JP2001310815A - 物品搬送装置 - Google Patents
物品搬送装置Info
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- JP2001310815A JP2001310815A JP2000132855A JP2000132855A JP2001310815A JP 2001310815 A JP2001310815 A JP 2001310815A JP 2000132855 A JP2000132855 A JP 2000132855A JP 2000132855 A JP2000132855 A JP 2000132855A JP 2001310815 A JP2001310815 A JP 2001310815A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 物品を搬送する物品搬送装置において、良好
な物品搬送を可能にするとともに、後工程に設けられる
他の装置の生産性を向上させることが可能な物品搬送装
置を提供する。 【解決手段】 物品搬送部Cは電気的に制御可能な駆動
手段9を備え、駆動手段9を動作させることによって物
品Wを搬送する。第1〜第3のワークセンサ13〜15
は物品搬送部Cの所定箇所に配設され、物品Wを検出す
る。搬送補助手段19,20は物品搬送部Cの上流側か
ら下流側に搬送される物品Wを下流側へ先送り、もしく
は物品Wを滞留させる。制御部(制御手段)46は第1
〜第3のワークセンサ13〜15からの検出信号に基づ
き物品Wの搬送状態を判定するとともに、この判定結果
に基づき搬送補助手段19,20を動作させる。
な物品搬送を可能にするとともに、後工程に設けられる
他の装置の生産性を向上させることが可能な物品搬送装
置を提供する。 【解決手段】 物品搬送部Cは電気的に制御可能な駆動
手段9を備え、駆動手段9を動作させることによって物
品Wを搬送する。第1〜第3のワークセンサ13〜15
は物品搬送部Cの所定箇所に配設され、物品Wを検出す
る。搬送補助手段19,20は物品搬送部Cの上流側か
ら下流側に搬送される物品Wを下流側へ先送り、もしく
は物品Wを滞留させる。制御部(制御手段)46は第1
〜第3のワークセンサ13〜15からの検出信号に基づ
き物品Wの搬送状態を判定するとともに、この判定結果
に基づき搬送補助手段19,20を動作させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、搬送コンベアや搬
送フィーダ等からなる物品搬送手段を用いて物品を搬送
する搬送装置に関し、特に前記物品搬送手段によって搬
送される前記物品の搬送状態を監視し前記物品を前記搬
送手段の上流側から下流側に良好に搬送することが可能
な物品搬送装置に関するものである。
送フィーダ等からなる物品搬送手段を用いて物品を搬送
する搬送装置に関し、特に前記物品搬送手段によって搬
送される前記物品の搬送状態を監視し前記物品を前記搬
送手段の上流側から下流側に良好に搬送することが可能
な物品搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】医薬品,菓子類及び電子部品等の物品を
搬送する物品搬送装置としては、従来からベルトコンベ
アからなる搬送コンベアが一般に使用される場合が多
い。この搬送コンベアは、ローラ間にエンドレス状のベ
ルトコンベアが架け渡され、前記ローラの一方側を駆動
用ローラとし、その駆動用ローラにステッピングモータ
やサーボモータ等から構成される駆動手段が連結されて
いる。
搬送する物品搬送装置としては、従来からベルトコンベ
アからなる搬送コンベアが一般に使用される場合が多
い。この搬送コンベアは、ローラ間にエンドレス状のベ
ルトコンベアが架け渡され、前記ローラの一方側を駆動
用ローラとし、その駆動用ローラにステッピングモータ
やサーボモータ等から構成される駆動手段が連結されて
いる。
【0003】このような物品搬送装置における制御方法
は、他の搬送装置や包装装置等の他の装置の駆動状態に
連動して動作するように制御されるものであって、前記
他の装置の駆動状態に応じて前記駆動手段の加減速制御
や間欠駆動制御がなされるものである。
は、他の搬送装置や包装装置等の他の装置の駆動状態に
連動して動作するように制御されるものであって、前記
他の装置の駆動状態に応じて前記駆動手段の加減速制御
や間欠駆動制御がなされるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この物品搬送装置の前
工程にはパーツフィーダー等の物品供給装置が用いられ
るケースが多い。前記物品搬送装置は、前記物品供給装
置からベルトコンベア上に連続して前記物品が供給され
ると、前記駆動手段の加減速制御によって前記物品搬送
装置のベルトコンベア上の前記物品が、密集状態あるい
は散漫状態等の様々な状態にて搬送されることになり、
前記ベルトコンベア上において前記物品が整然と搬送さ
れず、このような状態にて前記駆動手段における間欠駆
動制御が行われると、前記他の装置への前記物品の供給
が間に合わず、後工程の前記他の装置の生産効率を向上
させることができないといった問題点を有していた。
工程にはパーツフィーダー等の物品供給装置が用いられ
るケースが多い。前記物品搬送装置は、前記物品供給装
置からベルトコンベア上に連続して前記物品が供給され
ると、前記駆動手段の加減速制御によって前記物品搬送
装置のベルトコンベア上の前記物品が、密集状態あるい
は散漫状態等の様々な状態にて搬送されることになり、
前記ベルトコンベア上において前記物品が整然と搬送さ
れず、このような状態にて前記駆動手段における間欠駆
動制御が行われると、前記他の装置への前記物品の供給
が間に合わず、後工程の前記他の装置の生産効率を向上
させることができないといった問題点を有していた。
【0005】また、前記物品搬送装置は、前記ベルトコ
ンベア上に前記物品が整然と並んだ状態にて搬送される
場合であっても、例えば物品が不揃いな形状でかつ軽量
な菓子類等である場合、前記駆動手段の間欠駆動による
停止動作において、前記ベルトコンベアの停止時に、前
記物品が進行方法への慣性力によって前方に移動し、1
つ前に位置する物品に乗り上げ、この乗り上げによって
前記ベルトコンベアにおける搬送路が前記物品で詰まっ
たり、また前記他の装置への供給ミス等の問題点を発生
する恐れがある。
ンベア上に前記物品が整然と並んだ状態にて搬送される
場合であっても、例えば物品が不揃いな形状でかつ軽量
な菓子類等である場合、前記駆動手段の間欠駆動による
停止動作において、前記ベルトコンベアの停止時に、前
記物品が進行方法への慣性力によって前方に移動し、1
つ前に位置する物品に乗り上げ、この乗り上げによって
前記ベルトコンベアにおける搬送路が前記物品で詰まっ
たり、また前記他の装置への供給ミス等の問題点を発生
する恐れがある。
【0006】そこで本発明は、物品を搬送する物品搬送
装置において、良好な物品搬送を可能にするとともに、
後工程に設けられる他の装置の生産性を向上させること
が可能な物品搬送装置を提供するものである。
装置において、良好な物品搬送を可能にするとともに、
後工程に設けられる他の装置の生産性を向上させること
が可能な物品搬送装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、電気的に制御可能な駆動手段を備え、前記
