JP2002322043A - ポリノルボルネンを含有するパック料 - Google Patents

ポリノルボルネンを含有するパック料

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JP2002322043A
JP2002322043A JP2001127141A JP2001127141A JP2002322043A JP 2002322043 A JP2002322043 A JP 2002322043A JP 2001127141 A JP2001127141 A JP 2001127141A JP 2001127141 A JP2001127141 A JP 2001127141A JP 2002322043 A JP2002322043 A JP 2002322043A
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polynorbornene
skin
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Kazuko Jinbo
和子 神保
Koichi Iyanagi
宏一 井柳
Hide Sakuyama
秀 作山
Daiki Kudo
大樹 工藤
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Pola Chemical Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】皮脂の刺激成分を吸収し、皮膚に密着し,十分
な閉塞性による血行促進作用を有し、使用性が簡便であ
るパック料を提供することを課題とする。 【解決手段】パック料にノルボルネンを構成モノマーと
して含有する重合体でジエン系エラストマーであるポリ
ノルボルネン及び/又は、炭化水素、エステル、トリグ
リセライド、シリコーンの一種乃至は二種以上を含有さ
せることにより、皮膚に対して密着性を高め,十分な閉
塞性を持たせ、血行促進作用を促進させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化粧料などに有用
なノルボルネンを構成モノマーとして重合したポリノル
ボルネンを含有するをパック料に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、しばしば問題となっている流出原
油の回収に用いられる様々なゲル化剤がある。オイルの
ゲル化のメカニズムとして、1)親油性の高い高分子粉
末が、オイルの流動性をなくし絡め取る、ポリイソブチ
レンや2)極性溶媒存在下で、親水基同士が水素結合
し、網目構造を作り、オイルを取り込む長鎖アルキルア
クリレート系高分子、12−ヒドロキシステアリン酸な
どの低分子やアミノ系、ソルビトール系の液体ゲル化剤
があり、更に、3)オイル不溶性高分子が、3次元網目
構造を作りその中にオイルを取り込む、アルキルスチレ
ン、ヒドロキシアルキルアクリレートなどの架橋物やジ
エン系エラスラマーの機能性高分子であるポリノルボル
ネンなどがある。
【0003】従来、パック料の種類としては、皮膜型の
パック料には皮膜物性の優秀性及び皮膚に対する安全性
の高さから皮膜形成剤としてポリビニルアルコールを主
剤とするフィルミーパックが知られているが、シート状
に乾燥したフィルムを剥すとき、その最終乾燥状態が不
明確な場合が多く、主に使用者個人の感覚に頼らざるを
得ないため、例えば充分乾燥していない時は厚めの塗布
膜の部分が剥れず、きたなく剥れ、後仕末が大変となる
場合などが発生すると言う欠点がある。他には、カオリ
ン等の無機粉末を主剤としたクレイパック、フォームパ
ック、クリームパック、また、カルボキシビニルポリマ
ー等の水溶性高分子による高濃度グリセリンをゲル化し
たジェルパックがあるが、閉塞性が十分でなかったり、
拭き取りが必要であった。又,シート状の含浸シート、
パップ剤タイプ、コラーゲンシートのものでは、形状に
工夫で閉塞性を高めていたが限度があった。さらに、エ
ステティック用にアルギン酸カルシウムと塩化カルシウ
