JP2003140847A - 画像処理装置、画像処理方法、記憶媒体及びプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法、記憶媒体及びプログラム

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JP2003140847A
JP2003140847A JP2001342091A JP2001342091A JP2003140847A JP 2003140847 A JP2003140847 A JP 2003140847A JP 2001342091 A JP2001342091 A JP 2001342091A JP 2001342091 A JP2001342091 A JP 2001342091A JP 2003140847 A JP2003140847 A JP 2003140847A
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image data
image
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image processing
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JP2001342091A
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English (en)
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Toshihiko Ikeno
俊彦 池野
Shigeo Yamagata
茂雄 山形
Isao Migishima
功 右島
Hiroyasu Morita
裕康 森田
Naohiro Isshiki
直広 一色
Naoki Ito
直樹 伊藤
Hiroyoshi Yoshida
廣義 吉田
Hiroshi Kaburagi
浩 蕪木
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像データの送受信に伴うネットワーク上の
トラフィックの増大を制御することを目的とする。 【解決手段】 ネットワーク上の送信元デバイスから画
像データを受信し、印刷することが可能な画像処理装置
において、ネットワークとの間でデータの送受信を行な
うデータ入出力手段と、画像データを送信してきた上記
送信元デバイスを解析する送信元解析手段と、画像デー
タを受信した時刻とデータ量と上記送信元デバイスを記
憶する受信情報記憶手段と、画像データ受信時から遡っ
た第1の単位時間内に同一送信元デバイスから受信した
画像データのデータ量を算出する受信データ量算出手段
と、同一送信元デバイスから受信した第1の単位時間内
のデータ量が第1のしきい値を超えた場合は、送信元デ
バイスに上限通知データを送信する上限通知手段とを備
えた画像処理装置を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク上の
画像処理装置間で画像データの送受信を行なうことが可
能な画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像データの送信、受信機能を備
えた画像処理装置では、ユーザーの操作により、送信元
の画像処理装置で生成した画像データをネットワークを
経由してリモートにある送信先の画像処理装置に送り、
リモートの画像処理装置で印刷を行なうことが出来た。
【0003】ここで述べる画像データとは、コピー用の
スキャナーで読み込んで生成した画像データやホストコ
ンピュータから送られてきたPDLジョブを解析して生
成した画像データ、あるいは、ボックス(スキャナーや
PDLジョブから生成した画像データを一時的に保存し
ておく場所(ハードディスクであることが多い))に蓄
積された画像データを指す。
【0004】また、送信機能を備えた画像処理装置で
は、ユーザーの操作により、画像処理装置で生成した画
像データをネットワークを経由してコンピュータに送っ
たり、ファックス送信したりすることも出来た。例え
ば、画像データを電子メールに添付してメールサーバー
のコンピュータに送信したり、画像データをファイルに
してファイルサーバーやデータベースサーバーのコンピ
ュータ上に置いたり、画像データをファックス画像に変
換してファックス送信したりすることが出来た。通常画
像データは、TIFF、JPEG、PDF等のファイル
形式で生成される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例ではユーザーが無作為に膨大な量の画像データを連
続で送信してしまうと、ネットワークの負荷(トラフィ
ック)が増大し、同一ネットワークを使用するネットワ
ーク機器およびそれを使用する大勢のユーザーがネット
ワーク経由で何らかの操作を行なう時にレスポンスが遅
くなるという問題が発生する。
【0006】ユーザーは送信先の登録操作を予め行なっ
ておけば、画像データの送信時はワンタッチあるいはシ
ョートカットで送信先を選択し、比較的簡単な操作でい
くらでも画像データを送信できてしまうにもかかわら
ず、この機能は操作が簡単であるがゆえに不特定多数の
ユーザーから利用されやすい機能である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題に鑑
みてなされたものであり、その目的とするところは、画
像処理装置間で画像データの送信/受信機能を利用する
場合に、送信先の画像処理装置で受信した画像データの
データ量を送信元のデバイス毎あるいは使用者毎に計測
し、単位時間辺りの受信データ量が一定量(しきい値)
を超えた場合は、送信先のデバイスから送信元のデバイ
スに上限通知あるいはフロー制御し、一定時間、画像デ
ータの送信が行なえないように制御する送信元/送信先
の画像処理装置を提供することにある。
【0008】また、画像処理装置からコンピュータ/他
の画像処理装置への画像データの送信機能を利用する場
合に、送信元の画像処理装置が送信した全データ量、あ
るいは、使用者毎のデータ量を計測し、単位時間辺りの
送信データ量が一定量(しきい値)を超えた場合は、一
定時間、画像データの送信が行なえないように制御する
送信元の画像処理装置を提供することにある。
【0009】本発明によれば、画像データの送信先(受
信側)の画像処理装置に、画像データを送信してきた送
信元デバイスを解析する送信元解析手段と、画像データ
を受信した時刻とデータ量と送信元デバイスを記憶する
受信情報記憶手段と、画像データ受信時から遡った第1
の単位時間内に同一送信元デバイスから受信した画像デ
ータのデータ量を算出する受信データ量算出手段と、同
一送信元デバイスから受信した第1の単位時間内のデー
タ量が第1のしきい値を超えた場合は、送信元デバイス
に上限通知データを送信する上限通知手段とを備え、画
像データの送信元(送信側)の画像処理装置に、送信先
デバイスから上限通知データを受信すると、使用者に対
して第2の単位時間内は同一送信先デバイスにデータを
送信できない旨の表示を行なう表示手段と、第2の単位
時間内は同一送信先デバイスに画像データを送信できな
いように制御する画像送信制限手段とを備え、これによ
り、受信側の画像処理装置は、第1の単位時間辺りの同
一デバイスからの受信データ量が一定量(第1のしきい
値)を超えた場合は送信側の画像処理装置に上限通知
し、送信側の画像処理装置は、その上限通知を受けると
一定時間内(第2の単位時間内)は画像データを送信で
きない旨の表示を行なうとともに、画像データを送信で
きないように制御することにより、過度の送信/受信用
の画像データがネットワーク上に流れるのを防止するこ
とができる。
【0010】また、画像データの送信先(受信側)の画
像処理装置に、画像データを送信してきた送信元デバイ
スと送信者を解析する送信元解析手段と、画像データを
受信した時刻とデータ量と送信デバイスと送信者を記憶
する受信情報記憶手段と、画像データ受信時から遡った
第1の単位時間内に同一送信元デバイスの同一送信者か
ら受信した画像データのデータ量を算出する受信データ
量算出手段と、同一送信元デバイスの同一送信者から受
信した第1の単位時間内のデータ量が第1のしきい値を
超えた場合は、送信元デバイスに前記送信者情報を含む
上限通知データを送信する上限通知手段とを備え、画像
データの送信元(送信側)の画像処理装置に、送信先デ
バイスから上限通知データを受信すると、送信者情報を
読み取り、送信者に対して第2の単位時間内は同一送信
先デバイスにデータを送信できない旨の表示を行なう表
示手段と、第2の単位時間内は同一送信者は同一送信先
デバイスに画像データを送信できないように制御する画
像送信制限手段とを備え、これにより、受信側の画像処
理装置は、第1の単位時間辺りの同一使用者からの受信
データ量が一定量(第1のしきい値)を超えた場合は送
信側の画像処理装置に上限通知し、送信側の画像処理装
置は、その上限通知を受けると一定時間内(第2の単位
時間内)はその使用者が画像データを送信できない旨の
表示を行なうとともに、その使用者が画像データを送信
できないように制御することにより、過度の送信/受信
用の画像データがネットワーク上に流れるのを防止する
ことができる。
【0011】また、画像データの送信元(送信側)の画
像処理装置に、ユーザーが行なう画像データの送信操作
を検出する送信操作検出手段と、画像データを送信した
時刻とデータ量を記憶する送信情報記憶手段と、画像デ
ータ送信時から遡った第1の単位時間内に送信した画像
データのデータ量を算出する送信データ量算出手段と、
そのデータ量がしきい値を超えた場合には、これから第
2の単位時間内は画像データを送信できない旨の表示を
行なう表示手段と、第2の単位時間内は画像データを送
信できないように制御する画像送信制限手段とを備え、
これにより、送信側の画像処理装置は、第1の単位時間
辺りの送信データ量が一定量(しきい値)を超えた場合
は、一定時間内(第2の単位時間内)は画像データを送
信できない旨の表示を行なうとともに、画像データを送
信できないように制御することにより、過度の送信用の
画像データがネットワーク上に流れるのを防止すること
ができる。
【0012】また、画像データの送信元(送信側)の画
像処理装置に、画像データの送信操作を行なった使用者
を検出する送信者検出手段と、画像データを送信した使
用者と時刻とデータ量を記憶する送信情報記憶手段と、
画像データ送信時から遡った第1の単位時間内に同一使
用者が送信した画像データのデータ量を算出する送信デ
ータ量算出手段と、そのデータ量がしきい値を超えた場
合には、前記使用者に対してこれから第2の単位時間内
は画像データを送信できない旨の表示を行なう表示手段
と、第2の単位時間内は前記使用者は画像データを送信
できないように制御する画像送信制限手段とを備え、こ
れにより、送信側の画像処理装置は、第1の単位時間辺
りの同一使用者からの送信データ量が一定量(しきい
値)を超えた場合は、一定時間内(第2の単位時間内)
はその使用者が画像データを送信できない旨の表示を行
なうとともに、その使用者が画像データを送信できない
ように制御することにより、過度の送信用の画像データ
がネットワーク上に流れるのを防止することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】[実施例1]本発明の画像処理装置
の実施例1を図1〜図3を使って説明する。図1は実施
例1の構成を表すブロック図、図2は実施例1の画像デ
ータ受信時の動作を表すフローチャート、図3は実施例
1の上限通知データ受信時の動作を表すフローチャート
である。
【0014】図1において、100および200は本発
明の画像処理装置を搭載した多機能印刷装置(マルチフ
ァンクションプリンタ:MFP)である。200は画像
データを送信する側のMFP、100は画像データを受
信する側のMFPである。101は本発明の画像データ
の受信側の画像処理装置、102は原稿を読み取るスキ
ャナー、103は画像処理装置101の二次記憶装置で
あるところのハードディスク(HD)、104は画像処
理装置101から受信した画像データを印刷用紙に印刷
する印刷エンジンである。
【0015】110は画像処理装置101全体の制御を
行なうCPU、112はCPU110が実行する制御プ
ログラムを記憶しているROM、111はCPU110
の変数データを記憶するRAM、113はネットワーク
