JP2003137420A - 材料投入制御コンベヤ装置 - Google Patents

材料投入制御コンベヤ装置

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JP2003137420A
JP2003137420A JP2001337256A JP2001337256A JP2003137420A JP 2003137420 A JP2003137420 A JP 2003137420A JP 2001337256 A JP2001337256 A JP 2001337256A JP 2001337256 A JP2001337256 A JP 2001337256A JP 2003137420 A JP2003137420 A JP 2003137420A
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control
control conveyor
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passage sensor
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JP2001337256A
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Masahiro Kato
正弘 加藤
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Sekisui House Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 生産ラインの材料投入用コンベヤに材料を最
適な間隔で投入する装置を提供すること。 【解決手段】 生産ラインLの材料投入用コンベヤ2A
の上流側に連設した制御コンベヤ4と、該制御コンベヤ
4と材料投入用コンベヤ2Aの間を通過する材料3を検
出する通過センサ5と、通過センサの検出位置から所定
距離上流側に離れた位置で通過する材料3を検出する停
止センサ6と、通過センサ5及び停止センサ6から検出
信号を受信して制御コンベヤ4の走行を制御する制御部
7と、を備え、先行材料3Aの前端部を検出した後、後
行材料3Bの前端部を検出したときに制御コンベヤ4を
停止し、次に先行材料3Aの前端部を検出してから所定
時間経過時に、制御コンベヤ4を再び走行させることに
より、材料投入用コンベヤ2Aに投入する材料3の投入
時間間隔を所定時間間隔にする材料投入制御コンベヤ装
置1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工場等の生産ライ
ンに投入される材料の投入間隔を制御するための装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】工場等において製品を効率よく生産する
ために、例えば図6に示すように、コンベヤ2上に各種
工程を行う加工処理装置9を配置し、上流側に配置した
材料投入用コンベヤ2Aから材料3を投入し、コンベヤ
2で搬送しつつ、これら加工処理装置9において順次加
工処理を施すことにより製品を生産する生産ラインLが
設けられる。
【0003】該生産ラインLの材料投入用コンベヤ2A
に投入する材料3の投入間隔は、生産ラインL上に配設
された複数の加工処理装置9の中で最も長い加工処理時
間を要する装置9を基準に定められる。例えば、加工処
理時間として6秒を要する加工処理装置9aと加工処理
時間として4秒を要する加工処理装置9bの2台が生産
ラインL上に設置されている場合には、材料の投入時間
間隔は、最も長い加工処理時間を要する加工処理装置9
aを基準とし、少なくとも6秒以上の時間間隔をあけて
投入する必要がある。一方、あまり長い時間間隔をあけ
て投入すると生産効率の低下を招くことから、加工処理
装置9bの加工処理時間6秒より若干長い時間、例えば
6.5秒、7秒等の時間間隔をおいて材料を投入するこ
とが好ましい。
【0004】ところで、かかる生産ラインLを利用して
製品を生産する場合には、同一種類の材料を投入して全
く同じ製品を生産するほか、大きさや形の異なる材料を
投入して、大きさや形が異なる製品を生産する場合があ
る。この場合、材料の投入は、同一種類の材料を投入す
る場合と比較して投入の自動化が困難であるために、材
料の投入は作業者の手作業等によって、一つずつ行わ
れ、材料の投入時間間隔は、作業経験を積んだ熟練作業
者の技量によって守られていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記熟練作
業者であっても何らかのミスで適切な投入時間間隔が守
れないこともあり、投入時間間隔が短い場合には、コン
ベヤ2によって搬送される材料の供給に対して加工処理
装置9の加工処理が追いつかないという問題や、投入さ
れた材料同士が接近し過ぎて各加工処理装置9に備え付
けられたセンサが個々の材料を認識することができない
等の問題が発生する。一方、材料3の投入時間間隔が長
い場合は、前述したように生産ラインLにおける生産性
の低下を招く。
【0006】また、材料の投入作業経験が少ない作業者
が材料3を投入する場合は、前記装置9におけるトラブ
ルの発生を回避するために、投入間隔を熟練作業者より
多く取らざるを得ないことから生産性の低下を余儀なく
されていた。
【0007】本発明は、かかる課題に鑑みてなされたも
のであり、生産ラインの材料投入用コンベヤに材料を最
適な間隔で投入する装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の材料投入制御コンベヤ装置は、生産
ラインの材料投入用コンベヤの上流側に連設した制御コ
ンベヤと、該制御コンベヤと前記材料投入用コンベヤの
間を通過する材料を検出する通過センサと、該通過セン
サの検出位置から所定距離上流側に離れた位置で通過す
る材料を検出する停止センサと、前記通過センサ及び前
記停止センサから検出信号を受信し、これら検出信号に
基づき前記制御コンベヤの走行を制御する制御部と、を
備えた材料投入制御コンベヤ装置であって、前記通過セ
ンサが先行材料の前端部を検出し、前記停止センサが該
先行材料の直後に搬送される後行材料の前端部を検出し
たときに前記制御コンベヤを停止し、前記通過センサが
前記先行材料の前端部を検出してから所定時間経過時
に、停止した前記制御コンベヤを再び走行させることに
より、前記材料投入用コンベヤに投入する前記先行材料
と前記後行材料の投入時間間隔を所定時間間隔にするこ
とを特徴としている。
【0009】請求項2記載の材料投入制御コンベヤ装置
は、生産ラインの材料投入用コンベヤの上流側に連設し
た制御コンベヤと、該制御コンベヤと前記材料投入用コ
ンベヤの間を通過する材料を検出する通過センサと、該
通過センサの検出位置から所定距離上流側に離れた位置
で通過する材料を検出する停止センサと、前記通過セン
サ及び前記停止センサから検出信号を受信し、これら検
出信号に基づき前記制御コンベヤの走行を制御する制御
部と、を備えた材料投入制御コンベヤ装置であって、前
記通過センサが、先行材料の前端部を検出した後、前記
停止センサが該先行材料の直後に搬送される後行材料の
前端部を検出する前に、前記先行材料の後端部を検出し
たとき、前記制御コンベヤを前記材料投入用コンベヤよ
り高速で走行させて、前記先行材料と前記後行材料の離
間距離を短縮することを特徴としている。
【0010】請求項3記載の材料投入制御コンベヤ装置
は、生産ラインの材料投入用コンベヤの上流側に連設し
た制御コンベヤと、該制御コンベヤと前記材料投入用コ
ンベヤの間を通過する材料を検出する通過センサと、該
通過センサの検出位置から所定距離上流側に離れた位置
で通過する材料を検出する停止センサと、前記通過セン
サ及び前記停止センサから検出信号を受信し、これら検
出信号に基づき前記制御コンベヤの走行を制御する制御
部と、を備えた材料投入制御コンベヤ装置であって、前
記通過センサが先行材料の前端部を検出し、前記停止セ
ンサが該先行材料の直後に搬送される後行材料の前端部
を検出したときに前記制御コンベヤを停止し、前記通過
センサが前記先行材料の後端部を検出したときに、該先
行材料の前記通過センサの検出位置における通過時間を
算出し、該通過時間が所定時間より長い場合は、前記制
御コンベヤを前記材料投入用コンベヤより高速で走行さ
せることにより、前記材料投入用コンベヤに投入する前
記先行材料と前記後行材料の離間距離を所定の離間距離
まで短縮し、前記通過時間が所定時間より短い場合は、
前記通過センサが前記先行材料の前端部を検出してから
所定時間経過時に、前記制御コンベヤを再び走行させる
ことにより、前記材料投入用コンベヤに投入する前記先
行材料と前記後行材料の投入時間間隔を所定時間間隔に
することを特徴としている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
材料投入制御コンベヤ装置について図面に基づき説明す
る。図1に示すように、前記材料投入制御コンベヤ装置
1は、生産ラインLの上流側に配置される材料投入用コ
ンベヤ2Aの上流側に連設された制御コンベヤ4と、該
制御コンベヤ4と前記材料投入用コンベヤ2Aの間を通
過する材料3を検出する通過センサ5と、該通過センサ
5の検出位置から所定距離上流側に離れた位置で通過す
る材料3を検出する停止センサ6と、前記通過センサ5
及び前記停止センサ6から検出信号を受信し、該検出信
号に基づき前記制御コンベヤ4の走行を制御する制御部
7と、を備えている。
【0012】前記制御コンベヤ4は、その搬送部4aに
載せられた材料3を前記材料投入用コンベヤ2Aに移送
可能なように、該材料投入用コンベヤ2Aの上流側端部
に近接して設置されている。また、該制御コンベヤ4の
駆動モータ4b等の駆動源の出力等が前記制御部7の命
令に従って制御されることによって、前記搬送部4aが
所定の速度で走行或いは停止するようになっている。
【0013】前記通過センサ5は、前記材料投入用コン
ベヤ2Aと前記制御コンベヤ4との間を通過する材料3
の前端部及び後端部を検出し、検出信号を前記制御部7
に送出するものである。該通過センサ5としては、遠隔
的に材料3の前端部及び後端部等を検出するレーザ式セ
ンサなどが使用されているが、各材料3の前端部及び後
端部を検出できるものであればこれに限定されない。
【0014】前記停止センサ6は、前記通過センサ5の
検出位置から所定離間距離Z上流側に離れた位置を通過
する材料3の前端部を検出し、前記通過センサ5と同様
に、その検出信号を前記制御部7に送出するものであ
る。これらセンサ5、6の検出位置同士の離間距離Z
は、後述する材料3の搬送動作を円滑に行うために、投
入予定材料3のうち最短のものの長さの半分以下とされ
ている。又、制御コンベヤ4上で材料3同士が間隔を詰
めて搬送される場合に、側方から材料3の前端部を検出
することが困難な場合が生じ得ることから、該停止セン
サ6として遠隔的に材料3の検出を行うレーザ式センサ
などが制御コンベヤ4の上方に複数配置され、制御コン
ベヤ4上を搬送される材料3の前端部を上方から検出す
る。なお、前記通過センサ5の設置場所はこれに限定さ
れず、制御コンベヤ4としてローラコンベヤを採用する
場合など搬送される材料3の通過を該制御コンベヤ4の
下から検出することが可能な場合は、該制御コンベヤ4
の下に停止センサ6を複数配置して搬送ローラの間から
材料3の前端部を検出するようにしてもよい。
【0015】前記生産ラインLには、複数の加工処理装
置9が設置されており、材料投入用コンベヤ2Aから投
入された材料3が上流側から順にコンベヤ2の流れに乗
って加工処理時間4秒を要する加工処理装置9b、加工
処理時間6秒を要する加工処理装置9a、そして加工処
理時間5秒を要する加工処理装置9cによって加工処理
が施されるようになっている。なお、これら加工処理装
置9は、いわゆる切削加工装置、塗装等の表面処理を施
す表面処理装置などに限定されず、生産ラインL上で設
置され得るあらゆる種類の装置を想定している。
【0016】前記制御部7は、前記通過センサ5及び前
記停止センサ6が材料3の前端部又は後端部を検出した
ときに送出される検出信号を取得し、これら検出信号
と、制御部7の内部に記憶された制御プログラム及び予
めオペレータ等により設定された材料を生産ラインに投
入すべき時間間隔等の設定値に基づき、前記制御コンベ
ヤ4の走行を制御する。
【0017】以下、前記材料投入制御コンベヤ装置1を
利用して前記生産ラインLの材料投入用コンベヤ2A
に、材料3を投入する場合について、図2に示すフロー
チャート及び図3乃至5の説明図に基づき説明する。な
お、投入する材料3は、後述する理由から少なくとも前
記センサ5、6の検出位置同士の離間距離Zの倍以上の
長さを有するものである。また、前記加工処理装置9の
最長加工処理時間6秒を考慮して、前記材料投入用コン
ベヤ2Aに投入すべき材料3の投入時間間隔として例え
ば6.5秒が前記制御部7に設定時間として記憶され、
同じく6.5秒が後述する通過時間のしきい値となる設
定時間として記憶されている。
【0018】まず最初に、図3(a)に示すように、前
記制御コンベヤ4を前記生産ラインLの材料投入用コン
ベヤ2Aと同速度で走行させ、材料3Aの後端部と材料
3Bの前端部の離間距離Xを前記した通過センサ5と停
止センサ6の検出位置同士の離間距離Zより短くして前
記制御コンベヤ4に載せる。
【0019】前記制御コンベヤ4に載せられて先行する
材料3A(以下「先行材料」という。)とこれに後行す
る材料3B(以下「後行材料」という。)は、生産ライ
ンLの材料投入用コンベヤ2Aの方へ搬送され、図3
(a)に示すように、先行材料3Aの前端部が前記材料
投入用コンベヤ2Aと該制御コンベヤ4の間の前記通過
センサ5の検出位置に達すると、前記通過センサ5は先
行材料3Aの前端部を検出し、その検出信号を前記制御
部7に送出する(S1)。
【0020】さらに、これら材料3A、3Bが搬送さ
れ、図3(b)に示すように、前記停止センサ6が後行
材料3Bの前端部を検出すると(S2)、制御部7は通
過センサ5が先行材料3Aの後端部を検出する前に停止
センサ6が前記後行材料3Bの前端部を検出したか否
か、つまり、先行材料3Aと後行材料3Bの離間距離X
が前記センサ5、6の検出位置同士の離間距離Zより短
いかどうかを判断する(S3)。通過センサ5が先行材
料3Aの後端部を検出する前に停止センサ6が後行材料
3Bの前端部を検出したときは、図3(b)に示すよう
に、後行材料3Bが載っている制御コンベヤ4を停止さ
せ(S4)、その半分以上が前記材料投入用コンベヤ2
Aに載っている先行材料3Aのみを搬送する。このと
き、該先行材料3Aは、一部が制御コンベヤ4に載った
状態であるものの、前記したように投入される材料3の
長さが、少なくともセンサ5、6の検出位置同士の離間
距離Zの倍以上の長さを有することから、その半分以上
の部分が必ず材料投入用コンベヤ2Aに載ることとなる
ため、停止されることなく材料投入用コンベヤ2により
搬送される。
【0021】一方、図4(a)に示すように、制御コン
ベヤ4に載せた後行材料3Bと先行材料3Aの前記離間
距離Xが前記センサ5、6の検出位置同士の離間距離Z
より長い場合は、図4(b)に示すように、前記停止セ
ンサ6が後行材料3Bの前端部を検出する時に、先行材
料3Aの後端部が通過センサ5の検出位置を既に通過し
ているため、制御部7は、通過センサ5が前記先行材料
3Aの後端部を検出した後に停止センサ6が前記後行材
料3Bの前端部を検出したと判断し(S3;NO)、生
産効率を上げるために、図4(c)に示すように、制御
コンベヤ4を前記材料投入コンベヤ2Aよりも高速で走
行させて、先行材料3Aと後行材料3Bの離間距離Xを
できるだけ短縮する(S5)。
【0022】前記S4の動作に続いて、図3(c)に示
すように、前記通過センサ5が先行材料3Aの後端部を
検出すると(S6)、先行材料3Aがその先端から後端
にかけて通過センサ5の検出位置を通過するのに掛かっ
た通過時間を算出し(S7)、該通過時間が予め制御部
7において設定された設定時間6.5秒より長いか否か
を判断する(S8)。前記通過時間が設定時間6.5よ
り長い場合は、制御コンベヤ4を前記材料投入用コンベ
ヤ2Aより高速で走行させて先行材料3Aと後行材料3
Bの離間距離Xを所定の離間距離X’まで短縮する(S
9)。この結果、図3(e)に示すように、先行材料3
Aと離間距離X’を置いて後行材料3Bが前記材料投入
用コンベヤ2Aに投入される。
【0023】一方、図5(a)に示すように、先行材料
3Aの後端部が前記通過センサ5に検出されたときに前
記通過時間が設定時間6.5秒より短いと判断したとき
は(S8)、先行材料3Aの前端部が通過センサ5に検
出されてから設定時間6.5秒が経過時に、停止した前
記制御コンベヤ4を再び走行させることにより(S1
0)、図5(c)に示すように、前記材料投入用コンベ
ヤ2Aに投入する先行材料3Aと後行材料3Bの投入時
間間隔を設定時間間隔6.5秒とすることができる。
【0024】以上、制御コンベヤ4に2つの材料3が載
せられた場合について説明したが、上記説明した一連の
動作(S1乃至S10)は、3つ以上の材料3が制御コ
ンベヤ4上に載せられた場合でも同様に実行される。す
なわちこの場合、隣接する2つの材料3を先行材料3A
