JP2003134603A - 電気車の制御装置 - Google Patents

電気車の制御装置

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JP2003134603A
JP2003134603A JP2001330183A JP2001330183A JP2003134603A JP 2003134603 A JP2003134603 A JP 2003134603A JP 2001330183 A JP2001330183 A JP 2001330183A JP 2001330183 A JP2001330183 A JP 2001330183A JP 2003134603 A JP2003134603 A JP 2003134603A
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current
inverter
induction motors
electric vehicle
idling
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Application number
JP2001330183A
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Takuma Henmi
琢磨 逸見
Ikuo Yasuoka
育雄 安岡
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の目的は、複数の誘導電動機を備え速度
センサーを備えていない電気車において、電気車の車輪
の空転を車輪単位で制御する手段と、各誘導電動機に流
れる電流の制御手段を備えた電気車の制御装置を提供す
ることにある。 【解決手段】本発明の電気車の制御装置は、直流を任意
の周波数の交流に変換するインバータと、このインバー
タと接続され交流電流により駆動する電気車駆動用の複
数の誘導電動機と、この複数の誘導電動機に流れる電流
をそれぞれ個別に検出する電流検出手段と、この電流検
出手段より検出された各電流値より車輪の速度を推定す
る速度演算手段と、この速度演算手段により推定された
車輪の速度から空転を検知した際にトルクを絞り車輪の
空転制御を行う空転制御手段と、前記電流検出手段によ
り前記複数の誘導電動機に流れる電流が過大であること
と不均一であることを防止することから成る保護動作手
段とを備えることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気車の制御装置
に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電気車の制御装置を図を参照し詳
細に説明する。図9は従来の電気車の制御装置の構成図
である。パンタグラフ1が架線2に接し架線2より架線
電圧を得る。パンタグラフ1には、高速度遮断機3、単
位スイッチ4、遮断機5及びフィルタリアクトル7が接
続されている。遮断機5には充電抵抗6が並列に接続さ
れている。VVVFインバータ8の正入力端は、フィルタリ
アクトル5と接続されており、VVVFインバータ8の負入
力端は車輪(図示しない)を介して接地されている。さ
らに、VVVFインバータ8の正入力端と負入力端の間に
は、フィルタコンデンサ9が接続されている。VVVFイン
バータ8の3相交流出力端子には、車輪(図示しない)
を駆動するための誘導電動機11a,11b,11c,1
1dが並列接続されている。VVVFインバータ8の3相出
力端のうち2相に、電流検出器10a,10bが設けら
れている。電流検出器10a,10bの出力端は、速度
演算部12に接続されている。速度演算部12の出力は、空
転制御部13に接続されている。さらに、空転制御部1
3の出力が、加算器14と接続されている。さらに加算
器14には、指令器15も接続されている。加算器14
の出力は、ベクトル制御部16及び速度演算部12に接
続されている。ベクトル制御部16の出力は、PWM制御
部17に接続されている。PWM制御部17の出力は、VVV
Fインバータ8に接続されている。
【0003】このように構成された電気車の制御装置に
おいて、架線1から供給される電力をパンタグラフ1が
受け取る。パンタグラフ1が架線2に接すると、架線か
ら流れる電流はパンタグラフ1,高速遮断機3,端子ス
イッチ4,充電抵抗6,フィルタリアクトル7,フィル
タコンデンサ9を介して流れ、コンデンサ6を充電す
る。充電が完了すると、遮断機5が閉じ、電流はインバ
ータ8に流れる。VVVFインバータ8では入力された直流
電力を所定の電圧及び所定の周波数の3相交流電力に変
換する。VVVFインバータ8により変換された所定の電圧
及び所定の周波数の3相交流電力は、四台の誘導電動機
11a,11b,11c,11dに供給される。また電流
検出器10a,10bにより検出された電流値は、速度
演算部12に入力される。速度演算部12では、電流検
出器10a,10bにより検出された電流値より、誘導
電動機11a,11b,11c,11dのロータ周波数
を算出し、ロータ周波数の時間変化(加速度)を算出す
る。速度演算部12により演算されたロータ周波数の時
間変化(加速度)は、空転制御部13に入力される。空転
制御部13では、速度演算部12により演算されたロー
タ周波数の時間変化(加速度)の値が、設定値内である
か設定値外であるかを判断する。空転制御部13がロー
タ周波数の時間変化(加速度)の値が、設定値内と判断
したときは、補正トルクなしの指令を加算器14に出力
する。それに対して、空転制御部13では、速度演算部
12により演算されたロータ周波数の時間変化(加速
度)の値が、設定値外と判断したときには、空転現象が
起きていると判断し、補正トルク指令値を加算器14に
出力する。加算器14では、指令器15からのトルク指
令値と空転制御部13からの補正トルク指令値の両方を
演算し、補正されたトルク指令値をベクトル制御部16
に出力する。ベクトル制御部16は、加算部14からの
トルク指令値に基づいて、送電圧指令値をPWM制御17
に出力する。PWM制御部17は、ベクトル制御部16か
らの送電圧指令値に基づいて、VVVFインバータ8をPWM
制御する。VVVFインバータ8は、所定の電圧,所定の周
波数を誘導電動機(12a〜12d)に出力する。この
ように構成された電気車の制御装置では、電気車の車輪
の空転を検出した際に、加算器14にて指令器15から
のトルク指令値から空転制御部13による補正トルク指
令値を減算することによりベクトル制御部16に与えら
れるトルク指令値を小さくする。トルク指令値が小さく
なることにより、VVVFインバータ8の出力電圧が小さく
なり、空転を抑制することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術では、空転
検出のために、インバータ8の出力する電流の電流値の
平均値を個々の誘導電動機の電流値として利用してい
る。そのため例えば、径年変化に伴って、径に差が生じ
た場合には、誘導電動機それぞれに流れる電流が正常時
であっても不均一になる。したがって、誘導電動機11d
が空転したとき場合を考えると、8dが空転すると8dに流
れる電流に変化が生じるがこの変化を、他の誘導電動機
の干渉によって打ち消された場合、電流検出器10a,
10bには、若干の変化しか生じない場合が発生する。
したがって、8a,8b,8c,8dに流れる電流が不
均一になった場合、従来のインバータ出力検知では空転
検知は正確に行うことが出来ない。また従来の技術で
は、誘導電動機12a,12b,12c,12d間の電
流の不均一化を発見し補正する手段や誘導電動機に過大
電流が流れた時の発見手段及び防止手段が具備されてい
なかった。そのため、誘導電動機の故障や配線の断裂な
どの故障などが多くみられた。そこで本発明の目的は、
複数の誘導電動機を備え速度センサーを備えていない電
気車において、電気車の車輪の空転を車輪単位で制御す
る手段と、各誘導電動機に流れる電流の制御手段を備え
た電気車の制御装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決すための手段】本発明の電気車の制御装置
は、直流を任意の周波数の交流に変換するインバータ
と、このVVVFインバータと接続され交流電流により駆動
する電気車駆動用の複数の誘導電動機と、この複数の電
動機に流れる電流をそれぞれ個別に検出する電流検出手
段と、この電流検出手段より検出された各電流値より車
輪の速度を推定する速度演算手段と、この速度演算手段
により推定された車輪の速度から空転を検知した際にト
ルクを絞り車輪の空転制御を行う空転制御手段と、前記
電流検出手段により前記複数の誘導電動機に流れる電流
があらかじめ入力された設定値より大きいことを検出し
たさいに、前記インバータを停止させる第一の保護動作
手段と前記電流検出手段により前記複数の誘導電動機に
流れる電流が不均一であることを検出したさいに、前記
インバータの出力を下げる第二の保護動作手段と、から
成る保護動作手段とを備えることを特徴としている。本
発明の電気車の制御装置は、直流を任意の周波数の交流
に変換する1台のインバータと、このインバータと接続
され交流電流により駆動する電気車駆動用の複数の誘導
電動機と、この電気車駆動用のn台の誘導電動機と接続
された複数の台車と前記複数の誘導電動機を複数台で構
成される複数の組に分けこの複数の組毎に設けられた電
流検出器と、この電流検出手段より検出された各電流値
より車輪の速度を推定する速度演算手段と、この速度演
算手段により推定された車輪の速度から空転を検知する
空転検知手段と、この空転検知手段により空転が検知さ
れた時にトルクを絞り車輪の空転制御を行う空転制御手
段と、前記電流検出手段により前記複数の誘導電動機に
流れる電流があらかじめ入力された設定値より大きいこ
とを検出したさいに、前記インバータを停止させる第一
の保護動作手段と、前記電流検出手段により前記複数の
誘導電動機に流れる電流が不均一であることを検出した
さいに、前記インバータの出力を下げる第二の保護動作
手段と、を備えることを特徴としている。
【0006】本発明の電気車の制御装置は、直流を任意
の周波数の交流に変換するインバータと、このインバー
タと接続され交流電流により駆動する電気車駆動用の複
数の誘導電動機と、この複数の電動機に流れる電流をそ
れぞれ個別に検出する電流検出手段と、前記電流検出手
段により前記複数の誘導電動機に流れる電流があらかじ
め入力された設定値より大きいことを検出したさいに、
前記インバータを停止させる第一の保護動作手段と、前
記電流検出手段により前記複数の誘導電動機に流れる電
流が不均一であることを検出したさいに、前記インバー
タの出力を下げる第二の保護動作手段と、を備えること
を特徴としている。本発明の電気車の制御装置は、直流
を任意の周波数の交流に変換するインバータと、このイ
ンバータと接続され交流電流により駆動する電気車駆動
用の複数の誘導電動機と、この電気車駆動用の複数の誘
導電動機と接続された複数の台車と前記複数の誘導電動
機を複数台で構成される複数の組に分けこの複数の組毎
に設けられた電流検出器と、前記電流検出手段により前
記複数の誘導電動機に流れる電流があらかじめ入力され
た設定値より大きいことを検出したさいに、前記インバ
ータを停止させる第一の保護動作手段と前記電流検出手
段により前記複数の誘導電動機に流れる電流が不均一で
あることを検出したさいに、前記インバータの出力を下
げる第二の保護動作手段と、から成る保護動作手段とを
備えることを特徴としている。
【0007】本発明の電気車の制御装置は、直流を任意
の周波数の交流に変換するインバータと、このインバー
タと接続され交流電流により駆動する電気車駆動用の複
数の誘導電動機と、この複数の誘導電動機に流れる電流
をそれぞれ個別に検出する電流検出手段と、この電流検
出手段より検出された各電流値より車輪の速度を推定す
る速度演算手段と、この速度演算手段により推定された
車輪の速度から空転を検知した際にトルクを絞り車輪の
空転制御を行う空転制御手段と、前記電流検出手段によ
り前記複数の誘導電動機に流れる電流が不均一であるこ
とを検出したさいに、前記インバータの出力を下げる保
護動作手段とを備えることを特徴としている。本発明の
電気車の制御装置は、電流を任意の周波数の交流に変換
するインバータと、このインバータと接続され交流電流
により駆動する電気車駆動用の複数の誘導電動機と、こ
の電気車駆動用の複数の誘導電動機と接続された複数の
台車と前記複数の誘導電動機を複数台で構成される複数
の組に分けこの複数の組毎に設けられた電流検出器と、
この電流検出手段より検出された各電流値より車輪の速
度を推定する速度演算手段と、この速度演算手段により
推定された車輪の速度から空転を検知する空転検知手段
と、この空転検知手段により空転が検知された時にトル
クを絞り車輪の空転制御を行う空転制御手段と、前記電
流検出手段により前記複数の誘導電動機に流れる電流が
不均一であることを検出したさいに、前記インバータの
出力を下げる保護動作手段とを備えることを特徴とす
る。
【0008】本発明の電気車の制御装置は、直流を任意
の周波数の交流に変換するインバータと、このインバー
タと接続され交流電流により駆動する電気車駆動用の複
数の誘導電動機と、この複数の誘導電動機に流れる電流
をそれぞれ個別に検出する電流検出手段と、この電流検
出手段より検出された各電流値より車輪の速度を推定す
る速度演算手段と、この速度演算手段により推定された
車輪の速度から空転を検知した際にトルクを絞り車輪の
空転制御を行う空転制御手段と、前記電流検出手段によ
り前記複数の誘導電動機に流れる電流があらかじめ入力
された設定値より大きいことを検出したさいに、前記イ
ンバータを停止させる保護動作手段とを備えることを特
徴とする。本発明の電気車の制御装置は、直流を任意の
周波数の交流に変換するインバータと、このインバータ
と接続され交流電流により駆動する電気車駆動用の複数
の誘導電動機と、この電気車駆動用の複数の誘導電動機
と接続された複数の台車と前記複数の誘導電動機を複数
台で構成される複数の組に分けこの複数の組毎に設けら
れた電流検出器と、この電流検出手段より検出された各
電流値より車輪の速度を推定する速度演算手段と、この
速度演算手段により推定された車輪の速度から空転を検
知する空転検知手段と、この空転検知手段により空転が
検知された時にトルクを絞り車輪の空転制御を行う空転
制御手段と、前記電流検出手段により前記複数の誘導電
動機に流れる電流があらかじめ入力された設定値より大
きいことを検出したさいに、前記インバータを停止させ
る保護動作手段とを備えることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】[第1の実施形態]本発明に基づく
第1の実施形態を図を参照して説明する。図1は第1の
実施形態の構成図である。第1の実施形態の電気車の制
御装置では、パンタグラフ1が架線2に接し架線2より
架線電圧を得る。パンタグラフ1には、高速度遮断機
3、単位スイッチ4、遮断機5、フィルタリアクトル7
が接続されている。遮断機5には充電抵抗6が並列に接
続されている。IGBT素子(図示しない)を利用したVVVF
インバータ8の正入力端は、フィルタリアクトル7と接
続されており、VVVFインバータ8の負入力端は車輪(図
示しない)を介して接地されている。さらに、VVVFイン
バータ8の正入力端と負入力端の間には、フィルタコン
デンサ7が接続されている。VVVFインバータ8の3相交
流出力端子には、車輪(図示しない)を駆動するための
誘導電動機11a,11b,11c,11dが並列接続され
ている。各誘導電動機11a,11b,11c,11dの3
相の入力端のうち2層の入力端には、個々に電流検出手
段である電流検出器10a,10b,10c,10dが
設けられている。電流検出器10a,10b,10c,
10dの出力は、それぞれ速度演算手段である速度演算
部12a,12b,12c,12dに接続される。速度
演算部12a,12b,12c,12dの出力は、全て
空転制御手段である空転制御部13と接続される。空転制
御部13の出力が加算器14の入力端に接続される。な
お、加算器14には、指令器15の出力が接続されてい
る。加算器14の出力は、ベクトル制御部16に接続され
ている。ベクトル制御部16の出力がPWM制御部17に接
続されている。また、誘導電動機11a,11b,11
c,11dに流れる電流を制御する電流制御手段として、
第一の保護動作手段と第二の保護動作手段を設けた。第
一の保護動作手段と第二の保護動作手段である保護動作
部18には、電流検出器10a,10b,10c,10
dの出力と接続されている。保護動作部18の出力は、
PWM制御部17に接続されている。PWM制御部17の出力
は、VVVFインバータ8に接続される。
【0010】このように構成された電気車の制御装置に
おいて、架線1から供給される電力をパンタグラフ1が
受け取る。パンタグラフ1が架線2に接すると、架線か
ら流れる電流はパンタグラフ1,高速遮断機3,端子ス
イッチ4,充電抵抗6,フィルタリアクトル7,フィル
タコンデンサ9を介して流れ、コンデンサ6を充電す
る。充電が完了すると、遮断機5が閉じ、電流はインバ
ータ8に流れる。VVVFインバータ8では入力された直流
電力を所定の電圧及び所定の周波数の3相交流電力に変
換する。VVVFインバータ8により所定の電圧及び所定の
周波数の3相交流電力に変換された電力は、各誘導電動
機11a,11b,11c,11dに伝えられる。各誘導電
動機11a,11b,11c,11dの入力に設けられた電
流検出器10a,10b,10c,10dは、各誘導電
動機11a,11b,11c,11dに流れる電流を検出し
各誘導電動機11a,11b,11c,11dに流れる電流
値を、速度演算部12a,12b,12c,12dと保
護動作部18に出力する。速度演算部12a,12b,
12c,12dは、電流検出器10a,10b,10
c,10dにより検知された電流検出値に基づいて演算
処理を行い、各誘導電動機11a,11b,11c,11d
におけるロータ周波数を算出する。
【0011】速度演算部12a,12b,12c,12
dにより算出された各誘導電動機11a,11b,11
c,11dにおけるロータ周波数は、空転制御部13に出
力される。空転制御部13では、各誘導電動機11a,
11b,11c,11dにおけるロータ周波数が、設定値
内であるかそれとも設定値以上であるかを判断する(図
2と図3参照 図2は空転制御部の構成図 図3は空転
制御部のフローチャート)。各誘導電動機11a,11
b,11c,11dにおけるロータ周波数全てが、設定値
内であれば空転制御部は、空転現象が起こっていないと
みなし、加算器14に補正トルク指令値は出力されな
い。しかし各誘導電動機11a,11b,11c,11dに
おけるロータ周波数のうち1つでも、設定値以上であっ
た場合には、空転現象が電気車に起こっているとみなし
補正トルク指令値を加算器14に出力する。加算器14
には、指令器15からのトルク指令値も入力される。加
算器14は、空転制御部13からの補正トルク指令値と
指令器15からのトルク指令値をもとに演算処理し、補
正されたトルク指令値(図4参照 図4は加算器から出
力される補正トルク値と指令器からのトルク指令値)を
ベクトル制御部16に出力する。ベクトル制御部16に出
力される補正されたトルク指令値は、パターン化されて
いる。図4において、太線がベクトル制御部16に出力
される補正されたトルク指令値であるが、ロータ周波数
によって複数のパターンがあるので、これは一例にすぎ
ない。
【0012】ベクトル制御部16では、加算器14によ
り演算された補正トルク指令値に基づきベクトル制御し
PWM制御部17に送電圧指令値を出力する。PWM制御部1
7では、ベクトル制御部16からの送電圧指令値よりPW
M制御する。また、電流検出器10a,10b,10
c,10dにより検出された各誘導電動機11a,11
b,11c,11dの電流値は、速度演算部12a,12
b,12c,12dと保護動作部18に出力される。保
護動作部18では、電流検出器10a,10b,10
c,10dにより検出された各誘導電動機11a,11
b,11c,11dの電流検出値が、電流値の平均と各誘
導電動機11a,11b,11c,11dの電流値との差が
設定値内であるかないかを判断する(図5と図6参照
図5は保護動作部のフローチャート 図6保護動作部の
構成図)。電流値の平均と各誘導電動機11a,11b,
11c,11dの電流値との差が設定値以上である場合に
は、各誘導電動機11a,11b,11c,11dが不均一
であるとみなし、PWM制御部17に不均一信号を出力す
る。PWM制御部17では、保護動作部18からの不均一
信号に応じて、PWM制御を行う。さらに、保護動作部1
8では、各誘導電動機11a,11b,11c,11dに流
れる電流が誘導電動機を故障させるほど過大な電流が流
れていないかどうかを、電流検出器10a,10b,1
0c,10dより検出された各誘導電動機11a,11
b,11c,11dの電流値より判断する(図5参照図5
は保護動作部のフローチャート)。保護動作部18が各
誘導電動機に流れる電流値が過大であると判断(設定値
より高かった場合)した場合、PWM制御部17に緊急停
止信号を出力する。PWM制御部17では、保護動作部1
8からの緊急停止信号よりPWM制御しVVVFインバータ8
を緊急停止させる。
【0013】このように構成された電気車の制御装置に
おいて、従来は各誘導電動機11a,11b,11c,1
1dと接続された車輪(図示しない)の空転現象を検知
するための電流検出器10(図8参照)を、VVVFインバ
ータ8の出力端に設けていたものを、各誘導電動機11
a,11b,11c,11dの入力端に個々に電流検出器1
1a,11b,11c,11d設けた。各誘導電動機1
1a,11b,11c,11dの入力端に電流検出器10
a,10b,10c,10dを個々に設けたことによ
り、本発明の第1の実施形態の電気車の制御装置では、
各誘導電動機11a,11b,11c,11dと接続された
車軸(図示しない)単位で電流値の検知を行うことがで
きる。従来は、インバータ単位で電流検知を行ってお
り、インバータ出力電流値の平均値から空転検出を行っ
ていたため、例えば誘導電動機11bに接続された車輪
(図示しない)のみ空転現象が起こった場合でも、他の
3つの誘導電動機(11a,11c,11d)に接続された車輪
(図示しない)が空転していないときには、車軸全ての
平均値から空転検出を行うために、平均値としては、標
準値内にでてしまうということがあった(図8参照)。
それに対し、本発明第1の実施形態では、各誘導電動機
11a,11b,11c,11dと接続された車軸(図示し
ない)単位で電流値の検知を行うことができるので、従
来のインバータ単位で空転現象を検知していたのに比べ
(図8参照)、車軸(図示しない)単位で空転現象の検
知及び防止をすることが出来る。車軸(図示しない)単
位で空転現象の検知及び防止をすることが出来るによ
り、従来の電気車の速度センサーレスタイプ制御装置の
問題点でもあった空転検知性能の悪さといった欠点も克
服することができた。
【0014】このように構成された電気車の制御装置に
おいて、各誘導電動機11a,11b,11c,11dの入
力電流を測定するために電流検出器11a,11b,11
c,11dが設けられているため各誘導電動機11a,1
1b,11c,11dの入力電流を測定するため各誘導電
動機11a,11b,11c,11dに流れる電流を個々に
測定することができる。そのため、各誘導電動機11
a,11b,11c,11dに流れる電流が不均一になった
ときにすばやく検知し補正することができる。不均一な