との間でデータの送受信を行なうデータ入出力手段、1
14はスキャナー102との間でデータの送受信を行な
うスキャナーインタフェース(スキャナーI/F)、1
15はHD103との間でデータの送受信を行なうハー
ドディスクインタフェース(HD I/F)、116は
印刷エンジンとの間でデータの送受信を行なうエンジン
インタフェース(エンジンI/F)、117はユーザー
がコピー操作を行なったり、各種設定を行なったりする
操作パネル、118はユーザーの指示に従って画像デー
タを保管しておくユーザーボックス(BOX)、119
はCPU110が一時的に画像データを保管しておく画
像データ記憶部、120は画像データをトナーやインク
等により印刷用紙に印刷する印刷部、121は印刷部1
20に印刷用紙を補給する給紙トレイ、122は印刷部
120で印刷された印刷用紙を蓄積する排紙トレイであ
る。
【0016】130はネットワークから受信したデータ
を一時的に保管しておく受信バッファ、131はネット
ワークに送信するデータを一時的に保管しておく送信バ
ッファ、132は画像データを一時的に保管しておく画
像バッファ、133はPDLデータを解析して画像デー
タを生成するPDL解析手段である。
【0017】141は画像データを送信してきた送信元
デバイスを解析する送信元解析手段、142は画像デー
タを受信した時刻とデータ量と送信元デバイスを記憶す
る受信情報記憶手段、143は第1の単位時間辺りの同
一デバイスからの受信データ量を算出する受信データ量
算出手段、144は同一デバイスからの受信データ量が
一定量(第1のしきい値)を超えた時に画像データを送
信した画像処理装置に上限通知データを送信する上限通
知手段である。
【0018】送信側のMFP200の201〜233
は、受信側のMFP100の101〜133と同等の機
能を有する。但し、操作パネル217はユーザーがコピ
ー操作を行なったり、各種設定を行なったりする他に受
信側のMFP100から上限通知データを受信した際に
一定時間内(第2の単位時間内)は画像データを送信で
きない旨の表示も行なう。
【0019】241は、受信側のMFP100から上限
通知データを受信した際に一定時間内(第2の単位時間
内)は画像データを送信できないように制御する画像送
信制限手段である。
【0020】次に、図1を用いて送信側のMFP200
から受信側のMFP100に画像データを送信した時の
一般的な動作について説明する。ここでは、スキャナー
202から原稿を読み込み、画像データを生成し、他の
MFP100に送信して印刷する場合(これをScan
ToRemotePrintと呼ぶ)の動作を説明す
る。ユーザーは操作パネル217から印刷先のMFP1
00を選択し、スキャナー202からの原稿の読み込み
を指示する。
【0021】画像バッファ232は、A3サイズのモノ
クロ600dpiの画像データを2ページ分(A面、B
面と呼ぶ)蓄積するだけの記憶容量を有する。Scan
ToRemotePrintでは、画像バッファ232
の1ページ分(A面)はスキャナー202から読み込ん
だ画像データを一時蓄積に使用し、もう1ページ分(B
面)は送信時に画像データ記憶部219から読み込んだ
画像データの一時蓄積に使用する。
【0022】操作パネル217から指示を受けるとCP
U210はスキャナーI/F214を介してスキャナー
202に原稿の読み込みを指示する。スキャナー202
から原稿を読み込み、生成した画像データは、スキャナ
ーI/F214を介して画像バッファ232のA面に蓄
積される。
【0023】画像バッファ232のA面の画像データは
HD203内の画像データ記憶部219に一旦蓄積され
る。
【0024】スキャナー202から読み込んだ画像が複
数ページある場合はこの動作を繰り返し、画像データ記
憶部219に複数ページ分の画像データを蓄積する。画
像データ記憶部219に1ページ分以上の画像データが
蓄積されると、CPU210は画像データ記憶部219
から画像バッファ232のB面に画像データを読み込
み、送信データに変換して送信バッファ231に蓄積
し、データ入出力手段213を介してネットワーク経由
で受信側のMFP100に送信する。受信側のMFP1
00では送られてきたデータをデータ入出力手段113
で受信する。データ入出力手段113で受信したデータ
は受信バッファ130に蓄積する。
【0025】受信したデータが画像データの場合は、受
信バッファ130の画像データを画像バッファ132の
A面に移動し、画像バッファ132に画像データを蓄積
していく。画像バッファ132に1ページ分の画像デー
タがたまるとエンジンI/F116経由で印刷エンジン
104に送る。印刷エンジン104では、画像処理装置
101から画像データが送られてくると、給紙トレイ1
21から印刷用紙を取り込み、トナーやインクによって
印刷用紙に画像を転写し、排紙トレイ122に排紙す
る。同様に後続のページも処理する。
【0026】以上の動作は、送信側のMFP200から
送信する画像データが、ホストコンピュータから受信し
たPDLジョブをPDL解析手段233で解析し生成し
た画像データであっても良いし、BOX218に格納さ
れている画像データであっても良いし、(FAX機能が
搭載されていれば)FAX受信したデータを画像データ
に変換したものであっても良い。また、受信側のMFP
100で受信した画像データを印刷するのではなく、B
OX118に格納しても良いし、(FAX機能が搭載さ
れていれば)FAXデータに変換し、FAX送信するよ
うなものであっても良い。
【0027】次に、第1の単位時間辺りに同一MFP2
00から受信したデータが第1のしきい値を超えた場合
の動作について図2、3に基づき説明する。ここでは、
第1の単位時間が1分、第1のしきい値が20Mバイト
である場合の例を示す。画像処理装置101のCPU1
10は、データ入出力手段113で受信したデータが画
像データの場合(201)は、送信元解析手段141が
受信データから送信元のデバイスを解析する(20
2)。ここではデバイスのネットワークアドレスで送信
元のデバイスを識別するものとする。それから受信情報
記憶手段142に送信元のデバイスのネットワークアド
レスと画像データを受信した時刻とデータ量を記憶する
(203)。画像処理装置101では、最近の1分間に
受信した画像データの受信情報を全て受信情報記憶手段
