JP2003136553A - 多層成形体およびその製造方法 - Google Patents

多層成形体およびその製造方法

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JP2003136553A JP2001340303A JP2001340303A JP2003136553A JP 2003136553 A JP2003136553 A JP 2003136553A JP 2001340303 A JP2001340303 A JP 2001340303A JP 2001340303 A JP2001340303 A JP 2001340303A JP 2003136553 A JP2003136553 A JP 2003136553A
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Shiro Katagiri
史朗 片桐
Yoshitaka Kobayashi
由卓 小林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】熱可塑性樹脂からなる基材表面の一部に2種類
以上の表皮材が接着剤を介さずに貼合一体化された表皮
材貼合部と表皮材非貼合部から構成され、表皮材貼合部
と表皮材非貼合部における基材が異種の熱可塑性樹脂か
らなり、かつ表皮材貼合部と表皮材非貼合部における基
材同士が接する部分が融着一体化している多層成形体に
おいて、外観良好で、接合強度も高く、基材の接合部に
おいて厚み変化の生じない多層成形体を開発する。 【解決手段】雌雄一対からなる金型の雌雄いずれか一方
の金型面の表皮材貼合部に対応する所定の位置に2種類
以上の表皮材をそれぞれ供給し、次いで各表皮材と雌雄
いづれか一方の金型面の間および表皮材非供給部の雌雄
両金型面間に、それぞれに対応する異種の熱可塑性樹脂
を供給し、型締めして、製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は熱可塑性樹脂からな
る基材表面の一部に2種類以上の表皮材が接着剤を介さ
ずに貼合一体化された表皮材貼合部と表皮材非貼合部か
ら構成される多層成形体およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】熱可塑性樹脂からなる基材表面の一部に
2種類以上の表皮材を貼合一体化した多層成形体はよく
知られており、自動車内装材の分野等で広く使用されて
いる。
【0003】また、このような多層成形体において、基
材が表皮材貼合部と表皮材非貼合部において異種の熱可
塑性樹脂からなる多層成形体も知られており、例えば、
コストの低減を目的として、表皮材非貼合部の基材部分
のみに耐衝撃性の高い熱可塑性樹脂を使用したり、表皮
材非貼合部の基材部分のみを木目調の熱可塑性樹脂基材
とする方法が知られている。
【0004】従来、このような多層成形体は、射出成形
や圧縮成形法により熱可塑性樹脂からなる基材表面に表
皮材を貼合した表皮材の種類の異なる部品を予めそれぞ
れに製造し、また、表皮材貼合部とは異種の熱可塑性樹
脂からなる基材から構成される部品を予め製造し、これ
らの部品同士を後工程でビス止め等により接合させるこ
とにより製造されていた。
【0005】しかしながら、このような多層成形体は、
基材同士が部分的に接合されているため外観も悪く、ま
た、接合強度が不十分であったり、接合部が部分的に厚
くなるため該多層成形体を他の部材に取り付けるために
障害が生じるなどの多くの問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このようなことから、
本発明者は、熱可塑性樹脂からなる基材表面の一部に2
種類以上の表皮材が接着剤を介さずに貼合一体化された
表皮材貼合部と表皮材非貼合部から構成される多層成形
体において、上記問題の生じることのない、外観良好
で、接合強度も高く、基材の接合部において厚み変化の
生じない多層成形体を開発すべく検討の結果、本発明に
至った。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、熱可
塑性樹脂からなる基材表面の一部に2種類以上の表皮材
が接着剤を介さずに貼合一体化された表皮材貼合部と表
皮材非貼合部から構成される多層成形体において、表皮
材貼合部と表皮材非貼合部における基材が異種の熱可塑
性樹脂からなり、かつ表皮材貼合部と表皮材非貼合部に
おける基材同士が接する部分が融着一体化してなる多層
成形体を提供するものである。
【0008】また、本発明は、雌雄一対からなる金型の
雌雄いずれか一方の金型面の表皮材貼合部に対応する所
定の位置に2種類以上の表皮材をそれぞれ供給し、次い
で各表皮材と雌雄いづれか一方の金型面の間および表皮
材非供給部の雌雄両金型面間に、それぞれに対応する異
種の熱可塑性樹脂を供給し、型締めすることからなる前
記多層成形体の製造方法を提供するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の多層成形体および
その製造方法について図面に基づいて具体的に説明す
る。尚、この説明は本発明の一例であり、本発明がこれ
に限定されるものではない。
【0010】
【実施例】図1は本発明の多層成形体(1)の例を示し
たものであって、その左図は表皮材側から見た平面図で
あり、右図はそのA−A’断面図である。この例におい
ては、多層成形体(1)は、基材部が第一の熱可塑性樹
脂(2)と第二の熱可塑性樹脂(3)から構成され、第
一の熱可塑性樹脂(2)から構成された基材表面には第
一の表皮材(5)と第二の表皮材(6)が接着剤を介せ
ず貼合一体化され、第二の熱可塑性樹脂(3)からなる
基材表面には表皮材が貼合されていない。尚、この例で
は表皮材が2種類の場合を示したが、貼合される表皮材
は2種類に限定されることなく、例えば、図2に示すよ
うに、3種類以上の表皮材が貼合されていても良い。図
2も図1と同様に、その左図は表皮材側から見た平面図
であり、右図はそのB−B’断面図である。
【0011】また、図1、図2の例では、第一の表皮材
および第二の表皮材という異なる表皮材が貼合されてい
る部分の基材樹脂については、貼合されている表皮材の
種類にかかわらず、第一の熱可塑性樹脂という共通の樹
脂からなる場合を示したが、図3に示すように、各表皮
材に対応して基材を構成する熱可塑性樹脂がそれぞれに
異なっていてもよい。もちろん、このことは表皮材毎に
これに対応する基材部の構成熱可塑性樹脂が異なること
を意味するのではなく、表皮材貼合部と表皮材非貼合部
の基材樹脂が異なる限りにおいて、表皮材が多種にわた
る場合には、表皮材貼合部に対応する基材同士は同一で
あってもよい。尚、図3も図1と同様に、その左図は表
皮材側から見た平面図であり、右図はそのC−C’断面
図である。
【0012】図1〜図3に例示されるような本発明の多
層成形体において、隣接する基材部同士は相隣り合う部
分の全域において融着一体化しており、基材同士が強固
に接合されている。
【0013】本発明において、基材樹脂として適用され
る熱可塑性樹脂は、圧縮成形、射出成形、押出成形など
で通常使用される樹脂であり、たとえばポリプロピレ
ン、ポリエチレン、アクリロニトリルースチレンーブタ
ジエンブロック共重合体、ポリスチレン、ナイロンなど
のポリアミド、ポリ塩化ビニル、ポリカーボネート、ア
クリル樹脂、スチレンーブタジエンブロック共重合体な
どの一般的な熱可塑性樹脂、EPMやEPDMなどの熱
可塑性エラストマー、これらの混合物、あるいはこれら
を用いたポリマーアロイ等が挙げられ、本発明において
はこれらを総称して熱可塑性樹脂という。
【0014】これらの熱可塑性樹脂には必要に応じて通
常使用されるガラス繊維、各種の無機もしくは有機フィ
ラーなどの充填材が含有されていてもよく、もちろん通
常使用される各種の顔料、滑材、帯電防止剤、安定剤な
どの各種添加材が配合されていてもよい。
【0015】本発明において、異種の熱可塑性樹脂と
は、表皮材貼合部と表皮材非貼合部に対応する基材部を
構成するそれぞれの樹脂が、樹脂の種類や樹脂組成物と
しての構成が異なっている場合や、樹脂の種類は同一で
あっても色や柄が異なる場合などを意味し、例えば第一
の熱可塑性樹脂がプロピレン系樹脂である場合に第二の
熱可塑性樹脂がエチレン−プロピレン共重合体である場
合や、第一、第二の両方の熱可塑性樹脂がプロピレン系
樹脂であっても、第一の熱可塑性樹脂が顔料を含有して
いるのに対して第二の熱可塑性樹脂が顔料を含有してい
ない場合や顔料その他の配合剤が異なっている場合など
が挙げられるが、少なくとも隣接する基材同士が熱融着
するように、それぞれの基材を構成する熱可塑性樹脂を
選択使用することが必要である。
【0016】また、本発明に適用される表皮材として
は、モケットやトリコット等の織物や編み物、ニードル
パンチカーペット等の不織布、金属フォイル、熱可塑性
樹脂もしくは熱可塑性エラストマーからなるシートまた
はフィルムが挙げられる。これらの表皮材は必要に応じ
て発泡層や裏打ち層が適宜積層された2層あるいは3層
以上とした積層表皮材であってもよいが、基材の熱可塑
性樹脂と直接的に熱融着可能なもの、あるいは表皮材裏
面に溶融状態の基材熱可塑性樹脂が含浸して基材樹脂と
接着可能なものであることが必要である。
【0017】この場合の表皮材の発泡層としては、ポリ
プロピレンやポリエチレンなどのポリオレフィンの発泡
体や、ポリ塩化ビニル発泡体、軟質あるいは半硬質のポ
リウレタン発泡体が好んで使用される。
【0018】本発明の多層成形体の製造方法は任意であ
るが、例えば、雌雄一対からなる金型の雌雄いずれか一
方の金型面の表皮材貼合部に対応する所定の位置に2種
類以上の表皮材をそれぞれ供給し、次いで各表皮材と雌
雄いづれか一方の金型面の間および表皮材非供給部の雌
雄両金型面間に、それぞれに対応する異種の熱可塑性樹
脂を供給し、型締めすることにより、表皮材と熱可塑性
樹脂を貼合一体化させる方法が代表的である。
【0019】以下に上記製造方法の一例を詳しく説明す
る。図4は開放状態にある雄金型(8)および雌金型
(9)の雄雌一対からなる金型間に、2種類の表皮材
(5、6)を供給した状態を示している。この例では2
種類の表皮材(5,6)の端部が接している例を示して
いるが、隣接することなくそれぞれの表皮材が独立して
供給されていてもよい。
【0020】この時、第一の表皮材(5)と第二の表皮
材(6)は、目的とする成形体のそれぞれの表皮材貼合
位置に対応するように、雄金型(8)の成形面の所定の
位置に載置するだけでもよいが、成形品表面における表
皮材の位置決めを確実にするため、雄型内に設けられた
クランプ装置により各表皮材を固定したり、雌金型
(9)側の成形面に真空吸引により固定してもよい。ま
た、表皮材が製品外周部にまで貼合される形態の場合に
は雄金型(9)の外周部に設けたクランプ枠で表皮材を
固定してもよい。
【0021】これらの表皮材は予め予備加熱を行なった
り、製品形状に応じて予備賦形を行なったものを用いて
もよい。
【0022】表皮材を供給した後、各表皮材と雌雄いず
れか一方の金型面(図では雄金型の成形面)および表皮
材非供給部の雌雄両金型面間に、それぞれに対応する異
種の熱可塑性樹脂を溶融状態で供給する。このとき、溶
融状熱可塑性樹脂の供給は、表皮材供給部と表皮材非供
給部のそれぞれに同時に行ってもよいが、通常は段階的
に行われ、より一般的には表皮材供給部に先に熱可塑性
樹脂を供給し、その後に表皮材非供給部に熱可塑性樹脂
が供給される。
【0023】図5は、金型間に供給した第一の表皮材
(5)及び第二の表皮材(6)と雄金型(8)の成形面
との間に溶融状の第一の熱可塑性樹脂(2)を金型内に
設けた樹脂供給通路(10)を介して供給している状態
が示されている。この例は、第一の表皮材(5)と第二
の表皮材(6)の貼合部の基材樹脂がともに第一の熱可
塑性樹脂からなる場合であるが、第一の表皮材(5)と
第二の表皮材(6)の貼合部の基材樹脂が異なる場合に
は、それぞれの表皮材貼合部に対応する樹脂供給口を設
け、それぞれの樹脂供給口から所望の熱可塑性樹脂を供
給すればよい。
【0024】第一の熱可塑性樹脂を供給する供給口の位
置は、通常は表皮材が貼合される位置に対応して設けら
れるが、キャビティ内に供給された溶融状熱可塑性樹脂
の流動状態によっては例外的に表皮材の貼合されない部
分に樹脂供給口が設けられることもある。また、第一の
熱可塑性樹脂供給時の雄雌両金型間のキャビティクリア
ランスは使用する表皮材の種類、供給する熱可塑性樹脂
の種類や溶融温度などの成形条件によって適宜決定され
る。
【0025】第一の熱可塑性樹脂(2)が供給された
後、または供給しながら型締めすることにより、基材樹
脂に表皮材が貼合された基材部が形成される。型締めの
タイミングは溶融状の第一の熱可塑性樹脂を供給しなが
ら、または供給完了後のどちらであってもよい。また、
供給完了後に型締めを行なう際には、溶融状の第一の熱
可塑性樹脂の供給完了後速やかに型締めを開始すること
が好ましい。この型締め工程は、表皮材貼合部における
キャビティクリアランスが最終製品厚みになるまで行っ
てもよいし、最終製品厚みよりも若干広くなる程度まで
であってもよく、これは次工程の第二の熱可塑性樹脂の
供給、型締めとの関係で決定される。尚、雌雄金型の型
締め方向は縦方向であっても横方向であってもよい。
【0026】この型締め工程において、供給された溶融
状の第一の熱可塑性樹脂(3)が型締めにより流動して
第二の熱可塑性樹脂(3)からなる基材部分に入り込む
のを防止するため、第一の熱可塑性樹脂からなる基材部
と第二の熱可塑性樹脂からなる基材部の境界部に対応す
る金型位置に樹脂止め枠(11)を設け、該樹脂止め枠
(11)を油圧等により金型キャビティ内に突出させ
て、第一の熱可塑性樹脂の流動を樹脂止め枠(11)で
遮断し、第二の熱可塑性樹脂(3)からなる基材部分に
流入するのを防止することができる。
【0027】尚、この樹脂止め枠(11)は、型締開始
時のみならず、第一の熱可塑性樹脂の供給開始時より金
型キャビティ内に突出させておいてもよい。
【0028】第一の熱可塑性樹脂(2)が供給された
後、または供給しながら型締めしたのち表皮材非貼合部
の雌雄金型間の金型キャビティに、溶融状の第二の熱可
塑性樹脂(3)を供給する。図6は、雄型(8)内に設
けられた第二の熱可塑性樹脂を供給するための樹脂供給
路(10)を介して金型キャビティ内に溶融状の第二の
熱可塑性樹脂を供給しているところを示している。この
例の場合には、キャビティクリアランスが最終製品厚み
よりも若干広い状態で第二の熱可塑性樹脂が供給されて
いる。係る場合には、第二の熱可塑性樹脂の供給開始と
ともに、あるいは供給完了後に型締めを行うことによ
り、表皮材貼合部も更に型締めされ、表皮材貼合部およ
び表皮材非貼合部の型締めが同時に完了する。
【0029】尚、前の工程において、表皮材貼合部にお
けるキャビティクリアランスが最終製品厚みになるまで
型締めを行った場合には、第二の熱可塑性樹脂が供給さ
れるキャビティは閉鎖状態になっており、第二の熱可塑
性樹脂は金型キャビティ内に射出充填されることにな
る。
【0030】尚、前記樹脂止め枠(11)を使用する場
合に、先の工程でキャビティ内に突出させた樹脂止め枠
は、第二の熱可塑性樹脂の供給開始時から供給完了まで
の任意の時間内、特に供給開始時には金型内に戻してお
くことが好ましい。
【0031】この後、冷却・固化を行い、雌雄両金型を
開放することにより、表皮材貼合部と表皮材非貼合部の
基材同士の接合部が強固に接合された成形品が取出され
る。尚、この接合部の状態は表皮材の形状等に応じて直
線状であってもよいし曲線状であってもよく、また、樹
脂止め枠を使用した場合には突き当て状態で接合面が熱
融着される場合が多いが、樹脂止め枠を使用しないよう
な場合には、一方の熱可塑性樹脂が他方の熱可塑性樹脂
の内部に潜り込むような状態で熱融着されることが多
い。
【0032】以上、表皮材貼合部に対応する部分から熱
可塑性樹脂の供給を開始する例を説明したが、上記説明
した方法に準じ、あるいは型締めのタイミングを調整す
ることにより、雌雄両金型間に表皮材を供給した後、表
皮材非貼合部に対応する部分から熱可塑性樹脂の供給を
開始したり、全ての熱可塑性樹脂の供給を同時に開始す
ることもできる。
【0033】
【発明の効果】本発明の多層成形体は、基材同士が接す
る部分が全域で融着一体化しているため、基材同士の接
合不良がなく、また表皮材貼合部も基材部と接着剤を用
いることなく一体的に強固に接合されており、しかも、
本発明の方法によればかかる多層成形体を容易に製造す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多層成形体の例を概略図で示したもの
であって、その左図は表皮材側からみた平面図を、右図
はその断面図である。
【図2】本発明の多層成形体の例を概略図で示したもの
であって、その左図は表皮材側からみた平面図を、右図
はその断面図である。
【図3】本発明の多層成形体の例を概略図で示したもの
であって、その左図は表皮材側からみた平面図を、右図
はその断面図である。
【図4】本発明の多層成形体の製造工程を金型の断面概
略図で示したものである
【図5】本発明の多層成形体の製造工程を金型の断面概
略図で示したものである
【図6】本発明の多層成形体の製造工程を金型の断面概
略図で示したものである
【符号の説明】
1:多層成形体 2:第一の熱可塑性樹脂 3:第二の熱可塑性樹脂 4:第三の熱可塑性樹脂 5:第一の表皮材 6:第二の表皮材 7:第三の表皮材 8:雄金型 9:雌雌型 10:樹脂供給通路 11:樹脂止め枠
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B29L 31:58 B29L 31:58 Fターム(参考) 4F100 AB01 AB33 AK01A AK04 AK07 AK12 AK15 AK25 AK45 AK48 AK73 AK74 AK75 AL09 AT00B BA02 BA03 BA07 BA41 DG12 DG13 DG15 DJ01 EC03A EH112 EJ172 GB33 JB16A JK06 JL11 4F204 AA04 AA09 AA11 AA13 AA15 AA21 AA28 AA29 AA45 AD03 AD05 AD08 AD16 AD17 AD36 AG03 AH26 FA01 FB01 FB15 FB25 FB28 FF01 FF50 FN11 FN15 FN17

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱可塑性樹脂からなる基材表面の一部に2
    種類以上の表皮材が接着剤を介さずに貼合一体化された
    表皮材貼合部と表皮材非貼合部から構成される多層成形
    体において、表皮材貼合部と表皮材非貼合部における基
    材が異種の熱可塑性樹脂からなり、かつ表皮材貼合部と
    表皮材非貼合部における基材同士が接する部分が融着一
    体化していることを特徴とする多層成形体。
  2. 【請求項2】多層成形体が自動車内装材であることを特
    徴とする請求項1の多層成形体。
  3. 【請求項3】熱可塑性樹脂からなる基材表面の一部に2
    種類以上の表皮材が接着剤を介さずに貼合一体化された
    表皮材貼合部と表皮材非貼合部から構成される多層成形
    体の製造方法であって、雌雄一対からなる金型の雌雄い
    ずれか一方の金型面の表皮材貼合部に対応する所定の位
    置に2種類以上の表皮材をそれぞれ供給し、次いで各表
    皮材と雌雄いづれか一方の金型面の間および表皮材非供
    給部の雌雄両金型面間に、それぞれに対応する異種の熱
    可塑性樹脂を供給し、型締めすることを特徴とする請求
    項1に記載の多層成形体の製造方法。
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