及び後行材料3Bとして想定して前記一連の動作(S1
乃至S10)を各材料3に対して実行し、先行材料3A
が一定長さ以下である場合には、該先行材料3Aの直後
に搬送される後行材料3Bは先行材料3Aから設定時間
間隔をおいて前記材料投入用コンベヤ2Aに投入され、
先行材料3Aが一定長さ以上である場合は、該先行材料
3Aの直後に搬送される後行材料3Bは、該先行材料3
Aから設定離間距離をおいて前記材料投入用コンベヤ2
Aに投入される。
【0025】上記材料投入制御コンベヤ装置1によれ
ば、生産ラインL上で最も長い加工処理時間6秒を要す
る加工処理装置9aに対応させて、前記材料投入用コン
ベヤ2Aへ材料3を投入する時間間隔を6.5秒とし、
通過に6.5秒以上を要する長尺物の後に投入する材料
3については、時間間隔で投入せずに先行材料である前
記長尺物の後に離間距離Xをあけて後行材料3Bを投入
する。このため、例えば前記センサ5、6の検出位置同
士の離間距離Zが500mmであるときは、材料3同士
の離間距離を500mm以下になるようにを制御コンベ
ヤ4に載せるだけで、前記長尺物をも含めた材料3を自
動的に最適な間隔で前記投入用コンベヤ2Aに投入する
ことができる。
【0026】
【発明の効果】請求項1記載の材料投入制御コンベヤ装
置によれば、通過センサが先行材料の前端部を検出し、
前記停止センサが該先行材料の直後に搬送される後行材
料の前端部を検出したときに前記制御コンベヤを停止
し、前記通過センサが前記先行材料の前端部を検出して
から所定時間経過時に、停止した前記制御コンベヤを再
び走行させることにより、前記材料投入用コンベヤに投
入する前記先行材料と前記後行材料の投入時間間隔を所
定時間間隔にするので、前記通過センサと前記停止セン
サの検出位置同士の離間距離より短い間隔で前記制御コ
ンベヤに材料を載せるだけで、前記制御コンベヤから生
産ラインの材料投入用コンベヤへ自動的に最適な時間間
隔で材料を投入することができる。
【0027】請求項2記載の材料投入制御コンベヤ装置
によれば、通過センサが、先行材料の前端部を検出した
後、前記停止センサが該先行材料の直後に搬送される後
行材料の前端部を検出する前に、前記先行材料の後端部
を検出したとき、前記制御コンベヤを前記材料投入用コ
ンベヤより高速で走行させて、前記先行材料と前記後行
材料の離間距離を短縮するので、前記通過センサと前記
停止センサの間隔が最適な間隔より長い場合に、材料同
士の離間距離を短縮して生産ラインの生産効率の向上を
図ることができる。
【0028】請求項3記載の材料投入制御コンベヤ装置
によれば、通過センサが先行材料の前端部を検出し、停
止センサが該先行材料の直後に搬送される後行材料の前
端部を検出したときに制御コンベヤを停止し、通過セン
サが前記先行材料の後端部を検出したときに、該先行材
料の通過センサの検出位置における通過時間を算出し、
該通過時間が所定時間より長い場合は、前記制御コンベ
ヤを前記材料投入用コンベヤより高速で走行させること
により、前記材料投入用コンベヤに投入する前記先行材
料と前記後行材料の離間距離を所定の離間距離まで短縮
し、前記通過時間が所定時間より短い場合は、前記通過
センサが前記先行材料の前端部を検出してから所定時間
経過時に、前記制御コンベヤを再び走行させることによ
り、前記材料投入用コンベヤに投入する前記先行材料と
前記後行材料の投入時間間隔を所定時間間隔にするもの
であるので、請求項1及び2記載の材料投入制御コンベ
ヤ装置と同様の効果を奏し、加えて、材料が長尺物等で
あることにより所定時間間隔で材料を投入すると材料同
士が干渉する場合に、時間間隔で材料を投入せずに前記
長尺物等とその後に投入される後行材料を所定の離間距
離だけ離して自動的に投入することから、材料の長さに
影響されずに投入作業を行うことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る材料投入制御コンベ
ヤ装置及び生産ラインの一例を示した概略平面図であ
る。
【図2】本発明の実施の形態に係る材料投入制御コンベ
ヤ装置が生産ラインに材料を投入するときの動作を示し
たフローチャートである。
【図3】所定長さより長い材料を材料投入用コンベヤに
投入したときの動作を示した材料投入制御コンベヤの動
作説明図である。
【図4】センサの検出位置同士の離間距離より長い離間