142に記憶している。それから受信データ量算出手段
143が受信情報記憶手段142をサーチし、今受信し
た画像データの送信元デバイスと同一のネットワークア
ドレスを持つ最近の1分間に受信したデータ量を加算し
て最近の1分間に同一デバイスから受信した総データ量
を算出する(204)。そのデータ量が20Mバイトを
超えている場合(205)は、上限通知手段144がそ
のデバイス(MFP200)に対して上限通知データを
送信する(206)。
【0028】MFP200では送られてきたデータをデ
ータ入出力手段213で受信し、受信したデータを受信
バッファ230に蓄積する。CPU210はそのデータ
を解析し、画像データの上限通知データであることを知
ると(301)、操作パネル217の表示部に2分間
(第2の単位時間)はMFP100に画像データを送信
できない旨のメッセージを表示する(302)とともに
2分間はMFP100に画像データが送信できないよう
に制御する(303)。その後2分間経過すると(30
4)操作パネル217に表示したメッセージを消し(3
05)、MFP100に画像データを送信できるように
制御する(306)。
【0029】[実施例2]本発明の印刷装置の実施例2を
図4、図5を使って説明する。図4は実施例2の画像デ
ータ受信時の動作を表すフローチャート、図5は実施例
2の上限通知データ受信時の動作を表すフローチャート
である。
【0030】実施例2は実施例1と異なる部分だけ説明
する。受信側のMFP100の画像処理装置101は、
ROM112内に負荷判定手段145を有する。負荷判
定手段145は、最近30秒間にネットワーク上に流れ
た全データのデータ量を調べ、第2のしきい値(25M
バイト)を超えた場合には、ネットワーク負荷が重いと
判断し、25Mバイト以下の場合は軽いと判断する。ま
た、上限通知手段144は、同一セッション内のデータ
では、最近の1分間に受信した画像データのデータ量が
第1のしきい値(20Mバイト)を超えても上限通知せ
ず、そのまま画像データの受信を継続し、そのセッショ
ン終了後、上限通知データを送信側のMFP200に送
信する。1つの画像データを複数のパケットに分割して
ネットワーク上に送信する場合に、画像データの最初の
パケットを送信する際にセッションを開始し、最後のパ
ケットを送信した時にセッション終了となる。
【0031】次に、第1の単位時間辺りに同一MFP2
00の使用者から受信したデータが第1のしきい値を超
えた場合の動作について説明する。ここでは、第1の単
位時間が1分、第1のしきい値が20Mバイト、使用者
がAさんである場合の例を示す。送信側のMFP200
では、使用者Aが画像データを送信する場合には、その
操作を行なうためのログインを行ない、ユーザー名とパ
スワードを入力する。
【0032】ユーザー名とパスワードは画像データのヘ
ッダ情報として付加され、画像データとともに受信側の
MFP100に送信される。
【0033】画像処理装置101のCPU110は、デ
ータ入出力手段113で受信したデータが画像データの
場合(401)は送信元解析手段141が受信データか
ら送信元のデバイスを解析する(402)。ここではデ
バイスのネットワークアドレスで送信元のデバイスを識
別するものとする。それから画像データのヘッダ情報か
らユーザー名とパスワードを読み取る(403)。それ
から受信情報記憶手段142に送信元のデバイスのネッ
トワークアドレス、使用者のユーザー名とパスワード、
画像データを受信した時刻とデータ量を記憶する(40
4)。
【0034】画像処理装置101では、最近の1分間に
受信した画像データの受信情報を全て受信情報記憶手段
142に記憶している。それから受信データ量算出手段
143が受信情報記憶手段142をサーチし、今受信し
た画像データの送信元デバイスと同一のネットワークア
ドレスを持つ最近の1分間に受信したデータ量を加算し
て最近の1分間に同一デバイスの同一使用者から受信し
た総データ量を算出する(405)。そのデータ量が2
0Mバイトを超えている場合(406)は、負荷判定手
段145がネットワークの負荷を調べ(407)、ネッ
トワークの負荷が軽い時はそのまま何もせず、画像デー
タの受信を継続する。ネットワークの負荷が重い時は、
次に、上限通知手段144がこの画像データを送信した
セッションが終了しているかどうか調べ(408)、セ
ッションが終了している場合は、送信側のMFP200
に上限通知データを送信し、セッションが終了していな
い場合は、そのセッションが終了するまで同一セッショ
ンのデータを受信し(409)、セッションが終了して
から送信側のMFP200に上限通知データを送信する
(410)。
【0035】上限通知データには使用者の情報も含まれ
ている。MFP200はでは送られてきたデータをデー
タ入出力手段213で受信し、受信したデータを受信バ
ッファ230に蓄積する。CPU210はそのデータを
解析し、画像データの上限通知データであることを知る
と(501)、その上限通知データから使用者(送信
者)情報を読み取り(502)、操作パネル217の表
示部にその使用者は2分間(第2の単位時間)はMFP
100に画像データを送信できない旨のメッセージを表
示する(503)とともにその使用者は2分間はMFP
100に画像データが送信できないように制御する(5
04)。
【0036】その後2分間経過すると(505)操作パ
ネル217に表示したメッセージを消し(506)、前
記使用者がMFP100に画像データを送信できるよう
に制御する(507)。
【0037】[実施例3]本発明の画像処理装置の実施例
3を図6、図7を使って説明する。図6は実施例3の構
成を表すブロック図、図7は実施例3の画像データ送信
時の動作を表すフローチャートである。
【0038】図6において、600〜633は実施例1
の100〜133(図1)と同様の構成である。641
は画像データを送信操作を行なった使用者を検出する送
信者検出手段、642は画像データを受信した使用者と
時刻とデータ量を記憶する送信情報記憶手段、643は
最近1分間(第1の単位時間)に同一使用者が送信した
画像データの全データ量を算出する送信データ量算出手
段である。操作パネル617は、送信データ量算出手段
643が算出した全データ量が20Mバイト(しきい
値)を超えた場合にその使用者が一定時間内(第2の単
位時間内)は画像データを送信できない旨の表示も行な
う。
【0039】644は送信データ量算出手段643が算
出した全データ量が20Mバイト(しきい値)を超えた
場合にその使用者が画像データを送信できないように制
御する画像送信制限手段である。
【0040】図6を用いて送信側のMFP600からホ
ストコンピュータ650に画像データを送信した時の一
般的な動作について説明する。ここでは、スキャナー6
02から原稿を読み込み、画像データを生成し、電子メ
ールにその画像データのファイルを添付してメールサー
バーであるホストコンピュータ650に送信する場合
(これをScanToMailSendと呼ぶ)の動作
を説明する。
【0041】ユーザーは操作パネル617から電子メー
ル宛先を選択し、スキャナー602からの原稿の読み込
みを指示する。画像バッファ632は、A3サイズのモ
ノクロ600dpiの画像データを1ページ分蓄積する
だけの記憶容量を有する。ScanToMailSen
dでは、画像バッファ632は、スキャナー602から
読み込んだ画像データを一時蓄積するために使用する。
操作パネル617から指示を受けるとCPU610はス
キャナーI/F614を介してスキャナー602に原稿
の読み込みを指示する。スキャナー602から原稿を読
み込み、生成した画像データは、スキャナーI/F61
4を介して画像バッファ632に蓄積する。画像バッフ
ァ632のA面の画像データはHD603内の画像デー
タ記憶部619に一旦蓄積する。スキャナー602から
読み込んだ画像が複数ページある場合はこの動作を繰り
返し、画像データ記憶部619に複数ページ分の画像デ
ータを蓄積する。
【0042】画像データ記憶部619に全ページ分の画
像データが蓄積されると、電子メールデータを作成し、
前記画像データをファイルとして添付し、送信バッファ
631に蓄積し、データ入出力手段613を介してメー
ルサーバーであるホストコンピュータ650に送信す
る。
【0043】以上の動作は、MFP600からメールサ
ーバーであるホストコンピュータ650に電子メールに
画像ファイルを添付して送信する場合の例を示したが、
MFP600からファイルサーバーであるホストコンピ
ュータにファイル転送するようなものであっても良い
し、MFP600からデータベースサーバーであるホス
トコンピュータにそのデータベースのデータフォーマッ
トでデータ転送するようなものであっても良い。また、
実施例1、2で示したように送信先のデバイスがホスト
コンピュータではなく、受信機能を備えたMFPであっ
ても良い。
【0044】次に、第1の単位時間辺りに同一使用者が
送信したデータが第1のしきい値を超えた場合の動作に
ついて図7に基づき説明する。ここでは、第1の単位時
間が1分、第1のしきい値が20Mバイトである場合の
例を示す。MFP600では、使用者が画像データを送
信する場合には、その操作を行なうためのログインを行
ない、ユーザー名とパスワードを入力する。操作パネル
617から使用者により画像データの送信操作が行なわ
れると(701)、送信者検出手段641は送信操作を
行なった使用者のユーザー名とパスワードを情報を調べ
(702)、送信情報記憶手段642に使用者のユーザ
ー名とパスワード、送信した時刻とデータ量を記憶する
(703)。画像処理装置601では、最近の1分間に
送信した画像データの送信情報を全て送信情報記憶手段
642に記憶している。それから送信データ量算出手段
643が送信情報記憶手段642をサーチし、最近の1
分間に前記使用者が送信したデータ量を加算して送信し
た総データ量を算出する(704)。そのデータ量が2
0Mバイトを超えている場合(705)は、操作パネル
617の表示部にその使用者は2分間(第2の単位時
間)は画像データを送信できない旨のメッセージを表示
する(706)とともに、その使用者は2分間は画像デ
ータが送信できないように制御する(707)。その後
2分間経過すると(708)操作パネル617に表示し
たメッセージを消し(709)、前記使用者がMFP1
00に画像データを送信できるように制御する(71
0)。
【0045】[他の実施例]上記実施例1では、画像デー
タを受信した受信側のMFPが送信元デバイスを識別す
る際に、送信元デバイスのネットワークアドレスを使用
する場合の例を示したが、送信元デバイスの識別はネッ
トワーク上のデバイスが特定できるものであれば何でも
良い。例えば、MACアドレスのようなものであっても
良いし、TCP/IP通信のIPアドレスのようなもの
であっても良いし、デバイスのシリアル番号のようなも
のであっても良い。
【0046】上記実施例2では、画像データの送信者を
識別を受信した画像データのヘッダ情報に含まれるユー
ザー名とパスワードで行なう場合の例を示したが、画像
データ転送前に画像の情報をやりとりし、その中に使用
者の情報を含むようなものであっても良いし、画像デー
タの中に電子すかしや画像の一部に使用者の情報が含ま
れており、その画像データの中から使用者情報を取り出
すようなものであっても良い。
【0047】本発明は複数の機器(例えばホストコンピ
ュータ、インターフェース機器、リーダ、プリンタ等)
から構成されるシステムに適用しても一つの機器(例え
ば複写機、ファクシミリ装置)からなる装置に適用して
もよい。
【0048】また、上述した実施の形態の機能を実現す
るべく各種のデバイスを動作させるように、該各種デバ
イスと接続された装置或いはシステム内のコンピュータ
に対し、上記実施の形態の機能を実現するためのソフト
ウェアのプログラムコードを供給し、そのシステム或い
は装置のコンピュータ(CPU或いはMPU)に格納さ
れたプログラムに従って上記各種デバイスを動作させる
ことによって実施したものも、本発明の範疇に含まれ
る。
【0049】また、この場合、上記ソフトウェアのプロ
グラムコード自体が上述した実施の形態の機能を実現す
ることになり、そのプログラムコード自体は本発明を構
成する。そのプログラムコードの伝送媒体としては,プ
ログラム情報を搬送波として伝搬させて供給するための
コンピュータネットワーク(LAN、インターネット等
のWAN、無線通信ネットワーク等)システムにおける
通信媒体(光ファイバ等の有線回線や無線回線等)を用
いることができる。
【0050】さらに、上記プログラムコードをコンピュ
ータに供給するための手段、例えばかかるプログラムコ
ードを格納した記録媒体は本発明を構成する。かかるプ
ログラムコードを記憶する記録媒体としては、例えばフ
レキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光
磁気ディスク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性の
メモリカード、ROM等を用いることができる。
【0051】また、コンピュータが供給されたプログラ
ムコードを実行することにより、上述の実施の形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードがコ
ンピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティン
グシステム)或いは他のアプリケーションソフト等と共
同して上述の実施の形態の機能が実現される場合にもか
かるプログラムコードは本発明の実施の形態に含まれる
ことはいうまでもない。
【0052】さらに、供給されたプログラムコードがコ
ンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続され
た機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そ
のプログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボー
ドや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の
一部又は全部を行い、その処理によって上述した実施の
形態の機能が実現される場合にも本発明に含まれること
はいうまでもない。
【0053】なお、上記ホストコンピュータとしては図
8に示すような一般的なコンピュータであってもよいこ
とは当然である。図8は、一般的なパーソナルユーザ端
末装置の内部構成を示す図である。図8において、12
00はコンピュータPCである。PC1200は、CP
U1201を備え、ROM1202またはハードディス
ク(HD)1211に記憶された、あるいはフレキシブ
ルディスクドライブ(FD)1212より供給されるデ
バイス制御ソフトウェアを実行し、システムバス120
4に接続される各デバイスを総括的に制御する。
【0054】上記PC1200のCPU1201、RO
M1202またはハードディスク(HD)1211に記
憶されたプログラムにより、本実施形態の各手段の機能
が実現される。
【0055】1203はRAMで、CPU1201の主
メモリ、ワークエリア等として機能する。1205はキ
ーボードコントローラ(KBC)で、キーボード(K
B)1209や不図示のデバイス等からの指示入力を制
御する。
【0056】1206はCRTコントローラ(CRT
C)で、CRTディスプレイ(CRT)1210の表示
を制御する。1207はディスクコントローラ(DK
C)で、ブートプログラム(起動プログラム:パソコン
のハードやソフトの実行(動作)を開始するプログラ
ム)、複数のアプリケーション、編集ファイル、ユーザ
ファイルそしてネットワーク管理プログラム等を記憶す
るハードディスク(HD)1211、及びフレキシブル
ディスク(FD)1212とのアクセスを制御する。
【0057】1208はネットワークインタフエースカ
ード(NIC)で、LAN1220を介して、ネットワ
ークプリンタ、他のネットワーク機器、あるいは他のP
Cと双方向のデータのやり取りを行う。
【0058】また、上記実施の形態において示した各部
の形状及び構造は、何れも本発明を実施するにあたって
の具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これらに
よって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはなら
ないものである。すなわち、本発明はその精神、又はそ
の主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施す
ることができる。
【0059】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば、画
像処理装置間で画像データの送信/受信機能を利用する
場合に、送信先の画像処理装置で受信した画像データの
データ量を送信元のデバイス毎あるいは使用者毎に計測
し、単位時間辺りの受信データ量が一定量(しきい値)
を超えた場合は、送信先のデバイスから送信元のデバイ
スに上限通知あるいはフロー制御し、一定時間、画像デ
ータの送信が行なえないようにしたので、画像処理装置
間の画像データの送信/受信機能によるネットワークの
負荷(トラフィック)を抑えることができる。
【0060】また、画像処理装置からコンピュータ/他
の画像処理装置への画像データの送信機能を利用する場
合に、送信元の画像処理装置が送信した全データ量、あ
るいは、使用者毎のデータ量を計測し、単位時間辺りの
送信データ量が一定量(しきい値)を超えた場合は、一
定時間、画像データの送信が行なえないようにしたの
で、同様に画像処理装置間の画像データの送信機能よる
ネットワークの負荷(トラフィック)を抑えることがで
きる。
【0061】これにより、誰かが画像処理装置の送信/
受信機能を利用した場合に、同一ネットワークを使用す
るネットワーク機器およびそれを使用するその他大勢の
ユーザーがネットワークからのレスポンスが遅くなると
いう問題を解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の構成を表すブロック図である。
【図2】実施例1の画像データ受信時の動作を表すフロ
ーチャートである。
【図3】実施例1の上限通知データ受信時の動作を表す
フローチャートである。
【図4】実施例2の画像データ受信時の動作を表すフロ
ーチャートである。
【図5】実施例2の上限通知データ受信時の動作を表す
フローチャートである。
【図6】実施例3の構成を表すブロック図である。
【図7】実施例3の画像データ送信時の動作を表すフロ
ーチャートである。
【図8】一般的なコンピュータの構成を示す図である。
【符号の説明】
100、200:多機能印刷装置(MFP)、101、
201:画像処理装置、102、202:スキャナー、
103、203:ハードディスク(HD)、104、2
04:印刷エンジン、110、210:CPU、11
1、211:ROM、112、212:RAM、11
3、213:データ入出力手段、114、214:スキ
ャナーインタフェース(スキャナーI/F)、115、
215:ハードディスクインタフェース(HD I/
F)、116、216:エンジンインタフェース(エン
ジンI/F)、117、217:操作パネル、118、
218:ユーザーボックス(BOX)、119、21
9:画像データ記憶部、120、220:印刷部、12
1、221:給紙トレイ、122、222:排紙トレ
イ、130、230:受信バッファ、131、231:
送信バッファ、132、232:画像バッファ、13
3、233:PDL解析手段、141:送信元解析手
段、142:受信情報記憶手段、143:受信データ量
算出手段、144:上限通知手段、241:画像送信制
限手段、600:多機能印刷装置(MFP)、601:
画像処理装置、602:スキャナー、603:ハードデ
ィスク(HD)、604:印刷エンジン、610:CP
U、611:ROM、612:RAM、613:データ
入出力手段、614:スキャナーインタフェース(スキ
ャナーI/F)、615:ハードディスクインタフェー
ス(HD I/F)、616:エンジンインタフェース
(エンジンI/F)、617:操作パネル、618:ユ
ーザーボックス(BOX)、619:画像データ記憶
部、620:印刷部、621:給紙トレイ、622:排
紙トレイ、630:受信バッファ、631:送信バッフ
ァ、632:画像バッファ、633:PDL解析手段、
641:送信者検出手段、642:送信情報記憶手段、
643:送信データ量算出手段、644:画像送信制限
手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 右島 功 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 森田 裕康 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 一色 直広 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 伊藤 直樹 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 吉田 廣義 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 蕪木 浩 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2C061 AP01 HH01 HH03 HJ06 HJ08 HK04 HK11 HK18 HK19 HN05 HN15 5B021 AA01 BB01 BB02 BB10 5C075 CA03 CE11 CF01

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワーク上の送信元デバイスから画
    像データを受信し、印刷することが可能な画像処理装置
    において、 前記ネットワークとの間でデータの送受信を行なうデー
    タ入出力手段と、 画像データを送信してきた前記送信元デバイスを解析す
    る送信元解析手段と、 画像データを受信した時刻とデータ量と前記送信元デバ
    イスを記憶する受信情報記憶手段と、 画像データ受信時から遡った第1の単位時間内に同一送
    信元デバイスから受信した画像データのデータ量を算出
    する受信データ量算出手段と、 同一送信元デバイスから受信した前記第1の単位時間内
    のデータ量が第1のしきい値を超えた場合は、前記送信
    元デバイスに上限通知データを送信する上限通知手段と
    を備えた画像処理装置。
  2. 【請求項2】 ネットワーク上の送信先デバイスにデー
    タを送信することが可能な画像処理装置において、 前記ネットワークとの間でデータの送受信を行なうデー
    タ入出力手段と、 前記送信先デバイスから上限通知データを受信すると、
    第2の単位時間内は前記送信先デバイスにデータを送信
    できない旨の表示を行なう表示手段と、 前記第2の単位時間内は前記送信先デバイスにデータを
    送信できないように制御する画像送信制限手段とを備え
    た画像処理装置。
  3. 【請求項3】 ネットワーク上の送信元デバイスから画
    像データを受信し、印刷することが可能な画像処理装置
    において、 前記ネットワークとの間でデータの送受信を行なうデー
    タ入出力手段と、 画像データを送信してきた前記送信元デバイスと送信者
    を解析する送信元解析手段と、 画像データを受信した時刻とデータ量と前記送信元デバ
    イスと前記送信者を記憶する受信情報記憶手段と、 画像データ受信時から遡った第1の単位時間内に同一送
    信元デバイスの同一送信者から受信した画像データのデ
    ータ量を算出する受信データ量算出手段と、 同一送信元デバイスの同一送信者から受信した前記第1
    の単位時間内のデータ量が第1のしきい値を超えた場合
    は、前記送信元デバイスに前記送信者情報を含む上限通
    知データを送信する上限通知手段とを備えた画像処理装
    置。
  4. 【請求項4】 画像データをネットワークを経由して送
    信先デバイスに送信することが可能な画像処理装置にお
    いて、 前記ネットワークとの間でデータの送受信を行なうデー
    タ入出力手段と、 前記送信先デバイスから上限通知データを受信すると、
    送信者情報を読み取り、送信者に対して第2の単位時間
    内は同一送信先デバイスにデータを送信できない旨の表
    示を行なう表示手段と、 前記第2の単位時間内は前記同一送信者は同一送信先デ
    バイスに画像データを送信できないように制御する画像
    送信制限手段とを備えた画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記請求項1又は3記載の画像処理装置