電流が誘導電動機間で発生すると、各誘導電動機11
a,11b,11c,11dのロータ周波数に差が出るた
め、各誘導電動機11a,11b,11c,11dに接続さ
れた車輪(図示しない)の回転速度が変わってしまうた
め、無駄な電流消費,機械の消耗を防止することができ
る。このように構成された電気車の制御装置において、
各誘導電動機11a,11b,11c,11dに流れる電流
が、各誘導電動機11a,11b,11c,11dに故障を
もたらす程の過大電流でないかということを監視する。
これにより、従来より問題でもあった、過電流による駆
動用誘導電動機の故障や配線の断線といった致命的な故
障を減少させることができる。
【0015】このように構成された電気車の制御装置に
おいて、本実施形態では速度センサレス制御であるた
め、速度センサー式制御装置に比べると、モータの容量
を大きく出来るという利点がある。本発明第1の実施形
態では、速度センサレス制御の課題点とされていた空転
検知性能の向上を実現しただけでなく、各誘導電動機1
1a,11b,11c,11dに流れる電流の不均一化防止
や過電流防止を1つのシステムとして組み込めることか
ら、コスト削減やモータ容量の増大化などの効果も見込
まれる。 [第2の実施形態]本発明第2の実施形態を図を参照して
説明する。図7は本発明第2の実施形態の構成図であ
る。第2の実施形態の構成(主要な装置)で図1に記載
のものと同一のものには、同一の符号を付して説明を省
略する。電気車は、1般的には1台の台車(図示しな
い)に2台の誘導電動機が搭載されているため、第1の
実施形態が、各誘導電動機11a,11b,11c,11d
に入力される電流を測定するため、各誘導電動機入力端
に、電流検出器10a,10b,10c,10dが設け
られていたのに対して、第2の実施形態では台車単位で
電流を測定するものである。誘導電動機11aと誘導電動
機11bが第1の台車に搭載され誘導電動機11cと誘
導電動機11dが第2の台車に搭載されている。電流検
出器10aは第1の台車内の誘導電動機11aと誘導電
動機11bとの接続部に設けられ、それぞれの誘導電動
機11aと誘導電動機11bに流れる電流の和を検出す
る。
【0016】電流検出器10a,10bを台車入力端に
備えているので、台車に入力される電流値の平均が誘導
電動機11a,11b,11c,11dの電流値として検出
される。例えば、誘導電動機11aの電流値は、電流検出
器10aにて検出された電流値を2で割り誘導電動機11
aの電流値として速度演算部内及び保護動作部内にて演
算される。第2の実施形態の特有の効果としては、第1
の実施形態と比べ部品点数が少なくてすむため、コスト
の削減におおきく貢献することがあげられる。しかし、
空転防止,電流不均一化防止,過大電流防止については、
第1の実施例のものより劣るという欠点も見られるが、
従来インバータ単位で検知及び防止していた電気車と比
べると空転防止,電流不均一化防止,過大電流防止の性能
は向上している。 [第3の実施形態]本発明第3の実施形態を図を参照して
説明する。図8は本発明第3の実施形態のブロック線図
である。図1に記載のものと同一のものには、同一符号
を付して説明を省略する。本実施形態では、第1の実施
形態が誘導電動機11a,11b,11c,11dに入力さ
れる電流を測定するために各誘導電動機11a,11b,
11c,11dの入力端に設けられていたのに対し、本実
施形態では、第1の電流検出器10aでは、VVVFインバ
ータ8から出力される電流をVVVFインバータ出力端8に
電流検出器10aを設けることにより検出する。第2の
電流検出器10bでは、VVVFインバータ7から第1の台
車に入力される電流を測定するために第1の台車(図示
しない)入力端に電流検出器10bを設ける。第2の台
車(図示しない)の入力電流については、第1の電流検
出器10aにより検出されたVVVFインバータ出力端の電
流値から第2の電流検出器10bにより検出された第1
の台車(図示しない)の電流値を引いたものを第2の台
車の電流値として扱う。本実施形態の電気車の制御装置
は、台車単位で空転防止,電流不均一化防止,過大電流防
止を行う。
【0017】そのため、本実施形態の効果は、本発明第
2の実施形態と同様である。第1の実施形態から第3の
実施形態まで、上述したが、本発明では電流の検出方法
や電動機の種類など上述した第1の実施形態から第3の
実施形態に限定されないことは言うまでもない。たとえ
ば、電流検出器の測定方法では、第1の実施形態の変形
例として、第1,第2,第3の誘導電動機について第
1,第2,第3の電流検出器にて電流を測定し、VVVFイ
ンバータ7から出力される電流を第四の電流検出器にて
検出し、第四の電流検出器にて検出された電流値から第
1,第2,第3の電流値を減算し第四の誘導電動機に入
力される電流値を測定するといった方法など変形例が無
数にあるため、あくまで本発明の主旨である台車単位ま
たは誘導電動機(車軸)単位で空転を検出し制御すると
いったことを達成できれば良いので電流検出方法や電動
機の種類について限定しないことは言うまでもない。
【0018】
【発明の効果】複数の誘導電動機を備え速度センサーを
備えていない電気車において、電気車の車輪の空転を車
輪単位で制御する手段と、各誘導電動機に流れる電流の
制御手段を備えた電気車の制御装置を提供することがで
きた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1の実施形態の構成図
【図2】本発明第1の実施形態の構成図
【図3】空転制御部の構成図
【図4】空転検出後に加算機から出力される補正トルク
指令値及び指令器からのトルク指令値
【図5】保護動作部の不均一検知及び防止手段の構成図
【図6】保護動作部の過大電流検知及び防止手段の構成
【図7】本発明第2の実施形態の構成図
【図8】本発明第3の実施形態の構成図
【図9】従来の電気車の制御装置の構成図
【符号の説明】
1−パンタグラフ 2−架線 3−高速遮断機 4−単位スイッチ 5−遮断機 6−充電抵抗 7−フィルタリアクトル 8−VVVFインバータ 9―フィルタコンデンサ 10,10a、10b、10c、10d−電流検出器 11a、11b、11c、11d−誘導電動機 12,12a、12b、12c、12d−速度演算器 13−空転制御部 14−加算器 15−指令器 16−ベクトル制御部 17−PWM制御部 18−保護動作部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H115 PA08 PC02 PG01 PI03 PI29 PU09 PV09 PV23 QE14 QN03 RB22 RB26 TO02 TO12 TO30 TR04 TU02 TU03 TW07 TZ04 TZ09

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流を任意の周波数の交流に変換するイ
    ンバータと、このインバータと接続され交流電流により
    駆動する電気車駆動用の複数の誘導電動機と、この複数
    の誘導電動機に流れる電流をそれぞれ個別に検出する電
    流検出手段と、この電流検出手段より検出された各電流
    値より車輪の速度を推定する速度演算手段と、この速度
    演算手段により推定された車輪の速度から空転を検知し
    た際にトルクを絞り車輪の空転制御を行う空転制御手段
    と、前記電流検出手段により前記複数の誘導電動機に流
    れる電流があらかじめ入力された設定値より大きいこと
    を検出したさいに、前記インバータを停止させる第一の
    保護動作手段と前記電流検出手段により前記複数の誘導
    電動機に流れる電流が不均一であることを検出したさい
    に、前記インバータの出力を下げる第二の保護動作手段
    と、を備える電気車の制御装置。
  2. 【請求項2】 直流を任意の周波数の交流に変換するイ
    ンバータと、このインバータと接続され交流電流により
    駆動する電気車駆動用の複数の誘導電動機と、この電気
    車駆動用の複数の誘導電動機と接続された複数の台車
    と、前記複数の誘導電動機を複数台で構成される複数の
    組に分けこの複数の組毎に設けられた電流検出器と、こ
    の電流検出手段より検出された各電流値より車輪の速度
    を推定する速度演算手段と、この速度演算手段により推
    定された車輪の速度から空転を検知する空転検知手段
    と、この空転検知手段により空転が検知された時にトル
    クを絞り車輪の空転制御を行う空転制御手段と、前記電
    流検出手段により前記複数の誘導電動機に流れる電流が
    あらかじめ入力された設定値より大きいことを検出した
    さいに、前記インバータを停止させる第一の保護動作手
    段と前記電流検出手段により前記複数の誘導電動機に流
    れる電流が不均一であることを検出したさいに、前記イ
    ンバータの出力を下げる第二の保護動作手段と、を備え
    る電気車の制御装置。
  3. 【請求項3】 直流を任意の周波数の交流に変換するイ
    ンバータと、このインバータと接続され交流電流により
    駆動する電気車駆動用の複数の誘導電動機と、この複数
    の電動機に流れる電流をそれぞれ個別に検出する電流検
    出手段と、前記電流検出手段により前記複数の誘導電動
    機に流れる電流があらかじめ入力された設定値より大き
    いことを検出したさいに、前記インバータを停止させる
    第一の保護動作手段と前記電流検出手段により前記複数
    の誘導電動機に流れる電流が不均一であることを検出し
    たさいに、前記インバータの出力を下げる第二の保護動
    作手段と、を備える電気車の制御装置。
  4. 【請求項4】 直流を任意の周波数の交流に変換するイ
    ンバータと、このインバータと接続され交流電流により
    駆動する電気車駆動用の複数の誘導電動機と、この電気
    車駆動用の複数の誘導電動機と接続された複数の台車と
    前記複数の誘導電動機を複数台で構成される複数の組に
    分けこの複数の組毎に設けられた電流検出器と、前記電
    流検出手段により前記複数の誘導電動機に流れる電流が
    あらかじめ入力された設定値より大きいことを検出した
    さいに、前記インバータを停止させる第一の保護動作手
    段と前記電流検出手段により前記複数の誘導電動機に流
    れる電流が不均一であることを検出したさいに、前記イ
    ンバータの出力を下げる第二の保護動作手段と、を備え
    る電気車の制御装置。
  5. 【請求項5】 直流を任意の周波数の交流に変換するイ
    ンバータと、このインバータと接続され交流電流により
    駆動する電気車駆動用の複数の誘導電動機と、この複数
    の誘導電動機に流れる電流をそれぞれ個別に検出する電
    流検出手段と、この電流検出手段より検出された各電流
    値より車輪の速度を推定する速度演算手段と、この速度
    演算手段により推定された車輪の速度から空転を検知し
    た際にトルクを絞り車輪の空転制御を行う空転制御手段
    と、前記電流検出手段により前記複数の誘導電動機に流
    れる電流が不均一であることを検出したさいに、前記イ
    ンバータの出力を下げる保護動作手段と、を備える電気
    車の制御装置。
  6. 【請求項6】 直流を任意の周波数の交流に変換するイ
    ンバータと、このインバータと接続され交流電流により
    駆動する電気車駆動用の複数の誘導電動機と、この電気
    車駆動用の複数の誘導電動機と接続された複数の台車と
    前記複数の誘導電動機を複数台で構成される複数の組に
    分けこの複数の組毎に設けられた電流検出器と、この電
    流検出手段より検出された各電流値より車輪の速度を推
    定する速度演算手段と、この速度演算手段により推定さ
    れた車輪の速度から空転を検知する空転検知手段と、こ
    の空転検知手段により空転が検知された時にトルクを絞
    り車輪の空転制御を行う空転制御手段と、前記電流検出
    手段により前記複数の誘導電動機に流れる電流が不均一
    であることを検出したさいに、前記インバータの出力を
    下げる保護動作手段と、を備える電気車の制御装置。
  7. 【請求項7】 直流を任意の周波数の交流に変換するイ
    ンバータと、このインバータと接続され交流電流により
    駆動する電気車駆動用の複数の誘導電動機と、この複数
    の誘導電動機に流れる電流をそれぞれ個別に検出する電
    流検出手段と、この電流検出手段より検出された各電流
    値より車輪の速度を推定する速度演算手段と、この速度
    演算手段により推定された車輪の速度から空転を検知し
    た際にトルクを絞り車輪の空転制御を行う空転制御手段
    と、前記電流検出手段により前記複数の誘導電動機に流
    れる電流があらかじめ入力された設定値より大きいこと
    を検出したさいに、前記インバータを停止させる保護動
    作手段とを備える電気車の制御装置。
  8. 【請求項8】 直流を任意の周波数の交流に変換するイ
    ンバータと、このインバータと接続され交流電流により
    駆動する電気車駆動用の複数の誘導電動機と、この電気
    車駆動用の複数の誘導電動機と接続された複数の台車と
    前記複数の誘導電動機を複数台で構成される複数の組に
    分けこの複数の組毎に設けられた電流検出器と、この電
    流検出手段より検出された各電流値より車輪の速度を推
    定する速度演算手段と、この速度演算手段により推定さ
    れた車輪の速度から空転を検知する空転検知手段と、こ
    の空転検知手段により空転が検知された時にトルクを絞
    り車輪の空転制御を行う空転制御手段と、前記電流検出
    手段により前記複数の誘導電動機に流れる電流があらか
    じめ入力された設定値より大きいことを検出したさい
    に、前記インバータを停止させる第一の保護動作手段と
    を備える電気車の制御装置。
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