駆動手段を動作させることによって物品を搬送する物品
搬送手段と、前記物品搬送手段の所定箇所に配設され、
前記物品を検出する物品検出手段と、前記物品搬送手段
の上流側から下流側に搬送される前記物品を下流側へ先
送りする、もしくは前記物品を滞留させる搬送補助手段
と、前記物品検出手段からの検出信号に基づき前記物品
の搬送状態を判定するとともに、この判定結果に基づき
前記搬送補助手段を動作させる制御手段と、を備えてな
るものである。
決するため、電気的に制御可能な駆動手段を備え、前記
駆動手段を動作させることによって物品を搬送する物品
搬送手段と、前記物品搬送手段の所定箇所に配設され、
前記物品を検出する物品検出手段と、前記物品搬送手段
の上流側から下流側に搬送される前記物品を下流側へ先
送りする、もしくは前記物品を滞留させる搬送補助手段
と、前記物品検出手段からの検出信号に基づき前記物品
の搬送状態を判定するとともに、この判定結果に基づき
前記搬送補助手段を動作させる制御手段と、を備えてな
るものである。
【0008】また、前記搬送補助手段は、前記物品にエ
アー圧を付与するエアーノズルを備えてなるものであ
る。
アー圧を付与するエアーノズルを備えてなるものであ
る。
【0009】また、前記制御手段は、前記物品検出手段
からの検出信号に基づき前記物品が前記物品搬送手段に
おいて粗なる状態にて搬送されていると判断すると、前
記エアーノズルからエアーを吐出させ前記物品を先送り
してなるものである。
からの検出信号に基づき前記物品が前記物品搬送手段に
おいて粗なる状態にて搬送されていると判断すると、前
記エアーノズルからエアーを吐出させ前記物品を先送り
してなるものである。
【0010】また、前記搬送補助手段は、前記物品の搬
送を止める第1のストッパ機構と、前記第1のストッパ
機構の配設位置より下流側に配設され、前記物品の搬送
を止める第2のストッパ機構と、を備えてなるものであ
る。
送を止める第1のストッパ機構と、前記第1のストッパ
機構の配設位置より下流側に配設され、前記物品の搬送
を止める第2のストッパ機構と、を備えてなるものであ
る。
【0011】また、前記第1,第2のストッパ機構の配
設位置もしくは配設位置近傍に前記物品検出手段をそれ
ぞれ備え、前記制御手段は、前記各物品検出手段の配設
位置における前記物品の有無を確認し、前記各物品検出
手段の配設位置にそれぞれ前記物品が有る場合に、前記
第1のストッパ機構を動作させてから所定時間後に前記
第2のストッパ機構を動作させてなるものである。
設位置もしくは配設位置近傍に前記物品検出手段をそれ
ぞれ備え、前記制御手段は、前記各物品検出手段の配設
位置における前記物品の有無を確認し、前記各物品検出
手段の配設位置にそれぞれ前記物品が有る場合に、前記
第1のストッパ機構を動作させてから所定時間後に前記
第2のストッパ機構を動作させてなるものである。
【0012】また、前記制御手段は、他の装置からの駆
動信号に基づき前記駆動手段を間欠駆動させるととも
に、前記駆動手段の間欠動作に応じて前記第1,第2の
ストッパ機構を動作させてなるものである。
動信号に基づき前記駆動手段を間欠駆動させるととも
に、前記駆動手段の間欠動作に応じて前記第1,第2の
ストッパ機構を動作させてなるものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づき説明する。尚、本発明の実施の形態では、
形状が不揃いでかつ軽量な米菓類等の物品を連続して供
給しつつ、一定方向に一列に整列させ、次いで一個毎分
離しながら移送する前記物品の搬送ラインで用いられる
物品搬送装置を例に挙げ説明する。
図面に基づき説明する。尚、本発明の実施の形態では、
形状が不揃いでかつ軽量な米菓類等の物品を連続して供
給しつつ、一定方向に一列に整列させ、次いで一個毎分
離しながら移送する前記物品の搬送ラインで用いられる
物品搬送装置を例に挙げ説明する。
【0014】図1及び図2は本発明の実施の形態の搬送
ラインAを示すものであって、搬送物である米菓類等の
物品Wを図示しない包装機械によって包装フィルムによ
り1つずつ包みながらシール包装機械の前工程として搬
送ラインAである。
ラインAを示すものであって、搬送物である米菓類等の
物品Wを図示しない包装機械によって包装フィルムによ
り1つずつ包みながらシール包装機械の前工程として搬
送ラインAである。
【0015】この搬送ラインAは、物品ストック部Bと
物品搬送装置である物品搬送部Cと物品受け渡し部Dと
物品整列部EとホッパーFから構成されている。
物品搬送装置である物品搬送部Cと物品受け渡し部Dと
物品整列部EとホッパーFから構成されている。
【0016】物品ストック部Bは、物品Wを整列搬送さ
せるパーツフィーダからなるもので、本実施例では円形
状のボウルからなるバケット1と、垂直振動と水平振動
との二つの振動系の振幅を各々独立して設定できる機能
を備えた振動発生装置2とによって構成されている。バ
ケット1には、内周面に沿って螺旋状に物品を送り出す
搬送路3が緩やかな登り勾配に形成されている。振動発
生装置2は、垂直振動と水平振動とを付与する図示しな
い振動体を備え、垂直振動と水平振動の合成ベクトルか
らなる微振動をバケット1に与えると、多数の物品W
は、螺旋状の傾斜面からなる搬送路3を整列しながら徐
々に上っていき、次工程である物品搬送部Cへと一つ一
つ排出されていく。また、螺旋状の搬送路3の出口側に
は、物品Wが不適正な状態、例えば物品Wが重なり合っ
て送られている場合において、その重なり合っている物
品Wを搬送路3上から掻き落とすための回転羽根4によ
る掻き落とし部材5が配設されている。
せるパーツフィーダからなるもので、本実施例では円形
状のボウルからなるバケット1と、垂直振動と水平振動
との二つの振動系の振幅を各々独立して設定できる機能
を備えた振動発生装置2とによって構成されている。バ
ケット1には、内周面に沿って螺旋状に物品を送り出す
搬送路3が緩やかな登り勾配に形成されている。振動発
生装置2は、垂直振動と水平振動とを付与する図示しな
い振動体を備え、垂直振動と水平振動の合成ベクトルか
らなる微振動をバケット1に与えると、多数の物品W
は、螺旋状の傾斜面からなる搬送路3を整列しながら徐
々に上っていき、次工程である物品搬送部Cへと一つ一
つ排出されていく。また、螺旋状の搬送路3の出口側に
は、物品Wが不適正な状態、例えば物品Wが重なり合っ
て送られている場合において、その重なり合っている物
品Wを搬送路3上から掻き落とすための回転羽根4によ
る掻き落とし部材5が配設されている。
【0017】物品搬送部Cは、ローラ6,7間にエンド
レス状のベルトコンベア8が架け渡され、ローラ6を駆
動用ローラとし、その駆動用ローラにステッピングモー
タやサーボモータ等から構成される駆動手段9が連結さ
れている。ベルトコンベア8の表面側には、そのベルト
コンベア8の長手方向に沿い、物品Wを一列に整列する
ように位置規整するガイド部を兼ねたカバー体10が設
けられており、このカバー体10は、ベルトコンベア8
の表面部分に対して垂直方向に立ち上がる物品Wの側面
側を位置決め案内する側方カバー11と、ベルトコンベ
ア8上を覆う上カバー12とを備えている。
レス状のベルトコンベア8が架け渡され、ローラ6を駆
動用ローラとし、その駆動用ローラにステッピングモー
タやサーボモータ等から構成される駆動手段9が連結さ
れている。ベルトコンベア8の表面側には、そのベルト
コンベア8の長手方向に沿い、物品Wを一列に整列する
ように位置規整するガイド部を兼ねたカバー体10が設
けられており、このカバー体10は、ベルトコンベア8
の表面部分に対して垂直方向に立ち上がる物品Wの側面
側を位置決め案内する側方カバー11と、ベルトコンベ
ア8上を覆う上カバー12とを備えている。
【0018】物品搬送部Cの側方カバー11には、ベル
トコンベア8上を搬送される物品Wの搬送状態を監視す
る第1,第2,第3のワークセンサ(物品検出手段)1
3,14,15が物品搬送部Cの上流側,中間位置及び
下流側にそれぞれ配設されている。
トコンベア8上を搬送される物品Wの搬送状態を監視す
る第1,第2,第3のワークセンサ(物品検出手段)1
3,14,15が物品搬送部Cの上流側,中間位置及び
下流側にそれぞれ配設されている。
【0019】また、物品搬送部Cの上カバー12は、搬
送される物品Wの搬送状態または物品形状を検出できる
機能を備えている。上カバー12には、例えば一端側を
支点として開閉可能な蓋体と、前記蓋体の浮き上がり状
態を監視する近接センサ等の浮き上がり検出手段とが備
えられ、物品Wが重なり合って搬送されたり、必要以上
に厚い不良品である物品が搬送された場合に前記蓋体が
浮き上がり、この浮き上がりを前記検出手段によって検
出することで搬送ラインAを停止させることが可能な構
成をなしている。
送される物品Wの搬送状態または物品形状を検出できる
機能を備えている。上カバー12には、例えば一端側を
支点として開閉可能な蓋体と、前記蓋体の浮き上がり状
態を監視する近接センサ等の浮き上がり検出手段とが備
えられ、物品Wが重なり合って搬送されたり、必要以上
に厚い不良品である物品が搬送された場合に前記蓋体が
浮き上がり、この浮き上がりを前記検出手段によって検
出することで搬送ラインAを停止させることが可能な構
成をなしている。
【0020】また、物品搬送部Cの排出側には、連続し
て搬送される物品Wをその場に止めるストッパ部材16
が配設されている。ストッパ部材16は、物品Wに対し
弾性変位可能な押圧部17と、この押圧部17を物品W
に向けて軟圧保持するように押圧作動する押動部材18
とによって形成されており、その押動部材18を駆動す
る手段としては、後述する物品受け渡し部Dのステッピ
ングモータやサーボモータ等からなる駆動手段の回転
を、例えばカム機構の回転に変換し、このカムによる乗
り上げ作動に応じて押動部材18を往復移動させるもの
である。
て搬送される物品Wをその場に止めるストッパ部材16
が配設されている。ストッパ部材16は、物品Wに対し
弾性変位可能な押圧部17と、この押圧部17を物品W
に向けて軟圧保持するように押圧作動する押動部材18
とによって形成されており、その押動部材18を駆動す
る手段としては、後述する物品受け渡し部Dのステッピ
ングモータやサーボモータ等からなる駆動手段の回転
を、例えばカム機構の回転に変換し、このカムによる乗
り上げ作動に応じて押動部材18を往復移動させるもの
である。
【0021】また、物品搬送部Cには、図3で示すよう
な本発明の主要部である第1の搬送補助手段19と、第
2の搬送補助手段20とを備えている。
な本発明の主要部である第1の搬送補助手段19と、第
2の搬送補助手段20とを備えている。
【0022】第1の搬送補助手段19は、物品Wに所定
のエアー圧を付与するエアーノズルを備える第1,第2
の物品先送り機構21,22を備え、第1の物品先送り
機構21は、物品搬送部Cの上流側に設けられ、また第
2の物品先送り機構22は、第1の物品先送り機構21
の下流側で物品搬送部Cの略中央に位置するように上カ
バー12に配設されている。また、第1,第2の物品先
送り機構21,22は、物品Wに所定のエアー圧を付与
した際に、物品Wが進行方向へ滑り進むことができるよ
うに所定の角度をもって上カバー12に配設されるもの
である。
のエアー圧を付与するエアーノズルを備える第1,第2
の物品先送り機構21,22を備え、第1の物品先送り
機構21は、物品搬送部Cの上流側に設けられ、また第
2の物品先送り機構22は、第1の物品先送り機構21
の下流側で物品搬送部Cの略中央に位置するように上カ
バー12に配設されている。また、第1,第2の物品先
送り機構21,22は、物品Wに所定のエアー圧を付与
した際に、物品Wが進行方向へ滑り進むことができるよ
うに所定の角度をもって上カバー12に配設されるもの
である。
【0023】第2の搬送補助手段20は、例えばエアー
シリンダの作動部の先端に物品Wに対して弾性変位可能
な押当部を備えた第1,第2の物品ストッパ機構23,
24を備え、第1のストッパ機構21は、第1の物品先
送り機構21の近傍の下流側に、また第2のストッパ機
構24は、第2の物品先送り機構22の近傍の下流側に
位置するように上カバー12に配設されるものである。
シリンダの作動部の先端に物品Wに対して弾性変位可能
な押当部を備えた第1,第2の物品ストッパ機構23,
24を備え、第1のストッパ機構21は、第1の物品先
送り機構21の近傍の下流側に、また第2のストッパ機
構24は、第2の物品先送り機構22の近傍の下流側に
位置するように上カバー12に配設されるものである。
【0024】物品受け渡し部Dは、回転送り出しユニッ
ト25と受け渡し用コンベア26とから構成されてい
る。
ト25と受け渡し用コンベア26とから構成されてい
る。
【0025】回転送りだしユニット25は、機枠の一部
に回転軸部27が軸支され、この回転軸部27の外周面
部分に二つの柔軟性部材からなる軟圧搬送体28が取り
付け固定されおり、また軟圧搬送体28の間に物品Wが
入り込むことを防ぐための柔軟性規整部材29が設けら
れており、また回転軸部27には、駆動源となるステッ
ピングモータやサーボモータ等からなる駆動手段30が
接続されている。
に回転軸部27が軸支され、この回転軸部27の外周面
部分に二つの柔軟性部材からなる軟圧搬送体28が取り
付け固定されおり、また軟圧搬送体28の間に物品Wが
入り込むことを防ぐための柔軟性規整部材29が設けら
れており、また回転軸部27には、駆動源となるステッ
ピングモータやサーボモータ等からなる駆動手段30が
接続されている。
【0026】受け渡し用コンベア26は、ベルトコンベ
ア31が複数個のローラ32間に架け渡されて構成され
ている。また、受け渡し用コンベア26の表面側には、
物品搬送部Cのベルトコンベア8による物品Wの搬送路
となる側方カバー11に合わせてガイド板33が左右に
設置されている。
ア31が複数個のローラ32間に架け渡されて構成され
ている。また、受け渡し用コンベア26の表面側には、
物品搬送部Cのベルトコンベア8による物品Wの搬送路
となる側方カバー11に合わせてガイド板33が左右に
設置されている。
【0027】物品整列部Eは、米菓類などの物品Wを所
定ピッチの間隔を配して送るための移送爪34が設けら
れたエンドレス状のチェーンコンベア35によって構成
されており、このチェーンコンベア35はスプロケット
36間に平行に架け渡されており、一方のスプロケット
36の軸端にステッピングモータやサーボモータからな
る駆動手段37が取り付け固定されている。
定ピッチの間隔を配して送るための移送爪34が設けら
れたエンドレス状のチェーンコンベア35によって構成
されており、このチェーンコンベア35はスプロケット
36間に平行に架け渡されており、一方のスプロケット
36の軸端にステッピングモータやサーボモータからな
る駆動手段37が取り付け固定されている。
【0028】ホッパーFは、物品ストック部Bの物品投
入部側に配設され、物品Wを貯留しつつ所定の量を供給
するものである。ホッパーFは、パーツフィーダからな
る物品ストック部Bにおけるバケット1の内部に設けた
図示しないセンサからの信号を受けて物品Wが少なくな
った場合に、例えばホッパーコンベアのモータを回転さ
せて物品ストック部Bのバケット1内に物品Wを供給
し、物品Wが一定量に達した場合に前記ホッパーコンベ
アのモータを停止させ、バケット1内の物品Wの量を管
理するものである。
入部側に配設され、物品Wを貯留しつつ所定の量を供給
するものである。ホッパーFは、パーツフィーダからな
る物品ストック部Bにおけるバケット1の内部に設けた
図示しないセンサからの信号を受けて物品Wが少なくな
った場合に、例えばホッパーコンベアのモータを回転さ
せて物品ストック部Bのバケット1内に物品Wを供給
し、物品Wが一定量に達した場合に前記ホッパーコンベ
アのモータを停止させ、バケット1内の物品Wの量を管
理するものである。
【0029】前述した各部によって搬送ラインAが構成
される。かかる搬送ラインAによると、物品ストック部
Bから供給される物品Wは、連続的に物品搬送部Cのベ
ルトコンベア8上に供給される。物品搬送部Cのベルト
コンベア8によって送られてきた物品Wを、ストッパ部
材16の解放時、すなわち押動部材18を引き戻した状
態のため弾性変位可能な押圧部17が物品Wを押圧する
ことなくフリーの状態となることによって、物品Wが後
続の物品Wに押されて物品受け渡し部Dの受け渡し用コ
ンベア26上に一つだけ分離状態にて供給される。
される。かかる搬送ラインAによると、物品ストック部
Bから供給される物品Wは、連続的に物品搬送部Cのベ
ルトコンベア8上に供給される。物品搬送部Cのベルト
コンベア8によって送られてきた物品Wを、ストッパ部
材16の解放時、すなわち押動部材18を引き戻した状
態のため弾性変位可能な押圧部17が物品Wを押圧する
ことなくフリーの状態となることによって、物品Wが後
続の物品Wに押されて物品受け渡し部Dの受け渡し用コ
ンベア26上に一つだけ分離状態にて供給される。
【0030】次に、この受け渡し用コンベア26上に送
られてきた物品Wは、その受け渡し用コンベア26の作
動とともに、回転送り出しユニット25の回転作動によ
って上下方向から挟んだ状態にて、物品受け渡し部Dの
位置決めストッパ38の位置まで良好に搬送され、位置
決めストッパ38が閉じた状態となっているため、位置
規整された物品Wは、包装機械の前工程である物品整列
部E側に送られる待機状態となる。
られてきた物品Wは、その受け渡し用コンベア26の作
動とともに、回転送り出しユニット25の回転作動によ
って上下方向から挟んだ状態にて、物品受け渡し部Dの
位置決めストッパ38の位置まで良好に搬送され、位置
決めストッパ38が閉じた状態となっているため、位置
規整された物品Wは、包装機械の前工程である物品整列
部E側に送られる待機状態となる。
【0031】そして、待機状態の物品Wは、物品整列部
Eの駆動に伴うチェーンコンベア35の搬送移動によ
り、そのチェーンコンベア35の一定ピッチ間隔に設け
られた移送爪34の移動状態を読み取る位置割り出しセ
ンサ39の検出信号に応じて、位置決めストッパ38が
開き始めると同時に駆動手段30も作動して回転軸部2
7が回転するとともに、受け渡し用コンベア26も作動
し、回転軸部27の周りに取り付けられた軟圧搬送体2
8の回転駆動とともに、受け渡し用コンベア26の搬送
駆動によって物品Wが軽く挟まれながら良好に物品整列
部Eのチェーンコンベア35上へと送り出され、所定ピ
ッチ間隔に設けられた移送爪34の間に物品Wが送り込
まれるため、安定状態にて物品Wの供給を行うことがで
きるものである。
Eの駆動に伴うチェーンコンベア35の搬送移動によ
り、そのチェーンコンベア35の一定ピッチ間隔に設け
られた移送爪34の移動状態を読み取る位置割り出しセ
ンサ39の検出信号に応じて、位置決めストッパ38が
開き始めると同時に駆動手段30も作動して回転軸部2
7が回転するとともに、受け渡し用コンベア26も作動
し、回転軸部27の周りに取り付けられた軟圧搬送体2
8の回転駆動とともに、受け渡し用コンベア26の搬送
駆動によって物品Wが軽く挟まれながら良好に物品整列
部Eのチェーンコンベア35上へと送り出され、所定ピ
ッチ間隔に設けられた移送爪34の間に物品Wが送り込
まれるため、安定状態にて物品Wの供給を行うことがで
きるものである。
【0032】ここで、本発明の主要部でる搬送ラインA
の物品搬送部Cについて図4〜図7を用いて詳述する。
の物品搬送部Cについて図4〜図7を用いて詳述する。
【0033】図4は、物品搬送部Cにおける電気的構成
を示すブロック図である。図中において、13は、物品
搬送部Cの上流側に配設され物品Wの有無を検出する第
1のワークセンサ(物品検出手段)である。14は、物
品搬送部Cの略中央に配設され物品Wの有無を検出する
第2のワークセンサ(物品検出手段)である。15は、
物品搬送手段Cの排出部側に配設され物品Wの有無を検
出する第3のワークセンサ(物品検出手段)である。9
は、ステッピングモータやサーボモータ等からなり、物
品搬送部Cにおける駆動手段であり、後述する制御部か
らの制御信号をドライバ40を介して入力することで、
制御信号に応じた物品Wの搬送がなされる。41は、第
1の搬送補助手段19の第1の物品先送り機構(エアー
ノズル)21にエアーを供給するための第1の電磁弁で
ある。42は、第1の搬送補助手段19の第2の物品先
送り機構21にエアーを供給するための第2の電磁弁で
ある。43は、第2の搬送補助手段20の第1のストッ
パ機構23にエアーを供給するための第3の電磁弁であ
る。44は、第2の搬送補助手段19の第2のストッパ
機構24にエアーを供給するための第4の電磁弁であ
る。45は、後述する制御部と、第1〜第3のワークセ
ンサ13〜15,駆動手段9及び第1〜第4の電磁弁4
1,42,43,44との電気的な接続関係をなすため
のI/Oインターフェイスである。46は、後述する処
理動作のプログラムが記憶されたROMや演算値を一時
的に記憶するRAM,前記プログラムを実行するための
CPU等を有する制御部(制御手段)であり、マイクロ
コンピュータやシーケンサー等からなる。尚、制御部4
6は、搬送ラインA全体を電気制御する制御手段と兼用
することも可能である。
を示すブロック図である。図中において、13は、物品
搬送部Cの上流側に配設され物品Wの有無を検出する第
1のワークセンサ(物品検出手段)である。14は、物
品搬送部Cの略中央に配設され物品Wの有無を検出する
第2のワークセンサ(物品検出手段)である。15は、
物品搬送手段Cの排出部側に配設され物品Wの有無を検
出する第3のワークセンサ(物品検出手段)である。9
は、ステッピングモータやサーボモータ等からなり、物
品搬送部Cにおける駆動手段であり、後述する制御部か
らの制御信号をドライバ40を介して入力することで、
制御信号に応じた物品Wの搬送がなされる。41は、第
1の搬送補助手段19の第1の物品先送り機構(エアー
ノズル)21にエアーを供給するための第1の電磁弁で
ある。42は、第1の搬送補助手段19の第2の物品先
送り機構21にエアーを供給するための第2の電磁弁で
ある。43は、第2の搬送補助手段20の第1のストッ
