JP4069907B2 - 樹脂ブラケット付きの液封式防振装置 - Google Patents

樹脂ブラケット付きの液封式防振装置 Download PDF

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この発明は防振装置に関し、詳しくは樹脂ブラケット付きの液封式防振装置に関する。
近年、車両の軽量化のニーズの高まりによって、エンジンを防振支持する防振マウントその他の防振装置に対しても軽量化のニーズが高まっている。
この場合、防振装置におけるブラケットを樹脂化することが軽量化のための有効な手段である。
例えば下記特許文献1には、防振装置における本体ゴムを予め加硫成形しておき、これを樹脂成形型にセットして樹脂を射出成形し、これにより防振装置における樹脂ブラケットを成形するとともに、その射出成形時の圧力と熱を利用して樹脂とゴムとを接着するようになした点が開示されている。
ところで、防振装置の一種として液室内部に液を封入し、その液の流動に基づいて振動減衰を行うようになした液封式の防振装置が従来公知である。
この種液封式防振装置にあっては、本体ゴム及び樹脂ブラケットを成形した後において液室内への液の封入を後工程として行うことから、筒形金具を本体ゴムに一体に固着しておいて、これを樹脂ブラケットから軸方向に露出状態に突出させ、これら本体ゴム,樹脂ブラケット及び筒形金具を含むマウント本体の液室形成用の空間内に液を入れた上で、筒形金具の先端部をかしめ加工して、外周部が金属製の蓋体を液室形成用の空間の開放部を閉鎖する状態にかしめ固定することが行われる。
下記特許文献2には、この種液封式防振装置の例が開示されている。図6はこれを表したものである。
同図において200は支持部材及び被支持部材の一方に取付固定される剛性の取付部材で、202は本体ゴム,204は樹脂ブラケット,206,208はそれぞれ第1液室,第2液室で、210はそれらを区画する仕切部材である。
212は第2液室208の外側に空気室214を形成するためのダイヤフラムで、216は取付部材200,本体ゴム202,樹脂ブラケット204を含むマウント本体の液室形成用の空間の開放部をダイヤフラム212とともに閉鎖する金属製の蓋体である。
218は本体ゴム202に固着されて樹脂ブラケット204から先端部が軸方向に突出した筒形金具で、その樹脂ブラケット204から突出した先端部がかしめ加工されて蓋体216がかしめ固定される。図中220はかしめ部を表している。
しかしながらこの液封式防振装置の場合、かしめ加工前において筒形金具218の先端部、即ち軸方向に環状に起立した状態にあるかしめ部220を、径方向内向きに曲げるかしめ加工を行う際、筒形金具218自体でその際のかしめ力を受けることができず、そのかしめ力を樹脂ブラケット204を介して受けざるを得ない。
この場合かしめ力の作用によって樹脂ブラケット204に大きな歪が発生し、かしめ力を受ける受け具と樹脂ブラケット204との形態が不適合である場合に、樹脂ブラケット204に亀裂が生じ或いは割れを生じる恐れがある。
またこの液封式防振装置では、筒形金具218を樹脂成形型にセットした状態で樹脂ブラッケト204を成形する際、その成形型と筒形金具218との間に微小な隙間が生じることから、その微小な隙間に流れ出た樹脂材が、筒形金具218のかしめ部220までかかってしまう問題がある。
下記特許文献3には、この問題を改善した液封式の防振装置が開示されている。
図7(イ)は、特許文献2に開示の液封式防振装置における問題点を示したもので、図中222は樹脂成形型で、Sは筒形金具218と樹脂成形型222との間に生じた隙間を表している。また224は樹脂ブラケット204の成形時にその隙間に生じた樹脂バリを表している。
図示のように樹脂バリ224は筒形金具218のかしめ加工前のかしめ部までかかっており、このため後のかしめ加工を良好に行うことが困難となる。
そこでこの特許文献3に開示のものでは、図7(ロ)に示しているように筒形金具218の外周面を被覆する状態にゴム被膜226を設け、このゴム被膜226によって隙間Sに樹脂バリが生じるのを防止するようにしている。
しかしながらこの特許文献3に開示の液封式の防振装置にあっては、筒形金具218のかしめ部のみが樹脂ブラケット204から露出しているに過ぎないため、即ち筒形金具218の樹脂ブラケット204からの突出長さが短いために、そのかしめ部220に対して樹脂バリ224がかかるのを必ずしも十分に防ぎ切れない問題がある。
