JP2003138699A - 新設備の設置方法及び基礎部材 - Google Patents

新設備の設置方法及び基礎部材

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JP2003138699A
JP2003138699A JP2001333285A JP2001333285A JP2003138699A JP 2003138699 A JP2003138699 A JP 2003138699A JP 2001333285 A JP2001333285 A JP 2001333285A JP 2001333285 A JP2001333285 A JP 2001333285A JP 2003138699 A JP2003138699 A JP 2003138699A
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JP2001333285A
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Tomonori Abe
智徳 阿部
Sukeyuki Somiya
祐之 宗宮
Satoshi Sugihara
聡 杉原
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Nippon Polyester Co Ltd
Airec Engineering Corp
Original Assignee
Nippon Polyester Co Ltd
Airec Engineering Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24SSOLAR HEAT COLLECTORS; SOLAR HEAT SYSTEMS
    • F24S25/00Arrangement of stationary mountings or supports for solar heat collector modules
    • F24S25/60Fixation means, e.g. fasteners, specially adapted for supporting solar heat collector modules
    • F24S25/61Fixation means, e.g. fasteners, specially adapted for supporting solar heat collector modules for fixing to the ground or to building structures

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 既存の防水施工を施したビル屋上に新設備を
既存防水機能を損なうことなく設置可能な方法を提供す
る。 【解決手段】 設置予定面の既設床コンクリート1を部
分的に複数箇所はつることにより各箇所で防水層2を露
出させ、各箇所に基礎部材21を配設して各基礎部材2
1間に梁部材41を渡設し、この梁部材41の上に新設
備を固定すると共に、前記基礎部材21周辺の露出防水
層21の上に流動性接着剤4を打設して硬化する。また
は前記梁部材41を渡設することなく、基礎部材21の
上に新設備を直接載置し固定する事もできる。そして前
記基礎部材として、柱状又は切頭錐体状の本体部22と
この本体部の下端から水平方向に延出する鍔部23とを
有する繊維強化プラスチック製の部材を用い、前記鍔部
23を利用して基礎21を床に固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、既設ビルの屋上に
新設備を設置するのに有用な方法、及びこの方法に有用
な基礎部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】技術の進歩に伴い、種々の近代設備(衛
星信号受信用アンテナ設備、光ケーブル設備)が開発さ
れている。新たに開発された近代設備は、既存(既設)
ビルの屋上に新設される場合がある。また貯水タンクな
どの従来から使用していた設備の老朽化に伴い、新たな
設備が設置される場合がある。
【0003】これら新設備を既設ビルの屋上に取り付け
る場合、屋上の床に広範囲に亘るコンクリート基礎(ベ
タ基礎)を形成し、このベタ基礎の上に新設備を設置す
る方法と、屋上の床に複数個の比較的小さなコンクリー
ト製土台(基礎)を設置して枕構造を形成し、この土台
の上に梁を渡してから梁の上に新設備を設置する方法と
が行われている。ベタ基礎による方法と枕構造による方
法とは、それぞれに長所・短所があるが、新設備の下に
潜り込んで改造・補修・点検などを行う必要がある場
合、枕構造による方法が採用される。またベタ基礎は重
量が極めて大きくなるため、新設備の重量やビルの強度
によっては、枕構造が採用される場合がある。
【0004】図7及び図8は従来の枕構造による設置例
を説明するための概略断面図である。図7は新設備設置
前を示しており、図8は設置後を示している。図7に示
すように、ビル屋上の床は構造体部分を構成するスラブ
3と、このスラブ3の上に敷設され、雨水などの水の浸
入を防止するための防水層(防水シート)2と、この防
水層2の上に形成され、防水層2を保護するための保護
コンクリート1とで形成されている。
【0005】そして枕構造を形成する各土台(基礎)
は、以下のようにして形成している。すなわち図8に示
すように、基礎11を設置する部分の保護コンクリート
1をはつって(削って)防水シート2を露出させる。な
お防水シート2は、基礎11の床面積よりも広範囲に亘
って露出させる。そして露出した防水シート2の上に型
枠(図示せず)を組み、型枠内に鉄筋12を配筋した
後、型枠内にコンクリート(押さえコンクリート)を打
設し、養生・硬化することによって、基礎11を形成す
る。そしてこの基礎11の頂面に、ボルト15によって
H型鋼14を取り付け、このH型鋼14の上に新設備
(図示せず)を取り付けている。このような工法におい
て、前記配筋に際しては、基礎11を床スラブ3に固定
するため、アンカー13を打っておくと共に、このアン
カー13を鉄筋12に固定しておく必要がある。ところ
がアンカー13を打つと、防水シート2に穴が開いてし
まう。そのため基礎11の底面側方から雨水が浸入する
と、防水シート2に開いた穴を通じてビル内に雨漏りが
発生しまう。また基礎11の頂面からコンクリート基礎
内部に雨水が浸入した場合も、コンクリート基礎内部を
雨水が降下し、前記防水シート2の穴を通じてビル内に
雨漏りが発生してしまう。そこで前記工法では、基礎1
1の底面側方部周辺(この例では、側面と防水シート2
露出面)に新たな防水シート16を配設すると共に、基
礎11の頂面を防水処理することによって、雨漏りを防
いでいる。なお新設防水シート16設置後は、この新設
防水シート16と既設防水シート2の露出部分に新たな
コンクリート(押さえコンクリート)4を打設すること
により、これら防水シート2,16を保護している。
【0006】前記基礎11は、強風や地震などによる新
設備の移動(ズレ)や転倒を防止するため、所定量以上
の重量が必要であると考えられている。例えば、前記基
礎11は、1個当たり約250kg程度する場合が多
く、4箇所で新設設備を支える場合、合計で約1t程度
の重さになる。ところが、通常、ビルは上部にいく程軽
くなるように設計されているため、上部にいく程強度が
弱くなってしまう。そのためビルの高さによっては、枕
構造を形成することができず、新設備の設置が困難にな
っている。
【0007】また前記枕構造の形成工法では、基礎コン
クリート11の養生・硬化と、押さえコンクリート4の
養生・硬化とが必要であるため、通常、工期が4日程度
に亘る。ところがビルの営業形態によっては(例えば、
接客業を主要営業形態としているビルでは)、4日間も
工事をすることが許されず、実質的に新設設備を設置で
きない場合がある。
【0008】さらに前記基礎は長期間に亘って風雨に晒
されると、鉄筋部分が腐食し、最終的に基礎自体が破壊
する虞があるため、メンテナンスを施す必要がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の様な事
情に着目してなされたものであって、その目的は、高い
ビルであっても新設備を設置可能な方法、及びその方法
に有用な基礎部材を提供することにある。
【0010】本発明の他の目的は、工期を短縮でき、し
かも設置後の基礎のメンテナンスを必要としない新設備
の設置方法、及びその方法に有用な基礎部材を提供する
ことにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、新設備の
移動(ズレ)や転倒を防止するためには所定重量以上の
基礎を用いる必要があるとの従来の考えに反して、鍔部
を有する繊維強化プラスチック(FRP)製の基礎部材
を用いれば、コンクリート基礎とは異なり引張応力に対
しても強いため、鍔部を利用して基礎部材を床に確実に
固定することができること、このため軽量の基礎であっ
ても新設物の移動(ズレ)や転倒を防止できることを突
き止めた。そしてこのFRP製基礎部材を用いれば、軽
量であるために高いビルであっても新設設を設置できる
こと、施行現場での基礎の養生・硬化が不要となり工期
を大幅に短縮できること、加えて鉄筋の腐食がないため
メンテナンスフリーを達成できることを見出し、本発明
を完成した。
【0012】すなわち本発明に係る新設備の設置方法
は、新設備を既設のビル屋上に設置する方法であって、
設置予定面の既設床コンクリート(保護コンクリート)
を部分的に複数箇所はつることにより各箇所で防水層を
露出させ、各箇所に基礎部材を配設して各基礎部材間に
梁部材を渡設し、この梁部材の上に前記新設備を固定す
ると共に、前記基礎部材周辺の露出防水層の上に流動性
接着剤(押さえコンクリートなどのコンクリートなど)
を打設して硬化する方法において、前記基礎部材とし
て、柱状又は切頭錐体状の本体部とこの本体部の下端か
ら水平方向に延出する鍔部とを有する繊維強化プラスチ
ック製の部材を用い、前記鍔部を利用して基礎部材を床
に固定する点に要旨を有するものである。なお必ずしも
前記梁部材は使用する必要がなく、基礎部材に新設備を
固定してもよい。また前記既設床のコンクリートに加え
て、防水層をもはつることによりスラブを露出させても
よく、その場合、この露出部に流動性接着剤を打設する
と共に、底部に立体織物が取り付けられた基礎部材を配
設するのが望ましい。
【0013】基礎部材の固定は、例えば、前記鍔部の上
にも流動性接着剤(押さえコンクリートなどのコンクリ
ートなど)を打設することにより、及び/又は基礎部材
の鍔部を貫通するアンカーを打ち込むことにより行うこ
とができる。流動性接着剤やアンカーで鍔部を固定する
ことにより基礎を確実に床に固定でき、基礎が軽量であ
っても新設備のズレや転倒をより確実に防止できる。ま
た本体部の側方に拡がる鍔部にアンカーを打ち込めば、
本体部(鉄筋)の下にしかアンカーを打ち込むことがで
きない従来工法に比べ、より確実にズレや転倒を防止で
きる。
【0014】またアンカーを打ち込む場合、前記アンカ
ーを覆うアンカーカバーを取り付け、少なくとも、基礎
部周辺の露出防水層から、前記カバーの上を通って、前
記本体部側壁までを防水シートで覆った後で、前記流動
性接着剤(押さえコンクリートなど)を打設するのが望
ましい。アンカーカバーを用いれば、新設防水シートを
滑らかに配設することができる。
【0015】本発明では、基礎部材の上に、該基礎部材
頂面を覆う傘部材を載置し、この傘部材を介して梁部材
を基礎部材に取り付けるのが望ましい。傘部材を用いれ
ば、水の侵入をより確実に防止できる。
【0016】前記梁部材、アンカーカバー、及び傘部材
も、前記基礎部材と同様に繊維強化プラスチック製であ
るのが望ましい。基礎部材以外の部材も繊維強化プラス
チック製にすれば、全体をより軽量化できる。
【0017】本発明には、柱体状又は切頭錐体状の本体
部と、この本体部の下端から水平方向に延出する鍔部と
を有する繊維強化プラスチック製の基礎部材も含まれ
る。
【0018】なお本明細書では、コンクリート、モルタ
ル、セメント、グラウト(セメントペースト・モルタル
・薬液)などのセメント含有物;及びアクリル系樹脂、
ポリエステル系樹脂などの熱硬化性樹脂を、「流動性接
着剤」と総称する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明をより詳細に説明する。なお各図間において、同
じ構成部分については同一の符号を付して重複説明を避
ける。
【0020】図1は本発明の新設備の設置方法の一例を
説明するための概略斜視図であり、図2は前記方法にお
ける基礎部材等の設置方法を説明するための概略断面図
であり、図3は前記基礎部材等の概略斜視図である。
【0021】図1に示すように、この例では、既設ビル
の屋上において、新設備設置予定面の既設床コンクリー
ト(保護コンクリート)1を部分的に4箇所はつり、各
箇所で繊維強化プラスチック(FRP)製基礎部材21
を設置し、各基礎部材間に断面H型のFRP製梁部材を
渡設した後、この梁部材の上に通信機器設備(新設備)
42を固定している。複数個の基礎部材の上に新設備を
設置すると、新設備の下に潜り込んで改造・補修・点検
などを行うことができる。なお前記はつった場所(FR
P基礎の周辺)には、流動性接着剤(この例では、押さ
えコンクリート)4を打設して硬化させる。
【0022】より詳細には、前記FRP基礎21は、図
2及び図3に示すようにして設置する。すなわち前記図
8の従来例と同様に、FRP基礎21を設置する部分の
保護コンクリート1をはつって(削って)防水シート
(防水層)2を露出させる。そして本発明例では、コン
クリート基礎を打設する従来例とは異なり、予め成形さ
れたFRP基礎21を防水シート2の上に設置してい
る。FRP基礎21を用いれば、軽量であるため、高い
ビルの屋上でも設置可能である。しかも、通常はビルの
屋上まではエレベータが来ていないため、従来であれば
基礎製造用のコンクリート、水、ミキサーなどを階段で
運ぶ必要があり重労働を強いられたのに対して、軽量の
FRP製基礎部材であれば簡単に屋上まで運ぶことがで
きる。さらにはコンクリート基礎の養生・硬化が不要で
あり、極めて短時間(例えば、1日)に工期を短縮で
き、加えて鉄筋などの腐食性材料を用いていないためメ
ンテナンスフリーを達成できる。
【0023】前記FRP基礎21は、略直方体状(この
例では略立方体状)の中空の本体部22と、この本体部
22の下端から水平方向に延出する略長方形(この例で
は略正方形)の鍔部23とで構成されている。そして図
示例では、鍔部23の4角にアンカー27を打つことに
より、基礎部材21を床スラブ3に固定している。本体
部の側方に拡がる鍔部23にアンカーを打ち込めば、本
体部(鉄筋)の下にしかアンカーを打ち込むことができ
ない従来工法に比べ、確実に新設備42のズレや転倒を
防止できる。
【0024】アンカー27の打ち込み後、このアンカー
27を覆うアンカーカバー24を取り付ける。その後、
FRP基礎21周辺の防水シート2から、前記カバー2
4の上を通って、FRP基礎本体22の側壁までを新た
な防水シート30で覆う。アンカーカバー24を用いる
と、新設防水シート30を滑らかに配設することができ
る。また新設防水シート30を用いると、前記アンカー
27の打ち込みによって開いた既設防水シート2の穴か
ら水が侵入するのを防止できる。なおこの例では、新設
防水シート30の片端は、FRP基礎本体22の側壁で
止まらず、後述の傘部材25の裏面までを覆っている
が、少なくともFRP基礎本体22の側壁までを覆って
いればよく、例えば、側壁の上端又は途中までを覆って
いればよい。
【0025】上記のようにして取り付けられたFRP基
礎21の頂面には、予めボルト(取付手段)28が頂面
から突出するようにして取り付けられている。このボル
トを利用して、前記梁部材41をFRP基礎21に取り
付けることができる。
【0026】なおこの例では、FRP製の傘部材25を
介して、梁部材41をFRP基礎21に取り付けてい
る。すなわち傘部材25には、前記ボルト28に対応す
る穴31が開いている。この穴を通じてFRP基礎21
の頂面から突出するボルト28を突き出し、このボルト
28に梁部材41を取り付けている。この傘部材25
は、FRP基礎21の本体側壁からはみ出す屋根部分を
有している。このため、雨水などが前記側壁を伝わっ
て、側壁と新設防水シート30との間に侵入するのをよ
り確実に防止できる。
【0027】前記梁部材41の取り付け部(ボルト28
の取り付け部など)やその周辺は、必要に応じて防水処
理(目止めなど)しておくのが望ましい。防水処理を施
しておけば、ボルト28の取り付け部からFRP基礎2
1内部に水が侵入するのを防止できる。またこの例で
は、FRP基礎21は中空状であるものの、その底面は
底部材26で塞がれている。そのため万が一、ボルト2
8の取り付け部から水が浸入しても、FRP本体22の
側壁と底部材26とで水の侵入を遮断でき、水がアンカ
ー27取り付け部の穴に侵入するのを防止できる。なお
前記中空部に水が浸入してきた場合、基礎部材21の側
壁(特に、傘部材25に近い部分)に穴を開け、内部の
水を排出してもよい。
【0028】本発明はもとより前記図示例に限定される
訳ではなく、前・後記の趣旨に適合し得る範囲で適当に
変更を加えて実施することも可能であり、それらはいず
れも本発明の技術的範囲に包含される。
【0029】例えば、前記新設備は、既設のビルに新た
に設置する設備である限り特に限定されず、種々の装置
や構造物が含まれる。新設備は、重量物である程、本発
明を有利に適用できる。ビルの上層部にいく程、ビルの
強度が低下するため重量物の設置が困難になるにも拘ら
ず、本発明によれば新設備設置のための基礎を軽量化で
きるため、新設備が重量物であってもビル屋上に設置す
ることができる。
【0030】前記新設備の重量は、ビルの強度(耐荷
重)に応じて適宜選択できるが、例えば、1〜10トン
程度である。
【0031】梁部材41の取り付けは、前記ボルト28
よらず、種々の公知の方法が採用できる。また新設備4