    において、画像データを複数のパケットに分割して受信
    する場合には、同一セッション内は前記第1の単位時間
    内のデータ量が第1のしきい値を超えても上限通知せ
    ず、そのまま画像データの受信を継続し、そのセッショ
    ン終了後、上限通知を行なう上限通知手段を備えた画像
    処理装置。
  6. 【請求項6】 前記請求項3又は5記載の画像処理装置
    において、前記同一送信元デバイスから受信した前記第
    1の単位時間内のデータ量が第1のしきい値を超えた場
    合は、前記送信元デバイスに前記送信者情報を含む前記
    上限通知データを送信する上限通知手段の代りに、前記
    第1の単位時間内は前記送信元デバイスからのデータを
    フロー制御により受信制限する受信制限手段を備えた画
    像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記請求項1、3又は5記載の画像処理
    装置において、前記ネットワーク上に流れる最近の単位
    時間内の全データの流量を調べ、データの流量が第2の
    しきい値を超えた場合には、前記ネットワークの負荷が
    重いと判断する負荷判定手段を備え、前記負荷判定手段
    がネットワーク負荷が軽いと判定した場合は、前記第1
    の単位時間内の画像データのデータ量が前記第1のしき
    い値を超えても上限通知せず、前記負荷判定手段がネッ
    トワーク負荷が重いと判定した場合は、前記第1の単位
    時間内の画像データのデータ量が前記第1のしきい値を
    超えると前記送信元デバイスに上限通知するように制御
    することを特徴とする画像処理装置。
  8. 【請求項8】 画像データをネットワークを経由してコ
    ンピュータ又は他の画像処理装置に送信することが可能
    な画像処理装置において、 前記ネットワークとの間でデータの送受信を行なうデー
    タ入出力手段と、 ユーザーが行なう画像データの送信操作を検出する送信
    操作検出手段と、 画像データを送信した時刻とデータ量を記憶する送信情
    報記憶手段と、 画像データ送信時から遡った第1の単位時間内に送信し
    た画像データのデータ量を算出する送信データ量算出手
    段と、 前記データ量がしきい値を超えた場合には、これから第
    2の単位時間内は画像データを送信できない旨の表示を
    行なう表示手段と、 前記第2の単位時間内は画像データを送信できないよう
    に制御する画像送信制限手段とを備えた画像処理装置。
  9. 【請求項9】 画像データをネットワークを経由してコ
    ンピュータ又は他の画像処理装置に送信することが可能
    な画像処理装置において、 前記ネットワークとの間でデータの送受信を行なうデー
    タ入出力手段と、 画像データの送信操作を行なった使用者を検出する送信
    者検出手段と、 画像データを送信した使用者と時刻とデータ量を記憶す
    る送信情報記憶手段と、 画像データ送信時から遡った第1の単位時間内に同一使
    用者が送信した画像データのデータ量を算出する送信デ
    ータ量算出手段と、 データ量がしきい値を超えた場合には、前記使用者に対
    してこれから第2の単位時間内は画像データを送信でき
    ない旨の表示を行なう表示手段と、 前記第2の単位時間内は前記使用者は画像データを送信
    できないように制御する画像送信制限手段とを備えた画
    像処理装置。
  10. 【請求項10】 ネットワーク上の送信元デバイスから
    画像データを受信し、印刷する画像処理方法において、 前記ネットワークとの間でデータの送受信を行なうデー
    タ入出力ステップと、画像データを送信してきた前記送
    信元デバイスを解析する送信元解析ステップと、 画像データを受信した時刻とデータ量と前記送信元デバ
    イスを記憶する受信情報記憶ステップと、 画像データ受信時から遡った第1の単位時間内に同一送
    信元デバイスから受信した画像データのデータ量を算出
    する受信データ量算出ステップと、 前記同一送信元デバイスから受信した前記第1の単位時
    間内のデータ量が第1のしきい値を超えた場合は、前記
    送信元デバイスに上限通知データを送信する上限通知ス
    テップとを備えた画像処理方法。
  11. 【請求項11】 ネットワーク上の送信先デバイスにデ
    ータを送信する画像処理方法において、 前記ネットワークとの間でデータの送受信を行なうデー
    タ入出力ステップと、前記送信先デバイスから上限通知
    データを受信すると、第2の単位時間内は前記送信先デ
    バイスにデータを送信できない旨の表示を行なう表示ス
    テップと、前記第2の単位時間内は前記送信先デバイス
    にデータを送信できないように制御する画像送信制限ス
    テップとを備えた画像処理方法。
  12. 【請求項12】 請求項1ないし9に記載された画像処
    理装置の各機能及び請求項10及び11に記載された画
    像処理方法のステップをコンピュータにて実現するため
    のプログラムを記憶した記憶媒体。
  13. 【請求項13】 請求項1ないし9に記載された画像処
    理装置の各機能及び請求項10及び11に記載された画
    像処理方法のステップをコンピュータにて実現するため
    のプログラム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005250685A (ja) * 2004-03-02 2005-09-15 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置、その制御方法、およびコンピュータプログラム
JP2014069343A (ja) * 2012-09-27 2014-04-21 Brother Ind Ltd 印刷装置
JP2019083409A (ja) * 2017-10-30 2019-05-30 ブラザー工業株式会社 画像処理装置、画像処理システム、使用制限方法およびプログラム

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