またこの特許文献3に開示のものは、特許文献2に開示のものと同様に、筒形金具218に対するかしめ加工の際に、そのかしめ力によって樹脂ブラケット204に大きな歪が発生し、樹脂ブラケット204に亀裂や割れが発生するといった問題が未解決のまま残されている。
特開平6−234134号公報 特開平9−79310号公報 特開2000−65119号公報
本発明は以上のような事情を背景とし、筒形金具のかしめ加工の際に樹脂ブラケットに大きな歪がかかって、樹脂ブラケットに亀裂が発生したり割れが生じたりすることがなく、加えて筒形金具におけるかしめ部に対して樹脂バリがかかるのを十分に防止することのできる樹脂ブラケット付の液封式筒形防振装置を提供することを目的としてなされたものである。
而して請求項1のものは、(イ)(a)支持部材及び被支持部材の一方に取付固定される剛性の取付部材と、(b)他方に取付固定される樹脂ブラケットと、(c)それらを弾性連結する本体ゴムと、(d)全体として筒形を成し、該本体ゴムに一体に固着されて前記樹脂ブラケットから軸方向に突出し、先端部がかしめ加工される筒形金具とを有するマウント本体と、(ロ)該マウント本体に形成された液室形成用の空間の開放部を閉鎖する、外周部が金属製の蓋体と、(ハ)前記液室内に組み込まれて該液室を第1液室と第2液室とに区画する仕切部材と、(ニ)該第1液室と第2液室とを連通させるオリフィス通路とを備えて成り、前記筒形金具の前記樹脂ブラケットから軸方向に突出した先端部がかしめ加工されて前記蓋体の外周部がかしめ固定された樹脂ブラケット付の液封式防振装置であって、前記樹脂ブラケットとの間にかしめ力を受ける受け具の挿入空間を形成する位置において前記筒形金具の先端部に径方向外向きのフランジ部を設けるとともに、該フランジ部の外周端から軸方向に起立する環状の起立部を設け、該起立部を内向きにかしめ加工して前記蓋体をかしめ固定してあることを特徴とする。
請求項2のものは、請求項1において、前記本体ゴムには径方向内向きの環状の凹所が設けてあるとともに、前記樹脂ブラケットには該凹所に嵌り込む内向きの環状の第1の突出部が設けてあり、更に前記筒形金具の基端には径方向外向きのフランジ部が設けてあって、該樹脂ブラケットには該フランジ部に隣接して形成された環状の凹所に入り込む環状の第2の突出部が設けてあり、それら第1の突出部と第2の突出部とで前記本体ゴムと筒形金具とを軸方向に挟み込んでいることを特徴とする。
発明の作用・効果
以上のように本発明は、フランジ部と樹脂ブラケットとの間にかしめ力を受ける受け具の挿入空間を形成する位置において、筒形金具の先端部に径方向外向きのフランジ部を設け、更にそのフランジ部の外周端から軸方向に起立する環状の起立部を設けて、その起立部を内向きにかしめ加工し、蓋体の外周部をかしめ固定して、液封式防振装置を構成したもので、本発明によれば、筒形金具の先端部を内向きにかしめ加工し、蓋体をかしめ固定する際に、フランジ部と樹脂ブラケットとの間の挿入空間にかしめ装置の受け具を挿入して、筒形金具自体且つフランジ部においてかしめ装置によるかしめ力を受けることができる。
従って本発明の液封式防振装置では、かしめ加工の際のかしめ力が樹脂ブラケットに作用して樹脂ブラケットに大きな歪みが発生し、その歪みによって樹脂ブラケットに亀裂が発生したり割れが生じたりするのを良好に防止することができる。
また本発明では筒形金具における先端部、即ちかしめ部が樹脂ブラケットから大きく突出することとなるため、筒形金具を樹脂成形型にセットして樹脂ブラケットを成形する際、樹脂バリが筒形金具のかしめ部までかかるのを防止することができる。
尚その際、好適には筒形金具の外周面にゴム被膜を形成しておく。
次に請求項2は、樹脂ブラケットに半径方向内向きに突出する第1及び第2の環状の突出部を設け、それら突出部にて本体ゴムと筒形金具の基端に設けた外向きのフランジ部とを軸方向に挟み込むようになしたもので、かかる本発明によれば、本体ゴムと樹脂ブラケット及び筒形金具を強固に一体的に結合することができる。
次に本発明の実施形態を図面に基づいて詳しく説明する。
図1において、10はエンジンマウント等として用いられる本実施形態の樹脂ブラケット付の液封式防振装置で、図2に示しているようにマウント本体(但し図2ではかしめ加工前の状態で表している)12と、仕切部材14と、蓋体16とを組み付けて構成してある。
図1に示しているようにマウント本体12は、支持部材及び被支持部材の一方に取付固定される中心部の取付金具(取付部材)18と、他方に取付固定される外周部の樹脂ブラケット20と、それらを内外方向に連結する本体ゴム22と、本体ゴム22に一体に固着され、樹脂ブラケット20から軸方向に突出した筒形金具24とを有している。
