JPH0624784B2 - 貼着把手製造装置および貼着把手製造方法 - Google Patents

貼着把手製造装置および貼着把手製造方法

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JPH0624784B2
JPH0624784B2 JP1042747A JP4274789A JPH0624784B2 JP H0624784 B2 JPH0624784 B2 JP H0624784B2 JP 1042747 A JP1042747 A JP 1042747A JP 4274789 A JP4274789 A JP 4274789A JP H0624784 B2 JPH0624784 B2 JP H0624784B2
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は貼着把手製造装置および貼着把手製造方法に関
する。
「従来の技術」 一般にデパート、商店街などで商品を購入すると、サー
ビスの手段として当該商品を把手付袋に入れてくれる。
この把手付袋は、たとえば袋体上端縁部を内側に折り返
して重合部を形成し、該重合部に対向して1対の把手が
一体あるいは固定的に取付けられている。
しかして、このような把手付袋は、商品如何によっては
包装袋として不適当である。たとえば動物の食料を小売
している店などにおいては、あらかじめ各種の食料を包
装箱で小売しているが、これらの包装箱を把手付袋に入
れてお客へ手渡しするのでは、把手付袋が無駄あるいは
不経済である場合が多い。そこで、ドッグフーズストア
など業種によっては、把手付袋に代わる経済的でもっと
便利なものが要望されている。
そこで、従来、この種の一実施例として特開昭48−9
8543号公報に記載されたものがある。
この実施例は、紐掛けドラムの左右の周端部に複数個の
ピンを千鳥状に植設し、一方、紐掛けドラムの下方に所
要間隔を有して水平状態にガイト軸を設け、このガイト
軸に紐を前記ピンに掛け渡すことができるように案内す
る案内板を有するあや振り装置を移動可能に嵌合したこ
とを特徴とする。
しかしながら、上記構成に於いては、紐掛けドラムの左
右の周端部に複数個のピンを千鳥状に直接しているた
め、完成品としの貼着把手シートの紐の取付け部が斜め
の状態になり、従って、貼着把手シートを実際に使用し
た場合は、紐の部分が取れやすいと言う欠点があった。
また案内板で掛け渡される部材が紐掛けドラムに植設さ
れたピンであるため、いわゆる丸紐を掛け渡す場合には
適するが、平紐を掛け渡す場合には適しないと言う欠点
があった。さらに、貼着テープと表装テープとがあらか
じめ別体であるため、両者が一体であるテープは使用す
ることができないなどの問題点もあった。
「発明が解決しようとする問題点」 本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、貼着把手シー
トの紐の取付け部が斜めの状態にならず、また丸紐のみ
ならず平紐を掛け渡す場合にも敵し、さらに、粘着紙と
剥離紙の両者が一体であるシートも使用することがで
き、加えて、平紐状の把手の取付端部を粘着紙と剥離紙
との間にねじれることなく直交状態に取付けることがで
きる貼着把手製造装置および貼着把手製造方法を提供す
るにある。
「問題点を解決するための手段」 本発明の貼着把手製造装置は、回転ドラムに最も近接
し、かつ、タック紙リールから供給されるタック紙を粘
着紙と剥離紙とに分離するタック紙ガイドローラと、前
記分離された剥離紙を巻き取る巻取りリールと、一方、
前記粘着紙を周胴部に案内する前記回転ドラムと、紐リ
ールから供給される紐を回転ドラムの近傍位置に移動可
能に設けられた紐ガイドパイプに案内する複数個の紐ガ
イドローラと、回転ドラムの両側近傍位置に所定間隔を
有して各々配設され、かつ、8の字状に移行する前記紐
ガイドパイプを介して紐が交互に次々と掛け渡される複
数個の紐掛けリング体と、前記紐ガイドパイプの移行に
より回転ドラム側の粘着紙上に直交状態に設けられた紐
の交差部分をサンドイッチするように剥離紙供給リール
からの剥離紙を案内するプレスローラと、このプレスロ
ーラよりも前方に設けられ、送られてくる完成前の貼着
把手シートを長手方向に左右に切断する第1のカッター
と、この第1のカッターよりも前方に配設され、切断さ
れた完成前の貼着把手シートを直交方向に切断する第2
のカッターとを備えたことを特徴とする。
また本発明の貼着把手製造方法は、タック紙リールから
供給されるタック紙を一度粘着紙と剥離紙に分離する工
程と、分離工程で分離された前記粘着紙を回転ドラムの
周胴部へ案内する工程と、この分離工程で分離された前
記剥離紙を巻取りリールで巻き取る工程と、一方、すで
に剥離紙を巻装した剥離紙供給リールから回転ドラム側
に剥離紙を供給する工程と、回転ドラム側へ紐リールに
巻装された紐を供給する工程と、回転ドラムを回転させ
ながら回転ドラムの周胴面に位置する粘着紙上に、回転
ドラムの近傍位置に移動可能に設けられた紐ガイドパイ
プ及びこの紐ガイドパイプの8の字状の移行により回転
ドラムの両側近傍位置に所定間隔を有して各々配設され
た複数個の紐掛けリング体に紐を交互に次々と掛け渡す
ことにより、紐を直交状態に交差するように案内する紐
掛け渡し工程と、この紐掛け渡し工程の後に再び粘着紙
と剥離紙とを重合して紐をサンドイッチ状に挾む紐挾着
工程と、回転ドラムの送り出し側に配設された第1のカ
ッターにより左右2枚の貼着把手シートを形成する工程
と、前記第1のカッターよりもさらに送り出し側に位置
する第2のカッターにより、分離された各貼着把手シー
トを直交状態かつ所定寸法に切断し、完成品としての貼
着把手シートを形成する行程とを有することを特徴とす
る。
「実施例」 以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基づいて詳細
に説明する。
第1図および第2図は、本発明の貼着把手製造装置の全
体構成を示す各概略説明図である。図で1は塩化ビニー
ル、プラスチック、発泡スチロールなど適当な材料で形
成された平紐2を巻回した紐リールで、この紐リール1
は、本実施例では基台3に立設された支持板4に2個軸
架されている。各紐リール1は支持板4に着脱自在に軸
支することができるように支持板4の一側壁に形成され
た軸支用切欠部5に装着される。6は紐リール1の送り
出し側に位置するように前記支持板4に軸支された第1
の紐ガイドローラで、この第1の紐ガイドローラ6は支
持板4の上端部と中央部にそれぞれ設けられている。し
かして、平紐2は支持板4以外の装置の他のフレーム7
等に適宜に横設軸架された複数個の紐ガイドローラ8、
9、10、11、12、13、14を介し、回転ドラム15の近傍に移動
可能に設けられた紐ガイドパイプ16に案内されている。
17は前記フレーム7の下方に位置しかつタック紙18をロ
ール状に巻装したタック紙リールである。ここでタック
紙とは、一側面に接着層を有する粘着紙18aと、この粘
着紙と重合し前記接着層をカバーする剥離紙18bとから
成る長尺状の帯状部材を意味する。しかして、タック紙
18はタック紙リール17と前述した回転ドラム15との間で
装置のフレーム7等に適宜に横設軸架された複数個のタ
ック紙ガイドローラ19、20、21、22、23、24、25、26により回
転ドラム15へと案内されている。
27はフレーム7よりも下方に位置し、かつタック紙リー
ル17と回転ドラム15との間に設けられた剥離紙18bを巻
回する巻取りリールである。タック紙18は回転ドラム15
に最も近接するタック紙ガイドローラ26を境に粘着紙18
aと剥離紙18bとにそれぞれ分離され、粘着紙18aは回
転ドラム15の周胴部側へ案内される反面、剥離紙18bは
前記タック紙ガイドローラ26の折り返しを基点とし、複
数個の剥離紙ガイドローラ28、29を介して前記巻取りリ
ール27に巻装される。
30はフレーム7の上方に配設されかつタック紙18の剥離
紙18bをロール状に巻装した剥離紙供給リールである。
この剥離紙供給リール30は、前記タック紙18の剥離紙18
bを巻装した巻取りリール27を移して用いることができ
る。なお、剥離紙は別個に用意した粘着紙よりも幅広の
剥離紙を十分に巻装した巻取りリールを用いることがで
きる。また剥離紙は粘着紙から分離されたものをそのま
ま案内する図示しないガイドローラを介して用いること
ができる。
しかして、剥離紙供給リール30に巻装された剥離紙18b
は、フレーム7等に適宜に横設軸架された複数個のガイ
ドローラ31、32、33、34、35、36を介し、回転ドラム15の後
述する回転ドラム本体の周胴面に対設する第1のプレス
ローラ37へと案内されている。
ところで、回転ドラム15は、第3図で示すように回転軸
40の中央部にタック紙18の粘着紙18aを第1のプレス37
側へ案内する回転ロール41が固定的に設けられ、この回
転ロール41の両側には所定間隔で複数個の紐掛けリング
体42を軸支するリング取付板43がそれぞれ回転軸40に固
定的に取付けられている。
なお、前記紐掛けリング体42はスプリングなどのバネ部
材44で常時回転軸41の半径方向に付勢され内側に傾いて
いる。しかし、回転ロール41と共にその周方向へ移動す
る紐掛けリング体42が回転ロール42の上部付近あるいは
最上部に位置する時は、図示しないカム等により前記バ
ネ部材44の付勢力に抗して外側へと回動し、回転ロール
41の周胴面と対向して水平状態となる。
また前述した紐リール1から供給される紐、本実施例で
は平紐2を案内する紐ガイドパイプ16は、図示しないア
ーム等を介し第5図で示すように平面8の字状に回転ド
ラム15の上部側近傍位置で移行し、回転ロール41の上部
に移行して来る左右の紐掛けリング体42に次々と平紐2
を交互に掛けていく。この時平紐2は第6図で示すよう
に回転ロール41に案内される粘着紙18a対して直交し、
かつ粘着紙18aへの各取付端部2a、2aの一側面が同
方向に表われるように左右の紐掛けリング体42、42に交
互に掛着される。
50は回動ドラム15の上方でかつ紐ガイドパイプ16と第1
のプレスローラ37との間に設けられた平紐抑え部材であ
る。この平紐抑え部材50は第7図で示すように装置のフ
レームに適宜に横架された横杆51と、この横杆51に対向
する1対の連結杆52および横軸53をそれぞれ介し位置調
整可能に設けられた1対のガイドレバー54と、これらの
ガイドレバー54の一端部(平紐の入り込む側)に横設軸
架された紐抑えコロ55とから構成され、前記ガイドレバ
ー54の下面は回転ロール41の周胴面に沿うように弧状に
形成されている。
なお、前記紐抑えコロ55は第8図で示すように回転ロー
ル41の周胴面41aから多少離れていることが望ましい。
60は装置の前方側フレーム61に横設軸架されかつ第1の
プレスローラ37よりも送り出し側の下方の位置で回転ロ
ール41の周胴面41aに対設する第2のプレスローラで、
この第2のプレスローラ60は該プレスローラの前方に上
下に対向するように設けられた1対の挾持ローラ62と共
に、平紐2を直交状態に連続して挾装する粘着紙18aと
剥離紙18bとを送り出し側へ案内するガイドローラの役
割を果たす。
63は前記挾持ローラよりも前方に位置するように前方側
フレーム61に横設軸架された1対のプレスローラで、こ
れらのプレスローラ63は上下に対設されかつ挾持ローラ
62よりも大径に形成されている。これらのプレスローラ
63は粘着紙18aと剥離紙18bとの間に挾まれた平紐2の
取付端部2aあるいは交差部分を粘着紙18aに圧着する
役割を果たす。
64はプレスローラ63よりも前方に設けられた第1のカッ
ターで、この第1のカッター64は上下のプレスローラ63
を通って来た粘着紙18aと剥離紙18bの中心あるいは中
心部を長手方向に切断する役割を果たす。65は第1のカ
ッター64の下方に対設するガイドローラである。このガ
イドローラ65は前方に設けられた上下1対の挾持ローラ
66と相俟って長手方向に切断された完全前の左右の粘着
把手シート18Aを支持する。
67は挾持ローラ66の送り出し側で前方側フレーム61の端
部に横設軸架された左右1対の第2のカッターである。
これら第2のカッター67は、挾持ローラ65で送り出され
て来た完成前の切断された左右の貼着把手シート18Aを
直交方向に左右交互に切断する。
以上により、第9図で示すような完成品としての貼着把
手18Bを次々と連続的に得ることができる。
なお、完成品としての貼着把手18Bは、一側面に接着層
70を有する所定寸法の粘着紙71と、この粘着紙71に両取
付端部72aの一側面が同方向に表われるように固定的に
取付けられる逆U字型状の把手72と、この把手72の両取
付端部72a、72aおよび前記接着層70をカバーする所定寸
法の剥離紙73とから成る。
「作用」 上記構成にあっては、紐リール1から平紐2が複数個の
紐ガイドローラ8、9、10、11、12、13、14を介し、紐ガイ
ドパイプ16に供給される。一方、タック紙リール17から
タック紙18が複数個のタック紙ガイドローラ19、20、21、2
2、23、24、25を介し、回転ドラム15に最も近接するタック
紙ガイドローラ26に供給される。タック紙18はこのガイ
ドローラ26を境に粘着紙18aと剥離紙18bとに分離さ
れ、粘着紙18aは回転ドラム15側へ案内される反面、剥
離紙18bは複数個の剥離紙ガイドローラ28、29を介し巻
取りリール27に巻回される。またタック紙リール17の上
方に設けられた剥離紙供給リール30から剥離紙18bが複
数個のガイドローラ31、32、33、34、35、36を介し、回転ド
ラム15の上方に位置する第1のプレスローラ37に供給さ
れる。
しかして、前述した紐ガイドパイプ16は、回転する回転
ドラム15に対して平面8の字状に移行し、平紐2を回転
ドラム15の両側に所要間隔で設けられた複数個の左右の
紐掛けリング体42に次々と交互に掛け渡す。紐ガイドパ
イプ16の移動により回転ドラム15の上部位置で左右の紐
掛けリング体42に掛け渡された平紐2は、回転ドラム15
で案内されて来る粘着紙18aの上面に直交状態に位置す
る。この直交状態のまま平紐2は平紐抑え部材50の紐抑
えコロ55の下を通り、該紐抑えコロのソフトなタッチで
第1のプレスローラ37側へと案内される。第1のプレス
ローラ37は回転ドラム15に案内される粘着紙18a上に直
交状態に位置する平紐2の交差部分あるいは取付端部2
a、2aを前記粘着紙18aと剥離紙18bとでサンドイッ
チ状に挾む。両紙18a、18bで挾まれた平紐2は上下のプ
レスローラ63を通る時その交差部分2a、2aが粘着紙
18aに圧着する。プレスローラ63を通過した重合状態の
粘着紙18aと剥離紙18bは、第1のカッター64でその中
心が長手方向に切断される。そして、左右に切断された
完成前の貼着把手シート18Aは、第2のカッター67によ
り所要位置で左右交互に切断され、完成品としての粘着
把手18Bが出来上がる。
次に第10図を中心に本発明の貼着把手製造方法について
説明する。なお、製造方法の説明にあたって、前記製造
装置と同一の部分には同一の符号を用い、重複する説明
を省略する。
Aはタック紙リール17に巻装されたタック紙18をタック
紙ガイドローラ19を介して供給するタック紙供給工程で
ある。タック紙18は製造装置で説明した通り粘着紙18a
と剥離紙18bとから成り、またタック紙ガイドローラ19
は複数個適設に配設される。
Bはタック紙リール17から供給されるタック紙18を回転
ドラム15に最も近接するタック紙ガイドローラ26を基点
に粘着紙18aと剥離紙18bとに分離するタック紙分離工
程である。このタック紙分離工程Bで分離された粘着紙
18aは回転ドラム15の周胴面に案内され、一方、剥離紙
18bは巻取りリール27により巻返しされる。なお、方法
に於ても剥離紙はそのままガイドローラで案内しても良
い。
Cは紐リール1に巻装された平紐2を複数個の紐ガイド
ローラ8、9、10を介し、回転ドラム15の上部側に近接
する筒状の紐ノズル部材16に供給する平紐供給工程であ
る。
Dは巻取りリール27により巻装される剥離紙18bとは別
にすでに剥離紙供給リール30により巻装された剥離紙18
bを複数個のガイドローラ31、32、33を介し、回転ドラム
15の上部側に位置する複数個のプレスローラ37、60と回
転ドラム15との間に供給する剥離紙供給工程である。
Eは一方向に回転しかつ周胴面41aに粘着紙18aを案内
する回転トラム15に対し、紐ガイドパイプ16が8の字状
に移行し、回転ドラム15の両側に設けた左右の紐掛けリ
ング体42、42に平紐2を交互に掛け渡す平紐掛け渡し工
程である。この平紐掛け渡し工程Eにより、平紐2は回
転ドラム15側の粘着紙18aに対し直交状態に掛け渡され
ると同時に、粘着紙18a上に交差する平紐2の交差部分
2a、2aは一側面が同方向に表われる。
Fは粘着紙18a上に直交状態に交差する平紐2を該粘着
紙18aと剥離紙18bとでサンドイッチ状に挾む平紐挾着
工程である。
Gは回転ドラムの送り出し側に位置する第1のカッター
64により、平紐2を挾着する粘着紙18aと剥離紙18bと
をその長手方向に沿って各中心部を切断し、左右2枚の
貼着把手シート18A、18Aを形成する工程である。
Hは第1のカッター64よりさらに送り出し側に位置する
2個の第2のカッター67により、各貼着把手シート18A、
18Aを直交状態にかつ所定寸法に、しかも左右交互に切
断し、完成品としての複数個の貼着把手18B、18Bを連続
して形成する工程である。
「本発明の効果」 以上の説明から明らかなように本発明にあっては、次に
列挙するような効果がある。
(1)本発明の主要部を利用すると貼着把手シートまたは
貼着把手を連続的に得ることができる。
なお、小売店等において貼着把手を利用する場合はまず
剥離紙を剥離し、直ちに包装箱の両側に把手を有する粘
着紙を対向するように張り付ければ良い。
(2)回転ロールの両側に複数個の紐掛けリング体を配設
し、かつ、8の字状に移行する紐ガイドパイプを設けた
ので、紐が粘着紙に直交状態に位置し、紐が粘着紙に対
し斜めに方向に交差した状態で粘着紙に取付けられる恐
れがない。また平紐の場合は粘着紙への各取付端部ある
いは交差部分の一側面が、同方向に表われるようにする
ことができる。
(3)紐リールから供給される紐が特に平紐であっても、
本発明の主要部を利用すれば平紐の貼着把手シートまた
は貼着把手を製造することができる。
(4)回転ドラムに最も近接し、かつ、タック紙リールか
ら供給されるタック紙を粘着紙と剥離紙とに分離するタ
ック紙ガイドローラと、前記分離された剥離紙を巻き取
る巻取りリールとが設けられているので、粘着紙と剥離
紙が予め一体のタック紙を利用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第8図は本発明の製造装置の一実施例を示
す各概略説明図、第9図は本発明により製造される貼着
把手の説明図、第10図は本発明の製造方法の一実施例を
示す概略説明図である。詳しくは第1図は製造装置の全
体を示す概略説明図、第2図は製造装置の主要部を平面
から見た概略説明図、第3図は回転ドラムの概略説明
図、第4図は紐掛けリング体の概略説明図、第5図は紐
ガイドパイプの動作を示す概略説明図、第6図は粘着紙
に平紐を取付ける状態を示す概略説明図、第7図および
第8図は平紐抑え部材の概略説明図である。 1…紐リール、2…平紐、 7…フレーム、15…回転ドラム、 16…紐ガイドパイプ、17…タック紙リール、 18…タック紙、18a…粘着紙、 18b…剥離紙、18A…貼着把手シート、 18B…貼着把手、 26…タック紙ガイドローラ、 27…巻取りリール、30…剥離紙供給リール、 37…第1のプレスローラ、 41…回転ロール、42…紐掛けリング体、 50…平紐抑え部材、55…紐抑えコロ、 60…第2のプレスローラ、 63…プレスローラ、64…第1のカッター、 67…第2のカッター。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転ドラムに最も近接し、かつ、タック紙
    リールから供給されるタック紙を粘着紙と剥離紙とに分
    離するタック紙ガイドローラと、前記分離された剥離紙
    を巻き取る巻取りリールと、一方、前記粘着紙を周胴部
    に案内する前記回転ドラムと、紐リールから供給される
    紐を回転ドラムの近傍位置に移動可能に設けられた紐ガ
    イドパイプに案内する複数個の紐ガイドローラと、回転
    ドラムの両側近傍位置に所定間隔を有して各々配設さ
    れ、かつ、8の字状に移行する前記紐ガイドパイプを介
    して紐が交互に次々と掛け渡される複数個の紐掛けリン
    グ体と、前記紐ガイドパイプの移行により回転ドラム側
    の粘着紙上に直交状態に設けられた紐の交差部分をサン
    ドイッチするように剥離紙供給リールからの剥離紙を案
    内するプレスローラと、このプレスローラよりも前方に
    設けられ、送られてくる完成前の貼着把手シートを長手
    方向に左右に切断する第1のカッターと、この第1のカ
    ッターよりも前方に配設され、切断された完成前の貼着
    把手シートを直交方向に切断する第2のカッターとを備
    えた貼着把手製造装置。
  2. 【請求項2】タック紙リールから供給されるタック紙を
    一度粘着紙と剥離紙に分離する工程と、分離工程で分離
    された前記粘着紙を回転ドラムの周胴部へ案内する工程
    と、この分離工程で分離された前記剥離紙を巻取りリー
    ルで巻き取る工程と、一方、すでに剥離紙を巻装した剥
    離紙供給リールから回転ドラム側に剥離紙を供給する工
    程と、回転ドラム側へ紐リールに巻装された紐を供給す
    る工程と、回転ドラムを回転させながら回転ドラムの周
    胴面に位置する粘着紙上に、回転ドラムの近傍位置に移
    動可能に設けられた紐ガイドパイプ及びこの紐ガイドパ
    イプの8の字状の移行により回転ドラムの両側近傍位置
    に所定間隔を有して各々配設された複数個の紐掛けリン
    グ体に紐を交互に次々と掛け渡すことにより、紐を直交
    状態に交差するように案内する紐掛け渡し工程と、この
    紐掛け渡し工程の後に再び粘着紙と剥離紙とを重合して
    紐をサンドイッチ状に挾む紐挾着工程と、回転ドラムの
    送り出し側に配設された第1のカッターにより左右2枚
    の貼着把手シートを形成する工程と、前記第1のカッタ
    ーよりもさらに送り出し側に位置する第2のカッターに
    より、分離された各貼着把手シートを直交状態かつ所定
    寸法に切断し、完成品としての貼着把手シートを形成す
    る行程とを有する貼着把手製造方法。
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