JP2003136191A - 鋳造モールド用ガス抜き弁装置 - Google Patents

鋳造モールド用ガス抜き弁装置

Info

Publication number
JP2003136191A
JP2003136191A JP2002259583A JP2002259583A JP2003136191A JP 2003136191 A JP2003136191 A JP 2003136191A JP 2002259583 A JP2002259583 A JP 2002259583A JP 2002259583 A JP2002259583 A JP 2002259583A JP 2003136191 A JP2003136191 A JP 2003136191A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
degassing
chamber
closing
gas vent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002259583A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4256647B2 (ja
Inventor
Andreas Wuthrich
ヴェスリッヒ アンドレアス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fondarex SA
Original Assignee
Fondarex SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fondarex SA filed Critical Fondarex SA
Publication of JP2003136191A publication Critical patent/JP2003136191A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4256647B2 publication Critical patent/JP4256647B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D17/00Pressure die casting or injection die casting, i.e. casting in which the metal is forced into a mould under high pressure
    • B22D17/20Accessories: Details
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D17/00Pressure die casting or injection die casting, i.e. casting in which the metal is forced into a mould under high pressure
    • B22D17/14Machines with evacuated die cavity
    • B22D17/145Venting means therefor

Abstract

(57)【要約】 【課題】 迅速に閉塞できる鋳造モールド用ガス抜き弁
装置を提供する。 【解決手段】 弁ハウジング2と、弁ハウジング内のガ
ス抜き室6と、弁ハウジング内で、ガス抜き室6に連通
するガス抜き孔7と、弁ハウジング内の弁閉塞部材20
とを有するガス抜き弁1を具える。ガス抜き孔7により
ガス抜き室を周囲の大気に連通させる開放位置と、ガス
抜き孔によりガス抜き室を周囲の大気に対しシ−ルする
閉塞位置との間に弁閉塞部材20は移動できる。壁部1
4を有する液圧室13はその内部に発生した超過圧力に
より、壁部が弾性的に変形して、弁閉塞部材をその開放
位置に摩擦でロックする。この時、弁閉塞部材に結合さ
れた弁板部材23に、空気圧が加わり、弁閉塞部材をそ
の閉塞方向に押圧しているから、ガス抜き孔内に進入し
た鋳造材料をセンサ30が検出し、液圧室内の超過圧力
を僅かに減少させれば、ガス抜き弁を迅速に閉塞するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は弁ハウジングと、こ
の弁ハウジングの内部に設置されたガス抜き孔と、弁ハ
ウジングの内部に設置され、開放位置と閉塞位置との間
に動くようにした弁閉塞部材とを有するガス抜き弁を具
える鋳造モールド用ガス抜き弁装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】鋳造作業中、でき上がった鋳造品に空気
介在物が発生するのを確実に防止するため、鋳型、又は
モールド、及びモールド内の空所は鋳造作業中、ガス抜
きを行う必要がある。これにより、モールド、又はモー
