JP2003136939A - 車両用空調装置の送風ユニット - Google Patents

車両用空調装置の送風ユニット

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JP2003136939A
JP2003136939A JP2001342001A JP2001342001A JP2003136939A JP 2003136939 A JP2003136939 A JP 2003136939A JP 2001342001 A JP2001342001 A JP 2001342001A JP 2001342001 A JP2001342001 A JP 2001342001A JP 2003136939 A JP2003136939 A JP 2003136939A
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air
outside air
vehicle
outside
air intake
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JP2001342001A
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Tomonori Zenbou
友紀 前坊
Kenichiro Azuma
謙一郎 東
Hiromichi Nagata
博道 永田
Fuminari Fukuoka
史成 福岡
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Japan Climate Systems Corp
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Japan Climate Systems Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両に配設される空調装置1の送風ユニット
3において、送風ユニット3の外気取入口10と外気供
給口14とがオフセットされていても、コンパクトな形
状で、かつ効果的な外気供給構造を提供する。 【解決手段】 送風ユニット3の外気取入口10に対し
て外気供給口14がオフセットして配設され、これらの
外気取入口10及び外気供給口14を外気供給ダクトで
接続し、外気取入口10の前方及び側方から外気を供給
するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用空調装置の
送風ユニットに関し、特に、送風ユニットの外気取入口
に車体外部から外気を効果的に供給する送風ユニット構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば、特開2000−25
447号公報、実開平06−71222号公報や特開平
10−100642号公報に開示されるように、インス
トルメントパネル内において車幅方向略中央部に空調ユ
ニットを配設し、その助手席側に送風ユニットを配設し
て、この空調ユニットのケース内に冷却用熱交換器及び
加熱用熱交換器を収容したものが知られている。
【0003】特開2000−25447号公報では、空
調ユニットの冷却用熱交換器は、送風ユニット側から斜
め下方に傾斜して配設され、この冷却用熱交換器の下端
側に送風ユニットからの空気の導入口が設けられ、さら
に、前記冷却用熱交換器の上方位置に略水平に加熱用熱
交換器が配設されている。空気導入口から空調ユニット
に導入された空気は、該冷却用熱交換器及び加熱用熱交
換器を通過し、さらにその上方の調和空気吹出口に接続
されたダクトを介して車室に導出されるようになってい
る。このものでは、2つの熱交換器を上下に並べて配置
することで、該空調ユニットの小型化を図り、その搭載
スペースを低減している。
【0004】又、実開平06−71222号公報や特開
平10−100642号公報には、空調ユニットの冷却
用熱交換器をそのユニット内で略垂直に立設し、該冷却
用熱交換器の後方側に加熱用熱交換器を配設し、空調ユ
ニットのケースには冷却用熱交換器の車体前方側に空気
の導入口を設けたものが開示されている。該導入口から
空調ユニットに導入された空気は、該冷却用熱交換器及
び加熱用熱交換器を通過し、さらにその上方の調和空気
吹出口に接続されたダクトを介して車室に導出されるよ
うになっている。このものでは、2つの熱交換器を前後
に並べて配置することで、該空調ユニットの小型化を図
り、その搭載スペースを低減している。
【0005】これら従来の空調装置では、空調ユニット
に空気を送風する送風ユニットは、通常、助手席側に配
設され、空気取入部と送風部とが上下に配設されてい
る。この送風部には、回転軸方向が上下方向に向くよう
に遠心式送風ファンが配設され、このファンの運転席側
横面に空気の吹出口が設けられ、このファンの上部に空
気の吸込口が設けられ、このファンの下部に駆動モータ
が接続されている。また、空気取入部には、外気取入部
と内気取入部とが設けられ、吸込口の上部位置に外気取
入部と内気取入部とを開閉する内外気切替ダンパが設け
られている。
【0006】このような従来技術のものでは、一般的
に、外気取入口が上方ないし車体前方に向けて開口し、
内気取入口が後方に向けて開口されている。そして、車
体外部から外気取入口に外気を供給する外気供給ダクト
が、この外気取入口からほぼ上方、或は前方に傾斜して
直線的に設けられ、ダッシュパネルや車体のカウル等に
接続されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、最近空調ユ
ニットのコンパクト化だけでなく、送風ユニットのコン
パクト化及び両ユニットの組立て体、即ち空調装置全体
のコンパクト化が強く求められている。特に、助手席エ
アバックの装着、CDチェンジャー等の電装品の装着等
により、インストルメントパネル内での空調装置の搭載
スペースが縮小されてきている。また、例えば、送風ユ
ニットと空調ユニットとからなる空調装置をインストル
メントパネルに一体に組み込み、他の部品も組み込ん
で、インストルメントパネルのモジュールを形成して、
このモジュールを車両に組付けることも検討されてい
る。
【0008】これらの要求に配慮して、空調ユニットに
対して送風ユニットをできるだけ接近して配設した場
合、送風ユニットも車幅方向中央近くに配設されること
となる。このようなレイアウトでは、送風ユニットと空
調ユニットとからなる空調装置をコンパクトにでき、取
り扱いも容易になるが、この送風ユニットに外気を導入
する外気供給ダクトは従来のような単純な直線形状で設
けることができないことがある。即ち、送風ユニットの
空気取入部の外気取入口と、車体側の外気供給口とを必
ずしも車幅方向にほぼ一致して配置できるとは限らず、
外気取入口と外気供給口とを車幅方向にオフセットして
配設せざるを得ないことになる。このような場合には、
従来であれば、このオフセットされた外気取入口と外気
供給口とを鍵形状に折り曲げた外気供給ダクトで接続し
ている。しかし、このような外気供給ダクトを設ける
と、通路抵抗が大きくなるとともに、外気供給ダクトを
大きく形成する必要がある。その結果、送風ユニットが
大きくなり、コンパクト化できない。
【0009】本発明は斯かる諸点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、車両のインストルメ
ントパネル内部に配設される空調装置の送風ユニットに
おいて、送風ユニットの外気取入口と外気供給口とが車
幅方向にオフセットされていても、この外気取入口やこ
の外気取入口に接続される外気供給ダクト等の改良によ
り、コンパクトな形状で、かつ効果的な外気供給構造を
提供することにある。ひいては送風ユニットないし空調
装置全体のコンパクト化を図ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の解決手段では、送風ユニットの外気取入口
に対して外気供給口が車幅方向にオフセットして配設さ
れ、これらの外気取入口及び外気供給口とを外気供給ダ
クトで接続し、外気取入口の前方及び側方からを外気を
供給するようにしたことを特徴とする。
【0011】具体的には、請求項1の発明では、車両の
インストルメントパネル内の車幅方向略中央部に配設さ
れかつ内部に冷却用熱交換器及び加熱用熱交換器を備え
る空調ユニットに対して、空気を送風する送風ユニット
であって、該送風ユニットは、車両のインストルメント
パネル内に配設されるとともに外気取入口及び内気取入
口を有する空気取入部と、該空気取入部から取り入れた
空気を該空調ユニットに送風する送風部とを備え、該空
気取入部の内部に内外気切替ダンパを備え、車体外部か
ら外気を供給する外気供給口が、該外気取入口に対して
内外気切替ダンパの回転軸方向にオフセットされて該送
風ユニットの前方位置に配設され、該外気供給口と該外
気取入口とを連通する外気供給ダクトを備えた構成であ
る。
【0012】この構成では、送風ユニットの外気取入口
に対して外気供給口の位置をオフセットしてレイアウト
できるので、送風ユニットのレイアウトの自由度及び外
気供給口のレイアウトの自由度が増加し、コンパクトな
レイアウトにすることができる。
【0013】請求項2の発明は、車両のインストルメン
トパネル内の車幅方向略中央部に配設されかつ内部に冷
却用熱交換器及び加熱用熱交換器とを備える空調ユニッ
トに対して、空気を送風する送風ユニットであって、該
送風ユニットは、車両のインストルメントパネル内に配
設されるとともに、外気取入口と内気取入口を有する空
気取入部と、該空気取入部から取り入れた空気を該空調
ユニットに送風する送風部とを備え、該空気取入部の内
部に内外気切替ダンパを備え、車体外部から外気を供給
する外気供給口が、該外気取入口に対して車幅方向にオ
フセットされて該送風ユニットの車体前方位置に配設さ
れ、該外気供給口と該外気取入口とを連通する外気供給
ダクトを備えた構成である。
【0014】この構成では、送風ユニットの外気取入口
に対して外気供給口の位置を車幅方向にオフセットして
レイアウトできるので、送風ユニットを空調ユニットに
近接し、外気供給口を助手席側にオフセットして配設す
る、或は、車体前後方向から見て、外気供給口を空調ユ
ニットと重複させて配設する等のレイアウトの自由度が
増加する。その結果、コンパクトなレイアウトにするこ
とができる。
【0015】請求項3の発明は、車両のインストルメン
トパネル内の車幅方向略中央部に配設された空調ユニッ
トと、該空調ユニットの助手席側に配設され、該空調ユ
ニットに接続された送風ユニットと、該空調ユニットの
ケース内に配設された冷却用熱交換器及び加熱用熱交換
器とを備え、該送風ユニットから空調ユニットに導入し
た空気を、該空調ユニット内の冷却用熱交換器及び加熱
用熱交換器を通過させて調和空気とするようにした車両
用空調装置の送風ユニットにおいて、該送風ユニット
は、外気取入口及び内気取入口を有する空気取入部と、
該空気取入部から取り入れた空気を該空調ユニットに送
風する送風部とを備え、該空気取入部の内部に内外気切
替ダンパを備え、車体外部から外気を供給する外気供給
口が、該外気取入口に対して車幅方向にオフセットされ
て該送風ユニットの車体前方位置に配設され、該外気供
給口と該外気取入口とを連通する外気供給ダクトを備え
た構成である。
【0016】この構成では、送風ユニットの外気取入口
に対して外気供給口の位置を車幅方向にオフセットして
レイアウトできるので、送風ユニットを空調ユニットに
近接し、外気供給口を助手席側にオフセットして配設す
る、或は、車体前後方向から見て、外気供給口を空調ユ
ニットと重複させて配設する等のレイアウトの自由度が
増加する。その結果、空調装置全体のコンパクト化を図
ることができる。
【0017】請求項4の発明は、車両のインストルメン
トパネル内の車幅方向略中央部に配設された空調ユニッ
トと、該空調ユニットの助手席側に配設され、該空調ユ
ニットに接続された送風ユニットと、該空調ユニットの
ケース内に配設された冷却用熱交換器及び加熱用熱交換
器とを備え、該送風ユニットから空調ユニットに導入し
た空気を、該空調ユニット内の冷却用熱交換器及び加熱
用熱交換器を通過させて調和空気とするようにした車両
用空調装置の送風ユニットにおいて、該送風ユニット
は、外気取入口及び内気取入口を有する空気取入部と、
該空気取入部から取り入れた空気を該空調ユニットに送
風する送風部とを備え、該空気取入部の内部に内外気切
替ダンパを備え、車体外部から外気を供給する外気供給
口が、該空調ユニットの車体前方位置に配設され、該外
気供給口と該外気取入口とを連通する外気供給ダクトを
備えた構成である。
【0018】この構成では、送風ユニットの外気取入口
に対して外気供給口の位置を空調ユニットの車体前方位
置にレイアウトするので、送風ユニットを空調ユニット
に近接させて、送風ユニットと空調ユニットとのセット
からなる空調装置の車幅方向の寸法を短縮でき、助手席
側のスペースを拡大できる。
【0019】請求項5の発明は、請求項1ないし4のい
ずれかにおいて、該外気取入口は、空気取入部の車体前
方側及び車体横方側に連続して開口して設けられている
ので、オフセットして配設された外気供給口から外気供
給ダクトを介して外気が外気取入口に供給される際に、
外気供給ダクトを大きくすること無く、外気を効果的に
送風ユニットに取り入れることができる。特に、外気取
入口と外気供給口とが、車体前後方向に大きく離れてな
くても、効率的に外気を送風ユニットに取り入れること
ができるので、送風ユニットの車体前後方向の寸法を縮
小できる。
【0020】請求項6の発明は、請求項5において、外
気供給ダクトが、車体前方側及び車体横方側に連続して
開口した外気取入口の少なくとも一部と該外気供給口と
を直線路で連通しているので、外気を送風ユニットに供
給する際の外気供給ダクトの通路抵抗が少なく、外気供
給ダクトをコンパクト化できる。
【0021】請求項7の発明は、請求項5において、該
外気供給ダクトは、該外気取入口の車体前方側及び車体
横方側の両方と外気供給口とを直線路で連通しているの
で、外気を送風ユニットに供給する際の外気供給ダクト
の通路抵抗が少なく、外気供給ダクトを更にコンパクト
化できる。
【0022】請求項8の発明は、請求項1ないし7のい
ずれかにおいて、該内外気切替ダンパが、上記外気取入
口の車体前方側を開閉する略円弧状のアーチ形の円弧壁
と、上記外気取入口の車体横方側を開閉する略扇状壁を
該円弧壁の端部に備える構成である。この構成では、外
気取入時には外気取入口が上記内外切替ダンパの略円弧
壁及び略扇状壁による閉状態から開状態とされて開放さ
れ、外気取入口の車体前方側及び横方側から外気を取り
入れることができ、内気取入時には外気取入口の車体前
方側及び横方側を上記内外切替ダンパの略円弧壁及び略
扇状壁で遮蔽できるので、確実に外気を遮断できる。
【0023】請求項9の発明は、請求項3ないし8のい
ずれかにおいて、該外気供給口は該空調ユニットの車体
前方及びそこから該送風ユニットまで延びて配設され、
該外気取入口は車体前方側及び車体横方側に連続して開
口して設けられ、該外気取入口の前端部は該空調ユニッ
トの前端部より車体後方側に位置付けられ、該外気取入
口の前端部と該空調ユニットの前端部との車体前後方向
の空間部が、該車体前方側から該外気取入口に外気を供
給する外気供給ダクトの一部を形成し、該外気取入口の
車体横方側と該空調ユニットとの空間部が、該外気取入
口の車体横方側から該外気取入口に外気を供給する外気
供給ダクトの他の一部を形成する構成である。
【0024】この構成では、送風ユニットの車体前側及
び横側のスペースを効果的に活用するので、スペースの
有効活用が図れるとともに、外気供給ダクトをコンパク
トな構造とし、空調ユニットのコンパクト化を図れる。
【0025】請求項10の発明は、請求項3ないし9の
いずれかにおいて、該送風ユニットの送風部の吹出口が
該送風ユニットの車体前方側に形成され、該空調ユニッ
トの導入口が該空調ユニットの車体前方側に形成され、
該吹出口と該導入口とを連通する空気導入通路が空調装
置の車体前方側に配設され、該外気供給ダクトと該空気
導入通路とが、上下方向から見て、重複しているので、
空調装置全体の車体前後方向の寸法を短縮できるととも
に、車体上下方向の寸法も短縮でき、よりいっそうコン
パクト化を図れる。
【0026】請求項11の発明は、請求項1ないし10
のいずれかにおいて、外気供給ダクトに該外気供給ダク
トを車体に取付ける取付部が設けられるので、取付部を
ブラケット等を介して設ける必要がなく、外気供給ダク
トのコンパクト化及びコストダウン化を図れる。
【0027】請求項12の発明は、請求項1ないし11
のいずれかにおいて、該送風部には、回転軸方向が上下
方向に向くように配置された遠心式送風ファンと、この
遠心式送風ファンを収容するスクロールケーシング部
と、このスクロールケーシング部の横部に空気の吹出口
と、このスクロールケーシング部の上部に空気の吸込口
とが設けられ、このスクロールケーシング部の下部に送
風ファンを駆動する駆動用モータが連結され、前記空気
取入部の該外気取入口と該内気取入口とがこの吸込口の
上方位置に配設される構成である。この構成では、送風
ユニットへの内外気の取入れ、及び送風ユニットから空
調ユニットへの空気の導入が効率良く行なわれ、空調ユ
ニットでの熱交換効率も良い。その上、送風ユニット及
び空調ユニットのコンパクト化を図れる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は、本発明の空調装置を車両内
に配置した図面を示す。空調装置1は、自動車の車室に
配設されているインストルメントパネル2の内方に収容
されている。この自動車は、運転席及び助手席がそれぞ
れ車体右側及び左側に設けられている、いわゆる右ハン
ドル車であり、さらに前部のエンジンルームと、車室の
前側とはダッシュパネルP(図9にのみ示す)によって
仕切られている。尚、この明細書では、空調装置1の車
体前側、車体後側及び車体横側を、それぞれ単に前側、
後側及び横側と呼ぶものとする。
【0029】図2は、本発明の実施形態に係る空調装置
1の外観を示すものである。図3は空調装置1を前方や
や斜めから見た外観図である。図4は、図3に外気供給
通路部を取付けた状態を示す。図5は、外気供給通路部
の斜視図を示す。図6は、空調装置の平面図を示す。図
7は送風ユニットへの外気供給部分を説明する図であ
る。図8は、空調装置の平面やや斜め後方から見た図で
ある。空調装置1は、送風ユニット3と、該送風ユニッ
ト3からの空気を冷却した後、温度調節して車室へ供給
する空調ユニット4とからなる。空調ユニット4は、図
1に示すように、車幅方向の略中央部に配置される一
方、送風ユニット3は空調ユニット4に近接して助手席
の前方に配置されている。また、送風ユニット3の下端
は、空調ユニット4の下端よりも上方に位置付けられて
いて、助手席乗員の足元スペースを広く確保している。
【0030】送風ユニット3は、その車幅方向の略中央
部において左右に2つに分割されたケーシング5を備え
ており、それらはファスナ等を用いて一体化されてい
る。そのケーシング5の上側には空調装置1へ空気を取
り入れるための空気取入部6が設けられる一方、下側に
は取り入れた空気を前記空調ユニット4へ送風するため
の送風部7が設けられている。
【0031】空気取入部6と送風部7との間には、取り
入れた空気を濾過するための矩形状フィルタが配設され
るフィルタ配設部8が設けられており、このフィルタ配
設部8の車体横側(助手席側ドア側)に開口部9が形成
されていて、この開口部9からフィルタの交換が行える
ようになっている。
【0032】空気取入部6の上部には、車室外の空気を
取り入れるための外気取入口10と、車室内の空気を取
り入れるための内気取入口11とが形成されている。内
気取入口11は、フィルタ配設部8の後半分に被さるよ
うに、上側ほど車体前側へ曲がる断面円弧状のアーチ形
状の開口部として形成されている。この内気取入口11
にグリル24が設けられている。
【0033】一方、外気取入口10は、フィルタ配設部
8の前後方向の中間部分に位置する内気取入口11の前
端面の矩形状垂直開口部から車体横方向の運転席側に拡
大して形成された断面矩形状の空洞部12として前側に
延びて形成されている。即ち、外気取入部10は、フィ
ルタ配設部8の前半分に対して、上記空洞部12によ
り、上記内気取入口11の前端面の矩形状垂直開口部か
らそのまま前側に延びた前開口部と、この前開口部の横
側に連続して開口した横開口部とからなり、外気が、こ
の空洞部12に形成された前開口部及び横開口部から取
り入れられるようになっている。
【0034】この空洞部12に外気供給通路部13が連
結されている。この外気供給通路部13は、空洞部12
の開口の大きさのままの開口形状で前方に延びて、途中
から、車幅中央方向にオフセットした開口形状となり、
空調ユニット4の前方に設けられた外気供給口14にま
で延びた開口形状となっている。この外気供給通路部1
3と前記空洞部12とで外気導入ダクトを形成し、外気
取入口10の前開口部の前方スペースが前側の外気供給
ダクトとなり、外気取入口10の横開口部の空調ユニッ
ト側のスペースが横側の外気供給ダクトとなり、両外気
供給ダクトが連続している。
【0035】この外気供給通路部13の構造では、外気
供給通路部13と空洞部12からなる外気供給ダクト
は、外気取入口10の車体前方側及び横方側の両方と外
気供給口14とを直線路で連通しているので、外気供給
通路部13を通る空気の通流抵抗が小さくて済み、外気
供給通路部13を小型化でき、送風ユニット3をコンパ
クトにできる。特に、空調ユニット4の直前から、オフ
セットして送風ユニット3に外気を供給する場合には、
小型の外気供給通路部13を使用できるので、より好適
である。
【0036】この外気供給通路部13は、空調ユニット
4の空調ケース30の前壁30cに接するように配設さ
れており、空気導入部26及びヒータ配管51の上部空
間を有効に活用している。また、空調ユニット4の前方
にこの外気供給通路部13を配設することで、空調装置
1の前後方向の寸法が大きくなることを抑制している。
その上、この外気供給通路部13は、送風ユニット3の
吹出口19と空調ユニット4の導入口20とを連結する
空気導入通路21の上部に、上下方向から見て、重複し
ており、上下方向の寸法もコンパクトにしている。ま
た、送風ユニット3と空調ユニット4との間隔で、送風
ユニット3の前端部と空調ユニット4の前端部との段差
で囲まれたスペースが、外気供給ダクトの一部として活
用できるので、スペースの有効活用と外気供給路の拡大
化に寄与できる。なお、外気供給通路部13は、左右2
分割で形成されており、ファスナ等で一体化されてい
る。
【0037】これらの取入口10、11の内側に内外気
切替ダンパ15が配設されている。内外気切替ダンパ1
5は、中空円筒の略四分の一に相当する断面円弧状のア
ーチ形状の円弧壁15aと、この円弧壁15aの両側に
設けられた扇状壁15bと、扇状壁15bの中心部に設
けられた軸心部15cとからなる。この軸心部15cが
空気取入部6の側壁6aに軸支されている。この軸支部
に、リンク機構16が連結され、さらにリンク機構16
は、図示してないが、手動の操作手段に連結されてい
る。
【0038】手動の操作手段を操作して、リンク機構1
6を動かすことによって内外気切替ダンパ15が回動さ
れ、内外気切替ダンパ15の円弧壁15aが内気取入口
11のアーチ状開口部に沿って、かつ内外気切替ダンパ
15の扇状壁15bが空気取入部6の側壁6aに沿って
回動される。この内外気切替ダンパ15が前側に回動し
た時に、内外気切替ダンパ15の円弧壁15a及び扇状
壁15bが前に位置し、円弧壁15aが外気取入口10
の前開口部を遮蔽し、扇状壁13bが外気取入口10の
横開口部を遮蔽して、外気取入口10を全閉し、内気取
入口11が全開する、所謂、内気循環モードとなる。一
方、内外気切替ダンパ15が後側に回動した時に、内外
気切替ダンパ15の円弧壁15a及び扇状壁15bが後
に位置し、円弧壁15aが内気取入口11を全閉する。
そして、外気取入口10の前開口部及び横開口部が開口
し、外気が前側及び横側から取入可能な外気取入モード
となる。
【0039】フィルタ配設部14の下方の送風部7に
は、送風ファン17としての遠心式多翼ファンがその回
転軸を上下方向に向けて配設され、さらにこの送風ファ
ン17の下方にファン駆動モータ(図示せず)が配設さ
れている。送風ファン17は、送風部7の外形状を構成
するスクロールケーシング部に収容されていて、このス
クロールケーシング部の上面部にはフィルタを介して供
給される空気の吸込口18が配設され、一方、送風ファ
ン17の右側方で車両前方側には吹出口19が配設され
ている。吸込口18は、図7に示すように、内外気切替
ダンパ15の略真下、即ち、外気取入口10及び内気取
入口11の略真下に開口している。一方、吹出口19
は、対応する位置に設けられた空調ユニット4の空気導
入口20に、空気導入通路21を介して接続されてお
り、送風ファン17から送り出される空気を空調ユニッ
ト4に送風するようになっている。前記ファン駆動モー
タは、スクロールケーシング部の下部に取り付けられて
いる。
【0040】外気供給通路部13には、この外気供給通
路部13を車体のダッシュパネルPに取付ける取付部2
2が設けられ、この取付部22と外気供給口14の外側
に設けた取付部23とで、外気供給通路部13をダッシ
ュパネルPに固定するようになっている。外気供給通路
部13の内部から取付部22をダッシュパネルPに設け
たスタッドボルト等にナットを介して固定することで取
付けることができ、直接外気供給通路部13を取付けら
れるので、安定して固定できる。特に、取付部22も外
気供給通路部13の横部にブラケット等を設けて、この
ブラケットに取付部22を設けた場合には、取付部22
と取付部23との間隔が長くなる。特に本発明のよう
に、外気供給口14と外気取入口10とがオフセットし
場合には、更に間隔が長くなる。本発明では、その両端
でなく、外気供給通路部13の途中でそのものを直接支
持するので、安定して固定できるとともに、外気供給通
路部13を小型化できる。
【0041】次に空調ユニット4について説明する。図
2に示すように、空調ユニット4は、全体として上下方
向に長く、かつ送風ユニット3のケーシング5よりも大
型の矩形箱状に形成されたケース30を備えており、該
ケース20は左ケーシングと右ケーシングと左右に2分
割されて構成されている。この左ケーシングの壁、即ち
左側壁30bには、更に別部材で蓋部材23が設けられ
ている。
【0042】空調ユニット4を図9及び図10により説
明する。左側壁30bの側面部の車体前方側に、送風部
6の開口部19に空気導入通路21を介して接続される
導入口20が設けられ、この導入口20から導入された
空気は、ケース30内部の車体前方に設けられた空気導
入部26に導かれる。この空気導入部26の車体後方側
位置に冷凍サイクルの一要素であるエバポレータ40が
略垂直に配設され、さらにその車両後方側位置にはヒー
タコア41が、上部が後方で下部が前方になるように傾
斜して配設されている。この空調ユニット4のケース3
0の上部には、調和空気の吹出口が複数形成されてお
り、図10に矢印で示すように、前記送風ユニット3か
らの空気の流れはこの空調ユニット4内で車体前後方向
から上方へ向かう流れとなる。
【0043】エバポレータ40は、送風ユニット3から
の空気を冷却する冷却用の熱交換器であり、例えばアル
ミニウム等の金属薄板から形成された扁平チューブを互
いに同方向に延びるように多数積層して、隣り合う扁平
チューブの間に、同じく金属薄板から形成された波形の
フィンを介在させたものである。このエバポレータ40
の扁平チューブ内には、冷凍サイクルにより生成される
低温の冷媒が循環して、該エバポレータ40を前方から
後方に通過する空気を冷却するようになっている。すな
わち、このエバポレータ40には、図示しないが、扁平
チューブの両端側にそれぞれ該チューブと連通するタン
クが設けられていて、該タンクが前後に2つ設けられて
おり、上方の一方のタンクから導入された冷媒は、扁平
チューブ内を上下方向及び前後方向に流れて、情報の他
方のタンクに至り、エバポレータ40外に流出される。
【0044】この実施例では、エバポレータ40の流入
タンクと流出タンクとは、エバポレータ40の上端右側
に設けられた接続ブロック(図示せず)を介して右側壁
30aの外側に配設された膨張弁ブロック43に接続さ
れている。そして、各クーラ配管50が膨張弁ブロック
43の上方面側に接続され、車体上方に延びて、そこか
ら略直角に折り曲げられて、車体前方へ延びて設けられ
ている。温度センサー(図示せず)がクリップ等を介し
て、エバポレータ40の後側端面(風下側)側のフィン
に着脱自在に挿入されている。この温度センサーに接続
されたリード線45がケース30の外に延びて、コント
ロールボックス(図示せず)に接続されている。
【0045】ヒータコア41は、エバポレータ40を通
過した空気を加熱する加熱用の熱交換器であり、エバポ
レータ40の後方位置に傾斜して配設されており、エバ
ポレータ40と同様に、積層されたチューブ及びフィン
とからなるものとされ、チューブ内にはエンジンからの
高温の冷却水が循環して、ヒータコア41を通過する空
気を加熱するようになっている。ヒータコア41に導入
される高温エンジン冷却水の導入用及び排出用配管を構
成するヒータ配管51がヒータコア41に接続されてい
て、各ヒータ配管51は空調ユニット4のケース30に
おける右ケーシング30bからケース30外方へ延出し
た後、略直角に折り曲げられて車体前方へ延び、さらに
ケース30の前方で横方向に延びて、左ケーシング30
aの端部でさらに前方に延びて設けられている。
【0046】次に、クーラ配管50とヒータ配管51の
支持構造を説明する。クーラ配管50は、右側壁30a
の前端部に設けられたブラケット31に支持され、ダッ
シュパネルPの開口部を貫通してエンジンルーム側に突
出するようになっている。組立時には、このブラケット
31をダッシュパネルPに押し付けて、ダッシュパネル
Pの開口部をシールする。ヒータ配管51は左側壁30
bの前端部に取り付けられたブラケット32に支持さ
れ、ダッシュパネルPの開口部を貫通してエンジンルー
ム側に突出するようになっている。組立時には、クーラ
配管50を支持するブラケット31と同様に、ブラケッ
ト32をダッシュパネルPに押し付けて、ダッシュパネ
ルPの開口部をシールする。
【0047】次に、図10により、エバポレータ40の
脱着部分の構造を説明する。ケース30の左側壁30b
の送風ユニット側(助手席側)の側面にエバポレータ4
0を脱着するための開口部34が開口されている。この
開口部34は、上下端部がエバポレータ40の上下端面
に沿って直線状に設けられ、後端部が上下から中央に向
かって、エバポレータ40の後側端面に沿って直線状に
延び、その中間部でエバポレータ40から略三角形状の
間隙35を開けて形成されている。一方、開口部34の
前側端部は、エバポレータ40の前側端面に沿って直線
状に延び、その中間部で略矩形状の導入口20を囲むよ
うに前側に廻っている。
【0048】開口部34の周囲に溝部が形成され、この
溝部に挿入される凸部を周囲に備えている蓋部材33が
開口部34の形状に合わせた形状に形成されている。そ
して、略三角形の間隙35を形成する端面部の溝部に凹
部が設けられている。この凹部は、溝部より温度センサ
ーのリード線45を通す大きさほど深く形成され、底部
が傾斜面に形成されている。即ち、開口部34の溝部に
蓋部材33の凸部を挿入した時に、凹部の底面と凸部と
でリード線45を挟持するようになっている。この構成
により、開口部34は凹部と蓋部材33の凸部とでシー
ルされ、リード線45の周囲は、凹部と凸部とでシール
され、空気漏れを防止するようになっている。
【0049】なお、蓋部材33は、クリップやボルト等
で開口部34を塞ぐように左側壁30bに脱着可能に取
り付けられている。蓋部材33の外面部に、係合部とし
てのボス部46が一体に形成され、リード線45のコネ
クター47がこのボス部46に着脱可能に係合されてい
る。また、リード線45のたるみを防止するために、フ
ック部48がこの蓋部材33の外面部に設けられてい
る。
【0050】空調ユニット4の底面には、ドレンポート
42が設けられ、車体に開口した貫通孔(図示せず)を
介して車両外部に連通されている。また、右側壁30a
において、導入口20と対向する位置に、ファン駆動モ
ータの回転数を変更させるための制御回路27が配設さ
れている。
【0051】図11に示す空調ユニットの断面図によ
り、空調ユニット4の内部を簡単に説明する。空調ユニ
ット4の内部のエバポレータ40とヒータコア41との
間には、調和空気の温度を調節するためのエアミックス
ダンパ60が設けられている。このエアミックスダンパ
60による温度調節は、エバポレータ40を通過した空
気のうち、ヒータコア41を通過する空気量とヒータコ
ア41をバイパスさせるバイパス通路66を通過する空
気量との比率を変更することによって行われる。
【0052】詳しくは、空調ユニット4のケーシング3
0内部は、ケーシング30の内側に一体成形された隔壁
部63によってエバポレータ40の配設空間64aと、
ヒータコア41の配設空間64bとに区画されている。
ヒータコア配設空間64bの風下側(ヒータコア41の
上方位置)でバイパス通路66とヒータコア配設空間6
4bとが連通し、空調温度を調整するミキシング空間6
5が形成されている。
【0053】エアミックスダンパ60は、ヒータコア4
1の上端位置に近接して車幅方向に延びる軸を有してお
り、その軸の両端がケース30に支持されていて、その
車体左側の軸端に対して、左側壁30bに配設されたリ
ンク機構82に接続され、このリンク機構80から手動
操作機構(図示せず)に連結されている。このエアミッ
クスダンパ60を上下に回動させることで、エバポレー
タ40を通過した空気がヒータコア41を通過してミキ
シング空間65に至る空気と、このヒータコア41をバ
イパスさせてバイパス通路66を介してミキシング空間
65に至る空気とを調整するようになっている。61は
エアミックスダンパ60に設けた整流板であって、風向
きを整流する、或は風量を調整するなどの役目で設けら
れている。
【0054】この実施例では、エバポレータ40とヒー
タコア41とをできるだけ接近して配設して、車両前後
方向の寸法をできるだけ短くし、空調ユニット4をコン
パクト化するようにしている。そのために、エアミック
スダンパ60の先端が、エバポレータ40の風下側表面
にできるだけ接近した位置を回動するようになってお
り、開口部34の風下側稜線が、このエアミックスダン
パ60の先端とエバポレータ40の風下側端縁部との狭
い間隔の間に設けられ、前述した間隙35の開口面積は
限られる大きさとなってしまう。しかし、本実施例で
は、この間隙35は、親指が入ると共にエバポレータ4
0に取り付けたままの温度センサーが通過する大きさほ
ど開口していれば良いので、大きな開口面積を必要とし
ない。従って、エアミックスダンパ60の回動を妨げる
ことなく、ヒータコア41とエバポレータ40とを接近
して配設でき、空調ユニットのコンパクト化を図ること
ができるようになっている。
【0055】さらに、空調ユニット4のケース30の上
部には、車体後側にベント吹出口70が形成され、その
前側にデフロスト吹出口71が形成されて、ミキシング
空間65に連通している。ケース30の後方側にミキシ
ング空間65に連通して設けられたフット吹出口72が
形成されている。ベント吹出口70は、ベントダクト
(図示せず)を介して図1に示すインストルメントパネ
ル2に設けられたベントグリル76,76,…に接続さ
れており、各ベント吹出口70からの調和空気は主に乗
員の上半身へ吹き出すようになっている。一方、デフロ
スト吹出口71は、デフロストダクト(図示せず)を介
してインストルメントパネル2の前端側に設けられたデ
フロストグリル77に接続されており、各デフロスト吹
出口71からの調和空気はフロントウインドの内面に向
かって吹き出すようになっている。また、フット吹出口
72には、空調ケース4の後方側の壁に沿って、下方へ
延びて一体に形成されたフットダクト78が接続されて
いて、フットダクト78は、インストルメントパネル2
の下側における運転席乗員及び助手席乗員の足元近傍で
開口しており、フット吹出口72からの調和空気を乗員
の足元に向かって吹き出すようになっている。さらに後
部座席にも調和空気を供給するようになっている。
【0056】また、空調ユニット4のケーシング30内
部には、吹出口70、71、72を開閉して調和空気の
吹出方向を変更する3つの吹出方向切替ダンパ73、7
4、75が設けられていて、これらは空調ユニット4の
右側壁30aに配設されたリンク機構80及びリンク機
構81により作動するようになっている。各吹出口7
0、71、72の吹出方向切替ダンパ73、74、75
がリンク機構80、81により駆動されることで、それ
ぞれが各吹出モードに対応した開度とされる。すなわ
ち、この空調ユニット4は、3つのダンパ73、74、
75の開閉状態によってベントモード、デフロストモー
ド、フットモード、ベント及びフットの各吹出口70、
72から吹き出すバイレベルモード等の各吹出モードに
切り替え可能とされている。
【0057】更に、この実施形態に係る自動車の空調装
置によると、送風ユニット3と空調ユニット4の車両後
方側に形成される空間、デッドスペースに対して、空調
ユニット4のエアミックスダンパ60のリンク機構82
を配設し、デッドスペースの有効活用を図っている。な
お、手動式でなく、自動的にエアミックスダンパ60を
作動させる場合には、このデッドスペースにアクチュエ
ータを配設できる。各ダンパ73、74、75をリンク
機構80、81により手動で作動するようにしたが、こ
れらの各ダンパ73、74、75も、リンク80又は8
1の位置にアクチュエータを配設し、他方にリンクを残
して自動で作動できるようにしても良い。
【0058】上記実施形態では、エバポレータ40が略
垂直に配設され、その後方にヒータコア41が配設され
た空調ユニットであったが、本発明はこの実施例に限ら
れるものではなく、エバポレータが略水平に配設され、
その上にヒータコアが略水平に配置された空調ユニット
であっても良い。また、空調ユニットの助手席側に送風
ユニットを配設した空調装置であったが、本発明はこの
実施例に限られるものではなく、送風ユニットも空調ユ
ニット内に一体に中央部に配設した空調装置であっても
良い。
【0059】また、上記実施形態では空調ユニットは左
右2分割のものを説明したが、これに限られるものでは
なく、例えば、底部と上部とに上下に2分割され、上部
が左右に2分割された、所謂3分割のものでも良い。こ
の3分割のものでは、2分割に比べて部品点数が増加す
るが、底に分割部分が無いので、凝縮水の水漏れの恐れ
が無く、ドレン水の処理が容易である。
【0060】上記実施形態では、エバポレータを取出す
蓋部材を有する空調ユニットであったが、エバポレータ
を別途取出す必要がない空調ユニットでは、蓋部材を設
けてない空調ケースでも本発明を適用できる。上記実施
形態では、右ハンドル車で説明したが、本発明は、左ハ
ンドル車にも適用可能である。また、上記実施形態で
は、内外切替ダンパは円弧状壁と扇状壁からなるもので
あったが、球体の四分の一の大きさの形状のように、円
弧状壁と扇状壁とが滑らかな曲線で連結された構造のも
のであっても良い。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
係る車両用空調装置によると、車両のインストルメント
パネル内の車幅方向略中央部に配設されかつ内部に冷却
用熱交換器及び加熱用熱交換器を備える空調ユニットに
対して、空気を送風する送風ユニットであって、該送風
ユニットは、車両のインストルメントパネル内に配設さ
れるとともに、外気取入口及び内気取入口を有する空気
取入部と、該空気取入部から取り入れた空気を該空調ユ
ニットに送風する送風部とを備え、該空気取入部の内部
に内外気切替ダンパを備え、車体外部から外気を供給す
る外気供給口が、該外気取入口に対して内外気切替ダン
パの回転軸方向にオフセットされて該送風ユニットの車
体前方位置に配設され、該外気供給口と該外気取入口と
を連通する外気供給ダクトを備えているので、送風ユニ
ットの外気取入口に対して外気供給口の位置をオフセッ
トしてレイアウトでき、送風ユニットのレイアウトの自
由度及び外気供給口のレイアウトの自由度が増加し、コ
ンパクトなレイアウトにすることができる。
【0062】請求項2の発明では、車両のインストルメ
ントパネル内の車幅方向略中央部に配設されかつ内部に
冷却用熱交換器及び加熱用熱交換器を備える空調ユニッ
トに対して、空気を送風する送風ユニットであって、該
送風ユニットは、車両のインストルメントパネル内に配
設されるとともに、外気取入口及び内気取入口を有する
空気取入部と、該空気取入部から取り入れた空気を該空
調ユニットに送風する送風部とを備え、該空気取入部の
内部に内外気切替ダンパを備え、車体外部から外気を供
給する外気供給口が、該外気取入口に対して車幅方向に
オフセットされて該送風ユニットの車体前方位置に配設
され、該外気供給口と該外気取入口とを連通する外気供
給ダクトを備えるので、送風ユニットの外気取入口に対
して外気供給口の位置を車幅方向にオフセットしてレイ
アウトできる。従って、送風ユニットを空調ユニットに
近接し配設して、外気供給口を助手席側にオフセットし
て配設する、或は、車体前後方向から見て、外気供給口
を空調ユニットと重複させて配設する等のレイアウトの
自由度が増加する。その結果、コンパクトなレイアウト
にすることができる。
【0063】請求項3の発明では、車両のインストルメ
ントパネル内の車幅方向略中央部に配設された空調ユニ
ットと、該空調ユニットの助手席側に配設され、該空調
ユニットに接続された送風ユニットと、該空調ユニット
のケース内に配設された冷却用熱交換器及び加熱用熱交
換器とを備え、該送風ユニットから空調ユニットに導入
した空気を、該空調ユニット内の冷却用熱交換器及び加
熱用熱交換器を通過させて調和空気とするようにした車
両用空調装置の送風ユニットにおいて、該送風ユニット
は、外気取入口及び内気取入口を有する空気取入部と、
該空気取入部から取り入れた空気を該空調ユニットに送
風する送風部とを備え、該空気取入部の内部に内外気切
替ダンパを備え、車体外部から外気を供給する外気供給
口が、該外気取入口に対して車幅方向にオフセットされ
て該送風ユニットの車体前方位置に配設され、該外気供
給口と該外気取入口とを連通する外気供給ダクトを備え
るので、送風ユニットの外気取入口に対して外気供給口
の位置を車幅方向にオフセットしてレイアウトできる。
従って、請求項2と同様、送風ユニットを空調ユニット
に近接し配設して、外気供給口を助手席側にオフセット
して配設する、或は、外気供給口を空調ユニットと車幅
方向にダブらせて配設する等のレイアウトの自由度が増
加する。その結果、空調装置全体のコンパクト化を図る
ことができる。
【0064】請求項4の発明は、車両のインストルメン
トパネル内の車幅方向略中央部に配設された空調ユニッ
トと、該空調ユニットの助手席側に配設され、該空調ユ
ニットに接続された送風ユニットと、該空調ユニットの
ケース内に配設された冷却用熱交換器及び加熱用熱交換
器とを備え、該送風ユニットから空調ユニットに導入し
た空気を、該空調ユニット内の冷却用熱交換器及び加熱
用熱交換器を通過させて調和空気とするようにした車両
用空調装置の送風ユニットにおいて、該送風ユニット
は、外気取入口及び内気取入口を有する空気取入部と、
該空気取入部から取り入れた空気を該空調ユニットに送
風する送風部とを備え、該空気取入部の内部に内外気切
替ダンパを備え、車体外部から外気を供給する外気供給
口が、該空調ユニットの車体前方位置に配設され、該外
気供給口と該外気取入口とを連通する外気供給ダクトを
備えるので、送風ユニットの外気取入口に対して外気供
給口の位置を空調ユニットの前方位置にレイアウトで
き、送風ユニットを空調ユニットに近接し配設できる。
その結果、送風ユニットと空調ユニットとのセットから
なる空調装置の車幅方向の寸法を短縮でき、助手席側の
スペースを拡大できる。
【0065】さらに、外気取入口が空気取入部の車体前
方側及び車体横方側に連続して開口して設けられている
ものでは、オフセットして配設された外気供給口から外
気供給ダクトを介して外気が外気取入口に供給する際
に、コンパクトな外気供給ダクトであっても、通流抵抗
が少なくて効果的に送風ユニットに外気を取り入れるこ
とができる。特に、外気取入口と外気供給口とが、車体
前後方向に接近して配設されていても、効率的に外気を
送風ユニットに取り入れることができるので、送風ユニ
ットの車体前後方向の寸法をコンパクトにできる。
【0066】外気供給ダクトが外気取入口の車体前方側
及び車体横方側の両方と外気供給口とを直線路で連通し
ているものでは、外気供給ダクトの通路抵抗が少なくて
外気を送風ユニットに供給でき、外気供給ダクトを更に
コンパクト化できる。
【0067】さらに内外気切替ダンパが、上記外気取入
口の車体前方側を開閉する略円弧状のアーチ形の円弧壁
と、外気取入口の車体横方側を開閉する略扇状壁を円弧
壁の端部に備える構成であるものは、外気取入時には上
記内外切替ダンパの略円弧壁及び略扇状壁が解放され、
外気取入口の前方側及び横方側の両側から外気を取り入
れることができるので、外気供給口と外気取入口とがオ
フセットされていても、効率良く外気を供給でき、コン
パクトな外気供給ダクトとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る空調装置を車両に配設
した状態を示す。
【図2】図1の空調装置の空調ユニット、送風ユニッ
ト、外気供給通路部を分解した状態を示す右側後方から
の斜視図である。
【図3】図1の空調装置を前方やや斜めから見た図を示
す。
【図4】図3の空調装置に外気供給通路部を取付けた状
態を示す図である。
【図5】図3の外気供給通路部を示す図である。
【図6】本発明の実施形態に係わる空調装置の平面図を
示す。
【図7】図6の空調装置の外気の供給部分を説明する図
である。
【図8】図6の空調装置を上方やや後方斜めから見た図
を示す。
【図9】空調ユニットの右側面図を示す。
【図10】空調ユニットの左側面図を示す。
【図11】空調ユニットの断面図を示す。
【符号の説明】
1 空調装置 2 インストルメントパネル 3 送風ユニット 4 空調ユニット 10 外気取入口 11 内気取入口 12 空洞部 13 外気供給通路部 14 外気供給口(カウル接続部) 15 内外気切替ダンパ 16 リンク機構 17 送風ファン 18 吸込口 19 吹出口 20 導入口 21 空気導入通路 22 取付部 23 取付部 30 ケース 40 エバポレータ(冷却用熱交換器) 41 ヒータコア(加熱用熱交換器) 50 クーラ配管 51 ヒータ配管 60 エアミックスダンパ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永田 博道 広島県東広島市吉川工業団地3番11号 株 式会社日本クライメイトシステムズ内 (72)発明者 福岡 史成 広島県東広島市吉川工業団地3番11号 株 式会社日本クライメイトシステムズ内 Fターム(参考) 3L011 BR00

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のインストルメントパネル内の車幅
    方向略中央部に配設されかつ内部に冷却用熱交換器及び
    加熱用熱交換器を備える空調ユニットに対して、空気を
    送風する送風ユニットであって、 該送風ユニットは、車両のインストルメントパネル内に
    配設されるとともに、外気取入口及び内気取入口を有す
    る空気取入部と、該空気取入部から取り入れた空気を該
    空調ユニットに送風する送風部とを備え、 該空気取入部の内部に内外気切替ダンパを備え、 車体外部から外気を供給する外気供給口が、該外気取入
    口に対して内外気切替ダンパの回転軸方向にオフセット
    されて該送風ユニットの車体前方位置に配設され、 該外気供給口と該外気取入口とを連通する外気供給ダク
    トを備えたことを特徴とする車両用空調装置の送風ユニ
    ット。
  2. 【請求項2】 車両のインストルメントパネル内の車幅
    方向略中央部に配設されかつ内部に冷却用熱交換器及び
    加熱用熱交換器を備える空調ユニットに対して、空気を
    送風する送風ユニットであって、 該送風ユニットは、車両のインストルメントパネル内に
    配設されるとともに、外気取入口及び内気取入口を有す
    る空気取入部と、該空気取入部から取り入れた空気を該
    空調ユニットに送風する送風部とを備え、 該空気取入部の内部に内外気切替ダンパを備え、 車体外部から外気を供給する外気供給口が、該外気取入
    口に対して車幅方向にオフセットされて該送風ユニット
    の車体前方位置に配設され、 該外気供給口と該外気取入口とを連通する外気供給ダク
    トを備えたことを特徴とする車両用空調装置の送風ユニ
    ット。
  3. 【請求項3】 車両のインストルメントパネル内の車幅
    方向略中央部に配設された空調ユニットと、該空調ユニ
    ットの助手席側に配設され、該空調ユニットに接続され
    た送風ユニットと、該空調ユニットのケース内に配設さ
    れた冷却用熱交換器及び加熱用熱交換器とを備え、該送
    風ユニットから空調ユニットに導入した空気を、該空調
    ユニット内の冷却用熱交換器及び加熱用熱交換器を通過
    させて調和空気とするようにした車両用空調装置の送風
    ユニットにおいて、 該送風ユニットは、外気取入口及び内気取入口を有する
    空気取入部と、該空気取入部から取り入れた空気を該空
    調ユニットに送風する送風部とを備え、 該空気取入部の内部に内外気切替ダンパを備え、 車体外部から外気を供給する外気供給口が、該外気取入
    口に対して車幅方向にオフセットされて該送風ユニット
    の車体前方位置に配設され、 該外気供給口と該外気取入口とを連通する外気供給ダク
    トを備えたことを特徴とする車両用空調装置の送風ユニ
    ット。
  4. 【請求項4】 車両のインストルメントパネル内の車幅
    方向略中央部に配設された空調ユニットと、該空調ユニ
    ットの助手席側に配設され、該空調ユニットに接続され
    た送風ユニットと、該空調ユニットのケース内に配設さ
    れた冷却用熱交換器及び加熱用熱交換器とを備え、該送
    風ユニットから空調ユニットに導入した空気を、該空調
    ユニット内の冷却用熱交換器及び加熱用熱交換器を通過
    させて調和空気とするようにした車両用空調装置の送風
    ユニットにおいて、 該送風ユニットは、外気取入口及び内気取入口を有する
    空気取入部と、該空気取入部から取り入れた空気を該空
    調ユニットに送風する送風部とを備え、 該空気取入部の内部に内外気切替ダンパを備え、 車体外部から外気を供給する外気供給口が、該空調ユニ
    ットの車体前方位置に配設され、 該外気供給口と該外気取入口とを連通する外気供給ダク
    トを備えたことを特徴とする車両用空調装置の送風ユニ
    ット。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかにおいて、 該外気取入口は、空気取入部の車体前方側及び車体横方
    側に連続して開口して設けられていることを特徴とする
    車両用空調装置の送風ユニット。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 該外気供給ダクトは、車体前方側及び車体横方側に連続
    して開口した該外気取入口の少なくとも一部と外気供給
    口とを直線路で連通してなることを特徴とする車両用空
    調装置の送風ユニット。
  7. 【請求項7】 請求項5において、 該外気供給ダクトは、該外気取入口の車体前方側及び車
    体横方側の両方と、外気供給口とを直線路で連通してな
    ることを特徴とする車両用空調装置の送風ユニット。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれかにおいて、 該内外気切替ダンパが、上記外気取入口の車体前方側を
    開閉する略円弧状のアーチ形の円弧壁と、上記外気取入
    口の車体横方側を開閉する略扇状壁を該円弧壁の端部に
    備えることを特徴とする車両用空調装置の送風ユニッ
    ト。
  9. 【請求項9】 請求項3ないし8のいずれかにおいて、 該外気供給口は該空調ユニットの車体前方及びそこから
    該送風ユニットにまで延びて配設され、 該外気取入口は車体前方側及び車体横方側に連続して開
    口して設けられ、 該外気取入口の前端部は該空調ユニットの前端部より車
    体後方側に位置付けられ、 該外気取入口の前端部と該空調ユニットの前端部との車
    体前後方向の空間部が、該車体前方側から該外気取入口
    に外気を供給する外気供給ダクトの一部を形成し、 該外気取入口の車体横方側と該空調ユニットとの空間部
    が、該外気取入口の車体横方側から該外気取入口に外気
    を供給する外気供給ダクトの他の一部を形成することを
    特徴とする車両用空調装置の送風ユニット。
  10. 【請求項10】 請求項3ないし9のいずれかにおい
    て、 該送風ユニットの送風部の吹出口が該送風ユニットの車
    体前方側に形成され、該空調ユニットの導入口が該空調
    ユニットの車体前方側に形成され、 該吹出口と該導入口とを連通する空気導入通路が空調装
    置の車体前方側に配設され、 該外気供給ダクトと該空気導入通路とが、上下方向から
    見て、重複していることを特徴とする車両用空調装置の
    送風ユニット。
  11. 【請求項11】 請求項1ないし10のいずれかにおい
    て、 該外気供給ダクトに該外気供給ダクトを車体に取付ける
    取付部が設けられていることを特徴とする車両用空調装
    置の送風ユニット。
  12. 【請求項12】 請求項1ないし11のいずれかにおい
    て、 該送風部には、回転軸方向が上下方向に向くように配置
    された遠心式送風ファンと、この遠心式送風ファンを収
    容するスクロールケーシング部と、このスクロールケー
    シング部の横部に空気の吹出口と、このスクロールケー
    シング部の上部に空気の吸込口とが設けられ、 このスクロールケーシング部の下部に送風ファンを駆動
    する駆動用モータが連結され、 前記空気取入部の該外気取入口と該内気取入口とがこの
    吸込口の上方位置に配設されていることを特徴とする車
    両用空調装置の送風ユニット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011201473A (ja) * 2010-03-26 2011-10-13 Denso Corp 空調機器駆動装置およびそれを用いた車両用空調装置
CN104553674A (zh) * 2014-12-30 2015-04-29 博耐尔汽车电气系统有限公司 一种新型汽车空调及其送风方法

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