距離で材料を制御コンベヤに載せたときの材料投入制御
コンベヤの動作説明図である。
【図5】所定長さより短い材料を材料投入用コンベヤに
投入したときの動作を示した材料投入制御コンベヤの動
作説明図である。
【図6】従来例に係る生産ラインの説明図である。
【符号の説明】 L 生産ライン 1 材料投入制御コンベヤ装置 2A 材料投入用コンベヤ 3 材料 3A 先行材料 3B 後行材料 4 制御コンベヤ 5 通過センサ 6 停止センサ 7 制御部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生産ラインの材料投入用コンベヤの上流
    側に連設した制御コンベヤと、該制御コンベヤと前記材
    料投入用コンベヤの間を通過する材料を検出する通過セ
    ンサと、該通過センサの検出位置から所定距離上流側に
    離れた位置で通過する材料を検出する停止センサと、前
    記通過センサ及び前記停止センサから検出信号を受信
    し、これら検出信号に基づき前記制御コンベヤの走行を
    制御する制御部と、を備えた材料投入制御コンベヤ装置
    であって、 前記通過センサが先行材料の前端部を検出し、前記停止
    センサが該先行材料の直後に搬送される後行材料の前端
    部を検出したときに前記制御コンベヤを停止し、 前記通過センサが前記先行材料の前端部を検出してから
    所定時間経過時に、停止した前記制御コンベヤを再び走
    行させることにより、前記材料投入用コンベヤに投入す
    る前記先行材料と前記後行材料の投入時間間隔を所定時
    間間隔にすることを特徴とする材料投入制御コンベヤ装
    置。
  2. 【請求項2】 生産ラインの材料投入用コンベヤの上流
    側に連設した制御コンベヤと、該制御コンベヤと前記材
    料投入用コンベヤの間を通過する材料を検出する通過セ
    ンサと、該通過センサの検出位置から所定距離上流側に
    離れた位置で通過する材料を検出する停止センサと、前
    記通過センサ及び前記停止センサから検出信号を受信
    し、これら検出信号に基づき前記制御コンベヤの走行を
    制御する制御部と、を備えた材料投入制御コンベヤ装置
    であって、 前記通過センサが、先行材料の前端部を検出した後、前
    記停止センサが該先行材料の直後に搬送される後行材料
    の前端部を検出する前に、前記先行材料の後端部を検出
    したとき、前記制御コンベヤを前記材料投入用コンベヤ
    より高速で走行させて、前記先行材料と前記後行材料の
    離間距離を短縮することを特徴とする材料投入制御コン
    ベヤ装置。
  3. 【請求項3】 生産ラインの材料投入用コンベヤの上流
    側に連設した制御コンベヤと、該制御コンベヤと前記材
    料投入用コンベヤの間を通過する材料を検出する通過セ
    ンサと、該通過センサの検出位置から所定距離上流側に
    離れた位置で通過する材料を検出する停止センサと、前
    記通過センサ及び前記停止センサから検出信号を受信
    し、これら検出信号に基づき前記制御コンベヤの走行を
    制御する制御部と、を備えた材料投入制御コンベヤ装置
    であって、 前記通過センサが先行材料の前端部を検出し、前記停止
    センサが該先行材料の直後に搬送される後行材料の前端
    部を検出したときに前記制御コンベヤを停止し、 前記通過センサが前記先行材料の後端部を検出したとき
    に、該先行材料の前記通過センサの検出位置における通
    過時間を算出し、 該通過時間が所定時間より長い場合は、前記制御コンベ
    ヤを前記材料投入用コンベヤより高速で走行させること
    により、前記材料投入用コンベヤに投入する前記先行材
    料と前記後行材料の離間距離を所定の離間距離まで短縮
    し、 前記通過時間が所定時間より短い場合は、前記通過セン
    サが前記先行材料の前端部を検出してから所定時間経過
    時に、前記制御コンベヤを再び走行させることにより、
    前記材料投入用コンベヤに投入する前記先行材料と前記
    後行材料の投入時間間隔を所定時間間隔にすることを特
    徴とする材料投入制御コンベヤ装置。
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