ルドの空所内に含まれる空気を逸出させると共に、液状
の鋳造材料から逸出するガスをモールドの空所から確実
に逸出させることが必要である。
【0003】ダイキャスト用モールドのガス抜きに関す
る問題の1つは液状の鋳造材料がダイス、又はモールド
の空所内に完全に満たされるまで、モールドの空所を確
実にガス抜きするため、ガス抜き弁装置のガス抜き弁を
できるだけ遅く閉じる必要があるが、同時に、液状の鋳
造材料がガス抜き弁に入らないようにする必要があるこ
とである。
【0004】この問題を解決するため、ダイキャストモ
ールドのために、ほぼ2種類の弁装置が知られており、
いずれの場合でも、ガス抜き孔を閉じるための軸線方向
の両方向に動くことができる弁ピストンを具えたガス抜
き弁を設けている。第1の種類のガス抜き弁装置では、
弁ピストンを適切な駆動手段によって動かしている。第
2の種類のガス抜き弁装置では、モールドの空所から、
ガス抜き孔内に流入する液状の鋳造材料によって、直接
作動する動力取得装置に弁ピストンを作動可能に連結
し、鋳造材料の固有の運動エネルギーを使用するように
している。
【0005】上述の第1の種類のガス抜き弁の適切な駆
動手段には、弁ピストンを動かすための空気圧、又は液
圧によって作動する駆動システムがある。例えばモール
ドの空所の充填程度を監視するセンサによって、ガス抜
き弁の閉塞を開始する瞬間を決定することができる。し
かし、このようなシステムで見られる一つの困難は、弁
の閉塞に著しく長い時間を要することである。これは、
閉塞操作を開始する信号は大部分、電気信号であるが、
例えばサーボ弁を操作させるよう、機械的な運動に変換
されなければならないからである。更に、ガス抜き弁を
所定の時間内に、空気圧により、又は液圧により閉塞さ
せるため、ガス抜き弁を閉じる目的で、即ちガス抜き弁
の弁ピストンに作動するように連結された操作部材を作
動させる目的で、所定のシステム圧力を利用しなければ
ならない。
【0006】しかし、通常、サーボ弁の作動にはシステ
ム圧力の低下を伴うから、サーボ弁を閉じる前に、シス
テム圧力を再び上昇させることが必要である。また、多
くの場合、弁ピストンをその開放位置に保持するロック
機構を作動させる必要があるため、閉塞操作の付加的遅
延を生ずる。このような弁装置は非常に複雑な設計で、
高価であることは明らかであり、更に、或る操作パラメ
ータによって、影響を受け易い欠点がある。また、この
ような弁装置は通常、進入する鋳造材料を検出してか
ら、弁装置が完全に閉塞位置に達するまで、少なくと
も、ほぼ10ミリ秒は必要である。
【0007】これに対し、第2種類の弁装置の場合はガ
ス抜き装置を非常に迅速に、確実に作動させることがで
きる。ガス抜き弁のピストンを作動させるのに十分に高
くラム圧力を上昇させるため、モールドの空所から動力
取得装置まで達するガス抜き孔に多数の分岐部と制限部
とを設けている。更に、ガス抜き孔は或る最小距離を有
していなければならず、液状の鋳造材料がガス抜き弁に
達する前に、ガス抜き弁が安全に閉じるためには、動力
取得装置と実際の弁体部材との間に角度を有する設計が
必要である。このような弁装置の効率を増大させるた
め、通常、真空ポンプをガス抜き弁に連結している。
【0008】ヨーロッパ特許第0612573 号はダイキャス
ト用モールドをガス抜きするため、ここに援用する弁装
置を開示しており、この弁装置はガス抜き孔と、このガ
ス抜き孔内に設置されたガス抜き弁と、このガス抜き弁
を閉じるための作動手段とを具える。この作動手段はモ
ールド空所から、ガス抜き孔内に前進する液状の鋳造材
料に露出する衝撃伝導装置を具える。この衝撃伝導装置
はガス抜き弁の移動可能な閉塞素子に機械的に作動する
ように連結されている。この衝撃伝導装置はガス抜き弁
の移動可能な閉塞素子が通過するストロークの数分の一
に限定された作動ストロークを有する押し部材として設
計されている。更に、ガス抜き弁の閉塞素子は衝撃伝導
装置の作動ストロークを超過する通路に沿って自由に移
動することができ、上記作動手段は衝撃伝導装置からの
衝撃力をガス抜き弁の移動可能な閉塞部材に伝導するた
めの動力伝導部材を具える。
【0009】このようなガス抜き弁装置は実際上、非常
に確実に作動するが、或る用途では、ガス抜き弁を閉じ
るために必要なエネルギーを、移動する鋳造材料のみで
なく、他から供給するようにするのが望ましい。運動の
エネルギーを計算する基本式(E=m・v2 /2)から
明らかなように、ガス抜き弁を閉塞するために利用でき
るエネルギーは鋳造材料の質量と速度とにより定まる。
言い換えれば、或る好ましくない作動条件下、特に鋳造
材料の質量が小さく、及び/又は流体鋳造材料の流速が
低い場合には、必要な時間内に、ガス抜き弁を閉じるた
めに、利用できるエネルギーは不十分であることを意味
する。また、鋳造材料の質量が大きく、及び/又は流動
速度が早い場合には、大きな衝撃エネルギーが衝撃伝導
装置に作用し、その結果、衝撃伝導装置、及び閉塞部材
は端部停止点、及び/又は弁座に高速で衝突する。この
ことは、ガス抜き弁装置の高い信頼性と長い作動寿命と
に関して、非常に好ましくない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は鋳造作
業のパラメータとは無関係に、即ち鋳造装置の設計、及
び/又は鋳造材料の性質とは関係なく、ガス抜き弁の閉
塞素子を開放位置から閉塞位置に、非常に迅速に動かす
ことにより、普遍的に使用し得る鋳造モールド用ガス抜
き弁装置を得るにある。本明細書中、キャスティングモ
ールドと称するのは、プラスチックの成型に使用するモ
ールド、金属のダイキャストに使用するダイス、又はモ
ールド、及び金属の鋳造に使用する砂型、乾燥砂型、そ
の他のモールドを全て包含するものとする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明鋳造モールド用ガス抜き弁装置は弁ハウジン
グ手段と、この弁ハウジング手段内に設置されたガス抜
き室手段と、前記弁ハウジング手段の内部に設置され、
前記ガス抜き室手段に連通するガス抜き孔手段と、前記
弁ハウジング手段の内部に設置された弁閉塞手段とを有
するガス抜き弁手段を具え、前記ガス抜き孔手段によっ
て前記ガス抜き室手段を周囲の大気に連通させる開放位
置と、前記ガス抜き孔手段によって前記ガス抜き室手段
を前記周囲の大気に対しシールする閉塞位置との間に動
くことができるよう前記弁閉塞手段を構成した鋳造モー
ルド用ガス抜き弁装置において、前記弁閉塞手段を前記
開放位置に摩擦でロックする第1手段と、前記弁閉塞手
段が摩擦でロックされる前記開放位置にある時、前記弁
閉塞手段を前記閉塞位置に向け押圧する第2手段とを更
に具えることを特徴とする。
【0012】このようなガス抜き弁装置は弁閉塞部材を
その閉塞位置に非常に迅速に動かすことができる。これ
は摩擦によるロックを解放するために必要な時間が非常
に短いこと、及び弁閉塞部材をその閉塞位置に迅速に動
かすために、弁閉塞部材は常時、押圧されているからで
ある。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明のガス抜き弁装置の好適な
実施例においては、液圧により、又は空気圧により加圧
される室をガス抜き弁に設け、この室内の超過圧力に応
動して、この室の壁部を閉塞部材に向け膨張させ、閉塞
部材をその開放位置に摩擦によりロックする。従って、
この壁部はそれを形成している材料の弾性限界内で、弾
性的に変形可能であり、上記室内の液圧超過圧力、又は
空気圧超過圧力が一旦、減少すると、壁部はその変形前
の原形に復帰し、弁閉塞部材を解放する。
【0014】先行技術に開示されたガス抜き弁に比較
し、閉塞部材をその開放位置から、その閉塞位置に動か
すために圧力を発生させる必要がなく、及び/又は閉塞
部材をロック状態から、アンロック状態にする必要がな
い。閉塞部材を釈放するよう、室の壁部が弾性的に復帰
する程度に、室内の圧力を減少させるだけでよく、これ
により閉塞部材はその開放位置から、その閉塞位置に急
激に動く。このような圧力の減少は、例えば、リリーフ
弁を作動させることによって、行うことができる。ガス
抜き孔内に鋳造材料を検出してから、弁の閉塞を完了す
るまでのガス抜き弁装置の全体の閉塞時間を従来、既知
の弁装置に比較し、著しく減少させることができる。図
面につき、本発明の実施例を説明する。
【0015】
【実施例】図1はガス抜き弁1の縦断面図を示し、この
図面を参照して、その一般的構成を更に説明する。図面
から明らかなように、このガス抜き弁1は閉塞部材20
を収容し、案内するようにした中心弁路3を有する円筒
形の弁ハウジング2を具える。弁ハウジング2の前端、
即ち図1で見て弁ハウジング2の右側に、ガス抜き孔7
に連通するガス抜き室6を設ける。更に、ガス抜き室6
も弁座9を通じて、中心弁路3に連通する。
【0016】ガス抜きすべき鋳造モールド(図示せず)
の空所に連通するガス抜き孔7の第1部分7aと、弁ハ
ウジング2の上側で周囲の大気に開口するガス抜き孔7
の第2部分7bとの間に、ガス抜き室6は設置されてい
る。弁座9に隣接して、中心弁路3の上流側にある弁室
4内にガス抜き孔7の上述の第2部分7bは半径方向に
開口している。弁ハウジング2の後側にはカバー11に
よって閉じている空気室10を設ける。更に、弁ハウジ
ングは中心弁路3を包囲する液圧室13を具える。
【0017】液圧室13には中心弁路3に向く比較的薄
い壁部14を設ける。液圧室13の内部に発生し得る超
過圧力の作用を受けて、図2に明らかなように、薄い壁
部14は中心弁路3に向け弾性的に変形する。しかし、
図2の拡大図は明瞭化のため、この変形を著しく誇張し
て示していることは明らかである。更に、このガス抜き
弁1の或る分野の用途では、液圧室13内に超過圧力を
発生させる流体媒体の代わりに、ガス媒体を使用するこ
とができる。従って、「液圧室」の語は媒体を限定する
ものでない。
【0018】中心弁路3の内部に、弁閉塞部材20を設
置し、開放位置と、閉塞位置との間に移動可能にする。
その開放位置を図1に示す。弁閉塞部材20は円錐弁と
して作用する弁ヘッド22を端部に有する弁軸21を具
える。必要な時に、この弁ヘッド22によって、ガス抜
き孔7を弁座9で閉じることができ、その結果、鋳造材
料はガス抜き孔7の第1部分7aから、中心弁路3内
に、及びガス抜き孔7の第2部分7b内に貫入すること
ができない。弁ヘッド22の反対側に相当する弁軸21
の他端に弁板部材23を設け、ねじ27によって、この
弁板部材23を弁軸21に連結する。弁板部材23には
止め部材として作用する円周カラー25と、弾性変形中
間部24とを設ける。弁板部材23を空気室10の内部
に設置し、空気媒体の作用を受けて、弁板部材23、及
びそれと共に閉塞部材20を図1に示す開放位置に右
に、及び閉塞位置に左に移動させることができるように
する。この目的のため、2個の流路28、29を設け、
弁板部材23のそれぞれ前に、及び後に、空気室内に開
口させる。
【0019】図3は図1のA−A線に沿うガス抜き弁の
横断面を示す。この図面から明らかなように、弁路3、
及び弁軸21の両方は基本的に多角形の横断面形状を有
する。他の特徴の中でも、このことは有利であり、弁軸
21に弁板部材23を固着しているねじ27を除去する
ことにより、弁軸21を保持する必要なく、弁板部材2
3を弁軸21から容易に除去することができる。これ
は、弁軸21が多角形の横断面を有するため、弁路3内
で回転することがないためである。更に、弁路3が基本
的に多角形の横断面形状であることは、閉塞部材20を
クランプし、摩擦により封止するのに好都合である。
【0020】図1のB−B線に沿うガス抜き弁1の横断
面を示す図4はガス抜き孔7の第2部分7bの位置を示
しており、特に、ガス抜き孔7の第2部分7bは弁ハウ
ジング2の両側に弁ハウジング2の外に延びていること
を示している。
【0021】次に、ガス抜き弁装置を線図的に示す図5
と、ガス抜き弁1を示す図1とを参照して、ガス抜き弁
装置の基本的要旨と、作動とを説明する。
【0022】ガス抜き弁装置はガス抜き弁1の他に、セ
ンサ30を具え、このセンサ30はガス抜き孔7の第1
部分7aの内部に設置するのが好適である。流体の状態
にある鋳造材料がガス抜き孔7内に進入するのをセンサ
30によって検出することができる。更に、液圧源33
と空気圧源34とを有する制御ユニット32を設ける。
前進導管36、及び復帰導管37によって、液圧源33
を液圧室13に連結する。更に、リリーフ弁装置38を
設ける。このリリーフ弁装置38は特に、復帰導管37
内に挿入されたリリーフ弁39を具える。このリリーフ
弁39によって、液圧室13内の超過圧力を迅速に除去
することができる。リリーフ弁39の作動、即ちリリー
フ弁39の開放はセンサ30から、リリーフ弁39まで
延びる接続線40によって、リリーフ弁39に接続され
るセンサ30からの信号によって開始される。
【0023】弁板部材23を空気圧によって作動させ得
るようにするため、空気圧源34から空気室10まで、
2個の導管41、42を設ける。ガス抜き孔7内の負圧
は第3導管43によって測定することができる。空気圧
源としては、通常は、仕事場に設置する空気圧源を使用
するが、別個の圧力源を設けることもできる。更に、ガ
ス抜き孔7の第2部分7bに負圧源を連結して設け、鋳
造モールドの空所から強制的にガス抜きを行う。
【0024】ガス抜き弁1を通じて、鋳造モールド(図
示せず)の空所をガス抜きするためには、図1に示すよ
うに、ガス抜き弁1を開放位置にする。この目的のた
め、導管41、及び流路29を通じて、空気室10の左
部分10a内に超過圧力を発生させ、弁板部材23を閉
塞部材20と共に、図1で見て右の方に、図1に示す開
放位置に動かす。次に、導管36を通じて、約100バ
ールに達する超過圧力を液圧室13内に発生させ、液圧
室13の壁部14を弁軸21に向け膨張させ、閉塞部材
20をその開放位置にクランプして固着する。この時、
弁板部材23の反対側、即ち図1で見て弁板部材の右側
に導管42、及び流路28を通じて増大した超過圧力を
受けさせる。その結果、弁板部材23、及びそれと共に
閉塞部材20はその閉塞位置に向かう方向に空気圧で押
圧される。このように、弁板23が閉塞部材20の閉塞
方向に向け、空気圧で十分に押圧された時でも、閉塞部
材20は変形した壁部14の作用を受けて、摩擦によ
り、その閉塞位置に確実に保持されるよう、ガス抜き弁
1の全ての素子を相互に調整する。
【0025】このようにして、ガス抜き弁1がそのガス
抜き位置にあれば、実際に鋳造作業を行う前、及び行っ
ている間、ガス抜き孔7を通じて、鋳造モールドの空所
から、空気、及びガスをそれぞれ連続して吸い出す。鋳
造材料がセンサ30に到達するや直ちに、センサ30は
電気信号を発生する。この信号はリリーフ弁装置38を
開くために、直接、間接、使用される。リリーフ弁装置
38を開くことによって、液圧室13内の超過圧力は急
激に除去される。これは、弾性変形している壁部14を
その原状態に弾性的に復帰させるためには、非常に僅か
な量の流体が液圧室13から釈放されるだけでよいから
である。一旦、壁部14が原形に復帰するように動く
と、閉塞部材20に加わる摩擦クランプ作用は釈放さ
れ、空気圧で押圧されている閉塞部材20はその開放位
置から、その閉塞位置に迅速に移動する。
【0026】弁板部材23は弾性止め部材のような感覚
で、閉塞部材20の運動のエネルギーを吸収することに
よって、閉塞部材20の開放位置から閉塞位置への運動
を助ける。言い換えれば、まず、弁板部材23のカラー
25はカバー11に衝合し、次に、弁板部材23の弾性
変形中間部24によって、運動のエネルギーが吸収され
る。この目的のため、高い自己減衰性を有する弾性材料
で、弁板部材23を作り、この弾性材料の弾性限界内の
みで変形するように、弾性変形中間部24を設計する。
弁板部材23を製作する材料として、化合物繊維材料は
有用である。これは、この材料は軽量であること、及び
例えば、内部の自己減衰作用に関する限り、特性を容易
に変更することができることによる。
【0027】弁板部材23のカラー25が空気室10の
カバー11に静止した時でも、弁ヘッド22はまだ弁座
9にシールして接触するに到っていないように、このガ
ス抜き弁装置の各素子を設計し、寸法を定めるようにす
る。従って、ガス抜き弁が閉塞運動を行っている間に、
閉塞部材20に伝導される運動のエネルギーは制御され
た状態で吸収される。弁板部材23のカラー25が一
旦、空気室10のカバー11に静止すると、閉塞部材2
0にもともと有していてなお残っている運動のエネルギ
ーの作用を受けて、弁板部材23は更に弾性変形する。
その弾性変形の程度は弁ヘッド22が弁座9にシールし
て静止するまでである。弁座9が弁ヘッド22によっ
て、シールされ、閉塞されている時の弁板部材23のこ
のような変形状態は空気室10内に最低の超過圧力、例
えば5バールの圧力が存在する限り維持される。
【0028】閉塞部材20を押圧するための空気圧手段
に代え、この目的のために、ばねを使用することもでき
る。更に、液圧室の液圧で変形する壁部14の代わり
に、例えばピエゾクリスタルを使用することができ、電
圧の作用を受けて、閉塞部材20をクランプし、摩擦に
より固着するようにしてもよい。また、ガス抜き弁装置
に2個以上の個数のガス抜き弁1を設けてもよい。更
に、実施例のような弁板部材を有する弁の代わりに、円
筒弁、又は平坦弁を使用することができる。
【0029】
【発明の効果】本発明ガス抜き弁装置、特にガス抜き弁
の本質的な利点は次の通りである。 (1)このガス抜き弁は普遍的に使用可能である。これ
は、適用するプロセスと関係なく、即ち、鋳造装置、鋳
造材料の操作パラメータと無関係に、弁の閉塞を行うか
らである。 (2)閉塞部材はその開放位置から、閉塞位置に、確実
に、非常に迅速に、即ち、1〜2ミリ秒で動くことがで
きる。従って、モールドの空所が鋳造材料で完全に充填
された時のみ、このガス抜き弁は閉じればよい。 (3)このガス抜き弁は構造が簡単で、数個の移動部片
を有するに過ぎない。更に、ガスケット、ばね等を設け
る必要がない。従って、このガス抜き弁は非常にコンパ
クトであり、殆ど保守を必要としない利点がある。従っ
て、信頼性が高く、製造コストが低い。更に、ガス抜き
を行う横断面が広い利点がある。 (4)閉塞部材には衝撃が加わらず、その運動は制御さ
れて減速するから、ガス抜き弁の作動寿命が増大する。 (5)丸みを持った設計、即ち、円筒形になっているの
で、設置に関し多くの利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明ガス抜き弁装置のガス抜き弁の縦断面
図である。
【図2】 図1のガス抜き弁の要部を示す部分縦断図で
ある。
【図3】 図1のA−A線に沿うガス抜き弁の横断面図
である。
【図4】 図1のBーB線に沿うガス抜き弁の横断面図
である。
【図5】 本発明ガス抜き弁装置の全体を示す線図であ
る。
【符号の説明】
1 ガス抜き弁 2 弁ハウジング 3 中心弁路、弁路 4 弁室 6 ガス抜き室 7 ガス抜き孔 7a 第1部分、第1ガス抜き孔部分 7b 第2部分、第2ガス抜き孔部分 9 弁座 10 空気室 11 カバー 13 液圧室 14 壁部、液圧室の壁部 20 閉塞部材、弁閉塞部材 21 弁軸、弁軸部材 22 弁ヘッド、弁ヘッド部材 23 弁板部材、弁板 24 弾性変形中間部、中間部 25 円周カラー、カラー 28、29 流路 30 センサ 32 制御ユニット 33 液圧源 34 空気圧源 36 前進導管 37 復帰導管 38 リリーフ弁装置 39 リリーフ弁 41、42 導管 43 第3導管

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁ハウジング手段と、この弁ハウジング
    手段内に設置されたガス抜き室手段と、前記弁ハウジン
    グ手段の内部に設置され、前記ガス抜き室手段に連通す
    るガス抜き孔手段と、前記弁ハウジング手段の内部に設
    置された弁閉塞手段とを有するガス抜き弁手段を具え、
    前記ガス抜き孔手段によって前記ガス抜き室手段を周囲
    の大気に連通させる開放位置と、前記ガス抜き孔手段に
    よって前記ガス抜き室手段を前記周囲の大気に対しシー
    ルする閉塞位置との間に動くことができるよう前記弁閉
    塞手段を構成した鋳造モールド用ガス抜き弁装置におい
    て、前記弁閉塞手段を前記開放位置に摩擦でロックする
    第1手段と、前記弁閉塞手段が摩擦でロックされる前記
    開放位置にある時、前記弁閉塞手段を前記閉塞位置に向
    け押圧する第2手段とを更に具えることを特徴とする鋳
    造モールド用ガス抜き弁装置。
  2. 【請求項2】 前記弁閉塞手段を前記開放位置に摩擦で
    ロックする前記第1手段は前記弁ハウジング手段内に前
    記弁閉塞手段に隣接して設置された第1室手段と、この
    第1室手段内に液圧超過圧力、又は空気圧超過圧力を発
    生させるため前記第1室手段に連結できる第1液圧源手
    段、又は第1空気圧源手段とを具え、前記第1室手段は
    この第1室手段内に発生した前記液圧超過圧力、又は空
    気圧超過圧力に応動して、前記弁閉塞手段に向け弾性的
    に変形し、前記弁閉塞手段を摩擦でロックする壁部手段
    を有することを特徴とする請求項1に記載のガス抜き弁
    装置。
  3. 【請求項3】 前記壁部手段はこの壁部手段を造ってい
    る材料の弾性限界内で、弾性的に変形可能であり、前記
    第1室手段内の前記液圧超過圧力、又は空気圧超過圧力
    が一旦、減少すると、前記壁部手段はその変形前の形状
    に復帰し、前記弁閉塞手段を釈放することを特徴とする
    請求項2に記載のガス抜き弁装置。
  4. 【請求項4】 前記弁閉塞手段を押圧する前記第2手段
    は前記弁ハウジング手段内に設置された第2室手段と、
    この第2室手段内に空気圧超過圧力を発生させるため、
    前記第2室手段に連結することができる第2空気圧源手
    段と、前記第2室手段内に設置され、前記弁閉塞手段に
    直接連結され、又は作動して連結されると共に、前記第
    2室手段内に発生した前記空気圧超過圧力によって、前
    記弁閉塞手段の閉塞方向に空気圧で押圧されるようにし
    た弁板手段とを具えることを特徴とする請求項1に記載
    のガス抜き弁装置。
  5. 【請求項5】 前記弁閉塞手段を押圧する前記第2手段
    は前記弁閉塞手段を閉塞方向に押圧するばね手段から成
    ることを特徴とする請求項2に記載のガス抜き弁装置。
  6. 【請求項6】 前記弁ハウジング手段は前記弁閉塞手段
    を移動可能に収容する弁路手段を具え、前記第1室手段
    は前記弁路手段を少なくとも一部包囲していることを特
    徴とする請求項2、及び3のいずれか1項に記載のガス
    抜き弁装置。
  7. 【請求項7】 前記第1室手段内の前記超過圧力を減少
    させる圧力リリーフ弁手段を更に具え、これにより、所
    定の時間内に、前記弁閉塞手段の摩擦によるロックを釈
    放することを特徴とする請求項2に記載のガス抜き弁装
    置。
  8. 【請求項8】 前記圧力リリーフ弁手段に作動するよう
    に接続されており、前記弁閉塞手段の上流に、前記ガス
    抜き孔手段内に鋳造材料が存在していることを検出する
    ようにしたセンサ手段を更に具えることを特徴とする請
    求項2、及び7のいずれか1項に記載のガス抜き弁装
    置。
  9. 【請求項9】 前記弁閉塞手段は弁軸手段と、この弁軸
    手段の一端に連結され、閉塞素子として作用する弁ヘッ
    ド手段とを具えることを特徴とする請求項1に記載のガ
    ス抜き弁装置。
  10. 【請求項10】 前記弁ハウジング手段内に設けられた
    前記弁路手段は非円形の横断面形状を有し、前記弁閉塞
    手段の前記弁軸手段は前記弁路手段の横断面形状に対応
    する横断面形状を有し、前記弁ヘッド手段は円形の横断
    面形状を有することを特徴とする請求項6、及び9のい
    ずれか1項に記載のガス抜き弁装置。
  11. 【請求項11】 前記弁ハウジング手段内に設けた前記
    弁路手段は多角形の横断面形状を有することを特徴とす
    る請求項10に記載のガス抜き弁装置。
  12. 【請求項12】 前記弁ハウジング手段の内部に設置さ
    れた前記ガス抜き孔手段は第1ガス抜き孔部分と、第2
    ガス抜き孔部分とを具え、前記弁ハウジング手段は前記
    第1ガス抜き孔部分と第2ガス抜き孔部分との間にあっ
    て、前記弁ヘッド手段に協働する弁座手段を具えること
    を特徴とする請求項1、及び9のいずれか1項に記載の
    ガス抜き弁装置。
  13. 【請求項13】 前記弁ヘッド手段の反対側にある前記
    弁軸手段の一端に前記弁板手段を連結し、前記弁閉塞手
    段の開放方向、及び閉塞方向の両方向に空気力によって
    作動するよう前記弁板手段を構成したことを特徴とする
    請求項4、及び9のいずれか1項に記載のガス抜き弁装
    置。
  14. 【請求項14】 前記弁板手段は止め手段として作用す
    るカラー手段と、前記弁閉塞手段の閉塞運動の終わり
    に、その運動のエネルギーを吸収するようにした弾性的
    に変形し得る中間部手段とを具えることを特徴とする請
    求項13に記載のガス抜き弁装置。
  15. 【請求項15】 前記弁板手段は化合物繊維材料が好適
    な高い内部減衰特性を有する材料から成ることを特徴と
    する請求項14に記載のガス抜き弁装置。
  16. 【請求項16】 前記弁板手段は前記弁閉塞手段に釈放
    可能に連結されていることを特徴とする請求項13に記
    載のガス抜き弁装置。
JP2002259583A 2001-09-21 2002-09-05 鋳造モールド用ガス抜き弁装置 Expired - Fee Related JP4256647B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CH20011750/01 2001-09-21
CH17502001 2001-09-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003136191A true JP2003136191A (ja) 2003-05-14
JP4256647B2 JP4256647B2 (ja) 2009-04-22

Family

ID=4566128

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002259583A Expired - Fee Related JP4256647B2 (ja) 2001-09-21 2002-09-05 鋳造モールド用ガス抜き弁装置

Country Status (18)

Country Link
US (1) US6823930B2 (ja)
EP (1) EP1295655B1 (ja)
JP (1) JP4256647B2 (ja)
KR (1) KR20030025799A (ja)
CN (1) CN1409036A (ja)
AT (1) ATE343443T1 (ja)
BR (1) BR0203816A (ja)
CA (1) CA2398535A1 (ja)
DE (1) DE50208528D1 (ja)
HU (1) HUP0202569A2 (ja)
IL (1) IL151266A (ja)
MX (1) MXPA02009193A (ja)
NO (1) NO20024535L (ja)
PL (1) PL356118A1 (ja)
RU (1) RU2002125441A (ja)
SG (1) SG113433A1 (ja)
TW (1) TW539818B (ja)
ZA (1) ZA200206480B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7384367B2 (ja) 2020-10-20 2023-11-21 株式会社ダイエンジニアリング バルブ装置、金型およびダイカスト装置

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1516687B1 (de) * 2003-08-25 2009-10-07 Fondarex S.A. Verfahren zum Vakuum Druck- oder Spritzgiessen
TWI296564B (en) * 2005-07-29 2008-05-11 Delta Electronics Inc Gas exhausting and entering structure
SK92006A3 (sk) * 2006-01-17 2007-08-02 Matador, A.S. Odvzdušňovací ventil do odvzdušňovacieho otvoru vulkanizačnej formy na výrobu pneumatík
CH700743A1 (de) * 2009-04-06 2010-10-15 Fondarex Sa Entlüftungseinrichtung für Giessvorrichtungen.
DE102009020064A1 (de) 2009-05-06 2010-11-11 Dürr Systems GmbH Fluidventil, insbesondere Rückführventil für eine Lackieranlage
CH705077B1 (fr) * 2011-06-09 2016-01-29 V D S Vacuum Diecasting Service S A Dispositif de vanne pour l'évacuation d'air d'un moule.
US10579664B2 (en) * 2013-09-06 2020-03-03 Realnetworks, Inc. Device-centric media prioritization systems and methods
CH710347B1 (de) * 2014-11-07 2018-05-31 Fondarex Sa Ventileinrichtung zum Entlüften von Druckgiessformen.
CN105465457B (zh) * 2015-12-30 2017-12-12 广州市型腔模具制造有限公司 一种真空压铸系统
JP6576862B2 (ja) * 2016-03-16 2019-09-18 東芝メモリ株式会社 トランスファ成型装置
CN106003613B (zh) * 2016-07-01 2018-01-30 何宏雷 一种注塑机排气总成
CN110328346A (zh) 2016-11-04 2019-10-15 玛格纳Bdw科技有限责任公司 用于制造压铸件的设备、控制装置和过滤模块以及为此的方法
DE102016221678B4 (de) * 2016-11-04 2020-07-16 Magna BDW technologies GmbH Vorrichtung zur Herstellung von Druckgussteilen
AU2021200566B2 (en) * 2020-03-20 2022-06-02 Heraeus Medical Gmbh Device and method for producing spacers
JP2022149302A (ja) * 2021-03-25 2022-10-06 本田技研工業株式会社 遮断弁用のキャップ部材、遮断弁用の弁体、遮断弁の製造方法、および遮断弁の弁体の交換方法
CN114368122B (zh) * 2021-11-29 2023-10-20 深圳市星凯科技有限公司 一种注塑模具用检测器

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU529914B2 (en) * 1980-11-20 1983-06-23 Ube Industries, Ltd. Gas venting incorporated with a mould
US5113984A (en) * 1990-01-18 1992-05-19 Chrysler Corporation Torque converter control valve in a fluid system of an automatic transmission
DE4302798C1 (de) * 1993-02-02 1994-06-16 Hodler F & Cie Fondarex Sa Ventileinrichtung zum Entlüften von Druckgiessformen
ATE240808T1 (de) * 1998-02-11 2003-06-15 V D S Vacuum Diecasting Servic Ventilvorrichtung, insbesondere entlüftungsventil-vorrichtung für den druckguss
EP1018384B1 (de) * 1999-01-06 2003-08-13 Fondarex S.A. Ventileinrichtung

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7384367B2 (ja) 2020-10-20 2023-11-21 株式会社ダイエンジニアリング バルブ装置、金型およびダイカスト装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN1409036A (zh) 2003-04-09
DE50208528D1 (de) 2006-12-07
JP4256647B2 (ja) 2009-04-22
ZA200206480B (en) 2003-04-10
KR20030025799A (ko) 2003-03-29
RU2002125441A (ru) 2004-03-20
MXPA02009193A (es) 2003-03-27
SG113433A1 (en) 2005-08-29
US6823930B2 (en) 2004-11-30
NO20024535D0 (no) 2002-09-20
EP1295655A1 (de) 2003-03-26
PL356118A1 (en) 2003-03-24
ATE343443T1 (de) 2006-11-15
IL151266A0 (en) 2003-04-10
CA2398535A1 (en) 2003-03-21
EP1295655B1 (de) 2006-10-25
NO20024535L (no) 2003-03-24
IL151266A (en) 2010-12-30
BR0203816A (pt) 2003-06-03
US20030056931A1 (en) 2003-03-27
TW539818B (en) 2003-07-01
HU0202569D0 (ja) 2002-10-28
HUP0202569A2 (hu) 2003-03-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003136191A (ja) 鋳造モールド用ガス抜き弁装置
US5488985A (en) Valve assembly for venting diecasting moulds
US3885618A (en) Ventilation valve for closing a ventilation duct in a casting mold
US6298903B1 (en) Method and apparatus for venting a diecasting mould of a diecasing machine
JPH01169137A (ja) 空気式ショックアブソーバ
KR20100130566A (ko) 공작물의 정밀 타발 및/또는 성형 가공 시 공구의 파손을 방지하기 위한 장치 및 방법
JP2762400B2 (ja) 特に急速閉鎖弁用のサーボモータ
US6158495A (en) Venting valve device for die casting
JPS6029600B2 (ja) 塑性変形加工又は負荷すべき部体に衝撃的負荷を発生させる装置
US9566635B2 (en) Device and method for preventing a tool from breaking when fine blanking and/or forming a workpiece
KR20090121925A (ko) 전자유압브레이크시스템의 제동장치
RU99113332A (ru) Усиленное тормозное устройство с переменным коэффициентом усиления и уменьшенным гистерезисом
KR20180106901A (ko) 다이­캐스팅 몰드 배기용 밸브 장치
JP4637678B2 (ja) 水道圧シリンダを用いたプレス装置
JP2003500219A (ja) ダイカストマシンのための射出装置
JP2010099932A (ja) 金型装置
US6250435B1 (en) Actuation device for machine elements having wear-induced play
JP2000202609A (ja) ダイキャスト金型のガス抜き用弁装置
US3635071A (en) Drain valve for a hydraulic shock absorber
JP6837474B2 (ja) 動的衝撃加工力の生成設備
JPH0142861B2 (ja)
JP2008508491A (ja) 安全ブレーキ
KR960031245A (ko) 동력 브레이크 장치를 구비한 제동 시스템
US4563043A (en) Dual-circuit master valve
KR20090121922A (ko) 전자유압브레이크시스템의 제동장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050714

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080826

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080902

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081201

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090106

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090130

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120206

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120206

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130206

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130206

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140206

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees