JP2003142162A - 電池パック - Google Patents

電池パック

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JP2003142162A
JP2003142162A JP2001334223A JP2001334223A JP2003142162A JP 2003142162 A JP2003142162 A JP 2003142162A JP 2001334223 A JP2001334223 A JP 2001334223A JP 2001334223 A JP2001334223 A JP 2001334223A JP 2003142162 A JP2003142162 A JP 2003142162A
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current
discharge
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JP2001334223A
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Tatsu Morioka
達 森岡
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Abstract

(57)【要約】 【課題】 極めて厳しい環境で使用されたり、あるいは
保管されても、極めて安全に使用できるようにする。 【解決手段】 電池パックは、電池1の異常を検出する
異常検出回路2と、この異常検出回路2に制御されてス
イッチングされる放電スイッチ3と、この放電スイッチ
3を介して電池1に接続されて電池1を放電する放電抵
抗4とを備える。この電池パックは、異常検出回路2が
電池1の異常を検出すると、放電スイッチ3をオンに切
り換えて放電抵抗4で電池1を放電する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、安全に使用できる
電池パックに関する。
【0002】
【従来の技術】現在、膨大な数の電池パックが携帯機器
の電源として使用されている。電池パックは、種々の環
境で使用され、中には極めて厳しい環境で使用されるこ
とがある。たとえば極めて高温な環境で使用され、ある
いは激しい衝撃を受ける環境で使用されることもある。
また、種々の充電器で充電されて、過充電されることも
ある。このように種々の環境で使用される電池パック
は、周囲の環境が極めて厳しくなって、電池を安全に使
用できる保証領域を越えて使用されることがある。とく
に、複数の悪い環境が同時に発生するとき、電池パック
は発煙したり、あるいは発火することがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】電池パックは、電池の
過充電等を防止し、さらに、電池温度が高くなるときに
電池の充電方法を停止させる保護回路を内蔵している。
保護回路は、電池を保護するために設計されている。し
たがって、電池パックが極めて厳しい環境で使用され、
あるいは厳しい環境で保存されるとき、必ずしも電池パ
ックの発煙や発火等を有効に阻止できない。電池パック
が発煙し、あるいは発火すると、装着している電気機器
のみでなく、その周囲にも著しい弊害を与える。このた
め、電池パックは、いかなる環境にあっても、発煙や発
火を起こさないようにすることが大切である。
【0004】本発明のこのことを実現することを目的に
開発されたもので、本発明の重要な目的は、極めて厳し
い環境で使用され、あるいは保管されても極めて安全に
使用できる電池パックを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の電池
パックは、電池1の異常を検出する異常検出回路2と、
この異常検出回路2に制御されてスイッチングされる放
電スイッチ3と、この放電スイッチ3を介して電池1に
接続させて電池1を放電する放電抵抗4とを備える。こ
の電池パックは、異常検出回路2が電池1の異常を検出
すると、放電スイッチ3をオンに切り換えて放電抵抗4
で電池1を放電する。
【0006】さらに、本発明の請求項2の電池パック
は、電池1の異常を検出する異常検出回路2と、この異
常検出回路2に制御されて電池電流を遮断する電流遮断
素子5とを備える。電流遮断素子5は、電池1と出力端
子11との間に接続している。この電池パックは、異常
