JP2003135272A - 炊飯器 - Google Patents

炊飯器

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JP2003135272A
JP2003135272A JP2001337676A JP2001337676A JP2003135272A JP 2003135272 A JP2003135272 A JP 2003135272A JP 2001337676 A JP2001337676 A JP 2001337676A JP 2001337676 A JP2001337676 A JP 2001337676A JP 2003135272 A JP2003135272 A JP 2003135272A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 炊飯器の動作を制御するマイクロコンピュー
タを備えた炊飯器において、炊飯器内の電子回路に供給
する不要な電力を停止し、待機状態での消費電力を低減
できる炊飯器を提供する。 【解決手段】 鍋2を加熱する加熱手段3を駆動手段1
1により駆動し、炊飯器の動作を制御するマイクロコン
ピュータ10に入力手段8より所定の信号を入力する。
電源回路12により商用交流電源1を直流電力に変換
し、マイクロコンピュータ10と入力手段8に電力を供
給する出力電圧V1と、駆動手段11に電力を供給する
出力電圧V2を出力する。電源回路12の出力電圧V2
とその出力電圧V2に接続される駆動手段11等の負荷
との間に通電切換手段13を配置し、通電切換手段13
は、出力電圧V2からの電力供給を可能とする通電状態
もしくは電力供給を停止する停止状態に切り換えるよう
構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、炊飯器の動作を制
御するマイクロコンピュータを備えた炊飯器に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、地球の温暖化等の環境悪化を防止
するため、電化製品の省エネルギー化が推進されてい
る。
【0003】従来、この種の炊飯器は、一般に図10に
示すように構成している。以下、その構成について説明
する。
【0004】図10に示すように、鍋2は炊飯材料を入
れ、駆動手段4により駆動される加熱手段3により加熱
される。電源回路5は商用交流電源1を直流電力に変換
し、炊飯器内の電子回路を動作させる電源を発生する。
マイクロコンピュータ6は商用交流電源1により電力を
供給される炊飯器を制御するもので、このマイクロコン
ピュータ6をバックアップするバックアップ手段7を有
している。入力手段8は使用者が炊飯器の動作を設定す
るものであり、ファンモータ9は炊飯器の内部の発熱部
品を冷却するものである。
【0005】上記構成において動作を説明する。炊飯器
が商用交流電源1に接続されると、電源回路5は商用交
流電源1を直流電圧に変換し、この直流電圧を駆動手段
4、マイクロコンピュータ6、入力手段8、ファンモー
タ9などの電子回路に供給する。
【0006】マイクロコンピュータ6は入力手段8の信
号を入力しその信号に合わせて駆動手段4やファンモー
タ9に信号を出力し炊飯動作を開始する。駆動手段4は
マイクロコンピュータ6からの信号により加熱手段3に
駆動信号を出力し、加熱手段3を動作させ鍋2を加熱し
炊飯を行う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、炊飯器が実際に炊飯や保温といった動作
を行っていない待機状態でも、炊飯器が商用交流電源1
に接続されている限り電源回路5からマイクロコンピュ
ータ6、駆動手段4などの電子回路に電力が供給され、
電力が無駄に消費されるという問題があった。
【0008】また、所定時間後(たとえば、前夜に翌
朝)の炊きあがりとなるように予約炊飯を行う場合に、
比較的長時間(たとえば10時間等)炊飯器の駆動手段
4に電源が通電されていると、駆動手段4や電源回路5
の発熱により鍋2の内部が不当に温まり、炊飯性能に悪
影響を及ぼす恐れがある。
【0009】すなわち、炊飯工程の一つである前炊き工
程においては、米の吸水状態を所定値に制御するように
温度と時間を制御しているが、予約炊飯を行うものにお
いては、かかる前炊き工程にいたる以前に10時間近く
の待機時間を有するため、その間に駆動手段4や電源回
路5の発熱による不当な暖めによって炊飯性能が劣化す
る場合が生じ得た。
【0010】また、前記の不当な発熱は、ゴキブリ等の
温床ともなり得るものであり、ゴキブリ等が炊飯器内部
に侵入するのを誘発し、かかるゴキブリの糞等によりプ
リント基板上の配線間の絶縁劣化等を起こし、製品の故
障等につながる場合もあった。
【0011】本発明は上記課題を解決するもので、炊飯
器内の電子回路に供給する不要な電力を停止し、待機状
態での消費電力を低減できる炊飯器を提供することを目
的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、鍋を加熱する加熱手段を駆動手段により駆
動し、炊飯器の動作を制御するマイクロコンピュータを
バックアップ手段によりバックアップするとともに、マ
イクロコンピュータに入力手段より所定の信号を入力
し、電源回路により商用交流電源を直流電力に変換し少
なくともマイクロコンピュータと入力手段に電力を供給
する出力電圧V1と少なくとも駆動手段に電力を供給す
る出力電圧V2を出力し、電源回路の出力電圧V2とそ
の出力電圧V2に接続される駆動手段等の負荷との間に
通電切換手段を配置し、通電切換手段は、出力電圧V2
からの電力供給を可能とする通電状態もしくは電力供給
を停止する停止状態に切り換えるよう構成したものであ
る。
【0013】これにより、出力電圧V2から出力電圧V
2に接続される駆動手段などの負荷を切り離すことがで
き、炊飯器内の電子回路に供給する不要な電力を停止で
きて、待機状態での消費電力を低減できる炊飯器を提供
することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、鍋を加熱する加熱手段と、前記加熱手段を駆動する
駆動手段と、炊飯器の動作を制御するマイクロコンピュ
