JP3406154B2 - ファクシミリ通信システム - Google Patents

ファクシミリ通信システム

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JP3406154B2
JP3406154B2 JP17874196A JP17874196A JP3406154B2 JP 3406154 B2 JP3406154 B2 JP 3406154B2 JP 17874196 A JP17874196 A JP 17874196A JP 17874196 A JP17874196 A JP 17874196A JP 3406154 B2 JP3406154 B2 JP 3406154B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装置
に小型汎用コンピュータとして広く普及しているパーソ
ナルコンピュータ等のコンピュータを接続して成るファ
クシミリ通信システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の従来技術としては、特開平4−
290058号公報記載の「ファクシミリ装置」や特開
平7−131572号公報記載の「FAXサーバシステ
ム」等がある。
【0003】特開平4−290058号公報記載のもの
は、ホストコンピュータに接続可能な接続部を有するフ
ァクシミリ装置であって、上記ホストコンピュータが有
する記憶媒体内のデータをファクシミリ装置側に取り込
むデータ取り込み部と、上記記憶媒体から取り込んだデ
ータをファクシミリ送信する送信部と、上記記憶媒体か
ら取り込んだデータを印字する印字部と、上記記憶媒体
から取り込んだデータをファクシミリ送信するか印字す
るかを選択する選択部と、ファクシミリ通信終了時に、
そのステータスを上記ホストコンピュータへ送るステー
タス通知部と、受信ファクシミリ文書を、上記ホストコ
ンピュータの記憶媒体内に保存することを指示する保存
指示部とを有するものである。
【0004】また、特開平7−131572号公報記載
のものは、ワークステーション、ファイルサーバ、FA
XサーバをLAN上でネットワーク接続し、ファイルサ
ーバのファイル共有機能を利用し、ワークステーション
上のデータをFAXサーバに送りFAX送信するように
したものである。また、送信データに送信コードを付け
て、この送信コードを管理することによりワークステー
ション上で送達確認を行うようにしたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来のものにおいては、コンピュータ側のデータをファ
クシミリ装置に転送して、宛先のファクシミリ装置に送
信するようにしたものであるため、ファクシミリ装置で
読み取った画情報の送信に対しては、宛先の設定や通信
結果の確認、及び正しく送信できなかった(NGとい
う)宛先に対する再送などをコンピュータ側から制御・
管理することができないという問題点があった。このた
め、利用者は、ファクシミリ装置に原稿をセットしてか
ら宛先の設定や送信のスタートの操作を行った後で一
旦、コンピュータが設置された自分の席に戻るが、送信
の終わる頃を見計らってファクシミリ装置のところまで
再度行って、通信結果の確認やNGの場合の再送の操作
を行わなければならなかった。
【0006】そこで、本発明はこのような問題点を解決
するためになされたものであり、ファクシミリ装置側で
読み取った画情報を送信する際に、その送信先の設定や
通信結果の確認及び再送の制御・管理等を当該ファクシ
ミリ装置に接続されたコンピュータ側から行うことがで
きるファクシミリ通信システムを提供することを目的と
するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本願の請求項1に記載の発明は、ファクシミリ装置
をコンピュータに接続して成るファクシミリ通信システ
ムにおいて、コンピュータは、入力されたファクシミリ
送信宛先情報をファクシミリ装置に通知し、ファクシミ
リ装置は、コンピュータから宛先情報が通知されると、
自装置側で管理するジョブファイルID番号をコンピュ
ータに通知し、コンピュータは、通知されたジョブファ
イルID番号に関連付けて宛先情報を管理するととも
に、送信開始指示が入力されると、ファクシミリ装置に
対してその旨を通知し、ファクシミリ装置は、送信開始
指示が通知されると、所定の送信制御を実行して、自装
置にセットされた原稿を読み取り、読み取った画情報を
自装置内に一旦記憶して、当該画情報をコンピュータに
送出するとともに、指定された宛先にファクシミリ送信
して、宛先毎の通信結果情報をコンピュータに通知し、
コンピュータは、ファクシミリ装置からの画情報を記憶
しておくとともに、宛先毎に通知された通信結果情報に
基づき、正しく送信されなかった宛先に再送する場合
は、その宛先情報と画情報をファクシミリ装置に送出し
て、その旨を通知するようにしたものである。
【0008】請求項2に記載の発明は、ファクシミリ装
置をコンピュータに接続して成るファクシミリ通信シス
テムにおいて、コンピュータは、入力されたファクシミ
リ送信宛先情報をファクシミリ装置に通知し、送信開始
指示が入力されると、ファクシミリ装置に対してその旨
を通知し、ファクシミリ装置は、送信開始指示が通知さ
れると、所定の送信制御を実行して、自装置にセットさ
れた原稿を読み取り、読み取った画情報を自装置内に一
旦記憶して、指定された全ての宛先にファクシミリ送信
してから、当該画情報と宛先毎の通信結果情報をコンピ
ュータに通知し、コンピュータは、ファクシミリ装置か
らの画情報を記憶するとともに、通知された宛先毎の通
信結果情報に基づき、正しく送信されなかった宛先に再
送する場合は、その宛先情報と画情報をファクシミリ装
置に送出して、その旨を通知するようにしたものであ
る。
【0009】請求項3に記載の発明は、ファクシミリ装
置をコンピュータに接続して成るファクシミリ通信シス
テムにおいて、コンピュータは、入力されたファクシミ
リ送信宛先情報をファクシミリ装置に通知し、送信開始
指示が入力されると、ファクシミリ装置に対してその旨
を通知し、ファクシミリ装置は、送信開始指示が通知さ
れると、所定の送信制御を実行して、自装置にセットさ
れた原稿を読み取り、読み取った画情報を自装置内に一
旦記憶して、指定された宛先にファクシミリ送信し、正
しく送信されなかった宛先がある時のみ、その宛先情報
と画情報をコンピュータに通知し、コンピュータは、正
しく送信されなかった宛先に再送する場合は、その宛先
情報と画情報をファクシミリ装置に送出して、その旨を
通知するようにしたものである。
【0010】請求項4に記載の発明は、ファクシミリ装
置をコンピュータに接続して成るファクシミリ通信シス
テムにおいて、コンピュータは、入力されたファクシミ
リ送信宛先情報をファクシミリ装置に通知し、送信開始
指示が入力されると、ファクシミリ装置に対してその旨
を通知し、ファクシミリ装置は、送信開始指示が通知さ
れると、所定の送信制御を実行して、自装置にセットさ
れた原稿を読み取り、読み取った画情報を自装置内に一
旦記憶して、当該画情報に宛先情報を付加したファイル
としてコンピュータに送出するとともに、指定された宛
先にファクシミリ送信して、その通信結果情報を前記コ
ンピュータに通知し、コンピュータは、ファクシミリ装
置からの前記宛先情報が付加された画情報のファイルを
記憶しておくとともに、通知された通信結果情報に基づ
き、正しく送信されなかった宛先に再送する場合は、そ
の宛先情報を含んだ画情報のファイルをファクシミリ装
置に送出して、その旨を通知するようにしたものであ
る。
【0011】請求項5に記載の発明は、ファクシミリ装
置をコンピュータに接続して成るファクシミリ通信シス
テムにおいて、コンピュータは、入力されたファクシミ
リ送信宛先情報をファクシミリ装置に通知し、送信開始
指示が入力されると、ファクシミリ装置に対してその旨
を通知し、ファクシミリ装置は、送信開始指示が通知さ
れると、所定の送信制御を実行して、自装置にセットさ
れた原稿を読み取り、読み取った画情報を自装置内に一
旦記憶して、当該画情報を前記コンピュータに送出する
とともに、指定された宛先にファクシミリ送信して、指
定された宛先情報と各宛先毎の通信結果情報を通信管理
情報として管理しておき、コンピュータから通信管理情
報の要求があったときには宛先情報と通信結果情報を含
む通信管理情報をコンピュータに通知し、コンピュータ
は、ファクシミリ装置からの画情報を記憶しておくとと
もに、通知された通信管理情報に基づき、正しく送信さ
れなかった宛先に再送する場合は、その宛先情報と画情
報をファクシミリ装置に送出して、その旨を通知するよ
うにしたものである。
【0012】請求項6に記載の発明は、前記請求項5記
載のファクシミリ通信システムにおいて、ファクシミリ
装置は、通信管理情報の記憶領域がフルになった場合に
は、その旨をコンピュータに通知し、コンピュータはそ
の通知を受けると、通信管理情報をファクシミリ装置に
要求し、ファクシミリ装置は通信管理情報をコンピュー
タに送出して、当該記憶領域を解放するようにしたもの
である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本願の各発明の実施形態を
図面を参照して説明する。
【0014】図1は、本願の各発明によるファクシミリ
通信システムの実施形態を示すブロック図であり、ファ
クシミリ装置(Fax)1と、パーソナルコンピュータ
(PC)から成るホストコンピュータ(Host)2と
が接続されたシステム構成である。
【0015】図1において、ファクシミリ装置(Fa
x)1は、装置全体を制御するCPU10と、その実行
プログラムやデータを格納した一括消去可能なフラッシ
ュROM11と、プログラム実行時の作業領域となるR
AM12と、読取り画像の符号化圧縮や受信圧縮画像の
復号化再生を行うDCR(データ圧縮再生部)13と、
利用者が各種操作を行ったり、利用者に各種情報を知ら
せるためのオペポート(操作表示部)14と、回線との
接続を制御するNCU(網制御装置)15と、送受信デ
ータを変復調するモデム16と、画像の読取りを行うス
キャナ17と、画像の記録出力を行うプロッタ18と、
読取り画情報や受信画情報を一時蓄積しておくためのS
AF(画像蓄積用メモリ)19と、各種機器を接続して
データのやり取りができるように標準化されたI/F
(インタフェース部)20等を有し、これらがバス21
により互いに接続されて構成されている。そして、上記
I/F20に、パーソナルコンピュータ(PC)から成
るホストコンピュータ(Host)2が接続されて本願
のファクシミリ通信システムが実現されている。上記I
/F20としては、例えば双方向シリアル通信が可能な
RS−232Cや、双方向パラレル通信が可能なIEE
EP1284(バイセントロニクスとも呼ばれる)を用
いることができる。また、PC(Host)2には、画
情報のような大きなファイルを格納することができる大
容量のハードディスクHDが備えられている。
【0016】図2は、PC2から送信操作を指定する場
合の設定内容の一例である。送信先(宛先)のファクシ
ミリ番号(Fax Number)や読取り濃度(De
nsity)及び読み取り密度(Resolutio
n)や、ファクシミリ装置1にセットされている原稿を
セーブしておくかどうか(Saving ImageD
ata)などが、ユーザによって選択可能となってい
る。なお、送信先をクイックダイヤル(Quick D
ial)やスピードダイヤル(Speed Dial)
で指定した場合には送信先名称(Send Name)
も表示される。
【0017】また、従来からの通信管理情報(TCR)
の一例が図16である。この情報では、Fax側のRA
M使用領域の削減も考慮して、ファクシミリ番号(Fa
xNo.)は表記されていない。なお、「Addres
s」の箇所に、送信先の名称が登録されていなかった場
合には、ファクシミリ番号(Fax No.)が表記さ
れる。
【0018】さて、図3は、第1の実施形態(請求項1
に対応)におけるPC(Host)2とファクシミリ装
置(Fax)1とのやり取りを示したものである。
【0019】ファクシミリ装置(Fax)1と接続され
ているPC(Host)2において、図2のような設定
モードでファクシミリ装置(Fax)1に送信先を指定
する場合、ユーザが1つの宛先を指定あるいは選択する
毎に、PC(Host)2からファクシミリ装置(Fa
x)1に対して宛先情報が通知され、ファクシミリ装置
(Fax)1は宛先の獲得を行う。宛先の獲得について
は、通常のファクシミリ装置でも同様である。例えば、
あるファクシミリ装置において宛先を管理できるMax
値が10宛先だけだった場合、PC2から図2の設定モ
ードで11宛先を指定しても、ファクシミリ装置1側で
は最後から10宛先までしか管理できない。従って、P
C2から11宛先まとめて宛先情報が送信されても、フ
ァクシミリ装置1は、宛先管理オーバーとしてエラーを
返すことになるが、どの宛先でエラーになったかは、ユ
ーザにはわからない。そこで、ユーザが宛先を追加して
いく毎に、ファクシミリ装置1に対して、宛先を管理で
きるかどうかを問い合わせることとし、ファクシミリ装
置1側が管理できない状態になったときには、その旨を
PC2に通知することにより、ユーザもオーバーする宛
先を指定した時にエラー情報をもらえるので、そこでオ
ーバーしたことを知ることができる。
【0020】そのやり取りを行っているのが、図3のP
1,P2,P3においてである。P1とP3はPC(H
ost)2からFax1への宛先の通知であり、P2
は、PC2側から最初の宛先を指定した時(P1)、F
ax1側で管理しているジョブファイル(Job Fi
le)ID番号がFax1側からPC2側に通知され
る。
【0021】ユーザが、Fax1側にセットされている
原稿の画情報を記憶しておくモード(Saving I
mage Data)をONにした場合には、PC2側
で、そのジョブファイルID番号に関連付けて、ユーザ
が指定した宛先の内容もPC2側で一緒に記憶してお
き、Fax1側の蓄積終了後にFax1側から送出され
る画情報を、このジョブファイルID番号に関連付けて
記憶しておくことにより、画情報と宛先を一括管理する
ことができる。
【0022】ユーザが全ての送信先を指定して、送信開
始の起動を実行したときには、図3のP4となり、次の
P5で、Fax1のスキャナ17が原稿を読み取って一
旦SAF19に蓄積し、読み取り終了後、P6でFax
1がSAF19に蓄積した画情報をPC2側に送出し、
その画情報をPC2側では、例えばハードディスクHD
にセーブしておく。
【0023】この時、PC2側では画情報と宛先情報の
関連付けがなされていることになる。その後、Fax1
側では、P7,P9で通常と同様の所定の送信制御(F
axJob)を実行する。
【0024】PC2側では、画情報と宛先情報を関連付
けて記憶しているが、その宛先に対する通信結果が判ら
ないので、図3のP8,P10で示してあるように、F
ax1側では1通信が終了する毎に、PC2側にその結
果を通知して、PC2側でも通信結果情報を記憶してお
けるようにしている。
【0025】この場合、PC2側で通信管理情報を画面
上に表示すると、例えば、図4のような通信管理情報が
表示される。PC2側では、図4において送信での結果
(Result)がNGだったファイルに対して再送を
行う場合には、図5のようなフローにて、再送を可能に
することができる。
【0026】すなわち、再送処理を起動すると、まず、
通信結果がNGか否かをチェックし(判断101)、通
信結果がNGでなければ次の宛先の通信結果をチェック
する(判断101のNoループ)。通信結果がNGであ
れば(判断101のYes)、次に、その宛先へ再送す
るか否かをチェックし、再送しない場合はそのまま終了
する(判断102のNo)。一方、再送する場合は(判
断102のYes)、NGとなった宛先をFax1に送
出するとともに(処理103)、NGとなった画情報を
Fax1に送出する(処理104)。これにより、Fa
x1から、NGとなった宛先にNGとなった画情報が再
送される。
【0027】以上のように本実施形態によれば、Fax
1側にセットされた原稿の画情報を読み取って送信する
際に、PC2からFax1に設定した宛先情報とFax
1で読み取って送られてくる画情報をPC2側で記憶管
理しておくとともに、Fax1での通信結果を1通信毎
にPC2側に通知することにより、PC2側では、記憶
している宛先情報に対する通信結果を確認することがで
き、NGだった場合には即座に再送することが可能とな
る。
【0028】図6は、第2の実施形態(請求項2に対
応)におけるPC(Host)2とFax1とのやり取
りを示したものである。前記実施形態のように、PC2
側で宛先管理を行うと、その管理情報の記憶領域として
PC2側の一定のメモリ領域を送信の間中ずっと使用す
るので、メモリを多く有していないと処理上の制約が生
じてしまう可能性がある。そこで、本実施形態では、F
ax1が、指定された全ての宛先に対する送信を終了し
た後(NGであっても)に、Fax1から画情報と指定
された宛先毎の通信結果情報をPC2側に通知すること
により、PC2側では、管理情報の記憶領域を随時確保
しておくために多くのメモリを有していなくとも、同報
などの場合のNGに対する再送が可能となる。
【0029】図6のP1からP5までは、前記図3と同
様であるが、Fax1で読み取った原稿の画情報をPC
2に送出するタイミングは、全ての送信(同報も含む)
が終了した後で、P8,P9で示してあるように、画情
報と宛先毎の通信結果情報をまとめてPC2側に送出す
ることとする。
【0030】これにより、P9において、PC2が例え
ば図7のような通信結果をもらった時には、NGであっ
たファイル番号(File No.)1236に対し
て、再送するかどうかをPC2の画面上でユーザに表示
し選択させることによって、Fax1側が同報も含んだ
送信を実施している間は、画情報や宛先毎の通信結果を
PC2側では記憶しておく必要がないので、PC2側の
メモリを多く有していなくても、同報などの場合のNG
に対する再送が可能となる。PC2側での再送処理のフ
ローを示したのが図8である。
【0031】すなわち、再送処理を起動すると、まず通
信結果のNGを再送するか否かをチェックし、再送しな
ければそのまま終了する(判断201のNo)。一方、
再送する場合は(判断201のYes)、NGとなった
宛先をFax1に送出するとともに(処理202)、N
Gとなった画情報をFax1に送出する(処理20
3)。これにより、Fax1から、NGとなった宛先に
NGとなった画情報が再送される。
【0032】図9は、第3の実施形態(請求項3に対
応)におけるPC(Host)2とFax1とのやり取
りを示したものである。前記実施形態においては、通信
結果がNGであった宛先に対して画情報を再送する場
合、同報先が多いと、全ての宛先をPC2側に通知しな
ければならないので、それを一時的に記憶しておく場合
でも、PC2側のメモリを使用することにより、メモリ
の空き状況によっては処理上の制約が生じる可能性があ
る。そこで、本実施形態では、画情報をセーブしておく
モードであった場合には、通信結果にNGが存在した場
合のみ、画情報とそのNGであった宛先情報をPC2側
に通知することにより、NGでなかった場合には、PC
2側のメモリを使用することがないので、PC2側のメ
モリの使用状況によって処理上の制約が生じることがな
くなる。
【0033】すなわち、本実施形態では、前記第2の実
施形態のように全ての宛先情報を通知するのではなく、
通信結果がNGであった宛先が存在した場合だけ、図9
のP6でその画情報が、P7でその宛先情報がそれぞれ
PC2側に送出される。
【0034】よって、同報を含んで全ての通信結果がO
Kであった場合には、P6、P7は送出されることがな
いので、PC2側では、画情報や宛先情報を一時的にで
も記憶しておく頻度が少なくなることにより(通信結果
がNGの方が頻度が低い)、PC2側のメモリを多く有
していなくても有効に処理することができる。
【0035】図10は、第4の実施形態(請求項4に対
応)におけるPC(Host)2とFax1とのやり取
りを示したものである。前記実施形態では、画情報をP
C2側にセーブしておくモードの場合、その画情報と指
定された宛先情報を関連付けて管理して置かなければな
らない。本実施形態では、画情報と宛先情報を一緒にし
て一つのファイルとして管理し、ユーザが再送を選択し
た場合でも、PC2側としては、宛先情報のフォーマッ
トを意識せずに、その画情報ファイルをFax1側にそ
のまま送出することにより、PC2側の管理を軽減する
ことができる。
【0036】図10のP1からP5までは、前記図3と
同様であるが、原稿の画情報をセーブするモードの場合
に、PC2側でFax1から送出される宛先情報のフォ
ーマットを意識せずにセーブすることができるように、
P6では画情報と宛先情報を1つのファイルとしてPC
2側に送出して記憶しておく。
【0037】例えば、図11のようなデータフォーマッ
トとし、PC2側では、画情報の後の“RTC”2個ま
では画情報として制御するが、その後の宛先情報は、最
初の“転送データ数”が、その後のデータのどこまでを
宛先情報として画情報と同一ファイルとして記憶してお
くかだけを制御する。
【0038】もし、通信結果がNGなどで、再送する場
合には、この宛先情報も含んだファイルをそのままFa
x1側に送出することで、Fax1側で元の形に変換し
て再送処理を行うことができる。これにより、PC2側
では、宛先情報のフォーマットがどうなっているかを管
理する必要がなくなる。
【0039】図12は、第5の実施形態(請求項5に対
応)におけるPC(Host)2とFax1とのやり取
りを示したものである。前述したように、画情報をPC
2側にセーブしておくモードの場合、その画情報に対す
る宛先をPC2側で記憶管理しておくとメモリを使用す
ることになり、メモリが少ない場合には、記憶管理でき
なくなったり、処理上の制約が生じてしまう。そこで、
本実施形態では、宛先情報等をFax1側で記憶管理し
ておき、PC2側から通信管理情報の要求があった時に
は、Fax1側からPC2側に、宛先情報と宛先毎の通
信結果情報を含む通信管理情報を通知することにより、
PC2からの再送操作が可能となる。
【0040】図12のP1からP5までは、前記図3と
同様であり、原稿の画情報をセーブするモードの場合に
は、Fax1側からPC2側に対してP6にてSAF1
9への蓄積が終了したことを通知し、P7によって画情
報がPC2側に送出される。Fax1側では、P8,P
9にて送信を完了するが、その結果はPC2側に通知さ
れない。
【0041】ユーザが通信結果を知る操作をPC2側で
選択した場合には、P10にて通信管理情報の要求がP
C2側からなされ、Fax1側では内部で管理している
通信管理情報をPC2側に送出する。そのフォーマット
の一例が図13である。この通信管理情報によれば、例
えば、ファイル番号(File No.)1236に関
して、通信結果がNGであり、送信先のファクシミリ番
号(Fax No.)は“0312345680”であ
ることが判る。従って、PC2側で再送を要求する場合
には、再度、“0312345680”の宛先を設定し
て、図12のP1と同様の処理を実行してFax1側に
宛先を登録する等により、Fax1側でも通常の送信操
作の制御を実施することができる。
【0042】図14は、第6の実施形態(請求項6に対
応)おけるPC(Host)2とFax1とのやり取り
の特徴部分を示したものであり、その時のFax1側の
フローを示したのが図15である。前記実施形態では、
通信管理情報として宛先情報を記憶管理しておくが、同
報数が通信管理情報の記憶領域より多い場合、通信管理
情報がフルになると、それ以降の同報に対する宛先情報
は、最新の内容に書き変わってしまう。本実施形態で
は、この場合、Fax1側の記憶領域を増やすとコスト
アップになるので、通信管理情報がフルになった場合に
は、その時点で、そこまでの通信管理情報(宛先情報と
通信結果情報を含む)をPC2側に通知することによ
り、Fax1側の記憶領域を増やすことなく低コストで
実施できるようにしている。
【0043】すなわち、Fax1側では、通信管理情報
を際限なく管理することができないので、通常、Max
に達すると通信管理レポートを出力することにより、そ
こまでの通信管理情報を消去して、最新の情報を再度登
録していく。
【0044】しかし、Fax1側のみでレポートを出力
しても、PC2側には通信管理情報の内容が通知されな
いので、その後でPC2から通信管理情報を要求して
も、レポートを出力してしまった管理情報に関しては、
情報が得られなくなってしまう。そこで、図15で示し
ているように、通信管理情報(TCR)がフルになった
ときには(判断301のYes)、その旨をPC2側に
通知し(処理302、図14のP1)、PC2側からそ
こまでの通信管理情報を吸い上げてもらうことにより
(判断303のYes→処理304、図14のP2,P
3)、Fax1側では、そこまでの通信管理情報を消去
して、最新の情報を再度登録していくことが可能とな
る。
【0045】なお、上記各実施形態においては、ファク
シミリ装置に接続するコンピュータとして、最も普及し
ているパーソナルコンピュータ(PC)を例にとって説
明したが、設計部門等で使用されているワークステーシ
ョン等、身近にある各種名称のコンピュータを用いるこ
とができる。
【0046】
【発明の効果】以上のように、本願の請求項1記載の発
明によれば、ファクシミリ装置をコンピュータに接続し
て成るファクシミリ通信システムにおいて、コンピュー
タは、入力されたファクシミリ送信宛先情報をファクシ
ミリ装置に通知し、ファクシミリ装置は、コンピュータ
から宛先情報が通知されると、自装置側で管理するジョ
ブファイルID番号をコンピュータに通知し、コンピュ
ータは、通知されたジョブファイルID番号に関連付け
て宛先情報を管理するとともに、送信開始指示が入力さ
れると、ファクシミリ装置に対してその旨を通知し、フ
ァクシミリ装置は、送信開始指示が通知されると、所定
の送信制御を実行して、自装置にセットされた原稿を読
み取り、読み取った画情報を自装置内に一旦記憶して、
当該画情報をコンピュータに送出するとともに、指定さ
れた宛先にファクシミリ送信して、宛先毎の通信結果情
報をコンピュータに通知し、コンピュータは、ファクシ
ミリ装置からの画情報を記憶しておくとともに、宛先毎
に通知された通信結果情報に基づき、正しく送信されな
かった宛先に再送する場合は、その宛先情報と画情報を
ファクシミリ装置に送出して、その旨を通知するように
したので、ファクシミリ装置側で読み取った画情報を送
信する際に、その送信先の設定や通信結果の確認及び再
送の制御・管理等を当該ファクシミリ装置に接続された
コンピュータ側から行うことができる効果がある。
【0047】請求項2記載の発明によれば、ファクシミ
リ装置をコンピュータに接続して成るファクシミリ通信
システムにおいて、コンピュータは、入力されたファク
シミリ送信宛先情報をファクシミリ装置に通知し、送信
開始指示が入力されると、ファクシミリ装置に対してそ
の旨を通知し、ファクシミリ装置は、送信開始指示が通
知されると、所定の送信制御を実行して、自装置にセッ
トされた原稿を読み取り、読み取った画情報を自装置内
に一旦記憶して、指定された全ての宛先にファクシミリ
送信してから、当該画情報と宛先毎の通信結果情報をコ
ンピュータに通知し、コンピュータは、ファクシミリ装
置からの画情報を記憶するとともに、通知された宛先毎
の通信結果情報に基づき、正しく送信されなかった宛先
に再送する場合は、その宛先情報と画情報をファクシミ
リ装置に送出して、その旨を通知するようにしたので、
前記請求項1と同様の効果が得られるとともに、同報な
どの場合でも、ファクシミリ装置側が全ての宛先に送信
終了した後で、画情報と宛先毎の通信結果情報をコンピ
ュータ側に通知するので、コンピュータ側では、管理情
報の記憶領域を随時確保しておくために多くのメモリを
有していなくとも、同報などの場合のNGに対する再送
が可能となる効果がある。
【0048】請求項3記載の発明によれば、ファクシミ
リ装置をコンピュータに接続して成るファクシミリ通信
システムにおいて、コンピュータは、入力されたファク
シミリ送信宛先情報をファクシミリ装置に通知し、送信
開始指示が入力されると、ファクシミリ装置に対してそ
の旨を通知し、ファクシミリ装置は、送信開始指示が通
知されると、所定の送信制御を実行して、自装置にセッ
トされた原稿を読み取り、読み取った画情報を自装置内
に一旦記憶して、指定された宛先にファクシミリ送信
し、正しく送信されなかった宛先がある時のみ、その宛
先情報と画情報をコンピュータに通知し、コンピュータ
は、正しく送信されなかった宛先に再送する場合は、そ
の宛先情報と画情報をファクシミリ装置に送出して、そ
の旨を通知するようにしたので、前記請求項1と同様の
効果が得られるとともに、ファクシミリ装置側が、同報
などの全ての送信先において、通信結果が1つでもNG
が存在した場合のみ、その画情報と宛先情報を通知する
ようにしたことにより、コンピュータ側に多くのメモリ
がなくても、NGに対する再送が可能となる効果があ
る。
【0049】請求項4記載の発明によれば、ファクシミ
リ装置をコンピュータに接続して成るファクシミリ通信
システムにおいて、コンピュータは、入力されたファク
シミリ送信宛先情報をファクシミリ装置に通知し、送信
開始指示が入力されると、ファクシミリ装置に対してそ
の旨を通知し、ファクシミリ装置は、送信開始指示が通
知されると、所定の送信制御を実行して、自装置にセッ
トされた原稿を読み取り、読み取った画情報を自装置内
に一旦記憶して、当該画情報に宛先情報を付加したファ
イルとしてコンピュータに送出するとともに、指定され
た宛先にファクシミリ送信して、その通信結果情報を前
記コンピュータに通知し、コンピュータは、ファクシミ
リ装置からの前記宛先情報が付加された画情報のファイ
ルを記憶しておくとともに、通知された通信結果情報に
基づき、正しく送信されなかった宛先に再送する場合
は、宛先情報を含んだ画情報のファイルをファクシミリ
装置に送出して、その旨を通知するようにしたので、前
記請求項1と同様な効果が得られるとともに、宛先情報
を画情報に付加して1つのファイルとしてコンピュータ
側に送出して記憶させておくことにより、再送が必要な
場合でも、そのファイルをファクシミリ装置側にそのま
ま送出するだけで済み、コンピュータ側では、宛先情報
のフォーマット等を意識せずに再送が可能となる効果が
ある。
【0050】請求項5記載の発明によれば、ファクシミ
リ装置をコンピュータに接続して成るファクシミリ通信
システムにおいて、コンピュータは、入力されたファク
シミリ送信宛先情報をファクシミリ装置に通知し、送信
開始指示が入力されると、ファクシミリ装置に対してそ
の旨を通知し、ファクシミリ装置は、送信開始指示が通
知されると、所定の送信制御を実行して、自装置にセッ
トされた原稿を読み取り、読み取った画情報を自装置内
に一旦記憶して、当該画情報を前記コンピュータに送出
するとともに、指定された宛先にファクシミリ送信し
て、指定された宛先情報と各宛先毎の通信結果情報を通
信管理情報として管理しておき、コンピュータから通信
管理情報の要求があったときには宛先情報と通信結果情
報を含む通信管理情報をコンピュータに通知し、コンピ
ュータは、ファクシミリ装置からの画情報を記憶してお
くとともに、通知された通信管理情報に基づき、正しく
送信されなかった宛先に再送する場合は、その宛先情報
と画情報をファクシミリ装置に送出して、その旨を通知
するようにしたので、前記請求項1と同様の効果が得ら
れるとともに、宛先情報等をファクシミリ装置側で記憶
管理しておき、コンピュータ側からの要求によりファク
シミリ装置側から通信管理情報を通知してもらうことに
よって、コンピュータ側に多くのメモリを有していなく
とも、同報などの場合のNGに対する再送が可能となる
効果がある。
【0051】請求項6記載の発明によれば、前記請求項
5記載のファクシミリ通信システムにおいて、ファクシ
ミリ装置は、通信管理情報の記憶領域がフルになった場
合には、その旨をコンピュータに通知し、コンピュータ
はその通知を受けると、通信管理情報をファクシミリ装
置に要求し、ファクシミリ装置は通信管理情報をコンピ
ュータに送出して、当該記憶領域を解放するようにした
ので、前記請求項5と同様の効果が得られるとともに、
ファクシミリ装置側の通信管理情報領域がフルになった
場合には、ファクシミリ装置側から、宛先情報と通信結
果を含んだ通信管理情報をコンピュータ側に送出するこ
とにより、ファクシミリ装置側で多くの通信管理情報領
域を確保することを不要にし、コストの低減を図ること
ができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願の各発明によるファクシミリ通信システム
の実施形態を示すブロック図。
【図2】上記図1のPC(Host)から送信操作を指
定する場合の設定内容の一例を示す図。
【図3】第1の実施形態におけるPC(Host)とフ
ァクシミリ装置(Fax)とのやり取りを示す図。
【図4】通信管理情報の実施形態を示す図。
【図5】第1の実施形態における再送処理を示すフロー
チャート。
【図6】第2の実施形態におけるPC(Host)とフ
ァクシミリ装置(Fax)とのやり取りを示す図。
【図7】通信管理情報の実施形態を示す図。
【図8】第2の実施形態における再送処理を示すフロー
チャート。
【図9】第3の実施形態におけるPC(Host)とフ
ァクシミリ装置(Fax)とのやり取りを示す図。
【図10】第4の実施形態におけるPC(Host)と
ファクシミリ装置(Fax)とのやり取りを示す図。
【図11】第4の実施形態における画情報ファイルのデ
ータフォーマットを示す図。
【図12】第5の実施形態におけるPC(Host)と
ファクシミリ装置(Fax)とのやり取りを示す図。
【図13】通信管理情報の実施形態を示す図。
【図14】第6の実施形態におけるPC(Host)と
ファクシミリ装置(Fax)とのやり取りの特徴部分を
示す図。
【図15】第6の実施形態におけるFax側の処理を示
すフローチャート。
【図16】従来からの通信管理情報の一例を示す図。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置(Fax) 2 PC(Host) 10 CPU 11 フラッシュROM 12 RAM 13 DCR 14 オペポート 15 NCU 16 モデム 17 スキャナ 18 プロッタ 19 SAF 20 I/F 21 バス

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファクシミリ装置をコンピュータに接続
    して成るファクシミリ通信システムにおいて、 前記コンピュータは、入力されたファクシミリ送信宛先
    情報を前記ファクシミリ装置に通知し、 前記ファクシミリ装置は、前記コンピュータから宛先情
    報が通知されると、自装置側で管理するジョブファイル
    ID番号を前記コンピュータに通知し、 前記コンピュータは、通知されたジョブファイルID番
    号に関連付けて宛先情報を管理するとともに、送信開始
    指示が入力されると、前記ファクシミリ装置に対してそ
    の旨を通知し、 前記ファクシミリ装置は、送信開始指示が通知される
    と、所定の送信制御を実行して、自装置にセットされた
    原稿を読み取り、読み取った画情報を自装置内に一旦記
    憶して、当該画情報を前記コンピュータに送出するとと
    もに、指定された宛先にファクシミリ送信して、宛先毎
    の通信結果情報を前記コンピュータに通知し、 前記コンピュータは、ファクシミリ装置からの画情報を
    記憶しておくとともに、宛先毎に通知された通信結果情
    報に基づき、正しく送信されなかった宛先に再送する場
    合は、その宛先情報と画情報をファクシミリ装置に送出
    して、その旨を通知することを特徴とするファクシミリ
    通信システム。
  2. 【請求項2】 ファクシミリ装置をコンピュータに接続
    して成るファクシミリ通信システムにおいて、 前記コンピュータは、入力されたファクシミリ送信宛先
    情報を前記ファクシミリ装置に通知し、送信開始指示が
    入力されると、前記ファクシミリ装置に対してその旨を
    通知し、 前記ファクシミリ装置は、送信開始指示が通知される
    と、所定の送信制御を実行して、自装置にセットされた
    原稿を読み取り、読み取った画情報を自装置内に一旦記
    憶して、指定された全ての宛先にファクシミリ送信して
    から、当該画情報と宛先毎の通信結果情報をコンピュー
    タに通知し、 前記コンピュータは、ファクシミリ装置からの画情報を
    記憶するとともに、通知された宛先毎の通信結果情報に
    基づき、正しく送信されなかった宛先に再送する場合
    は、その宛先情報と画情報をファクシミリ装置に送出し
    て、その旨を通知することを特徴とするファクシミリ通
    信システム。
  3. 【請求項3】 ファクシミリ装置をコンピュータに接続
    して成るファクシミリ通信システムにおいて、 前記コンピュータは、入力されたファクシミリ送信宛先
    情報を前記ファクシミリ装置に通知し、送信開始指示が
    入力されると、前記ファクシミリ装置に対してその旨を
    通知し、 前記ファクシミリ装置は、送信開始指示が通知される
    と、所定の送信制御を実行して、自装置にセットされた
    原稿を読み取り、読み取った画情報を自装置内に一旦記
    憶して、指定された宛先にファクシミリ送信し、正しく
    送信されなかった宛先がある時のみ、その宛先情報と画
    情報をコンピュータに通知し、 前記コンピュータは、正しく送信されなかった宛先に再
    送する場合は、その宛先情報と画情報をファクシミリ装
    置に送出して、その旨を通知することを特徴とするファ
    クシミリ通信システム。
  4. 【請求項4】 ファクシミリ装置をコンピュータに接続
    して成るファクシミリ通信システムにおいて、 前記コンピュータは、入力されたファクシミリ送信宛先
    情報を前記ファクシミリ装置に通知し、送信開始指示が
    入力されると、前記ファクシミリ装置に対してその旨を
    通知し、 前記ファクシミリ装置は、送信開始指示が通知される
    と、所定の送信制御を実行して、自装置にセットされた
    原稿を読み取り、読み取った画情報を自装置内に一旦記
    憶して、当該画情報に宛先情報を付加したファイルとし
    て前記コンピュータに送出するとともに、指定された宛
    先にファクシミリ送信して、その通信結果情報を前記コ
    ンピュータに通知し、 前記コンピュータは、ファクシミリ装置からの前記宛先
    情報が付加された画情報のファイルを記憶しておくとと
    もに、通知された通信結果情報に基づき、正しく送信さ
    れなかった宛先に再送する場合は、前記宛先情報を含ん
    だ画情報のファイルをファクシミリ装置に送出して、そ
    の旨を通知することを特徴とするファクシミリ通信シス
    テム。
  5. 【請求項5】 ファクシミリ装置をコンピュータに接続
    して成るファクシミリ通信システムにおいて、 前記コンピュータは、入力されたファクシミリ送信宛先
    情報を前記ファクシミリ装置に通知し、送信開始指示が
    入力されると、前記ファクシミリ装置に対してその旨を
    通知し、 前記ファクシミリ装置は、送信開始指示が通知される
    と、所定の送信制御を実行して、自装置にセットされた
    原稿を読み取り、読み取った画情報を自装置内に一旦記
    憶して、当該画情報を前記コンピュータに送出するとと
    もに、指定された宛先にファクシミリ送信して、指定さ
    れた宛先情報と各宛先毎の通信結果情報を通信管理情報
    として管理しておき、前記コンピュータから通信管理情
    報の要求があったときには前記宛先情報と通信結果情報
    を含む通信管理情報をコンピュータに通知し、 前記コンピュータは、ファクシミリ装置からの画情報を
    記憶しておくとともに、通知された通信管理情報に基づ
    き、正しく送信されなかった宛先に再送する場合は、そ
    の宛先情報と画情報をファクシミリ装置に送出して、そ
    の旨を通知することを特徴とするファクシミリ通信シス
    テム。
  6. 【請求項6】 前記ファクシミリ装置は、通信管理情報
    の記憶領域がフルになった場合に、その旨を前記コンピ
    ュータに通知し、 前記コンピュータはその通知を受けると、通信管理情報
    をファクシミリ装置に要求し、 前記ファクシミリ装置は通信管理情報をコンピュータに
    送出して、当該記憶領域を解放することを特徴とする請
    求項5記載のファクシミリ通信システム。
JP17874196A 1996-06-20 1996-06-20 ファクシミリ通信システム Expired - Lifetime JP3406154B2 (ja)

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