JP2003134340A - 画像処理方法、画像処理装置、および印刷方法 - Google Patents

画像処理方法、画像処理装置、および印刷方法

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JP2003134340A
JP2003134340A JP2002229360A JP2002229360A JP2003134340A JP 2003134340 A JP2003134340 A JP 2003134340A JP 2002229360 A JP2002229360 A JP 2002229360A JP 2002229360 A JP2002229360 A JP 2002229360A JP 2003134340 A JP2003134340 A JP 2003134340A
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Shigeaki Sumiya
繁明 角谷
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多階調画像データを、高速に且つ高画質に印
刷可能な画像データに変換する。 【解決手段】 高速な印刷を可能とするために、多階調
画像データを解像度の低い画像データに変換する。変換
に際しては、互いに隣り合う2つのドットを1つのセッ
トにまとめ、該セット内の2つのドットの中で、表現し
ている濃度が大きい方のドットを選択する。そして、該
セット内の2つのドットを、該選択した1つのドットに
変換することによって、解像度の低い画像データに変換
する。こうすれば、原画像に描かれた像が白い背景の上
に描かれた細い線であるような場合でも、その細い線を
消してしまうということがなく、高画質で印刷可能な画
像データを得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多階調画像データ
をその解像度を変化させて出力する画像処理方法、ある
いは該画像処理方法を利用した印刷方法、およびそのた
めの装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的な画像作成システムとして、スキ
ャナ等で読み取った原画像データをプリンタ等の画像出
力装置に適したデータへ変換した後に、そのプリンタ等
によってハードコピーとして出力するものが知られてい
る。また、この種の画像作成システムにおいて、原画像
データの解像度を変化させて画像出力装置へ送るものも
知られている。例えば、特開平2−155761号公報
によれば、解像度300dpi の原画像データを解像度6
00dpi に変化させて出力する画像処理方法が開示され
ている。また、特開平3−231861号公報によれ
ば、例えばインクジェットプリンタにおいて、第1のド
ットパターンに対して第2のドットパターンを相補的に
打つという印字方法が開示されている。
【0003】上記の各従来方法は、画像データの解像度
を高くして、原画像を高精度に再現しようというもので
あるが、解像度を高く設定すればするほど、画像処理の
ための時間が長くかかり、よって、高速印字ができない
という問題があった。
【0004】ところで、プリンタ等の画像出力装置とし
て、多階調の画像データを再生表示できないもの、例え
ば、ドット単位での階調制御ができないプリンタ等を用
いた場合には、多階調の原画像の各画素の階調を2階調
に減らす処理、すなわち2値化処理を行う必要がある。
このように多階調画像データを2値化処理する方法とし
ては各種のものがあるが、優れた画質を得られるものと
して、誤差拡散法や、それと等価な平均誤差最小法が知
られている。
【0005】誤差拡散法は、周知の通り、ある画素の2
値化時に生じた量子化誤差を、周辺の未だ2値化されて
いない画素に拡散して加えるものである。一方、平均誤
差最小法は、これも周知の通り、注目している画素の周
辺の2値化済みの画素に生じた量子化誤差の重み付き平
均値で、その注目画素のデータ値を修正するというもの
である。誤差拡散法と平均誤差最小法とは、誤差の拡散
作業をいつ行うかが異なるだけであり、論理的には等
価、すなわち等しいものである。誤差拡散法を用いた2
値化処理は、例えば特開平1−284173号公報にそ
の1つの具体例が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、原画像を再現