2の構造によっては(例えば、新設備の床に梁構造が形
成されている場合などには)、前記梁部材41は必ずし
も必要ではなく、新設備42を直接基礎21に取り付け
てもよい。
【0032】FRP基礎21を床に固定するための前記
アンカー27としては、公知の種々のアンカーが使用で
き、例えば、樹脂アンカー、メカニカルアンカー、型抜
アンカーなどが挙げられる。好ましいアンカーは樹脂ア
ンカーである。
【0033】アンカーは、鍔部23に打ち込む限り打ち
込み場所は特に限定されず、適宜選択できる。
【0034】基礎部材21の数は4個に限定されず、新
設備の形や重量などに応じて、適宜設定できる。
【0035】基礎部材21の形状は、水平な頂面と鍔部
23とを有する限り特に限定されず、例えば、柱状(四
角柱状などの角柱状;円柱状、楕円柱状など)又は切頭
錐体状(切頭四角錐状などの切頭角錐状;切頭円錐状、
切頭楕円錐状など)の本体部とこの本体部の下端から水
平方向に延出する鍔部とを有する種々の基礎部材が使用
できる。好ましい基礎部材は、四角柱状の本体部を有し
ている。
【0036】本体部22は、中空状であってもよく、中
実状であってもよい。中空状である場合には、中空部に
リブ(縦ばり)を形成してもよい。また中空状である場
合、前記底部材26は必ずしも必要ではなく、中空部は
下方に向けて開放していてもよい。
【0037】基礎部材21の高さは、新設備の下に潜れ
る限り特に限定されず、梁部材41の高さや梁部材41
の有無などに応じて適宜選択できるが、例えば、200
〜800mm程度、好ましくは300〜500mm程度
である。
【0038】鍔部23の形状は、アンカー27の打ち込
み場所を提供できる限り特に限定されず、前記図示例の
略長方形状の他、円形状、楕円形状、星型形状などの種
々の形状から選択できる。また鍔部23の形状は、前記
本体部の横断面形状に対して相似形であってもよい。
【0039】アンカーカバー24の形状は、アンカー2
7を滑らかにカバーできる限り特に限定されず、前記図
示例のように鍔部23の外縁部から起立する垂直側壁
と、この側壁から内方に向かって傾斜する傾斜側壁とで
構成されるようなカバーの他、鍔部23に沿って形成さ
れるハーフパイプ状であってもよく、アンカー27とそ
の近傍だけをカバーするような半球状であってもよい。
【0040】なおアンカーカバー24は必ずしも必要で
はない。例えば、アンカー27の突出部(鍔部23から
突出している部分)が滑らかな形状を有している場合に
は、アンカーカバー24は使用しなくてもよい。
【0041】傘部材25も、本体部22の側壁からはみ
出す屋根部分を有している限り特に限定されず、屋根部
分は傾斜していてもよく、水平であってもよい。また傘
部材25のボルト28貫通用穴31は、空いていなくて
もよい。すなわち傘部材25の取り付け時に穴31を空
けてもよく、ボルト28を用いない場合には穴31を空
けなくてもよい。
【0042】なお傘部材25は必ずしも必要ではない。
本発明では新設防水シート30及び本体部22側壁によ
って、水がアンカー27部分に浸入するのを防止できる
ため、傘部材を用いなくてもよい。
【0043】本発明では、基礎部材21がFRP製であ
る限り、他の部材(梁部材41、傘部材25、カバー部
材24など)はFRP製でなくてもよく、例えば、梁部
材は鋼で形成されていてもよく、傘部材やカバー部材は
金属(好ましくはステンレスなどの耐食性金属など)や
プラスチックで形成してもよい。好ましくは基礎部材2
1だけでなく梁部材もFRP製の部材を用い、さらに好
ましくは傘部材25及びカバー部材24もFRP製の部
材を用いる。
【0044】繊維強化プラスチック(FRP)の繊維
(ガラス繊維、炭素繊維、アラミド繊維など;好ましく
はガラス繊維)は、一方向に略配向しているのではな
く、複数方向にランダムに向いているのが望ましい。繊
維が複数方向に向いていると、あらゆる方向からの応力
(引張応力、圧縮応力)に対する強度を高めることがで
きる。
【0045】繊維強化プラスチックとしては、種々の樹
脂が使用でき、不飽和ポリエステル樹脂、エポキシ樹
脂、フェノール樹脂などの熱硬化性樹脂が使用できる。
好ましい樹脂は、不飽和ポリエステル樹脂である。繊維
強化プラスチックは、耐候性や強度に優れているものが
望ましい。
【0046】上記基礎部材21、梁部材41、傘部材2
5、カバー部材24などは、公知の方法に従って製造す
ることができる。例えば、図示例の基礎部材21は、型
成形によって、鍔部を有するハット型FRP製部品と、
この鍔部と同形状の板状FRP製部品とを製造し、繊維
に熱硬化性樹脂を含浸させた接着シートを用いて前記ハ
ット型部品と板状部品とを貼り合わせ、前記接着シート
を硬化することにより製造できる。
【0047】上記説明は、全てアンカー27を用いる場
合についてのものであるが、アンカー27を用いること
なく上述の例と同様にして新設備を設置してもよい。以
下、アンカー27を使用しない例(例1〜2)について
説明する。
【0048】(1)アンカー27を使用しない例1 すなわち前記FRP基礎21は鍔部23を有しているた
め、この鍔部23の上に押さえコンクリート4を打設す
れば(例えば、アンカーカバーを使用することなく直接
鍔部23の上に押さえコンクリート4を打設すれば)、
アンカー27を打ち込むことなく基礎21を床に固定で
きる。
【0049】アンカー27を打ち込まない場合、既設の
防水シート2に穴が開かないため、ビルが漏水する虞が
全くない。このため新たな防水シート30、傘部材25
などは必ずしも用いなくてもよい(以下、他のアンカー
を使用しない例においても同様である)。
【0050】(2)アンカー27を使用しない例2 立体織物を用いて基礎部材21を床に固定する場合に
も、アンカー27を打ち込む必要がない。図4は、前記
立体織物の一例を示す概略斜視図であり、図5は前記立
体織物を備えた基礎部材21の部分拡大断面図である。
【0051】図4に示す立体編物50は、平面方向に連
続する第1の編物層51と、この編物層51と平行する
第2の編物層52と、これら両編物層51,52を連結
する繊維束53とで構成されている。前記両編物層5
1,52は平面方向に連続する網目51a,52aを有
しており、この網目51a,52aによって形成される
ネット状構造を有している。なおネットの目(空隙)5
4は、略多角形状(この例では六角形)である。また前
記繊維束53は、前記網目51a,52aにおいて両編
物層51,52を連結している。
【0052】この立体編物50は、図5に示すようにし
て基礎部材21の底部26及び鍔部23に取り付けられ
ている。すなわち基礎部材21を製造する際に、未硬化
の樹脂板(上述したような鍔部と同形状の板状FRP製
部品など)の上に立体編物を載せて、少し押圧する等し
て、立体織物の一部(この例では、第1の編物層51)
に硬化前の樹脂を含浸させた後、該樹脂を硬化させるこ
とによって、立体編物50を基礎部材21に取り付ける
ことができる。
【0053】図6は、この立体編物50付き基礎部材2
1aの設置方法について説明するための概略断面図であ
る。この図6の例では、前記図2の例とは異なり、基礎
部材21aの設置面に対応する部分の防水シート2もは
つっている。そしてこのはつった箇所に流動性接着剤
(この例ではコンクリート)を打設し、立体織物50が
未硬化接着剤(この例では未硬化コンクリート)に向く
ようにして基礎部材21aを設置する。このようにして
基礎部材21aを設置すると、未硬化コンクリートが立
体織物50の空隙に侵入するため、床面に基礎部材21
aを強固に取り付けることができる。
【0054】なお図6の設置例において、防水シートを
はつる必要は必ずしもない。すなわち防水シートをはつ
ることなく、そのまま、その上に流動性接着剤を打設
し、立体織物50付き基礎部材21aを設置してもよ
い。
【0055】立体織物50によって基礎部材21aを床
に固定する場合、立体織物50の面積(平面方向の面
積)は広い方が望ましい。前記面積が広い程、基礎部材
21aをより強固に床に固定できる。前記面積は、例え
ば、耐震を考慮して設計できる。具体的には、前記面積
を5000〜50,000cm2程度にすると、水平加
速度1.5G程度の地震に対する耐久性を付与できる。
【0056】この立体織物50付き基礎部材21aは、
上述のアンカー27を使用する例において、基礎部材2
1に代えて使用してもよい。
【0057】立体織物50の織物層51,52及び繊維
束53を構成する繊維は特に限定されず、種々の有機系
繊維、無機系繊維、金属繊維などが使用できる。
【0058】
【発明の効果】本発明によれば、基礎部材として繊維強
化プラスチック製部材を用いているだけでなく、鍔部を
有する所定構造の部材を用いているため、前記鍔部を利
用して基礎部材を床に確実に固定することができ、基礎
部材が軽量であってもその上に備え付けた新設備が移動
(ズレ)たり転倒したりするのを防止できる。そのため
基礎部材を軽量化することが可能となり、高いビルであ
っても新設備を設置することができる。また繊維強化プ
ラスチック製の基礎部材を用いているため、工期を短縮
でき、しかも設置後のメンテナンスフリーを達成でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明によって設置した基礎部材及び新
設備の一例を示す概略斜視図である。
【図2】図2は本発明によって設置した基礎部材の一例
を示す概略断面図である。
【図3】図3は本発明の基礎部材の一例を示す概略斜視
図である。
【図4】図4は本発明で使用する立体織物の一例を示す
概略斜視図である。
【図5】図5は本発明の基礎部材の他の一例を示す概略
断面図である。
【図6】図6は前記図5の基礎部材の設置例を示す概略
断面図である。
【図7】図7は既設のビル屋上の床断面図である。
【図8】図8は従来の基礎部材を示す概略断面図であ
る。
【符号の説明】
1 床コンクリート(保護コンクリート) 2 防水層 4 流動性接着剤 21,21a 基礎部材 22 本体部 23 鍔部 24 アンカーカバー 25 傘部材 27 アンカー 30 防水シート 41 梁部材 42 新設備
フロントページの続き (72)発明者 宗宮 祐之 大阪市北区芝田2丁目8番33号 日本ポリ エステル株式会社内 (72)発明者 杉原 聡 大阪市北区芝田2丁目8番33号 日本ポリ エステル株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 新設備を既設のビル屋上に設置する方法
    であって、設置予定面の既設床コンクリートを部分的に
    複数箇所はつることにより各箇所で防水層を露出させ、
    各箇所に基礎部材を配設して各基礎部材間に梁部材を渡
    設し、この梁部材の上に前記新設備を固定すると共に、
    前記基礎部材周辺の露出防水層の上に流動性接着剤を打
    設して硬化する方法において、 前記基礎部材として、柱状又は切頭錐体状の本体部とこ
    の本体部の下端から水平方向に延出する鍔部とを有する
    繊維強化プラスチック製の部材を用い、前記鍔部を利用
    して基礎部材を床に固定することを特徴とする新設備の
    設置方法。
  2. 【請求項2】 新設備を既設のビル屋上に設置する方法
    であって、設置予定面の既設床コンクリートを部分的に
    複数箇所はつることにより各箇所で防水層を露出させ、
    各箇所に基礎部材を配設し、この基礎部材の上に前記新
    設備を固定すると共に、前記基礎部材周辺の露出防水層
    の上に流動性接着剤を打設して硬化する方法において、 前記基礎部材として、柱状又は切頭錐体状の本体部とこ
    の本体部の下端から水平方向に延出する鍔部とを有する
    繊維強化プラスチック製の部材を用い、前記鍔部を利用
    して基礎部材を床に固定することを特徴とする新設備の
    設置方法。
  3. 【請求項3】 前記既設床のコンクリートに加えて、防
    水層もはつることによりスラブを露出させ、この露出部
    に流動性接着剤を打設すると共に、底部に立体織物が取
    り付けられた基礎部材を配設する請求項1又は2記載の
    新設備の設置方法。
  4. 【請求項4】 前記基礎部材の鍔部の上にも流動性接着
    剤を打設する請求項1〜3のいずれかに記載の設置方
    法。
  5. 【請求項5】 前記基礎部材の鍔部を貫通するアンカー
    を打ち込む請求項1〜4のいずれかに記載の設置方法。
  6. 【請求項6】 アンカーの打ち込み後、前記アンカーを
    覆うアンカーカバーを取り付け、少なくとも、基礎部周
    辺の露出防水層から、前記カバーの上を通って、前記本
    体部側壁までを防水シートで覆った後で、前記流動性接
    着剤を打設する請求項5記載の設置方法。
  7. 【請求項7】 基礎部材の上に、該基礎部材頂面を覆う
    傘部材を載置し、この傘部材を介して梁部材を基礎部材
    に取り付ける請求項1〜6のいずれかに記載の設置方
    法。
  8. 【請求項8】 前記梁部材、アンカーカバー、及び傘部
    材が繊維強化プラスチック製である請求項7に記載の設
    置方法。
  9. 【請求項9】 柱体状又は切頭錐体状の本体部と、この
    本体部の下端から水平方向に延出する鍔部とを有する繊
    維強化プラスチック製の基礎部材。
  10. 【請求項10】 前記アンカーを覆うアンカーカバーを
    備えている請求項9記載の基礎部材。
  11. 【請求項11】 前記基礎部材の頂面を覆う傘部材を備
    えている請求項9又は10に記載の基礎部材。
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