JP2003137730A - エアゾール組成物 - Google Patents

エアゾール組成物

Info

Publication number
JP2003137730A
JP2003137730A JP2001338405A JP2001338405A JP2003137730A JP 2003137730 A JP2003137730 A JP 2003137730A JP 2001338405 A JP2001338405 A JP 2001338405A JP 2001338405 A JP2001338405 A JP 2001338405A JP 2003137730 A JP2003137730 A JP 2003137730A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
aerosol composition
stock solution
aqueous stock
acid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001338405A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3761447B2 (ja
Inventor
Hidetoshi Miyamoto
英俊 宮本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daizo Corp
Original Assignee
Daizo Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daizo Corp filed Critical Daizo Corp
Priority to JP2001338405A priority Critical patent/JP3761447B2/ja
Publication of JP2003137730A publication Critical patent/JP2003137730A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3761447B2 publication Critical patent/JP3761447B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cosmetics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゴマージュ化粧料としての性能に優れ、か
つ、水性原液のpHが調整可能であり、水性原液および
エアゾール組成物が長期間安定なエアゾール組成物を提
供する。 【解決手段】 ウレタン樹脂(好ましくは10〜30重
量%)を含有する水性原液と液化ガスとからなるエアゾ
ール組成物。好ましくは水性原液に酸性成分を含有し、
20℃におけるpHが6.5〜8.5である。吐出し、
吐出物に剪断を加えることにより樹脂が析出する。ウレ
タン樹脂の中和度が70〜110%であることが好まし
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エアゾール組成物
に関する。詳しくは、吐出物に指などで剪断を加えるこ
とにより樹脂を析出させ、古い角質や汚れ成分を除去す
るエアゾール型ゴマージュ化粧料として有用なエアゾー
ル組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のエアゾール型ゴマージュ化粧料と
しては、特開平9−169619号公報、特開2000
−186029公報、特開2001−139426公報
などに記載のものがある。
【0003】特開平9−169619号公報には、結晶
セルロース粉、粉体成分、油質成分、エタノール、水、
添加成分とからなる原液と、液化石油ガスおよび/また
はジメチルエ−テルを噴出剤としたエアゾール型パック
剤が開示されており、このものは吐出直後は水分を含ん
だ泥または泡状であり、手のひらなどで摩擦(マッサー
ジ)すると次第に水分が蒸散して固まりつつ、垢のよう
になって剥脱する特徴を有する。
【0004】特開2000−186029公報には、被
膜性樹脂を含有する非固着性水溶液をエアゾール化した
ゴマージュ化粧料が開示されており、吐出後に摩擦を加
えると消しゴムのかす状に樹脂成分などが析出する特徴
を有する。
【0005】特開2001−139426公報には、
(a)粘着性固形分とこの粘着性固形分を分散する揮発
性の分散媒とからなり、分散媒が揮発したときに前記粘
着性固形分が析出する析出性粘着剤と、(b)揮発性油
剤とを含有するゴマージュ化粧料が開示されており、揮
発性油剤を配合することで粘着性固形分の析出速度を調
整できるとともに、析出した粘着性固形物が皮膚上の水
に再分散や乳化するのを防止して、除去効果を維持で
き、水に濡れた肌であっても使用することができる特徴
を有する。さらにフォーム状で吐出することにより、皮
膚との接触面積を増大することができ、揮発性油剤の揮
発速度が増大する効果がある。
【0006】また、本発明者は、吐出物に剪断を加える
ことで析出する成分として、アルカリ剤を用いて特定の
範囲に中和し、水への溶解度(水溶性)を調整した樹脂
を用いることにより、短時間で樹脂が析出し、皮膚への
刺激が少なくなるエアゾール組成物を見出している(特
願2000−299446公報)。
【0007】しかし、前記従来のエアゾール型ゴマージ
ュ化粧料は、吐出物から垢や消しゴムのかすのように析
出する成分として、たとえば、ポリビニルピロリドン、
ポリビニルピロリドン/酢酸ビニル共重合体、アクリル
酸アルキル共重合体(エマルジョン)などの樹脂を用い
ており、これら樹脂は水性原液のpHによって、樹脂の
水への溶解性が変化するため、吐出物からの析出時間や
析出量が変化しやすい問題があった。また、前述の理由
から、水性原液を調製する際には、高精度な管理が必要
となり、製造に手間がかかる。さらに、皮膚への刺激性
や水性原液およびエアゾール組成物の安定性を向上させ
るために、水性原液に酸性成分を添加してpH調製をす
ることができない問題があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ゴマージュ
化粧料としての性能に優れ、かつ、水性原液のpHが調
製可能となり、水性原液およびエアゾール組成物が長期
間安定となるエアゾール組成物を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に種々検討を重ねた結果、特定の樹脂を配合することに
より、ゴマージュ化粧料としての性能に優れ、かつ、水
性原液のpHが調製可能となり、水性原液およびエアゾ
ール組成物が長期間安定となることを見出した。
【0010】すなわち、本発明は、ウレタン樹脂を含有
する水性原液と液化ガスとからなるエアゾール組成物に
関する。
【0011】本発明のエアゾール組成物は、吐出し、吐
出物に剪断を加えることにより樹脂が析出する特性を有
する。
【0012】前記ウレタン樹脂は、水性原液中10〜3
0重量%配合することが好ましく、さらに中和度が70
〜110%であることが好ましい。
【0013】また、前記水性原液に酸性成分を含有する
ことが好ましく、水性原液の20℃におけるpHが6.
5〜8.5であることが好ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明のエアゾール組成物は、ウ
レタン樹脂を含有する水性原液と液化ガスとからなる。
本発明のエアゾール組成物は、吐出し、吐出物に剪断を
加えることにより樹脂が析出する特性を有する。
【0015】ウレタン樹脂を含有した水性原液を用いて
エアゾール組成物とすることにより、吐出物に指などで
剪断を加えたときの樹脂が析出する時間(析出時間)が
短くなるとともに、樹脂の析出量が安定になる、さらに
析出した樹脂の特性(強度や剥がれ落ち易さ、臭いな
ど)が優れるなど、ゴマージュ化粧料としての性能に優
れたエアゾール組成物が得られる。さらに、水性原液の
pHを調製しても、樹脂の析出時間や析出量は安定して
おり、また長期間保存した場合であっても水性原液やエ
アゾール組成物中での樹脂の析出などがない、安定なエ
アゾール組成物が得られる。
【0016】前記ウレタン樹脂は、吐出後、析出し、皮
膚の古い角質や皮膚に付着した不要な成分、汚れ成分な
どを除去するための成分である。前記ウレタン樹脂は、
水性原液中10〜30重量%(固形分)、さらには12
〜25重量%配合されることが好ましい。ウレタン樹脂
の配合量が10重量%未満の場合は、吐出物からの樹脂
の析出量が少なくなるため、充分な洗浄効果が得られな
い場合がある。一方、30重量%以上の場合は、水性原
液やエアゾール組成物中で安定な状態で存在しにくくな
り、経時的に析出したり、エアゾールバルブなどで詰ま
り易くなる場合がある。また、水性原液やエアゾール組
成物の粘度が高くなりすぎ、取り扱い難くなる場合があ
る。
【0017】また、前記ウレタン樹脂は、水性原液調整
時または予め、アルカリ剤で中和され、水溶性を有する
ものを用いることが好ましい。ウレタン樹脂としては、
たとえば、ジイソシアネートとジオールとの反応生成物
を使用することができる。ウレタン樹脂の好ましい形態
としては、分子量が3000〜80000、さらには5
000〜50000、とくには8000〜30000で
あることが好ましい。分子量が3000未満のウレタン
樹脂では、析出する樹脂の強度が弱く、ゴマージュ化粧
料としての性能に劣る傾向がある。一方、分子量が80
000を超えるウレタン樹脂では、水に溶解しにくくな