ムの組み合わせによるアルゲパックや石膏パックがある
が使用時水との混合で使用性が簡便ではなかった、パラ
フィン等を中心とするワックスパックなどは、溶解温度
が高いため、温度管理が必要で誤使用で火傷などのおそ
れがあった。現在のところ、皮膚閉塞作用による血行促
進効果や効果的な皮脂の刺激成分を吸収による清浄効果
を何れもある程度有しているが、十分な閉塞性による血
行促進効果があり、皮脂吸収性による清浄効果にも優
れ、使用性が簡便なパック料が存在しなく望まれてい
た。
【0004】近年、上記オイル不溶性高分子で、3次元
網目構造を作りその中にオイルを取り込む、ジエン系エ
ラスラマーの機能性高分子であるポリノルボルネンが、
皮脂の刺激成分を吸収し、皮膚に密着し,十分な閉塞性
による血行促進作用を有し、使用性が簡便であり、上記
のように、パック料に最適であり、十分に満足する多機
能性高分子であることは知られて無く、又、それを配合
させたパック料は存在しない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、この様な状
況下為されたものであり、皮脂の刺激成分を吸収し、皮
膚に密着し,十分な閉塞性による血行促進作用を有し、
使用性が簡便であるパック料を提供することを課題とす
る。
【0006】
【課題の解決手段】本発明者らは、この様な状況に鑑み
て、皮脂の刺激成分を吸収し、皮膚に密着し,十分な閉
塞性による血行促進作用を有し、使用性が簡便であるパ
ック料を求めて、鋭意研究努力を重ねた結果、ノルボル
ネンを構成モノマーとして作成された重合体であるポリ
ノルボルネンをパック料などの組成物に含有させること
により、その様な技術が可能であることを見いだし、発
明を完成させるに至った。即ち、本発明は次に示す技術
に関するものである。 (1)ノルボルネンを構成モノマーとして含有する重合
体を含有することを特徴とする、パック料。 (2)ノルボルネンを構成モノマーとして含有する重合
体が、ジエン系エラストマーであることを特徴とする、
(1)に載のパック料。 (3)(1)乃至(2)に記載の重合体がポリノルボル
ネンであることを特徴とする、パック料。 (4)ポリノルボルネン及び/又は、炭化水素、エステ
ル、トリグリセライド、シリコーンの一種乃至は二種以
上を含有することを特徴とする、(1)〜(3)に記載
のパック料。 (5)皮脂対応用であることを特徴とする、(1)〜
(4)に記載のパック料。 (6)エステティック用であることを特徴とする、
(1)〜(5)に記載のパック料。 以下に、本発明について実施の形態を中心に詳細に説明
をする。
【0007】
【発明の実施の形態】(1)本発明の皮膚外用剤の必須
成分であるノルボルネンを構成モノマーとして含有する
重合体 本発明の皮膚外用組成物は、必須成分であるノルボルネ
ンを構成モノマーとして含有する重合体は、ノルボルネ
ンを構成モノマーの一つとして含有する重合体であり、
ノルボルネン以外には、通常化粧料などで使用されてい
る高分子の構成モノマーを任意の構成モノマーとして含
有することが出来る。この様な任意の構成モノマーとし
ては、例えば、アクリル酸、メタクリル酸、それらのエ
ステル類、スチレン、ビニルアルコール等が好ましく例
示でき、その性状も液体から固体まで種々認容できる
が、本発明の皮膚外用剤の必須成分としての重合体は、
ジエン系エラストマーであることが好ましい。ここで、
ジエン系エラストマーとは、構成モノマーの少なくとも
60%以上がジエン系の化合物であって、ゴム乃至は固
形状の形態を有するものを意味する。この様な重合体の
好ましいものとしては、ノルボルネンのみを重合したポ
リノルボルネンが特に好ましく例示できる。ポリノルボ
ルネン(ノーソレックスNS:日本ゼオン製)は、分子
量約300万であり、形状回復樹脂であり、エチレンと
シクロペンタジエンからディールス・アルダー反応によ
り、ノルボルネンを合成し、このノルボルネン・モノマ
ーを開環重合して得られる二重結合と五員環が交互に結
合した構造を有するポリマーであり、形状は白色粉体で
あり、比重は0.96である。更に、多孔性(ポーラ
ス)であり、3次元構造を有する。更に、形状記憶能が