する上で、より高速でしかも高画質の再現像を得るため
の手法の開発が要請されていた。
【0007】従って、本発明は、多階調画像データをプ
リンタその他の画像出力装置によって再現する上で、で
きる限り高速で、しかもできる限り高画質の再現像を得
るようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係る画像処理方法は、多階調画像データを
より解像度の低い画像データに変換して出力する画像処
理方法において、互いに隣り合う2つのドットを1つの
セットにまとめる第1の工程と、前記セット内の2つの
ドットの中で、表現している濃度が大きい方のドットを
選択する第2の工程と、前記セット内の2つのドットを
前記選択した1つのドットに変換する第3の工程とを備
えることを特徴とする。
【0009】また、上記の画像処理方法に対応する本発
明の画像処理装置は、多階調画像データをより解像度の
低い画像データに変換して出力する画像処理装置におい
て、互いに隣り合う2つのドットを1つのセットにまと
めるセット生成手段と、前記セット内の2つのドットの
中で、表現している濃度が大きい方のドットを選択する
ドット選択手段と、前記セット内の2つのドットを前記
選択した1つのドットに変換することにより前記多階調
画像データの解像度を変換する解像度変換手段とを備え
ることを特徴とする。
【0010】更に、上記の画像処理方法に対応する本発
明の印刷方法は、多階調画像データをより解像度の低い
画像データに変換して印刷する印刷方法において、互い
に隣り合う2つのドットを1つのセットにまとめる第1
の工程と、前記セット内の2つのドットの中で、表現し
ている濃度が大きい方のドットを選択する第2の工程
と、前記セット内の2つのドットを前記選択した1つの
ドットに変換することにより、解像度の低い画像データ
に変換する第3の工程と、前記変換された画像データに
基づいて印刷する第4の工程とを備えることを特徴とす
る。
【0011】こうした本発明の画像処理方法、および画
像処理装置においては、隣り合う2ドットを1つのセッ
トとして考え、そのセット内で、ドットが表現する濃度
値の高い方のドットを選択しているので、原画像に描か
れた像が白い背景の上に描かれた細い線であるような場
合でも、その細い線を消してしまうということがない。
また、本発明の印刷方法では、上述した方法を画像デー
タに適用することにより、画像データの解像度を変換し
てから印刷するので、高速にしかも高画質の再現像を得
ることが可能となる。
【0012】ここで、具体例を挙げながら、周辺の技術
を含めて補足説明を行う。解像度変換部において行われ
る解像度の変化の形態は、所定低解像度の多階調画像デ
ータをそれよりも高い解像度に変換する場合と、所定高
解像度の多階調画像データをそれよりも低い解像度に変
換する場合との、2種類が考えられる。例えば、図8に
示すように、360dpi ×360dpi の低解像度の画像
データを720/√2dpi ×720/√2dpi のより高
解像度に変換する場合や、図9に示すように、720dp
i ×720dpi の高解像度の画像データを720/√2
dpi ×720/√2dpi のより低解像度に変換する場合
等が考えられる。
【0013】図8(b)又は図9(c)に示すように、
解像度変換後の画像データが、奇数ライン(k)のドッ
トと偶数ライン(g)のドットが交互にずれているの
で、これらに誤差拡散法等の2値化処理を施すには少し
の工夫が必要である。最も直接的に考えつくのは、高解
像度すなわち720dpi に対応した容量のメモリを用意
しておいて、ドットが存在しない画素は階調値ゼロとし
て、誤差拡散等により2値化処理を行うという方法であ
ろう。しかしながらこのような2値化処理では、大きな
メモリ容量が必要となってコストが高くつき、しかも処
理時間が非常に長くなるおそれがある。
【0014】そこで、好ましい態様としては、誤差拡散
法等に基づく2値化処理に適したデータを作成するため
の2値化用データ作成部を設ける。具体的には、その2
値化用データ作成部によって、交互ドット画像データの
奇数ライン上のドット又は偶数ライン上のドットのいず
れかを主走査方向へシフトすることによりその交互ドッ
ト画像データを2値化用データに変形する。例えば、図
8(b)又は図9(c)に示す交互ドット画像データに
関して、偶数ライン(g)上の各ドットを主走査方向の
左方向へ1/720inchシフトすることにより図10に
示すような360dpi ×720dpi の2値化用データが
得られる。この2値化用データに関して2値化処理を行
う場合には、主走査方向の360dpi に相当する1ライ
ン分のメモリだけを用意しておけば良いから、2値化処
理のためのメモリ量を低減でき、しかも処理速度も速
い。
【0015】誤差拡散法を用いた2値化処理及び平均誤
差最小法を用いた2値化処理のいずれの処理方法でも、
注目画素で生じた誤差を重み付けした上で拡散したり、
平均誤差を求めたりする。従って、これらの2値化処理
を行うにあたっては、予め、重み付けマトリクスを設定
しておく必要がある。図10に示すような偶数ライン
(g)又は奇数ライン(k)のいずれか一方を主走査方
向へシフトすることによって作成した画像データに基づ
いて2値化処理を行う場合には、シフトされる偶数ライ
ン(g)とシフトされない奇数ライン(k)との間で重
み付けマトリックスを切り替えて使用することが望まし
い。
【0016】
【作用】請求項1記載の画像処理方法及び請求項5記載
の画像処理装置によれば、隣り合う2ドットを1つのセ
ットとして考え、そのセット内で、ドットが表現する濃
度値の高い方のドットを選択しているので、原画像に描
かれた像が白い背景の上に描かれた細い線であるような
場合でも、その細い線を消してしまうということがな
い。このため、画質を低下させることなく高速に印刷可
能なデータに、画像データの解像度を変換することがで
きる。
【0017】また、低解像度の画像データは奇数ライン
上のドットと偶数ライン上のドットとが交互に配置され
る状態で高解像度に解像度変換されると共に誤差拡散法
等によって2値化してやれば、低解像度の画像データを
高画質且つ高解像度で再現できる。一方、高解像度の画
像データは低解像度に解像度変換されるのでデューティ
を軽くして高速で画像を再現でき、しかもインクの消費
量も少なくて済む。さらに、高解像度の画像データは奇
数ラインドットと偶数ラインドットとが交互に配置され
る状態で低解像度に解像度変換されると共に誤差拡散法
等によって2値化することとすれば、高画質の画像品質
はほとんど損なわれることがない。換言すれば、本発明
の画像処理装置及び画像処理方法を利用することによ
り、低解像度の画像データはより高画質に再現でき、一
方、高解像度の画像データはより高速で再現できる。
【0018】
【発明の実施の形態】(実施例1)図1は、本発明に係
る画像処理装置を含んだ画像作成システムの全体を示し
ている。この画像作成システムは、階調画像データ出力
装置1と、画像処理装置2と、そして2値画像出力装置
3とによって構成される。階調画像データ出力装置1
は、例えばホストコンピュータ、スキャナ、ビデオカメ
ラ等によって構成され、所定低解像度又は所定高解像度
で多階調の原画像データD1を出力する。本実施例で
は、所定低解像度として360dpi ×360dpi を設定
し、また、所定高解像度として720dpi ×720dpi
を設定する。また、原画像データD1の階調値として8
ビット、すなわち0〜255の256階調を考える。
【0019】画像処理装置2は、入力された多階調原画
像データD1の解像度を所定中間解像度へと解像度変換
し、さらに2値画像出力装置3に適した階調値である2
階調へと階調数変換して、2階調中間解像度画像データ
D2として出力する。より具体的には、多階調で低解像
度又は高解像度の画像データD1を、誤差拡散法又は平
均誤差最小法を用いて補正し、第1階調値及び第2階調
値のみから成る2階調画像データD2に変換して出力す
る。本実施例では、中間解像度として720/√2dpi
を考え、また2階調を構成する第1階調値として0
(白)を考え、そして第2階調値として255(黒)を
考える。
【0020】2値画像出力装置3は、画像処理装置2か
ら出力される2階調中間解像度画像データD2に基づい
て原画像を再生出力する。この2値画像出力装置3は、
例えば、画素単位での階調制御ができない形式のプリン
タによって構成され、入力される2階調画像データD2
に基づいて原画像を中間調表示可能に再生出力する。な
お、この2値画像出力装置3は、プリンタ以外に必要に
応じて、ディスプレイ、ファクシミリ装置、デジタル複
写機等を用いても良い。
【0021】画像処理装置2は、図2に示すように、受
信バッファ4と、解像度変換部5と、2値化用データ作
成部6と、誤差法2値化部としての誤差拡散法2値化部
7と、画像データ復元部8と、そしてデータ並び整合部