ータと、前記マイクロコンピュータをバックアップする
バックアップ手段と、前記マイクロコンピュータに所定
の信号を入力する入力手段と、商用交流電源を直流電力
に変換し少なくとも前記マイクロコンピュータと前記入
力手段に電力を供給する出力電圧V1と少なくとも前記
駆動手段に電力を供給する出力電圧V2を出力する電源
回路と、前記電源回路の前記出力電圧V2とその出力電
圧V2に接続される前記駆動手段等の負荷との間に配置
した通電切換手段とを備え、前記通電切換手段は、前記
出力電圧V2からの電力供給を可能とする通電状態もし
くは電力供給を停止する停止状態に切り換えるよう構成
したものであり、出力電圧V2から出力電圧V2に接続
される駆動手段などの負荷を切り離すことができ、炊飯
器内の電子回路に供給する不要な電力を停止できて、待
機状態での消費電力を低減できる炊飯器を提供すること
ができる。
【0015】請求項2に記載の発明は、鍋を加熱する加
熱手段と、前記加熱手段を駆動する駆動手段と、炊飯器
の動作を制御するマイクロコンピュータと、前記マイク
ロコンピュータをバックアップするバックアップ手段
と、前記マイクロコンピュータに所定の信号を入力する
入力手段と、商用交流電源を直流電力に変換し少なくと
も前記マイクロコンピュータと前記入力手段に電力を供
給する出力電圧V1を出力する第1の電源回路と、前記
商用交流電源を直流電力に変換し少なくとも前記駆動手
段に電力を供給する出力電圧V2を出力する第2の電源
回路と、前記第2の電源回路の出力電圧V2とその出力
電圧V2に接続される前記駆動手段等の負荷との間に配
置した通電切換手段とを備え、前記通電切換手段は、前
記出力電圧V2からの電力供給を可能とする通電状態も
しくは電力供給を停止する停止状態に切り換えるよう構
成したものであり、第2の電源回路の出力電圧V2から
出力電圧V2に接続される駆動手段などの負荷を切り離
すことができ、炊飯器内の電子回路に供給する不要な電
力を停止できる炊飯器を提供することができる。
【0016】請求項3に記載の発明は、鍋を加熱する加
熱手段と、前記加熱手段を駆動する駆動手段と、炊飯器
の動作を制御するマイクロコンピュータと、前記マイク
ロコンピュータをバックアップするバックアップ手段
と、前記マイクロコンピュータに所定の信号を入力する
入力手段と、商用交流電源を直流電力に変換し少なくと
も前記マイクロコンピュータと前記入力手段に電力を供
給する出力電圧V1を出力する第1の電源回路と、前記
商用交流電源を直流電力に変換し少なくとも前記駆動手
段に電力を供給する出力電圧V2を出力する第2の電源
回路と、前記商用交流電源と前記第2の電源回路間に配
置した通電切換手段とを備え、前記通電切換手段は、前
記商用交流電源からの電力供給を可能とする通電状態も
しくは電力供給を停止する停止状態に切り換えるよう構
成したものであり、商用電源からから第2の電源回路と
出力電圧V2に接続される駆動手段などの負荷を切り離
すことができ、炊飯器内の電子回路に供給する不要な電
力を停止できる炊飯器を提供することができる。
【0017】請求項4に記載の発明は、上記請求項1〜
3に記載の発明において、マイクロコンピュータは、炊
飯器が特定の工程もしくは状態になった後の一定時間経
過後に、通電切換手段を電力供給が停止する停止状態に
制御するよう構成したものであり、炊飯器の動作の状況
によって、自動的に出力電圧V2に接続される駆動手段
などへの電力供給を停止することができる。
【0018】請求項5に記載の発明は、上記請求項1〜
4に記載の発明において、マイクロコンピュータは、通
電切換手段を電力供給を停止する停止状態に切り換える
と、通常動作よりも消費電力を少なくできる低消費電力
モードで動作するよう構成したものであり、マイクロコ
ンピュータの消費電力を低減して、さらに待機時の消費
電力を削減できる。
【0019】請求項6に記載の発明は、上記請求項5に
記載の発明において、出力電圧V1に接続された少なく
ともマイクロコンピュータや入力手段等の負荷と出力電
圧V2との間を、前記出力電圧V2から電力を供給する
ことが可能となるように整流ダイオードを接続したもの
であり、通電切換手段が通電状態でマイクロコンピュー
タが通常動作中は出力電圧V2からも出力電圧V1に接
続された負荷に電力を供給し、マイクロコンピュータが
低速動作等の低消費電力モードで動作するときは出力電
圧V1からのみで電力を供給することになるので、電源
回路の出力電圧V1を発生する回路を低コストでコンパ
クトにできる。
【0020】請求項7に記載の発明は、上記請求項1〜
6に記載の発明において、炊飯器の状態を表示する表示
手段を備え、マイクロコンピュータは、通電切換手段の
状態に応じて前記表示手段の表示を変更するようにした
ものであり、通電切換手段の状態に応じた表示を行うこ
とができる。
【0021】請求項8に記載の発明は、上記請求項7に
記載の発明において、商用交流電源に接続され前記商用
交流電源の停電を検知する停電検知手段を備え、マイク
ロコンピュータは前記停電検知手段の出力に応じて表示
手段の表示を変更するようにしたものであり、通電切換
手段の状態に応じた表示に加え、商用交流電源の状態に
応じた表示をも行うことができる。
【0022】請求項9に記載の発明は、上記請求項7に
記載の発明において、出力電圧V1の電圧を検知する電
圧検知手段を備え、マイクロコンピュータは、前記電圧
検知手段の出力に応じて表示手段の表示を変更するよう
にしたものであり、商用交流電源の停電を検知する停電
検知手段がなくても、商用交流電源から炊飯器への通電
状態を検知でき、通電切換手段の状態に応じた表示に加
え商用交流電源の状態に応じた表示をも行うことができ
る。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは同
一符号を付して説明を省略する。
【0024】(実施例1)図1に示すように、マイクロ
コンピュータ10は商用交流電源1により電力を供給さ
れる炊飯器を制御するもので、駆動手段11を介して鍋
2を加熱する加熱手段6を制御する。電源回路12は商
用交流電源1を直流電力に変換し、マイクロコンピュー
タ10と入力手段8に電力を供給する出力電圧V1と、
駆動手段11とファンモータ9に電力を供給する出力電
圧V2を出力する。
【0025】通電切換手段13は、電源回路12の出力
電圧V2と、その出力電圧V2に接続される駆動手段1
1、ファンモータ9などの負荷との間に接続し、出力電
圧V2からの電力供給を可能とする通電状態もしくは電
力供給を停止する停止状態に切り換えるよう構成してい
る。
【0026】上記構成において動作を説明する。炊飯器
が商用交流電源1に接続されると、電源回路12は商用
交流電源1を直流電圧に変換し、出力電圧V1と出力電
圧V2を出力する。出力電圧V1にはマイクロコンピュ
ータ10と入力手段8が接続しており、出力電圧V2に
通電切換手段13を接続し、通電切換手段13の出力に
駆動手段11とファンモータ9を接続している。
【0027】マイクロコンピュータ10は駆動手段1
1、ファンモータ9などの負荷を動作させる必要のない
状態では通電切換手段13に通電を停止する信号を出力
し、通電切換手段13は出力に接続された負荷に出力電
圧V2を供給しない。
【0028】一方、マイクロコンピュータ10が入力手
段8の信号を入力すると、その信号に合わせて通電切換
手段13に通電を可能とする信号を出力し、通電切換手
段13は出力に接続された負荷に出力電圧V2を供給
し、さらに、駆動手段11やファンモータ9に信号を出
力し炊飯動作を開始する。駆動手段11はマクロコンピ
ュータ10からの信号により加熱手段3に駆動信号を出
力し加熱手段3を動作させ鍋2を加熱し炊飯を行う。
【0029】このように本実施例によれば、マイクロコ
ンピュータ10と入力手段8はどのようなモードでも動
作しつづける必要があるため、出力電圧V1から常時電
力を供給されている。一方、駆動手段11やファンモー
タ9といった実際に炊飯を行うとき以外は動作しない回
路は、実際に動作するモード以外では出力電圧V2から
電力の供給を停止するので、待機状態での無駄な電力を
消費しないようにできる。
【0030】(実施例2)図2に示すように、第1の電
源回路14は商用交流電源1を直流電力に変換し、マイ
クロコンピュータ10aと入力手段8に出力電圧V1を
供給する。第2電源回路15は商用交流電源1を直流電
力に変換し、駆動手段11やファンモータ9に出力電圧
V2を供給する。通電切換手段13は、第2電源回路1
5の出力電圧V2とその出力電圧V2に接続される駆動
手段11、ファンモータ9などの負荷との間に接続し、
出力電圧V2からの電力供給を可能とする通電状態もし
くは電力供給を停止する停止状態に切り換えるよう構成
している。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0031】上記構成において動作を説明する。炊飯器
が商用交流電源1に接続されると、第1の電源回路14
は商用交流電源1を直流電圧に変換し、出力電圧V1を
出力し、その出力電圧V1にはマイクロコンピュータ1
0aと入力手段8を接続しており、常時電力を供給して
いる。また、第2の電源回路15も同様に商用交流電源
1を直流電圧に変換し出力電圧V2を出力し、その出力
電圧V2に通電切換手段13を接続し、通電切換手段1
3の出力に駆動手段11とファンモータ9を接続してい
る。
【0032】マイクロコンピュータ10aは駆動手段1
1やファンモータ9といった負荷を動作させる必要のな
い状態では、通電切換手段13に通電を停止する信号を
出力し、通電切換手段13は出力に接続された負荷に出
力電圧V2を供給しない。
【0033】一方、マイクロコンピュータ10aが入力
手段8の信号を入力すると、その信号に合わせて通電切
換手段13に通電を可能とする信号を出力し、通電切換
手段13は出力に接続された負荷に出力電圧V2を供給
し、さらに、駆動手段11やファンモータ9に信号を出
力し炊飯動作を開始する。駆動手段11はマクロコンピ
ュータ10aからの信号により加熱手段3に駆動信号を
出力し、加熱手段3を動作させ鍋2を加熱し炊飯を行
う。
【0034】このように本実施例によれば、マイクロコ
ンピュータ10aと入力手段8はどのようなモードでも
動作しつづける必要があるため、第1の電源回路14の
出力電圧V1から常時電力を供給されている。一方、駆
動手段11やファンモータ9といった実際に炊飯を行う
時以外は動作しない回路は、実際に動作するモード以外
では第2の電源回路15の出力電圧V2から電力の供給
を停止するので、待機状態での無駄な電力を消費しない
ようにできる。
【0035】(実施例3)図3に示すように、通電切換
手段16は、商用交流電源1と第2の電源回路15の間
に接続し、商用交流電源1からの電力供給を可能とする
通電状態もしくは電力供給を停止する停止状態に切り換
えるよう構成している。他の構成は上記実施例1または
2と同じである。
【0036】上記構成において動作を説明する。炊飯器
が商用交流電源1に接続されると、第1の電源回路14
は商用交流電源1を直流電圧に変換し出力電圧V1を出
力し、その出力電圧V1にはマイクロコンピュータ10
bと入力手段8を接続しており、常時電力を供給してい
る。また、第2の電源回路15は通電切換手段16を介
して商用交流電源1に接続し、商用交流電源1を直流電
圧に変換し出力電圧V2を出力し、その出力電圧V2に
駆動手段11とファンモータ9を接続している。
【0037】マイクロコンピュータ10bは駆動手段1
1、ファンモータ9などの負荷を動作させる必要のない
状態では、通電切換手段16に通電を停止する信号を出
力し、通電切換手段16は出力に接続した第2の電源回
路15に商用交流電源1から電力を供給しない。
【0038】一方、マイクロコンピュータ10bが入力
手段8の信号を入力すると、その信号に合わせて通電切
換手段16に通電を可能とする信号を出力し、通電切換
手段16は出力に接続された第2の電源回路15に商用
交流電源1から電力を供給し、さらに、駆動手段11や
ファンモータ9に信号を出力し炊飯動作を開始する。駆
動手段11はマクロコンピュータ10bからの信号によ
り加熱手段3に駆動信号を出力し、加熱手段3を動作さ
せ鍋2を加熱し炊飯を行う。
【0039】このように本実施例によれば、マイクロコ
ンピュータ10bと入力手段8はどのようなモードでも
動作しつづける必要があるため、第1の電源回路14の
出力電圧V1から常時電力を供給されている。一方、駆