ある。特に、流動パラフィンやスクワランなどの炭化水
素系のオイルとの相溶性が非常に良く、2〜10倍のオ
イルを多量に吸収し、吸収したかたまりは、ハンドリン
グが用意であり、水には不溶である。この様な機能性高
分子であるポリノルボルネンの性質を有効利用し、化粧
料中に含有させることにより、化粧崩れ防止剤、皮脂吸
収剤、油性ゲル化剤、パック素材として使用するのが可
能である。本発明の皮膚外用組成物の必須成分としての
ポリノルボルネンの化粧料中の好ましい含有量は、総量
で1〜90重量%であり、更に好ましくは5〜30重量
%である。
【0008】(2)本発明のノルボルネンを構成モノマ
ーとして含有する重合体を含有するパック料 本発明の皮膚外用組成物は、ポリノルボルネン等のノル
ボルネンを構成モノマーとして重合し得られた重合体を
必須成分として含有する。本発明のノルボルネンを構成
モノマーとして含有する重合体を含有する皮膚外用組成
物は、ノルボルネン構成モノマーとして含有する重合
体、好ましくは、ノルボルネンを構成モノマーとして含
有するジエン系エラストマーを唯一種含有することも出
来るし、二種以上を含有することも可能である。本発明
のポリノルボルネンを含有するパック料は、来れに属す
るものなら特段の限定はなく、皮膜型のパック料には皮
膜物性の優秀性及び皮膚に対する安全性の高さから皮膜
形成剤としてポリビニルアルコールを主剤とするフィル
ミーパック、他には、カオリン等の無機粉末を主剤とし
たクレイパック、フォームパック、クリームパック、ま
た、カルボキシビニルポリマー等の水溶性高分子による
高濃度グリセリンをゲル化したジェルパック、又、シー
ト状の含浸シート、パップ剤タイプ、コラーゲンシー
ト、さらに、エステティック用にアルギン酸カルシウム
と塩化カルシウムの組み合わせによるアルゲパックや石
膏パック、パラフィン等を中心とするワックスパック等
に配合させることにより、閉塞性を向上させ、皮膚に刺
激を与える余分な皮脂を十分に取り除くことができ、皮
膚を清潔に保つことができる。以上のように、本発明の
必須成分であるポリノルボルネン高分子の機能が、化粧
料のパックに求めている品質と良く一致する。
【0009】本発明の組成物では、上記必須成分である
高分子以外に、通常、この様な組成物で使用される任意
成分を、本発明の効果を損ねない範囲に於いて、含有す
ることが出来る。この様な任意成分としては、例えば、
化粧料であれば、ワセリンやマイクロクリスタリンワッ
クス等の炭化水素類、ホホバ油やゲイロウ等のエステル
類、牛脂、オリーブ油等のトリグリセライド類、セタノ
ール、オレイルアルコール等の高級アルコール類、ステ
アリン酸、オレイン酸等の脂肪酸、グリセリンや1,
3,−ブチレングリコール等の多価アルコール類、非イ
オン界面活性剤、アニオン界面活性剤、カチオン界面活
性剤、エタノール,カーボポール等の増粘剤、防腐剤、
美白剤、抗酸化剤、色素、粉体類、顔料類等が例示でき
る。本発明のパック料は、これらの成分を常法に従って
処理することにより、製造することが出来る。
【0010】
【実施例】以下に、実施例を挙げて、本発明について更
に詳細に説明を加えるが、本発明がこれら実施例にのみ
限定されないことは言うまでもない。
【0011】<実施例1〜5>以下に示す処方に従っ
て、常法により本発明のパック剤を作成した。即ち、
(A剤)を撹拌混合し、ポリノルボルネンとと他の粉体
表面にオイル(流動パラフィン)をコーティングし、
(B剤)を80℃で加熱溶融する。(A剤)に(B剤)
を添加して混合粉砕して均一にして作成した。ポリノル
ボルネンの配合割合を変えて(その分、精製水を置換し
た)、10人のボランテェアにより使用感及び感触とし
ての密着性を官能評価してもらった。即ち、密着性が良
い、密着性が普通、密着性が悪いの3段階の基準で評価
してもらった。また、除いたものを比較例1とした。表
1に示す。このものは、ポリノルボルネンを配合するこ
とにより、密着して使用感が良く、且つ密閉性が良くな
ることがわかる。最も良い濃度は、ポリノルボルネンを
15%配合したときであった。このポリノルボルネンの