9とによって構成される。解像度変換部5は、低解像度
(360dpi )及び高解像度(720dpi )の画像デー
タを等しい中間解像度(720/√2dpi )に変換す
る。2値化用データ作成部6は、その中間解像度の画像
データを誤差拡散法を用いた2値化処理に適したドット
配置に変更する。また、画像データ復元部8は、2値化
処理後のビット画像データを中間解像度(720/√2
dpi )に変形する。
【0022】誤差拡散法2値化部7は、図3に示すよう
に、(1)画像データのうちのi行j列目の注目画素P
(i,j) についての256階調の入力データD(i,j) と誤
差データ total_E(i,j) とを加算するデータ補正部10
と、(2)加算データC(i,j) を閾値発生部12から出
力される所定の閾値Sと比較して0又は255の2値デ
ータR(i,j) を出力する2値化部11と、(3)加算デ
ータC(i,j) と出力2値データR(i,j) の誤差を演算す
ると共にその誤差を周辺画素に拡散する誤差演算/拡散
部13と、(4)この誤差演算/拡散部13へ拡散演算
時の重み付けの基準となる重み付けマトリクスを指示す
る重み付けマトリクス切替部14と、(5)注目画素P
(i,j) が奇数ラインに属するか、偶数ラインに属するか
を判定するライン判定部15と、(6)誤差演算/拡散
部13において演算された各周辺画素についての誤差成
分を各画素ごとに記憶する拡散誤差記憶部16と、によ
って構成される。
【0023】重み付けマトリクス切替部14は、注目画
素P(i,j) が画像データのうちの奇数ラインに属する
か、偶数ラインに属するかに応じて2種類の重み付けマ
トリクスを記憶している。例えば、奇数ライン用として
図4に示すマトリクスを用意し、偶数ライン用として図
5に示すマトリクスを用意している。
【0024】以下、上記構成より成る画像作成システム
の動作を図7に示すフローチャートを参照しつつ説明す
る。
【0025】図1において、階調画像データ出力装置1
から360dpi ×360dpi の低解像度画像データ又は
720dpi ×720dpi の高解像度画像データが多階調
画像データD1として出力されて画像処理装置2に受け
取られる。360dpi の低解像度画像データは、図8
(a)に示すように、主走査方向及び副走査方向に1/
360inch間隔で並ぶドット(○印)を有している。ま
た、720dpi の高解像度画像データは、図9(a)に
示すように、主走査方向及び副走査方向に1/720in
ch間隔で並ぶドット(○印)を有している。また、各ド
ットは、0〜255の256階調の階調値を有してい
る。
【0026】画像処理装置2は、取り込んだ画像データ
D1を受信バッファ4に格納し、さらに、解像度変換部
5において画像データの解像度を変更する。具体的に
は、取り込んだデータが720dpi (高解像度)である
か、360dpi (低解像度)であるかを判定し(図7:
ステップS1及びS2)、それぞれについて以下のよう
な解像度変換処理を行う。
【0027】まず、720dpi の場合には、図9(b)
に示すように、隣り合う2ドットを1つのセットとして
考え、そのセット内の濃度値の高い方のドット(●印)
を選択する。そして、その選択したドットを必要に応じ
て主走査方向へ1/720inchシフトして、図9(c)
に示す720/√2dpi の中間解像度の画像データを作
成する(図7:ステップS3)。1つのセット内におい
て濃度値の高い方のドットを選択するようにすれば、原
画像に描かれた像が白い背景の上に描かれた細い線であ
るような場合でも、その細い線を消してしまうというこ
とがなくなる。
【0028】一方、取り込んだ画像データが360dpi
の場合は、図8(b)に示すように、各ドットの階調値
を√2/720inch離れたドット位置にコピーして、7
20/√2dpi の中間解像度の画像データを作成する
(図7:ステップS4)。こうして、原画像データが7
20dpi 又は360dpi のいずれの場合にも、その原画
像データは等しい中間解像度720/√2dpi の画像デ
ータへ変換される。
【0029】解像度変換後の画像データは、次いで、2
値化用データ作成部6へ送られる。この2値化用データ
作成部6は、図10に示すように、720/√2dpi ×
720/√2dpi の画像データの偶数ライン(g)の各
ドットを主走査方向の左方向へ1/720inchシフトし
て、360dpi ×720dpi の誤差拡散法2値化処理用