動手段11やファンモータ9といった実際に炊飯を行う
とき以外は動作しない回路は、実際に動作するモード以
外では商用交流電源1からの電力の供給を停止するの
で、待機状態での無駄な電力を消費しないようにでき
る。さらに、第2の電源回路15が消費する電力をも消
費しないようにできる。
【0040】(実施例4)図1に示すマイクロコンピュ
ータ10は、炊飯器が特定の工程もしくは状態になった
後の一定時間経過後に、通電切換手段13を電力供給が
停止する停止状態に制御するよう構成している。他の構
成は上記実施例1と同じである。
【0041】上記構成において図4を参照しながら動作
を説明する。炊飯器が商用交流電源1に接続されると、
マイクロコンピュータ10はステップ101で通電切換
手段13に通電可能信号を出力しステップ102に進
む。ステップ102では炊飯器の状態を判定し、状態が
待機状態であればステップ103へ進み、待機状態以外
ではステップ104でそれぞれの状態に応じた工程に進
む。
【0042】ステップ103では待機状態に入ってから
経過した時間を計時するタイマーの時間を初期化し、そ
の後ステップ105に進みタイマーのカウントを開始し
ステップ106に進む。ステップ106では入力手段8
からの入力の有無を判定し、入力がなければステップ1
07に進み、入力があればステップ112に進む。ステ
ップ107ではタイマーによりカウントされた時間が所
定時間(例えば5秒)を経過したかどうか判定し、所定
時間を経過していなければステップ105に戻り、タイ
マーのカウントを継続し、所定時間を経過しているとス
テップ108に進む。
【0043】ステップ108では通電切換手段13に通
電停止信号を出力し、ステップ109に進む。ステップ
109では入力手段8からの入力の有無を判定し、入力
がなければステップ108に戻り、入力があればステッ
プ110に進む。ステップ110では入力手段8から入
力された信号が取消しキーからの信号かそれ以外のキー
からの信号かを判断し、取消キーからの信号であればス
テップ108に戻り、それ以外のキーからの信号であれ
ばステップ111に進む。
【0044】ステップ111では通電切換手段13に通
電可能信号を出力し、その後入力されたキーに応じた工
程に移行する。そして、ステップ112ではステップ1
06で入力した入力手段8からの信号が取消しキーから
の信号かそれ以外のキーからの信号かを判断し、取消キ
ーからの信号であればステップ107に進み、それ以外
のキーからの信号であればステップ111に進む。
【0045】このように本実施例によれば、マイクロコ
ンピュータ10は炊飯器の状態に応じて通電切換手段1
3を通電状態か通電停止状態に切り換えることができる
ので、待機状態やタイマー予約中の待機中では、自動的
に通電切替手段13を通電停止状態にすることで、駆動
手段11やファンモータ9といった実際に炊飯を行うと
きにのみ電力を必要とする回路には出力電圧V2から電
力の供給を停止し、待機状態での無駄な電力を消費しな
いようにできる。
【0046】なお、本実施例では、タイマーがカウント
する所定時間を5秒としたが、所定時間を0秒としても
問題はない。
【0047】また、本実施例では、ステップ102で炊
飯器の状態が待機状態であるかどうかを判定したが、予
約炊飯中の待機中でもよい。
【0048】また、本実施例では、上記実施例1のマイ
クロコンピュータ10について、炊飯器が特定の工程も
しくは状態になった後の一定時間経過後に、通電切換手
段13を電力供給が停止する停止状態に制御する構成に
ついて説明したが、上記実施例2または3のマイクロコ
ンピュータについても同様に構成することで、同様の効
果を得ることができる。
【0049】(実施例5)図1に示すマイクロコンピュ
ータ10は、通電切換手段13を電力供給を停止する停
止状態に切り換えると、通常動作よりも消費電力を少な
くできる低消費電力モードで動作するよう構成してい
る。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0050】上記構成において図5を参照しながら動作
を説明する。炊飯器が商用交流電源1に接続されると、
マイクロコンピュータ10はステップ201で駆動手段
11、ファンモータ9、通電切換手段13などに信号を
出力したり、入力手段8からの信号を入力したり、鍋2
の温度を検出したり、といった炊飯器の機能をすべて制
御する通常動作モードで動作するようにし、ステップ2
02に進む。
【0051】ステップ202では、通電切換手段13に
通電可能信号を出力し、ステップ203に進む。ステッ
プ203では炊飯器の状態を判定し、状態が待機状態で
あればステップ204へ進み、待機状態以外ではステッ
プ205でそれぞれの状態に応じた工程に進む。ステッ
プ204では待機状態に入ってから経過した時間を計時
するタイマーの時間を初期化し、その後、ステップ20
6に進みタイマーのカウントを開始しステップ207に
進む。
【0052】ステップ207では入力手段8からの入力
の有無を判定し、入力がなければステップ208に進
み、入力があればステップ215に進む。ステップ20
8ではタイマーによりカウントされた時間が所定時間
(例えば5秒)を経過したかどうか判定し、時間を経過
していなければステップ206に戻り、タイマーのカウ
ントを継続し、時間を経過しているとステップ209に
進む。
【0053】ステップ209では通電切換手段13に通
電停止信号を出力し、ステップ210に進む。ステップ
210では、マイクロコンピュータ10の動作を入力手
段8からの信号を入力することと、時計機能のようなタ
イマーをカウントするといった最低限の動作に限定して
マイクロコンピュータの消費電力を通常動作時よりも低
減する低消費電力モードに切り換え、ステップ211に
進む。
【0054】ステップ211では入力手段8からの入力
の有無を判定し、入力がなければステップ209に戻
り、入力があればステップ212に進む。ステップ21
2では入力手段8から入力された信号が取消しキーから
の信号かそれ以外のキーからの信号かを判断し、取消キ
ーからの信号であればステップ209に戻り、それ以外
のキーからの信号であればステップ213に進む。
【0055】ステップ213ではマイクロコンピュータ
10の動作を炊飯器の機能をすべて制御する通常動作モ
ードで動作するように切り換え、ステップ214に進
む。ステップ214では通電切換手段13に通電可能信
号を出力し、その後入力されたキーに応じた工程に移行
する。そしてステップ215ではステップ207で入力
した入力手段8からの信号が取消しキーからの信号かそ
れ以外のキーからの信号かを判断し、取消キーからの信
号であればステップ208に進み、それ以外のキーから
の信号であればステップ214に進む。
【0056】このように本実施例によれば、マイクロコ
ンピュータ10は炊飯器の状態に応じて通電切換手段1
3を通電状態か通電停止状態に切り換え、さらに、マイ
クロコンピュータ10の消費電力を低減する低消費電力
モードに切り換えることができるので、待機状態やタイ
マー予約中の待機中では、自動的に通電切換手段13を
通電停止状態にすることで、駆動手段11やファンモー
タ9といった実際に炊飯を行う時にのみ電力を必要とす
る回路には出力電圧V2から電力の供給を停止し、かつ
マイクロコンピュータ10の消費電力も低減し、待機状
態での無駄な電力を消費しないようにできる。
【0057】なお、本実施例では、タイマーがカウント
する所定時間を5秒としたが、所定時間を0秒としても
問題はない。
【0058】また、本実施例では、ステップ203で炊
飯器の状態が待機状態であるかどうかを判定したが、予
約炊飯中の待機中でもよい。
【0059】また、本実施例では、上記実施例1のマイ
クロコンピュータ10について、通電切換手段13を電
力供給を停止する停止状態に切り換えると、通常動作よ
りも消費電力を少なくできる低消費電力モードで動作す
る構成構成について説明したが、上記実施例2または3
のマイクロコンピュータについても同様に構成すること
で、同様の効果を得ることができる。
【0060】(実施例6)図6に示すように、整流ダイ
オード17は、出力電圧V1に接続されたマイクロコン
ピュータ10c、入力手段8などの負荷と出力電圧V2
との間を、出力電圧V2から電力を供給することが可能
となるように、通電切換手段13の出力から電源回路1
2の出力電圧V1に向けて接続している。他の構成は上
記実施例1または5と同じである。
【0061】上記構成において図5を参照しながら動作
を説明する。炊飯器が商用交流電源1に接続されると、
電源回路12は商用交流電源1を直流電圧に変換し出力
電圧V1と出力電圧V2を出力する。出力電圧V1には
マイクロコンピュータ10cと入力手段8を接続してお
り、出力電圧V2には通電切換手段13を接続し、通電
切換手段13の出力に駆動手段11とファンモータ9と
ダイオード17を介して、出力電圧V1に接続している
マイクロコンピュータ10cと入力手段8とを接続して
いる。
【0062】マイクロコンピュータ10cは待機状態の
ように駆動手段11やファンモータ9といった負荷を動
作させる必要のない状態では、図5のステップ209で
通電切換手段13に通電を停止する信号を出力し、通電
切換手段13は出力に接続された負荷に出力電圧V2を
供給しない。それと同時に、ステップ210でマイクロ
コンピュータ10cの消費電力を通常の動作状態よりも
低減する低消費電力モードにする。
【0063】一方、マイクロコンピュータ10cが入力
手段8の信号を入力すると、その信号に合わせてステッ
プ213でマイクロコンピュータ10cの動作を通常の
動作モードに戻すと同時に、ステップ214で通電切換
手段13に通電を可能とする信号を出力し、通電切換手
段13は出力に接続された負荷に出力電圧V2を供給
し、さらに、駆動手段11やファンモータ9に信号を出
力し炊飯動作を開始する。駆動手段11はマクロコンピ
ュータ10cからの信号により加熱手段3に駆動信号を
出力し加熱手段3を動作させ鍋2を加熱し炊飯を行う。
【0064】このように、通常動作時はマイクロコンピ
ュータ10cに出力電圧V2からも電力を供給し、低消
費電力モードでは出力電圧V1からのみ電力を供給する
ので、出力電圧V1から供給する電力はマイクロコンピ
ュータ10cの低消費電力モードでの消費電力と入力手
段8へ供給する電力だけで済み、出力電圧V1を発生す
る電源回路12を簡単でコンパクトにできる。
【0065】このように本実施例によれば、マイクロコ
ンピュータ10cは炊飯器の状態に応じて通電切換手段
13を通電状態か通電停止状態に切り換え、さらに、マ
イクロコンピュータ10cの消費電力を低減する低消費
電力モードに切り換えることができるので、待機状態や
タイマー予約中の待機中では、自動的に通電切換手段1
3を通電停止状態にすることで、駆動手段11やファン
モータ9といった実際に炊飯を行う時にのみ電力を必要
とする回路には出力電圧V2から電力の供給を停止し、
かつマイクロコンピュータ10cの消費電力も低減し、
待機状態での無駄な電力を消費しないようにでき、さら
に電源回路の出力電圧V1を発生する回路を低コストで
コンパクトにできる。
【0066】(実施例7)図7に示すように、表示手段
18は、炊飯器の状態を表示するもので、マイクロコン
ピュータ10dは、通電切換手段13の状態に応じて表
示手段18の表示を変更するよう構成している。他の構
成は上記実施例1と同じである。
【0067】上記構成において図5を参照しながら動作
を説明する。炊飯器が商用交流電源1に接続されると、
電源回路12は商用交流電源1を直流電圧に変換し出力
電圧V1と出力電圧V2を出力する。出力電圧V1には
マイクロコンピュータ10dと入力手段8を接続してお
り、出力電圧V2には通電切換手段13を接続し、通電
切換手段13の出力に駆動手段11とファンモータ9を
接続している。
【0068】マイクロコンピュータ10dは駆動手段1
1、ファンモータ9などの負荷を動作させる必要のない
状態では、通電切換手段13に通電を停止する信号を出
力し、通電切換手段13は出力に接続された負荷に出力
電圧V2を供給しない。
【0069】一方、マイクロコンピュータ10dが入力
手段8の信号を入力すると、その信号に合わせて通電切
換手段13に通電を可能とする信号を出力し、通電切換
手段13は出力に接続された負荷に出力電圧V2を供給
し、さらに、駆動手段11やファンモータ9に信号を出