パ機構23にエアーを供給するための第3の電磁弁であ
る。44は、第2の搬送補助手段19の第2のストッパ
機構24にエアーを供給するための第4の電磁弁であ
る。45は、後述する制御部と、第1〜第3のワークセ
ンサ13〜15,駆動手段9及び第1〜第4の電磁弁4
1,42,43,44との電気的な接続関係をなすため
のI/Oインターフェイスである。46は、後述する処
理動作のプログラムが記憶されたROMや演算値を一時
的に記憶するRAM,前記プログラムを実行するための
CPU等を有する制御部(制御手段)であり、マイクロ
コンピュータやシーケンサー等からなる。尚、制御部4
6は、搬送ラインA全体を電気制御する制御手段と兼用
することも可能である。
【0034】次に、図5〜図7を用いて、物品搬送部C
の制御方法を説明する。
の制御方法を説明する。
【0035】制御部46は、物品整列部Eに配設された
位置割り出しセンサ39からの移送爪34の移送状態に
応じた検出信号の入力の有無を確認し(ステップS
1)、この検出信号が入力されると前記検出信号に基づ
き物品搬送部Cのベルトコンベア8を動作させるための
駆動手段9を間欠駆動させるべく制御信号をドライバ4
0を介し駆動手段9へ出力する(ステップS2)。
位置割り出しセンサ39からの移送爪34の移送状態に
応じた検出信号の入力の有無を確認し(ステップS
1)、この検出信号が入力されると前記検出信号に基づ
き物品搬送部Cのベルトコンベア8を動作させるための
駆動手段9を間欠駆動させるべく制御信号をドライバ4
0を介し駆動手段9へ出力する(ステップS2)。
【0036】次に制御部46は、物品搬送部Cにおける
ベルトコンベア8上の物品Wの搬送状態の確認を行う
(ステップS3)。この搬送状態の確認は、物品搬送部
Cの上流側から下流側にかけて順次配設される第1〜第
3のワークセンサ13〜15からの物品Wの有無に応じ
た検出信号に基づき判断されるものである。
ベルトコンベア8上の物品Wの搬送状態の確認を行う
(ステップS3)。この搬送状態の確認は、物品搬送部
Cの上流側から下流側にかけて順次配設される第1〜第
3のワークセンサ13〜15からの物品Wの有無に応じ
た検出信号に基づき判断されるものである。
【0037】制御部46は、ステップS2における搬送
状態の確認において、初期時に各ワークセンサ13〜1
5によって物品Wの検出がなされない場合は、駆動手段
9の間欠駆動を続行(通常搬送)させる(ステップS
4)。また制御部46は、物品Wの有無を各ワークセン
サ13〜15によって順次検出すると、ベルトコンベア
8上に所定量の物品Wが搬送されているとし、第1,第
2の搬送補助手段19,20の制御を開始する(ステッ
プS5)。
状態の確認において、初期時に各ワークセンサ13〜1
5によって物品Wの検出がなされない場合は、駆動手段
9の間欠駆動を続行(通常搬送)させる(ステップS
4)。また制御部46は、物品Wの有無を各ワークセン
サ13〜15によって順次検出すると、ベルトコンベア
8上に所定量の物品Wが搬送されているとし、第1,第
2の搬送補助手段19,20の制御を開始する(ステッ
プS5)。
【0038】ここで、制御部46によって制御される第
1,第2の搬送補助手段19,20について図6及び図
7を用いて説明する。
1,第2の搬送補助手段19,20について図6及び図
7を用いて説明する。
【0039】図6は、制御部46の制御の基に動作する
第1の搬送補助手段19の動作状態を示す図表である。
制御部46は、所定量の物品Wがベルトコンベア8にあ
ることを前提とし、以下に示す処理動作のプログラムを
記憶している。尚、図6において、各ワークセンサ13
〜15の物品搬送部Cにおける配設位置において、物品
Wが存在する場合は、制御部46に対する検出信号の入
力を「ON」とし、物品Wが存在しない場合は、制御部
46に対する検出信号の入力を「OFF」とする。
第1の搬送補助手段19の動作状態を示す図表である。
制御部46は、所定量の物品Wがベルトコンベア8にあ
ることを前提とし、以下に示す処理動作のプログラムを
記憶している。尚、図6において、各ワークセンサ13
〜15の物品搬送部Cにおける配設位置において、物品
Wが存在する場合は、制御部46に対する検出信号の入
力を「ON」とし、物品Wが存在しない場合は、制御部
46に対する検出信号の入力を「OFF」とする。
【0040】制御部46は、第1,第2,第3のワーク
センサ13,14,15からの検出信号が全て「OF
F」の場合(以下、ケースIという)と、第1,第2の
ワークセンサ13,14からの検出信号が「OFF」
で、第3のワークセンサ15からの検出信号が「ON」
の場合(以下、ケースIIという)とで、第1,第2の電
磁弁41,42を「ON」状態とし、第1の搬送補助手
段19のエアーノズルからエアーを吐出させる。
センサ13,14,15からの検出信号が全て「OF
F」の場合(以下、ケースIという)と、第1,第2の
ワークセンサ13,14からの検出信号が「OFF」
で、第3のワークセンサ15からの検出信号が「ON」
の場合(以下、ケースIIという)とで、第1,第2の電
磁弁41,42を「ON」状態とし、第1の搬送補助手
段19のエアーノズルからエアーを吐出させる。
【0041】また、制御部46は、第1,第2,第3の
ワークセンサ13,14,15からの検出信号が全て
「ON」の場合(以下、ケースIIIという)であると、
第1,第2の電磁弁41,42を「OFF」状態とし、
前記エアーノズルからエアーの吐出させない。
ワークセンサ13,14,15からの検出信号が全て
「ON」の場合(以下、ケースIIIという)であると、
第1,第2の電磁弁41,42を「OFF」状態とし、
前記エアーノズルからエアーの吐出させない。
【0042】また、制御部46は、第1のワークセンサ
13からの検出信号が「OFF」で、第2,第3のワー
クセンサ14,15からの検出信号が「ON」の場合
(以下、ケースIVという)であると、第1の電磁弁41
を「ON」状態とし、また第2の電磁弁42を「OF
F」状態とする。
13からの検出信号が「OFF」で、第2,第3のワー
クセンサ14,15からの検出信号が「ON」の場合
(以下、ケースIVという)であると、第1の電磁弁41
を「ON」状態とし、また第2の電磁弁42を「OF
F」状態とする。
【0043】即ち、制御部46の制御におけるケース
I,IIの場合は、ベルトコンベア8上の所定量の物品W
が駆動手段9による間欠駆動によってベルトコンベア8
上に連なるように搬送されていないものとし、第1の搬
送補助手段19における第1,第2の物品先送り機構2
1,22に備えられるエアーノズルからエアーを吐出さ
せ、物品Wを物品搬送部Cの排出側へ強制的に移送(先
送り)させる制御である。尚、物品Wは、前記エアーノ
ズルからのエアー圧が付与されると、エアーの圧力によ
って物品Wの搬送方向へ滑り進むことになる。
I,IIの場合は、ベルトコンベア8上の所定量の物品W
が駆動手段9による間欠駆動によってベルトコンベア8
上に連なるように搬送されていないものとし、第1の搬
送補助手段19における第1,第2の物品先送り機構2
1,22に備えられるエアーノズルからエアーを吐出さ
せ、物品Wを物品搬送部Cの排出側へ強制的に移送(先
送り)させる制御である。尚、物品Wは、前記エアーノ
ズルからのエアー圧が付与されると、エアーの圧力によ
って物品Wの搬送方向へ滑り進むことになる。
【0044】また、制御部46の制御におけるケースII