ここで中心部の取付金具18には雌ねじ孔26が形成されており、また本体ゴム22は断面形状がハの字状に拡開したゴム脚28を有している。
樹脂ブラケット20は概略扁平な形状を成していて、支持部材及び被支持部材の他方への固定用の固定孔30を有する金具32が一体に固着されている。
またこの樹脂ブラケット20には補強リブ34が一体に形成されている。
図2にも示しているように、マウント本体12には液室形成用の空間が形成されており、その空間内に液が入れられるとともに空間の開放端部が蓋体16にて閉鎖されることで、その内側に液室が形成されている。
この液室には仕切部材14が組み込まれており、この仕切部材14にて液室が第1液室36と第2液室38とに区画されている。
仕切部材14は、中央部のゴム隔壁40と外周部のオリフィス部材42とから成っている。
図3に示しているように、オリフィス部材42には外周面に沿ってオリフィス通路44が形成されている。
このオリフィス通路44は開口46,48にて第1液室36と第2液室38とに連通させられており、第1液室36及び第2液室38内の液が、これら開口46,48及びオリフィス通路44を通じて一方から他方に、また他方から一方に流動するようになっている。
尚、本体ゴム22はゴム脚28に続いて図中下向き且つ軸方向に延び出した薄肉の円筒部50を有しており、この円筒部50と筒形金具24とによって液室の周壁が構成されている。
上記蓋体16は、その大部分がダイヤフラム膜52にて構成されており、その外周部に金属リング54が加硫接着にて一体に固着されている。
そしてこの金属リング54の部分において、蓋体16が筒形金具24の先端部のかしめ部56にて筒形金具24に、即ちマウント本体12にかしめ固定されている。
筒形金具24には、樹脂ブラケット20との間に後述のかしめ装置における受け具の挿入空間を形成する位置において、先端部に径方向外向きのフランジ部58が設けられており、このフランジ部58の外周端部に続いてかしめ部56が設けられている。
ここでかしめ部56は、図2及び図4に示しているようにかしめ加工前において、外向きのフランジ部58の外周端部に続いて軸方向に環状に起立した形態をなしている。
図2中56Aは、そのかしめ部56のかしめ加工前の環状の起立部を表している。
本体ゴム22には、図4にも示しているように径方向内向きの環状の凹所60が形成されており、一方樹脂ブラケット20には対応する形状で環状の第1の突出部62が設けられており、その第1の突出部62が凹所60に嵌り込んでいる。
一方上記筒形金具24は、基端(図1中上端)に径方向外向きのフランジ部64を有しており、そのフランジ部64の図1中下側に環状の凹所66が形成されていて、その凹所66に樹脂ブラケット20に一体に形成された環状の第2の突出部67が嵌り込んでいる。
そしてこれら樹脂ブラケット20における第1の突出部62と第2の突出部67とによって、本体ゴム22と筒形金具24とが軸方向(図1中上下方向)に挟み込まれており、以って本体ゴム22と筒形金具24及び樹脂ブラケット20が強固に一体に結合されている。
本実施形態において、本体ゴム22には円筒状のゴム被膜68が一体成形されており、このゴム被膜68が筒形金具24の外周面、詳しくは樹脂ブラケット20の図中下面から所定寸法下側にかけての部分を被覆している。
本実施形態では、中心部の取付金具18,筒形金具24を本体ゴム22の加硫成形型にセットして、本体ゴム22を加硫成形する。
そして得られた加硫品を樹脂成形型にセットする。このとき併せて金具32をインサート金具としてセットする。
そしてその状態で樹脂成形型に樹脂を注入して樹脂ブラケット20を成形し、同時に本体ゴム22,筒形金具24及び金具32に一体化する。
尚このとき、樹脂ブラケット20は筒形金具(尚このとき筒形金具24のかしめ部56はかしめ前の状態で、図2及び図4の環状の起立部56Aをなしている)24に対して、その外周面のゴム被膜68を介して接触する。
図2及び図4中のマウント本体12は、このようにして製造される。
次にマウント本体12を液中に浸漬した状態で、図2に示しているように液室形成用の空間内に仕切部材14を組み込み、更に蓋体16をセットして筒形金具24における先端部、詳しくは環状の起立部56Aを径方向内向きにかしめ加工し、蓋体16を筒形金具24に即ちマウント本体12にかしめ固定する。
図5はそのかしめ加工の際の工程を表している。
同図の(I)に示しているように、先ず筒形金具24におけるフランジ部58と樹脂ブラケット20との間に形成されている挿入空間Kに、かしめ装置70における受け具72を挿入し、その受け具72によってフランジ部58を図中下側から受けるようにする。
