JP2003135278A - 飲料抽出装置 - Google Patents

飲料抽出装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高い圧力で抽出した泡の多い飲料と、低い圧
力で抽出した泡の少ない飲料とを一台の装置で抽出する
ことのできる自動販売機の飲料抽出装置を提供する。 【解決手段】 抽出シリンダ1に供給される湯を流通す
る給湯側流通管5に、流通抵抗の小さい第1の流路5a
と、流通抵抗の大きい第2の流路5bとを設け、第1の
流路5aの電磁弁5cを開閉することにより、抽出シリ
ンダ1に供給される湯に異なった流通抵抗を付与するよ
うにしたので、抽出シリンダ1に供給される湯の流通抵
抗を小さくして抽出シリンダ1の内圧を高くすることに
より、エスプレッソ・コーヒーを抽出することができ、
流通抵抗を大きくして抽出シリンダ1の内圧を低くすれ
ば、レギュラー・コーヒーを抽出することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コーヒー粉等の原
料から飲料を抽出し、カップに注入して販売する自動販
売機の飲料抽出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の飲料抽出装置として、例
えば特公昭50−38994号公報に記載されているよ
うに、上端及び下端を開口した抽出シリンダと、抽出シ
リンダの上端側及び下端側にそれぞれ挿入される上側及
び下側ピストンとを備え、抽出シリンダ内にそれぞれ挿
入した各ピストンの間に原料を介在させ、上側ピストン
の端面から原料に湯を吐出し、原料から抽出された飲料
を下側ピストンの端面から流出させるようにしたものが
知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記飲料抽出装置で
は、抽出シリンダに挿入した各ピストンによって抽出シ
リンダ内を密閉して高圧にすることができるため、いわ
ゆるエスプレッソ・コーヒー等のように高い圧力で抽出
した泡の多い飲料を抽出する場合に適している。
【0004】しかしながら、このような構造は、レギュ
ラー・コーヒー等のように低い圧力で抽出した泡の少な
い飲料を抽出する場合には適しておらず、エスプレッソ
・コーヒーとレギュラー・コーヒーの両方を抽出するこ
とはできなかった。
【0005】本発明は前記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、高い圧力で抽出した
泡の多い飲料と、低い圧力で抽出した泡の少ない飲料と
を一台の装置で抽出することのできる自動販売機の飲料
抽出装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、請求項1では、原料を投入された抽出シリ
ンダ内に湯を供給することにより、抽出シリンダ内を加
圧し、濾過手段を介して抽出シリンダから飲料を抽出す
る飲料抽出装置において、前記抽出シリンダに供給され
る湯に異なった流通抵抗を付与可能な給湯側流通手段
と、給湯側流通手段の流通抵抗を変える可変手段とを備
えている。
【0007】これにより、抽出シリンダに供給される湯
の流通抵抗を小さくして抽出シリンダの内圧を高くする
ことにより、例えばエスプレッソ・コーヒーのように泡
を多く含む飲料が抽出される。また、抽出シリンダに供
給される湯の流通抵抗を大きくして抽出シリンダの内圧
を低くすることにより、例えばレギュラー・コーヒーの
ように泡の少ない飲料が抽出される。
【0008】また、請求項2では、請求項1記載の飲料
抽出装置において、前記抽出シリンダから抽出される飲
料に所定の流通抵抗を付与する抽出側流通手段を備えて
いる。
【0009】これにより、請求項1の作用に加え、抽出
シリンダから抽出される飲料に流通抵抗を付与すること
により、抽出シリンダ内の飲料抽出圧力が発生すること
から、湯の供給による加圧力が一定であれば、原料の種
類、粒度等に拘わらず抽出シリンダの抽出圧力を正確に
所望の圧力にすることが可能となる。
【0010】また、請求項3では、請求項1記載の飲料
抽出装置において、前記抽出シリンダから抽出される飲
料に異なった流通抵抗を付与可能な抽出側流通手段と、
抽出側流通手段の流通抵抗を変える可変手段とを備えて
いる。