密着性に対する効果は、パック処方によって最適濃度が
あるらしいことが推測される。また、この実施例1〜5
は、皮脂吸収効果があるので、余分な皮脂を効率的に除
去することができた。また、エステティック施術に於い
ても、ディープリラクゼーションに寄与していた。 (A剤) パパイン 0.1 重量部 香料 0.2 重量部 カオリン 47.3 重量部 タルク 4.2 重量部 酸化チタン 10.7 重量部 酸化亜鉛 1 重量部 無水ケイ酸 15 重量部 流動パラフィン溶液 20 * ポリノルボルネン ポリエチレングリコール1500 1.5 重量部 (B剤) 1,3−ブチレングリコール 7.0 重量部 グリセリン 10 重量部 苛性カリ 0.05重量部 パラオキシ安息香酸メチル 0.2 重量部 尿素 0.01重量部 アルギン酸ナトリウム 0.3 重量部 ポリオキシエチレン硬化ひまし油(50 E.O.) 0.5 重量部 精製水 81.94 重量部
【0012】
【表1】
【0013】<実施例6>以下の処方に示すように、常
法に従ってエステティック用パック料を作成した。即
ち、皮膚状に,A)を含浸させた支持体(不織布等)を
置き、B)を素早く混合したものをA)を含浸させた支
持体上に塗布した。このパック料は、支持体を通して皮
膚に対する密着性に優れ、且つ皮脂吸収効果があるの
で、余分な皮脂を効率的に除去することができた。ま
た、エステティック施術に於いても、ディープリラクゼ
ーションに寄与していた。 A) 塩化カルシウム 2 重量部 精製水 18 重量部 B) アルギン酸ナトリウム 3 重量部 グリセリン 40 重量部 カオリン 5 重量部 ポリノルボルネン ジメチルポリシロキサン 15 重量部 ポリオキシエチレン硬化ひまし油(50 E.O.) 0.5重量部 精製水 41.5重量部
【0014】<実施例7>以下の処方に示すように、常
法に従ってエステティック用温感パック料を作成した。
即ち、皮膚上に,A)を含浸させた支持体(不織布等)
を置き、B)とC)を素早く混合したものをA)を含浸
させた支持体上に塗布した。このパック料は、支持体を
通して皮膚に対する密着性に優れ、且つ皮脂吸収効果が
あるので、余分な皮脂を効率的に除去することができ
た。また、温感によりエステティック施術に於いても、
ディープリラクゼーションの向上に寄与していた。 A) 塩化カルシウム 2 重量部 精製水 18 重量部 B) アルギン酸ナトリウム 3 重量部 グリセリン 35 重量部 カオリン 5 重量部 オリーブ油 15 重量部 ポリノルボルネン 15 重量部 C) クエン酸 9.3 重量部 ポリオキシエチレン硬化ひまし油(50 E.O.) 0.5 重量部 精製水 41.5 重量部
【0015】<実施例8>以下に示す処方に従って、常
法により本発明のジェルパックを作成した。このもの
は、ポリノルボルネンを配合することにより、密着して
使用感が良く、且つ密閉性が良く、皮脂吸収効果がある
ので、余分な皮脂を効率的に除去することができた。こ
のものはエステティック施術に於いてディープリラクゼ
ーションに寄与していた。 ポリノルボルネン 15 重量部 ホホバ油 15 重量部 セタノール 0.2重量部 1,3−ブチレングリコール 3.5重量部 グリセリン 10 重量部 ジグリセリン 5 重量部 1,2−ペンタンジオール 5 重量部 苛性カリ 0.1重量部 メチルポリシロキサン 3.8重量部 高分子メチルポリシロキサンII―デカメチルシクロペンタシロキサン(15%) 溶液 4 重量部 パラオキシ安息香酸メチル 0.2重量部 カラメル 0.1重量部 キサンタンガム 0.1重量部 トリメチルグリシン 0.1重量部 カルボキシビニルポリマー 0.3重量部 香料 0.1重量部 ポリオキシエチレン硬化ひまし油(50) 0.1重量部 親油型モノステアリン酸グリセリン 0.2重量部 モノステアリン酸ポリエチレングリコール(150) 0.4重量部 ポリオキシブチレンポリグリセリンステアリリェーテル 0.2重量部 精製水 36.6重量部
【0016】<実施例9>以下に示す処方に従って、常
法により本発明のパックを作成した。このものは、ポリ
ノルボルネンを配合することにより、密着して使用感が