Iの場合は、ベルトコンベア8上の物品Wが連続的に連
なるように搬送されているものとし、通常の搬送を行わ
せる制御である。
Iの場合は、ベルトコンベア8上の物品Wが連続的に連
なるように搬送されているものとし、通常の搬送を行わ
せる制御である。
【0045】また、制御部46の制御におけるケースIV
の場合は、ベルトコンベア8上の物品Wがベルトコンベ
ア8の略中央から下流側にかけて連なるように搬送され
ているが、上流側において、物品Wが連なる状態にて搬
送されていないものとし、第1の物品先送り機構21に
備えられるエアーノズルからエアーを吐出させ、物品W
を物品搬送部Cの下流側へ強制的に移送させる制御であ
る。
の場合は、ベルトコンベア8上の物品Wがベルトコンベ
ア8の略中央から下流側にかけて連なるように搬送され
ているが、上流側において、物品Wが連なる状態にて搬
送されていないものとし、第1の物品先送り機構21に
備えられるエアーノズルからエアーを吐出させ、物品W
を物品搬送部Cの下流側へ強制的に移送させる制御であ
る。
【0046】図7は、制御部46の制御の基に動作する
第2の搬送補助手段20の動作状態を示す図である。制
御部46は、所定量の物品Wがベルトコンベア8にある
ことを前提とし、以下に示す処理動作のプログラムを記
憶している。
第2の搬送補助手段20の動作状態を示す図である。制
御部46は、所定量の物品Wがベルトコンベア8にある
ことを前提とし、以下に示す処理動作のプログラムを記
憶している。
【0047】制御部46は、第1,第2,第3のワーク
センサ13,14,15からの検出信号入力が全て「O
N」の場合、物品搬送部Cの駆動手段9の間欠駆動に基
づき第1,第2のストッパ機構23,24を動作させる
ものである。
センサ13,14,15からの検出信号入力が全て「O
N」の場合、物品搬送部Cの駆動手段9の間欠駆動に基
づき第1,第2のストッパ機構23,24を動作させる
ものである。
【0048】制御部46は、駆動手段9の間欠動作を示
す駆動波形(図7(a)参照)において、搬送動作が停
止してから次なる搬送動作が開始されるまでの間に、ベ
ルトコンベア8の上流側に位置する第1のストッパ機構
23の第3の電磁弁43を駆動手段9の停止に基づき動
作させ(図7(b)参照)、第3の電磁弁43の動作か
ら所定時間t後に第1のストッパ機構23の下流側に位
置する第2のストッパ機構24の第4の電磁弁44を動
作させものである(図7(c)参照)。即ち制御部46
は、駆動手段9の停止後に第3の電磁弁43を動作させ
ることによって、第1のストッパ機構23のエアーシリ
ンダの作動部の先端に備えられた押当部を下降させ物品
Wに当接させた後(図7(b)参照)、ある程度の時間
差(t)をもって第2のストッパ機構24における第4
の電磁弁44を動作させ、エアーシリンダの作動部の先
端に備えられた押当部を下降させ物品Wに当接させる制
御を行う。
す駆動波形(図7(a)参照)において、搬送動作が停
止してから次なる搬送動作が開始されるまでの間に、ベ
ルトコンベア8の上流側に位置する第1のストッパ機構
23の第3の電磁弁43を駆動手段9の停止に基づき動
作させ(図7(b)参照)、第3の電磁弁43の動作か
ら所定時間t後に第1のストッパ機構23の下流側に位
置する第2のストッパ機構24の第4の電磁弁44を動
作させものである(図7(c)参照)。即ち制御部46
は、駆動手段9の停止後に第3の電磁弁43を動作させ
ることによって、第1のストッパ機構23のエアーシリ
ンダの作動部の先端に備えられた押当部を下降させ物品
Wに当接させた後(図7(b)参照)、ある程度の時間
差(t)をもって第2のストッパ機構24における第4
の電磁弁44を動作させ、エアーシリンダの作動部の先
端に備えられた押当部を下降させ物品Wに当接させる制
御を行う。
【0049】この制御部46における第2の搬送補助手
段20の制御方法は、形状が不揃いでかつ軽量な菓子類
等の物品Wが間欠搬送(駆動手段9の間欠駆動に伴う搬
送)されると、前記間欠搬送における停止時の慣性力に
よって物品Wが搬送方向(下流側)へ移動することにな
り、1つ前の物品Wに衝突して割れる、物品W同士の乗
り上げによって搬送路が詰まる等の搬送異常が生じた
り、前記乗り上げに伴う次なる工程への供給ミス等が生
じることに着目し、これらの不具合を生じさせないよう
にするための制御である。
段20の制御方法は、形状が不揃いでかつ軽量な菓子類
等の物品Wが間欠搬送(駆動手段9の間欠駆動に伴う搬
送)されると、前記間欠搬送における停止時の慣性力に
よって物品Wが搬送方向(下流側)へ移動することにな
り、1つ前の物品Wに衝突して割れる、物品W同士の乗
り上げによって搬送路が詰まる等の搬送異常が生じた
り、前記乗り上げに伴う次なる工程への供給ミス等が生
じることに着目し、これらの不具合を生じさせないよう
にするための制御である。
【0050】即ち、連なる状態にて搬送される物品W
が、駆動手段9の停止に伴う慣性力によって物品W間で
衝突しながら下流側へ移動しようとするが、物品Wは、
第1,第2のストッパ機構23,24のそれぞれの配設
位置において分散して止まることから、上流側から下流
側にかけて連なる状態の物品W間で衝突する場合に発生
する応力に比べ、分散して止まることによって発生する
衝突時の応力を小さくすることができるため、前記搬送
異常の発生や後工程への物品供給ミスを抑制することが
可能となる。
が、駆動手段9の停止に伴う慣性力によって物品W間で
衝突しながら下流側へ移動しようとするが、物品Wは、
第1,第2のストッパ機構23,24のそれぞれの配設
位置において分散して止まることから、上流側から下流
側にかけて連なる状態の物品W間で衝突する場合に発生
する応力に比べ、分散して止まることによって発生する
衝突時の応力を小さくすることができるため、前記搬送
異常の発生や後工程への物品供給ミスを抑制することが
可能となる。
【0051】また、制御部46は、第1のストッパ機構
23の下流側に位置する第2のストッパ機構24の動き
を第1のストッパ機構23に対し遅らせることで、第1
のストッパ機構23の配設位置で止まる物品Wと、その
物品Wから1つ前の物品(下流側に位置する物品)Wと
の間に所定の間隔を有する状態にて物品Wの搬送を停止
させることが可能となる。従って、第1のストッパ機構
23と第2のストッパ機構24との間においても、上流
側から下流側にかけて慣性力に伴う物品W間の衝突によ
る発生する応力が緩和されるため、前記異常搬送や前記
物品供給ミスを更に抑制すること可能となる。
23の下流側に位置する第2のストッパ機構24の動き
を第1のストッパ機構23に対し遅らせることで、第1
のストッパ機構23の配設位置で止まる物品Wと、その
物品Wから1つ前の物品(下流側に位置する物品)Wと
の間に所定の間隔を有する状態にて物品Wの搬送を停止
させることが可能となる。従って、第1のストッパ機構
23と第2のストッパ機構24との間においても、上流
側から下流側にかけて慣性力に伴う物品W間の衝突によ
る発生する応力が緩和されるため、前記異常搬送や前記
物品供給ミスを更に抑制すること可能となる。
【0052】尚、制御部46は、第2,第3のワークセ
ンサ14,15の検出信号が「ON」で、第1のワーク
センサ13の検出信号が「OFF」の場合、物品Wの上
流側の搬送状態が粗であるとし、第1のストッパ機構2
3を動作させず、第2のストッパー機構24のみを動作
させることも可能である。
ンサ14,15の検出信号が「ON」で、第1のワーク
センサ13の検出信号が「OFF」の場合、物品Wの上
流側の搬送状態が粗であるとし、第1のストッパ機構2
3を動作させず、第2のストッパー機構24のみを動作
させることも可能である。
【0053】かかる搬送ラインAに設けられる物品搬送
部Cは、ベルトコンベア8の上流側から下流側に搬送さ
れる物品Wを下流側への先送りする第1の搬送補助手段
19と物品Wを滞留させる第2の搬送補助手段20と備
え、制御部46によって、ベルトコンベア8の所定箇所
に配設される第1,第2,第3のワークセンサ13,1
4,15からの検出信号に基づきベルトコンベア8にお
ける物品Wの搬送状態を判定するとともに、この判定結
果に基づき第1,第2の補助搬送手段19,20を動作
させるものである。
部Cは、ベルトコンベア8の上流側から下流側に搬送さ
れる物品Wを下流側への先送りする第1の搬送補助手段
19と物品Wを滞留させる第2の搬送補助手段20と備
え、制御部46によって、ベルトコンベア8の所定箇所
に配設される第1,第2,第3のワークセンサ13,1
4,15からの検出信号に基づきベルトコンベア8にお
ける物品Wの搬送状態を判定するとともに、この判定結
果に基づき第1,第2の補助搬送手段19,20を動作
させるものである。
【0054】また、第1の搬送補助手段19は、物品W
にエアー圧を付与するエアーノズルを備えた第1,第2
の物品先送り機構21,22からなり、制御部46の前
記搬送状態に基づいた指令に応じて前記エアーノズルか
らエアーを吐出させ物品を先送りさせることから、物品
搬送部Cの間欠駆動に伴う間欠搬送によって生じる物品
W間の隙間を無くし、連なる物品Wの搬送状態へと移行
させることが可能となることから、次なる工程に設けら
れる物品整列部Eへの途切れのない物品供給を可能と
し、物品整列部Eより後工程に設けられる包装装置等の
他の装置の生産効率を向上させることができる。
にエアー圧を付与するエアーノズルを備えた第1,第2
の物品先送り機構21,22からなり、制御部46の前
記搬送状態に基づいた指令に応じて前記エアーノズルか
らエアーを吐出させ物品を先送りさせることから、物品
搬送部Cの間欠駆動に伴う間欠搬送によって生じる物品
W間の隙間を無くし、連なる物品Wの搬送状態へと移行
させることが可能となることから、次なる工程に設けら
れる物品整列部Eへの途切れのない物品供給を可能と
し、物品整列部Eより後工程に設けられる包装装置等の
他の装置の生産効率を向上させることができる。
【0055】また、第2の搬送補助手段20は、エアー
シリンダ及び押当部を備えた第1,第2のストッパ機構
23,24からなり、制御部46は、第1,第2,第3
のワークセンサ13,14,15によって物品Wの有無
を確認し、物品Wが有ると判断すると、上流側に位置す
る第1のストッパ機構23を動作させ、その後に第1の
ストッパ機構23よりも下流側に位置する第1のストッ
パ機構24を動作させ、物品Wを各ストッパ機構23,
24の配設位置に滞留させることから、ベルトコンベア
8の上流側から下流側に連なるように搬送される物品W
の停止時(間欠駆動による停止)において、物品W間で
の衝突による割れや物品W同士の乗り上げによる搬送路
の詰まり等の搬送異常、及び前記乗り上げに伴う次なる
工程への供給ミス等の発生を抑制することが可能とな
り、良好な物品Wの搬送を可能とする。
シリンダ及び押当部を備えた第1,第2のストッパ機構
23,24からなり、制御部46は、第1,第2,第3
のワークセンサ13,14,15によって物品Wの有無
を確認し、物品Wが有ると判断すると、上流側に位置す
る第1のストッパ機構23を動作させ、その後に第1の
ストッパ機構23よりも下流側に位置する第1のストッ
パ機構24を動作させ、物品Wを各ストッパ機構23,
24の配設位置に滞留させることから、ベルトコンベア
8の上流側から下流側に連なるように搬送される物品W
の停止時(間欠駆動による停止)において、物品W間で
の衝突による割れや物品W同士の乗り上げによる搬送路
の詰まり等の搬送異常、及び前記乗り上げに伴う次なる
工程への供給ミス等の発生を抑制することが可能とな
り、良好な物品Wの搬送を可能とする。
【0056】この第1,第2の搬送補助手段19,20
備える物品搬送部Cは、ベルトコンベア8における搬送
経路が長いほど効果は大きい。
備える物品搬送部Cは、ベルトコンベア8における搬送
経路が長いほど効果は大きい。
【0057】また、前述したようにエアーノズルによっ
て物品先送り機構を構成し、エアーシリンダによってス
トッパ機構を構成することで、簡単な構成でかつ安価に
第1,第2の搬送補助手段19,20を得ることが可能
である。
て物品先送り機構を構成し、エアーシリンダによってス
トッパ機構を構成することで、簡単な構成でかつ安価に
第1,第2の搬送補助手段19,20を得ることが可能
である。
【0058】尚、本発明の実施の形態では、ベルトコン
ベア8によって物品Wを搬送する物品搬送部Cを例に挙
げたが、本発明は、例えば、垂直振動と水平振動とを付
与することによって物品を搬送するフィーダ等からなる
搬送手段を用いても本実施の形態と同様な効果が得られ
るもので、本発明は必ずしも本実施の形態で用いた物品
搬送部Cに限定されるものではない。
ベア8によって物品Wを搬送する物品搬送部Cを例に挙
げたが、本発明は、例えば、垂直振動と水平振動とを付
与することによって物品を搬送するフィーダ等からなる
搬送手段を用いても本実施の形態と同様な効果が得られ
るもので、本発明は必ずしも本実施の形態で用いた物品
搬送部Cに限定されるものではない。
【0059】また、本発明の実施の形態では、第1,第
2の搬送補助手段19,20をそれぞれ備える構成とし
ているが、本発明は必ずしも2つの搬送補助手段を設け
なくとも良く、少なくともどちらか一方の搬送補助手段
を備えるものであれば良い。
2の搬送補助手段19,20をそれぞれ備える構成とし
ているが、本発明は必ずしも2つの搬送補助手段を設け
なくとも良く、少なくともどちらか一方の搬送補助手段
を備えるものであれば良い。
【0060】また、本発明の実施の形態では、ベルトコ
ンベア8上の物品Wの有無で搬送状態を判断し、第1,
第2の搬送補助手段19,20を動作させるようにして
いるが、本発明の制御部にあっては、例えばワークセン
サの検出信号を用いて物品Wの搬送周期を計測し、この
搬送周期に基づいて第1,第2の搬送補助手段19,2
0を動作させるものであっても良い。
ンベア8上の物品Wの有無で搬送状態を判断し、第1,
第2の搬送補助手段19,20を動作させるようにして
いるが、本発明の制御部にあっては、例えばワークセン
サの検出信号を用いて物品Wの搬送周期を計測し、この
搬送周期に基づいて第1,第2の搬送補助手段19,2
0を動作させるものであっても良い。
【0061】また、本発明の実施の形態の第1,第2の
物品先送り機構21,22では、エアーノズルを用いる
ようにしているが、例えばエアーシリンダの作動部に押
当部を設け、この押当部によって物品Wを搬送方向へ突
き飛ばす構成のものであっても良く、本発明は前述した
物品先送り機構の構成に限定されるものではない。
物品先送り機構21,22では、エアーノズルを用いる
ようにしているが、例えばエアーシリンダの作動部に押
当部を設け、この押当部によって物品Wを搬送方向へ突
き飛ばす構成のものであっても良く、本発明は前述した
物品先送り機構の構成に限定されるものではない。
【0062】また、第1,第2のストッパ機構23,2
4も同様に、例えば、シャッター機構のように物品Wの
搬送を関止めるような構成のもの用いても良く、本発明
は前述したストッパ機構の構成に限定されるものではな
い。
4も同様に、例えば、シャッター機構のように物品Wの
搬送を関止めるような構成のもの用いても良く、本発明
は前述したストッパ機構の構成に限定されるものではな
い。
【0063】
【発明の効果】本発明は、物品を搬送する物品搬送装置
に関し、物品搬送手段の上流側から下流側に搬送される
前記物品を下流側へ先送りする第1の搬送補助手段もし
くは前記物品を滞留させる第2の搬送補助手段の少なく
とも一方の搬送補助手段を備えるとともに、前記物品搬
送手段の所定箇所に配設される物品検出手段からの前記
物品の検出信号に基づき、前記物品搬送手段における前
記物品の搬送状態を判定するとともに、この判定結果に
基づき前記搬送補助手段を動作させる制御手段を備える
ことで、良好な物品搬送を行うことができ、しかも物品
搬送装置の後工程に設けられる他の装置の生産性を向上
させることが可能となる。
に関し、物品搬送手段の上流側から下流側に搬送される
前記物品を下流側へ先送りする第1の搬送補助手段もし
くは前記物品を滞留させる第2の搬送補助手段の少なく
とも一方の搬送補助手段を備えるとともに、前記物品搬
送手段の所定箇所に配設される物品検出手段からの前記
物品の検出信号に基づき、前記物品搬送手段における前
記物品の搬送状態を判定するとともに、この判定結果に
基づき前記搬送補助手段を動作させる制御手段を備える
ことで、良好な物品搬送を行うことができ、しかも物品
搬送装置の後工程に設けられる他の装置の生産性を向上
させることが可能となる。
【図1】本発明の実施の形態の物品の搬送ラインを示す
側面図。
側面図。
【図2】同上実施の形態の物品の搬送ラインを示す平面
図。
図。
【図3】同上実施の形態の物品搬送部を示す図。
【図4】同上実施の形態の物品搬送部の電気的構成を示
すブロック図。
すブロック図。
【図5】同上実施の形態の制御部の処理動作を示す図。
【図6】同上実施の形態の第1の搬送補助手段の動作を
示す図。
示す図。
【図7】同上実施の形態の第2の搬送補助手段の動作を
示す図。
示す図。
W 物品 C 物品搬送部(物品搬送手段) 8 ベルトコンベア 9 駆動手段 13 第1のワークセンサ(物品検出手段) 14 第2のワークセンサ(物品検出手段) 15 第3のワークセンサ(物品検出手段) 19 第1の搬送補助手段 20 第2の搬送補助手段 21 第1の物品先送り機構 22 第2の物品先送り機構 23 第1のストッパ機構 24 第2のストッパ機構 41 第1の電磁弁 42 第2の電磁弁 43 第3の電磁弁 44 第4の電磁弁 45 I/Oインターフェイス 46 制御部(制御手段)
Claims (6)
- 【請求項1】電気的に制御可能な駆動手段を備え、前記
駆動手段を動作させることによって物品を搬送する物品
搬送手段と、 前記物品搬送手段の所定箇所に配設され、前記物品を検
出する物品検出手段と、 前記物品搬送手段の上流側から下流側に搬送される前記
物品を下流側へ先送りする、もしくは前記物品を滞留さ
せる搬送補助手段と、 前記物品検出手段からの検出信号に基づき前記物品の搬
送状態を判定するとともに、この判定結果に基づき前記
搬送補助手段を動作させる制御手段と、 を備えてなることを特徴とする物品搬送装置。 - 【請求項2】 前記搬送補助手段は、前記物品にエアー
圧を付与するエアーノズルを備えてなることを特徴とす
る請求項1に記載の物品搬送装置。 - 【請求項3】 前記制御手段は、前記物品検出手段から
の検出信号に基づき前記物品が前記物品搬送手段におい
て粗なる状態にて搬送されていると判断すると、前記エ
アーノズルからエアーを吐出させ前記物品を先送りして
なることを特徴とする請求項2に記載の物品搬送装置。 - 【請求項4】 前記搬送補助手段は、前記物品の搬送を
止める第1のストッパ機構と、前記第1のストッパ機構
の配設位置より下流側に配設され、前記物品の搬送を止
める第2のストッパ機構と、を備えてなることを特徴と
する請求項1に記載の物品搬送装置。 - 【請求項5】 前記第1,第2のストッパ機構の配設位
置もしくは配設位置近傍に前記物品検出手段をそれぞれ
備え、前記制御手段は、前記各物品検出手段の配設位置
における前記物品の有無を確認し、前記各物品検出手段
の配設位置にそれぞれ前記物品が有る場合に、前記第1
のストッパ機構を動作させてから所定時間後に前記第2
のストッパ機構を動作させてなることを特徴とする請求
項4に記載の物品搬送装置。 - 【請求項6】 前記制御手段は、他の装置からの駆動信
号に基づき前記駆動手段を間欠駆動させるとともに、前
記駆動手段の間欠動作に応じて前記第1,第2のストッ
パ機構を動作させてなることを特徴とする請求項5に記
載の物品搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000132855A JP2001310815A (ja) | 2000-04-27 | 2000-04-27 | 物品搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000132855A JP2001310815A (ja) | 2000-04-27 | 2000-04-27 | 物品搬送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001310815A true JP2001310815A (ja) | 2001-11-06 |
Family
ID=18641471
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000132855A Pending JP2001310815A (ja) | 2000-04-27 | 2000-04-27 | 物品搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001310815A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010279921A (ja) * | 2009-06-08 | 2010-12-16 | Daio Engineering Co Ltd | プラスチック選別装置 |
JP2021142992A (ja) * | 2020-03-11 | 2021-09-24 | 株式会社ナベル | 卵パックの封緘システム |
-
2000
- 2000-04-27 JP JP2000132855A patent/JP2001310815A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010279921A (ja) * | 2009-06-08 | 2010-12-16 | Daio Engineering Co Ltd | プラスチック選別装置 |
JP2021142992A (ja) * | 2020-03-11 | 2021-09-24 | 株式会社ナベル | 卵パックの封緘システム |
JP7440898B2 (ja) | 2020-03-11 | 2024-02-29 | 株式会社ナベル | 卵パックの封緘システム |
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