【0011】これにより、請求項1の作用に加え、抽出
シリンダから抽出される飲料に流通抵抗を付与すること
により、抽出シリンダ内の飲料抽出圧力が発生すること
から、湯の供給による加圧力が一定であれば、原料の種
類、粒度等に拘わらず抽出シリンダの抽出圧力を正確に
所望の圧力にすることが可能となる。この場合、抽出シ
リンダの流入側の流通抵抗を小さく、流出側の流通抵抗
を大きくすることにより、抽出シリンダ内を高圧にする
ことができ、抽出シリンダの流入側の流通抵抗を大き
く、流出側の流通抵抗を小さくすることにより、抽出シ
リンダ内を低圧にすることができるので、高圧で飲料を
抽出する場合と低圧で飲料を抽出する場合との抽出シリ
ンダ内の圧力差を大きくすることが可能となる。
【0012】また、請求項4では、請求項3記載の飲料
抽出装置において、前記給湯側及び抽出側流通手段の少
なくとも一方を、流通抵抗の小さい第1の流路と、流通
抵抗の大きい第2の流路とから形成し、前記可変手段を
第1の流路を開閉する流路開閉手段によって形成してい
る。
【0013】これにより、請求項3の作用に加え、流路
開閉手段によって流通抵抗の小さい第1の流路を開閉す
ることにより、給湯側流通手段を流通する湯、または抽
出側流通手段を流通する飲料に異なった流通抵抗が付与
される。
【0014】また、請求項5では、請求項3記載の飲料
抽出装置において、前記給湯側及び抽出側流通手段の少
なくとも一方を、流通抵抗の小さい第1の流路と、流通
抵抗の大きい第2の流路とから形成し、前記可変手段を
第1及び第2の流路のうち何れか一方の流路を抽出シリ
ンダ側に連通する流路切換手段によって形成している。
【0015】これにより、請求項3の作用に加え、流路
切換手段によって第1及び第2の流路のうち何れか一方
の流路を抽出シリンダ側に連通することにより、給湯側
流通手段を流通する湯、または抽出側流通手段を流通す
る飲料に異なった流通抵抗が付与される。
【0016】
【発明の実施の形態】図1乃至図4は本発明の第1の実
施形態を示すもので、図1及び図2は飲料抽出装置の概
略構成図、図3及び図4はその動作説明図である。
【0017】この飲料抽出装置は、上端及び下端を開口
した抽出シリンダ1と、抽出シリンダ1に上方から挿入
される上側ピストン2と、抽出シリンダ1に下方から挿
入される下側ピストン3と、抽出シリンダ1内に湯を供
給するポンプ4と、ポンプ4から抽出シリンダ1に供給
される湯に異なった流通抵抗を付与可能な給湯側流通管
5と、抽出シリンダ1から抽出される飲料に所定の流通
抵抗を付与する抽出側流通管6から構成されている。
【0018】抽出シリンダ1は、上下方向に延びる円筒
状に形成され、図示しない装置本体の上下方向所定位置
に配置されている。
【0019】上側ピストン2は、図示しない駆動機構に
よって上下方向に移動するようになっており、その内部
は湯を流通可能な中空状に形成されている。上側ピスト
ン2の下端面には湯を吐出する多数の孔2aが設けら
れ、その上端には湯を流入する流入口2bが設けられて
いる。
【0020】下側ピストン3は、図示しない駆動機構に
よって上下方向に移動するようになっており、その内部
は抽出飲料を流通可能な中空状に形成されている。下側
ピストン3の上端面には抽出飲料を吸入する多数の孔3
aが設けられ、その下端には湯を流出する流出口3bが
設けられている。
【0021】ポンプ4は電磁ポンプ等の周知の構造から
なり、給湯タンク4aで生成された湯を給湯側流通管5
に給送するようになっている。
【0022】給湯側流通管5は、互いに並列に設けられ
た第1の流路5aと第2の流路5bとからなり、ポンプ
4と上側ピストン2との間に設けられている。第1の流
路5aには流路開閉手段としての電磁弁5cが設けら
れ、第2の流路5bの一端は第1の流路5aの電磁弁5
cの上流側に接続され、その他端は電磁弁5cの下流側
に接続されている。また、第2の流路5bの他端側は一
端側よりも内径の小さい細径管5dからなり、この細径
管5dにより第2の流路5bは第1の流路5aよりも流
通抵抗が大きくなっている。
【0023】抽出側流通管6は、下側ピストン3の下端
に設けられ、内径の小さい流路6aを介して下側ピスト
ン3内の飲料を流出し、ノズル6bから吐出するように
なっている。
【0024】以上のように構成された飲料抽出装置は、
エスプレッソ・コーヒー及びレギュラー・コーヒーを販
売する飲料自動販売機に搭載され、エスプレッソ・コー
ヒーが選択された場合は、図1に示すように給湯側流通
管5の第1の流路5aを介して抽出シリンダ1に湯を供
給し、レギュラー・コーヒーが選択された場合は、図2
に示すように第2の流路5bを介して抽出シリンダ1に
湯を供給するようになっている。
【0025】即ち、図3(a) に示すように下側ピストン
3が挿入された抽出シリンダ1内に原料としてのコーヒ
ー粉(挽き豆)が投入されると、図3(b) に示すように
抽出シリンダ1内に上側ピストン2が挿入される。次
に、上側ピストン2から湯が原料Aに吐出され、抽出シ
リンダ1内(各ピストン2,3間)が加圧されるととも
に、原料Aから抽出された飲料が下側ピストン3内に流
入し、抽出側流通管6を介してカップBに注入される。
そして、飲料の抽出が完了すると、図4(a) に示すよう
に各ピストン2,3がそれぞれ抽出シリンダ1の上方に
移動し、図4(b)に示すように下側ピストン3上の原料
滓A′が排出される。
【0026】前記飲料抽出の際、エスプレッソ・コーヒ
ーが選択されている場合には、給湯側流通管5の電磁弁
5cが開放され、ポンプ4から吐出した湯が第1の流路
5aを通って抽出シリンダ1内に供給される。この場
合、第1の流路5aの流通抵抗は第2の流路5bよりも
小さいので、抽出時の抽出シリンダ1内の圧力が高くな
り、細かい泡を多く含む飲料(エスプレッソ・コーヒ
ー)が抽出される。尚、第2の流路5bは開放されたま
まであるが、第1の流路5aよりも流通抵抗が大きいた
め、湯の大部分は第1の流路5aを流通する。
【0027】また、レギュラー・コーヒーが選択されて
いる場合には、給湯側流通管5の電磁弁5cが閉鎖さ
れ、ポンプ4から吐出した湯が第2の流路5bを通って
抽出シリンダ1内に供給される。この場合、第2の流路
5bの流通抵抗は第1の流路5aよりも大きいので、抽
出時の抽出シリンダ1内の圧力が低くなり、エスプレッ
ソ・コーヒーよりも泡の少ない飲料(レギュラー・コー
ヒー)が抽出される。
【0028】前記ポンプ4の作動時、即ち飲料抽出時の
初期段階においては、抽出シリンダ1の内圧は下側ピス
トン3の各孔3aの流通抵抗によって高められるが、各
孔3aを通過した飲料が抽出側流通管6の流路6aに達
すると、この流路6aが飲料の流通抵抗となるため、ピ
ストン3側の内圧が高まる。これが抽出シリンダ1の内
圧を各孔3aの流通抵抗による昇圧作用を超えて更に上
昇させ、抽出シリンダ1内に飲料抽出圧力を発生させ
る。従って、抽出シリンダ1の内圧上昇に対する各孔3
aの流通抵抗の寄与は少なく、飲料抽出圧力は実質的に
抽出側流通管6の流通縮径によって生ずる。このため、
下側ピストン3の各孔3aは専ら濾過機能を果たす。
【0029】このように、本実施形態の飲料抽出装置に
よれば、抽出シリンダ1に供給される湯を流通する給湯
側流通管5に、流通抵抗の小さい第1の流路5aと、流
通抵抗の大きい第2の流路5bとを設け、第1の流路5
aの電磁弁5cを開閉することにより、抽出シリンダ1
に供給される湯に異なった流通抵抗を付与するようにし
たので、抽出シリンダ1に供給される湯の流通抵抗を小
さくして抽出シリンダ1の内圧を高くすることにより、
エスプレッソ・コーヒーを抽出することができ、流通抵
抗を大きくして抽出シリンダ1の内圧を低くすれば、レ
ギュラー・コーヒーを抽出することができる。従って、
一台の飲料抽出装置により、エスプレッソ・コーヒーと
レギュラー・コーヒーの何れの飲料も抽出することがで
き、他種類の飲料の販売が要求される飲料自動販売機に
極めて有利である。
【0030】また、抽出シリンダ1から抽出される飲料
を流通する抽出側流通管6に内径の小さい流路6aを設
け、この流路6aによって飲料に流通抵抗を与えること
により、抽出シリンダ1内の飲料抽出圧力を発生させる
ようにしたので、湯の供給による加圧力が一定であれ
ば、原料の種類、粒度等に拘わらず抽出シリンダ1の抽
出圧力を正確に所望の圧力にすることができ、レギュラ
ーコーヒーの透明度、エスプレッソコーヒーにおける泡
の発生量を常に一定にすることが可能である。
【0031】更に、給湯側流通管5を、互いに流通抵抗
の異なる第1及び第2の流路5a,5bから構成し、第
1の流路5aを電磁弁5cによって開閉することにより
流通抵抗を変えるようにしたので、簡単な構造によって
安価に構成することができ、低コスト化に極めて有利で
ある。
【0032】図5は本発明の第2の実施形態を示すもの
で、前記実施形態と同等の構成部分には同一の符号を付
して示す。前記実施形態では給湯側流通管5の第1の流
路5aの電磁弁5cを開閉することにより、給湯側流通
管5を流通する湯に異なった流通抵抗を付与するように
したものを示したが、本実施形態では電磁弁5cの代わ
りに各流路5a,5bの合流部分に流路切換手段として
の三方弁5eを設けている。
【0033】即ち、三方弁5eによって第1の流路5a
と下側ピストン3とを連通することにより、抽出シリン
ダ1に供給される湯が第1の流路5aのみを流通し、抽
出時における抽出シリンダ1の内圧を高くすることがで
きる。また、三方弁5eによって第2の流路5bと下側
ピストン3とを連通することにより、抽出シリンダ1に
供給される湯が第2の流路5bのみを流通し、抽出時に
おける抽出シリンダ1の内圧を低くすることができる。
【0034】図6及び図7は本発明の第3の実施形態を
示すもので、第1の実施形態と同等の構成部分には同一
の符号を付して示す。第1の実施形態では下側ピストン
3に単一の流出口3bを設けたものを示したが、本実施
形態では下側ピストン3に計2つの流出口3bを設け、
各流出口3bの下流側には抽出側流通管7が設けられて
いる。
【0035】抽出側流通管7は、互いに並列に設けられ
た第1の流路7aと第2の流路7bとからなり、第1の
流路7aには流路開閉手段としての電磁弁7cが設けら
れている。第2の流路7bの一端は第1の流路7aの電
磁弁7cの上流側に接続され、その他端は電磁弁7cの
下流側に設けたノズル7dに合流するように接続されて
いる。第2の流路7bは第1の流路7aよりも内径が小
さく形成され、第1の流路7aよりも流通抵抗が大きく
なっている。
【0036】本実施形態では、飲料抽出の際、エスプレ
ッソ・コーヒーが選択されている場合には、給湯側流通
管5の電磁弁5cが開放され、図6に示すようにポンプ
4から吐出した湯が第1の流路5aを通って抽出シリン
ダ1内に供給される。この場合、抽出側流通管7の電磁
弁7cは閉鎖され、抽出シリンダ1から抽出された湯が
第2の流路7bを通ってノズル7dから吐出される。こ
れにより、抽出シリンダ1の流入側の流通抵抗が小さ
く、流出側の流通抵抗が大きくなることから、抽出時の
抽出シリンダ1内の圧力が高くなり、エスプレッソ・コ
ーヒーが抽出される。
【0037】また、レギュラー・コーヒーが選択されて
いる場合には、給湯側流通管5の電磁弁5cが閉鎖さ
れ、図7に示すようにポンプ4から吐出した湯が第2の
流路5bを通って抽出シリンダ1内に供給される。一
方、抽出側流通管7の電磁弁7cは開放され、抽出シリ
ンダ1から抽出された湯が第1の流路7aを通ってノズ
ル7dから吐出される。これにより、抽出シリンダ1の
流入側の流通抵抗が大きく、流出側の流通抵抗が小さく
なることから、抽出時の抽出シリンダ1内の圧力が低く
なり、レギュラー・コーヒーが抽出される。尚、第2の
流路7bは開放されたままであるが、第1の流路7aよ
りも流通抵抗が大きいため、飲料の大部分は第1の流路
7aを流通する。
【0038】このように、本実施形態によれば、抽出シ
リンダ1の流入側及び流出側にそれぞれ流通抵抗を可変
とする給湯側流通管5及び抽出側流通管7を設け、エス
プレッソ・コーヒーを抽出する場合は、抽出シリンダ1
の流入側の流通抵抗を小さく、流出側の流通抵抗を大き
くするようにし、また、レギュラー・コーヒーを抽出す
る場合は、抽出シリンダ1の流入側の流通抵抗を大き
く、流出側の流通抵抗を小さくするようにしたので、エ
スプレッソ・コーヒー抽出時とレギュラー・コーヒー抽
出時の抽出シリンダ1内の圧力差を大きくすることがで
き、エスプレッソ・コーヒーとレギュラー・コーヒーと
を確実に作り分けることができる。
【0039】尚、本実施形態では、給湯側流通管5及び
抽出側流通管7として、それぞれ電磁弁5c,7cを用
いたものを示したが、第2の実施形態のように三方弁を
用いて構成することも可能である。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の飲料抽
出装置によれば、一台の装置により、泡を多く含む飲料
(例えばエスプレッソ・コーヒー)と、泡の少ない飲料
(例えばレギュラー・コーヒー)の何れの飲料も抽出す
ることができ、他種類の飲料の販売が要求される飲料自
動販売機に極めて有利である。
【0041】また、請求項2の飲料抽出装置によれば、
請求項1の効果に加え、原料の種類、粒度等に拘わらず
抽出シリンダの抽出圧力を正確に所望の圧力にすること
ができるので、例えばレギュラーコーヒーの透明度、エ
スプレッソコーヒーにおける泡の発生量を常に一定にす
ることができ、飲料の品質向上を図ることができる。
【0042】また、請求項3の飲料抽出装置によれば、
請求項1の効果に加え、原料の種類、粒度等に拘わらず
抽出シリンダの抽出圧力を正確に所望の圧力にすること
ができるので、例えばレギュラーコーヒーの透明度、エ
スプレッソコーヒーにおける泡の発生量を常に一定にす
ることができ、飲料の品質向上を図ることができる。こ
の場合、抽出シリンダの飲料流出側の流通抵抗を変える
ことができるので、高圧で飲料を抽出する場合と低圧で
飲料を抽出する場合との抽出シリンダ内の圧力差を大き
くすることができ、例えばエスプレッソ・コーヒーとレ
ギュラー・コーヒーとを確実に作り分けることができ
る。
【0043】また、請求項4または5の飲料抽出装置に
よれば、請求項3の効果に加え、給湯側流通手段または
抽出側流通手段を簡単な構造によって安価に構成するこ
とができるので、低コスト化に極めて有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す飲料抽出装置の
概略構成図
【図2】飲料抽出装置の概略構成図
【図3】飲料抽出装置の動作説明図
【図4】飲料抽出装置の動作説明図
【図5】本発明の第2の実施形態を示す飲料抽出装置の
概略構成図
【図6】本発明の第3の実施形態を示す飲料抽出装置の
概略構成図
【図7】飲料抽出装置の概略構成図
【符号の説明】
1…抽出シリンダ、2…上側ピストン、3…下側ピスト
ン、4…ポンプ、5…給湯側流通管、5a…第1の流
路、5b…第2の流路、5c…電磁弁、5e…三方弁、
7…抽出側流通管、7a…第1の流路、6…抽出側流通
管、6a…流路、7b…第2の流路、7c…電磁弁、A
…原料。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原料を投入された抽出シリンダ内に湯を
    供給することにより、抽出シリンダ内を加圧し、濾過手
    段を介して抽出シリンダから飲料を抽出する飲料抽出装
    置において、 前記抽出シリンダに供給される湯に異なった流通抵抗を
    付与可能な給湯側流通手段と、 給湯側流通手段の流通抵抗を変える可変手段とを備えた
    ことを特徴とする飲料抽出装置。
  2. 【請求項2】 前記抽出シリンダから抽出される飲料に
    所定の流通抵抗を付与する抽出側流通手段を備えたこと
    を特徴とする請求項1記載の飲料抽出装置。
  3. 【請求項3】 前記抽出シリンダから抽出される飲料に
    異なった流通抵抗を付与可能な抽出側流通手段と、 抽出側流通手段の流通抵抗を変える可変手段とを備えた
    ことを特徴とする請求項1記載の飲料抽出装置。
  4. 【請求項4】 前記給湯側及び抽出側流通手段の少なく
    とも一方を、流通抵抗の小さい第1の流路と、流通抵抗
    の大きい第2の流路とから形成し、 前記可変手段を第1の流路を開閉する流路開閉手段によ
    って形成したことを特徴とする請求項3記載の飲料抽出
    装置。
  5. 【請求項5】 前記給湯側及び抽出側流通手段の少なく
    とも一方を、流通抵抗の小さい第1の流路と、流通抵抗
    の大きい第2の流路とから形成し、 前記可変手段を第1及び第2の流路のうち何れか一方の
    流路を抽出シリンダ側に連通する流路切換手段によって
    形成したことを特徴とする請求項3記載の飲料抽出装
    置。
JP2001332936A 2001-10-30 2001-10-30 飲料抽出装置 Expired - Fee Related JP3790700B2 (ja)

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