JP2003058398A - データ処理プログラム、それを記録した記録媒体、データ処理装置、データ送信装置およびそのデータ送信方法 - Google Patents

データ処理プログラム、それを記録した記録媒体、データ処理装置、データ送信装置およびそのデータ送信方法

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JP2003058398A
JP2003058398A JP2001250510A JP2001250510A JP2003058398A JP 2003058398 A JP2003058398 A JP 2003058398A JP 2001250510 A JP2001250510 A JP 2001250510A JP 2001250510 A JP2001250510 A JP 2001250510A JP 2003058398 A JP2003058398 A JP 2003058398A
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文秀 山口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大量のデータを走査した場合においてもファ
イルのデータ量に応じて最適のデータ処理が行なわれる
データ送信装置を提供する。 【解決手段】 文書管理ソフトウエアが搭載されたファ
イリングシステムは、MFPから原稿を走査して得られ
るファイルのデータ量の通知があったときは、MFPに
対してデータの格納する所望のストレージデバイスの容
量を連絡する(S11)。MFPはファイリングシステ
ムに送信するファイル容量とストレージデバイスの空き
容量とを比較し(S12)、ファイル容量のほうが少な
ければ、そのストレージデバイスに送信する(S12で
NO、処理III)。ファイル容量のほうが大きいとき
は、ファイルの圧縮、分割または他のストレージデバイ
スへの送信を行なう(S13〜S17)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はデータ処理プログ
ラム、それを記録した記録媒体、データ処理装置、デー
タ送信装置およびそのデータ送信方法に関し、特に、デ
ータを送信する装置とそのデータを受信する装置との間
で交信を行なう場合に用いられる、データ処理プログラ
ム、それを記録した記録媒体、データ処理装置、データ
送信装置およびそのデータ送信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、文書管理ソフトウェアを搭載した
パソコン(以下、パソコンと省略する場合がある)とM
FP(Multi Function Peripheral、以下、スキャナデ
バイスという場合がある)とが相互にネットワークを介
して接続されている。文書管理ソフトウェアを搭載した
パソコンに対してMFPがファイル転送をする場合、M
FPは送信先のパソコンの有するハードディスクのよう
なストレージデバイスの残量を知ることなく、データの
送信を始め、残量が無くなった時点で初めてエラーを検
出し、処理を中断する場合があった。
【0003】一方、文書管理ソフトウェアを搭載したパ
ソコンには、ユーザが文書を管理しているストレージデ
バイスの残量を色で表示する機能があるものがある。ユ
ーザが設定した所定のストレージデバイスの残量に対し
て、それを下回った場合に、その表示が警告色に変化
し、残量が指定の容量を下回ったことを表示する機能を
持っている。
【0004】昨今のネットワーク環境等により、離れた
場所にあるMFPから本人の文書管理ソフトウェアにデ
ータを送信したり、第三者のMFPから本人の文書管理
ソフトウェアに送信するようなケースが増えてきてい
る。そのような場合、ストレージデバイスの残量も少な
くなり、それ以上のデータをMFPから送信した場合、
ユーザは残量がなくなった時点で初めてエラーを知るこ
とになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ユーザがMFPで大量
のデータをスキャンし、そのデータを指定したパソコン
に転送し始めた後、エラー状態となって始めてストレー
ジデバイスの容量が足りないことを知ることになる。そ
のため、ユーザは作業のやり直しや、持場を離れられな
いという問題があった。
【0006】さらに、エラーが発生した場合、オペレー
タはストレージデバイスの容量を確保するか、MFPか
ら送るデータ量をストレージデバイスで受取れるデータ
量に軽減する操作をしなければならなかった。
【0007】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、MFPのようなデータ処理装置
またはデータ送信装置から所定の文書管理ソフトウエア
等を搭載したパソコンヘデータを送信する場合に、送信
されるデータ量に応じた最適のデータ処理が行なわれ
る、データ処理プログラム、それを記録した記録媒体、
データ処理装置、データ送信装置およびそのデータ送信
方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる、外部
に設けられた送信元から送信されてくるデータを保存す
るデータ保存部を有するコンピュータに実行させるプロ
グラムは、送信元から送信されてくるファイルのデータ
量を示す情報を取得するステップと、取得したデータ量
に基づいて、ファイルを前記データ保存部に保存可能か
否かを判断するステップと、判断結果に基づき、送信元
の機器に対し、ファイルの保存に関する情報の命令を送
信するステップとをコンピュータに実行させる。
【0009】送信されてくるファイルのデータ量に基づ
いて、ファイルを保存可能か否かを判断し、判断結果に
基づいて送信元の機器に対し、ファイルの保存に関する
情報の命令を送信する。その結果、ファイルを保存する
コンピュータ側で所望の形態でファイルの保存が可能に
なるコンピュータに実行させるデータ処理プログラムが
提供できる。
【0010】好ましくは、送信元の機器の機能を示す情
報を取得するステップをさらに含み、ファイルの保存に
関する情報の命令を送信するステップは、判断ステップ
においてファイルの保存が不可能と判断されたとき、送
信元の機器に対し、送信元の機器の機能情報に基づい
て、ファイルの圧縮送信、分割送信または他の機器への
送信のいずれかを命令するステップを含む。
【0011】ファイルの保存が不可能と判断されたと
き、送信元の機器に対し、送信元の機器の機能情報に基
づいて、ファイルの圧縮送信、分割送信または他の機器
への送信のいずれかを命令するため、ファイルのデータ
量に応じて保存のための最適のデータ処理が可能になる
コンピュータに実行させるデータ処理プログラムが提供
できる。
【0012】なお、ファイルの保存に関する情報の命令
を受信した送信元が送信元の機器の機能情報に基づい
て、ファイルの圧縮送信、分割送信または他の機器への
送信のいずれかの処理の実行ができないときは、送信元
の機器はデータ保存部に対してデータ圧縮処理を行なう
命令を発してもよい。
【0013】また、このデータ処理プログラムは記録媒
体に記録してもよい。この発明の他の局面においては、
ネットワークを介して外部装置に画像データを送信可能
なデータ送信装置は、原稿の画像を読取って、読み取っ
た画像データを含むファイルを作成する読取手段と、フ
ァイルのデータ量を取得する手段と、ファイルのデータ
量を外部装置へ送信する手段と、外部装置からファイル
の保存に関する情報を受信する手段と、外部装置からの
保存に関する情報をもとに、ファイルを送信する手段と
を含む。
【0014】原稿を読取った画像データファイルのデー
タ量を取得し、そのデータ量を外部装置へ送信し、外部
装置からのファイルの保存に関する情報に基づいてファ
イルを送信するため、外部装置のニーズに合わせて、フ
ァイルのデータ量に応じた最適状態でデータの送信が可
能なデータ送信装置が提供できる。
【0015】好ましくは、データ送信装置は、データ送
信装置の機能を示す情報を取得する手段と、外部装置か
らの情報とデータ送信装置の機能を示す情報をもとに、
ファイルの圧縮送信、分割送信または他の機器への送信
のいずれかを行なう手段とを含む。
【0016】外部装置からの情報とデータ送信装置の機
能を示す情報をもとに、ファイルの圧縮送信、分割送信
または他の機器への送信のいずれかを行なうため、ファ
イルのデータ量に応じて外部装置に保存のための最適の
データ処理が行なわれるデータ送信装置が提供できる。
【0017】さらに好ましくは、データ送信装置はデー
タ送信装置の機能を示す情報を取得する手段を含み、送
信する手段はファイルのデータ量とともに、データ送信
装置の機能を示す情報を外部装置へ送信し、受信手段
は、外部装置からの、ファイルの送信に関する命令を受
信し、外部装置からの命令は、ファイルの圧縮送信、分
割送信または他の機器への送信のいずれかを含む。
【0018】ファイルのデータ量とともに、データ送信
装置の機能を示す情報を外部装置へ送信し、外部装置か
らの命令に応じて、ファイルの圧縮送信、分割送信また
は他の機器への送信のいずれかを行なうため、外部装置
の要求に応じた処理が行なわれるデータ送信装置を提供
できる。
【0019】この発明の他の局面においては、ネットワ
ークを介して外部装置に画像データを送信可能なデータ
送信装置のデータ送信方法は、原稿の画像を読取って、
読み取った画像データを含むファイルを作成するステッ
プと、ファイルのデータ量を取得するステップと、ファ
イルのデータ量を外部装置へ送信するステップと、外部
装置からファイルの保存に関する情報を受信するステッ
プと、外部装置からの保存に関する情報をもとに、ファ
イルを送信するステップとを含む。
【0020】この発明のさらに他の局面においては、外
部に設けられた送信元から送信されてくるデータを保存
するデータ保存部を有するデータ処理装置は、送信元か
ら送信されてくるファイルのデータ量を示す情報を取得
する手段と、取得したデータ量に基づいて、ファイルを
前記データ保存部に保存可能か否かを判断する手段と、
判断手段の判断結果に基づき、送信元の機器に対し、フ
ァイルの保存に関する情報の命令を送信する手段とを含
む。
【0021】この発明のさらに他の局面においては、外
部に設けられた送信元から送信されてくるデータを保存
するデータ保存部を有するデータ処理装置のデータ保存
方法は、送信元から送信されてくるファイルのデータ量
を示す情報を取得するステップと、取得したデータ量に
基づいて、ファイルをデータ保存部に保存可能か否かを
判断するステップと、判断結果に基づき、送信元の機器
に対し、ファイルの保存に関する情報の命令を送信する
ステップとを含む。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。
【0023】図1は、複数のMFPがネットワークに接
続され、相互にデータ通信が可能となっている環境を示
した図である。ここでは、エリア1からエリア6までの
6つのエリアがネットワークに接続されている。エリア
としては、たとえば企業内の各部署などが想定される。
一般に各エリアには複数台のMFPが設けられている場
合もあるが、本図においては代表例として各エリアに1
台のMFPが置かれている場合を示している。また、各
エリアには、所定の文書管理ソフトウエアが搭載された
パソコンがそれぞれ1台づつ置かれている。
【0024】各エリアに設けられたMFP100、20
0、300、400、500、600およびパソコン1
0、20、30、40、50、60はネットワークに接
続されている。各エリアのMFPは自分のエリアのパソ
コンだけでなく、他のエリアのパソコンに対して読み取
った画像データ等のデータを送信できる。
【0025】なお、ここでは本発明が、MFP100お
よびパソコン10に適用されているものとして以下の説
明を行なう。これら各MFPは同様の機能構成をしてい
るため、MFP100を代表例として説明する。
【0026】図2は、本発明の実施の形態におけるMF
P100の全体構成を示した機能ブロック図である。M
FP100は、主として、画像を読み取るスキャナ機
能、画像データのプリントを行なうプリント機能、電話
回線網を利用してデータの送受信を行なうFAX機能、
および電子メールによりネットワークを利用してデータ
の送受信を行なうI−FAX機能を有している。
【0027】図2を参照して、MFP100は、装置全
体を制御するメインコントロール部119と、ユーザか
らの入力操作を受け付けるオペレーションパネル101
と、スキャナをコントロールするスキャンコントロール
部103と、スキャナにより読み取られた画像データを
記憶する画像データ記憶部105と、ネットワークを利
用してデータの送受信を行なうデータを管理する送受信
データ管理部111と、電子メールを送受信するメール
送受信部107と、ネットワークカード等で代表される
ネットワークコントロール部109と、通信先の宛先等
に関するデータを記憶するための宛先データ記憶部11
3と、電話回線網を利用してデータの送受信を行なうF
AXコントロール部115と、プリント動作をコントロ
ールするプリントコントロール部117と、画像データ
記憶部105に記憶した画像データを圧縮する圧縮部1
20とを備える。
【0028】スキャンコントロール部103は、オペレ
ーションパネル101からユーザにより入力された操作
内容に従って、スキャナをコントロールする。スキャナ
により読み取られた画像データは画像データ記憶部10
5に一旦記憶される。画像データ記憶部105に記憶さ
れた画像データは、必要に応じてプリントアウトされた
り、データ圧縮部120で圧縮されて、ネットワークを
利用してユーザの指定した文書管理ソフトウエアが搭載
されたファイリングシステム(パソコン)に送信され
る。
【0029】図3はこの発明の一実施の形態におけるM
FP100とパソコン10とのデータ交信の内容を示す
図であり、図4はその場合のMFP100の動作内容を
示すフローチャートであり、図5はファイリングシステ
ム10の動作内容を示すフローチャートである。ここで
は、MFP100がスキャナデバイスとして使用され、
パソコン100は文書管理ソフトウエアの搭載されたフ
ァイリングシステムとして使用される場合を例に挙げて
説明する。したがって、以下では、ファイリングシステ
ム10という場合がある。
【0030】図3〜図5を参照して、図1に示したシス
テムにおけるMFP100とファイリングシステム10
との動作内容について説明する。
【0031】ユーザはMFP100を用い、所望の原稿
の画像を読取り、その送信先をファイリングシステム1
0で指定する。なお、この指定はオペレーションパネル
101で行なってもよい。MFP100は読取られた画
像データのデータ量をメインコントロール部119で認
識してそれを1つのファイルとして画像データ記憶部1
05で保存する。MFP100はユーザの指示に従って
作成されたファイルのデータ量(ファイル容量)をユー
ザの設定したファイリングシステム10に送信する(図
3S10A)。これに応答してファイリングシステム1
0では、自己の有する図示の無いハードディスク等のス
トレージデバイスの空き容量を送信する(図3S10
B)。ここで、ストレージデバイス情報としては、ハー
ドディスクに限らず、図示の無いネットワーク上でのド
ライブ、FTPサーバ等の複数のストレージデバイスに
ついての空き情報を送信してもよい。
【0032】ファイリングシステム10からのストレー
ジデバイス情報に基づいて、MFP100は図3で処理
Iで示す処理を行なう。
【0033】図4はMFP100の実行する上記した処
理Iの内容を示すフローチャートである。図4を参照し
て、MFP100はまず、ユーザの指定に従い、希望す
るファイリングシステム10のストレージデバイスを仮
決めする(ステップS11、以下ステップを略す、処理
II)。たとえば、ファイリングシステム10のハード
ディスクと仮決めする。
【0034】次に、MFP100は、ファイリングシス
テム10に送るファイル容量と仮決めしたストレージデ
バイスの容量とを比較して、ファイル容量がストレージ
デバイスの容量より大きいか否かを判断する(S1
2)。ここでストレージ容量の方が大きければ(S12
でNO)、処理IIIを行なう。具体的には、図3のI
IIで示されるように、ユーザの希望したファイリング
システム10のストレージデバイスへファイルが転送さ
れる。
【0035】S12でファイル容量がストレージよりよ
りも大きく、ユーザの指定したファイリングシステム1
0に格納できないときは(S12でYES)、そのファ
イルが圧縮可能か否かを判断する(S13)。ファイル
の圧縮が可能であれば(S13でYES)、その圧縮後
のデータ容量がストレージデバイスの容量よりも小さい
か否かを判断する(S14)。圧縮後のデータ容量がス
トレージデバイスの容量よりも小さいときは(S14で
YES)、ファイルを圧縮して指定されたファイリング
システム10の指定されたストレージデバイスに送信す
る(図3、処理IV参照)。
【0036】ファイルの圧縮が不可能か、または圧縮後
の容量もストレージデバイスの容量より大きいときは
(S13またはS14でNO)、ファイルの分割が可能
か否かを判断する(S15)。ファイルの分割が可能で
あれば(S15でYES)、S10Bで得たストレージ
デバイス情報に基づいて複数のストレージデバイスに分
割して可能が可能であるか否かを判断する(S16)。
なお、ユーザは複数のストレージデバイス間において分
割して格納する際の優先順を予め指定しておいてもよ
い。
【0037】複数のストレージデバイスで分割して格納
が可能であると判断されたときは(S16でYES)、
複数のストレージデバイス(たとえばハードディスクと
ネットワーク上のドライブ)のように分割して格納が行
なわれる(図3処理V参照)。
【0038】S15でファイル分割が不可のとき(S1
5でNO)、またはS16でストレージデバイス情報か
ら分割してファイルの格納ができないときは(S16で
NO)、ユーザの希望したストレージデバイスに対して
環境改善を指示する(図3処理VII参照)。
【0039】図5は文書管理ソフトウェアにおける処理
内容を示すフローチャートである。図5を参照して、M
FP100からファイリングシステム10に対して環境
改善指示の要求があったときは、ファイルの分割が不可
能であるか、または指定されたストレージデバイスにお
いて分割しても格納が不可能であったかのいずれかであ
る。この場合は、いずれにしても指定されたストレージ
デバイスの容量がMFP100から送られるファイル容
量に比べて小さいため、ファイリングシステム10にお
いては、文書管理ソフトウェアの管理対象の指定された
ストレージデバイス内のデータを圧縮してストレージデ
バイスの格納容量を増やすかまたは、別のストレージデ
バイスに格納するようMFP100に連絡する(図3お
よび図5において処理VIII)。
【0040】ここで、ストレージデバイス内のデータの
圧縮はパソコンのOSである、例えば、ウインドウズ
(R)等が有しているドライブ圧縮機能を利用してもよ
い。
【0041】これに対し、MFP100は、指定された
ストレージデバイス内にファイルを転送するか、または
指定された別のストレージデバイスに転送を行なう。こ
の場合も指定されたストレージデバイスに対して上記の
処理を繰返す。
【0042】なお、ここで、MFP100は予め設定さ
れているとか、そのストレージデバイスの空き容量がわ
かっている場合等であれば、ファイリングシステム10
以外の他のファイリングシステム20に対して、ファイ
ルの送信を行なってもよい。
【0043】次にこの発明の他の実施の形態について説
明する。上記実施の形態においては、MFP100が文
書管理ソフトウェアを導入したファイリングシステム1
0に対して転送されるデータ量を送信し、ファイリング
システム10のストレージデバイス情報を受信したが、
この実施の形態においては、MFP100はデータ量を
送信するときに、同時にMFP100自身の圧縮能力の
有無等の機能情報をファイリングシステム10へ送信す
る。
【0044】図6はこの場合におけるMFP100とフ
ァイリングシステム10とのデータ送信内容を示す図で
あり、図7はMFP100の処理内容を示すフローチャ
ートであり、図8はファイリングシステム10において
文書管理ソフトウェアが行なう処理の内容を示すフロー
チャートである。
【0045】図6〜図8を参照して、この場合の実施の
形態におけるMFP100とファイリングシステム10
の動作について説明する。
【0046】まずユーザは、ファイリングシステム10
からファイルを送信するファイリングシステム10の宛
先を設定する(S31)。次いで、例えばスキャンデバ
イスで原稿を読取り、読取った画像データで構成される
ファイルのデータ量を計算する(S32,S33)。そ
の後、MFP100自身のファイル圧縮能力の有無等の
機能を取得する(S34)。なお、MFP100におい
て、オペレーションパネル101を用いてファイルを送
信するファイリングシステム10の宛先を設定してもよ
い。
【0047】次いで、ユーザの設定したファイルの送信
宛先がファイリングシステム10のような外部装置であ
るか否かを判断する(S35)。送信宛先が外部装置で
あるときは(S35でYES)、ユーザの設定した送信
宛先の外部装置に対してファイルのデータ量と自装置の
機能を送信する(S36)。
【0048】外部装置であるファイリングシステム10
からファイル処理の命令があったことをメインコントロ
ール部119で認識したときは(S37でYES)、命
令に応じた送信を行なう(S39)。外部装置からのフ
ァイル処理命令がなかったときは(S37でNO)、圧
縮をすることなくそのまま送信する(S38)。
【0049】ここで、ファイルの処理命令とは、ファイ
リングシステム10がS36で得たMFP100からの
ファイルのデータ量およびMFP100の機能情報に基
づいて、図示の無い自己のストレージデバイスの容量を
考慮してMFP100に送信する命令である。具体的に
は、ファイリングシステム10において自己のストレー
ジデバイスの容量がファイルのデータ量より少なく、M
FP100が圧縮機能を有しているときは、MFP10
0に対して、圧縮して送信してもらうよう命令する。自
己のストレージデバイスが複数あり、複数に分割すれば
格納できるときはファイルを分割して送信するよう命令
する。なお、このとき、必要に応じてファイルを圧縮し
てもよい。圧縮しても分割しても自己のストレージデバ
イスに各のできないときは、ファイリングシステム10
は自己以外の他のファイリングシステム20等を指定し
て、そこにファイルを送信してもらうよう命令する。
【0050】なお、MFP100は、ファイリングシス
テム10の指定する送信先に送信先を変更する機能を予
め有しているものとする。
【0051】S35でNOのときは、閉じたネットワー
クを介した送信ではないため、ネットワーク以外の、例
えばインターネット等を介した送信を行なう。
【0052】次に、ファイリングシステム10に導入さ
れた文書管理ソフトウェアの行なう処理内容を説明す
る。文書管理ソフトウェアは、まずMFP100からフ
ァイルデータ量を受信したか否かを判断する(S5
1)。MFP100からファイルデータを受信したとき
は(S51でYES)、ストレージデバイスにそのファ
イルの保存が可能か否かを判断する(S52)。ファイ
ルの保存が可能であると判断したときは(S52でYE
S)、MFP100に対しファイルデータをそのまま送
信してもらう旨の命令を発する(S54)。一方、ファ
イル保存がそのままではできないときは(S52でN
O)、MFP100に対しファイルデータを圧縮する
か、分割して複数のストレージデバイスに分けて格納す
るか、または他のファイリングシステムへの送信を命令
するのかいずれかの処理を行なわせるためのファイル処
理を行なう命令を送信する(S53)。
【0053】ここでS51において、MFP100から
その機能の情報を受信しているときは、その機能に応じ
たファイル処理を命令する。MFP100が圧縮機能を
有しておればファイルを圧縮して送信してもらい、それ
ができないときはファイルを分割してもらった後に複数
のストレージデバイスに分けて送信してもらったり、他
のファイリングシステムへの送信を命令する。
【0054】以上のように、MFPとファイリングシス
テム(文書管理ソフトウエア)10とが相互に交信しな
がらデータを最適の条件で所望のストレージデバイスに
格納するよう処理するため、従来のように、エラーによ
りその作業が停滞することがなくなる。
【0055】なお、上記したファイリングシステムが実
行する処理はパソコン用のプログラムとして準備されて
もよい。またそのプログラムはフレキシブルディスク、
ハードディスク、CD−ROM等に記録されてもよい。
【0056】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 複数のMFPとファイリングシステム10と
がネットワークを介して接続されている状態を示す図で
ある。
【図2】 MFPの内部構成を示すブロック図である。
【図3】 MFPとファイリングシステムとのデータ交
信を示す図である。
【図4】 MFPの処理内容を示すフローチャートであ
る。
【図5】 文書管理ソフトウェアの処理内容を示すフロ
ーチャートである。
【図6】 この発明の他の実施の形態におけるMFPと
ファイリングシステムとのデータ交信内容を示す図であ
る。
【図7】 他の実施の形態におけるMFPの処理内容を
示すフローチャートである。
【図8】 この発明の他の実施の形態における文書管理
ソフトウェアの処理内容を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10,20,30 ファイリングシステム、100,2
00,300 MFP、101 オペレーションパネ
ル、103 走査コントロール部、105 画像データ
記憶部、115 FAXコントロール部、117 プリ
ントコントロール部、111 送受信データ管理部、1
09 ネットワークコントロール部、113 宛先デー
タ記憶部、119 メインコントロール部、120 デ
ータ圧縮部。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部に設けられた送信元から送信されて
    くるデータを保存するデータ保存部を有するコンピュー
    タに実行させるプログラムであって、 前記送信元から送信されてくるファイルのデータ量を示
    す情報を取得するステップと、 前記取得したデータ量に基づいて、前記ファイルを前記
    データ保存部に保存可能か否かを判断するステップと、 前記判断結果に基づき、前記送信元の機器に対し、前記
    ファイルの保存に関する情報の命令を送信するステップ
    とをコンピュータに実行させるデータ処理プログラム。
  2. 【請求項2】 前記送信元の機器の機能を示す情報を取
    得するステップをさらに含み、 前記ファイルの保存に関する情報の命令を送信するステ
    ップは、前記判断ステップにおいてファイルの保存が不
    可能と判断されたとき、前記送信元の機器に対し、前記