力し炊飯動作を開始する。駆動手段11はマクロコンピ
ュータ10dからの信号により加熱手段3に駆動信号を
出力し加熱手段3を動作させ鍋2を加熱し炊飯を行う。
そして、マイクロコンピュータ10dは通電切換手段1
3に出力した状態に応じて表示手段17に表示する。
【0070】このように本実施例によれば、マイクロコ
ンピュータ10dと入力手段8はどのようなモードでも
動作しつづける必要があるため、出力電圧V1から常時
電力を供給されている。一方、駆動手段11やファンモ
ータ9といった実際に炊飯を行う時以外は動作しない回
路は、実際に動作するモード以外では出力電圧V2から
電力の供給を停止するので、待機状態での無駄な電力を
消費しないようにでき、炊飯器がどのような状態で動作
しているか表示することができる。
【0071】(実施例8)図8にに示すように、停電検
知手段19は、商用交流電源1の通電状態を検知するも
ので、マイクロコンピュータ10eは停電検知手段19
の出力に応じて表示手段18の表示を変更するよう構成
している。他の構成は上記実施例7と同じである。
【0072】上記構成において動作を説明する。炊飯器
が商用交流電源1に接続されると、電源回路12は商用
交流電源1を直流電圧に変換し、出力電圧V1と出力電
圧V2を出力する。出力電圧V1にマイクロコンピュー
タ10eと入力手段8を接続しており、出力電圧V2に
通電切換手段13を接続し、通電切換手段13の出力に
駆動手段11とファンモータ9を接続している。
【0073】マイクロコンピュータ10eは駆動手段1
1、ファンモータ9などの負荷を動作させる必要のない
状態では、通電切換手段13に通電を停止する信号を出
力し、通電切換手段13は出力に接続された負荷に出力
電圧V2を供給しない。
【0074】一方、マイクロコンピュータ10eが入力
手段8の信号を入力すると、その信号に合わせて通電切
換手段13に通電を可能とする信号を出力し、通電切換
手段13は出力に接続された負荷に出力電圧V2を供給
し、さらに、駆動手段11やファンモータ9に信号を出
力し炊飯動作を開始する。駆動手段11はマクロコンピ
ュータ10eからの信号により加熱手段3に駆動信号を
出力し加熱手段3を動作させ鍋2を加熱し炊飯を行う。
【0075】マイクロコンピュータ10eは停電検知手
段18からの出力信号を入力し、商用交流電源1からの
通電がない停電状態では停電状態であることを表示手段
187に表示し、通電状態では通電切換手段13に出力
した状態に応じて表示手段18に表示する。
【0076】このように本実施例によれば、マイクロコ
ンピュータ10eと入力手段8はどのようなモードでも
動作しつづける必要があるため、出力電圧V1から常時
電力を供給されている。一方、駆動手段11やファンモ
ータ9といった実際に炊飯を行う時以外は動作しない回
路は、実際に動作するモード以外では出力電圧V2から
電力の供給を停止するので、待機状態での無駄な電力を
消費しないようにでき、さらに、炊飯器が停電状態であ
るか、通常動作状態であるか、少電力状態であるのかを
表示することができる。
【0077】(実施例9)図9に示すように、電圧検知
手段20は電源回路12の出力電圧V1の電圧を検知す
るもので、マイクロコンピュータ10fは、電圧検知手
段20の出力に応じて表示手段18の表示を変更するよ
う構成している。他の構成は上記実施例7と同じであ
る。
【0078】上記構成において動作を説明する。炊飯器
が商用交流電源1に接続されると、電源回路12は商用
交流電源1を直流電圧に変換し出力電圧V1と出力電圧
V2を出力する。出力電圧V1にはマイクロコンピュー
タ10fと入力手段8を接続しており、出力電圧V2に
通電切換手段13を接続し、通電切換手段13の出力に
駆動手段11とファンモータ9を接続している。
【0079】マイクロコンピュータ10fは駆動手段1
1、ファンモータ9などの負荷を動作させる必要のない
状態では、通電切換手段13に通電を停止する信号を出
力し、通電切換手段13は出力に接続された負荷に出力
電圧V2を供給しない。
【0080】一方、マイクロコンピュータ10fが入力
手段8の信号を入力すると、その信号に合わせて通電切
換手段13に通電を可能とする信号を出力し、通電切換
手段13は出力に接続された負荷に出力電圧V2を供給
し、さらに、駆動手段11やファンモータ9に信号を出
力し炊飯動作を開始する。駆動手段11はマクロコンピ
ュータ10fからの信号により加熱手段3に駆動信号を
出力し加熱手段3を動作させ鍋2を加熱し炊飯を行う。
【0081】電源回路12は商用交流電源1に接続され
ているときは出力電圧V1を出力するので、マイクロコ
ンピュータ10fは電圧検知手段19の出力により商用
交流電源1が通電状態か停電状態かを判断し、停電状態
では停電状態であることを表示手段18に表示し、通電
状態では通電切換手段13に出力した状態に応じて表示
手段18に表示する。
【0082】このように本実施例によれば、マイクロコ
ンピュータ10fと入力手段8はどのようなモードでも
動作しつづける必要があるため、出力電圧V1から常時
電力を供給されている。一方、駆動手段11やファンモ
ータ9といった実際に炊飯を行う時以外は動作しない回
路は、実際に動作するモード以外では出力電圧V2から
電力の供給を停止するので、待機状態での無駄な電力を
消費しないようにできる。
【0083】さらに、商用交流電源1の停電を検知する
停電検知手段がなくても、商用交流電源1から炊飯器へ
の通電状態を検知でき、通電切換手段13の状態に応じ
た表示に加え、商用交流電源1の状態に応じた表示をも
行うことができる。
【0084】なお、本実施例では、マイクロコンピュー
タ10fと電圧検知手段19を備えているが、マイクロ
コンピュータ10f内に内蔵されている電圧検知機能を
用いてもよく、同じ効果を得ることができる。
【0085】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
発明によれば、鍋を加熱する加熱手段と、前記加熱手段
を駆動する駆動手段と、炊飯器の動作を制御するマイク
ロコンピュータと、前記マイクロコンピュータをバック
アップするバックアップ手段と、前記マイクロコンピュ
ータに所定の信号を入力する入力手段と、商用交流電源
を直流電力に変換し少なくとも前記マイクロコンピュー
タと前記入力手段に電力を供給する出力電圧V1と少な
くとも前記駆動手段に電力を供給する出力電圧V2を出
力する電源回路と、前記電源回路の前記出力電圧V2と
その出力電圧V2に接続される前記駆動手段等の負荷と
の間に配置した通電切換手段とを備え、前記通電切換手
段は、前記出力電圧V2からの電力供給を可能とする通
電状態もしくは電力供給を停止する停止状態に切り換え
るよう構成したから、出力電圧V2から出力電圧V2に
接続される駆動手段などの負荷を切り離すことができ、
動作不要な回路で無駄な電力を消費しないようにでき
て、待機状態での消費電力を低減できる炊飯器を提供す
ることができる。
【0086】請求項2に記載の発明によれば、鍋を加熱
する加熱手段と、前記加熱手段を駆動する駆動手段と、
炊飯器の動作を制御するマイクロコンピュータと、前記
マイクロコンピュータをバックアップするバックアップ
手段と、前記マイクロコンピュータに所定の信号を入力
する入力手段と、商用交流電源を直流電力に変換し少な
くとも前記マイクロコンピュータと前記入力手段に電力
を供給する出力電圧V1を出力する第1の電源回路と、
前記商用交流電源を直流電力に変換し少なくとも前記駆
動手段に電力を供給する出力電圧V2を出力する第2の
電源回路と、前記第2の電源回路の出力電圧V2とその
出力電圧V2に接続される前記駆動手段等の負荷との間
に配置した通電切換手段とを備え、前記通電切換手段
は、前記出力電圧V2からの電力供給を可能とする通電
状態もしくは電力供給を停止する停止状態に切り換える
よう構成したから、第2の電源回路の出力電圧V2から
出力電圧V2に接続される駆動手段などの負荷を切り離
すことができ、動作不要な回路で無駄な電力を消費しな
いようにできる。
【0087】請求項3に記載の発明によれば、鍋を加熱
する加熱手段と、前記加熱手段を駆動する駆動手段と、
炊飯器の動作を制御するマイクロコンピュータと、前記
マイクロコンピュータをバックアップするバックアップ
手段と、前記マイクロコンピュータに所定の信号を入力
する入力手段と、商用交流電源を直流電力に変換し少な
くとも前記マイクロコンピュータと前記入力手段に電力
を供給する出力電圧V1を出力する第1の電源回路と、
前記商用交流電源を直流電力に変換し少なくとも前記駆
動手段に電力を供給する出力電圧V2を出力する第2の
電源回路と、前記商用交流電源と前記第2の電源回路間
に配置した通電切換手段とを備え、前記通電切換手段
は、前記商用交流電源からの電力供給を可能とする通電
状態もしくは電力供給を停止する停止状態に切り換える
よう構成したから、商用電源からから第2の電源回路と
出力電圧V2に接続される駆動手段などの負荷を切り離
すことができ、第2の電源回路と出力電圧V2に接続さ
れた動作不要な回路で無駄な電力を消費しないようにで
きる。
【0088】請求項4に記載の発明によれば、マイクロ
コンピュータは、炊飯器が特定の工程もしくは状態にな
った後の一定時間経過後に、通電切換手段を電力供給が
停止する停止状態に制御するよう構成したから、待機状
態のような加熱動作を必要としない場合に、自動的に出
力電圧V2に接続される駆動手段などへの電力供給を停
止することができ、動作不要な回路で無駄な電力を消費
しないようにできる。
【0089】請求項5に記載の発明によれば、マイクロ
コンピュータは、通電切換手段を電力供給を停止する停
止状態に切り換えると、通常動作よりも消費電力を少な
くできる低消費電力モードで動作するよう構成したか
ら、待機状態のような加熱動作を必要としない場合に、
自動的に出力電圧V2に接続される駆動手段などへの電
力供給を停止し、さらにマイクロコンピュータの消費電
力を低減することができ、動作不要な回路で無駄な電力
を消費しないようにできるとともに、動作している回路
の消費電力をも低減できる。
【0090】請求項6に記載の発明によれば、出力電圧
V1に接続された少なくともマイクロコンピュータや入
力手段等の負荷と出力電圧V2との間を、前記出力電圧
V2から電力を供給することが可能となるように整流ダ
イオードを接続したから、通電切換手段が通電状態でマ
イクロコンピュータが通常動作中は出力電圧V2からも
出力電圧V1に接続された負荷に電力を供給し、マイク
ロコンピュータが低速動作等の低消費電力モードで動作
するときは出力電圧V1からのみで電力を供給すること
になるので、待機状態のような加熱動作を必要としない
場合に、自動的に出力電圧V2に接続される駆動手段な
どへの電力供給を停止し、さらに、マイクロコンピュー
タの消費電力を低減することができ、動作不要な回路で
無駄な電力を消費しないようにできるとともに、動作し
ている回路の消費電力をも低減でき、さらに、電源回路
の出力電圧V1を発生する回路を低コストでコンパクト
にできる。
【0091】請求項7に記載の発明によれば、炊飯器の
状態を表示する表示手段を備え、マイクロコンピュータ
は、通電切換手段の状態に応じて前記表示手段の表示を
変更するようにしたから、出力電圧V2から出力電圧V
2に接続される駆動手段などの負荷を切り離すことがで
き、動作不要な回路で無駄な電力を消費しないようにで
き、さらに、通電切換手段の状態に応じた表示を行うこ
とができる。
【0092】請求項8に記載の発明によれば、商用交流
電源に接続され前記商用交流電源の停電を検知する停電
検知手段を備え、マイクロコンピュータは前記停電検知
手段の出力に応じて表示手段の表示を変更するようにし
たから、出力電圧V2から出力電圧V2に接続される駆
動手段などの負荷を切り離すことができ、動作不要な回
路で無駄な電力を消費しないようにでき、さらに、通電
切換手段の状態に応じた表示に加え商用交流電源の状態
に応じた表示をも行うことができる。
【0093】請求項9に記載の発明によれば、出力電圧
V1の電圧を検知する電圧検知手段を備え、マイクロコ
ンピュータは、前記電圧検知手段の出力に応じて表示手
段の表示を変更するようにしたから、出力電圧V2から
出力電圧V2に接続される前記駆動手段などの負荷を切
り離すことができ、動作不要な回路で無駄な電力を消費
しないようにでき、さらに、商用交流電源の停電を検知
する停電検知手段がなくても、商用交流電源から炊飯器
への通電状態を検知でき、通電切換手段の状態に応じた
表示に加え、商用交流電源の状態に応じた表示をも行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の炊飯器のブロック図
【図2】本発明の第2の実施例の炊飯器のブロック図
【図3】本発明の第3の実施例の炊飯器のブロック図
【図4】本発明の第4の実施例の炊飯器の要部動作フロ
ーチャート
【図5】本発明の第5の実施例の炊飯器の要部動作フロ
ーチャート
【図6】本発明の第6の実施例の炊飯器のブロック図
【図7】本発明の第7の実施例の炊飯器のブロック図
【図8】本発明の第8の実施例の炊飯器のブロック図
【図9】本発明の第9の実施例の炊飯器のブロック図
【図10】従来の炊飯器のブロック図
【符号の説明】
1 商用交流電源 2 鍋 3 加熱手段 7 バックアップ手段 8 入力手段 10 マイクロコンピュータ 11 駆動手段 12 電源回路 13 通電切換手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 慎一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 柴田 雅章 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 4B055 AA03 BA27 BA35 BA42 CC04 CC05 CC10 CC17 CD41 GB12 GB41 GB46 GC13 GC21 GC34 GC40

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鍋を加熱する加熱手段と、前記加熱手段
    を駆動する駆動手段と、炊飯器の動作を制御するマイク
    ロコンピュータと、前記マイクロコンピュータをバック
    アップするバックアップ手段と、前記マイクロコンピュ
    ータに所定の信号を入力する入力手段と、商用交流電源
    を直流電力に変換し少なくとも前記マイクロコンピュー
    タと前記入力手段に電力を供給する出力電圧V1と少な
    くとも前記駆動手段に電力を供給する出力電圧V2を出
    力する電源回路と、前記電源回路の前記出力電圧V2と
    その出力電圧V2に接続される前記駆動手段等の負荷と
    の間に配置した通電切換手段とを備え、前記通電切換手
    段は、前記出力電圧V2からの電力供給を可能とする通
    電状態もしくは電力供給を停止する停止状態に切り換え
    るよう構成した炊飯器。
  2. 【請求項2】 鍋を加熱する加熱手段と、前記加熱手段
    を駆動する駆動手段と、炊飯器の動作を制御するマイク
    ロコンピュータと、前記マイクロコンピュータをバック
    アップするバックアップ手段と、前記マイクロコンピュ
    ータに所定の信号を入力する入力手段と、商用交流電源
    を直流電力に変換し少なくとも前記マイクロコンピュー
    タと前記入力手段に電力を供給する出力電圧V1を出力
    する第1の電源回路と、前記商用交流電源を直流電力に
    変換し少なくとも前記駆動手段に電力を供給する出力電
    圧V2を出力する第2の電源回路と、前記第2の電源回
    路の出力電圧V2とその出力電圧V2に接続される前記
    駆動手段等の負荷との間に配置した通電切換手段とを備
    え、前記通電切換手段は、前記出力電圧V2からの電力
    供給を可能とする通電状態もしくは電力供給を停止する
    停止状態に切り換えるよう構成した炊飯器。
  3. 【請求項3】 鍋を加熱する加熱手段と、前記加熱手段
    を駆動する駆動手段と、炊飯器の動作を制御するマイク
    ロコンピュータと、前記マイクロコンピュータをバック
    アップするバックアップ手段と、前記マイクロコンピュ
    ータに所定の信号を入力する入力手段と、商用交流電源
    を直流電力に変換し少なくとも前記マイクロコンピュー
    タと前記入力手段に電力を供給する出力電圧V1を出力
    する第1の電源回路と、前記商用交流電源を直流電力に
    変換し少なくとも前記駆動手段に電力を供給する出力電
    圧V2を出力する第2の電源回路と、前記商用交流電源
    と前記第2の電源回路間に配置した通電切換手段とを備
    え、前記通電切換手段は、前記商用交流電源からの電力
    供給を可能とする通電状態もしくは電力供給を停止する
    停止状態に切り換えるよう構成した炊飯器。
  4. 【請求項4】 マイクロコンピュータは、炊飯器が特定
    の工程もしくは状態になった後の一定時間経過後に、通
    電切換手段を電力供給が停止する停止状態に制御するよ
    う構成した請求項1〜3のいずれか1項に記載の炊飯
    器。
  5. 【請求項5】 マイクロコンピュータは、通電切換手段
    を電力供給を停止する停止状態に切り換えると、通常動
    作よりも消費電力を少なくできる低消費電力モードで動
    作するよう構成した請求項1〜4のいずれか1項に記載
    の炊飯器。
  6. 【請求項6】 出力電圧V1に接続された少なくともマ
    イクロコンピュータや入力手段等の負荷と出力電圧V2
    との間を、前記出力電圧V2から電力を供給することが
    可能となるように整流ダイオードを接続した請求項5記
    載の炊飯器。
  7. 【請求項7】 炊飯器の状態を表示する表示手段を備
    え、マイクロコンピュータは、通電切換手段の状態に応
    じて前記表示手段の表示を変更するようにした請求項1
    〜6のいずれか1項に記載の炊飯器。
  8. 【請求項8】 商用交流電源に接続され前記商用交流電
    源の停電を検知する停電検知手段を備え、マイクロコン
    ピュータは前記停電検知手段の出力に応じて表示手段の
    表示を変更するようにした請求項7記載の炊飯器。
  9. 【請求項9】 出力電圧V1の電圧を検知する電圧検知
    手段を備え、マイクロコンピュータは、前記電圧検知手
    段の出力に応じて表示手段の表示を変更するようにした
    請求項7記載の炊飯器。
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