズを有する拡大機構とを備えた携帯情報機器であって、
    前記アームは前記機器本体と回動可能に接続され、前記レンズの中心と前記表示素子の中心とが重なるように前記レンズを移動させる携帯情報機器。
  2. データ入力キーを有し、アームを畳んだ状態では拡大機構がデータ入力キーを覆い、前記アームを立てた状態では前記データ入力キーの上を開放して前記データ入力キーを使用可能とする請求項1記載の携帯情報機器。
  3. 表示素子と、2枚のミラー及びレンズからなる拡大機構と、折り畳み構造とを備える携帯情報機器。
  4. 表示素子の近傍に位置する第1のミラーがハーフミラーからなり、折り畳んだ状態で前記表示素子の上方に位置する請求項3記載の携帯情報機器。
  5. 拡大機構におけるレンズがフレネルレンズまたは非球面レンズからなる請求項1〜4のいずれかに記載の携帯情報機器。
  6. 表示素子は液晶素子または有機エレクトロルミネッセンス素子または冷陰極素子である請求項1〜5のいずれかに記載の携帯情報機器。
JP29384897A 1997-10-27 1997-10-27 携帯情報機器 Expired - Fee Related JP3539161B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29384897A JP3539161B2 (ja) 1997-10-27 1997-10-27 携帯情報機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29384897A JP3539161B2 (ja) 1997-10-27 1997-10-27 携帯情報機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11133873A JPH11133873A (ja) 1999-05-21
JP3539161B2 true JP3539161B2 (ja) 2004-07-07

Family

ID=17799950

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29384897A Expired - Fee Related JP3539161B2 (ja) 1997-10-27 1997-10-27 携帯情報機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3539161B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11133873A (ja) 1999-05-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7269443B2 (en) Mobile communication unit with camera lens opening means in closed folder
US6073034A (en) Wireless telephone display system
JP4131805B2 (ja) 携帯型電子機器
US7492407B2 (en) Portable terminal with rotatable axial flip unit and dual lens arrangement
US20060050169A1 (en) Image display apparatus
US20060125784A1 (en) Mobile terminal including folder type liquid crystal display device and method of fabricating the same
US20010043174A1 (en) Display system for wireless pager
KR20000076732A (ko) 정보 단말 장치
US20060203124A1 (en) Folder-type portable apparatus
JP2004260676A (ja) 折畳式カメラ装置および折畳式携帯電話機
GB2362775A (en) Mobile phone with a projection display
US20060056141A1 (en) Portable electronic device
JP2006217368A (ja) カメラ付き携帯端末装置およびカメラ付き携帯電話機
JP2003338866A (ja) 携帯電話機
JP3539161B2 (ja) 携帯情報機器
US20070281749A1 (en) Electronic Imaging Device
JP2006215350A (ja) カメラ付き携帯端末装置およびカメラ付き携帯電話機
JP3885994B2 (ja) 表示拡大装置
JP4058675B2 (ja) 携帯電子端末機
JP4583275B2 (ja) カメラ付通信装置
US20020140681A1 (en) Mobile information terminal apparatus
WO2004098175A1 (ja) 画像拡大装置
JP2004120703A (ja) 携帯型通信端末機
JP2009071644A (ja) エリア型接触画像読取手段を備えた携帯情報機器
JP2006195085A (ja) カメラ付き携帯端末装置およびカメラ付き携帯電話機

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040302

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040315

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080402

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090402

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100402

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110402

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120402

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130402

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130402

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140402

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees