JP2003134226A - 着信制御装置 - Google Patents

着信制御装置

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JP2003134226A
JP2003134226A JP2001332544A JP2001332544A JP2003134226A JP 2003134226 A JP2003134226 A JP 2003134226A JP 2001332544 A JP2001332544 A JP 2001332544A JP 2001332544 A JP2001332544 A JP 2001332544A JP 2003134226 A JP2003134226 A JP 2003134226A
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JP2001332544A
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Atsushi Yasunaka
篤 安中
Masayasu Yamamoto
正育 山本
Takeyoshi Hashimoto
武代志 橋本
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MegaChips Corp
Original Assignee
MegaChips Corp
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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 消費電力を低減させながら効果的に動画像を
再生する携帯電話機の着信制御技術を提供することを課
題とする。 【解決手段】 折り畳み式の携帯電話機10は、開閉部
の開閉状態を検知する開閉検知部102を備える。アン
テナを介して着信検知部101が着信を検知すると、制
御部103は開閉検知部102より開閉状態情報を取得
する。携帯電話機10が閉じられている場合には、再生
制御部104に対してメロディのみの再生指示を送出す
る。メロディを再生している状態で、携帯電話機10が
開く状態(使用状態)となると、開閉検知部102がそ
の検知情報を制御部103に通知する。制御部103
は、この通知を受けて再生制御部104に対して動画像
の再生指示を送出する。再生制御部104はこの指示を
受けてメロディおよび動画像を再生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機におけ
る着信メロディおよび動画像の再生制御を行う装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話機、簡易携帯電話(PHS(登録
商標))機では、音声通話着信時やメール着信時におい
て、着信を知らせるためのメロディが再生されたり、モ
ニタ上に動画像が表示されたりする。
【0003】着信メロディは、利用者に対して着信を知
らせるための役割を有するとともに、利用者が選択して
いる好みの着信メロディを再生することで、利用者を楽
しませる働きもある。さらに、モニタ上にキャラクタな
どの動画像を表示することにより、着信機能により付加
価値を与えるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】携帯電話機(この明細
書において携帯電話機とは、簡易携帯電話機も含むもの
とする。)には、折り畳み型と呼ばれる機種が存在す
る。折り畳み型の携帯電話機が閉じられた状態では、モ
ニタは2つ折りにされた本体の内側に隠れるようにな
る。つまり、携帯電話機が2つに折られて閉じられた状
態とは、音声通話やデータ通信などの操作を行わない状
態であるので、モニタは見えなくても問題はない。
【0005】そして、利用者が折り畳み型の携帯電話機
をポケットやバッグの中に入れている時に着信がある
と、携帯電話機は折り畳まれた状態で、着信メロディお
よび動画像の再生を開始するのである。
【0006】着信メロディは利用者に対して着信を知ら
せる目的があるため、携帯電話機が開いている状態であ
れ、閉じている状態であれ、再生を開始する必要があ
る。しかし、携帯電話機が閉じられている状態(この
時、携帯電話機はまだ利用者のポケットの中や、バッグ
の中にあるであろう)では、動画像を再生する必要性は
ない。そして、このような状態においても従来の携帯電
話機においては動画像の再生を開始していたため余分な
電力を消費することとなっていた。
【0007】また、動画像に一連の流れがある場合もあ
る。しかし、利用者が携帯電話機を取り出し、携帯電話
機を開く状態にしてモニタを見たときには、既に動画像
の再生時間が経過しているため、いつも途中の場面から
しか見ることができないという問題もあった。
【0008】そこで、本発明は前記問題点に鑑み、消費
電力を低減させながら効果的に動画像を再生する携帯電
話機の着信制御技術を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、折り畳み式の携帯電話機が
備える着信時の制御装置であって、a)着信を検知する着
信検知手段と、b)前記携帯電話機の折り畳み部分の開閉
状態を検知する開閉検知手段と、c)着信を利用者に知ら
せるための動画像を前記携帯電話機の表示装置に再生表
示させる画像再生手段と、d)前記着信検知手段が着信を
検知している状態であって、かつ、前記折り畳み部分の
開閉状態が使用状態側に位置することを前記開閉検知手
段が検知している場合にのみ、前記画像再生手段に対し
て前記動画像の再生指示を送出する制御手段と、を備え
ることを特徴とする。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1に記載の
着信制御装置において、前記着信は、データ通信の着信
を含むことを特徴とする。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項1または請
求項2に記載の着信制御装置において、前記携帯電話機
が折り畳まれて閉じている状態では、前記表示装置は、
折り畳まれた携帯電話機の内部に収容されることを特徴
とする。
【0012】請求項4記載の発明は、折り畳み式の携帯
電話機が備える着信時の制御装置であって、a)着信を検
知する着信検知手段と、b)前記携帯電話機の折り畳み部
分の開閉状態を検知する開閉検知手段と、c)着信を利用
者に知らせるための動画像を前記携帯電話機の表示装置
に再生表示させる画像再生手段と、d)着信を利用者に知
らせるための音声を再生する音声再生手段と、e)前記着
信検知手段が着信を検知した際、前記音声再生手段に対
して前記音声の再生指示を送出し、前記着信検知手段が
着信を検知している状態で、さらに、前記折り畳み部分
の開閉状態が使用状態側に位置することを前記開閉検知
手段が検知している場合にのみ、前記画像再生手段に対
して前記動画像の再生指示を送出する制御手段と、を備
えることを特徴とする。
【0013】請求項5記載の発明は、折り畳み式の携帯
電話機が備える着信時の制御装置であって、a)着信を検
知する着信検知手段と、b)前記携帯電話機の折り畳み部
分の開閉状態を検知する開閉検知手段と、c)着信を利用
者に知らせるための初期音声を再生する第1の再生手段
と、d)着信を利用者に知らせるための動画像および当該
動画像と同期した同期音声とを前記携帯電話機の表示装
置およびスピーカを利用して再生する第2の再生手段
と、e)前記着信検知手段が着信を検知した際、前記第1
の再生手段に対して前記初期音声の再生指示を送出し、
前記着信検知手段が着信を検知している状態で、さら
に、前記折り畳み部分の開閉状態が使用状態側に位置す
ることを前記開閉検知手段が検知している場合にのみ、
前記第2の再生手段に対して前記動画像および前記同期
音声の再生指示を送出する制御手段と、を備えることを
特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態について説明する。なお、この明細書におい
て、単に「音声」というときは発声音、歌、音楽、楽器
曲などを含む概念である。そして、特に、電話通信にお
いて通話相手とやりとりする音声については「音声通
話」と表現している。
【0015】{第1の実施の形態}図1は、本実施の形
態にかかる携帯電話機10の斜視図である。携帯電話機
10は、折り畳み型の機種であり、図1(A)は、携帯
電話機10を開けた状態(使用状態)であり、図1
(B)は携帯電話機10を閉じた(折り畳んだ)状態を
示している。
【0016】携帯電話機10は、本体部13と本体部1
3に対して開閉自在に取り付けられた開閉部12とから
構成されている。本体部13の上面13aには、キーボ
タン、カーソルなどからなる操作部15が配置されてお
り、また、本体部13の側部にはアンテナ16が配設さ
れている。また、本体部13の一端には回動軸11が配
設されるとともに、当該回動軸11を中心にして開閉部
12が開閉動作可能としている。
【0017】また、開閉部12の内側面12aには液晶
表示装置であるモニタ14が配置されている。モニタ1
4には、ダイヤル操作時のダイヤル番号や登録されてい
る通話相手の名前など各種の情報が表示されるほか、静
止画像や動画像の表示が行われる。
【0018】このような構成の携帯電話機10を折り畳
んで図1(B)の状態にすると、本体部13の上面13
aと開閉部12の内側面12aとが重なるような状態と
なり、モニタ14もその内側に収納される。したがっ
て、折り畳んだ状態ではモニタ14は見えない状態とな
っている。
【0019】図2は、携帯電話機10の内部機能ブロッ
ク図である。携帯電話機10は、着信制御に関わる機能
部として着信検知部101、開閉検知部102、制御部
103、再生制御部104を備えている。これら各機能
部は、ハードウェアで構成されていてもよいし、その一
部または全部がソフトウェアにより実現されていてもよ
い。また、CPU、RAM等のハードウェア資源につい
ては図示省略しているが、各機能部がソフトウェアで実
現される場合には、これらのハードウェア資源を利用し
て実現されることとなる。
【0020】着信検知部101は、アンテナ16を介し
て着信を検知する。なお、以下の説明において、着信と
は音声通話による着信のほか、電子メール等のデータ通
信による着信も含むものとする。着信検知部101が着
信を検知すると、その検知情報が制御部103に通知さ
れる。制御部103はこの通知を受けて着信制御を開始
する。
【0021】メモリ105には、着信ビデオデータ20
が記憶されている。着信ビデオデータ20は、音声およ
び画像からなるデータであり、着信メロディおよび着信
時に表示させる動画像として作成されたものである。
【0022】再生制御部104は、メモリ105から着
信ビデオデータ20を取り出し、音声を再生してスピー
カ17に対して出力するとともに、動画像を再生してモ
ニタ14に対して出力する機能を有している。これら音
声および動画像の再生制御は、制御部103からの指示
に従って行われることとなる。
【0023】前述の如く、携帯電話機10は回動軸11
を中心に開閉部12が開閉自在に装着されている。そし
て、開閉検知部102は、この開閉部12の開閉状態を
検知可能としている。つまり、開閉検知部102は、携
帯電話機10が図1(A)に示した開いた状態(使用状
態)になっているのか、または、図1(B)に示したよ
うに閉じた状態(折り畳まれた状態)となっているのか
を検知可能としている。
【0024】なお、開閉検知部102が、開閉部12の
開閉状態を検知する方法は特に限定されるものではない
が、たとえば、開閉部12の閉じる動きを検知するリミ
ットスイッチを利用してもよいし、本体部13と開閉部
12との開閉角度(回転量)を検知するエンコーダを利
用してもよい。
【0025】このような構成における携帯電話機10に
おいて、着信時の制御について説明する。まず、着信検
知部101が着信を検知すると、その情報が制御部10
3に通知される。この通知を受けて、制御部103は、
開閉検知部102から現在の開閉状態についての情報を
取得する。ここで、開閉部12が閉じた状態であるとい
う検知情報を開閉検知部102から取得した場合には、
制御部103は、再生制御部104に対して音声のみ再
生させるよう指示を送出する。この指示を受けて再生制
御部104は、着信ビデオデータ20の音声データを再
生しスピーカ17に出力するのである。
【0026】音声データ、つまり着信メロディが再生さ
れることにより、利用者は、着信があったことを知るこ
とができる。そして、利用者がポケットやバッグから携
帯電話機10を取り出し、携帯電話機10を開ける操
作、つまり、開閉部12を本体部13に対して回動させ
る操作を行うことにより、開閉検知部102は、携帯電
話機10が使用状態になったことを検知し、この検知情
報を制御部103に送出する。
【0027】制御部103は、着信検知部101から着
信状態であることを示す検知情報を受信し続けている間
は、再生制御部104に対して音声の再生指示を送出し
ているが、さらに、開閉検知部102から携帯電話機1
0が使用状態になったことを示す検知情報を受け取る
と、再生制御部104に対して音声および動画像の再生
指示を送出する。
【0028】再生制御部104は、音声および動画像の
再生指示を受けると、メモリ105から着信ビデオデー
タ20を取り出し、音声および動画像の再生を行う。こ
れにより着信メロディがスピーカ17から出力されると
ともに、動画像がモニタ14に表示されるのである。図
