JP2003137413A - 搬送ベルトのエンドレス加工方法及びその巻取り装置 - Google Patents

搬送ベルトのエンドレス加工方法及びその巻取り装置

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JP2003137413A
JP2003137413A JP2001333456A JP2001333456A JP2003137413A JP 2003137413 A JP2003137413 A JP 2003137413A JP 2001333456 A JP2001333456 A JP 2001333456A JP 2001333456 A JP2001333456 A JP 2001333456A JP 2003137413 A JP2003137413 A JP 2003137413A
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Hiroshi Ikeda
寛 池田
Hideki Sugawara
秀樹 菅原
Tadatomo Obata
忠友 小畑
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Abstract

(57)【要約】 【課題】切断済みで長尺で不定形に収納しようとすれば
嵩高く、また取り扱う上で重量も嵩む事から、軽作業で
行える搬送ベルトの加工方法と簡便で廉価な巻取り装置
を提供する。 【解決手段】搬送ベルトBを所定の長さLに切断した
後、切断長の中央部で二つ折りにし、その折り目玉16
を巻取り軸21の一方に掛けて二本の巻取り軸21で、
二枚重ねの状態で巻取り収納し、その搬送ベルトBの両
端を外周部に露出させることにより、両端の加工部を手
短に導き出して簡便にエンドレス加工12に対応出来
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、搬送ベルトのエ
ンドレス加工方法及びその巻取り装置に係わり、詳しく
はエンドレス加工に当って所定長さに切断済の搬送ベル
トの両端を一箇所に導き出して接合するジョイント加工
を省スペースで省力で簡便に行う技術に関する。
【0002】
【従来の技術】帯状で長尺の搬送ベルトの収納方法は、
巻付け軸にその一端を止着して幅を揃えて機械的に巻取
る方式が通常的に用いられている。しかし、本発明に係
わる両端をジョイントしてエンドレスベルトを施工する
様な工程では、長尺のベルトの両端部分を同一箇所に導
き出して繋ぎ合わす必要があり、前述の巻取り方法では
全部巻戻して巻始め端を取り出すか、或いは巻取った巻
物の軸だけを抜いて巻始め端を引き出す方法で、事実
上、手作業で対応していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、搬送ベルトは
長尺であり不定形に収納すれば嵩高く、また取り扱う上
で重量も嵩む事から、この様な長尺の帯状で尚かつその
両端部を接合等の目的のために同一箇所に導く加工工程
では、加工を要しない中間部は望ましくばコンパクトに
省スペースに収納できて、またこれらが軽作業で行える
様な加工方法と簡便で廉価な機械化が求められていた。
【0004】本発明は、このような人手による重作業の
工程を見直して機械化の出来る加工方法の改良を行い、
とりわけ長尺の帯状品を簡便な巻取り装置で機械巻取り
させて省スペースで、軽作業で女子にも対応できる搬送
ベルトのエンドレス加工方法とその巻取り装置を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、本願請求項1記載
のエンドレス加工方法の発明では、所定長に切断ずみの
搬送ベルトの両端をジョイントしてエンドレスベルトに
する搬送ベルトのエンドレス加工方法であって、前記切
断ずみの搬送ベルトを半分の長さの位置で二つ折りに折
り返して、その折り目玉を二本の巻取り軸の一方に通し
て、二枚重ねの状態で二本の軸で巻取りし、その両端を
巻の外周部に露出させて収容する巻き取り工程と、この
収容した巻物を巻取り軸から取り外して移動する移載工
程と、この巻物の両端部分を引き出して同一箇所に導き
接合するジョイント工程と、を含んでなることを特徴と
して構成されている。
【0006】請求項1の構成においては、嵩高い長尺の
搬送ベルトの両端部の加工に対し中間部を巻物のままで
収納出来るからコンパクトに収納出来る。またこの巻き
取り収納の手作業がこの方法により簡便な機械化が出来
た。併せて移載が出来るから取り外して次のサイクルに
移行できる。
【0007】本願請求項2記載のエンドレス加工方法の
発明は、請求項1において前記移載工程が、収容した巻
物を取り外すに当たって、巻取りの際に巻き締付けられ
た軸部分を緩めて巻取り軸から引抜きする構成であり、
これによれば、巻物と巻軸の接触抵抗が簡単に少なくで
きる。従って巻取り収納した巻が簡便な装置で簡単な操
作で外せる。
【0008】 本願請求項3記載の巻取り装置の発明で
は、巻取り軸と、その軸の少なくとも片側にベルト端面
を案内する幅決め手段と、これらを一体にして巻取り回
転させる回転駆動部とから成る搬送ベルトの巻取り装置
において、前記巻取り軸が、目玉を挿通する少なくとも
一軸と二枚重ね部を折り返す少なくとも一軸との複数の
軸から成ることを特徴とした構成である。
【0009】 請求項3の構成においては、帯状で長尺
の搬送ベルトを請求項1,2で構成した方法を機械的に
簡単に処理できて、搬送ベルトの両端部を巻の外周部に
露出させた巻き方が行える。
【0010】 本願請求項4記載の巻取り装置の発明で
は、請求項3記載の巻取り装置において、その巻取り軸
が、半径線上に移動自在である構成にしてあるから、搬
送ベルトの両端部を巻の外周部に露出させた巻きを、軽
く移載出来て、次の巻取りサイクルに移行できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の搬送ベルトのエン
ドレス加工方法及び搬送ベルトの巻取り装置の実施形態
を図1〜6に基づいて説明する。先ず搬送ベルトについ
て、図6にその基本的な断面を示している。主として芯
体層Sを挟んで表カバー層C1と裏カバー層C2からな
り、芯体層Sはコードや帆布材で、カバー層C1,C2
はゴムや樹脂材から構成されている。
【0012】次いでこの搬送ベルトの製造工程につい
て、図3に示すように搬送ベルトBの基材を形成するベ
ルト成形工程10,成形された帯状の巻物基材を所定の
長さに測長してカットする測長切断工程11,所定長に
切断された搬送ベルトの両端を接合するエンドレス加工
工程12から構成されている。
【0013】以下その各工程について、図3を用いて説
明する。先ずベルト成形工程10では、ロールR1,R
2,R3間に基布ドラムD1,D2から巻出されて基布
A1,A2を張架し押出機51で溶融した樹脂Mをダイ
ス52からシート状にして押出てこれら基布A1,A2
と樹脂Mを積層して冷却し巻物状とした帯状の搬送ベル
トBの基材が製造される。
【0014】次いで測長切断工程11は、この搬送ベル
トBの基材を用いて所定の長さLの搬送ベルトBに切り
取られる。このためにこの切断工程では所定長に測長さ
れて、測長の際にその長さの中間点に目印テープがマー
キング処理がされている。
【0015】次に本発明に係わる搬送ベルトのエンドレ
ス加工工程12について、図3に示すように、帯状の所
定長さにカットされた搬送ベルトBの基材を、先ず巻物
状に収容する二軸巻取り工程13、並びにこの巻取り装
置17から巻き基材を取外す移載工程14、巻物の外周
にその両端部が露出してジョイント出来るジョイント工
程15から構成されている。
【0016】最初に本発明に係わる二軸巻取り工程13
について詳述する。図3に示す様に、前述の切断した搬
送ベルトBをその目印テープ部で二つに折り返してその
折り目の目玉16を、図2にも示す様に巻取り軸の片方
に通して引っ掛ける。巻取り機構については後述する
が、この二軸間の中間位置を巻取り回転軸心にして二軸
を回転させる。これにより二軸の外周に搬送ベルトBが
二重に重ねられた状態で巻付けられる。
【0017】二つに折り返して重なった状態の搬送ベル
トBが、重なった両端を巻き取りの後方端部において巻
き取られ、巻き取り終期では、図1に示す様に巻き取ら
れて搬送ベルトの両端部が巻物8の外周部に露出した状
態に巻き上げられるものである。
【0018】次に、本発明に係わる移載工程14では、
例えば図2に示す移載台車54をこの巻き取りした巻物
8の下方から下受けして、先の巻取り時に巻き締付けさ
れて巻取り軸に食らいついてとても引き抜けない状態の
二軸21a、21bの間隔を縮めて、更に抜きやすい位
置関係に台車上で多少回転させてずらせて隙間をつく
る。この緩んだ状態で巻取り軸21から移載台車54ご
と引抜くことで、次工程のジョイント工程15で好適に
省スペースでジョイントできて、巻取り後、移載すると
巻取り軸21を空に出来て、次の巻取りサイクルに進め
て稼働率が向上する。
【0019】次いで、ジョイント工程15は、ジョイン
ト方法の一例としてジョイントフック4を用いてジョイ
ントピン5で連結した方式を図6に示している。このほ
かのジョイント方法には、ジョイント強度を勘案した突
合わせ式やオーバーラップ式等があり、その連結形状を
種々工夫して一体化する方法等がある。これらは何れも
長尺であるがその両端部のみを同一箇所に集合させてそ
れぞれの端部を加工するものである。従ってジョイント
加工に係わらない中間部の嵩高い長尺の搬送ベルトBを
省スペースに巻いて収容できて且つ両端のジョイント加
工部分が旨く外周に露出しているから手短に好適に作業
が出来る。
【0020】本発明では前述の様に、長尺の搬送ベルト
Bを図1に示す様に、両端部を外周に露出させて巻き上
げることが出来る。
【0021】次いで本発明の巻取り方法について、図
1,2を用いて以下詳述する。先ず(1)巻取り装置1
7の二軸21a、21bの間隔を拡げる。次に所定長に
切断された搬送ベルトBの中間位置を示すマークを目印
にして、折り返して目玉16aをつくる。
【0022】(2)その目玉16aを巻取り軸21の片
方の軸21aに通しもう一方の軸21bは搬送ベルトB
の目玉16の外に露出させて、挿通端になる回転円盤2
2に突き当てる。折り返した搬送ベルトBを重ね合わせ
巻取り方向に沿わせて後方に巻付け容易に準備する。
【0023】(3)その上で、足踏みスイッチで巻取り
軸21をインチング回転させて、ベルト幅端を回転円盤
22に当てながら搬送ベルトBを二軸21a,21bの
周りに巻き上げる。搬送ベルトBの両端部が外周部に巻
付き露出した状態で回転を止めて、外周にゴムバンドを
掛けて端を固定する。
【0024】(4)続いて、巻取装置17上に巻物状に
収納された搬送ベルトBの巻物8を取り外す。この時、
巻取り軸21は巻取り時の張力により搬送ベルトBで締
付けられて引抜けない。そこで本発明による巻取り軸2
1の二軸21a,21bの軸間隔を狭めて巻取り目玉1
6a,16b(図1参照)の周囲をリラックスさせて隙
間を作る。
【0025】(5)次いで、自在車輪のついた移載台車
54(図2参照)を搬送ベルトBの巻物8の下方に挿入
して、台車上面に凹面状に並べた複数の円筒ローラ55
上に巻物の外周姿に沿わして移載台車をセットし付属の
リフタ57で下受け高さを調整しながら巻物8を回して
ずらせ、目玉部16a,16bと巻取り軸21a,21
bの当たりを緩めて、巻取り軸線の方向に引き出して取
り外す。
【0026】移載台車54上に引抜いた搬送ベルトBの
巻物8を次工程のジョイント工程15に移動し、その露
出した両端部1,2を引き出して、例えば図6に示すジ
ョイントフック4を両端部1,2に加工してジョイント
してエンドレスベルトに仕上げる。
【0027】次に、本発明に係わる搬送ベルトの巻取り
装置17について図4,5を用いて詳述する。先ず2本
で構成した巻取り軸21a,21bと、巻取り軸21の
取付端で巻上げ端部を規制する回転円盤22と、2本の
巻取り軸21の間隔を拡縮する軸間拡縮機構19と、巻
取り軸21を回転させる軸支持駆動機構18とから構成
されている。
【0028】以下、各構成要部について更に詳述する。
先ず巻き取り軸21は、立面として設けた回転円盤22
の回転中心を挟んでこの立面に直角な軸線で回転円盤2
2の裏面から貫通させた水平で平行な2軸で構成してあ
り、片持ち構造で後述のスライダ42にそれぞれ固設さ
れている。
【0029】次いで巻上げ端部を規制する回転円盤22
は、水平で平行な2軸で片持ちした巻き取り軸21の固
定端部に垂直面を持った回転円盤22として構成してあ
り、その円盤中心を回転支持駆動機構18の回転軸24
の軸芯に合致させて回転軸端に止着している。2軸に巻
付けられる搬送ベルトBの幅をガイドして巻き崩れを阻
止してある。
【0030】次に2本の巻取り軸21a,21bの軸間
隔を拡縮自在とする軸間拡縮機構19は、回転円盤22
の裏側で回転軸を四角な断面で部分構成してその一辺上
に一端を止着し他端部を円盤22の外周近辺に置いたブ
ラケット43で固定された2本のガイドロッド41に摺
動自在に装着してあるスライダ42とこのスライダ42
に連結して伸縮する流体シリンダ27で構成されてい
る。
【0031】また軸間拡縮機構19は、2本の巻取り軸
21a,21bにそれぞれ設けてあり、円盤22の回転
直径線上に回転中心を挟んで対照に配設してあり、2本
の巻取り軸21a,21bの軸間隔を拡張する際はそれ
ぞれの流体シリンダ27を伸張させてそれぞれ外周方向
に作動させることで2軸21a,21b間を拡げる。ま
たこの逆作動で2軸間を狭める。
【0032】これらの流体シリンダ27には空気シリン
ダが用いてあり、その作動は、回転駆動軸24の断面に
貫通孔を設けて加圧流体の入を構成して軸端に回転継ぎ
手39設けて回転軸に加圧空気を供給してある。この加
圧空気に替えて加圧流体を用いることも出来る。その際
は回転駆動軸24の断面に2回路の貫通孔を設けた構成
にすればよい。尚、流体シリンダ27に替えて拡縮駆動
を図示しないカムやリンク機構を用いて拡縮の際には外
部からハンド治具等で作動させる事も可能である。
【0033】次いで、軸支持駆動機構18は、2本の巻
取り軸21、回転円盤22、軸間拡縮機構19を回転軸
24の軸端に装着してこの回転軸24を軸支する軸受3
2を用いて本体フレーム25に止着支持してある。また
この回転駆動は本体フレーム25に備えた駆動モータ3
5で回転軸24端に設けた回転プーリ33に回転伝達し
て行っている。
【0034】本体フレーム25は図4に示しているが、
床面には自在車輪38をまた上部には手摺り37を備え
た構成で巻き取り場所を任意に選べるポータブルタイプ
を例示している。尚これに限定されるものでなく固定設
置型として前後工程に並べた装置化も可能である。
【0035】次に、巻き取り動作について、図4,5を
用いて詳述する。先ず、1)移載台車54の車輪を固定
し位置決めして、本体に配管した接続継ぎ手に加圧エア
の配管継ぎ手を挿入接続する。2)この加圧エアが回転
円盤22の裏へ装着した手動空気切替弁に連通し各シリ
ンダに配管されて、切替弁の切換え操作で2軸間を拡張
させる。3)真ん中で二つ折りして二枚重ねの搬送ベル
トBの折り目玉16を巻取り軸21の一方に挿通し、回
転円盤22にベルト端部を当接させる。
【0036】4)二枚重ね部の後方を両手で支持し回転
円盤22に端部を当接させながら、足踏みスイッチで巻
取り軸21の回転起動停止操作を行って巻付ける。5)
巻取り完了で足踏みスイッチを離して、巻取り端部を巻
物の上部外周面に沿わせて停止させて、回転円盤22の
裏面に装着した手動空気切替弁のレバー操作で2軸間を
縮小させる。
【0037】6)巻物8の下方に移載台車54を挿入し
て、内蔵したリフタ57のジャッキレバーを操作して差
込高さを上げて下受けして、巻取り軸21の軸線方向に
移載台車を移動させて引き抜く。7)巻物8を載せて引
抜いた移載台車54は、次工程に移動させて、巻き取り
装置は、次の巻き取りサイクルに入る。
【0038】尚、実施の形態は前記に限定されるもので
はなく、例えば次の様に変更実施して良い。1)本実施
例では、巻取り軸が折り返した目玉を挿通する一軸と折
り返して二重に重ねた部位を巻き付け折り返すもう一軸
のこれら二軸で構成したが、複数軸でも対応実施でき
る。また、回転軸を真中にして二軸を対照配置している
が必ずしもこれに拘らず多少変形させても軸の回りに隙
間ができればよい。
【0039】2)また巻取り軸の断面形状は、本実施事
例では丸棒を用いているが、円筒でも良いし楕円形等で
巻付く搬送ベルトを傷つけない角の無い軸体で実施して
よい。
【0040】
【発明の効果】請求項1に記載の搬送ベルトのエンドレ
ス加工法では、収容した中間部を触ることなくジョイン
トする両端部を直ちに取り出せる状態にある、且つ巻き
体にして荷姿を嵩張らぬ取扱いが出来る。しかしてジョ
イント加工に伴う取扱い作業を軽作業に出来て、これに