そしてその状態でかしめ装置70における第1かしめ具74-1にて起立部56Aを先ず一端斜めに曲げ加工する。
続いて(II)に示しているように、同じく受け具72にてフランジ部58を図中下側から受けた状態で、別の第2のかしめ具74-2にて、傾斜部56Bを水平に倒し、フランジ部58とともにかしめ部56にて蓋体16における金属リング54を軸方向に挟み込んだ状態とする。
ここにおいて筒形金具24における先端部のかしめ加工が終了し、これにより蓋体16は外周の金属リング54が筒形金具24にかしめ固定された状態となる(図5(III))
本実施形態の液封式防振装置によれば、かしめ加工の際のかしめ力が樹脂ブラケット20に作用して樹脂ブラケット20に大きな歪みが発生し、その歪みによって樹脂ブラケット20に亀裂が発生したり割れが生じたりするのを良好に防止することができる。
また本実施形態では筒形金具24の外周面にゴム被膜68を形成しており、しかも筒形金具24のかしめ加工される先端部が樹脂ブラケット20から大きく突出しているため、筒形金具24を樹脂成形型にセットして樹脂ブラケット20を成形する際、樹脂バリが筒形金具24の先端部即ちかしめ部56にかかるのを良好に防止することができる。
また本実施形態では樹脂ブラケット20に半径方向内向きに突出する環状の第1及び第2の突出部62,67を設け、それら突出部62,67にて本体ゴム22と筒形金具24の基端に設けた外向きのフランジ部64とを軸方向に挟み込んでいるため、本体ゴム22と樹脂ブラケット20及び筒形金具24を強固に一体的に結合することができる。
以上本発明の実施形態を詳述したがこれはあくまで一例示であり、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲において種々変更加えた形態で構成可能である。
本発明の一実施形態である樹脂ブラケット付の液封式防振装置の断面図である。 図1の液封式防振装置をかしめ加工前の状態で且つ分解して示した断面図である。 図2の斜視図(一部省略)である。 図2のマウント本体及びその要部の拡大図である。 かしめ加工の工程説明図である。 従来の液封式防振装置の断面図である。 従来の図6とは異なる液封式防振装置の要部の図である。
符号の説明
10 液封式防振装置
12 マウント本体
14 仕切部材
16 蓋体
18 取付金具
20 樹脂ブラケット
22 本体ゴム
24 筒形金具
36 第1液室
38 第2液室
44 オリフィス通路
56 かしめ部
56A 起立部
58 フランジ部
70 かしめ装置
K 挿入空間

Claims (2)

  1. (イ)(a)支持部材及び被支持部材の一方に取付固定される剛性の取付部材と、(b)他方に取付固定される樹脂ブラケットと、(c)それらを弾性連結する本体ゴムと、(d)全体として筒形を成し、該本体ゴムに一体に固着されて前記樹脂ブラケットから軸方向に突出し、先端部がかしめ加工される筒形金具とを有するマウント本体と、
    (ロ)該マウント本体に形成された液室形成用の空間の開放部を閉鎖する、外周部が金属製の蓋体と、
    (ハ)前記液室内に組み込まれて該液室を第1液室と第2液室とに区画する仕切部材と、
    (ニ)該第1液室と第2液室とを連通させるオリフィス通路と、
    を備えて成り、前記筒形金具の前記樹脂ブラケットから軸方向に突出した先端部がかしめ加工されて前記蓋体の外周部がかしめ固定された樹脂ブラケット付の液封式防振装置であって、
    前記樹脂ブラケットとの間にかしめ力を受ける受け具の挿入空間を形成する位置において前記筒形金具の先端部に径方向外向きのフランジ部を設けるとともに、該フランジ部の外周端から軸方向に起立する環状の起立部を設け、該起立部を内向きにかしめ加工して前記蓋体をかしめ固定してあることを特徴とする樹脂ブラケット付きの液封式防振装置。
  2. 請求項1において、前記本体ゴムには径方向内向きの環状の凹所が設けてあるとともに、前記樹脂ブラケットには該凹所に嵌り込む内向きの環状の第1の突出部が設けてあり、更に前記筒形金具の基端には径方向外向きのフランジ部が設けてあって、該樹脂ブラケットには該フランジ部に隣接して形成された環状の凹所に入り込む環状の第2の突出部が設けてあり、それら第1の突出部と第2の突出部とで前記本体ゴムと筒形金具とを軸方向に挟み込んでいることを特徴とする樹脂ブラケット付きの液封式防振装置。
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