良く、且つ密閉性が良く、皮脂吸収効果があるので、余
分な皮脂を効率的に除去することができた。このものは
エステティック施術に於いてディープリラクゼーション
に寄与していた。 ポリノルボルネン 5 重量部 ラウリン酸イソプロピル 5 重量部 1,3−ブチレングリコール 2.4重量部 ベンガラ 0.1重量部 ホホバ油 3.2重量部 ポリリン酸ナトリウム 2.6重量部 油溶性カンゾウエキス 0.1重量部 アルギン酸ナトリウム 12 重量部 硫酸カルシウム 21 重量部 カオリン 6 重量部 タルク 24.1重量部 結晶セルロース 3.5重量部 無水ケイ酸 15 重量部
【0017】<実施例10>以下に示す処方に従って、
常法により本発明のアルゲパックであるオイルコントロ
ールパックを作成した。このものは、オイルセンサーパ
ウダーの皮脂の制御効果に加えポリノルボルネンを配合
することにより、密着して使用感が良く、且つ密閉性が
良く、皮脂吸収効果があるので、余分な皮脂を効率的に
除去することができた。このものはエステティック施術
に於いてディープリラクゼーションに寄与していた。 ポリノルボルネン 5 重量部 オレイン酸オレイル 5 重量部 1,3−ブチレングリコール 2.4 重量部 水酸化クロム 0.1 重量部 ホホバ油 3.2 重量部 セバシン酸ジイソプロピル 0.002重量部 香料 0.05 重量部 ポリリン酸ナトリウム 2.6 重量部 アルギン酸ナトリウム 12 重量部 硫酸カルシウム 24 重量部 カオリン 6 重量部 タルク 21 重量部 結晶セルロース 3.4 重量部 無水ケイ酸 15 重量部 オイルセンサーパウダー 0.001重量部
【0018】<実施例11>以下に示す処方に従って、
常法により本発明のアルゲパックである美白用パックを
作成した。このものは、ポリノルボルネンを配合するこ
とにより、密着して使用感が良く、且つ密閉性が良く、
皮脂吸収効果があるので、余分な皮脂を効率的に除去す
ることができた。このものはエステティック施術に於い
てディープリラクゼーションに寄与していた。 ポリノルボルネン 5 重量部 グリセリルトリイソオクタネート 5 重量部 13−ブチレングリコール 8 重量部 ホホバ油 7 重量部 香料 0.05重量部 トウキエキス 0.01重量部 ポリリン酸ナトリウム 4 重量部 油溶性カンゾウエキス 0.01重量部 アルギン酸ナトリウム 13 重量部 ショ糖 15 重量部 デキストリン 6 重量部 カオリン 1 重量部 タルク 1 重量部 無水ケイ酸 14 重量部
【0019】<実施例12>以下に示す処方に従って、
常法により本発明のシワ・肌荒れ用の温感パックを作成
した。このものは、ポリノルボルネンを配合することに
より、密着して使用感が良く、且つ密閉性が良く、皮脂
吸収効果があるので、余分な皮脂を効率的に除去するこ
とができた。このものはエステティック施術に於いてデ
ィープリラクゼーションに寄与していた。 (A剤) ポリノルボルネン 5 重量部 ヒマシ油 5 重量部 ポリエチレングリコール400 49.49重量部 1,3−ブチレングリコール 13.7 重量部 ベヘニルアルコール 0.7 重量部 セタノール 4.1 重量部 黄酸化鉄 0.04重量部 ベンガラ 0.03重量部 黒酸化鉄 0.02重量部 香料 0.08重量部 リン酸一カリ 1.37重量部 重炭酸ナトリウム 4.1 重量部 キサンタンガムII 0.15重量部 カオリン 6.9 重量部 タルク 0.03重量部 酸化チタン 0.05重量部 無水ケイ酸 4.12重量部 モノステアリン酸ポリエチレングリコール(150 E.O. 2.75重量部 ステアリン酸 1.37重量部 (B剤) 苛性カリ 3.5重量部 クエン酸 16 重量部 パラオキシ安息香酸メチル 0.1重量部 フェノキシエタノール 0.3重量部 精製水 80.1重量部
【0020】<実施例13>以下に示す処方に従って、
常法により本発明のエステティック用温感石膏パックを
作成した。このものは、ポリノルボルネンを配合するこ
とにより、密着して使用感が良く、且つ密閉性が良く、
皮脂吸収効果があるので、余分な皮脂を効率的に除去す
ることができた。このものはエステティック施術に於い
てディープリラクゼーションに寄与していた。 ポリノルボルネン 5 重量部 ミリスチン酸オクチルドデシル 5 重量部 黄酸化鉄 0.08重量部 香料 0.02重量部 塩化ナトリウム 1.3 重量部 キサンタンガム 0.2 重量部 カラミン 5 重量部 焼セッコウ 71.4 重量部 カオリン 5 重量部 無水ケイ酸 5 重量部 セリサイト 2 重量部
【0021】<実施例14>以下に示す処方に従って、
常法により本発明のリラックス用パックを作成した。こ
のものは、ポリノルボルネンを配合することにより、密
着して使用感が良く、且つ密閉性が良く、皮脂吸収効果
があるので、余分な皮脂を効率的に除去することができ
た。このものはエステティック施術に於いてディープリ
ラクゼーションに寄与していた。 ポリノルボルネン 5 重量部 アジピン酸ジエチル 5 重量部 1,3−ブチレングリコール 5 重量部 グリセリン 12 重量部 ベヘニルアルコール 1.5 重量部 セタノール 1.5 重量部 紫色401号 0.02重量部 パラオキシ安息香酸メチル 0.3 重量部 パラオキシ安息香酸プロピル 0.1 重量部 ジオウエキス 0.1 重量部 シャクヤクエキス 0.1 重量部 ニンジンエキス 0.01重量部 ブクリョウエキス 0.01重量部 クインシードエキス 7 重量部 香料 0.25重量部 モノステアリン酸ポリエチレングリコール(50 E.O.) 1.5 重量部 ポリオキシエチレンベヘニルエーテル(20 E.O.) 0.7 重量部 モノオレイン酸デカグリセリル 3.5 重量部 ステアリン酸 0.7 重量部 精製水 55.71重量部
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、皮脂の刺激成分を吸収
し、皮膚に密着し,十分な閉塞性による血行促進作用を
有し、使用性が簡便であるパック料を提供することをが
できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 作山 秀 神奈川県横浜市神奈川区高島台27番地1 ポーラ化成工業株式会社ポーラ横浜研究所 内 (72)発明者 工藤 大樹 神奈川県横浜市神奈川区高島台27番地1 ポーラ化成工業株式会社ポーラ横浜研究所 内 Fターム(参考) 4C083 AA112 AA122 AB032 AB172 AB212 AB232 AB242 AB282 AB312 AB342 AB352 AB432 AB442 AC011 AC022 AC072 AC122 AC172 AC302 AC342 AC372 AC402 AC421 AC432 AC482 AC582 AC682 AC792 AD021 AD022 AD042 AD092 AD112 AD151 AD152 AD222 AD262 AD302 AD352 AD412 CC07 DD22 DD41 EE12

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノルボルネンを構成モノマーとして含有
    する重合体を含有することを特徴とする、パック料。
  2. 【請求項2】 ノルボルネンを構成モノマーとして含有
    する重合体が、ジエン系エラストマーであることを特徴
    とする、請求項1に載のパック料。
  3. 【請求項3】 請求項1乃至2に記載の重合体がポリノ
    ルボルネンであることを特徴とする、パック料。
  4. 【請求項4】 、炭化水素、エステル、トリグリセライ
    ド、シリコーンの一種乃至は二種以上を含有するするこ
    とを特徴とする、請求項1〜3に記載のパック料。
  5. 【請求項5】 皮脂対応用であることを特徴とする、請
    求項1〜4に記載のパック料。
  6. 【請求項6】 エステティック用であることを特徴とす
    る、請求項1〜5に記載のパック料。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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