の画像データを作成する。
【0030】その後、図2において、誤差拡散法2値化
部7によって以下に述べる2値化処理が行われる(図
7:ステップS5)。すなわち、図3において、誤差拡
散法2値化部7のデータ補正部10にi行j列目の注目
画素P(i,j) の多階調画像データD(i,j) が入力され
る。データ補正部10は、その多階調画像データD(i,
j)を拡散誤差記憶部16から出力される誤差データ tot
al_E(i,j) で補正、具体的には誤差データ total_E(i,
j) を加算して、その加算結果である補正データC(i,j) C(i,j)=D(i,j)+total_E(i,j) を2値化部11へ向けて出力する。
【0031】ここで、拡散誤差記憶部16内に記憶され
ている拡散誤差データ total_E(i,j)は、P(i,j) 近傍
の既に2値化の終わった画素P(i-1,j ) やP(i ,j-1)
等の2値化作業時に、本注目画素P(i,j) に対して拡散
されてきた誤差の総和である。
【0032】2値化部11は、入力される注目画素P
(i,j) の補正データC(i,j) を、閾値S、例えばS=1
28と比較して、その比較結果に応じて2値化結果R
(i,j) を2階調画像データとして出力する。具体的に
は、 C(i,j) ≧Sのとき、R(i,j) =255 C(i,j) <Sのとき、R(i,j) =0 を出力する。この2階調画像データは、画像データ復元
部8へ送られると共に誤差演算/拡散部13へ送られ
る。
【0033】誤差演算/拡散部13は、まず、2値化結
果R(i,j) と補正後画像データC(i,j) とから、2値化
誤差E(i,j) を、 E(i,j) =C(i,j) −R(i,j) のようにして求める。そして、この2値化誤差E(i,j)
は、重み付けマトリクス切替部14によって指示される
重み付けマトリクスの重み値に応じて、近傍の未2値化
画素P(i ,j+1)、P(i+1,j)、P(i+1,j+1)等へ分配、す
なわち拡散する。具体的には、拡散誤差記憶部16が記
憶している各画素ごとの拡散誤差積算値total_E(i,j+
1)、total_E(i+1,j)等に、本注目画素P(i,j) からの
拡散誤差分を加算していく。但し、今説明している2値
化処理を開始する前の拡散誤差積算値の初期値は全てゼ
ロにしておく必要がある。
【0034】ところでライン判定部15は、画像データ
D(i,j) が取り込まれたときに、そのデータが奇数ライ
ンに属するか、偶数ラインに属するかを判定し、その判
定結果を重み付けマトリクス切替部14へ送り込む。重
み付けマトリクス切替部14は、注目画素P(i,j) が奇
数ラインに属するときには、図4に示す重み付けマトリ
クスを誤差演算/拡散部13に指示し、一方、注目画素
P(i,j) が偶数ラインに属するときには、図5に示す重
み付けマトリクスを誤差演算/拡散部13に指示する。
【0035】つまり、注目画素P(i,j) が奇数ラインに
ある場合には、図4のマトリクスに従って、 total_E(i ,j+1)=total_E(i ,j+1)+E(i,j)×(1/
8) total_E(i+1,j-2)=total_E(i+1,j-2)+E(i,j)×(1
/8) total_E(i+1,j-1)=total_E(i+1,j-1)+E(i,j)×(2
/8) total_E(i+1,j )=total_E(i+1,j )+E(i,j)×(2/
8) total_E(i+1,j+1)=total_E(i+1,j+1)+E(i,j)×(1
/8) total_E(i+2,j )=total_E(i+2,j )+E(i,j)×(1/
8) の誤差拡散作業が行われる。
【0036】一方、注目画素P(i,j) が偶数ラインにあ
る場合には、図5のマトリクスに従って、 total_E(i ,j+1)=total_E(i ,j+1)+E(i,j)×(1/
8) total_E(i+1,j-1)=total_E(i+1,j-1)+E(i,j)×(1
/8) total_E(i+1,j )=total_E(i+1,j )+E(i,j)×(2/
8) total_E(i+1,j+1)=total_E(i+1,j+1)+E(i,j)×(2
/8) total_E(i+1,j+2)=total_E(i+1,j+2)+E(i,j)×(1
/8) total_E(i+2,j )=total_E(i+2,j )+E(i,j)×(1/
8) の誤差拡散作業が行われる。
【0037】以上により、注目画素P(i,j) の2値化及
び誤差拡散が終了する。次には、図10に示す360dp
i ×720dpi の画像データにおける右隣りの画素を新
たに注目画素として、同様の2値化及び誤差拡散処理を
繰り返す。この繰り返しにより画像データの1行分の2
値化が終了すると、次には”j”の値をゼロに戻し、”
i”の値を1増やすことで、次の行の左端画素に注目画
素を移し、同様の2値化処理を繰り返す。この繰り返し
により、図10の画像データの1画面分の2値化が行わ
れる。
【0038】以上により誤差拡散法を用いた2値化処理
が行われるが、この2値化処理時に必要となるメモリ量
は、図10の主走査方向の1列分、すなわち360dpi
の1列分のメモリだけで足りる。従って、720dpi 分
のメモリを使う場合に比べて、メモリ量を小さくでき、
しかも処理時間を短縮できる。
【0039】2値化処理後の各画素データは、図2にお
いて、画像データ復元部8へ送られる。この画像データ
復元部8は、図11に示すように、図10の360dpi
×720dpi の画像データの偶数ライン(g)の各ドッ
トを1/720inch主走査方向の右方向へシフトして、
2値化処理後のビットイメージデータを720/√2dp
i ×720/√2dpi の中間解像度の画像データへと変
形する。この画像データに関しては、誤差拡散法による
2値化処理の誤差拡散用の重み付けが偶数ラインである
か奇数ラインであるかに関わらず図6に示す分配形態に
なっている。
【0040】以上のようにして、中間解像度(720/
√2dpi ×720/√2dpi )へ解像度変換された2階
調画像データが得られ、その画像データは図2において
データ並び整合部9へ送られる。このデータ並び整合部
9は、2値画像出力装置3(図1)の動作特性に対応す
るように、図11の画像データの各ドットデータを並べ
替える(図7:ステップS6)。例えば、2値画像出力
装置3としてインターレース方式のプリンタを用いると
きには、図11の画像データのうちから同時に印字する
ラインを選択してラインの並べ替えを行う。また、双方
向印字を行うプリンタを用いるときには、図11の画像
データの各ドットデータを印字ヘッドの走査方向に沿っ
て並べ替える。
【0041】以上のようにしてドットデータを並べ替え
られた、中間解像度(720/√2dpi ×720/√2
dpi )で2階調の画像データD2は、2値画像出力装置
3(図1)へ送られて印刷像や映像等として再現される
(図7:ステップS7)。
【0042】(実施例2)図12は誤差法2値化部の改
変例を示しており、この誤差法2値化部は平均誤差最小
法を用いた2値化部17によって構成される。この平均
誤差最小法2値化部17が図3に示した誤差拡散法2値
化部7と異なる点は、誤差演算/拡散部13に代えて誤
差計算部23を設け、さらに拡散誤差記憶部16に代え
て誤差記憶部26を設けたことである。その他の点は図
3の各要素と同じであり、同じ要素は同じ符号を付して
示してある。
【0043】誤差計算部23は、注目画素の2値化誤差
E(i,j) を、 E(i,j) =C(i,j) −R(i,j) のようにして演算し、誤差記憶部26の注目画素に対応
したアドレスにその値を書き込むよう形成されている。
この結果、誤差記憶部26の各画素アドレスに対応した
記憶エリアには、2値化済みの画素の2値化誤差が順次
に書き込まれて記憶されていく。
【0044】データ補正部10は、注目画素P(i,j) の
多階調画像データD(i,j) が入力されると、その注目画
素P(i,j) の近傍の2値化済みの画素の誤差を誤差記憶
部26から読み出す。そして、重み付けマトリクス切替
部14によって指示された重み付けマトリクスに従って
読み出した誤差データに所定の重み付けをして平均誤差
を求め、この平均誤差を注目画素の多階調画像データD
(i,j) に加え、これを補正画像データC(i,j) として2
値化部11へ向けて出力する。
【0045】(実施例3)図15は、図11に示す72
0/√2dpi ×720/√2dpi の画像データに対する
誤差拡散用の重み付け形態の変形例を示している。この
ような重み付け形態で誤差拡散法による2値化処理を行
うこともできる。また、このような重み付け形態を実現
するためには、注目画素が奇数ライン(k)にある場合
と偶数ライン(g)にある場合との間で、重み付けマト
リクスを図13に示すものと、図14に示すものとの間
で切り替える。
【0046】以上、本発明を含んだ好ましいいくつかの
実施例を挙げて説明したが、本発明はそれらの実施例に
限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した技
術的範囲内で種々に改変可能である。
【0047】例えば、上記の実施例では、図8(b)に
示す720/√2dpi の画像データ及び図9(c)に示
す720/√2dpi の画像データに関し、偶数ライン
(g)の各ドットを主走査方向の左方向へシフトするこ
とにより、図10に示すような360dpi ×720dpi
の誤差拡散用の画像データを作成した。これに代えて、
偶数ライン(g)の各ドットを副走査方向の上方向へシ
フトすることにより、720dpi ×360dpi の誤差拡
散用の画像データを作成することもできる。しかしなが
らこの場合には、誤差拡散処理のためのメモリとして7
20dpi 分のメモリ量が必要となる。
【0048】また、図3に示した実施例では、図8
(b)及び図9(c)に示す720/√2dpi の画像デ
ータ、すなわち奇数ラインのドットと偶数ラインのドッ
トとが互いに交互に位置するドット配置状態の画像デー
タに対して誤差拡散法等による2値化処理を行うことを
可能にするために、誤差拡散用の重み付けマトリクスを
奇数ラインと偶数ラインとの間で切り替えた。しかしな
がら、このような重み付けマトリクスの切替えに代え
て、誤差演算/拡散部13で演算した誤差データを拡散
誤差記憶部16内に記憶する際に、その誤差データその
ものを記憶エリア内でシフトさせることもできる。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、高解像度の原画像デー
タを低解像度に解像度変換することができるので、デュ
ーティを軽くして高速で画像を再現でき、しかもインク
の消費量も少なくて済む。更に、画像データを低解像度
に解像度変換する際に、隣り合う2ドットを1つのセッ
トとして考え、そのセット内で、ドットが表現する濃度
値の高い方のドットを選択しているので、原画像に描か
れた像が白い背景の上に描かれた細い線であるような場
合でも、その細い線を消してしまうということがなく、
画像品質の低下を抑制することができる。加えて、奇数
ラインドットと偶数ラインドットとが交互に配置される
状態で低解像度に解像度変換してやれば、画像品質はほ
とんど損なわれることがない。
【0050】つまり、本発明によれば、高解像度の画像
データであっても、高画質を維持しつつより高速で再現
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を含んだ画像処理装置を用いた画像作成
システムを示すブロック図である。
【図2】本発明を含んだ画像処理装置の一実施例を示す
ブロック図である。
【図3】誤差法2値化部の一実施例である誤差拡散法に
よる2値化処理部の一具体例を示すブロック図である。
【図4】誤差拡散法を用いて2値化処理するときに切り
替えて使用する重み付けマトリクスの一例を示す図であ
る。
【図5】誤差拡散法を用いて2値化処理するときに切り
替えて使用する重み付けマトリクスの他の一例を示す図
である。
【図6】誤差拡散法を用いて2値化処理するときに用い
る重み付けマトリクスの一例を示す図である。
【図7】本発明を含んだ印刷方法のフローチャートであ
る。
【図8】低解像度の原画像データのドット配置及びそれ
を変形して得られる中間解像度の画像データのドット配
置を示す図である。
【図9】高解像度の原画像データのドット配置及びそれ
を変形して得られる中間解像度の画像データのドット配
置を示す図である。
【図10】誤差拡散法2値化処理のために用いる画像デ
ータであって、中間解像度のドット配置を変形すること
によって得られる画像データを示す図である。
【図11】誤差拡散法2値化処理の終了後にドット配置
を変形することによって得られる中間解像度の画像デー
タを示す図である。
【図12】誤差法2値化部の一実施例である平均誤差最
小法による2値化処理部の一具体例を示すブロック図で
ある。
【図13】誤差拡散法を用いて2値化処理するときに切
り替えて使用する重み付けマトリクスの他の一例を示す
図である。
【図14】誤差拡散法を用いて2値化処理するときに切
り替えて使用する重み付けマトリクスのさらに他の一例
を示す図である。
【図15】誤差拡散法を用いて2値化処理するときに用
いる重み付けマトリクスの他の一例を示す図である。
【符号の説明】
2…画像処理装置 5…解像度変換部 6…2値化用データ作成部 7…誤差拡散法を用いた2値化部(誤差法2値化部) 8…画像データ復元部 17…平均誤差最小法を用いた2値化部(誤差法2値化
部) D1…多階調画像データ D2…2階調画像データ k…画像データの奇数ライン g…画像データの偶数ライン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C262 AA24 AB19 BB01 BB15 DA16 EA04 FA20 5B057 CA08 CA12 CA16 CB07 CB12 CB16 CC01 CD10 CE13 CH08 CH11 5C076 AA22 AA27 BA06 BB07 5C077 LL19 MP01 NN11 NN13 PP20 PP68 PQ12 PQ24

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多階調画像データをより解像度の低い画
    像データに変換して出力する画像処理方法において、 互いに隣り合う2つのドットを1つのセットにまとめる
    第1の工程と、 前記セット内の2つのドットの中で、表現している濃度
    が大きい方のドットを選択する第2の工程と、 前記セット内の2つのドットを前記選択した1つのドッ
    トに変換する第3の工程とを備えることを特徴とする画
    像処理方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像処理方法であって、 前記第1の工程は、奇数ラインは奇数ライン同士および
    偶数ラインは偶数ライン同士で前記セットの位置を揃え
    ながら、互いに隣り合う2つのドットを1つのセットに
    まとめる工程である画像処理方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の画像処理方法であって、 前記第1の工程は、奇数ラインと偶数ラインとで前記セ
    ットが交互の位置となるように、隣り合う2つのドット
    を1つのセットにまとめる工程である画像処理方法。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2に記載の画像処
    理方法であって、 前記第3の工程は、前記セット内の2つのドットを前記
    選択した1つのドットに変換するに際して、奇数ライン
    と偶数ラインとでドットが互いに交互の位置となり、こ
    れらドットが千鳥状に配置されるように、前記選択した
    ドットの位置をずらしながら変換する工程である画像処
    理方法。
  5. 【請求項5】 多階調画像データをより解像度の低い画
    像データに変換して出力する画像処理装置において、 互いに隣り合う2つのドットを1つのセットにまとめる
    セット生成手段と、 前記セット内の2つのドットの中で、表現している濃度
    が大きい方のドットを選択するドット選択手段と、 前記セット内の2つのドットを前記選択した1つのドッ
    トに変換することにより前記多階調画像データの解像度
    を変換する解像度変換手段とを備えることを特徴とする
    画像処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の画像処理装置であって、 前記解像度変換手段は、奇数ラインと偶数ラインとでド
    ットが互いに交互の位置となり、これらドットが千鳥状
    に配置されるように、前記選択したドットの位置をずら
    しながら前記多階調画像データの解像度を変換する手段
    である画像処理装置。
  7. 【請求項7】 多階調画像データをより解像度の低い画
    像データに変換して印刷する印刷方法において、 互いに隣り合う2つのドットを1つのセットにまとめる
    第1の工程と、 前記セット内の2つのドットの中で、表現している濃度
    が大きい方のドットを選択する第2の工程と、 前記セット内の2つのドットを前記選択した1つのドッ
    トに変換することにより、解像度の低い画像データに変
    換する第3の工程と、 前記変換された画像データに基づいて印刷する第4の工
    程とを備えることを特徴とする印刷方法。
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