JP2003139188A - 粘性流体封入ダンパの取付構造 - Google Patents

粘性流体封入ダンパの取付構造

Info

Publication number
JP2003139188A
JP2003139188A JP2001335688A JP2001335688A JP2003139188A JP 2003139188 A JP2003139188 A JP 2003139188A JP 2001335688 A JP2001335688 A JP 2001335688A JP 2001335688 A JP2001335688 A JP 2001335688A JP 2003139188 A JP2003139188 A JP 2003139188A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft body
viscous fluid
slide hole
mounting structure
damper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001335688A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Fukuchi
栄治 福地
Shigenori Daimaru
重徳 大丸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Riko Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Riko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Riko Co Ltd filed Critical Sumitomo Riko Co Ltd
Priority to JP2001335688A priority Critical patent/JP2003139188A/ja
Publication of JP2003139188A publication Critical patent/JP2003139188A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Combined Devices Of Dampers And Springs (AREA)
  • Fluid-Damping Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】粘性流体封入ダンパに車載用ディスクプレーヤ
の本体機構部ユニットへの固定用の軸体を備え付けた場
合において、その軸体を本体機構部ユニットに対して容
易に取付固定することのできる取付構造を提供する。 【解決手段】粘性流体封入ダンパ16を軸体20におい
て本体機構部ユニット10に取付固定するに当って、本
体機構部ユニット10の底板58にスライド孔62及び
挿入開口60を設ける一方、軸体20に挟持部としての
フランジ部50,52を設け、挿入部54のスライド移
動先の固定位置でフランジ部50,52により被挟持部
としてのスライド孔62の縁部64を挟持し、以って軸
体20を本体機構部ユニット10に取付固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はシリコーンオイル
等の粘性流体を内部に封入して成る粘性流体封入ダンパ
の取付構造に関し、詳しくはその軸体の取付構造に特徴
を有するものに関する。
【0002】
【従来の技術】近年CDプレーヤ等のディスクプレー
ヤ,AV機器,パソコンのHDD装置,ビデオカメラ等
の小型精密機器において、容器内部にシリコーンオイル
等の粘性流体を封入して成る小型の粘性流体封入ダンパ
が防振用として広く用いられるようになって来ている。
【0003】例えばCDプレーヤ等のディスクプレー
ヤ、特に車載用のものにおいては、車両等の振動がその
ままディスクプレーヤの本体機構部ユニットに伝達され
て音飛び等が生ずるのを防止すべく、従来図13(A)
に示しているようにスプリング200を介して支持した
ディスクプレーヤの本体機構部ユニット(被支持部材)
202と、支持フレーム(支持部材)204との間に粘
性流体封入ダンパ206を介装することが行われてい
る。
【0004】図13(B)はかかる粘性流体封入ダンパ
206として従来用いられているものの具体的な構造の
例を示したもので、図示のようにこの例の粘性流体封入
ダンパ206は、密閉の容器の内部にシリコーンオイル
等の高粘性の粘性流体210を封入したダンパ本体20
8と、軸体212とを有している。
【0005】ここでダンパ本体208は円筒形状の周壁
部214と、底部216と、周壁部214と同心位置に
配置された底付きの円筒形状をなす撹拌部218と、こ
れを浮動状態に支持する薄肉の可撓部220とを有して
おり、その周壁部214を支持フレーム204に形成し
た取付孔222に嵌入させる状態で、底部216におい
て固定ねじ224により支持フレーム204の底部に取
付固定されるようになっている。
【0006】撹拌部218には内側に挿入孔226が形
成されていて、そこに予め本体機構部ユニット202に
かしめ付固定された金属製の軸体212が挿入され、そ
れら撹拌部218と軸体212とが粘性流体210内部
に突入している。この粘性流体封入ダンパ206の場
合、支持フレーム204に振動が加わったとき、撹拌部
218及び軸体212が高粘性の粘性流体210内部で
相対変位し、これにより粘性流体210が粘性流動して
エネルギー吸収(振動吸収)し、支持フレーム204か
ら本体機構部ユニット202への振動伝達を遮断ないし
抑制する。
【0007】この粘性流体封入ダンパ206にあって
は、軸体212が撹拌部218の内側の挿入孔226内
部で滑りを生じると振動減衰の際の減衰機能が低下して
しまう。これを防止するため、更にはまた軸体212が
挿入孔226から抜け出てしまわないように、軸体21
2と挿入孔226内面とを接着するといったことも行わ
れている。
【0008】しかしながらそのような接着処理を行った
上で軸体212を挿入孔226内部に挿入状態に組み付
けることは、粘性流体封入ダンパ206が小型であるこ
とから極めて面倒な作業となる。そこで、ここでは軸体
212の先端部に大径の頭部227を一体に形成する一
方、挿入孔226の側に対応する大径の係合凹部228
を形成し、それら頭部227と係合凹部228との係合
に基づいて軸体212と撹拌部218とを固定状態と
し、それらを一体移動させるようになしている。
【0009】この粘性流体封入ダンパ206はまた、軸
体212及び撹拌部218の相対変位に伴う粘性流体2
10の撹拌作用により、つまりその粘性流動に基づいて
振動吸収を行う関係上、底部216,周壁部214等に
ついては変形をできるだけ抑制する必要がある。そこで
例えば図示の粘性流体封入ダンパ206の場合、底部2
16を硬質樹脂材(例えばポリプロピレン樹脂)で構成
し、また周壁部214については外周壁部214aを例
えばポリプロピレン樹脂等の硬質樹脂材で、また内周壁
部214bを可撓部220及び撹拌部218とともに軟
質樹脂材等のエラストマにて構成している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の粘性流体封
入ダンパ206の場合、例えば軸体212を本体機構部
ユニット202にかしめ付固定し、またダンパ本体20
8を支持フレーム204に固定しておき、その状態で軸
体212を撹拌部218の挿入孔226内部に挿入する
ことによって組付けを行うこととなるが(従来の粘性流
体封入ダンパ206の場合、軸体212とダンパ本体2
08とを予め組み付けておくと、本体機構部ユニット2
02への軸体212のかしめ付固定作業、或いはダンパ
本体208の支持フレーム204への取付固定作業が大
変難しくなる)、その際、撹拌部218は軟らかく且つ
またこれを浮動状態に支持する薄肉の可撓部220が極
めて変形し易いため、更に加えて軸体212の先端部に
は大径の頭部227が設けてあるため、軸体212を挿
入孔226に完全に奥まで挿入する作業が困難な作業と
なっていた。
【0011】また従来の粘性流体封入ダンパ206の場
合、軸体212が金属製であって金属材を切削加工する
ことによって作られており、そのため軸体212が高価
になるといった問題点も有していた。
【0012】これらの問題を解決する手段として、軸体
212を予めダンパ本体208側に一体に備えておくと
いったことが考えられる。このようにした場合、ダンパ
本体208への軸体212の挿入作業を省略することが
可能となる。
【0013】しかしながらこのようにした場合、従来の
ように軸体212を単独で本体機構部ユニット202等
の被支持部材又は支持フレーム204等の支持部材(ダ
ンパ本体を被支持部材側に、軸体212を支持部材側に
取付固定する場合)に取付固定するのでなく、軸体21
2とダンパ本体208とを予め組んだ状態でその軸体2
12を被支持部材又は支持部材に取付固定することとな
るため、従来よりも更に容易に軸体212をそれら被支
持部材又は支持部材に取付固定できるようにする必要が
ある。
【0014】またそのように軸体212をダンパ本体2
08に予め組んだ状態でこれを支持部材又は被支持部材
に取付固定する場合だけでなく、軸体を単独でそれら支
持部材又は被支持部材に取付固定する場合においても、
その取付固定性を良好となすことは望ましいことであ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の粘性流体封入ダ
ンパの取付構造はこのような課題を解決するために案出
されたものである。而して請求項1のものは、薄肉の可
撓部と、該可撓部によって浮動状態に支持される底付筒
状の撹拌部とを備えて密閉の容器状をなし、内部にシリ
コーンオイル等の粘性流体が封入されたダンパ本体と、
前記撹拌部の挿入孔内に挿入される軸体とを備えて、該
軸体を介して支持部材と被支持部材との間に介装され、
前記粘性流体中に突入する前記撹拌部及び軸体の相対変
位に基づく該粘性流体の粘性流動に基づいて防振作用を
なす粘性流体封入ダンパの取付構造であって、前記軸体
を固定すべき支持部材又は被支持部材の側に、該軸体に
設けた挿入部を軸直角方向にスライドさせるスライド孔
及び該挿入部を該スライド孔に挿入させる挿入開口を設
けるとともに、前記軸体及び支持部材又は被支持部材の
何れか一方に被挟持部を、他方に該被挟持部を軸方向に
挟持する挟持部を設け、前記挿入部のスライド移動先の
固定位置で該挟持部により該被挟持部を挟持する状態に
該軸体を前記支持部材又は被支持部材に取付固定するよ
うになしたことを特徴とする。
【0016】請求項2のものは、請求項1において、前
記軸体が硬質樹脂材にて構成してあることを特徴とす
る。
【0017】請求項3のものは、請求項1,2の何れか
において、前記撹拌部及び可撓部が前記軸体を前記挿入
孔内に挿入させた状態で該軸体と接合状態に一体に成形
してあることを特徴とする。
【0018】請求項4のものは、請求項1〜3の何れか
において、前記挿入部の軸方向上下位置に軸直角方向に
突出する鍔状部を前記挟持部として設ける一方、前記ス
ライド孔の縁部を該挟持部にて挟持される被挟持部とし
て構成してあることを特徴とする。
【0019】請求項5のものは、請求項1〜4の何れか
において、前記軸体の挿入部を含む上部に切欠部を設け
て、該切欠部によって該上部に軸直角方向の弾性能を付
与してあることを特徴とする。
【0020】請求項6のものは、請求項1〜5の何れか
において、前記支持部材又は被支持部材の前記スライド
孔の軸直角方向外側位置に切欠部が設けてあり、該切欠
部によって前記スライド孔の縁部に軸直角方向の弾性能
が付与してあることを特徴とする。
【0021】請求項7のものは、請求項1〜6の何れか
において、前記挿入部の軸方向上側位置に軸直角方向に
突出する鍔状部を備えた頭部を設けて前記被挟持部とな
す一方、前記支持部材又は被支持部材の側に板体を切り
曲げた形態の押えを設けて、前記スライド孔の縁部と該
押えとで前記頭部を軸方向上下に挟持する挟持部を構成
したことを特徴とする。
【0022】請求項8のものは、請求項7において、前
記押えは軸方向に弾性能を有する弾性押えとなしてある
ことを特徴とする。
【0023】請求項9のものは、請求項1〜8の何れか
において、前記挟持部と被挟持部との一方に抜止用突起
が、他方に該抜止用突起を部分的又は全体的に嵌入させ
る抜止用凹部が設けてあり、それら抜止用突起と抜止用
凹部とによって、前記固定位置にある前記挿入部の前記
スライド孔からの抜けを防止してあることを特徴とす
る。
【0024】
【作用及び発明の効果】上記のように本発明は、軸体に
挿入部を設ける一方、相手側即ち支持部材又は被支持部
材の側に、その挿入部を軸直角方向にスライドさせるス
ライド孔と、挿入部をスライド孔に挿入させる挿入開口
とを設け、そして挿入部を固定位置までスライドさせた
状態で軸体及び相手側の何れか一方に設けた被挟持部を
他方に設けた挟持部にて軸方向に挟持するようになした
もので、この取付構造によれば、単に軸体を軸直角方向
にスライドさせるだけで簡単にこれを相手側、即ち支持
部材又は被支持部材に取付固定することができ、従来に
増して軸体の取付固定作業性を高めることができる。
【0025】ここで上記軸体は硬質樹脂材にて構成する
ことができる(請求項2)。このように軸体を硬質樹脂
材で構成した場合、軸体の取付固定部の形状の自由度が
大きく、そしてその形状の自由度が大きいメリットを活
かして軸体の相手側に対する取付構造を様々に選択し決
定することができる。
【0026】本発明では、軸体を撹拌部の挿入孔内に挿
入させた状態で、その撹拌部及び上記可撓部を軸体と接
合状態に一体に成形するようになすことができる(請求
項3)。このようになした場合、ダンパ組付けに際して
挿入孔への軸体の挿入作業を省略することができる。ま
た軸体を上記硬質樹脂材にて構成した場合、上記撹拌
部,可撓部及び周壁部等とともに二色成形により同時的
に一挙に成形することが可能となり、ダンパ製造も容易
となる。
【0027】請求項4のものは、挿入部の軸方向上下位
置に軸直角方向に突出する鍔状部を上記挟持部として設
ける一方、スライド孔の縁部をその挟持部にて挟持され
る被挟持部として構成したもので、このようになした場
合、挿入部を挿入開口を通じてスライド孔に挿入し且つ
軸直角方向にスライドさせるだけで、被挟持部としての
スライド孔の縁部を上下一対の鍔状部にて挟持した状態
に軸体を固定することができる。
【0028】請求項5のものは、軸体の挿入部を含む上
部に切欠部を設けて、その切欠部によって上部に軸直角
方向の弾性能を付与したもので、このようになした場
合、その上部の弾性能を利用して軸体における挿入部を
容易に相手側つまり支持部材又は被支持部材側の挿入開
口を通じてスライド孔に挿入作業でき、且つそのばね力
を利用して軸体を固定位置に固定するようになすことが
できる。
【0029】一方請求項6のものは、スライド孔の軸直
角方向外側位置に切欠部を設けて、スライド孔の縁部に
軸直角方向の弾性能を付与したもので、このようになし
た場合においても請求項5と同様の効果を奏することが
できる。
【0030】次に請求項7のものは、挿入部の軸方向上
側位置に鍔状部を備えた頭部を設けて被挟持部となす一
方、支持部材又は被支持部材の側に板体を切り曲げた形
態の押えを設けて、スライド孔の縁部とその押えとで、
頭部を軸方向上下に挟持する挟持部を構成したもので、
このようになした場合においても単に軸体を軸直角方向
にスライドさせるだけでこれを相手側に取付固定でき、
且つその取付構造を簡単な構造で容易に形成することが
できる。
【0031】この場合において、その押えは軸方向に弾
性能を有する弾性押えとなしておくことができる(請求
項8)。このようになすことで、その押えの弾性能を利
用して軸体における挿入部をスライド孔に容易に挿入し
且つスライドさせることができるとともに、固定位置に
おいてその弾性押えによる弾力で、しっかりと軸体を固
定位置に固定するようになすことができる。
【0032】本発明においては、挟持部と被挟持部との
一方に抜止用突起を、他方に抜止用凹部を設けてそれら
を部分的又は全体的に嵌合させ、以って固定位置にある
挿入部のスライド孔からの抜けを防止するようになすこ
とができる(請求項9)。この場合において、それら抜
止用突起と抜止用凹部とは弾性嵌合させるようになして
おくことができる。このように抜止用突起と抜止用凹部
とを嵌合させるようになすことで、固定位置までスライ
ドさせた挿入部、即ち軸体が固定位置からずれたり或い
はスライド孔から抜けてしまうのを良好に防止すること
ができる。
【0033】
【実施例】次に本発明を車載用ディスクプレーヤの防振
支持に適用した場合の実施例を図面に基づいて詳しく説
明する。図1において、10はディスクプレーヤにおけ
る本体機構部ユニット(被支持部材)で、12は支持フ
レーム(支持部材)である。本体機構部ユニット10は
支持フレーム12によりスプリング14を介して弾性支
持されている。これら本体機構部ユニット10と支持フ
レーム12との間には粘性流体封入ダンパ16が介装さ
れており、本体機構部ユニット10と支持フレーム12
とが粘性流体封入ダンパ16を介して上下に結合されて
いる。
【0034】図1(B)に粘性流体封入ダンパ16の構
成が具体的に示してある。同図に示しているようにこの
例の粘性流体封入ダンパ16は、ダンパ本体18と、こ
れに一体に構成された軸体20とを備えている。ここで
ダンパ本体18は、密閉の容器の内部に高粘性のシリコ
ーンオイル等の粘性流体22を封入した形態のものであ
る。尚粘性流体22は、ここでは5000センチストー
クス(cSt)以上の動粘度を有するもので、望ましく
は50000センチストークス程度の粘度の高いもので
ある。
【0035】ダンパ本体18は円筒形状の周壁部24
と、底部26と、周壁部24の中心部に同心状に配置さ
れた底付きの円筒形状をなす撹拌部28と、撹拌部28
を浮動状態に支持する薄肉の可撓部30とを有してお
り、それらが密閉の容器を成している。底部26には固
定部32が突出状に設けられていて、そこに固定孔34
が形成され、図1(A)及び図2に示しているように周
壁部24を支持フレーム12に形成した取付孔36に嵌
入させる状態で、固定孔34において固定ねじ38によ
り支持フレーム12の底部に取付固定されるようになっ
ている。
【0036】尚、周壁部24の下端部にはフランジ部4
0が形成されており、そのフランジ部40を含む周壁部
24の下端部が、底部26に形成された浅い凹所42内
に収容され、その状態で底部26と周壁部24とが固着
されている。上記撹拌部28の内側には挿入孔44が形
成されており、そこに軸体20が挿入されている。
【0037】この粘性流体封入ダンパ16は、支持フレ
ーム12に振動が加わったとき、撹拌部28及び軸体2
0が高粘性の粘性流体22内部で相対変位し、これによ
り粘性流体22が粘性流動してエネルギー吸収(振動吸
収)し、支持フレーム12から本体機構部ユニット10
への振動伝達を遮断ないし抑制する。
【0038】本例において、粘性流体封入ダンパ16
は、周壁部24が外周壁部24aと内周壁部24bとか
ら成っている。そしてその外周壁部24aと底部26、
更に軸体20が何れも同一の硬質樹脂材(例えばポリプ
ロピレン樹脂)にて構成されている。また一方、内周壁
部24b,撹拌部28及び可撓部30が何れも同一の軟
質樹脂材(例えばポリスチレン−ポリ(エチレン−ブチ
レン)−ポリスチレン樹脂)にて一体に構成されてい
る。
【0039】そして外周壁部24aと内周壁部24bと
が、それらの重ね合せ面で一体成形により互いに接合さ
れ、更にまた軸体20と撹拌部28及び可撓部30と
が、それらの接触面で一体成形により互いに接合されて
いる。尚、底部26と周壁部24とは例えば超音波溶着
等にて互いに固着されている。
【0040】尚本発明において、硬質樹脂材とはJIS
K 6253 タイプDの硬度計で硬さ50以上の熱
可塑性樹脂(例えばポリプロピレン樹脂,ナイロン樹脂
等)を、また軟質樹脂材とはJIS K 6253 タ
イプAの硬度計で硬さ80以下の熱可塑性エラストマ
(例えばポリスチレン−ポリ(エチレン−ブチレン)−
ポリスチレン樹脂)を言う。
【0041】本例において、上記軸体20及び外周壁部
24aと撹拌部28,可撓部30及び内周壁部24bと
は二色成形により一体に成形されている。詳しくは、成
形型内で先ず軸体20及び外周壁部24aが硬質樹脂材
の注入により成形され、続いて共通の成形型を用いて軟
質樹脂材の注入により撹拌部28,可撓部30及び内周
壁部24bが成形され、その成形時に軸体20及び外周
壁部24aと撹拌部28,可撓部30及び内周壁部24
bとがそれらの接触面で互いに接合状態に一体化されて
いる。
【0042】尚、軸体20を予め成形しておいてこれを
成形型内にインサートとしてセットし、その状態で撹拌
部28,可撓部30及び内周壁部24bを軸体20と一
体に成形(インサート成形)することも可能である。
【0043】この軸体20は、挿入孔44に挿入される
小径の軸部48と、挿入孔44の外側に位置し軸直角方
向に突出する上下一対の大径のフランジ部(鍔状部)5
0,52と、後述のスライド孔62内に挿入される挿入
部54とを備えている。ここで上下一対のフランジ部5
0,52は本発明における挟持部を成すものである。
【0044】一方本体機構部ユニット10の底板(金属
製)58には、図2に示しているように上記挿入部54
を軸直角方向にスライドさせるスライド孔62と、挿入
部54をそのスライド孔62に挿入させる挿入開口60
とが設けられている。ここで挿入開口60はフランジ部
52よりも大径をなしており、また一方スライド孔62
は挿入部54よりも幅が大で且つフランジ部50,52
よりも幅が小とされている。本例において、スライド孔
62の縁部64は被挟持部を成すものである。
【0045】本例の取付構造の場合、粘性流体封入ダン
パ16に備えられた軸体20における挿入部54を、本
体機構部ユニット10の挿入開口60を通じてスライド
孔62に挿入し且つこれを軸直角方向にスライドさせる
だけで、簡単に軸体20を本体機構部ユニット10の底
板58に取付固定することができる。
【0046】挿入部54をスライド孔62の奥位置(固
定位置)までスライドさせると、そこにおいて軸体20
における上下一対のフランジ部50,52がスライド孔
62の縁部64を軸方向上下に挟持した状態となり、こ
こにおいて軸体20が本体機構部ユニット10に取付固
定された状態となる。
【0047】かかる本例の取付構造によれば、単に軸体
20をスライド孔62において軸直角方向にスライドさ
せるだけで簡単に本体機構部ユニット10に取付固定す
ることができ、従来に増して軸体20の取付固定作業性
を高めることができる。
【0048】本例ではまた、硬質樹脂材から成る軸体2
0を撹拌部28の挿入孔44内に挿入させた状態で、撹
拌部28及び可撓部30を軸体20と一体に接合状態に
成形しているため、粘性流体封入ダンパ16の組付けに
際して挿入孔44への軸体20の挿入作業を省略するこ
とができる。また軸体20及び外周壁部24aと撹拌部
28,可撓部30及び内周壁部24bとを二色成形によ
り同時的に一挙に成形しているため、容易にダンパ製造
することができる。
【0049】図3は上記スライド孔62及び挿入開口6
0の他の形態例を示したもので、ここではスライド孔6
2が軸直角方向に長く形成してあるとともに、挿入開口
60が底板58の側端面で開口する形態で形成されてい
る。尚スライド孔62は一様な幅で形成されている。
【0050】この例の場合においても、軸体20におけ
る挿入部54を挿入開口60を通じてスライド孔62に
挿入し、且つこれを最終位置(固定位置)まで図3
(I)(A)中上向きにスライドさせるだけで、簡単に
軸体20を本体機構部ユニット10の底板58に取付固
定することができる。
【0051】図4は上記スライド孔62及び挿入開口6
0の更に他の形態例を示したものである。図示のように
この例では、スライド孔62の軸直角方向外側位置(軸
体20に対して軸直角方向外側位置)に切欠部66がス
ライド孔62に沿って形成されており、それら切欠部6
6によってスライド孔62周りの部分が軸直角方向に弾
性能を有する爪68として構成されている。
【0052】この例の場合、図4(I)に示しているよ
うに一対の爪68の弾性変形を伴って軸体20における
挿入部54を挿入開口60を通じてスライド孔62に挿
入することができ、且つ(II)に示しているようにこれ
を最終位置(固定位置)までスライドさせた後におい
て、(III)に示しているように一対の爪68の先端部
を閉じ合せる方向に曲げ変形させることで、挿入部54
即ち軸体20がスライド孔62から抜け出るのを確実に
防止することができる。
【0053】図5は軸体20の他の形態例を示したもの
で、ここでは挿入部54を含む軸体20の上部に切欠部
70が設けてあり、その切欠部70によって、軸体20
の上部に軸直角方向の弾性能が付与されている。
【0054】図6は図5の軸体20を本体機構部ユニッ
ト10に取付固定するための、底板58に設けたスライ
ド孔62及び挿入開口60の形態例を示したもので、こ
こではスライド孔62が概略平面円形状に形成され、且
つ挿入開口60側に幅の狭い括れ部72が形成してあ
る。
【0055】この例の場合、図6(I),(II)に示し
ているように軸体20における上側のフランジ部52
を、挿入開口60に対し軸方向に通過させた上、(II
I)に示しているように挿入部54をスライド孔62に
挿入し且つ最終位置(固定位置)までスライドさせる。
その際挿入部54は軸直角方向に縮径変形して括れ部7
2を通過し、そして概略平面円形部分に到ったところで
再び挿入部54が拡径変形してそこに嵌り合い、その状
態で上下一対のフランジ部50,52がスライド孔62
の縁部64を軸方向上下に挟み込んだ状態となって、そ
こに軸体20が固定される。
【0056】本例においても、上部の弾性能を利用して
軸体20における挿入部54を容易に底板58の挿入開
口60を通じてスライド孔62に挿入作業できるととも
に、そのばね力を利用して軸体20を最終位置(固定位
置)に固定するようになすことができる。
【0057】図7は図5に示す軸体20と組み合せて用
いられるスライド孔62及び挿入開口60の例を示した
もので、この内(A)のものは図3に示すものと同じ形
態のものを、また(B)のものはスライド孔62の奥部
を図6に示すのと同様の概略平面円形状をなす固定孔6
2aとして構成した形態のものを示している。
【0058】この(B)の例の場合、軸体20における
挿入部54を軸直角方向に縮径変形させながらスライド
孔62をスライドさせ、そして最終位置(固定位置)ま
で押し込んだところで挿入部54が拡径変形して固定孔
62aに嵌り合うとともに、軸体20における上下一対
のフランジ部50,52がスライド孔62の縁部64、
具体的には固定孔62aの縁部64を軸方向上下に挟ん
だ状態となって、そこに軸体20が固定される。
【0059】一方(C)のものは、(B)の例において
スライド孔62に挿入開口60に向ってハの字状に開い
た形態のガイド部62bを設けた例である。このような
ガイド部62bを設けておくことによって軸体20、詳
しくは挿入部54を更に容易にスライド孔62に挿入作
業することができる。
【0060】一方図8の例は、本体機構部ユニット10
の底板58に図4に示すのと同様のスライド孔62,挿
入開口60,切欠部66を設けた例である。この例の場
合、図5に示す軸体20を容易にスライド孔62に挿入
し且つスライドさせることができるとともに、最終位置
即ち固定位置までスライドさせた後において一対の爪6
8を閉じ合せるように曲げ変形させることで、軸体20
の抜けを確実に防止できる利点が得られる。
【0061】図9及び図10は本発明の更に他の実施例
を示している。図9に示しているように、本例は図1〜
図4に示す軸体20のフランジ部50に代えて、平面矩
形状をなす図9(A),(B)中左右方向に長い板状の
鍔状部74を設け、フランジ部52と鍔状部74とによ
って挟持部を構成した例である。
【0062】この例では、下側に位置する鍔状部74の
上面に、断面形状が円弧状に上向きに突出した形態の左
右一対の抜止用突起76が設けてある。一方図10に示
しているように底板58には、スライド孔62及び挿入
開口60と併せて、底板58を上下に貫通する形態の一
対の抜止用凹部78が上記抜止用突起76に対応して設
けてある。
【0063】この例の場合、軸体20における挿入部5
4を挿入開口60を通じてスライド孔62に挿入し且つ
最終位置(固定位置)までスライドさせると、そこにお
いて抜止用突起76が抜止用凹部78に部分的に弾性的
に嵌り合った状態となってそこで位置決めされ、軸体2
0即ち挿入部54がスライド孔62から抜止めされる。
これにより軸体20が最終位置(固定位置)からずれた
り或いはスライド孔62から抜けてしまうのを良好に防
止することができる。
【0064】図11及び図12は本発明の更に他の実施
例を示している。この例は、軸体20に設けた平面円形
状のフランジ部50と52とによってスライド孔62の
縁部64を軸方向上下に挟み込むとともに、本体機構部
ユニット10における金属製の底板58を一部切り起し
た上、これを曲げ変形させて弾性押え80を形成し、そ
の弾性押え80によって、軸体20のフランジ部52を
有する頭部82を下向きに且つ弾性的に押え付けること
で、軸体20を固定位置に固定するようになした例であ
る。
【0065】この例において、弾性押え80の下面には
下向きに円弧状に突出した形態の抜止用突起76が設け
られる一方、軸体20における頭部82には対応する抜
止用凹部78が形成されており、それら抜止用突起76
と抜止用凹部78との嵌合に基づいて、軸体20即ち挿
入部54がスライド孔62から抜止めされ、固定位置に
固定されている。
【0066】この例の場合、スライド孔62における縁
部64と弾性押え80とが挟持部を構成しており、それ
ら挟持部によって軸体20におけるフランジ部52を備
えた頭部82が軸方向上下に挟み込まれ、以って軸体2
0が底板58に取付固定されている。即ちこの例では、
フランジ部52を有する頭部82が被挟持部として構成
されている。
【0067】但しこのフランジ部52は、その下側のフ
ランジ部50とともにスライド孔62の縁部64を軸方
向上下に挟み込んでおり、かかるフランジ部52が下側
のフランジ部50とともに挟持部を構成する一方、スラ
イド孔62の縁部64が被挟持部を成していると考える
こともできる。
【0068】本例の場合、軸体20における下側のフラ
ンジ部50を省略して、上側のフランジ部52を有する
頭部82をスライド孔62の縁部64と弾性押え80と
により軸方向上下に挟み込んだ状態に固定するといった
ことも可能である。
【0069】図12は本例の取付構造の取付固定手順を
示したもので、図示のようにこの例では、(I)に示し
ているように軸体20における挿入部54を挿入開口6
0を通じてスライド孔62に挿入し且つ図中右方向に押
し込むと、固定位置において弾性押え80の抜止用突起
76が軸体20における頭部82の抜止用凹部78に弾
性的に嵌り込んで、軸体20即ち挿入部54がスライド
孔62から抜止めされる。
【0070】本例においても、単に軸体20を軸直角方
向にスライドさせるだけで、これを本体機構部ユニット
10に取付固定でき、且つその取付構造を簡単な構造で
容易に形成することができる。またここで弾性押え80
が軸方向に弾性能を有するものとなしてあるため、その
弾性能を利用して軸体20における挿入部54をスライ
ド孔62に容易に挿入し且つスライドさせることができ
るとともに、固定位置においてその弾性押え80による
弾力で、しっかりと軸体20を固定位置に固定すること
ができる。
【0071】以上本発明の実施例を詳述したがこれはあ
くまで一例示である。例えば上例では軸体20を本体機
構部ユニット10の側に固定し、またダンパ本体18を
支持フレーム12の側に固定しているが、場合によって
ダンパ本体18を本体機構部ユニット10の側に、また
軸体20を支持フレーム12の側に固定するに際して本
発明を適用することも可能であるし、また上例では本体
機構部ユニット10を上下方向に防振支持する場合の例
であるが、本発明は粘性流体封入ダンパ16を介して本
体機構部ユニット10等被支持部材と支持フレーム12
等支持部材とを左右方向に結合し防振支持する場合にお
いても適用可能なものであるなど、本発明はその主旨を
逸脱しない範囲において種々変更を加えた形態で構成可
能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である粘性流体封入ダンパの
取付構造を粘性流体封入ダンパの構成とともに示す図で
ある。
【図2】同実施例の取付構造を詳しく示す図である。
【図3】本発明の他の実施例の取付構造の要部を示す図
である。
【図4】本発明の更に他の実施例の取付構造の要部を示
す図である。
【図5】本発明の更に他の実施例の取付構造における軸
体の構造を示す図である。
【図6】図5の軸体を用いた取付構造の要部を示す図で
ある。
【図7】図5の軸体を用いた図6とは異なる取付構造の
要部を示す図である。
【図8】図5の軸体と図4の底板とを用いた取付構造の
要部を示す図である。
【図9】本発明の更に他の実施例の取付構造における軸
体の構造を示す図である。
【図10】図9の軸体を用いた取付構造の要部を示す図
である。
【図11】本発明の更に他の実施例の取付構造の要部を
示す図である。
【図12】図11に示す取付構造の取付固定手順を示す
斜視図である。
【図13】本発明の背景説明のための説明図である。
【符号の説明】
10 本体機構部ユニット(被支持部材) 12 支持フレーム(支持部材) 16 粘性流体封入ダンパ 18 ダンパ本体 20 軸体 22 粘性流体 28 撹拌部 30 可撓部 44 挿入孔 50,52 フランジ部(鍔状部) 54 挿入部 58 底板 60 挿入開口 62 スライド孔 64 縁部 66,70 切欠部 74 鍔状部 76 抜止用突起 78 抜止用凹部 80 弾性押え 82 頭部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薄肉の可撓部と、該可撓部によって浮動
    状態に支持される底付筒状の撹拌部とを備えて密閉の容
    器状をなし、内部にシリコーンオイル等の粘性流体が封
    入されたダンパ本体と、前記撹拌部の挿入孔内に挿入さ
    れる軸体とを備えて、該軸体を介して支持部材と被支持
    部材との間に介装され、前記粘性流体中に突入する前記
    撹拌部及び軸体の相対変位に基づく該粘性流体の粘性流
    動に基づいて防振作用をなす粘性流体封入ダンパの取付
    構造であって、 前記軸体を固定すべき支持部材又は被支持部材の側に、
    該軸体に設けた挿入部を軸直角方向にスライドさせるス
    ライド孔及び該挿入部を該スライド孔に挿入させる挿入
    開口を設けるとともに、前記軸体及び支持部材又は被支
    持部材の何れか一方に被挟持部を、他方に該被挟持部を
    軸方向に挟持する挟持部を設け、前記挿入部のスライド
    移動先の固定位置で該挟持部により該被挟持部を挟持す
    る状態に該軸体を前記支持部材又は被支持部材に取付固
    定するようになしたことを特徴とする粘性流体封入ダン
    パの取付構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記軸体が硬質樹脂
    材にて構成してあることを特徴とする粘性流体封入ダン
    パの取付構造。
  3. 【請求項3】 請求項1,2の何れかにおいて、前記撹
    拌部及び可撓部が前記軸体を前記挿入孔内に挿入させた
    状態で該軸体と接合状態に一体に成形してあることを特
    徴とする粘性流体封入ダンパの取付構造。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3の何れかにおいて、前記挿
    入部の軸方向上下位置に軸直角方向に突出する鍔状部を
    前記挟持部として設ける一方、前記スライド孔の縁部を
    該挟持部にて挟持される被挟持部として構成してあるこ
    とを特徴とする粘性流体封入ダンパの取付構造。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4の何れかにおいて、前記軸
    体の挿入部を含む上部に切欠部を設けて、該切欠部によ
    って該上部に軸直角方向の弾性能を付与してあることを
    特徴とする粘性流体封入ダンパの取付構造。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5の何れかにおいて、前記支
    持部材又は被支持部材の前記スライド孔の軸直角方向外
    側位置に切欠部が設けてあり、該切欠部によって前記ス
    ライド孔の縁部に軸直角方向の弾性能が付与してあるこ
    とを特徴とする粘性流体封入ダンパの取付構造。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6の何れかにおいて、前記挿
    入部の軸方向上側位置に軸直角方向に突出する鍔状部を
    備えた頭部を設けて前記被挟持部となす一方、前記支持
    部材又は被支持部材の側に板体を切り曲げた形態の押え
    を設けて、前記スライド孔の縁部と該押えとで前記頭部
    を軸方向上下に挟持する挟持部を構成したことを特徴と
    する粘性流体封入ダンパの取付構造。
  8. 【請求項8】 請求項7において、前記押えは軸方向に
    弾性能を有する弾性押えとなしてあることを特徴とする
    粘性流体封入ダンパの取付構造。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8の何れかにおいて、前記挟
    持部と被挟持部との一方に抜止用突起が、他方に該抜止
    用突起を部分的又は全体的に嵌入させる抜止用凹部が設
    けてあり、それら抜止用突起と抜止用凹部とによって、
    前記固定位置にある前記挿入部の前記スライド孔からの
    抜けを防止してあることを特徴とする粘性流体封入ダン
    パの取付構造。
JP2001335688A 2001-10-31 2001-10-31 粘性流体封入ダンパの取付構造 Pending JP2003139188A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001335688A JP2003139188A (ja) 2001-10-31 2001-10-31 粘性流体封入ダンパの取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001335688A JP2003139188A (ja) 2001-10-31 2001-10-31 粘性流体封入ダンパの取付構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003139188A true JP2003139188A (ja) 2003-05-14

Family

ID=19150637

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001335688A Pending JP2003139188A (ja) 2001-10-31 2001-10-31 粘性流体封入ダンパの取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003139188A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011202724A (ja) * 2010-03-25 2011-10-13 Ihi Construction Machinery Ltd キャブ支持構造
WO2013021715A1 (ja) * 2011-08-10 2013-02-14 東洋ゴム工業株式会社 防振ユニットの製造方法
WO2013021714A1 (ja) * 2011-08-10 2013-02-14 東洋ゴム工業株式会社 防振ユニット

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011202724A (ja) * 2010-03-25 2011-10-13 Ihi Construction Machinery Ltd キャブ支持構造
WO2013021715A1 (ja) * 2011-08-10 2013-02-14 東洋ゴム工業株式会社 防振ユニットの製造方法
WO2013021714A1 (ja) * 2011-08-10 2013-02-14 東洋ゴム工業株式会社 防振ユニット
JP2013036581A (ja) * 2011-08-10 2013-02-21 Toyo Tire & Rubber Co Ltd 防振ユニット
JP2013036582A (ja) * 2011-08-10 2013-02-21 Toyo Tire & Rubber Co Ltd 防振ユニットの製造方法
CN103703270A (zh) * 2011-08-10 2014-04-02 东洋橡胶工业株式会社 防振单元
US9523407B2 (en) 2011-08-10 2016-12-20 Toyo Tire & Rubber Co., Ltd. Anti-vibration unit

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5558310A (en) Radiator support bracket
KR100966802B1 (ko) 댐퍼 및 메카니컬 섀시의 방진구조
JP4306561B2 (ja) 超音波センサ
TWI404056B (zh) Viscous fluid sealed damper
TWI404055B (zh) Installation structure of viscous fluid sealed damper and viscous fluid sealed damper
JP2007113622A (ja) オイルダンパ
JP2003139188A (ja) 粘性流体封入ダンパの取付構造
JP5448684B2 (ja) ゴムストッパの組付構造
JP2007113622A5 (ja)
JP4733430B2 (ja) 粘性流体封入ダンパー及び振動減衰装置
JP2006275184A (ja) 流体封入式防振装置
JP2006275273A (ja) 自動車用流体封入式エンジンマウントおよびそれを用いたパワーユニット支持機構
JP2003139183A (ja) 粘性流体封入ダンパ
JP2003139182A (ja) 粘性流体封入ダンパ及びその製造方法
JPH0716123Y2 (ja) 液体封入ダンパー
JP3312244B2 (ja) エアダンパー
JP2003139184A (ja) 粘性流体封入ダンパの製造方法
JP2005069286A (ja) 液封入式防振装置
JP4539402B2 (ja) 軸体一体型粘性流体封入ダンパ及びその製造方法
JP2003139181A (ja) 粘性流体封入ダンパ及びその製造方法
JP2008304042A (ja) 粘性流体封入ダンパ
JP2007071285A (ja) 軸体一体型粘性流体封入ダンパ
JP4069907B2 (ja) 樹脂ブラケット付きの液封式防振装置
JP4364062B2 (ja) 防振装置
JP2009257442A (ja) 粘性流体封入ダンパー