3は、音声および動画像の再生タイミングを示す図であ
る。図の横軸は時間である。まず、着信時にメロディが
再生され、携帯電話機10が使用状態となった時点でメ
ロディおよび動画像の再生が開始されることを示してい
る。
【0029】このように、本実施の形態にかかる携帯電
話機10は、着信時に、まず着信メロディを再生し、さ
らに、携帯電話機10が使用状態となったところで、動
画像を再生するので、利用者が参照することのない状態
で無意味に動画像が再生されることはない。また、不必
要なタイミングで動画像を再生することを防止し、バッ
テリの消費を低減させることが可能である。
【0030】また、動画像には一連の流れやストーリを
表現したものがある。これに対して、従来の携帯電話機
の着信制御では、着信と同時に動画像の再生を開始して
いたため、利用者は、一連の流れのある動画像について
最初のシーンを見ることができない場合があった。
【0031】つまり、動画像が同じ動きを何度も繰り返
すものであれば、どこから動画像を再生しても問題はな
い。しかし、動画像が一連の流れを表現したものであっ
て、着信と同時に動画像を再生する制御を行っている場
合には、利用者は、動画像の最初のシーンをなかなか見
ることが出来ないという問題があったのである。
【0032】これに対して、本実施の形態にかかる着信
制御では、利用者が携帯電話機10を開ける操作に応答
して動画像の再生が開始されるので、利用者は一連の流
れの最初のシーンから動画像を見ることができるのであ
る。
【0033】なお、着信ビデオデータ20の再生方法
は、特に限定されるものではないが、たとえば以下の方
法が考えられる。着信時には、着信ビデオデータ20か
ら音声データのみを取り出して再生する。そして、携帯
電話機が使用状態となったところで音声の再生を停止
し、最初から音声および動画像、つまり、ビデオデータ
を再生するという方法である。または、着信ビデオデー
タ20自体に動画像のない音声のみのトラックを作成し
ておく。着信後はこの動画像のないトラックを再生し、
携帯電話機が使用状態となったところで、動画像の記録
されたトラックから再生を開始する方法である。
【0034】{第2の実施の形態}次に、本発明の第2
の実施の形態について説明する。図4は、第2の実施の
形態における携帯電話機10Aの内部機能ブロック図で
ある。図中、第1の実施の形態における携帯電話機10
と同一の機能構成については同一の番号を付して説明し
ている。また、携帯電話機10Aも同様に、折り畳み式
の機種であり図1で示したような概観を備えている。
【0035】図4に示すように、メモリ105には、着
信ビデオデータ20とは別に、着信メロディデータ21
が記憶されている。着信メロディデータ21は、着信直
後に再生する初期の着信メロディである。
【0036】着信検知部101がアンテナ16を介して
着信を検知すると、検知情報が制御部103に送出され
る。この検知情報を受け取ると制御部103は、開閉検
知部102から開閉状態の情報を取得する。ここで、携
帯電話機10Aが閉じた状態になっている検知情報を取
得した場合には、制御部103は、再生制御部104に
対して着信メロディデータ21の再生指示を送出する。
この再生指示を受けて再生制御部104は、メモリ10
5から着信メロディデータ21を取得し初期の着信メロ
ディを再生する。
【0037】このようにして、着信メロディデータ21
が再生することにより、利用者は着信の知らせを受ける
ことになる。そして、利用者がポケットやバッグから携
帯電話機10Aを取り出し、開閉部12を回動操作して
使用状態とすると、開閉検知部102が使用状態となっ
たことを検知し、この検知情報を制御部103に送出す
る。
【0038】制御部103は、再生制御部104に対し
て着信メロディデータ21の再生指示を送出している状
態で、携帯電話機10Aが使用状態となった旨の検知情
報を開閉検知部102から受け取ると、再生制御部10
4に対して着信メロディデータ21の再生停止指示およ
び着信ビデオデータ20の再生指示を送出する。
【0039】再生制御部104は、このような指示を受
け取ると、着信メロディデータ21の再生を停止すると
ともに、メモリ105から着信ビデオデータ20を取得
し、着信ビデオデータ20の再生処理を行う。再生され
た着信ビデオデータ20は音声がスピーカ17から、動
画像がモニタ14から出力される。
【0040】図5は、初期メロディ(着信メロディデー
タ21)および着信ビデオデータ20の再生タイミング
チャート図である。図の横軸は時間である。まず、着信
時に着信メロディデータ21が再生され、携帯電話機1
0が使用状態となった時点で着信ビデオデータ20(メ
ロディおよび動画像)の再生が開始されることを示して
いる。
【0041】このように第2の実施の形態においても、
着信直後においては動画像の再生が行われないため、携
帯電話機10Aの無駄な消費電力を低減させることが可
能である。また、携帯電話機10Aが使用状態となった
時点で着信ビデオデータの再生を開始するので、動画像
に一連の流れ、ストーリがある場合であっても、利用者
は、最初のシーンから動画像を参照することが可能であ
る。
【0042】また、第1の実施の形態とはことなり、着
信直後に再生する着信メロディデータ21と使用開始後
に再生する着信ビデオデータ20とを別のデータファイ
ルとしているので制御が容易である。
【0043】{変形例}第1および第2の実施の形態に
おいて、携帯電話機10,10Aは、折り畳み式の携帯
電話機である場合を説明したが、本発明は、フリップ型
の携帯電話機にも適用することが可能である。
【0044】フリップ型の携帯電話機は、フリップを開
閉させることにより、キーボタン等の操作部が見え隠れ
するタイプの機種である。ただし、フリップの開閉に関
わらずモニタは外部に露出している。
【0045】このようなフリップ型の携帯電話機におい
て、本実施の形態と同様の着信制御を適用する。つま
り、フリップの開閉状態を検知するようにし、フリップ
が閉じている状態では動画像を再生しないように制御す
るのである。このような制御を行うことで、少なくとも
携帯電話機がポケットの中やバッグの中にある状態で、
無意味に動画が再生されるといった問題を解消すること
ができる。
【0046】また、第1および第2の実施の形態におい
ては、着信直後に着信メロディを再生し、携帯電話機が
使用状態となったところで動画像の再生を開始するよう
にしているが、着信直後には着信メロディを再生せずに
バイブレータを駆動するようにしてもよい。この場合で
も、利用者はバイブレータにより着信を知ることができ
る。そして、携帯電話機を使用状態にしたところで動画
像を再生するようにすれば、同様の効果が得られる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明では、折り畳み式携帯電話機の開閉状態が使用状態側
に位置することを検知してから着信通知用の動画像を再
生させるので、利用者が見ることのない状態で無意味に
動画像が再生されることはない。これにより携帯電話機
の消費電力を低減させることが可能である。また、動画
像に一連の流れやストーリがある場合には、利用者は、
最初のシーンから動画像を参照することができる。
【0048】請求項2記載の発明では、着信にデータ通
信による着信を含むので、メール受信時等においても、
本発明を適用可能である。
【0049】請求項3記載の発明では、携帯電話機が折
り畳まれている状態では、モニタは携帯電話機の内部に
収容されているので、モニタが見えない状態での無意味
に動画像を再生することを防止することができる。
【0050】請求項4記載の発明では、着信時には着信
メロディを再生し、折り畳み式携帯電話機の開閉状態が
使用状態側に位置することを検知してから着信通知用の
動画像を再生させるので、無意味に動画像が再生される
ことはない。また、着信メロディにより着信の通知を確
実に行うことができる。
【0051】請求項5記載の発明では、着信時には初期
の着信メロディを再生し、折り畳み式携帯電話機の開閉
状態が使用状態側に位置することを検知してから着信通
知用の動画像およびメロディからなるビデオデータを再
生させるので、無意味に動画像が再生されることはな
い。また、初期の着信メロディと動画像とは異なるデー
タを利用しているので、制御が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態にかかる折り畳み式携帯電話機の
斜視図である。
【図2】第1の実施の形態にかかる携帯電話機の内部機
能ブロック図である。
【図3】第1の実施の形態にかかる着信制御のタイミン
グチャートを示す図である。
【図4】第2の実施の形態にかかる携帯電話機の内部機
能ブロック図である。
【図5】第2の実施の形態にかかる着信制御のタイミン
グチャートを示す図である。
【符号の説明】
10 携帯電話機 12 開閉部 13 本体部 14 モニタ 17 スピーカ 20 着信ビデオデータ 21 着信メロディデータ 101 着信検知部 102 開閉検知部 103 制御部 104 再生制御部 105 メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 橋本 武代志 大阪市淀川区宮原4丁目1番6号 株式会 社メガチップス内 Fターム(参考) 5K027 AA11 BB17 FF03 FF22 FF25 GG00 5K067 AA34 BB04 BB21 DD52 EE02 FF23 FF25 FF27

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 折り畳み式の携帯電話機が備える着信時
    の制御装置であって、 a)着信を検知する着信検知手段と、 b)前記携帯電話機の折り畳み部分の開閉状態を検知する
    開閉検知手段と、 c)着信を利用者に知らせるための動画像を前記携帯電話
    機の表示装置に再生表示させる画像再生手段と、 d)前記着信検知手段が着信を検知している状態であっ
    て、かつ、前記折り畳み部分の開閉状態が使用状態側に
    位置することを前記開閉検知手段が検知している場合に
    のみ、前記画像再生手段に対して前記動画像の再生指示
    を送出する制御手段と、を備えることを特徴とする着信
    制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の着信制御装置におい
    て、前記着信は、データ通信の着信を含むことを特徴と
    する着信制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の着信制
    御装置において、前記携帯電話機が折り畳まれて閉じて
    いる状態では、前記表示装置は、折り畳まれた携帯電話
    機の内部に収容されることを特徴とする着信制御装置。
  4. 【請求項4】 折り畳み式の携帯電話機が備える着信時
    の制御装置であって、 a)着信を検知する着信検知手段と、 b)前記携帯電話機の折り畳み部分の開閉状態を検知する
    開閉検知手段と、 c)着信を利用者に知らせるための動画像を前記携帯電話
    機の表示装置に再生表示させる画像再生手段と、 d)着信を利用者に知らせるための音声を再生する音声再
    生手段と、 e)前記着信検知手段が着信を検知した際、前記音声再生
    手段に対して前記音声の再生指示を送出し、前記着信検
    知手段が着信を検知している状態で、さらに、前記折り
    畳み部分の開閉状態が使用状態側に位置することを前記
    開閉検知手段が検知している場合にのみ、前記画像再生
    手段に対して前記動画像の再生指示を送出する制御手段
    と、を備えることを特徴とする着信制御装置。
  5. 【請求項5】 折り畳み式の携帯電話機が備える着信時
    の制御装置であって、 a)着信を検知する着信検知手段と、 b)前記携帯電話機の折り畳み部分の開閉状態を検知する
    開閉検知手段と、 c)着信を利用者に知らせるための初期音声を再生する第
    1の再生手段と、 d)着信を利用者に知らせるための動画像および当該動画
    像と同期した同期音声とを前記携帯電話機の表示装置お
    よびスピーカを利用して再生する第2の再生手段と、 e)前記着信検知手段が着信を検知した際、前記第1の再
    生手段に対して前記初期音声の再生指示を送出し、前記
    着信検知手段が着信を検知している状態で、さらに、前
    記折り畳み部分の開閉状態が使用状態側に位置すること
    を前記開閉検知手段が検知している場合にのみ、前記第
    2の再生手段に対して前記動画像および前記同期音声の
    再生指示を送出する制御手段と、を備えることを特徴と
    する着信制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2005045687A1 (ja) * 2003-11-06 2005-05-19 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 携帯端末装置
US7945720B2 (en) 2007-01-18 2011-05-17 Casio Hitachi Mobile Communications Co., Ltd. Terminal apparatus and method for controlling processing of an interrupt event

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