JP2003136852A - 印刷物の製造方法及びこれにより製造された印刷物 - Google Patents

印刷物の製造方法及びこれにより製造された印刷物

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JP2003136852A JP2001334881A JP2001334881A JP2003136852A JP 2003136852 A JP2003136852 A JP 2003136852A JP 2001334881 A JP2001334881 A JP 2001334881A JP 2001334881 A JP2001334881 A JP 2001334881A JP 2003136852 A JP2003136852 A JP 2003136852A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐水性及び強度を向上させる。 【解決手段】 まず、印字部20において、用紙1に情
報を印字し、次に、型圧機30において、情報が印字さ
れた用紙1の少なくとも一方の面に微細な凹部を形成
し、その後、ニス塗布部40,50において、凹部が形
成された用紙1にOPニス組成物2を塗布する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷媒体となる用
紙に情報を印字し、この情報が印字された用紙にオーバ
ーコート材であるオーバープリントニス組成物(以下、
OPニス組成物と称する)を塗布して印刷物を製造する
印刷物の製造方法及びこれにより製造された印刷物に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば、横断幕のような長尺
のシートや棚札等のように、強度や耐水性が求められる
印刷物においては、特殊なフィルム系のシートに情報を
印字したり、耐水性を有しない用紙に情報を印字した
後、情報が印字された用紙にフィルム系のシートを貼り
合わせたり(オーバーラミネート)、情報が印字された
用紙をフィルム系のシートで挟み込んだり(パウチ)す
ることにより、強度や耐水性を持たせている。また、そ
の他に、情報が印字される用紙自体に特殊な材料を予め
混合させておき、特殊な材料が混合された用紙に情報を
印字することも行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来のものにおいては以下に記載するような問
題点がある。
【0004】特殊なフィルム系のシートに情報を印字す
ることにより印刷物を製造する印刷物の製造方法におい
ては、情報を印字するための印刷機として、特殊なフィ
ルム系のシート専用のものを使用しなければならず、そ
のため、耐水性を有しない用紙に情報を印字する印刷機
を利用することができないことになり、印刷物の製造コ
ストが増大してしまう。
【0005】また、耐水性を有しない用紙に情報を印字
した後、情報が印字された用紙にフィルム系のシートを
貼り合わせることにより製造された印刷物においては、
用紙の側面から水分が浸透してしまう虞れがあり、水分
が浸透した場合、用紙が側面から剥げてしまう。
【0006】また、耐水性を有しない用紙に情報を印字
した後、情報が印字された用紙をフィルム系のシートに
よって挟みこむことにより印刷物を製造する印刷物の製
造方法においては、長尺のシートをフィルム系のシート
によって挟みこむことが困難であり、また、用紙をフィ
ルム系のシートによって挟みこむ処理は、用紙に情報を
印字する処理よりもその処理速度が遅いため、印刷処理
とは別工程で行わなければならず、複数の工程管理が必
要となってしまう。
【0007】また、情報が印字される用紙自体に特殊な
材料を予め混合させておき、特殊な材料が混合された用
紙に情報を印字することにより印刷物を製造する印刷物
の製造方法においては、製紙の段階で用紙に特殊な材料
を混合させる必要があり、そのための用紙を予め製造し
ておかなければならない。
【0008】本発明は、上述したような従来の技術が有
する問題点に鑑みてなされたものであって、印刷媒体と
なる用紙に情報を印字し、この情報が印字された用紙の
表面にOPニス組成物を塗布して印刷物を製造する印刷
物の製造方法及びこれにより製造された印刷物であっ
て、さらなる耐水性及び強度を有する印刷物を製造する
ことができる印刷物の製造方法及びこれにより製造され
た印刷物を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、印刷媒体に情報を印字し、前記情報が印字
された印刷媒体にオーバーコート材を塗布することによ
り印刷物を製造する印刷物の製造方法であって、前記印
刷媒体に情報を印字する工程と、前記情報が印字された
印刷媒体の印刷媒体の少なくとも一方の面に前記オーバ
ーコート材を塗布する工程と、前記オーバーコート材を
乾燥させる工程とを有することを特徴とする。
【0010】また、印刷媒体に情報を印字し、前記情報
が印字された印刷媒体にオーバーコート材を塗布するこ
とにより印刷物を製造する印刷物の製造方法であって、
前記印刷媒体に情報を印字する工程と、前記情報が印字
された印刷媒体の少なくとも一方の面に微細な凹部を形
成する工程と、前記印刷媒体の前記凹部が形成された面
に前記オーバーコート材を塗布する工程と、前記オーバ
ーコート材を乾燥させる工程とを有することを特徴とす
る。
【0011】また、印刷媒体に情報を印字し、前記情報
が印字された印刷媒体にオーバーコート材を塗布するこ
とにより印刷物を製造する印刷物の製造方法であって、
前記印刷媒体に情報を印字する工程と、前記情報が印字
された印刷媒体の側面に前記オーバーコート材を塗布す
る工程と、側面に前記オーバーコート材が塗布された印
刷媒体の少なくとも一方の面に前記オーバーコート材を
塗布する工程と、前記オーバーコート材を乾燥させる工
程とを有することを特徴とする。
【0012】また、印刷媒体に情報を印字し、前記情報
が印字された印刷媒体にオーバーコート材を塗布するこ
とにより印刷物を製造する印刷物の製造方法であって、
前記印刷媒体に情報を印字する工程と、前記情報が印字
された印刷媒体の少なくとも一方の面に微細な凹部を形
成する工程と、前記情報が印字された印刷媒体の側面に
前記オーバーコート材を塗布する工程と、側面に前記オ
ーバーコート材が塗布された印刷媒体の前記凹部が形成
された面に前記オーバーコート材を塗布する工程と、前
記オーバーコート材を乾燥させる工程とを有することを
特徴とする。
【0013】また、前記印刷物の製造方法により製造さ
れたことを特徴とする。
【0014】また、前記印刷物の製造方法により製造さ
れた印刷物であって、前記印刷媒体の肉厚が50μm以
上であることを特徴とする。
【0015】また、前記印刷媒体に形成される凹部は、
当該印刷媒体の肉厚の30〜70%の深さを有すること
を特徴とする。
【0016】また、前記オーバーコート材の塗布量は、
前記印刷媒体の前記凹部が形成された面における膜厚が
10μm以下となるような量であることを特徴とする。
【0017】また、当該印刷物は、長尺シートからなる
ことを特徴とする。
【0018】(作用)上記のように構成された本発明に
おいては、まず、印刷媒体に情報を印字し、次に、情報
が印字された印刷媒体の少なくとも一方の面に微細な凹
部を形成し、その後、印刷媒体の凹部が形成された面に
オーバーコート材を塗布し、このオーバーコート材を乾
燥させることにより印刷物を製造する。
【0019】このように製造された印刷物においては、
情報が印字された印刷媒体の少なくとも一方の面に微細
な凹部が形成されており、また、印刷媒体の凹部が形成
された面にオーバーコート材を塗布した場合にこの凹部
にオーバーコート材が入り込む構成であるため、印刷媒
体の強度が強くなり、また、印刷媒体の凹部が形成され
た面にオーバーコート材を塗布した場合に、印刷媒体の
オーバーコート材に接する面積が増大し、それにより、
印刷媒体に浸透するオーバーコート材の量が増え、印刷
物の耐水性が向上する。
【0020】また、印刷媒体の側面にもオーバーコート
材を塗布した場合においては、印刷物の側面から水分が
浸透してしまうことがなく、印刷物の耐水性が向上す
る。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0022】図1は、本発明の、印刷物の製造方法の実
施の一形態を説明するための図であり、本形態における
印刷物の製造方法を実現するための印刷機の一例を示
す。
【0023】本形態における印刷機は図1に示すよう
に、印刷媒体となる用紙1を供給する給紙機10と、給
紙機10から供給された用紙1に対して、外部からの指
示に基づく情報を印字する印刷部20と、印刷部20に
て情報が印字された用紙1に対して、用紙1の表面及び
裏面のうち少なくとも一方の面に微細な凹部が形成され
るような圧力を加える型圧機30と、型圧機30にて微
細な凹部が形成された用紙1の側面にオーバーコート材
であるOPニス組成物2を塗布するニス塗布部40と、
ニス塗布部40にて側面にOPニス組成物2が塗布され
た用紙1の表面及び裏面のうち少なくとも微細な凹部が
形成された面にOPニス組成物2を塗布するニス塗布部
50と、ニス塗布部40,50にて用紙1に塗布された
OPニス組成物2を乾燥させる乾燥機60と、用紙1を
所定の大きさに断裁する断裁機70とから構成されてい
る。
【0024】以下に、上記のように構成された印刷機を
用いた印刷物の製造方法について説明する。
【0025】給紙機10に巻かれた用紙1が不図示の搬
送手段によって搬送されていくと、まず、印刷部20に
おいて、外部からの指示に基づく情報が用紙1に印字さ
れる。ここで、用紙1に印字される情報においては、外
部からの指示によって可変であり、印刷部20に予め与
えられ蓄積されている情報が用紙1に印字されたり、印
刷部20に接続された入力手段(不図示)を介して入力
される情報が用紙1に印字されたりする。
【0026】次に、型圧機30において、印刷部20に
て情報が印字された用紙1に対して、用紙1の表面及び
裏面のうち少なくとも一方の面に微細な凹部が形成され
るような圧力が加えられる。
【0027】図2は、図1に示した型圧機30にて圧力
が加えられた用紙1の断面図である。
【0028】図2に示すように、型圧機30にて圧力が
加えられた用紙1には、その表裏に微細な凹部3が形成
されている。この凹部3は、型圧機30によって圧力が
加えられた領域が凹部3として形成されるものであっ
て、型圧機30には、用紙1の表面及び裏面に微細な凹
部3を形成するための押圧パターン(不図示)が形成さ
れており、この押圧パターンに基づく形状を有するパタ
ーンの凹部3が用紙1の表面及び裏面に形成される。押
圧パターンの例としては、針状の凸部が規則正しくある
いは不規則に複数並んだものや、ライン状の山谷が連続
して形成されたもの等が考えられるが、その形成密度は
高いほど好ましい。また、この凹部3の深さは、用紙1
の肉厚に対して30〜70%であることが好ましい。
【0029】次に、ニス塗布部40において、型圧機3
0にて表面及び裏面に凹部3が形成された用紙1の側面
にOPニス組成物2が塗布される。
【0030】図3は、図1に示したニス塗布部40にて
用紙1の側面にOPニス組成物2が塗布される際の処理
を説明するための図である。
【0031】本形態におけるニス塗布部40は図3に示
すように、搬送されていく用紙1の一側面にOPニス組
成物2を塗布するために互いに隙間43aを有して設け
られたニス塗布ローラ41a,42aと、搬送されてい
く用紙1の他の側面にOPニス組成物2を塗布するため
に互いに隙間43bを有して設けられたニス塗布ローラ
41b,42bと、ニス塗布ローラ41a,42aによ
って用紙1の側面にOPニス組成物2が塗布される際に
用紙1を押さえるための紙押さえローラ44aと、ニス
塗布ローラ41b,42bによって用紙1の側面にOP
ニス組成物2が塗布される際に用紙1を押さえるための
紙押さえローラ44bとから構成されている。
【0032】上記のように構成されたニス塗布部40に
おいては、型圧機30から搬送されてきた用紙1が、そ
の一側面が、ニス塗布ローラ41aとニス塗布ローラ4
2aとの間に形成された隙間43aに、ニス塗布ローラ
41aとニス塗布ローラ42aとによって表裏から挟み
こまれるように入り込み、また、その他の側面が、ニス
塗布ローラ41bとニス塗布ローラ42bとの間に形成
された隙間43bに、ニス塗布ローラ41bとニス塗布
ローラ42bとによって表裏から挟みこまれるように入
り込む。この隙間43a,43bには、不図示のニス供
給手段からOPニス組成物2が供給されており、また、
ニス塗布ローラ41a,41b,42a,42bは、用
紙1の搬送方向に従って回転している。
【0033】これにより、ニス塗布ローラ41aとニス
塗布ローラ42aとによって形成された隙間43aにお
いて用紙1の一側面にOPニス組成物2が塗布され、ま
た、ニス塗布ローラ41bとニス塗布ローラ42bとに
よって形成された隙間43bにおいて用紙1の他の側面
にOPニス組成物2が塗布されることになる。なお、こ
の際、ニス塗布ローラ41aとニス塗布ローラ42aと
の間に形成された隙間43aと、ニス塗布ローラ41b
とニス塗布ローラ42bとの間に形成された隙間43b
とによって用紙1が挟まれることにより用紙1が盛り上
がるように動作するが、紙押さえローラ44a,44b
によって用紙1を押さえることにより、用紙1が盛り上
がってしまうことが防止されている。
【0034】次に、ニス塗布部50において、ニス塗布
部40にて側面にOPニス組成物2が塗布された用紙1
の表面及び裏面にOPニス組成物2が塗布される。
【0035】図4は、図1に示したニス塗布部50にて
用紙1の表面及び裏面にOPニス組成物2が塗布される
際の処理を説明するための図である。
【0036】本形態におけるニス塗布部50は図4に示
すように、搬送されていく用紙1の表面に用紙1の搬送
方向に従って回転しながら接触することにより用紙1の
表面にOPニス組成物2を塗布するためのニス塗布ロー
ラ51aと、ニス塗布ローラ51aにOPニス組成物2
を供給するニス供給部52aと、ニス塗布部51aとに
よって用紙1を表裏から挟むように設けられた紙押さえ
ローラ53aと、搬送されていく用紙1の裏面に用紙1
の搬送方向に従って回転しながら接触することにより用
紙1の裏面にOPニス組成物2を塗布するためのニス塗
布ローラ51bと、ニス塗布ローラ51bにOPニス組
成物2を供給するニス供給部52bと、ニス塗布部51
bとによって用紙1を表裏から挟むように設けられた紙
押さえローラ53bとから構成されている。
【0037】上記のように構成されたニス塗布部50に
おいては、ニス塗布部40にて側面にOPニス組成物が
塗布された用紙1が搬送されてくると、まず、用紙1が
ニス塗布ローラ51aと紙押さえローラ53aとによっ
て表裏から挟まれる状態となる。ニス塗布ローラ51a
及び紙押さえローラ53aは、用紙1の搬送方向に従っ
て回転するため、用紙1はニス塗布ローラ51aと紙押
さえローラ53aとに挟まれながら搬送されていく。こ
の際、ニス塗布ローラ51aにはニス供給部52aから
OPニス組成物2が供給されるため、ニス塗布ローラ5
1aに供給されたOPニス組成物2が用紙1の表面に塗
布されることになる。
【0038】次に、表面にOPニス組成物2が塗布され
た用紙1は、ニス塗布ローラ51bと紙押さえローラ5
3bとによって表裏から挟まれる状態となる。ニス塗布
ローラ51b及び紙押さえローラ53bは、用紙1の搬
送方向に従って回転するため、用紙1はニス塗布ローラ
51bと紙押さえローラ53bとに挟まれながら搬送さ
れていく。この際、ニス塗布ローラ51bにはニス供給
部52bからOPニス組成物2が供給されるため、ニス
塗布ローラ51bに供給されたOPニス組成物2が用紙
1の裏面に塗布されることになる。
【0039】図5は、図1に示した印刷機にてOPニス
組成物2が塗布された用紙1の断面図である。
【0040】図5に示すように、本形態における用紙1
の表面及び裏面にOPニス組成物2を塗布した場合は、
用紙1の表面及び裏面に形成された凹部3にOPニス組
成物2が入り込むため、OPニス組成物2の塗布量は、
表面が平坦な用紙に塗布する場合と比べて少なくて済
み、膜厚で0〜10μmの範囲の程度が好ましい。ま
た、用紙1の表面及び裏面には凹部3がそれぞれ形成さ
れているため、表面が平坦な用紙に比べてOPニス組成
物2に接する面積が増大し、それにより、用紙1に浸透
するOPニス組成物2の量が増えることになる。
【0041】ここで、本形態にて用紙1に塗布されるO
Pニス組成物2について詳細に説明する。
【0042】本形態に用いられるOPニス組成物2は、
各種のものが好適に利用でき、オフセット印刷機、凸版
印刷機、グラビア印刷機、専用のニス引き機等によって
用紙1の表面及び裏面に塗布される。
【0043】本形態にて用紙1に塗布されるOPニス組
成物2を例示すると、例えば、フェノール樹脂、マレイ
ン酸樹脂、水添ロジンエステル等の樹脂と、アマニ油、
シナキリ油、脱水ヒマシ油等の乾性油、さらに、コバル
トドライヤ、また必要に応じ、ゲル化剤、体質顔料等の
添加剤を加えたもの、また、低重合度の塩化ビニル・酢
酸ビニル共重合樹脂、アクリル酸エステル・スチレン共
重合樹脂、さらに、コロイダルディスパージョン、また
はエマルジョンの形で使用される各種アクリル共重合樹
脂、高酸価のロジンマレイン酸樹脂、セラミック及びそ
の誘導体等の樹脂、アルコール類やセロソルブ類等の補
助剤、また必要に応じ、水溶化剤、可塑剤、ワックス、
防湿剤等の添加剤を加えたもの、あるいは、ポリイソシ
アネートポリマーとポリオールからなる熱硬化性のポリ
ウレタン系の熱硬化型OPニス組成物等である。
【0044】そして、このようなOPニス組成物の中
で、最も好ましくは、紫外線硬化型を使用するのがよ
い。これは、紫外線硬化型インクのビヒクルと同様な組
成の紫外線硬化型のOPニス組成物で、紫外線照射によ
り、加熱なしでも乾燥が速く、かつ、用紙に付与する強
度、剛度あるいは耐水性を好適に向上できる。
【0045】また、OPニス組成物2の固形分は、OP
ニス組成物2に含まれる常温(20℃)で固体の成分で
あり、より具体的には、ビヒクルとして配合される各種
樹脂、乾性油によって構成されるものであって、溶媒成
分を除くものである。
【0046】オフセット印刷方式、グラビア印刷方式も
しくはシルクスクリーン方式等で塗工されたOPニス組
成物は、乾燥後実質的に無色透明の皮膜を形成する。
【0047】オフセット印刷方式で塗工する場合、本形
態にて用いられるOPニス組成物2は、ロジン変性フェ
ノール樹脂、石油樹脂、アルキッド樹脂、またはこれら
乾性油変性樹脂等の樹脂20〜80重量%、あまに油、
桐油、大豆油等の乾性油0〜80重量%、ノルマルパラ
フィン、イソパラフィン、アロマチックハイドロカーボ
ン、ナフテン、α−オレフィンまたはこれらの混合物等
の溶剤0〜80重量%、ドライヤー、乾燥抑制剤等の添
加剤1〜5重量%からなる(フッ素樹脂粒子を除き、合
計100重量%)ことが好ましい。より好ましくは、樹
脂1重量部に対して乾性油0.3から4重量部を配合す
る。
【0048】グラビア印刷方式で塗工する場合、本形態
にて用いられるOPニス組成物2は、アクリル系樹脂、
塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂、ポリエステル樹
脂、ウレタン樹脂、塩素化ポリオレフィン樹脂、塩化ゴ
ム樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂、ポリアミド
樹脂及びセルロース樹脂からなる群の中から選ばれる少
なくとも1種の樹脂20〜50重量%、及びトルエン、
酢酸エチル、酢酸イソブチル、メチルエチルケトン、メ
チルイソブチルケトン等の溶剤50〜80重量%からな
ることが好ましい。
【0049】また、本形態にて用いられるOPニス組成
物2は、活性エネルギー線硬化型OPニス組成物であっ
てもよい。活性エネルギー線硬化型OPニス組成物にお
いて、活性エネルギー線硬化型OPニス組成物は、紫外
線あるいは電子線等の活性エネルギー線によって硬化し
得るものであり、通常使用されているオフセット印刷用
活性エネルギー線硬化型OPニス組成物、シルクスクリ
ーン印刷用活性エネルギー線硬化型OPニス組成物、凸
版印刷用等活性エネルギー線硬化型OPニス組成物等を
用いることができる。このような活性エネルギー線硬化
型OPニス組成物は、基本的に、エチレン性不飽和二重
結合を有するモノマーまたはオリゴマーからなる活性エ
ネルギー線硬化性樹脂成分を含有し、必要に応じて、光
硬化開始剤、樹脂、増感剤、体質顔料、その他の各種添
加剤を含んでいてもよい。エチレン性不飽和二重結合を
有するモノマーまたはオリゴマーからなる活性エネルギ
ー線硬化性樹脂成分の例を挙げると、(メタ)アクリル
酸エステル、例えばエチレングリコールジ(メタ)アク
リレート、プロピレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、1,4−ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、
ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリ
メチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ジトリ
メチロールプロパンテトラ(メタ)アクリレート、ペン
タエリスリトールトリ(テトラ)(メタ)アクリレー
ト、ジペンタエリスリトールペンタ(ヘキサ)(メタ)
アクリレート等の多価アルコールの(メタ)アクリレー
トである。これら2種以上の混合物も使用できる。エチ
レン性不飽和二重結合を有するモノマーまたはオリゴマ
ー葉、活性エネルギー線硬化型OPニス組成物の固形分
として5〜100重量%の割合で用いることが好まし
い。
【0050】活性エネルギー線硬化型OPニス組成物に
使用され得る光硬化開始剤としては、一般的に市販され
る光硬化開始剤を使用することができる。そのような光
硬化開始剤の例を挙げると、例えば、イルガキュアー6
51、イルガキュアー184、ダロキュアー1173、
イルガキュアー907、イルガキュアー369(以上、
チバ・スペシャルティーケミカルズ社製);カヤキュア
ーDETX、カヤキュアーITX(以上、日本化薬社
製);ベンゾフェノン、アセトフェノン、4,4’−ビ
スジエチルアミノベンゾフェノン、ベンゾイン、ベンゾ
インエチルエーテル等であり、これらを単独でまたは2
種以上を組み合わせて用いることができる。また、光硬
化開始剤とともに、増感剤として、n−ブチルアミン、
トリエチルアミン、p−ジメチルアミノ安息香酸エチル
等の脂肪族アミン、芳香族アミンを併用してもよい。光
硬化開始剤、増感剤は、活性エネルギー線硬化型OPニ
ス組成物中に1〜20重量%の割合で使用することがで
きる。
【0051】本形態の活性エネルギー線硬化型OPニス
組成物に配合され得る樹脂は、OPニス組成物皮膜強度
の向上、印刷用紙への当該ニスの固着性の向上等の目的
で必要に応じて使用されるものである。そのような樹脂
としては、アルキッド樹脂、ポリエステル樹脂、石油樹
脂を用いることができ、さらには、(メタ)アクリル酸
で変成された樹脂を用いることもできる。(メタ)アク
リル酸変成樹脂としては、一分子内に(メタ)アクリロ
イル基を有するウレタン系(メタ)アクリレート、エポ
キシ系(メタ)アクリレート、ポリオール系(メタ)ア
クリレート等を例示することができる。これら樹脂は、
OPニス組成物中に、0〜90重量%の割合で使用する
ことができる。
【0052】その後、乾燥機60において、用紙1に塗
布されたOPニス組成物2に対する乾燥が行われ、さら
に、断裁機70において、搬送されてきた用紙1が所定
の大きさに断裁される。この際、用紙1の断裁面におい
ては、耐水性を有するテープ等を貼付することにより、
断裁面から用紙1に水分が浸透してしまうことを防止す
ることが考えられる。
【0053】本形態にて製造される印刷物は、用紙1の
肉厚が50μm以上であって、長尺タイプのものに好適
である。
【0054】(他の実施の形態)図6は、本発明の、印
刷物の製造方法の他の実施の形態を説明するための図で
あり、本形態における印刷物の製造方法を実現するため
の印刷機の一例を示す。
【0055】本形態における印刷機は図6に示すよう
に、印刷媒体である用紙101を供給する給紙機110
と、給紙機110から供給された用紙101に対して、
外部からの指示に基づく情報を印字する印刷部120
と、印刷部120にて情報が印字された用紙101に対
して、用紙101の表面及び裏面のうち少なくとも一方
の面に微細な凹部が形成されるような圧力を加える型圧
機130と、型圧機130にて微細な凹部が形成された
用紙101の搬送方向左右となる側面にオーバーコート
材であるOPニス組成物102を塗布するニス塗布部1
40と、ニス塗布部140にて搬送方向左右となる側面
にOPニス組成物102が塗布された用紙102の搬送
方向前後となる側面にOPニス組成物102を塗布する
ニス塗布部180と、ニス塗布部140,180にて側
面にOPニス組成物102が塗布された用紙101の表
面及び裏面のうち少なくとも微細な凹部が形成された面
にOPニス組成物102を塗布するニス塗布部150
と、ニス塗布部140,150,180にて用紙101
に塗布されたOPニス組成物102を乾燥させる乾燥機
160とから構成されている。
【0056】以下に、上記のように構成された印刷機を
用いた印刷物の製造方法について説明する。
【0057】給紙機110に格納された用紙101が不
図示の搬送手段によって1枚ずつ搬送されていくと、ま
ず、印刷部120において、外部からの指示に基づく情
報が用紙101に印字される。ここで、用紙101に印
字される情報においては、外部からの指示によって可変
であり、印刷部120に予め与えられ蓄積されている情
報が用紙101に印字されたり、印刷部120に接続さ
れた入力手段(不図示)を介して入力される情報が用紙
101に印字されたりする。
【0058】次に、型圧機130において、印刷部12
0にて情報が印字された用紙101に対して、図2に示
した用紙1と同様に、用紙101の表面及び裏面のうち
少なくとも一方の面に微細な凹部が形成されるような圧
力が加えられ、それにより、用紙101に微細な凹部が
形成される。
【0059】次に、ニス塗布部140において、型圧機
130にて凹部が形成された用紙101の搬送方向左右
となる側面にOPニス組成物102が塗布される。ここ
で、本形態におけるニス塗布部140の構成は、図3に
示したニス塗布部40の構成と同一であり、図3に示し
たニス塗布部40における用紙1の側面に対するOPニ
ス組成物2の塗布と同様にして、用紙101の搬送方向
左右となる側面にOPニス組成物102が塗布される。
【0060】次に、ニス塗布部180において、用紙1
01の搬送方向前後となる側面にニス組成物102が塗
布されるが、ニス塗布部180における用紙101に対
するニス組成物102の塗布は、例えば、図3に示した
ようなニス塗布部40を用いて、用紙101の搬送方向
を90度変えて行ったり、用紙101の搬送を一旦停止
させ、その状態で、用紙101をニス塗布ローラ41
a,42aとニス塗布ローラ41b,42bとによって
挟むようにして用紙101のニス組成物102が塗布さ
れていない側面にニス組成物102を塗布したりするこ
と等が考えられる。
【0061】次に、ニス塗布部150において、ニス塗
布部140,180にて側面にOPニス組成物102が
塗布された用紙101の表面及び裏面にOPニス組成物
102が塗布される。ここで、本形態におけるニス塗布
部150の構成は、図4に示したニス塗布部50の構成
と同一であり、図4に示したニス塗布部50における用
紙1の表面及び裏面に対するOPニス組成物2の塗布と
同様にして、用紙101の表面及び裏面にOPニス組成
物102が塗布される。
【0062】本形態における用紙101の表面及び裏面
にOPニス組成物102を塗布した場合においても、図
5に示したものと同様に、用紙101の表面及び裏面に
形成された凹部にOPニス組成物102が入り込むた
め、OPニス組成物102の塗布量は、表面が平坦な用
紙に塗布する場合と比べて少なくて済み、膜厚で0〜1
0μmの範囲の程度が好ましい。また、用紙101の表
面及び裏面には凹部がそれぞれ形成されているため、表
面が平坦な用紙に比べてOPニス組成物102に接する
面積が増大し、それにより、用紙101に浸透するOP
ニス組成物102の量が増えることになる。
【0063】その後、乾燥機160において、用紙10
1に塗布されたOPニス組成物102に対する乾燥が行
われる。
【0064】本形態にて製造される印刷物は、用紙1の
肉厚が50μm以上であって、棚札等のようなものに好
適である。
【0065】上述した2つの実施の形態においては、用
紙1,101の表面及び裏面に微細な凹部がそれぞれ形
成されており、さらに、用紙1,101の表面及び裏面
にOPニス組成物2,102を塗布した場合にこの凹部
にOPニス組成物2,102が入り込む構成であるた
め、用紙1,101の強度が強くなり、また、用紙1,
101の表面及び裏面にOPニス組成物2,102を塗
布した場合に、用紙1,101のOPニス組成物2,1
02に接する面積が増大し、それにより、用紙1,10
1に浸透するOPニス組成物2,102の量が増え、用
紙1,101の耐水性が向上する。また、用紙1,10
1の側面にもOPニス組成物2,102が塗布されてい
ることによっても、用紙1,101の耐水性が向上す
る。
【0066】また、上述した2つの実施の形態において
は、情報が印字された用紙1,101の表面及び裏面の
それぞれに凹部を形成し、さらに、凹部が形成された用
紙1,101の表面及び裏面のそれぞれにOPニス組成
物2,102を塗布しているが、用紙1,101の片面
のみに凹部を形成し、凹部が形成された面のみにOPニ
ス組成物2,102を塗布する構成としてもよい。
【0067】また、情報が印字された用紙1,101に
凹部を形成せずにOPニス組成物2を塗布するだけの構
成とした場合においても、用紙1,101の耐水性を向
上させることができる。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように本発明においては、
印刷媒体に情報を印字する工程と、情報が印字された印
刷媒体の少なくとも一方の面に微細な凹部を形成する工
程と、印刷媒体の凹部が形成された面にオーバーコート
材を塗布する工程と、このオーバーコート材を乾燥させ
る工程とを順次行うことにより印刷物が製造されるた
め、このように製造された印刷物においては、情報が印
字された印刷媒体の少なくとも一方の面に微細な凹部が
形成されており、また、印刷媒体の凹部が形成された面
にオーバーコート材を塗布した場合にこの凹部にオーバ
ーコート材が入り込む構成となり、それにより、印刷媒
体の強度が強くすることができ、また、印刷媒体の凹部
が形成された面にオーバーコート材を塗布した場合に、
印刷媒体のオーバーコート材に接する面積が増大し、そ
れにより、印刷媒体に浸透するオーバーコート材の量が
増え、印刷物の耐水性を向上させることができる。
【0069】また、印刷媒体の側面にもオーバーコート
材を塗布する工程を行う場合においても、印刷物の側面
から水分が浸透することを防止することができ、印刷物
の耐水性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の、印刷物の製造方法の実施の一形態を
説明するための図である。
【図2】図1に示した型圧機にて圧力が加えられた用紙
の断面図である。
【図3】図1に示したニス塗布部にて用紙の側面にOP
ニス組成物が塗布される際の処理を説明するための図で
ある。
【図4】図1に示したニス塗布部にて用紙の表面及び裏
面にOPニス組成物が塗布される際の処理を説明するた
めの図である。
【図5】図1に示した印刷機にてOPニス組成物が塗布
された用紙の断面図である。
【図6】本発明の、印刷物の製造方法の他の実施の形態
を説明するための図である。
【符号の説明】
1,101 用紙 2,102 OPニス組成物 3 凹部 10,110 給紙機 20,120 印刷部 30,130 型圧機 40,50,140,150,180 ニス塗布部 41a,41b,42a,42b,51a,51b
ニス塗布ローラ 43a,43b 隙間 44a,44b,52a,52b 紙押さえローラ 53a,53b ニス供給部 60,160 乾燥機 70 断裁機

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷媒体に情報を印字し、前記情報が印
    字された印刷媒体にオーバーコート材を塗布することに
    より印刷物を製造する印刷物の製造方法であって、 前記印刷媒体に情報を印字する工程と、 前記情報が印字された印刷媒体の印刷媒体の少なくとも
    一方の面に前記オーバーコート材を塗布する工程と、 前記オーバーコート材を乾燥させる工程とを有すること
    を特徴とする印刷物の製造方法。
  2. 【請求項2】 印刷媒体に情報を印字し、前記情報が印
    字された印刷媒体にオーバーコート材を塗布することに
    より印刷物を製造する印刷物の製造方法であって、 前記印刷媒体に情報を印字する工程と、 前記情報が印字された印刷媒体の少なくとも一方の面に
    微細な凹部を形成する工程と、 前記印刷媒体の前記凹部が形成された面に前記オーバー
    コート材を塗布する工程と、 前記オーバーコート材を乾燥させる工程とを有すること
    を特徴とする印刷物の製造方法。
  3. 【請求項3】 印刷媒体に情報を印字し、前記情報が印
    字された印刷媒体にオーバーコート材を塗布することに
    より印刷物を製造する印刷物の製造方法であって、 前記印刷媒体に情報を印字する工程と、 前記情報が印字された印刷媒体の側面に前記オーバーコ
    ート材を塗布する工程と、 側面に前記オーバーコート材が塗布された印刷媒体の少
    なくとも一方の面に前記オーバーコート材を塗布する工
    程と、 前記オーバーコート材を乾燥させる工程とを有すること
    を特徴とする印刷物の製造方法。
  4. 【請求項4】 印刷媒体に情報を印字し、前記情報が印
    字された印刷媒体にオーバーコート材を塗布することに
    より印刷物を製造する印刷物の製造方法であって、 前記印刷媒体に情報を印字する工程と、 前記情報が印字された印刷媒体の少なくとも一方の面に
    微細な凹部を形成する工程と、 前記情報が印字された印刷媒体の側面に前記オーバーコ
    ート材を塗布する工程と、 側面に前記オーバーコート材が塗布された印刷媒体の前
    記凹部が形成された面に前記オーバーコート材を塗布す
    る工程と、 前記オーバーコート材を乾燥させる工程とを有すること
    を特徴とする印刷物の製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の
    印刷物の製造方法により製造された印刷物。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の
    印刷物の製造方法により製造された印刷物であって、 前記印刷媒体の肉厚が50μm以上であることを特徴と
    する印刷物。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の印刷物において、 前記印刷媒体に形成される凹部は、当該印刷媒体の肉厚
    の30〜70%の深さを有することを特徴とする印刷
    物。
  8. 【請求項8】 請求項6または請求項7に記載の印刷物
    において、 前記オーバーコート材の塗布量は、前記印刷媒体の前記
    凹部が形成された面における膜厚が10μm以下となる
    ような量であることを特徴とする印刷物。
  9. 【請求項9】 請求項6乃至8のいずれか1項に記載の
    印刷物において、 当該印刷物は、長尺シートからなることを特徴とする印
    刷物。
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