伴い取扱い時の発傷も防止出来、その作業スペースが削
減できて、巻取り稼働率も向上出来た。
【0041】請求項2に記載の搬送ベルトのエンドレス
加工法では、請求項1において巻取り軸から巻物が容易
に外せて、台車で移載移動が出来るから重量物が楽に移
動できて、巻取り稼働率の向上に機能できる。
【0042】請求項3の搬送ベルトの巻取り装置では、
両端部の導出や中間部の仮収容等の手作業が機械化出来
る事から、軽作業に出来る。巻取り能力が向上し、収納
スペース、ジョイントスペースの低減できた。
【0043】請求項4の搬送ベルトの巻取り装置では、
請求項3において巻取り軸の回りに隙間を設ける事が出
来て巻取り軸に巻付けた巻物を楽に引抜ける。
【0044】以上の様に、本願の請求項1〜4に記載の
搬送ベルトのエンドレス加工法及びその巻取り装置に係
わる発明ではそれぞれ機能を発揮する事が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】搬送ベルトを二軸で巻取って両端部が露出した
状態図である。
【図2】本発明の搬送ベルトの巻取り装置全体斜視図
で、二つ折り目玉を一方の巻き軸に通した状態図ある。
【図3】本発明の巻取りエンドレス工程に係わる製造工
程の流れ図である。
【図4】搬送ベルトの巻取り装置の側面図である。
【図5】図4の側面図で、巻き取り回転円盤部分をA−
A方向から見た矢視断面図である。
【図6】搬送ベルトとジョイント加工部の説明図で、
(a)は平面図、(b)は側面図でその断面を示す。
【符号の説明】
B 搬送ベルト C2 芯体層 L 所定長 1 搬送ベルト端部 2 搬送ベルト端部 4 ジョイントフック 8 巻物巻物 12 二軸巻取り 13 台車に移載 14 ジョイント 16 目玉 17 巻取り装置 18 回転支持駆動機構 19 軸間拡縮機構 21 巻取り軸 22 回転円盤

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の長さに切断ずみの搬送ベルトの両端
    をジョイントしてエンドレスベルトにする搬送ベルトの
    エンドレス加工方法であって、 前記切断ずみの搬送ベルトをその長さの半分の位置で二
    つ折りにして折り重ねて、その折り重ね端の折り目玉を
    少なくとも一本の巻取り軸に通して、他の二枚重ね部を
    新たに少なくとももう一本の軸と共に、これら少なくと
    も二軸で巻取りし、その両端を巻の外周部に露出させて
    収容する巻き取り工程と、この収容した巻物を巻取り軸
    から引き抜いて取り外して移動する移載工程と、この巻
    物の両端部分を引き出して接合するジョイント工程と、
    を含んでなることを特徴とする搬送ベルトのエンドレス
    加工方法。
  2. 【請求項2】前記移載工程が、収容した巻物を取り外す
    に当たって、巻取りの際に巻き締付けられた軸部分を緩
    めて巻取り軸から引抜きする請求項1に記載の搬送ベル
    トのエンドレス加工方法。
  3. 【請求項3】巻取り軸と、少なくともその軸の取り付け
    端部側にベルト端面を案内する幅決め手段と、これらを
    一体にして巻取り回転させる回転駆動部と、から成る搬
    送ベルトの巻取り装置において、 前記巻取り軸が、折り目玉を挿通する少なくとも一軸と
    二枚重ね部を折り返す少なくとも一軸とのこれら複数の
    軸から成ることを特徴とした搬送ベルトの巻取り装置。
  4. 【請求項4】前記巻取り軸が、その軸線を回転軸線と並
    行状態のまま回転軸線に接離自在に配設してある請求項
    3に記載の搬送ベルトの巻取り装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014088250A (ja) * 2012-10-31 2014-05-15 Yokohama Rubber Co Ltd:The コンベヤベルトの巻芯及び巻き取り方法
JP2019151400A (ja) * 2018-03-05 2019-09-12 株式会社三洋 寝具の圧縮梱包方法および圧縮梱包用巻き取り機

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