JP2003142721A - 受光素子 - Google Patents

受光素子

Info

Publication number
JP2003142721A
JP2003142721A JP2001342158A JP2001342158A JP2003142721A JP 2003142721 A JP2003142721 A JP 2003142721A JP 2001342158 A JP2001342158 A JP 2001342158A JP 2001342158 A JP2001342158 A JP 2001342158A JP 2003142721 A JP2003142721 A JP 2003142721A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
wavelength
light
light receiving
receiving element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001342158A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiichi Yamaguchi
栄一 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Powdec KK
Original Assignee
Powdec KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Powdec KK filed Critical Powdec KK
Priority to JP2001342158A priority Critical patent/JP2003142721A/ja
Publication of JP2003142721A publication Critical patent/JP2003142721A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Light Receiving Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の波長帯域を一つの受光素子で検出し、
個別に出力し、高機能、高効率で光フィルタまたは分光
器を用いずに高機能受光システムを構成できる多波長域
受光素子の構造および受光システムに関するものであ
る。 【解決手段】 基板1に長波長光を吸収するため
のn型半導体層3、アンドープ半導体層4、p型半導体
層5を積層し、その上部に短波長光を吸収するためのn
型半導体層6、アンドープ半導体層7を積層する。オー
ミック電極9、10、11を夫々層3、層5、層7に形
成し、ショットキ電極8を層7に形成する。p型層5と
n型層6とがpn構造の素子分離層となる。光が表面か
ら入射すると短波長の光が層7で吸収され電子および正
孔が夫々電極11、電極8から取り出される。残りの光
は更に浸入し層4で吸収され、生成した電子は層3に正
孔は層4に移動し夫々電極9、電極10から取り出され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光電気変換素子、
所謂、受光素子に関し、特に光エネルギーを弁別して取
り出す受光素子に関するものである。
【0002】
【従来技術】図3は例えば、IEEE. Electron Device Le
tters Vol.EDL-2, No.5 p.p.112~114に示された従来のM
SM型フォトダイオードを示す断面図であり、図におい
て、1は半絶縁性p型のSi基板、2はnのSi層、1
2は相対する櫛型ショットキ電極である。15は入射光
である。
【0003】次に動作について説明する。まず、相対す
る電極12にバイアス電圧を印加する。このときショッ
トキ電極の一方は逆バイアス、他方のショットキ電極は
順方向バイアスとなる。この状態で光15が入射される
と光吸収層2で吸収され、同時に生成した電子、正孔は
印加電界によって分離され夫々の電極に捕集され、光電
流として外部に取り出される。この構造では装置全体が
空乏層となっており電気容量が小さく、且つ、電極間距
離を小さくとれる櫛型電極とすることにより、高速応答
に優れ、光ファイバ情報通信の受光端末装置として採用
されている。
【0004】次に、所謂、PIN型受光素子を図4にしめ
す。図4に於いて、1はn型半導体基板、4はI型半導
体でキャリア濃度が殆どない半導体、5は高濃度のp型
半導体である。9および10は夫々n型およびp型のオ
ーミック電極である。
【0005】 次に、PIN型受光素子について、動作を
説明する。まず、p極側を負電圧に、n極側を正電圧に
印加して、逆バイアスとする。光15は薄いp層を通過