検出回路2が電池1の異常を検出すると、電流遮断素子
5が電池電流を遮断する。
【0007】さらに、本発明の請求項3の電池パック
は、電池1の異常を検出する異常検出回路2と、この異
常検出回路2に制御されてスイッチングされる放電スイ
ッチ3と、この放電スイッチ3を介して電池1に接続さ
れて電池1を放電する放電抵抗4と、異常検出回路2に
制御されて電池電流を遮断する電流遮断素子5とを備え
る。この電池パックは、異常検出回路2が電池1の異常
を検出すると、放電スイッチ3と電流遮断素子5のいず
れかまたは両方を制御し、放電スイッチ3をオンにして
放電抵抗4で電池1を放電し、あるいは電流遮断素子5
をオフにして電池電流を遮断する。
【0008】異常検出回路2は、電池電圧の変化を検出
する電圧検出回路7を備えて、電池電圧の変化値が設定
値よりも大きいと異常電池と判別することができ。さら
に、異常検出回路2は、温度センサー10を備えて、温
度センサー10の検出温度が設定値よりも大きくなると
異常電池と判別することができる。異常検出回路2は、
電池電圧を検出する電圧検出回路7を備えて、電池電圧
が設定値よりも大きいと異常電池と判別することもでき
る。
【0009】さらに、異常検出回路2は、電池電圧およ
び電池電圧の変化を検出する電圧検出回路7と、温度セ
ンサー10とを備え、電池電圧と、電池電圧の変化と、
温度センサー10の検出値の少なくともふたつが設定値
を越えると異常電池と判別することができる。
【0010】電流遮断素子5は、ヒューズとすることが
できる。電池1は、リチウムイオン二次電池することも
できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明
の技術思想を具体化するための電池パックを例示するも
のであって、本発明は電池パックを以下のものに特定し
ない。
【0012】さらに、この明細書は、特許請求の範囲を
理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する
番号を、「特許請求の範囲の欄」、および「課題を解決
するための手段の欄」に示される部材に付記している。
ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材
に特定するものでは決してない。
【0013】図1は電池パックの回路図を示す。この電
池パックは、充電できる電池1と、電池1の異常を検出
する異常検出回路2と、この異常検出回路2に制御され
てスイッチングされる放電スイッチ3と、この放電スイ
ッチ3を介して電池1に接続されて電池1を放電する放
電抵抗4と、異常検出回路2に制御されて電池1の電流
を遮断する電流遮断素子5とを備える。
【0014】電池1は、リチウムイオン二次電池であ
る。ただ、電池はニッケル−水素電池やニッケル−カド
ミウム電池とすることもできる。また、充電できるリチ
ウム電池とすることもできる。図の電池パックは、ふた
つの電池1を内蔵しているが、ひとつの電池を内蔵し、
あるいは3つ以上の電池を内蔵することもできる。
【0015】異常検出回路2は、電池の電圧を検出する
電圧検出回路7と、電池1に流れる電流を検出する電流
検出回路8と、電池1の異常な状態を記憶している記憶
回路9と、電池1の温度を検出する温度センサー10
と、電圧検出回路7や温度センサー10などの信号で電
池1が異常であるかどうかを判別して、放電スイッチ3
をオンオフに制御すると共に電流遮断素子5をオフに切
り換え制御回路6とを備える。
【0016】電圧検出回路7は、電池電圧を検出して、
検出した電圧をデジタル値に変換して制御回路6に出力
する。したがって、電圧検出回路7は、A/Dコンバー
タを内蔵している。図の電圧検出回路7は、直列に接続
している複数の電池1のトータルの電圧と、各々の電圧
を検出して制御回路6に出力する。
【0017】電流検出回路8は、図示しないが、電池1
と出力端子11との間に接続している電流検出抵抗と、
この電流検出抵抗の電圧を増幅するアンプと、アンプの
出力をデジタル値に変換するA/Dコンバータとを備え
ている。この電流検出回路8は、電池1に流れる電流信
号をデジタル値として制御回路6に出力する。
【0018】記憶回路9はEEPROMで、電池異常と
判別する電池電圧や電池温度等の条件を記憶している。
温度センサー10は、電池の近傍に配設されて、電池1
の温度を検出し、あるいは電池1の周囲温度を検出す
る。温度センサー10の信号は制御回路6に出力され
る。
【0019】制御回路6は、電圧検出回路7、電流検出
回路8、温度センサー10などから入力される信号を、
記憶回路9に記憶している条件に比較して、電池1が異
常な状態であるかどうかを判別して、放電スイッチ3を
制御する。さらに、制御回路6は、電池1が以上な状態
であると判別すると、電流遮断素子5をオフに切り換え
て、電池1に電流が流れないように電流を強制的に遮断
する。
【0020】制御回路6は、電池1が異常な状態かどう
かを判定して放電スイッチ3と電流遮断素子5を制御す
る。制御回路11は、電圧検出回路5から入力される電
圧信号と、温度センサー10から入力される温度信号か
ら、電池1が異常な状態かどうかを判別する。制御回路
6は、以下の要因が複数同時に発生したときに、電池1
が異常な状態であると判定する。 電池1が満充電ないしは過充電された状態にある。 周囲温度が40℃以上の高温である。 電池1が外部から衝撃を受け、あるいは製造上の問
題で内部ショートが生じた場合。
【0021】の電池1の満充電ないし過充電は、電池
電圧を検出して判別する。電池1が満充電され、あるい
は過充電されると電池電圧が設定値よりも高くなるから
である。したがって、電池電圧を設定値に比較して満充
電または過充電を検出できる。さらに、の電池1が内
部ショートしたかどうかは、電池電圧の変化で検出でき
る。図2は、内部ショートして電池電圧が変化する電池
1の電圧特性を示す。この図に示すように、一時的に内
部ショートする電池1は、内部ショートするときに電池
電圧が一時的に低下する。さらに、の電池1の周囲温
度が異常に高くなったことは温度センサー10で検出さ
れる。
【0022】制御回路6は、電池1が満充電ないし過充
電されて電池電圧が設定値よりも高くなり、あるいは、
温度センサー10から入力される温度信号が設定値より
も高くなって周囲温度が設定値よりも高くなり、あるい
はまた、電池1の電圧変化が設定値よりも大きくなって
内部ショートしたことを検出すると、電池異常と判定す
る。制御回路6は、前述の、、のふたつ以上が同
時に発生したときに電池異常と判定し、あるいはいずれ
かひとつが発生したときに電池異常と判定する。
【0023】制御回路6は、電池異常と判定するとき、
放電スイッチ3をオフからオンに切り換えると共に、電
流遮断素子5をオフに切り換える。放電スイッチ3と電
流遮断素子5の両方を制御する制御回路6は、放電スイ
ッチ3を切り換える第1の電池異常と、電流遮断素子5
を切り換える第2の電池異常とを区別し、あるいは、放
電スイッチ3をオンに切り換えた後も、さらに電池異常
が解消されないときに電流遮断素子5をオフに切り換え
る。放電スイッチ3と電流遮断素子5が第1電池異常と
第2電池異常で切り換えられる電池パックは、第1電池
異常と第2電池異常の設定値を記憶している。この電池
パックは、第1電池異常を第2電池異常よりも軽微な電
池異常とする。したがって、第1電池異常と判定する電
池電圧や温度の設定値は、第2電池異常と判定する設定
値よりも低く設定される。この電池パックは、軽微な電
池異常が発生するときに放電スイッチ3をオンにして電
池1を放電させるが、電流遮断素子5をオフには切り換
えないので、電池異常が解消されると電池パックを再使
用できる。ただ、制御回路11は、放電スイッチ3と電
流遮断素子5の両方を同時に切り換えることもできる。
この電池パックは、安全性を特に高くできる特長があ
る。
【0024】図の電池パックは、放電スイッチ3と電流
遮断素子5の両方を備えるが、本発明の電池パックは、
必ずしも放電スイッチ3と電流遮断素子5の両方を装備
する必要はない。放電スイッチのみを備え、あるいは電
流遮断素子のみを備える電池パックも、安全に使用でき
る。
【0025】ところで図1の電池パックは、制御回路6
が電池1の過充電を防止する制御回路6は、電池1の満
充電を検出して、充電を停止するスイッチング素子12
をオフに切り換える。電池パックが満充電されるとき、
充電を停止するスイッチング素子12と放電スイッチ3
の両方が切り換えられると、正常な電池パックをも満充
電できなくなる。また、電流遮断素子5を切り換えると
正常な電池パックを使用できなくする。この弊害を避け
るために、制御回路6は、正常な状態で満充電されたと
きには、充電を停止するスイッチング素子12のみを切
り換えて放電スイッチ3や電流遮断素子5を切り換えな
いように設計される。
【0026】図の電池パックは、電流遮断素子5と直列
に、電池1の過充電と過放電を防止するスイッチング素
子12を接続している。図の電池パックのスイッチング
素子12はFETである。制御回路6は、電池1の満充
電を検出して充電を停止させるスイッチング素子12を
切り換える。このとき、放電スイッチ3をオンにする
と、満充電された電池1が放電され、電流遮断素子5を
切り換えると電池パックを放電できなくする。この弊害
を避けるために、制御回路6は、放電スイッチ3や電流
遮断素子5を切り換える電圧の設定値を、スイッチング
素子12をオフに切り換える電圧の設定値よりも高く
し、あるいは、電池1の満充電に加えて、温度が設定値
よりも高くなり、あるいは内部ショートを検出するとき
に限って、放電スイッチ3や電流遮断素子5を切り換え
るようにしている。
【0027】放電スイッチ3は放電抵抗4と直列に接続
されて、電池1と並列に接続される。放電スイッチ3
は、ノーマル状態でオフ位置にある。電池異常のときに
制御回路6でオンに切り換えられて電池1を放電させ
る。放電スイッチ3がオンに切り換えられて、電池1を
完全に放電するまで放電された後、制御回路6は放電ス
イッチ3をオンからオフに切り換えて、電池1の放電を
停止させる。制御回路6は、電池電圧を検出して、電池
の完全放電を検出して、放電スイッチ3をオンからオフ
に切り換える。
【0028】電流遮断素子5は、電池1と出力端子11
との間に直列に接続されて、電池異常のときに電池1に
流れる電流を遮断する。電流遮断素子5はヒューズ、P
TC、ブレーカ等で、電池1に流れる電流を遮断できる
全ての素子を使用できる。
【0029】電池パックの制御回路6は図3と図4に示
す以下のフローチャートで放電スイッチ3と電流遮断素
子5を制御する。 (1) 放電スイッチと電流遮断素子の両方を一緒に切り
換えるフローチャート [n=1のステップ]入力される電圧信号や温度信号を
設定値に比較して、電池異常かどうかを判別する。 [n=2のステップ]電池異常と判別されると、放電ス
イッチ3をオフからオンに切り換えて電池1を放電させ
ると共に、電流遮断素子5をオフに切り換えて電池1を
充放電できないようにする。 [n=3〜4のステップ]電池電圧を検出して、電池1
が完全に放電されたことを検出すると、放電スイッチ3
をオンからオフに切り換えて放電を停止させる。
【0030】(2) 放電スイッチと電流遮断素子を独立
して切り換えるフローチャート [n=1のステップ]入力される電圧信号や温度信号を
記憶している設定値に比較して、第1電池異常かどうか
を判別する。 [n=2のステップ]第1電池異常と判別されると放電
スイッチ3をオフからオンに切り換える。オンに切り換
えられた放電スイッチ3は電池1を放電する。 [n=3〜4のステップ]電池電圧を検出して、電池1
が完全に放電されたことを判別し、電池1が完全に放電
されると、放電スイッチ3をオンからオフに切り換えて
放電を停止させる。 [n=5のステップ]完全放電されないと判定される
と、このステップで第2電池異常かどうかが判別され
る。第2電池異常でないと判別されと、n=3のステッ
プにジャンプする。 [n=6のステップ]第2電池異常と判定されると、電
流遮断素子5がオフに切り換えられる。電流遮断素子5
が切り換えられると電池パックの充放電が停止される。
【0031】以上のフローチャートは、放電スイッチ3
と電流遮断素子5の両方を切り換えステップを示すが、
放電スイッチと電流遮断素子のいずれか一方を切り換え
ることもできる。
【0032】
【発明の効果】本発明の電池パックは、極めて厳しい環
境で使用され、あるいは保管されても極めて安全に使用
できる特長がある。それは、本発明の請求項1の電池パ
ックは、電池の異常を検出する異常検出回路と、この異
常検出回路に制御されてスイッチングされる放電スイッ
チと、この放電スイッチを介して電池に接続されて電池
を放電する放電抵抗とを備えており、異常検出回路が電
池の異常を検出すると、放電スイッチをオンに切り換え
て、放電抵抗が電池を放電させるからである。放電スイ
ッチと放電抵抗で放電された電池は、それ自体で電流を
流すエネルギーを放出している。このため、電池異常が
発生しても、危険な状態となるエネルギーがなく、極め
て安全性を向上できる。さらに、本発明の請求項2の電
池パックは、電池の異常を検出する異常検出回路に加え
て、異常検出回路に制御されて電池電流を遮断する電流
遮断素子を備えており、異常検出回路が電池の異常を検
出すると、電流遮断素子で電池電流を遮断する。すなわ
ち、電池異常が発生するときには電流を遮断するので、
電池が異常な状態になっても、電流が流れて危険な状態
となることがない。さらに本発明の請求項3の電池パッ
クは、電池の異常を検出する異常検出回路に加えて、異
常検出回路に制御されてスイッチングされる放電スイッ
チと、この放電スイッチを介して電池に接続されて電池
を放電する放電抵抗と、異常検出回路に制御されて電池
電流を遮断する電流遮断素子を備えており、異常検出回
路が電池の異常を検出すると、放電スイッチと電流遮断
素子のいずれかまたは両方を制御して、放電スイッチを
オンにして電池を放電し、あるいは電流遮断素子をオフ
にして電池電流を遮断するようにしているので、電池の
エネルギーを放出し、あるいは電流を遮断して安全性を
向上できる特長がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかる電池パックの回路図
【図2】内部ショートした電池の電圧特性を示すグラフ
【図3】制御回路が放電スイッチと電流遮断素子を制御
する一例を示すフローチャート
【図4】制御回路が放電スイッチと電流遮断素子を制御
する他の一例を示すフローチャート
【符号の説明】
1…電池 2…異常検出回路 3…放電スイッチ 4…放電抵抗 5…電流遮断素子 6…制御回路 7…電圧検出回路 8…電流検出回路 9…記憶回路 10…温度センサー 11…出力端子 12…スイッチング素子

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電池(1)の異常を検出する異常検出回路
    (2)と、この異常検出回路(2)に制御されてスイッチング
    される放電スイッチ(3)と、この放電スイッチ(3)を介し
    て電池(1)に接続されて電池(1)を放電する放電抵抗(4)
    とを備え、 異常検出回路(2)が電池(1)の異常を検出すると放電スイ
    ッチ(3)がオンに切り換えられて放電抵抗(4)が電池(1)
    を放電させるようにしてなる電池パック。
  2. 【請求項2】 電池(1)の異常を検出する異常検出回路
    (2)と、この異常検出回路(2)に制御されて電池電流を遮
    断すると共に、電池(1)と出力端子(11)との間に接続し
    てなる電流遮断素子(5)とを備え、 異常検出回路(2)が電池(1)の異常を検出すると電流遮断
    素子(5)が電池電流を遮断するようにしてなる電池パッ
    ク。
  3. 【請求項3】 電池(1)の異常を検出する異常検出回路
    (2)と、この異常検出回路(2)に制御されてスイッチング
    される放電スイッチ(3)と、この放電スイッチ(3)を介し
    て電池(1)に接続されて電池(1)を放電する放電抵抗(4)
    と、異常検出回路(2)に制御されて電池電流を遮断する
    電流遮断素子(5)を備え、 異常検出回路(2)が電池(1)の異常を検出して、放電スイ
    ッチ(3)と電流遮断素子(5)のいずれかまたは両方を制御
    し、放電スイッチ(3)をオンにして電池(1)を放電し、あ
    るいは電流遮断素子(5)をオフにして電池電流を遮断す
    るようにしてなる電池パック。
  4. 【請求項4】 異常検出回路(2)が、電池電圧の変化を
    検出する電圧検出回路(7)を備え、電池電圧の変化値が
    設定値よりも大きいと電池異常と判別する請求項1ない
    し3に記載の電池パック。
  5. 【請求項5】 異常検出回路(2)が温度センサー(10)を
    備え、温度センサー(10)の検出温度が設定値よりも大き
    くなると電池異常と判別する請求項1ないし3に記載の
    電池パック。
  6. 【請求項6】 異常検出回路(2)が、電池電圧を検出す
    る電圧検出回路(7)を備え、電池電圧が設定値よりも大
    きいと電池異常と判別する請求項1ないし3に記載の電
    池パック。
  7. 【請求項7】 異常検出回路(2)が、電池電圧および電
    池電圧の変化を検出する電圧検出回路(7)と、温度セン
    サー(10)とを備え、電池電圧と、電池電圧の変化と、温
    度センサー(10)の検出値の少なくともふたつが設定値を
    越えると電池異常と判別する請求項1ないし3に記載の
    電池パック。
  8. 【請求項8】 電流遮断素子(5)がヒューズである請求
    項3に記載の電池パック。
  9. 【請求項9】 電池(1)がリチウムイオン二次電池であ
    る請求項1ないし8に記載される電池パック。
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