JP2003136249A - スポット溶接ガン - Google Patents

スポット溶接ガン

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JP2003136249A
JP2003136249A JP2001369302A JP2001369302A JP2003136249A JP 2003136249 A JP2003136249 A JP 2003136249A JP 2001369302 A JP2001369302 A JP 2001369302A JP 2001369302 A JP2001369302 A JP 2001369302A JP 2003136249 A JP2003136249 A JP 2003136249A
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Japan
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piston
arm
spot welding
cylinder
welding gun
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JP2001369302A
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Akio Nakamura
章男 中村
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Denyo Kogyo Kk
Original Assignee
Denyo Kogyo Kk
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Abstract

(57)【要約】 【目的】2段ストロークを達成するのに、簡単な構成
で、且つ、安価な構成となるスポット溶接ガンを提供す
ることである。 【構成】共通の支軸12周りに互いに回動自在に軸支さ
れた第1及び第2のアーム14,16と、第1のアーム
14の一端部に取り付けられた第1の電極と18、第2
のアーム16の一端部に取り付けられ、第1の電極18
と当接可能に設定された第2の電極20と、第1のアー
ム14と第2のアーム16との間に介設され、第1及び
第2の電極18,20間を開閉駆動するための駆動機構
22とを具備し、この駆動機構22は、第1のアーム1
4に取り付けられたシリンダ28と、このシリンダ28
内に摺動可能に収納され、先端部が第2のアーム16に
取り付けられたピストン30とを備え、シリンダ28と
ピストン30との間に、両電極18,20の離間時にお
けるピストン30の移動ストロークを解除可能に規制す
る規制機構32が介設されている事を特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、一対の電極によ
り被溶接材料を挟み込んだ状態で加圧し、これに短時間
の内に、大電流を供給して、抵抗発熱により溶接局部を
溶融させて接合させるためのスポット溶接ガン、特に、
各々の先端に電極が取り付けられた一対のアームが、支
軸周りに回動自在に軸支された所謂X型のスポット溶接
ガンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、抵抗溶接の一種として、薄板
状の金属板間を溶接するために、スポット溶接は広く用
いられている。特に、このスポット溶接は、多種金属間
の溶接可能性のある点や、熱影響の少ない点や、ほとん
ど自動的に溶接作業が行なわれることから、作業者の個
人差が入らずに、均質な溶接結果が得られる点等から、
特に、自動車製造技術においけるオートメーション化に
優れて対応する技術として、極めて一般的に用いられて
いる溶接技術である。
【0003】このスポット溶接機としては、作業者が直
接操作したり、ロボットアームの先端に取り付けて自動
化操作したりしやすく構成されたスポット溶接ガンが知
られている。このスポット溶接ガンの構成上の分類とし
ては、従来よりよく知られているように、C型ガンと、
X型ガンとの大別されている。
【0004】ここで、例えばX型ガンにおいては、従来
より、作業性の観点から、溶接動作時には、両電極の移
動ストロークを短く設定して狭くしか開かないように規
制し、効率のよい溶接動作を達成し、一方で、溶接動作
開始時や終了時には、両電極の移動ストロークを長く設
定して大きく開いて、確実なセット動作や終了動作が行
われるようになされている。
【0005】このような2段ストロークを達成するため
に、例えば従来において、両アームを開閉駆動させる駆
動機構として、図14乃至図16に示すダブルシリンダ
構造や、ピストンのストロークを規制する部材をシリン
ダーの外部に設ける構造が知られている。
【0006】このダブルシリンダタイプの従来技術に係
わるX型ガンの構成を概略説明すると、詳細は図示して
いないが、共通の支軸回りに回動自在に、第1及び第2
のアームが設けられており、第1及び第2のアームの各
々の先端には、互いに当接可能に、第1及び第2の電極
が取り付けられている。そして、第1及び第2のアーム
には、両者を開閉駆動して、第1及び第2の電極を接離
させるために、ダブルシリンダ構造の駆動機構70が介
設されている。
【0007】ここで、駆動機構70は、上述したように
ダブルシリンダ構造を呈するように構成されており、詳
細には、図14に示すように、外側の第1のシリンダ7
2を密閉した状態で形成し、この第1のシリンダ72内
に図中左方の側面が全面的に開放された第2のシリンダ
74を摺動自在に収納し、この第2のシリンダ74内に
ピストン76を摺動自在に収納し、ピストン76にピス
トンロッド78を図中左方に延出するように一体的に取
り付けると共に、このピストンロッド78を第2のシリ
ンダ74の図中左側の開放側面を介して第1のシリンダ
72の図中左側面から外部に取り出す構造が採用されて
いる。
【0008】そして、第1のシリンダ72のピストンロ
ッド78が設けられた側とは反対側の図中右側面に、第
1のエアーポート80を設け、この第1のエアーポート
80を介して、第1のシリンダ72の右側面と第2のシ
リンダ74との間の空間から規定される第1のシリンダ
室82に、作動流体としての圧縮空気を吸気・排気し、
また、第1のシリンダ72のピストンロッド78が設け
られた側の図中左側面に、第2のエアーポート84を設
け、この第2のエアーポート84を介して、第1のシリ
ンダ72の左側面と第2のシリンダ74との間の空間か
ら規定される第2のシリンダ室86に、作動流体として
の圧縮空気を吸気・排気し、また、ピストン76の図中
右側面に開口し、シリンダロッド78を貫通する状態
で、第3のエアーポート88を設け、この第3のエアー
ポート88を介して、第2のシリンダ74とピストン7
6との間の空間から規定される第3のシリンダ室90
に、作動流体としての圧縮空気を吸気・排気するように
構成されている。
【0009】以上のように構成される従来のダブルシリ
ンダ構造のX型ガンにおいては、(1)溶接動作を実行
するための加圧動作時においては、図14に示すよう
に、第1及び第3のエアーポート80,88を介して圧
縮空気を第1及び第3のシリンダ室82,90に導入
し、ピストンロッド78を最大限に突出させて、第1及
び第2の電極66,68を間に被溶接物を介設させた状
態で加圧し、(2)溶接位置を移動させる等で第1及び
第2の電極66,68を互いに離間させる場合には、図
15に示すように、図14に示す状態から、第3のエア
ーポート88からの圧縮空気の導入を停止して大気に連
通させ、第2のエアーポート84から第2のシリンダ室
86に圧縮空気を導入し、ピストンロッド78を第2の
シリンダ室86内に限定された状態で引き込み移動し、
第1及び第2の電極66,68間を小間隙だけ開放し
て、溶接位置の移動を行い、(3)X型ガンを被溶接物
にセットしたり、取り外す等で第1及び第2の電極6
6,68を互いに離間させる場合には、図16に示すよ
うに、図15に示す状態から、第1のエアーポート80
への圧縮空気の導入を停止して大気に連通させ、第2の
シリンダ74を第1のシリンダ室82の全域に渡り引き
込み移動し、第1及び第2の電極66,68間を大間隙
となるように開放する、ように動作する。
【0010】このようにして、第1及び第2の電極6
6,68の離間動作は、長短2種類のストロークを持っ
て行われることとなり、これにより、効率よく、溶接動
作を行うことができるようになされている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来技術に係わる2段ストロークを達成する駆
動機構は、ダブルシリンダ構造のものにおいては、2つ
のシリンダを設けなければならない等、構造が複雑で、
また、3つのエアー切り替えバルブが必要となる等、コ
ストが高くつく問題点が指摘されている。また、規制部
材をシリンダの外側に設けた構造のものにおいては、溶
接作業中に、この規制部材が強い力で動くこととなり、
この規制部材とスポット溶接ガンの本体との間に作業者
の手指等が挟まれて傷つく虞があり、危険防止の観点か
ら、改善が要望されている。
【0012】この発明は、上述した課題を解決するため
になされたもので、この発明の主たる目的は、2段スト
ロークを達成するのに、簡単な構成で、安全で、且つ、
安価な構成となるスポット溶接ガンを提供することであ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するため、この発明に係わるスポット溶接ガ
ンは、請求項1の記載によれば、共通の支軸周りに互い
に回動自在に軸支された第1及び第2のアームと、前記
第1のアームの一端部に取り付けられた第1の電極と、
前記第2のアームの一端部に取り付けられ、前記第1の
電極と当接可能に設定された第2の電極と、前記第1の
アームと前記第2のアームとの間に介設され、前記第1
及び第2の電極間を開閉駆動するための駆動手段とを具
備し、前記駆動手段は、前記第1のアームに取り付けら
れたシリンダと、このシリンダ内に摺動可能に収納さ
れ、先端部が前記第2のアームに取り付けられたピスト
ンとを備え、前記シリンダとピストンとの間に、前記両
電極の離間時における該ピストンの移動ストロークを解
除可能に規制する規制手段が介設されている事を特徴と
している。
【0014】また、この発明に係わるスポット溶接ガン
は、請求項2の記載によれば、前記シリンダは、前記第
1のアームに固定され、前記ピストンは前記第2のアー
ムに回動自在に連結されていることを特徴としている。
【0015】また、この発明に係わるスポット溶接ガン
は、請求項3の記載によれば、前記駆動手段は、前記第
1のアームの他端部と、前記第2のアームの前記支軸と
前記一端部との間の部位との間に架設されていることを
特徴としている。
【0016】また、この発明に係わるスポット溶接ガン
は、請求項4の記載によれば、前記第1及び第2の電極
間は、前記規制手段により前記ピストンの移動ストロー
クが規制された状態で、小間隔が規定され、前記規制手
段による前記ピストンの移動ストロークが規制されてい
ない状態で、大間隔が規定されることを特徴としてい
る。
【0017】また、この発明に係わるスポット溶接ガン
は、請求項5の記載によれば、前記規制手段は、前記シ
リンダに、これの中心軸線周りに回動自在に、且つ、前
記中心軸線に沿って移動不能に取り付けられ、断面扁平
状に形成された規制部材と、前記ピストンに、これの前
記規制部材が配設された側の端面に開口した状態で、前
記中心軸線に沿って延出して形成され、その断面形状
を、前記規制部材が所定の第1の角度位置にある場合に
は該規制部材の挿通を許容し、前記規制部材が前記第1
の角度位置とは異なる第2の角度位置にある場合には、
該規制部材の挿通を阻止するように形成された穴部とを
備え、前記規制部材が前記第1の角度位置にある場合
に、前記ピストンの移動ストロークが規制されず、前記
第1の角度位置とは異なる第2の角度位置にある場合
に、前記ピストンの移動ストロークが規制される状態と
なることを特徴としている。
【0018】また、この発明に係わるスポット溶接ガン
は、請求項6の記載によれば、前記規制部材は、前記シ
リンダを貫通して外部に突出した端部を有し、この突出
端部は、操作者により回動自在となされていることを特
徴としている。
【0019】また、この発明に係わるスポット溶接ガン
は、請求項7の記載によれば、前記規制部材の突出端部
には、これに略直交する方向に沿って延出するレバーが
一体的に取り付けられ、操作者は、前記レバーを回動操
作することにより、前記ピストンの移動ストロークの規
制又は規制解除を切り替えて、前記第1及び第2の電極
間の開き具合を異ならせることを特徴としている。
【0020】また、この発明に係わるスポット溶接ガン
は、請求項8の記載によれば、前記規制部材は、付勢部
材により、前記第1の角度位置から前記第2の角度位置
に向けて回動付勢されていて、該第2の角度位置に弾性
的に保持されていることを特徴としている。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に、この発明に係わるスポッ
ト溶接ガンの実施の形態(一実施例)を、添付図面の図
1乃至図12に基づいて、詳細に説明する。
【0022】図1に溶接動作時における加圧位置にある
状態で示すように、このスポット溶接ガン10は、操作
者により把持されるハンディタイプのX型ガンであり、
共通の支軸12周りに互いに回動自在に軸支された第1
及び第2のアーム14,16と、第1のアーム14の先
端部(一端部)に取り付けられた第1の電極18と、第
2の電極16の先端部(一端部)に取り付けられ、第1
の電極18と当接可能に設定された第2の電極20と、
第1のアーム14と第2のアーム16との間に介設さ
れ、第1及び第2の電極18,20間を開閉駆動するた
めの駆動機構22とを備えて概略構成されている。
【0023】また、第1及び第2のアーム14,16に
は、夫々に、操作者の両手により夫々把持されるグリッ
プエンド24,26が取り付けられており、図示してい
ないが、夫々のグリップエンド24,26には、対応す
る電極18,20間に通電するための電気ケーブルが接
続されている。
【0024】ここで、上述した駆動機構22は、図2に
拡大した状態で示すように、第1のアーム14に取り付
けられたシリンダ28と、このシリンダ28内に摺動可
能に収納され、先端部が第2のアーム16に取り付けら
れたピストン30とを備えており、シリンダ28とピス
トン30との間には、ピストン30の引き込み方向の移
動ストローク(即ち、第1及び第2の電極18,20の
離間時のストローク)を解除可能に規制する規制機構3
2が介設されている。また、駆動機構22は、第1のア
ーム14の他端部と、第2のアーム16の支軸12と先
端部との間の部位との間に架設されている。
【0025】より具体的には、シリンダ28は、内部が
密閉された円筒状の筐体から構成され、第1のアーム1
4の他端部に一体的に取り付けられることにより固定さ
れている。ピストン30は、図3及び図4に取り出して
示すように、シリンダ28の内周面に気密状態を維持し
つつ摺動自在に設けられ、シリンダ28の内部空間を、
図中右方の第1のシリンダ室34Aと、図中左方の第2
のシリンダ室34Bとに分離するピストン本体30A
と、このピストン本体30Aからシリンダ28の図中左
側壁を気密に貫通して第2のアーム16に向けて延出す
るピストンロッド30Bとから一体的に構成され、この
ピストンロッド30Bの先端は、第2のアーム16に回
動自在に連結機構36を介して連結されている。この連
結機構36に関しては、後に説明する。
【0026】上述したシリンダ28の図中右側壁には、
第1のシリンダ室34Aに作動流体としての圧縮空気を
吸気/排気するための第1のエアーポート38が形成さ
れており、シリンダ28の図中左側壁には、第2のシリ
ンダ室34Bに作動流体としての圧縮空気を吸気/排気
するための第2のエアーポート40が形成されている。
そして、第1のエアーポート38は図示しない切り替え
弁を介して圧縮ポンプ又は大気に切り替え可能に接続さ
れており、第2のエアーポート40は、上述のの切り替
え弁を介して圧縮ポンプ又は大気に切り替え可能に接続
されている。
【0027】このようにシリンダ28と圧縮ポンプとは
切り替え弁を介して接続されているので、切り替え弁が
第1のシリンダ室34Aと圧縮ポンプとを接続し、第2
のシリンダ室34Bと大気とを接続する状態で、ピスト
ン30は図中左方に移動偏倚され、図1に示すように、
第1及び第2のアーム14,16は互いに接近するよう
に回動し、第1及び第2の電極18,20は、互いに圧
接する加圧位置にもたらされることになる。
【0028】一方、この図1に示す加圧位置から、切り
替え弁が第1のシリンダ室34Aと大気とを接続し、第
2のシリンダ室34Bと圧縮ポンプとを接続する状態
で、ピストン30は図中右方に移動偏倚され、第1及び
第2の電極18,20は、互いに離間する方向に回動偏
倚されることになる。
【0029】ここで、上述した規制機構32は、本発明
の特徴の一つを構成するものであり、第1及び第2の電
極18,20の離間時において、ピストン30の引き込
み動作(第1及び第2の電極18,20が互いに離間す
る方向の動作)の為の移動ストロークを規制する事によ
り、第1及び第2の電極18,20の間隙が小間隔に規
制され、ピストン30の引き込み動作の為の移動ストロ
ークを規制しないことにより、第1及び第2の電極1
8,20の間隙が大間隔となることを許容されるように
構成されており、このようにして、ピストン30の引き
込み時の2段移動ストローク、即ち、第1及び第2の電
極18,20間の離間動作時の2段移動ストロークを規
定するように構成されている。
【0030】より具体的には、この規制機構32は、図
2に再び示すように、上述したシリンダ28の図中右側
壁に、これの中心軸線周りに回動自在に、且つ、この中
心軸線に沿って移動不能に取り付けられ、断面扁平状に
形成された規制部材42と、上述したピストン30に、
これの規制部材42が配設された側の端面に開口した状
態で、シリンダ28の中心軸線に沿って延出して形成さ
れ、その断面形状を、規制部材42が所定の第1の角度
位置にある場合にはこの規制部材42の挿通を許容し、
規制部材42が第1の角度位置とは所定角度、例えば9
0度だけ異なる(偏倚した)第2の角度位置にある場合
には、規制部材42の挿通を阻止するように形成された
穴部44とを備えて構成されている。
【0031】このように規制機構32は構成されている
ので、この規制部材42が第1の角度位置にある場合
に、ピストン30の引き込み移動ストロークが規制され
ず、従って、第1及び第2の電極18,20の離間時に
おいて両者の間隙が大間隔となることを許容され、ま
た、上述した第1の角度位置から90度だけ偏倚した第
2の角度位置にある場合に、ピストン30の引き込み移
動ストロークが規制され、従って、第1及び第2の電極
18,20の離間時において両者の間隙が小間隔となる
ように制限される状態となる。
【0032】ここで、上述した規制機構32の一構成要
素としての規制部材42は、この一実施例においては、
図5及び図6に取り出して示すように、シリンダ28の
図中右側壁に、これを貫通した状態で回動自在に、且
つ、シリンダ28の中心軸線に沿って移動不能な状態で
取り付けられた取り付け部42Aと、この取り付け部4
2Aから穴部44に向けて延出する規制片42Bとを一
体的に備え、この規制片42Bは、図4から明らかなよ
うに、断面扁平状、より詳細には、断面長方形状に形成
されている。
【0033】一方、上述した規制機構32の他の構成要
素としての穴部44は、図2から明らかなように、ピス
トン本体30Aの図中右方端面に開口すると共に、上述
した規制部材42の取り付け部42Aが、何れの角度位
置にあろうと嵌入可能に所定深さを有して形成された大
径穴部44Aと、図7及び図8に夫々断面で示すよう
に、この大径穴部44Aから奥側にこれに連続して形成
され、大径穴部44Aの底面(図中、左側面)に開口す
ると共に、直径方向に関して互いに対向する部分が半径
方向内方に向けて狭まるように形成され、上述した規制
部材42の規制片42Bが第1の角度位置にある場合に
のみ嵌入可能となされた規制穴部44Bとを備えて構成
されている。
【0034】ここで、上記断面形状の規制穴部44Bを
規定するために、大径穴部44Aに連続する部分の内周
面には、直径方向に関して互いに対向する一対の膨出部
30C,30Cが、半径方向内方に向けて緩やかに膨出
する状態で一体的に設けられている。換言すれば、これ
ら膨出部30C,30Cの開口側の端部が、丁度、肩部
を構成する状態で、大径穴部44Aの内周面から半径方
向内方に張り出した状態で存在することになる。
【0035】尚、この一実施例においては、穴部44
は、図4に示すように、その規制穴部44Bが図中縦方
向に延出する状態で配設されており、規制部材42の規
制片42Bが図4において破線で示すように起立状態と
なる角度位置にある状態で、第1の角度位置を規定さ
れ、従って、規制片42Bは規制穴部44B内に嵌入可
能な状態となり、ピストン30の引き込み時の移動が何
ら規制されないものであり、一方で、図4において一点
鎖線で示すように規制片42Bが90度だけ回転偏倚さ
れた状態で、第2の角度位置を規定され、従って、規制
片42Bは規制穴部44Bを規定する膨出部30C,3
0Cの肩部に係合し、ピストン30の引き込み時の移動
ストロークが規制されることになる。
【0036】一方、両膨出部30C,30Cは、ピスト
ンロッド30Bと一体に形成されているものであり、こ
の実施例では、ピストン30自体がアルミニウム製の鋳
造品として成形されているために、これら膨出部30
C,30Cも当然にアルミニウム製となっている。この
ため、こらら膨出部30C,30Cの端面(即ち、肩
部)に、上述した規制片42Bの先端部が強く衝突する
と、破損される虞がある。
【0037】このためこの一実施例においては、これら
膨出部30C,30Cの各端面に鋼鉄製のボルト46,
46が頭部を露出した状態で埋め込まれている。この結
果、規制片42Bの先端は、これらボルト46,46の
頭部に当接(衝突)した状態で、その移動を規制される
こととなり、膨出部30C,30Cが破損する虞が確実
に解消されることになる。
【0038】また、上述した規制部材42の取り付け部
42Aは、シリンダ28の図中右側壁を貫通して外部に
突出した端部を有し、この突出端部には、図2に示すよ
うに、これに略直交する方向に沿って延出する操作レバ
ー48が一体的に取り付けられている。ここで、この規
制部材42は、付勢ばね50により、上述した大間隔を
規定する第1の角度位置(図9に示す)から、小間隔を
規定する第2の角度位置(図10に示す)に向けて回動
付勢されていて、この第2の角度位置に弾性的に保持さ
れている。
【0039】そして、操作者は、操作レバー48を回動
操作することにより、ピストン30の移動ストロークの
規制又は規制解除を切り替えて、第1及び第2の電極1
8,20間の開き具合(開放位置)を異ならせることが
できることになる。
【0040】より具体的には、操作者が操作レバー48
を何ら操作しない状態では、図10に示すように、操作
レバー48は付勢ばね50の付勢力により、第2の角度
位置に弾性的に保持されており、この状態で、第1及び
第2の電極18,20は、互いに小間隔しか離間できな
いこと(即ち、小開放位置)になる。一方、操作者が操
作レバー48を第2の角度位置から、図9に示すよう
に、第1の角度位置に、付勢ばね50の付勢力に抗して
回動偏倚させた場合には、第1及び第2の電極18,2
0は、大間隔をもって互いに離間することができること
(即ち、大開放位置)になる。尚、操作者が第1の角度
位置にある操作レバー48から手を離した場合には、付
勢ばね50の付勢力により、操作レバー48は第1の角
度位置から第2の角度位置に自動的に復帰することは言
うまでもない。
【0041】次に、ピストンロッド30Bの先端を第2
のアーム16に回動自在に連結するための連結機構36
を、図2を再び参照して説明する。
【0042】この連結機構36は、ピストン30の先端
に回転自在に取り付けられたガイドピン52と、このガ
イドピン52が摺動可能に挿通されるように、第2のア
ーム16の、支軸12と第2の電極20が取り付けられ
た先端部との間の部位に形成された長穴54とを備えて
構成されている。ここで、この長穴54は、ピストン3
0の進退方向に交差する方向、具体的には直交する方向
に沿って延出するように形成されている。
【0043】このように連結機構36は構成されている
ので、ピストン30の進退に応じて、ガイドピン52は
長穴54内を移動しつつ、第2のアーム16を回動させ
ることとなり、これにより、第2のアーム16は第1の
アーム14に対して支軸12回りに確実に回転駆動され
ることになる。
【0044】以上のように構成されるスポット溶接ガン
10においては、切り替え弁が第1のシリンダ室34A
と圧縮ポンプとを接続し、切り替え弁が第2のシリンダ
室34Bと大気とを接続することにより、ピストン30
は図中左方に移動偏倚され、図1に示すように、第1及
び第2の電極18,20は、互いに圧接する加圧位置に
もたらされることになる。この加圧位置において、第1
及び第2の電極18,20間に所定電圧の電流を通電す
ることにより、両電極18,20間に挟持された被溶接
板(図示せず)は、互いに溶融して溶接されることにな
る。
【0045】この加圧位置から、溶接動作を一旦中断し
て溶接位置を変更する場合には、操作レバー48を図1
0にある状態を保持して(即ち、操作レバー48を何ら
操作せず)、切り替え弁が第1のシリンダ室34Aと大
気とを接続し、第2のシリンダ室34Bと圧縮ポンプと
を接続するように夫々切り替える。これにより、ピスト
ン30は図中右方に移動偏倚され、第1及び第2の電極
18,20は、互いに離間する方向に回動偏倚されるこ
とになる。ここで、規制部材42は、第2の角度位置に
保持されているので、図4に一点鎖線で示すように、規
制部材42の規制片42Bは、穴部44の規制穴部44
Bの張り出し部分を規定する膨出部30C,30Cの肩
部に埋設された一対のボルト46,46の頭部に係合
し、ピストン30の引き込み時の移動ストロークが規制
されることになる。
【0046】このようにして、図11に示すように,第
1及び第2の電極18,20が小間隔だけ離間した小開
放状態が規定されることになる。この結果、操作者は、
短時間の内に、溶接位置を変更することができることな
り、作業効率が格段に向上することになる。
【0047】一方、上述した加圧位置から、溶接動作を
終了して、溶接位置からこのスポット溶接ガン10を取
り外す場合には、操作レバー48を図10にある状態か
ら、付勢ばね50の付勢力に抗して、図中時計方向に回
動して、図9に示すように第1の角度位置にもたらす。
この状態で、切り替え弁が第1のシリンダ室34Aと圧
縮ポンプとを接続し、第2のシリンダ室34Bと大気と
を接続するように夫々切り替える。
【0048】これにより、ピストン30は図中右方に移
動偏倚され、第1及び第2の電極18,20は、互いに
離間する方向に回動偏倚されることになる。ここで、規
制部材42は、第1の角度位置に保持されているので、
図4に破線で示すように、規制部材42の規制片42B
は、穴部44の規制穴部44Bを規定する膨出部30
C,30Cの肩部に埋設された一対のボルトの頭部に係
合することなく、規制穴部44B内に嵌入することにな
る。この結果、ピストン30の引き込み時の移動ストロ
ークが何ら規制されることがなくなる。
【0049】このようにして、図12に示すように,第
1及び第2の電極18,20が大間隔だけ離間した大開
放状態が規定されることになる。この結果、操作者は、
このスポット溶接ガン10をきわめて容易に溶接位置か
ら取り外すことができ、その作業性が格段に向上するこ
とになる。
【0050】この発明は、上述した実施の態様に限定さ
れること無く、この発明の要旨を逸脱しない範囲で、種
々変形可能であることはいうまでもない。
【0051】例えば、上述した実施例においては、駆動
機構22のシリンダ28は第1のアーム14に固定さ
れ、このシリンダ28に進退自在に取り付けれたピスト
ン30が第2のアーム16に連結機構36を介して回動
自在に連結されるように説明したが、この発明は、この
ような構成に限定されることなく、例えば、シリンダ2
8を第1のアーム14に回動自在に取り付けることによ
り、ピストン30の先端を、第2のアーム16に、単
に、回動自在に連結することができるものである。
【0052】また、上述した実施例においては、シリン
ダ28に第1及び第2のエアーポート38,40を介し
て、第1及び第2のシリンダ室34A、34Bに夫々作
動流体としての圧縮空気を吸気・排気するようにして、
ピストン30を進退駆動するように説明したが、この発
明は、このような構成に限定されることなく、ピストン
30の突出動作(即ち、両電極18,20の閉じ動作)
は、上述した圧縮空気を利用するが、ピストン30の引
き込み動作(即ち、両電極18,20の開放動作)は、
図示しないリターンスプリングの付勢力を利用するよう
にしてもよいものである。
【0053】また、上述した実施例においては、操作レ
バー48は、付勢ばね50の付勢力により第2の角度位
置に弾性的に保持されるように説明したが、この発明
は、このような構成に限定されることなく、トグルばね
等を利用して、第1又は第2の角度位置に択一的に弾性
保持されるように構成してもよいし、ばねを用いずに、
例えば摩擦系係合により停止位置を保持するように構成
してもよいものである。また、上述した実施例において
は、スポット溶接ガンとしてX型のガン10に適用され
るように説明したが、この発明は、このような適用例に
限定されることなく、例えば、図13に示すように、C
型のガン60に適用することができることは言うまでも
ない。尚、図13に示すC型ガン60の各構成要件につ
いては、一対のアームの作動形態が異なるのみであるの
で、上述した実施例と同様な部分に同一符号を付して、
その説明を省略する。
【0054】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、2段ストロークを達成するのに、簡単な構成で、且
つ、安価な構成となるスポット溶接ガンが提供されるこ
とになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わるスポット溶接ガンの構成をX
型に適用した場合につき、溶接位置(加圧位置)にある
状態で示す正面部分断面図である。
【図2】図1に示すスポット溶接ガンから駆動機構を取
り出して示す正面断面図である。
【図3】図2に示す駆動機構からピストンを取り出して
示す正面図である。
【図4】図3に示すピストンの側面形状を示す側面図で
ある。
【図5】規制機構を構成する規制部材を取り出して示す
正面図である。
【図6】図5に示す規制部材の側面形状を示す側面図で
ある。
【図7】穴部の形状を説明するために、図4に示すピス
トンをX−X線に沿って切断した状態で示す断面図であ
る。
【図8】穴部の形状を説明するために、図4に示すピス
トンをY−Y線に沿って切断した状態で示す断面図であ
る。
【図9】操作レバーが第1の角度位置にある状態でシリ
ンダを示す側面図である。
【図10】操作レバーが第2の角度位置にある状態でシ
リンダを示す側面図である。
【図11】スポット溶接ガンを、第1及び第2の電極が
小間隔だけ離間した小開放状態で示す正面図である。
【図12】スポット溶接ガンを、第1及び第2の電極が
大間隔に渡り離間した大開放状態で示す正面図である。
【図13】この発明に係わるスポット溶接ガンをC型に
適用した場合の構成を示す正面部分断面図である。
【図14】従来のスポット溶接ガンの駆動機構を、加圧
状態で示す正面断面図である。
【図15】従来のスポット溶接ガンの駆動機構を、小開
放状態で示す正面断面図である。
【図16】従来のスポット溶接ガンの駆動機構を、大開
放状態で示す正面断面図である。
【符号の説明】
10 スポット溶接ガン 12 支軸 14 第1のアーム 16 第2のアーム 18 第1の電極 20 第2の電極 22 駆動機構 24 第1のグリップエンド 26 第2のグリップエンド 28 シリンダ 30 ピストン 30A ピストン本体 30B ピストンロッド 30C 膨出部 32 規制機構 34A 第1のシリンダ室 34B 第2のシリンダ室 36 連結機構 38 第1のエアーポート 40 第2のエアーポート 42 規制部材 42A 取り付け部 42B 規制片 44 穴部 44A 大径穴部 44B 規制穴部 46 ボルト 48 操作レバー 50 付勢ばね 52 ガイドピン 54 長穴 60 C型ガン (従来技術) 70 駆動機構 72 第1のシリンダ 74 第2のシリンダ 76 ピストン 78 ピストンロッド 80 第1のエアーポート 82 第1のシリンダ室 84 第2のエアーポート 86 第2のシリンダ室 88 第3のエアーポート 90 第3のシリンダ室

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】共通の支軸周りに互いに回動自在に軸支さ
    れた第1及び第2のアームと、 前記第1のアームの一端部に取り付けられた第1の電極
    と、 前記第2のアームの一端部に取り付けられ、前記第1の
    電極と当接可能に設定された第2の電極と、 前記第1のアームと前記第2のアームとに間に介設さ
    れ、前記第1及び第2の電極間を開閉駆動するための駆
    動手段とを具備し、 前記駆動手段は、 前記第1のアームに取り付けられたシリンダと、 このシリンダ内に摺動可能に収納され、先端部が前記第
    2のアームに取り付けられたピストンとを備え、 前記シリンダとピストンとの間に、前記両電極の離間時
    における該ピストンの移動ストロークを解除可能に規制
    する規制手段が介設されている事を特徴とするスポット
    溶接ガン。
  2. 【請求項2】前記シリンダは、前記第1のアームに固定
    され、 前記ピストンは前記第2のアームに回動自在に連結され
    ていることを特徴とする請求項1に記載のスポット溶接
    ガン。
  3. 【請求項3】前記駆動手段は、前記第1のアームの他端
    部と、前記第2のアームの前記支軸と前記一端部との間
    の部位との間に架設されていることを特徴とする請求項
    1又は2に記載のスポット溶接ガン。
  4. 【請求項4】前記第1及び第2の電極間は、前記規制手
    段により前記ピストンの移動ストロークが規制された状
    態で、小間隔が規定され、前記規制手段による前記ピス
    トンの移動ストロークが規制されていない状態で、大間
    隔が規定されることを特徴とする請求項1に記載のスポ
    ット溶接ガン。
  5. 【請求項5】前記規制手段は、 前記シリンダに、これの中心軸線周りに回動自在に、且
    つ、前記中心軸線に沿って移動不能に取り付けられ、断
    面扁平状に形成された規制部材と、 前記ピストンに、これの前記規制部材が配設された側の
    端面に開口した状態で、前記中心軸線に沿って延出して
    形成され、その断面形状を、前記規制部材が所定の第1
    の角度位置にある場合には該規制部材の挿通を許容し、
    前記規制部材が前記第1の角度位置とは異なる第2の角
    度位置にある場合には、該規制部材の挿通を阻止するよ
    うに形成された穴部とを備え、 前記規制部材が前記第1の角度位置にある場合に、前記
    ピストンの移動ストロークが規制されず、前記第1の角
    度位置とは異なる第2の角度位置にある場合に、前記ピ
    ストンの移動ストロークが規制される状態となることを
    特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載のスポッ
    ト溶接ガン。
  6. 【請求項6】前記規制部材は、前記シリンダを貫通して
    外部に突出した端部を有し、 この突出端部は、操作者により回動自在となされている
    ことを特徴とする請求項5に記載のスポット溶接ガン。
  7. 【請求項7】前記規制部材の突出端部には、これに略直
    交する方向に沿って延出するレバーが一体的に取り付け
    られ、 操作者は、前記レバーを回動操作することにより、前記
    ピストンの移動ストロークの規制又は規制解除を切り替
    えて、前記第1及び第2の電極間の開き具合を異ならせ
    ることを特徴とする請求項6に記載のスポット溶接ガ
    ン。
  8. 【請求項8】前記規制部材は、付勢部材により、前記第
    1の角度位置から前記第2の角度位置に向けて回動付勢
    されていて、該第2の角度位置に弾性的に保持されてい
    ることを特徴とする請求項7に記載のスポット溶接ガ
    ン。
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