し、I層に達すると吸収され伝導帯に電子を、価電子帯
に正孔を発生する。電子は電界によりn型層に移動し、
正孔はp型層に移動し、電極を通じて光電流として取り
出される。逆バイアス電圧を大きくすることにより、ア
バランシェ効果を起こさせ、電流増幅型素子として用い
られることもある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】光を検出するにあたっ
て、光の波長またはエネルギを弁別して、取り出したい
という応用は沢山ある。例えば、高温発熱体の温度を黒
体輻射として測定する場合、少なくとも2波長の強度比
が必要とされる。物質の発光波長の分布を計測する場合
には分光器により光をスペクトルに分解し、多数の受光
素子のアレイにより発光特性を計測する。太陽紫外線は
人体の皮膚に有害な作用を及ぼす。例えば、波長400nm
から320nmの所謂、UVA紫外線は皮膚の深くまで浸透し、
メラニン色素細胞を活発化させる。波長320nmから290nm
の所謂、UVB紫外線は大量に浴びると赤い火ぶくれを起
こす。波長290nm以下の所謂、UVC紫外線は皮膚ガンを起
こす作用が指摘されている。このように、紫外線のエネ
ルギによって人体に及ぼす効果が異なり、その波長を弁
別して計測するニーズがある。このような、測定器は工
業用または医学計測用としては、分光器と高感度受光器
または高価な干渉フィルタもしくは分光器を施した複数
の高感度光検出器が用いられていた。しかし、これら産
業用または医療用機器は非常に高価であり、一般計測器
としては使えなかった。例えば家庭用ボイラーの火炎検
出や人体保護用の太陽紫外線検出器等にはもっと安価な
多波長域弁別受光素子およびそのシステムが求められて
いた。
【0007】 従って、この発明の目的は、外部に特
殊なフィルタもしくは分光器を用いず、更に一つの光受
光素子の中にそれ自身で光のエネルギ帯域を弁別して取
り出すこのとのできる安価な素子を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は、従来技術が
有する上述の課題を解決すべく、鋭意検討を行った。以
下にその概要を説明する.
【0009】 検出すべき複数の波長帯域の各々に光
吸収をもつ複数の半導体層が、入射光側から吸収エネル
ギの大なる順に配置され、その間を電気的に分離するた
めの半絶縁性半導体層またはpn型半導体層が積層され、
各々の光吸収層で発生した電子正孔による電流または起
電力を光吸収層に取り付けられた電極から外部に取り出
すようにしたもので、入射光は100%波長弁別されて
吸収層に吸収される構成となり、また干渉フィルタや光
吸収フィルタもしくは分光器による波長弁別機構が不要
となり、装置の小型化、高効率化および簡単化を図った
ものである。
【作用】
【0010】検出すべき複数の波長帯域の各々に光吸収
をもつ複数の半導体層が、入射光側から吸収エネルギの
大なる順に配置され、その間を電気的に分離するための
半絶縁性半導体層またはpn型半導体層が積層され、各々
の光吸収層で発生した電子正孔による電流または起電力
を光吸収層に取り付けられた電極から外部に取り出すよ
うにしたもので、入射光は100%波長弁別されて吸収
層に吸収される構成となり、また干渉フィルタや光吸収
フィルタもしくは分光器による波長弁別機構が不要とな
るので、装置の小型化、高効率化および簡単化が図ら
れ、応用範囲の拡大と製造コストが格段に低減される効
果が得られる。
【0011】
【発明の実施形態】以下、本発明の実施の形態について
図面を参照して詳細に説明する。
【0012】 図1は本発明の一実施例による多波長域
受光素子の断面図であり、図において、1は(000
1)面サファイア基板、2はアンドープGaNバッファ層
で約1mm、3はn型GaNで約1mm、4はアンドープGaInN
でIn組成は約12%で厚みは約0.8 mmである。5はp型
AlGaNでAl組成は約16%で厚みは約0.8 mm、6はn型A
lGaNでAl組成と厚みは5と同じである。7はアンドープ
のAlGaNでAl組成と厚みは5と同じである。尚、p型層に
はMgが約1020cm-3、n型層にはSiが5x1018 cm-3添加さ
れている。8は厚みが10nm程度のNi透明ショットキ電
極、9および11は厚み0.5 mmのTi/Alオーミック電極、
10は厚み約0.5 mmのNi/Auのp型オーミック電極、12
はショットキ電極の一部の上部に積層された厚み約0.5
mmのAuパッド電極である。
【0013】 窒化物半導体は公知の有機金属気相成長
法(MOCVD)により作製した。図には示していないがサ
ファイア基板とGaNバッファ層との間には約30nm厚み
の低温成長GaNまたはAlNバッファ層が存在している。
【0014】 使用原料はGa原料としてTMG(トリメチル
ガリウム)、Al原料としてTMA(トリメチルアルミニウ
ム)、In原料としてTMIn(トリメチルインジウム)、p
型不純物のMg原料としてCp2Mg(シクロペンタジエニルM
g)、n型不純物のSi原料としてSiH4(シラン)を用い
た。窒素原料として、アンモニア(NH3)を用いた。キ
ャリアガスとして、窒素ガスおよび水素ガスを使用し、
成長温度は1080℃で行った。
【0015】 金属電極形成は公知のフォトリソグラフ
ィ法と抵抗加熱真空蒸着およびリフトオフ法によって形
成した。透明ショットキ電極8は受光面積比率の向上お
よび拡がり抵抗の低減化のために形成した。また、基板
としてはサファイア基板を用いたが、ZnO、リチウムガ
レートなどの酸化物、炭化珪素(SiC)、シリコン(S
i)、ZrB2などの金属ホウ化物、またはGaAs基板などのI
II-V半導体を用いることができる。
【0016】 次に、動作について説明する。本実施例
は、素子の表面側から光を受光し、波長320nmより短いU
VBおよびUVC紫外線と、波長400nmから320nmのUVA紫
外線との、2波長帯域弁別受光素子である。本素子をバ
ンド図として図2に示す。図2上部の横軸の数値は層の番
号である。なお、図2の下図はこれを半導体素子の記号
で、等価回路的に表示したものである。上下の図の, 横
のスケールは概略一致させてある。バンド図にはバイア
スを印加させてはいない。実際の使用にあたっては、図
7で説明するが、逆バイアスとすることが望ましい。
【0017】 紫外光を含む太陽光が表面から入射され
る。光は透明電極8を透過し、AlGaN層7に浸入する。
すると、この層のバンドギャップ値3.88eV、即ち320nm
より短い紫外線UVBとUVCとは層7で吸収され、電子が伝
導帯に、正孔は価電子帯に生成される。層7はショット
キ接合とn型層6とに挟まれ図のように内部電界が生じ
ており、電子は層6に移動した後オーミック電極11を
経由して電流となる。正孔は電極8に収集され、外部電
流として取り出される。層7の光吸収係数は5x104cm
程度であるので、98%光吸収するためには0.8mm程度の
厚みが必要である。層6と層7とを通過する間にUVBとUV
C紫外線は消失し、残りのUVAと可視光線が層5を通過す
る。
【0018】 層4は波長400nmより短波長を吸収する
のでUVA紫外線のみを吸収し、電子と正孔とを生じ、電
子は層4を経由して電極9から取り出される。正孔によ
る電流は電極10より取り出される。層5は、正孔の移
動担体であると同時に層6との間でキャリア分離障壁層
の役割を担っていることがわかる。可視光およびそれよ
り波長の長い光は層3と4とを透過し、素子の外部に抜
けてしまう。すなわち、この素子の動作は可視光の存在
に全く影響されない。
【0019】 本素子は目的の波長選択性をもった2つ
の受光素子が上下に積層されたものと等価である。層5
と層6との間に逆バイアスが印加されるがツェナー型ブ
レークダウンが生じる電圧以下で2つの機能部間の絶縁
性が確保される。
【0020】 さて、本実施例ではUVBとUVC紫外線を再
表面の層7で同時に吸収させていたが、UVBとUVCとを分
離して3波長帯域受光素子を構成することができる。す
なわち、5,6,7層と同じドーピング型の組み合わせ
でAlGaNのAl組成としてバンドギャップ値として4.28eV
としたもの、即ちAl0.31Ga0.69Nを7層の上に積層し、相
当する層に相当する電極を形成すればよいことを示すこ
とが出来る。
【0021】 次に、本実施例ではキャリア分離層5を
p型半導体で構成したが、これはバンドギャップの大き
いアンドープ型のAlGaN、例えば、Al0.4Ga0.6Nで構成す
ることができる。これを図5にしめす。この場合電極1
0は層4の上に形成することになる。その等価回路図を
同図下に示す。キャリア分離障壁層は高抵抗トンネル障
壁層と見なせる。
【0022】 次に、本実施例では、半導体層としてAl
GaNまたはGaInN層およびGaN層で構成されているが、こ
の組成系は格子歪を内在しているので、結晶成長におい
て格子欠陥やクラックなどを発生することがある。従っ
て、できれば格子一致系で積層されることが望ましい。
たとえば、GaN格子定数に一致する系として、(Al0.83I
n0.17xGa(1-x)Nが知られている。このAlGaInN系を用
いることによりUVBおよびUVC紫外線吸収層およびキャリ
アの分離障壁層を無歪系で構成することができる。
【0023】 次に、本実施例は太陽紫外線の検出素子
の構成であったが、例えば、可視光線や赤外光の多波長
域受光素子を形成する場合、AlxGayIn(1-x-y)AszPwN
(1-z-w)、(0≦x≦1、0≦y≦1、0≦z≦1, 0≦w
≦1)を材料系として用いれば可能となる。V族の混晶に
よりバンドギャップの大きな低下が生じ、赤外域までの
素子作製が可能である。
【0024】 次に、本実施例では、結晶成長の基板と
してサファイア基板を用いた。この実施例のように、検
出波長域で透明な基板を用いると、基板側からの光入射
を行うことができる。例えば、図6は基板側光入射多波
長域太陽紫外線センサの構成例である。図6で、2は紫
外線UVCを透過するバッファ層、例えばAl0 .35Ga0.65N
で、厚みは1mmである。81はp型Al0.35Ga0.65Nで厚
みは約1mm、層7から層3までは図1と同じであるが、
基板側から図1とは逆順に積層されている。電極12はNi/
Au(0.5mm)のp型オーミック電極である。
【0025】 次に、本実施例の多波長域受光素子の窒
化物半導体層の結晶成長には有機金属気相成長法(MOCV
D)を用いたが、公知の分子線エピタキシ法(MBE)やハ
イドライド法(HVPE)を用いることができる。
【0026】 次に、本実施例の受光素子のバイアス印
加方法の一実施例を図7に示す。図7で、電極番号は図
1と共通である。Aは電流計である。逆バイアス印加であ
り、光吸収がないときは電流は発生しない。本実施例の
バイアス条件とは別に0バイアスで動作させることもで
きる。また、0バイアスの条件では、光起電力を測定す
ることもできる。この場合、Aに相当するものはDC電圧
計が用いられる。
【0027】 次に、本多波長域受光素子を用いた受光
システムの一実施例を図8に示す。本受光素子からの複
数の光信号を増幅し、サンプルホールド回路に蓄積す
る。次に、この複数の信号を純次AD変換部に供給し、デ
ィジタル変換し、情報処理部により必要な演算、例え
ば、基準値と比較したり、又は、相対値を生成したりし
て、表示部に表示する。更に、入力部とデータ送信部を
備えることにより、応用展開が可能となる。
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係わる
多波長域受光素子は、検出すべき複数の波長帯域の各々
に光吸収をもつ複数の半導体層が、入射光側から吸収エ
ネルギの大なる順に配置され、その間を電気的に分離す
るための半絶縁性半導体層またはpn型半導体層が積層さ
れ、各々の光吸収層で発生した電子正孔による電流また
は起電力を光吸収層に取り付けられた電極から外部に取
り出すようにしたもので、入射光は100%波長弁別さ
れて吸収層に吸収される構成となり、また干渉フィルタ
や光吸収フィルタもしくは分光器による波長弁別機構が
不要となるので、装置の小型化、高効率化および簡単化
が図られ、製造コストが低減化される高価がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による多波長域受光素子の断
面図である。
【図2】本発明の一実施例による多波長域受光素子のバ
ンド図および等価回路図である。
【図3】従来のMSM型受光素子の断面図である。
【図4】従来のPIN型受光素子の断面図である。
【図5】本発明の実施例の内のキャリア分離障壁層をバ
ンドギャップの大きいアンドープトンネル障壁層素子の
バンド図と等価回路図である。
【図6】本発明の実施例の内の基板側光入射対応多波長
域受光素子の断面図である。
【図7】本発明の一実施例による多波長域受光素子のバ
イアス回路および信号検出法の一実施例である。
【図8】本発明の一実施例による多波長域受光素子を用
いたシステム構成の一実施例である。
【符号の説明】
1は基板、2はバッファ層、3はn型半導体層、4はア
ンドープ半導体層, 5p型ワイドギャップ半導体層、
6はn型ワイドギャップ半導体層、7はアンドープのワ
イドギャップ半導体層、8は透明ショットキ電極、81
はp型のワイドギャップ半導体層、9はn型オーミック
電極、10はp型オーミック電極、11はn型オーミッ
ク電極、12はAuパッド電極またはp型オーミック電
極、15は入射光である。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 波長帯域を弁別して受光する積層
    型半導体受光素子であって、異なるバンドギャップ値を
    持つ、2つ以上の半導体光吸収層と、キャリア分離障壁
    層がその間に積層されて成り、各々の光吸収層を貫く光
    束により発生したキャリア又は、キャリアによる起電力
    を各々の光吸収層の一端に形成された電極により分離し
    て取り出す構造を具備する多波長域受光素子
  2. 【請求項2】 キャリア分離障壁層が次段の光吸
    収層のバンドギャップ値より大きなバンドギャップ値を
    もつ半導体層から成ることを特徴とする請求項1記載の
    多波長域受光素子。
  3. 【請求項3】 キャリア分離障壁層がpn接合半
    導体層から成ることを特徴とする請求項1記載の多波長
    域受光素子。
  4. 【請求項4】 光吸収層がAlxGayIn(1-x-y)N、
    (0≦x≦1、0≦y≦1)の窒化物半導体から成ること
    を特徴とする請求項2又は請求項3記載の多波長域受光
    素子。
  5. 【請求項5】 光吸収層がAlxGayIn(1-x-y)AszPwN
    (1-z-w)、(0≦x≦1、0≦y≦1、0≦z≦1, 0≦w
    ≦1)の半導体から成ることを特徴とする請求項2又は
    請求項3記載の多波長域受光素子。
  6. 【請求項6】 光入射側から第1の吸収層が波長約290n
    mより短波長の、所謂UVC紫外線を吸収する半導体層より
    なり、第2吸収層が波長約320nmより短波長の、所謂UVB
    紫外線を吸収する半導体層より成り、第3吸収層が波長
    約400nmより短波長の、所謂UVA紫外線を吸収する半導体
    層より成ることを特徴とする請求項4および請求項5記
    載の多波長域受光素子。
  7. 【請求項7】 光入射側から第1の吸収層が波長約320n
    mより短波長の、所謂UVB紫外線を吸収する半導体層より
    成り、第2吸収層が波長約400nmより短波長の、所謂UCA
    紫外線を吸収する半導体層より成ることを特徴とする請
    求項4および請求項5記載の多波長域受光素子。
  8. 【請求項8】 受光素子を構成する半導体層が吸収する
    波長に対して透明な基板を用いたことを特徴とする請求
    項4および請求項5記載の多波長受光素子。
  9. 【請求項9】 半導体層が有機金属気相成長法(MOCV
    D)または分子線成長法(MBE)または水素化物法(HVP
    E)の、少なくとも一つの成長法により作製されること
    を特徴とする請求項4および請求項5記載の多波長域受
    光素子。
  10. 【請求項10】 請求項2または請求項3記載の多波長
    域受光素子と、それから出力される複数のアナログ電気
    信号をディジタル変換する機能部分と、そのディジタル
    信号を情報処理し表示する機能部分とを備えた光検出表
    示装置。
JP2001342158A 2001-11-07 2001-11-07 受光素子 Pending JP2003142721A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001342158A JP2003142721A (ja) 2001-11-07 2001-11-07 受光素子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001342158A JP2003142721A (ja) 2001-11-07 2001-11-07 受光素子

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003142721A true JP2003142721A (ja) 2003-05-16

Family

ID=19156062

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001342158A Pending JP2003142721A (ja) 2001-11-07 2001-11-07 受光素子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003142721A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005102195A (ja) * 2003-09-05 2005-04-14 Sae Magnetics (Hong Kong) Ltd Msm光検出器アセンブリ
US9812602B2 (en) 2012-12-20 2017-11-07 Seoul Viosys Co., Ltd. Light detection device
KR101826951B1 (ko) * 2012-12-28 2018-02-07 서울바이오시스 주식회사 광 검출 소자
KR20200137959A (ko) * 2019-05-30 2020-12-09 한국과학기술원 다중 파장 광 검출기 및 그의 신호 취득 회로와 결합에 따른 제조 방법
US11515350B2 (en) 2019-05-30 2022-11-29 Korea Advanced Institute Of Science And Technology Multicolor photodetector and method for fabricating the same by integrating with readout circuit

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005102195A (ja) * 2003-09-05 2005-04-14 Sae Magnetics (Hong Kong) Ltd Msm光検出器アセンブリ
US9812602B2 (en) 2012-12-20 2017-11-07 Seoul Viosys Co., Ltd. Light detection device
KR101826951B1 (ko) * 2012-12-28 2018-02-07 서울바이오시스 주식회사 광 검출 소자
KR20200137959A (ko) * 2019-05-30 2020-12-09 한국과학기술원 다중 파장 광 검출기 및 그의 신호 취득 회로와 결합에 따른 제조 방법
KR102368900B1 (ko) * 2019-05-30 2022-03-02 한국과학기술원 다중 파장 광 검출기 및 그의 신호 취득 회로와 결합에 따른 제조 방법
US11515350B2 (en) 2019-05-30 2022-11-29 Korea Advanced Institute Of Science And Technology Multicolor photodetector and method for fabricating the same by integrating with readout circuit

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6483130B1 (en) Back-illuminated heterojunction photodiode
Omnès et al. Wide bandgap UV photodetectors: A short review of devices and applications
Chen et al. GaN metal-semiconductor-metal ultraviolet photodetectors with transparent indium-tin-oxide Schottky contacts
US4614961A (en) Tunable cut-off UV detector based on the aluminum gallium nitride material system
US6342720B1 (en) Voltage-controlled wavelength-selective photodetector
US4213138A (en) Demultiplexing photodetector
KR20060083206A (ko) 적외선 센서 ic, 적외선 센서 및 그 제조 방법
CN105655437A (zh) 一种紫外雪崩光电探测器
US8350290B2 (en) Light-receiving device and manufacturing method for a light-receiving device
Reine et al. Solar-blind AlGaN 256× 256 pin detectors and focal plane arrays
JP2011211019A (ja) 赤外線センサ
Foisal et al. Photoresponse of a highly-rectifying 3C-SiC/Si heterostructure under UV and visible illuminations
KR101671552B1 (ko) 센서, 반도체 기판 및 반도체 기판의 제조 방법
CA1314614C (en) Quantum-well radiation detector
CN113471326B (zh) 一种ⅲ族氮化物异质结光电探测器
CN110676272A (zh) 一种半导体紫外光电探测器
KR100788834B1 (ko) 가시광 및 자외선 감지용 센서
Lamarre et al. AlGaN UV focal plane arrays
JP2003142721A (ja) 受光素子
JP4505401B2 (ja) 受光素子
CN105679779B (zh) 一种红斑响应探测器
CN114709279A (zh) 一种倒装结构的紫外探测器芯片
CN100454585C (zh) Pin结构氮化镓基紫外探测器及其制作方法
JP2010067738A (ja) 窒化ガリウム系半導体材料を用いた荷電粒子検出器
Joshi et al. Low-noise UV-to-SWIR broadband photodiodes for large-format focal plane array sensors