    送信元の機器の機能情報に基づいて、前記ファイルの圧
    縮送信、分割送信または他の機器への送信のいずれかの
    命令を送信するステップを含む、請求項1に記載のコン
    ピュータに実行させるデータ処理プログラム。
  3. 【請求項3】 前記データ保存部に保存されたデータに
    対してデータ圧縮処理を行なうステップをさらに含み、
    前記ファイルの保存に関する情報の命令を受信した送信
    元が前記送信元の機器の機能情報に基づいて、前記ファ
    イルの圧縮送信、分割送信または他の機器への送信のい
    ずれかの命令を送信してもその実行ができないときは、
    前記するステップをするステップは、前記データ圧縮処
    理を行なう、請求項2に記載のコンピュータに実行させ
    るデータ処理プログラム。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれかに記載のデー
    タ処理プログラムを記録した記録媒体。
  5. 【請求項5】 ネットワークを介して外部装置に画像デ
    ータを送信可能なデータ送信装置であって、 原稿の画像を読取って、読み取った画像データを含むフ
    ァイルを作成する読取手段と、 前記ファイルのデータ量を取得する手段と、 前記ファイルのデータ量を外部装置へ送信する手段と、 前記外部装置から前記ファイルの保存に関する情報を受
    信する手段と、 前記外部装置からの保存に関する情報をもとに、前記フ
    ァイルを送信する手段とを含む、データ送信装置。
  6. 【請求項6】 さらに、前記データ送信装置の機能を示
    す情報を取得する手段と、 前記外部装置からの情報と前記データ送信装置の機能を
    示す情報をもとに、前記ファイルの圧縮送信、分割送信
    または他の機器への送信のいずれかを行なう手段とを含
    む、請求項5に記載のデータ送信装置。
  7. 【請求項7】 さらに、前記データ送信装置の機能を示
    す情報を取得する手段を含み、 前記送信する手段はファイルのデータ量とともに、前記
    データ送信装置の機能を示す情報を外部装置へ送信し、 前記受信手段は、前記外部装置からの、前記ファイルの
    送信に関する命令を受信し、 前記外部装置からの命令は、前記ファイルの圧縮送信、
    分割送信または他の機器への送信のいずれかを含む、請
    求項5に記載のデータ送信装置。
  8. 【請求項8】 前記データ送信装置は、前記読み取り手
    段の読み取ったデータを保存する手段を含む、請求項5
    から7のいずれかに記載のデータ送信装置。
  9. 【請求項9】 ネットワークを介して外部装置に画像デ
    ータを送信可能なデータ送信装置のデータ送信方法であ
    って、 原稿の画像を読取って、読み取った画像データを含むフ
    ァイルを作成するステップと、 前記ファイルのデータ量を取得するステップと、 前記ファイルのデータ量を外部装置へ送信するステップ
    と、 前記外部装置から前記ファイルの保存に関する情報を受
    信するステップと、 前記外部装置からの保存に関する情報をもとに、前記フ
    ァイルを送信するステップとを含む、データ送信装置の
    データ送信方法。
  10. 【請求項10】 外部に設けられた送信元から送信され
    てくるデータを保存するデータ保存部を有するデータ処
    理装置であって、 前記送信元から送信されてくるファイルのデータ量を示
    す情報を取得する手段と、 前記取得したデータ量に基づいて、前記ファイルを前記
    データ保存部に保存可能か否かを判断する手段と、 前記判断手段の判断結果に基づき、前記送信元の機器に
    対し、前記ファイルの保存に関する情報の命令を送信す
    る手段とを含む、データ処理装置。
  11. 【請求項11】 外部に設けられた送信元から送信され
    てくるデータを保存するデータ保存部を有するデータ処
    理装置のデータ保存方法であって、 前記送信元から送信されてくるファイルのデータ量を示
    す情報を取得するステップと、 前記取得したデータ量に基づいて、前記ファイルを前記
    データ保存部に保存可能か否かを判断するステップと、 前記判断結果に基づき、前記送信元の機器に対し、前記
    ファイルの保存に関する情報の命令を送信するステップ
    とを含む、データ処理装置のデータ保存方法。
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