り、配合しにくくなる傾向がある。本発明で使用するウ
レタン樹脂としては、たとえば、アルカリ剤でほぼ10
0%中和したウレタン樹脂を30重量%配合したエタノ
ール水溶液(エタノール:水=10:60(重量%))
の25℃における粘度が50〜1000mPa・s、さ
らには100〜500mPa・sであることが好まし
い。このようなウレタン樹脂としては、たとえば、ポリ
ウレタン(BASF社製ルビセットP.U.R.(商品
名))などをあげることができる。
【0018】前記アルカリ剤としては、アミノメチルプ
ロパノール、アミノメチルプロパンジオール、アミノエ
チルプロパンジオール、モノエタノールアミン、ジエタ
ノールアミン、トリエタノールアミン、モノイソプロパ
ノールアミン、水酸化カリウムなどがあげられる。
【0019】なお、前記ウレタン樹脂を前記アルカリ剤
で中和するときの中和度は70〜110%、好ましくは
80〜105%であることが好ましい。前記中和度が7
0%未満の場合は、ウレタン樹脂の水への溶解性が低く
なるため、水性原液およびエアゾール組成物中で樹脂は
不安定となり、経時的に析出しやすくなる。一方、11
0%以上の場合は、水性原液のpHが強いアルカリ性に
なりやすく、皮膚への刺激性や容器への腐蝕性の点から
好ましくない。また、析出した樹脂の粘着性が強くなる
ため、前記析出した樹脂が皮膚から容易に剥がれ落ちる
感覚(ぽろぽろ感)が得られにくい。なお、中和度は次
式で算出される。 中和度=(中和剤量×1000)÷(樹脂量×樹脂の酸
価×中和剤のグラム当量)
【0020】なお、吐出物から析出する樹脂の性状(強
度やねばりなど)を調製するために、ジアルキルアミノ
エチル(メタ)アクリレート−(メタ)アクリル酸アル
キルエステル共重合体、アクリル酸オクチルアミド−ア
クリル酸ヒドロキシプロピル−メタクリル酸ブチルアミ
ノエチル共重合体、ビニルピロリドン−酢酸ビニル共重
合体、アクリル酸ヒドロキシエチル−アクリル酸ブチル
−アクリル酸メトキシエチル共重合体、アクリル酸アル
カノールアミン、ビニルピロリドン−N,N−ジメチル
アミノエチルメタクリル酸共重合体硫酸塩、ヒドロキシ
エチルセルロース・ジメチルジアリルアンモニウムクロ
リド、アクリル酸アルキル共重合体エマルジョン、アク
リル酸アルキル−スチレン共重合体エマルジョンなどの
樹脂を補助成分として配合してもよい。
【0021】前記水性原液は、前記ウレタン樹脂を必須
成分として配合するが、前記ウレタン樹脂を分散させる
溶媒として水が用いられる。前記水としては、とくに限
定がなく、精製水、イオン交換水、生理食塩水などがあ
げられる。
【0022】さらに、前記溶媒には、溶媒の揮発を速く
し、吐出物の乾燥時間を短くするために、またウレタン
樹脂の溶解性を高くするために、低級アルコールを配合
することができる。
【0023】前記低級アルコールとしては、エタノー
ル、プロパノール、イソプロパノール、イソブチルアル
コール、t−ブチルアルコールなどがあげられる。
【0024】低級アルコールの配合量は、水性原液中3
〜30重量%、好ましくは5〜25重量%用いられる。
3重量%未満の場合は低級アルコールを配合する効果が
得られにくく、また溶媒の揮発が遅くなり、樹脂の析出
に時間がかかる。一方、30重量%を超えると、皮膚の
脱脂効果が強く、ダメージを与える。
【0025】また、前記水性原液は、皮膚への刺激性を
考慮して、また水性原液およびエアゾール組成物を安定
化させるために、さらにはエアゾール組成物を充填する
エアゾール容器への腐蝕を考慮して、酸性成分を配合す
ることができる。通常、樹脂を配合した水性原液の場
合、酸性成分を添加すると、吐出物から樹脂が析出する
状態が変化するが、本発明では、特定の樹脂を用いてい
るため、後述する水性原液のpHの範囲内であれば、樹
脂が析出する状態の変化が小さいという特徴を有する。
【0026】前記酸性成分としては、クエン酸、乳酸、
リンゴ酸、コハク酸、アジピン酸、酒石酸、グリコール
酸、フタル酸、マロン酸、アスコルビン酸、酢酸などの
有機酸、リン酸2水素ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸
水素ナトリウムなどがあげられる。
【0027】前記酸性成分の配合量は、酸性成分を配合
していないときの水性原液のpHにより変動するが、水
性原液のpHが6.5〜8.5となるように添加され
る。
【0028】さらに、前記水性原液には、前記ウレタン
樹脂、水、低級アルコール、酸性成分以外にも、界面活
性剤、有効成分、その他の成分などを配合することがで
きる。
【0029】前記界面活性剤は、発泡剤、乳化剤、加脂
剤などの目的で用いられ、非イオン型界面活性剤、アニ
オン型界面活性剤、カチオン型界面活性剤、両性型界面
活性剤、高分子界面活性剤、シリコーン系界面活性剤な
どを用いることができる。
【0030】前記非イオン型界面活性剤としては、ソル
ビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、デ
カグリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エ
ステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステ
ル、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル、ポ
リオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリエチ
レングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンア
ルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピ
レンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフ
ェニルエーテル、ポリオキシエチレンヒマシ油・硬化ヒ
マシ油誘導体、ポリオキシエチレンラノリン・ラノリン
アルコール・ミツロウ誘導体、ポリオキシエチレンアル
キルアミン・脂肪酸アミド、ピログルタミン酸エステル
などがあげられる。
【0031】前記アニオン型界面活性剤としては、脂肪
酸のケン化物、アルキル硫酸塩、ポリオキシエチレンア
ルキルエーテル硫酸塩、アルキルリン酸塩、ポリオキシ
エチレンアルキルエーテルリン酸塩、脂肪酸石鹸、α−
オレフィンスルホン酸塩などがあげられる。
【0032】前記カチオン型界面活性剤としては、アル
キルアンモニウム塩、アルキルベンジルアンモニウム塩
などがあげられる。
【0033】前記両性型界面活性剤としては、酢酸ベタ
イン、レシチンなどがあげられる。
【0034】前記高分子型界面活性剤としては、ポリア
ルキルビニルピリジニウム、アルキルフェノールポリマ
ー誘導体、スチレン・マレイン酸重合物誘導体、アルキ
ルビニルエーテルとマレイン酸の共重合物などがあげら
れる。
【0035】前記シリコーン系界面活性剤としては、ポ
リオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体、ポ
リオキシプロピレン・メチルポリシロキサン共重合体、
ポリ(オキシエチレン・オキシプロピレン)・メチルポ
リシロキサン共重合体などがあげられる。
【0036】前記界面活性剤は、水性原液中0.1〜1
5重量%、さらには0.5〜10重量%が好ましい。
0.1重量%未満の場合は、界面活性剤を配合する効果
が得られにくく、特に泡状で吐出する場合には発泡性に
優れ、安定な泡が得られにくくなる。一方、15重量%
以上の場合は、べとつきや皮膚への刺激性など使用感が
悪くなる。
【0037】前記有効成分は、所望する効果や目的など
に応じて適宜選択され、保湿剤、紫外線吸収剤、アミノ
酸、ビタミン類、ホルモン類、各種抽出液、殺菌・防腐
剤、消臭・防臭剤、各種香料などがあげられる。
【0038】前記保湿剤としては、ポリエチレングリコ
ール、プロピレングリコール、グリセリン、1、3−ブ
チレングリコール、ジグリセリン、コラーゲン、キシリ
トール、ソルビトール、コンドロイチン硫酸、ヒアルロ
ン酸、ムコイチン硫酸、カロニン酸、乳酸ナトリウム、
dl−ピロリドンカルボン酸塩、ケラチン、カゼイン、
レシチンなどがあげられる。
【0039】前記紫外線吸収剤としては、パラアミノ安
息香酸、パラアミノ安息香酸モノグリセリンエステル、
アントラニル酸メチル、サリチル酸オクチル、サリチル
酸フェニル、パラメトキシケイ皮酸イソプロピル、パラ
メトキシケイ皮酸オクチル、2,4−ジヒドロキシベン
ゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェ
ノンなどがあげられる。
【0040】前記アミノ酸としては、グリシン、アラニ
ン、ロイシン、イソロイシン、セリン、スレオニントリ
プトファン、シスチン、システイン、メチオニン、アス
パラギン酸、グルタミン酸、アルギニン、ヒスチジン、
リジン、ヒドロキシリジンなどがあげられる。
【0041】前記ビタミン類としては、ビタミンA油、
レチノール、パルミチン酸レチノール、イノシット、塩
化ピリドキシン、ニコチン酸ベンジル、ニコチン酸アミ
ド、ニコチン酸dl−α−トコフェロール、アスコルビ
ン酸リン酸マグネシウム、ビタミンD2(エルゴカシフ
ェロール)、dl−α−トコフェロール、酢酸dl−α
−トコフェロール、パントテン酸、ビオチンなどがあげ
られる。
【0042】前記ホルモン類としては、エラストラジオ
ール、エチニルエストラジオールなどがあげられる。
【0043】前記酸化防止剤としては、アスコルビン
酸、α−トコフェロール、ジブチルヒドロキシトルエ
ン、ブチルヒドロキシアニソールなどがあげられる。
【0044】前記各種抽出液としては、ドクダミエキ
ス、オウバクエキス、カンゾウエキス、シャクヤクエキ
ス、ヘチマエキス、キナエキス、クララエキス、サクラ
ソウエキス、バラエキス、レモンエキス、アロエエキ
ス、ショウブ根エキス、ユーカリエキス、セージエキ
ス、茶エキス、海藻エキス、プラセンタエキス、シルク
抽出液などがあげられる。
【0045】前記殺菌・防腐剤としては、パラオキシ安
息香酸エステル、安息香酸ナトリウム、ソルビン酸カリ
ウム、フェノキシエタノール、塩化ベンザルコニウム、
塩化クロルヘキシジン、感光素、ヘキサクロロフェン、
パラクロルメタクレゾールなどがあげられる。
【0046】前記消臭・防臭剤としては、ラウリルメタ
クリレート、ゲラニルクロトレート、ミリスチン酸アセ
トフェノン、酢酸ベンジル、プロピオン酸ベンジル、安
息香酸メチル、フェニル酢酸メチルなどがあげられる。
【0047】前記有効成分は、水性原液中0.1〜30
重量%、さらには0.5〜20重量%配合されることが
好ましい。0.1重量%未満の場合、有効成分の効果が
得られにくい。30重量%を超えると、有効成分濃度が
高くなりすぎ、有効成分によっては皮膚に悪影響を及ぼ
す場合がある。
【0048】前記その他の成分としては多価アルコー
ル、高級アルコール、油成分、可塑剤、高分子化合物、
粉体などがあげられる。
【0049】前記多価アルコールは、溶媒として用いら
れたり、可溶化剤、保湿剤、温感付与剤などとして用い
られ、エチレングリコール、プロピレングリコール、
1,3−ブチレングリコール、グリセリン、キシリトー
ル、ソルビトール、ジエチレングリコール、ジプロピレ
ングリコール、トリエチレングリコール、ポリプロピレ
ングリコール、ジグリセリン、ポリエチレングリコール
などがあげられる。
【0050】前記高級アルコールは、発泡性、泡質、泡
比重などを調整する整泡剤として用いられ、ラウリルア
ルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、
ミリスチルアルコール、オレイルアルコール、ラノリン
アルコール、ヘキシルデカノール、イソステアリルアル
コールなどがあげられる。
【0051】前記油成分は、溶媒の一部として用いられ
たり、析出する樹脂の特性を調整するなど、使用感を向
上させるなどの目的で用いられ、メチルポリシロキサ
ン、オクタメチルトリシロキサン、デカメチルテトラシ
ロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカ
メチルシクロペンタシロキサン、メチルフェニルポリシ
ロキサンなどのシリコーン;ミリスチン酸イソプロピ
ル、オクタン酸セチル、ミリスチン酸オクチルドデシ
ル、パルミチン酸イソプロピル、ラウリン酸ヘキシル、
ステアリン酸ブチル、乳酸セチル、オレイン酸オレイ
ル、酢酸エチル、フタル酸ジエチル、フタル酸ジエトキ
シエチル、コハク酸ジエトキシエチル、リンゴ酸ジイソ
ステアリルなどのエステル油;ペンタン、ヘキサン、ス
クワラン、スクワレン、流動パラフィン、イソパラフィ
ン、ケロシンなどの炭化水素;ラウリン酸、ミリスチン
酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸などの高
級脂肪酸;ミツロウ、ラノリンなどのロウ;アボガド
油、タートル油、トウモロコシ油、ミンク油、オリーブ
油、ナタネ油、ゴマ油、ヒマシ油、アマニ油、ホホバ
油、胚芽油、ヤシ油、パーム油などの油脂などがあげら
れる。
【0052】前記可塑剤は、析出する樹脂の特性を調整
する目的で用いられ、クエン酸アセチルトリメチル、ク
エン酸アセチルトリブチルなどのクエン酸エステル;フ
タル酸ジエチル、フタル酸ジブチル、フタル酸ジオクチ
ル、フタル酸ジアミル、フタル酸ジエチルヘキシルなど
のフタル酸エステル;リン酸トリブチル、リン酸トリク
レジルなどのリン酸エステル;イソ酪酸・酢酸スクロー
ス、メチルフタリルメチルグリコレート、エチルフタリ
ルエチルグリコレート、アジピン酸ジエチル、アジピン
酸ジブチルなどのアジピン酸エステルなどがあげられ
る。
【0053】前記高分子化合物は、水性原液の粘度を調
整し、ゲル状で吐出したり、ミスト状で吐出する際は吐
出粒子を大きくし、付着性を向上させたり、泡状で吐出
する際の泡の液膜強度を強くして、泡の安定性を向上さ
せるなどの目的で用いられ、寒天、カゼイン、デキスト
リン、ゼラチン、ペクチン、デンプン、アルギン酸ナト
リウム、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロ
キシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロー
ス、ニトロセルロース、結晶セルロース、変性ポテトス
ターチ、ポリビニルアルコール、ポリビニルメチルエー
テル、ポリビニルピロリドン、カルボキシビニルポリマ
ー、ポリアクリル酸ナトリウムなどがあげられる。
【0054】前記粉末は、洗浄性を向上させるなどの目
的で用いられ、タルク、カオリン、雲母、炭酸マグネシ
ウム、炭酸カルシウム、ケイ酸亜鉛、ケイ酸マグネシウ
ム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸カルシウム、シリカ、
ゼオライト、セラミックパウダーなどがあげられる。
【0055】前記その他の成分の配合量は、水性原液中
0.1〜15重量%、好ましくは0.3〜10重量%用
いられる。配合量が0.1重量%未満の場合は、その他
の成分を配合する効果が得られにくく、15重量%以上
の場合は使用感が悪くなる。とくに粉末を配合する場合
は、長期間保存しておくと、沈降した粉体が水性原液や
エアゾール組成物中でケーキングしやすくなり、均一な
組成物を吐出するのが困難となったり、エアゾールバル
ブなどで詰まりやすくなる。
【0056】本発明のエアゾール組成物に用いられる水
性原液は、前記低級アルコール、界面活性剤、有効成
分、その他の成分を必要に応じて添加した水性原液に、
あらかじめアルカリ剤で中和したポリウレタン樹脂を配
合、または水性原液中でウレタン樹脂を中和することに
より製造される。また、酸性成分を配合する場合には、
酸性成分を水に溶解させて、低濃度な水溶液の状態で添
加することが好ましい。
【0057】このようにして得られた水性原液は、20
℃でのpHが6.5〜8.5、さらには6.7〜8.0
であることが好ましい。水性原液のpHが6.5未満の
場合には、樹脂が水性原液またはエアゾール組成物中で
析出しやすくなり、一方、pHが8.5を超えると、皮
膚への刺激と容器への腐食性が強くなるため、好ましく
ない。
【0058】本発明のエアゾール組成物は、前記水性原
液と液化ガスとを耐圧性容器に充填し、混合することに
より得られる。
【0059】前記液化ガスは、水性原液を、泡、ミス
ト、ゲルなどの形態で吐出するための成分であり、液化
ガスとしては、ブタン、プロパンおよびこれらの混合物
である液化石油ガス、ジメチルエーテル、およびこれら
の混合物などがあげられる。なおペンタンやヘキサンな
どの液状の炭化水素とともに混合して用いてもよい。
【0060】前記水性原液と液化ガスとの配合比(重量
比)は、水性原液/液化ガス=99/1〜50/50
(重量%)、さらには97/3〜60/40(重量%)
であることが好ましい。両者の配合比が99/1よりも
大きい場合は、液化ガスを配合する効果が得られにく
く、50/50未満の場合は、水性原液と液化ガスとが
分離しやすく、均一な組成物を吐出し難くなる。
【0061】前記水性原液と液化ガスとをエアゾール容
器に充填し、ついで吐出部材を取り付けることによりエ
アゾール製品とすることができる。なお、エアゾール容
器は、耐圧性を有する容器本体と、容器本体に取り付け
られてエアゾール容器を気密状態とし、吐出操作により
エアゾール組成物を吐出するエアゾールバルブとからな
る。
【0062】かようにして得られるエアゾール組成物
は、吐出物に指などで剪断を加えると、短時間で樹脂が
ポロポロと析出し、また、析出した樹脂は、やわらか
く、伸縮可能であるため、皮膚上の古い角質や汚れ成分
などを吸着しやすく、洗浄効果に優れている。また、析
出した樹脂に、不快な臭いはなく、使用後、皮膚表面に
臭いが付着することもない。さらに、水性原液のpHを
調整することが可能であるため製造が容易であり、か
つ、水性原液やエアゾール組成物の安定性に優れるとい
う特徴を有する。
【0063】以下、実施例に基づき、本願のエアゾール
組成物を詳細に説明するが、これら実施例に限定される
ものではない。
【0064】
【実施例】実施例1〜6、比較例1〜3
【0065】
【表1】
【0066】
【表2】
【0067】
【表3】
【0068】<エアゾール組成物の調製>表1および表
2記載の組成の水性原液と液化石油ガス(LPG)と
を、水性原液90.0重量%およびLPG10.0重量
%のエアゾール組成にてエアゾール容器(耐圧性ガラス
容器:満注量100ml)に充填し、エアゾール組成物
を調製した。
【0069】実施例1〜6で使用したポリウレタン(ル
ビセットP.U.R.)は、ポリマー固形分30重量
%、エタノール10重量%、精製水60重量%であり、
アミノメチルプロパノール(AMP)で100%中和し
ており、25℃における粘度は139mPa・sであっ
た。また、LPGは、20℃における蒸気圧が0.34
MPaであるものを用いた。
【0070】<試験・評価> 1.加速試験による原液およびエアゾール組成物の安定
性評価 得られた水性原液とエアゾール組成物とを60℃条件下
で1カ月間保存し、樹脂析出の有無を観察した。 評価基準 ○:樹脂の析出は認められない。 △:樹脂の析出がわずかに認められる。 ×:樹脂の析出が多量に認められる。
【0071】2.吐出物に指で剪断を加えたときの、樹
脂析出状態の評価 エアゾール組成物を腕に吐出し、吐出物(泡)を指で円
を描くように塗り伸ばしたときの樹脂の析出状態を評価
した。 評価基準 ○:剪断を加えると、すぐに樹脂がダート状にポロポロ
と析出した。 ×:剪断を加えても、析出するまでに5秒以上かかり、
析出量も少ない。
【0072】3.析出物の強度 析出物の両端を指で摘み、引っ張ったときの析出物の状
態を評価した。 評価基準 ○:引っ張ってもすぐには分裂せず、ガム状に少し伸び
た。 ×:引っ張るとすぐに分裂した。
【0073】4.皮膚残存量 エアゾール組成物を腕に吐出し、該吐出した吐出物の量
から算出される樹脂量と、吐出物(泡)を指で円を描く
ように塗り伸ばして樹脂を析出させ、皮膚から樹脂が剥
がれ落ちた量とから、皮膚に残存している樹脂量(吐出
した量に対する重量割合)を算出した。 ○:残存量が10%未満 ×:残存量が10%以上
【0074】5.析出物および使用後の皮膚表面の臭い 析出物と、析出物を除去したのちの皮膚表面の臭いを評
価した。 評価基準 ○:析出物、皮膚表面ともに不快な臭いはない。 ×:析出物、皮膚表面に不快な臭いがある。
【0075】6.洗浄効果 皮膚上(腕)にファンデーションを付着させて、付着面
にエアゾール組成物を吐出した。ついで吐出物(泡)を
指で円を描くように塗り伸ばして樹脂を析出させ、析出
した樹脂を皮膚上から落としたのちのファンデーション
の除去具合を評価した。 評価基準 ○:ファンデーションはほとんど除去されている。 ×:ファンデーションの一部が残留している。
【0076】
【表4】
【0077】実施例1〜4では、クエン酸によりpH調
整しても、エアゾール組成物の安定性に優れ、樹脂析出
量(剥がれ落ちる量)は安定している。また、析出物
は、やわらかく、伸縮性を有し、皮膚表面での残存量も
少なく、洗浄効果に優れている。さらに、析出物および
使用後の皮膚表面での臭いはなかった。また、pH調整
にほかの酸性成分(リン酸2水素ナトリウム)を使用し
た実施例5および樹脂の配合量を減らした実施例6で
も、ゴマージュ化粧料として優れた特性を有する。一
方、ポリウレタンに代えてほかの樹脂を使用した比較例
1および2では、pH調整すると安定性が悪くなった。
さらに、比較例3では、中和度が実施例と同程度であ
り、安定性には優れているが、樹脂の析出が悪く、皮膜
を形成し、剥がれ落ちなかった。また、比較例では、皮
膚残存量が多く、析出物および使用後の皮膚表面に不快
な臭いがあり、使用感、洗浄効果ともに劣るものであっ
た。
【0078】
【発明の効果】本発明のエアゾール組成物は、ゴマージ
ュ化粧料としての性能に優れており、また水性原液のp
H調整が可能であるため、製造が容易であり、また長期
間保存した場合であっても、水性原液及びエアゾール組
成物の安定性に優れている。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウレタン樹脂を含有する水性原液と液化
    ガスとからなるエアゾール組成物。
  2. 【請求項2】 該エアゾール組成物を吐出し、吐出物に
    剪断を加えることにより樹脂が析出する請求項1記載の
    エアゾール組成物。
  3. 【請求項3】 前記ウレタン樹脂を水性原液中10〜3
    0重量%配合する請求項1または2記載のエアゾール組
    成物。
  4. 【請求項4】 前記ウレタン樹脂の中和度が70〜11
    0%である請求項1、2または3記載のエアゾール組成
    物。
  5. 【請求項5】 前記水性原液に酸性成分を含有する請求
    項1、2、3または4記載のエアゾール組成物。
  6. 【請求項6】 前記水性原液の20℃におけるpHが
    6.5〜8.5である請求項1、2、3、4または5記
    載のエアゾール組成物。
JP2001338405A 2001-11-02 2001-11-02 エアゾール型ゴマージュ化粧料 Expired - Fee Related JP3761447B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001338405A JP3761447B2 (ja) 2001-11-02 2001-11-02 エアゾール型ゴマージュ化粧料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001338405A JP3761447B2 (ja) 2001-11-02 2001-11-02 エアゾール型ゴマージュ化粧料

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003137730A true JP2003137730A (ja) 2003-05-14
JP3761447B2 JP3761447B2 (ja) 2006-03-29

Family

ID=19152907

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001338405A Expired - Fee Related JP3761447B2 (ja) 2001-11-02 2001-11-02 エアゾール型ゴマージュ化粧料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3761447B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020171002A1 (ja) 2019-02-19 2020-08-27 株式会社Adeka 化粧料用ポリウレタン及び化粧料用ポリウレタンの製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020171002A1 (ja) 2019-02-19 2020-08-27 株式会社Adeka 化粧料用ポリウレタン及び化粧料用ポリウレタンの製造方法
KR20210132063A (ko) 2019-02-19 2021-11-03 가부시키가이샤 아데카 화장료용 폴리우레탄 및 화장료용 폴리우레탄의 제조 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP3761447B2 (ja) 2006-03-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003201217A (ja) 頭髪用エアゾール組成物
JP3981289B2 (ja) 発泡性エアゾール組成物
JP2006290888A (ja) パーソナルケア用クレンジング及びシェービングフィルム
JP4624175B2 (ja) ゲルスプレー用エアゾール組成物
GB2560605A (en) Anhydrous deodorant compositions with absorber combination II
GB2560788A (en) Anhydrous deodorant compositions with absorber combination I
JP2003252725A (ja) 発泡性エアゾール組成物
TW200946141A (en) Foam-shaped skin liniment
JP4707221B2 (ja) エアゾール組成物
JP3936289B2 (ja) エアゾール組成物
WO2002083321A1 (fr) Produit contenant un aerosol
JP5044103B2 (ja) 乳化型エアゾール組成物
JP2001106611A (ja) 発泡性エアゾール組成物
JP2000212051A (ja) 頭髪用エアゾ―ル製品
JP2003137730A (ja) エアゾール組成物
JP5095239B2 (ja) ジェルスプレー用エアゾール組成物
JP4917723B2 (ja) エアゾール組成物および発泡性エアゾール製品
JP4113614B2 (ja) ゲル状製品の製法
JP4628560B2 (ja) エアゾール組成物およびその製品
JP2002322043A (ja) ポリノルボルネンを含有するパック料
KR20170083123A (ko) 폼상 화장료
JP5507818B2 (ja) エアゾール組成物
JP7261094B2 (ja) 剥離性被膜形成用エアゾール組成物
JP4559154B2 (ja) 発泡性頭髪用エアゾール組成物
JP7326076B2 (ja) エアゾール組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041006

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050527

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050607

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050802

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20051227

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060110

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 3761447

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090120

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120120

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150120

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees