JP2003138227A - 建材用透湿防水粘着テープ - Google Patents
建材用透湿防水粘着テープInfo
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- JP2003138227A JP2003138227A JP2001336173A JP2001336173A JP2003138227A JP 2003138227 A JP2003138227 A JP 2003138227A JP 2001336173 A JP2001336173 A JP 2001336173A JP 2001336173 A JP2001336173 A JP 2001336173A JP 2003138227 A JP2003138227 A JP 2003138227A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】防水性を有しつつ透湿性が高く、建物内での結
露防止効果の高い透湿防水テープ、また施工後、時間経
過による寸法変化の小さな透湿防水テープを提供する。 【解決手段】テープ状の透湿防水シートの両端部近傍に
ブチルゴム系粘着剤層が連続した筋状に形成された透湿
防水粘着テープとする。該透湿防水粘着テープは、50
℃にて7日間保存したときの寸法変化率が0.5%以下
であることが好ましく、透湿防水シートは、ポリオレフ
ィン系多孔質シートとポリオレフィン系繊維が積層され
た積層体であることが好ましい。
露防止効果の高い透湿防水テープ、また施工後、時間経
過による寸法変化の小さな透湿防水テープを提供する。 【解決手段】テープ状の透湿防水シートの両端部近傍に
ブチルゴム系粘着剤層が連続した筋状に形成された透湿
防水粘着テープとする。該透湿防水粘着テープは、50
℃にて7日間保存したときの寸法変化率が0.5%以下
であることが好ましく、透湿防水シートは、ポリオレフ
ィン系多孔質シートとポリオレフィン系繊維が積層され
た積層体であることが好ましい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、防水性、透湿性に
優れた建材用粘着テープに関し、特に建築物の屋根の下
地部、壁面部を構成するパネル等の部材の目地部などの
シール施工に適した透湿防水粘着テープに関する。
優れた建材用粘着テープに関し、特に建築物の屋根の下
地部、壁面部を構成するパネル等の部材の目地部などの
シール施工に適した透湿防水粘着テープに関する。
【0002】
【従来の技術】住宅の側壁部、屋根部等の下地を構成す
るパネル、支柱部材等のジョイント部においては、流動
性を有するシーリング材を注入したり、図3に例示した
ように防水テープを貼着する等の方法により雨水の浸入
防止が図られている。
るパネル、支柱部材等のジョイント部においては、流動
性を有するシーリング材を注入したり、図3に例示した
ように防水テープを貼着する等の方法により雨水の浸入
防止が図られている。
【0003】図3は、建物の側壁部において、間柱54
に硬質ポリウレタンフォームパネル等の断熱パネル52
を固定し、断熱パネルのジョイント部(目地部)53の
シールに防水テープ57を貼着施工した状態を示したも
のである。こうして形成された下地の外側に、胴縁55
を介して外装材51が施工される。
に硬質ポリウレタンフォームパネル等の断熱パネル52
を固定し、断熱パネルのジョイント部(目地部)53の
シールに防水テープ57を貼着施工した状態を示したも
のである。こうして形成された下地の外側に、胴縁55
を介して外装材51が施工される。
【0004】このような防水テープ57は、従来、透湿
性の低い樹脂系ないしゴム系の基材に、ゴム化アスファ
ルト系、ブチルゴム系等の粘着剤を基材全面に積層した
構成を有するものであった。
性の低い樹脂系ないしゴム系の基材に、ゴム化アスファ
ルト系、ブチルゴム系等の粘着剤を基材全面に積層した
構成を有するものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、近年、住宅の
高気密化が進み、上記のようなシーリング材によるシー
ルや、透湿性を有しない防水テープの貼着によるシール
では、建物内部から外部への水分の透過が十分ではな
く、建物内部、特に屋根部、壁部における結露が問題と
なり、その解決が求められていた。断熱パネル自体には
透湿性が期待できないため、特に目地部をシールする防
水テープに透湿性が求められる。
高気密化が進み、上記のようなシーリング材によるシー
ルや、透湿性を有しない防水テープの貼着によるシール
では、建物内部から外部への水分の透過が十分ではな
く、建物内部、特に屋根部、壁部における結露が問題と
なり、その解決が求められていた。断熱パネル自体には
透湿性が期待できないため、特に目地部をシールする防
水テープに透湿性が求められる。
【0006】本発明の目的は、防水性を有しつつ透湿性
が高く、建物内での結露防止効果の高い透湿防水テープ
を提供することにある。また本発明の目的は、施工後、
時間経過による寸法変化の小さな透湿防水テープを提供
することにもある。
が高く、建物内での結露防止効果の高い透湿防水テープ
を提供することにある。また本発明の目的は、施工後、
時間経過による寸法変化の小さな透湿防水テープを提供
することにもある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の透湿防水粘着テ
ープは、テープ状の透湿防水シートの両端部近傍にブチ
ルゴム系粘着剤層が連続した筋状に形成されたものであ
ることを特徴とする。かかる構成により、基材である透
湿防水シートの透湿性を維持した透湿防水粘着テープを
得ることができる。
ープは、テープ状の透湿防水シートの両端部近傍にブチ
ルゴム系粘着剤層が連続した筋状に形成されたものであ
ることを特徴とする。かかる構成により、基材である透
湿防水シートの透湿性を維持した透湿防水粘着テープを
得ることができる。
【0008】上述の透湿防水粘着テープは、50℃にて
7日間保存したときの寸法変化率(テープの粘着剤層を
形成した部分の寸法変化率)が0.5%以下であること
が好ましい。
7日間保存したときの寸法変化率(テープの粘着剤層を
形成した部分の寸法変化率)が0.5%以下であること
が好ましい。
【0009】50℃にて7日間保存したときの寸法変化
率が0.5%以下であることにより、時間経過により透
湿防水粘着テープの波打ちが発生せず、接着界面におけ
る浮き、しわ等の発生が防止され、その結果防水性の低
下が防止される。
率が0.5%以下であることにより、時間経過により透
湿防水粘着テープの波打ちが発生せず、接着界面におけ
る浮き、しわ等の発生が防止され、その結果防水性の低
下が防止される。
【0010】本発明の透湿防水粘着テープを構成する前
記透湿防水シートは、ポリオレフィン系多孔質シートと
ポリオレフィン系繊維が積層された積層体であることが
好ましい。
記透湿防水シートは、ポリオレフィン系多孔質シートと
ポリオレフィン系繊維が積層された積層体であることが
好ましい。
【0011】上記構成を有する透湿防水シートは、防水
性能に優れ、しかもブチルゴム系粘着剤に含まれる粘着
付与剤、可塑剤等により膨潤などと考えられる理由によ
り寸法変化を起こしにくく、従って施工後の時間経過に
よっても波打ちを発生しないものとなる。また繊維によ
る補強効果により、建材用として求められる機械的強度
においても優れた特性を有する。
性能に優れ、しかもブチルゴム系粘着剤に含まれる粘着
付与剤、可塑剤等により膨潤などと考えられる理由によ
り寸法変化を起こしにくく、従って施工後の時間経過に
よっても波打ちを発生しないものとなる。また繊維によ
る補強効果により、建材用として求められる機械的強度
においても優れた特性を有する。
【0012】前記ポリオレフィン系多孔質シートは、ポ
リエチレン系樹脂100重量部と無機充填剤50〜20
0重量部とを主成分として含有し、少なくとも1軸方向
に延伸されたものであることが好ましい。
リエチレン系樹脂100重量部と無機充填剤50〜20
0重量部とを主成分として含有し、少なくとも1軸方向
に延伸されたものであることが好ましい。
【0013】上記構成を有するポリオレフィン系多孔質
シートは、微多孔性であり、防水性を有しつつ優れた透
湿性を有し、しかも高強度のシートであって、建材用透
湿防水シート基材として好適である。
シートは、微多孔性であり、防水性を有しつつ優れた透
湿性を有し、しかも高強度のシートであって、建材用透
湿防水シート基材として好適である。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の透湿防水粘着テープの構
成部材である透湿防水シートは、ポリオレフィン系多孔
質シートとポリオレフィン系繊維が積層された積層体で
あることが好ましい。
成部材である透湿防水シートは、ポリオレフィン系多孔
質シートとポリオレフィン系繊維が積層された積層体で
あることが好ましい。
【0015】ポリオレフィン系多孔質シートを構成する
ポリオレフィン系樹脂は、公知のエチレン、プロピレ
ン、1−ブテン、1−ヘキセン、イソブチレン等のα−
オレフィンの単独重合体ないし共重合体が使用可能であ
る。α−オレフィンと共に他のモノマー、例えば2−ブ
テン、酢酸ビニル等を一部に使用したものであってもよ
い。
ポリオレフィン系樹脂は、公知のエチレン、プロピレ
ン、1−ブテン、1−ヘキセン、イソブチレン等のα−
オレフィンの単独重合体ないし共重合体が使用可能であ
る。α−オレフィンと共に他のモノマー、例えば2−ブ
テン、酢酸ビニル等を一部に使用したものであってもよ
い。
【0016】ポリオレフィン系樹脂を多孔質シートとす
る方法としては、公知の方法が限定なく使用可能であ
り、ポリオレフィン系樹脂に無機充填剤ないし有機充填
剤から選択される少なくとも1種を添加し、例えばTダ
イを備えた押出機によりシート化し、さらに少なくとも
1軸方向に延伸することにより多孔質化する方法が例示
される。ポリオレフィン系樹脂には、必要に応じて加工
助剤、安定剤、着色剤等の添加剤を添加する。
る方法としては、公知の方法が限定なく使用可能であ
り、ポリオレフィン系樹脂に無機充填剤ないし有機充填
剤から選択される少なくとも1種を添加し、例えばTダ
イを備えた押出機によりシート化し、さらに少なくとも
1軸方向に延伸することにより多孔質化する方法が例示
される。ポリオレフィン系樹脂には、必要に応じて加工
助剤、安定剤、着色剤等の添加剤を添加する。
【0017】ポリオレフィン系樹脂を多孔質シートとす
るために使用する充填剤としては、上述のように無機充
填剤が好ましい。無機充填剤としては、公知の無機充填
剤は限定なく使用可能であり、具体的には、炭酸カルシ
ウム、炭酸マグネシウム、炭酸バリウム、硫酸カルシウ
ム、硫酸マグネシウム、硫酸バリウム等の金属塩類、水
酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム等の金属水酸化
物、酸化カルシウム、酸化マグネシウム、酸化チタン、
アルミナ、酸化亜鉛等の金属酸化物、タルク、クレー、
カオリン、シリカ、ハイドロタルサイト、珪藻土、マイ
カ、ゼオライト、ガラス粉等が例示できる。
るために使用する充填剤としては、上述のように無機充
填剤が好ましい。無機充填剤としては、公知の無機充填
剤は限定なく使用可能であり、具体的には、炭酸カルシ
ウム、炭酸マグネシウム、炭酸バリウム、硫酸カルシウ
ム、硫酸マグネシウム、硫酸バリウム等の金属塩類、水
酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム等の金属水酸化
物、酸化カルシウム、酸化マグネシウム、酸化チタン、
アルミナ、酸化亜鉛等の金属酸化物、タルク、クレー、
カオリン、シリカ、ハイドロタルサイト、珪藻土、マイ
カ、ゼオライト、ガラス粉等が例示できる。
【0018】透湿防水シートを構成するポリオレフィン
系繊維は、多孔質シートを構成する樹脂として例示され
たものと同じ樹脂を使用することができる。繊維は、織
布、不織布のいずれであってもよく、単に繊維を交叉さ
せて接着した網状体であってもよい。
系繊維は、多孔質シートを構成する樹脂として例示され
たものと同じ樹脂を使用することができる。繊維は、織
布、不織布のいずれであってもよく、単に繊維を交叉さ
せて接着した網状体であってもよい。
【0019】織布ないし網状体を構成する糸は、モノフ
ィラメント、マルチフィラメント、スプリットヤーン、
スリットヤーン等の公知の糸形態から適宜選択して使用
される。2種以上を使用してもよく、2種以上の糸を使
用する場合、それぞれ同一の樹脂で構成されていてもよ
く、また異なった材料で構成されていてもよい。また2
種以上の糸を使用する場合、その糸形態は同一であって
もよく、異なったもの、例えばマルチフィラメントとス
リットヤーンの組合せであってもよい。織布は、公知の
織物形態は限定なく使用可能であり、平織、紗等が例示
されるが、これに限定されるものではない。
ィラメント、マルチフィラメント、スプリットヤーン、
スリットヤーン等の公知の糸形態から適宜選択して使用
される。2種以上を使用してもよく、2種以上の糸を使
用する場合、それぞれ同一の樹脂で構成されていてもよ
く、また異なった材料で構成されていてもよい。また2
種以上の糸を使用する場合、その糸形態は同一であって
もよく、異なったもの、例えばマルチフィラメントとス
リットヤーンの組合せであってもよい。織布は、公知の
織物形態は限定なく使用可能であり、平織、紗等が例示
されるが、これに限定されるものではない。
【0020】ポリオレフィン系多孔質シートと織布の積
層は、公知の方法により行う。具体的には接着剤を使用
した接着方法、熱融着方法などが例示される。
層は、公知の方法により行う。具体的には接着剤を使用
した接着方法、熱融着方法などが例示される。
【0021】ポリオレフィン系多孔質シートと織布を構
成する繊維の配向方向との関係は、特に限定されるもの
ではないが、透湿防水粘着テープにおけるポリオレフィ
ン系繊維は、前記テープ状の透湿防水シートの長さ方向
に配向した繊維と幅方向に配向した繊維とから構成さ
れ、前記ポリオレフィン系多孔質シートに接着・積層さ
れたものであることが好ましい。
成する繊維の配向方向との関係は、特に限定されるもの
ではないが、透湿防水粘着テープにおけるポリオレフィ
ン系繊維は、前記テープ状の透湿防水シートの長さ方向
に配向した繊維と幅方向に配向した繊維とから構成さ
れ、前記ポリオレフィン系多孔質シートに接着・積層さ
れたものであることが好ましい。
【0022】透湿防水シートの厚みは特に限定されるも
のではないが、テープとしての可とう性、強度等を考慮
すると0.1〜0.3mmであることが好ましい。また
透湿防水シートの透湿性は、高い方が好ましいが、高す
ぎると防水性が低下するため、透湿度が4000〜20
000g/m2 ・24hrであることが好ましい。
のではないが、テープとしての可とう性、強度等を考慮
すると0.1〜0.3mmであることが好ましい。また
透湿防水シートの透湿性は、高い方が好ましいが、高す
ぎると防水性が低下するため、透湿度が4000〜20
000g/m2 ・24hrであることが好ましい。
【0023】ポリオレフィン系多孔質シートとポリオレ
フィン系繊維が積層された積層体である透湿防水シート
は、市販品を使用することも好適な態様であり、商品名
タフシート(三井化学産資社製)、透湿防水シート(東
海パルプ社製)等が例示される。
フィン系繊維が積層された積層体である透湿防水シート
は、市販品を使用することも好適な態様であり、商品名
タフシート(三井化学産資社製)、透湿防水シート(東
海パルプ社製)等が例示される。
【0024】透湿防水シートの両端部近傍に連続した筋
状に設けられるブチルゴム系粘着剤層は、ブチルゴム2
68(JSR社製)、再生ブチルゴム等のブチルゴムを
使用し、これに軟化剤、粘着付与剤、充填剤ないし増量
剤、老化防止剤等を適宜配合し、常法により混練して製
造する。一般的には、原料ゴム100重量部に対して軟
化剤5〜30重量部、粘着付与剤5〜50重量部、充填
剤ないし増量剤10〜200重量部、適量の老化防止剤
が使用される。
状に設けられるブチルゴム系粘着剤層は、ブチルゴム2
68(JSR社製)、再生ブチルゴム等のブチルゴムを
使用し、これに軟化剤、粘着付与剤、充填剤ないし増量
剤、老化防止剤等を適宜配合し、常法により混練して製
造する。一般的には、原料ゴム100重量部に対して軟
化剤5〜30重量部、粘着付与剤5〜50重量部、充填
剤ないし増量剤10〜200重量部、適量の老化防止剤
が使用される。
【0025】使用する軟化剤としては、鉱物油系軟化
剤、芳香族系プロセスオイル、ナフテン系プロセスオイ
ル及びパラフィン系プロセスオイル等の石油系軟化剤、
パラフィンワックス類、ペトロラタム、石油系アスファ
ルト類が例示され、単独で使用してもよく、或いは2種
以上を併用してもよい。
剤、芳香族系プロセスオイル、ナフテン系プロセスオイ
ル及びパラフィン系プロセスオイル等の石油系軟化剤、
パラフィンワックス類、ペトロラタム、石油系アスファ
ルト類が例示され、単独で使用してもよく、或いは2種
以上を併用してもよい。
【0026】粘着付与剤としては、石油系樹脂、テルペ
ン系樹脂、ナフテン系炭化水素樹脂、パラフィン系炭化
水素樹脂、ポリブテン、アタクチックポリプロピレン、
液状ポリブタジエン等が例示され、これらの少なくとも
1種が適宜選択して使用される。
ン系樹脂、ナフテン系炭化水素樹脂、パラフィン系炭化
水素樹脂、ポリブテン、アタクチックポリプロピレン、
液状ポリブタジエン等が例示され、これらの少なくとも
1種が適宜選択して使用される。
【0027】本発明の建材用透湿防水粘着テープの好適
な態様を図面に基づいて説明する。図1(a)は建材用
透湿防水粘着テープを示した斜視図であり、テープ5が
巻き取られ、巻物1とされている。テープの幅は、用途
に応じて適宜設定され、特に限定されるものではない
が、一般的には10〜25mm程度である。
な態様を図面に基づいて説明する。図1(a)は建材用
透湿防水粘着テープを示した斜視図であり、テープ5が
巻き取られ、巻物1とされている。テープの幅は、用途
に応じて適宜設定され、特に限定されるものではない
が、一般的には10〜25mm程度である。
【0028】図1(b)は透湿防水粘着テープ5の断面
を例示したものである。透湿防水粘着テープ5は、ポリ
オレフィン系多孔質シート7とポリオレフィン系繊維2
とから構成される透湿防水シート、該透湿防水シートの
ポリオレフィン系多孔質シート7面に設けられた2本の
筋状のブチルゴム系粘着剤層3、及びブチルゴム系粘着
剤3に貼合されたセパレーター4にて構成される。ブチ
ルゴム系粘着剤層3は、この図ではテープの長さ方向両
端部にそれぞれ1本、計2本形成されているが、それぞ
れがさらに細分化されて2本以上の複数本で構成されて
いてもよい。
を例示したものである。透湿防水粘着テープ5は、ポリ
オレフィン系多孔質シート7とポリオレフィン系繊維2
とから構成される透湿防水シート、該透湿防水シートの
ポリオレフィン系多孔質シート7面に設けられた2本の
筋状のブチルゴム系粘着剤層3、及びブチルゴム系粘着
剤3に貼合されたセパレーター4にて構成される。ブチ
ルゴム系粘着剤層3は、この図ではテープの長さ方向両
端部にそれぞれ1本、計2本形成されているが、それぞ
れがさらに細分化されて2本以上の複数本で構成されて
いてもよい。
【0029】図2には透湿防水粘着テープ5の裏面図
(図2(a))、表面図(図2(b))を示した。図2
(a)に示したように、透湿防水粘着テープ5の裏面に
は、テープ状の透湿防水シート6の両端部近傍にブチル
ゴム系粘着剤層3が2列設けられている。中央部は粘着
剤層がなく、透湿防水シート6の透湿性がそのまま発揮
される。
(図2(a))、表面図(図2(b))を示した。図2
(a)に示したように、透湿防水粘着テープ5の裏面に
は、テープ状の透湿防水シート6の両端部近傍にブチル
ゴム系粘着剤層3が2列設けられている。中央部は粘着
剤層がなく、透湿防水シート6の透湿性がそのまま発揮
される。
【0030】図2(b)に示したように、透湿防水シー
ト6には、テープ状の防水シートの長さ方向に配向した
繊維と幅方向に配向した繊維とから構成されるポリオレ
フィン系繊維が積層されている。図2(b)のP部を拡
大して模式的に図2(c)に示した。透湿防水シート6
には、幅方向に配向した繊維20、長さ方向に配向した
繊維22、23からなる繊維層が積層されている。この
例は、長さ方向の繊維が22、23の2種使用されてい
る例である。またこの例では、幅方向の繊維20はやや
太めのマルチフィラメントであり、長さ方向に配向した
繊維22は細めのマルチフィラメントであり、23はス
リットヤーンである。
ト6には、テープ状の防水シートの長さ方向に配向した
繊維と幅方向に配向した繊維とから構成されるポリオレ
フィン系繊維が積層されている。図2(b)のP部を拡
大して模式的に図2(c)に示した。透湿防水シート6
には、幅方向に配向した繊維20、長さ方向に配向した
繊維22、23からなる繊維層が積層されている。この
例は、長さ方向の繊維が22、23の2種使用されてい
る例である。またこの例では、幅方向の繊維20はやや
太めのマルチフィラメントであり、長さ方向に配向した
繊維22は細めのマルチフィラメントであり、23はス
リットヤーンである。
【0031】幅方向、長さ方向とは、この図2に示した
ように、それぞれ概ね幅方向、長さ方向であればよい意
味であり、幅方向、長さ方向に配向した繊維が直交して
いる必要もない。
ように、それぞれ概ね幅方向、長さ方向であればよい意
味であり、幅方向、長さ方向に配向した繊維が直交して
いる必要もない。
【0032】透湿防水シート6にブチルゴム系粘着剤層
3を形成する方法としては、押出機を使用して直接形成
する方法、ブチルゴム系粘着剤の両面粘着テープを製造
した後に透湿防水シート6の所定位置に貼合する方法な
どが例示される。
3を形成する方法としては、押出機を使用して直接形成
する方法、ブチルゴム系粘着剤の両面粘着テープを製造
した後に透湿防水シート6の所定位置に貼合する方法な
どが例示される。
【0033】押出機を使用して透湿防水シート6にブチ
ルゴム系粘着剤層3を直接形成する方法としては、以下
の方法が例示される。
ルゴム系粘着剤層3を直接形成する方法としては、以下
の方法が例示される。
【0034】(1)予め調製したブチルゴム系粘着剤を
押出機に投入し、40〜100℃に加熱し、複数のスリ
ット状吐出口を有するダイを使用し、透湿防水シート6
を供給して厚さ約0.3〜1.0mm,幅5〜20mm
にてブチルゴム系粘着剤層3を吐出、形成する。 (2)ブチルゴム系粘着剤層3を形成した後に、適宜の
セパレーターを積層して巻き取る。
押出機に投入し、40〜100℃に加熱し、複数のスリ
ット状吐出口を有するダイを使用し、透湿防水シート6
を供給して厚さ約0.3〜1.0mm,幅5〜20mm
にてブチルゴム系粘着剤層3を吐出、形成する。 (2)ブチルゴム系粘着剤層3を形成した後に、適宜の
セパレーターを積層して巻き取る。
【0035】透湿防水シート6は、予め所定のテープ幅
に裁断し、2列のブチルゴム系粘着剤層3を形成しても
よく、広幅の透湿防水シート6を使用し、多数(4本以
上)のブチルゴム系粘着剤層3を形成した後にスリッタ
ーを使用して裁断して複数巻のテープを製造する構成と
してもよい。
に裁断し、2列のブチルゴム系粘着剤層3を形成しても
よく、広幅の透湿防水シート6を使用し、多数(4本以
上)のブチルゴム系粘着剤層3を形成した後にスリッタ
ーを使用して裁断して複数巻のテープを製造する構成と
してもよい。
【0036】ブチルゴム系粘着剤の両面粘着テープを製
造した後に透湿防水シート6に貼合する方法としては、
以下の方法が例示される。
造した後に透湿防水シート6に貼合する方法としては、
以下の方法が例示される。
【0037】(1)ブチルゴム系粘着剤を使用してカレ
ンダー成形機により広幅の両面粘着テープを作製する。
この際、カレンダー成形機に投入されたブチルゴム系粘
着剤は80〜150℃に加熱され、厚さ0.5〜1.0
mmの両面粘着テープに加工される。 (2)得られた広幅の両面粘着テープを幅5〜20mm
に裁断して細幅両面テープとする。
ンダー成形機により広幅の両面粘着テープを作製する。
この際、カレンダー成形機に投入されたブチルゴム系粘
着剤は80〜150℃に加熱され、厚さ0.5〜1.0
mmの両面粘着テープに加工される。 (2)得られた広幅の両面粘着テープを幅5〜20mm
に裁断して細幅両面テープとする。
【0038】(3)裁断された細幅両面テープを、貼合
機により、透湿防水シート6の所定位置に貼合する。
機により、透湿防水シート6の所定位置に貼合する。
【0039】
【実施例】<透湿防水粘着テープの作製>
(実施例1)ブチルゴム268を原料ゴムとし、その1
00重量部にポリイソブチレンテトラックス4T(日本
石油化学製)60重量部、パラフィン系プロセスオイル
PW−90(出光興産製)220重量部、テルペン系粘
着付与剤YSレジン800(ヤスハラケミカル製)15
重量部、充填剤としてデキシークレー(クレー、R.
T.VANDERBITE INC製)120重量部、
ホワイトテックス(クレー、三井物産)120重量部
を、ニーダー及びミキシングロールを使用して混合し、
ブチルゴム系粘着剤を調製した。
00重量部にポリイソブチレンテトラックス4T(日本
石油化学製)60重量部、パラフィン系プロセスオイル
PW−90(出光興産製)220重量部、テルペン系粘
着付与剤YSレジン800(ヤスハラケミカル製)15
重量部、充填剤としてデキシークレー(クレー、R.
T.VANDERBITE INC製)120重量部、
ホワイトテックス(クレー、三井物産)120重量部
を、ニーダー及びミキシングロールを使用して混合し、
ブチルゴム系粘着剤を調製した。
【0040】幅60mmに裁断した繊維層を有する透湿
防水シートであるタフシート(厚さ0.18mm,三井
石化産資社製)の端部から約1mm内側に、押出機を使
用して幅15mm,厚さ0.5mmのブチルゴム系粘着
剤層を形成した。
防水シートであるタフシート(厚さ0.18mm,三井
石化産資社製)の端部から約1mm内側に、押出機を使
用して幅15mm,厚さ0.5mmのブチルゴム系粘着
剤層を形成した。
【0041】(比較例1)実施例1にて調製したブチル
ゴム系粘着剤を使用し、幅60mmに裁断した透湿防水
シートであるタイベック(旭デュポンフラッシュスパン
プロダクツ社製)に押出機を使用して実施例1と同様に
して幅15mm,厚さ0.5mmのブチルゴム系粘着剤
層を形成した。
ゴム系粘着剤を使用し、幅60mmに裁断した透湿防水
シートであるタイベック(旭デュポンフラッシュスパン
プロダクツ社製)に押出機を使用して実施例1と同様に
して幅15mm,厚さ0.5mmのブチルゴム系粘着剤
層を形成した。
【0042】<評価試験>実施例1、比較例1において
得た幅60mmの透湿防水テープを長さ500mmに裁
断して短冊状の試験サンプルとし、50℃のオーブン中
で1週間加熱した後に室温に放置し、冷却後に外観を目
視で評価した。
得た幅60mmの透湿防水テープを長さ500mmに裁
断して短冊状の試験サンプルとし、50℃のオーブン中
で1週間加熱した後に室温に放置し、冷却後に外観を目
視で評価した。
【0043】また、実施例1、比較例1において得た透
湿防水テープを長さ500mmに裁断し、さらに粘着剤
層部分のみを切り出して試験サンプルとし、50℃のオ
ーブン中で1週間加熱した後に、23℃にて長さを測定
して寸法変化率を測定した。加熱試験後の長さをx(m
m)として、寸法変化率は計算式 寸法変化率(%)=100(x−500)/500 にて求めた。
湿防水テープを長さ500mmに裁断し、さらに粘着剤
層部分のみを切り出して試験サンプルとし、50℃のオ
ーブン中で1週間加熱した後に、23℃にて長さを測定
して寸法変化率を測定した。加熱試験後の長さをx(m
m)として、寸法変化率は計算式 寸法変化率(%)=100(x−500)/500 にて求めた。
【0044】<評価結果>目視評価の結果、実施例1の
試験サンプルには変化が認められなかったが、比較例1
の試験サンプルは粘着剤層形成部に波打ちが発生してお
り、これをパネルに貼合したところ、パネル基材との間
のシール機能は問題有るものであった。
試験サンプルには変化が認められなかったが、比較例1
の試験サンプルは粘着剤層形成部に波打ちが発生してお
り、これをパネルに貼合したところ、パネル基材との間
のシール機能は問題有るものであった。
【0045】粘着剤層部分のみを切り出した試験サンプ
ルの寸法変化率は、実施例1の試験サンプルでは0.2
%であったのに対して比較例1の試験サンプルは1.5
%であった。この寸法変化が波打ちの原因であると考え
られる。
ルの寸法変化率は、実施例1の試験サンプルでは0.2
%であったのに対して比較例1の試験サンプルは1.5
%であった。この寸法変化が波打ちの原因であると考え
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】透湿防水粘着テープの巻物と断面構造を示した
図
図
【図2】透湿防水粘着テープの表面、裏面を示した図
【図3】透湿防水粘着テープにより建物側壁部下地のシ
ールを行った構造を示した図
ールを行った構造を示した図
【符号の説明】
1 テープ巻物
2 ポリオレフィン系繊維
3 ブチルゴム系粘着剤層
4 セパレーター
5 透湿防水粘着テープ
7 ポリオレフィン系多孔質シート
フロントページの続き
Fターム(参考) 4J004 AA05 AA07 AB01 CA04 CA07
CB01 CC02 CC03 CC07 CE03
FA10
4J040 BA172 BA182 BA222 CA052
DA132 DA141 DN032 EL012
JA09 JB09 KA26 KA31 NA12
Claims (5)
- 【請求項1】 テープ状の透湿防水シートの両端部近傍
にブチルゴム系粘着剤層が連続した筋状に形成された透
湿防水粘着テープ。 - 【請求項2】 50℃にて7日間保存したときの寸法変
化率が0.5%以下である請求項1に記載の建材用透湿
防水粘着テープ。 - 【請求項3】 前記透湿防水シートが、ポリオレフィン
系多孔質シートとポリオレフィン系繊維が積層された積
層体である請求項1又は2に記載の建材用透湿防水粘着
テープ。 - 【請求項4】 前記ポリオレフィン系多孔質シートが、
ポリエチレン系樹脂100重量部と無機充填剤50〜2
00重量部とを主成分として含有し、少なくとも1軸方
向に延伸されたものである請求項3に記載の建材用透湿
防水粘着テープ。 - 【請求項5】 前記ポリオレフィン系繊維が、前記テー
プ状の透湿防水シートの長さ方向に配向した繊維と幅方
向に配向した繊維とから構成され、前記ポリオレフィン
系多孔質シートに接着・積層されたものである請求項3
又は4に記載の建材用透湿防水粘着テープ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001336173A JP2003138227A (ja) | 2001-11-01 | 2001-11-01 | 建材用透湿防水粘着テープ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001336173A JP2003138227A (ja) | 2001-11-01 | 2001-11-01 | 建材用透湿防水粘着テープ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003138227A true JP2003138227A (ja) | 2003-05-14 |
Family
ID=19151040
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001336173A Pending JP2003138227A (ja) | 2001-11-01 | 2001-11-01 | 建材用透湿防水粘着テープ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003138227A (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006077208A (ja) * | 2004-09-13 | 2006-03-23 | Nitto Denko Corp | 粘着テープ |
JP2006143867A (ja) * | 2004-11-19 | 2006-06-08 | Okura Ind Co Ltd | 透湿性床養生用粘着シート |
EP1715013A2 (en) | 2005-04-20 | 2006-10-25 | Nitto Denko Corporation | Waterproof and airtight double-sided pressure-sensitive adhesive tape |
EP1721950A1 (en) | 2005-04-20 | 2006-11-15 | Nitto Denko Corporation | Waterproof and airtight pressure-sensitive adhesive tape |
US7351472B2 (en) | 2003-10-22 | 2008-04-01 | Nitto Denko Corporation | Waterproofing and airtight pressure-sensitive adhesive tape |
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KR101302327B1 (ko) * | 2008-09-04 | 2013-08-30 | (주)엘지하우시스 | 시공용 테이프 및 이를 포함하는 차음재 |
KR101302290B1 (ko) * | 2008-09-04 | 2013-09-03 | (주)엘지하우시스 | 차음재 |
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WO2013137072A1 (ja) * | 2012-03-13 | 2013-09-19 | 日東電工株式会社 | 粘着剤組成物、粘着シートおよび透湿防水粘着シート |
JP2019210725A (ja) * | 2018-06-06 | 2019-12-12 | 東洋紡Stc株式会社 | 防水下地用目地テープおよびそれを用いた防水工法 |
-
2001
- 2001-11-01 JP JP2001336173A patent/JP2003138227A/ja active Pending
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