JP2003134205A - 携帯情報端末 - Google Patents

携帯情報端末

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JP2003134205A JP2001330385A JP2001330385A JP2003134205A JP 2003134205 A JP2003134205 A JP 2003134205A JP 2001330385 A JP2001330385 A JP 2001330385A JP 2001330385 A JP2001330385 A JP 2001330385A JP 2003134205 A JP2003134205 A JP 2003134205A
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教弘 渡辺
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザーが簡単に表示手段の表示形式を選択
することができ、かつ撮像手段のレンズ保護を部品点数
の追加なく実現できる携帯情報端末を提供する。 【解決手段】 表示手段8を保持する第1のケース11
と、入力手段19を保持する第2のケース17と、上記
第1のケース11を回動せしめる携帯情報端末におい
て、上記支持部6の回転軸23の方向が上記表示手段8
に略垂直であるため、ユーザーが簡単に表示手段8の表
示形式が選択可能である。また、表示手段8の裏面に撮
像手段9を配しているので、折りたたみ時には撮像手段
9は保護されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話、PHS
(Personal Handyphone Syst
em)、PDA(Personal Degital
Assistance)等の携帯情報端末に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話等の携帯情報端末は、急
激な利用増に伴い、機能面、構造面等において技術革新
が著しく行われている。携帯情報端末の機能面での改良
を加えたものとして、特開2000−333148号公
報には、縦型ボディの上部に設けられた撮像手段と、ス
ピーカー、操作部及び表示部とを備えた携帯テレビ電話
端末が開示されている。
【0003】上記特開2000−333148号公報に
記載された、撮像手段を備えた携帯情報端末を図22に
示す。筐体101の正面側の上部に撮像手段102が設
けられており、該撮像手段102によって画像が撮影さ
れるようになっている。また、表示手段103の下方側
には操作用の複数の入力手段104が設けられており、
該入力手段104を押下することにより、各種の操作を
行うことができるようになっている。
【0004】一方、携帯情報端末の構造面での改良を加
えたものとして、特開2001−165144号公報に
は、折りたたむときの操作性の向上を目的とした、操作
キー側筐体と表示部を有する表示部側筐体とこれらを連
結するヒンジとを有する折りたたみ型携帯電話機が開示
されている。
【0005】上記特開2001−165144号公報に
記載された、折りたたみ型携帯情報端末を図23に示
す。固定側筐体である入力手段側筐体105と、可動側
筐体である表示手段側筐体106と、互いに回動するよ
うに入力手段側筐体105と表示手段側筐体106とを
連結するヒンジ107とを有する。矢印Aは表示手段側
筐体106が入力手段側筐体105に対して開く方向で
ある。矢印Bは、入力手段側筐体105が表示手段側筐
体106に対して折りたたまれる方向である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のような従来の携
帯情報端末においては、一般的に、図22及び図23に
おいて示したように縦長の表示手段103が使われてい
るため、撮像手段が装備されている場合、表示手段10
3の表示エリアにあわせて撮影画像を表示すると縦に長
い画像が得られる。しかし、銀塩写真やディジタル撮像
手段等では横に長い画像も多用されているため、ユーザ
ーにとって縦長の画像しか表示できないことは、撮影対
象が限定される等利便性に劣るものであった。更に、撮
像素子については、上記の表示手段103の表示エリア
に合わせて縦長であるため、縦長に撮影したものを横長
の画像として表示させると、撮像画素数が間引かれて解
像度の低下した画像となったり、画像の一部がカットさ
れたりする等の不都合があった。
【0007】一方、電子メール等の文字情報について
は、図22及び図23において示したように、従来の携
帯情報端末においては縦長の表示手段103で表示させ
ることが一般的である。
【0008】また、銀塩撮像手段及びディジタル撮像手
段には、一般的にレンズを保護するためのカバーを備え
ているが、一方、近年実際に商品化されている携帯情報
端末における撮像手段にはその機能がないため、携帯時
にレンズ部が汚れたり、傷ついたりする恐れがある。
【0009】本発明は、上述のような課題を解消するた
めになされたもので、簡単な構成で、ユーザーが表示手
段の表示形式(縦長、横長)を選択することができ、か
つ、撮像手段のレンズ部を部品数を追加することなく携
帯時の汚れや傷から保護することができる携帯情報端末
を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、表示手段を保
持する第1のケースと、入力手段を保持する第2のケー
スと、上記第1のケースを上記第2のケースに対して回
動せしめ、かつ、上記回動軸方向が上記表示手段の表示
面に略垂直である支持部と、を有することを特徴とする
携帯情報端末である。
【0011】また、上記第1のケースと第2のケースと
が、支持部を介して連結されたものである。
【0012】また、上記第1のケースと第2のケースと
が、支持部、第3のケース及びヒンジ部を介して連結さ
れたものであって、上記ヒンジ部は、上記第2のケース
と上記第3のケースとを連結するものであり、上記支持
部は、更に、上記第3のケースを支持するものである。
【0013】また、上記第1のケースは、その長辺を第
2のケースの長辺に対して略90°の位置まで回動さ
れ、停止されるものである。
【0014】また、上記第1のケースは、その長辺を第
2のケースの長辺に対して略180°の位置まで回動さ
れ、停止されるものである。
【0015】また、上記第1のケースは、更に、撮像手
段を有するものである。
【0016】また、上記第1のケースは、支持部の回動
軸とは離隔した位置に、撮像手段の撮像光軸を有し、か
つ、上記撮像手段は、表示手段の表示面の裏面側に配置
される。
【0017】また、上記撮像手段の受光手段の長辺と表
示手段の長辺とは、略平行である。
【0018】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1及び図2は、
本発明の実施の形態1における携帯情報端末の構成を示
すものである。図1は、本発明の実施の形態1における
携帯情報端末の第1のケース及び第2のケースが略重ね
合わされた状態を示す外観図であり、図2は、その分解
斜視図である。
【0019】図1及び図2において、11は表示手段8
を備えた第1のケースで、扁平で略直方体に形成されて
いる。上記表示手段8は、第1のケース11及び第2の
ケース17が重ね合わされた状態においても表示内容を
確認することができるように、携帯情報端末の外面に配
置されている。
【0020】図1及び図2において、17は、電話や電
子メール機能を行うための操作キー、画像データの通信
や編集機能を行うための操作キー等からなる複数のボタ
ン等で構成された入力手段19を備えた第2のケースで
ある。上記入力手段19は、携帯時の誤入力を防止する
点から、携帯情報端末の内面側に配置されている。
【0021】上記第2のケース17の外形は、上記第1
のケース11の外形と略同等に形成されている。ただ
し、上記第1のケース11及び第2のケース17が重ね
合わされた状態から第1のケース11を回動していく場
合の操作性を向上させる目的で、ユーザーの手の指先が
入る大きさのこじあけ用凹部が、第1のケース11及び
/又は第2のケース17の縁に設けられていてもよい。
更に、後述する第3の状態においては第1のケース11
と第2のケース17とは厚み方向に段差が生じている
が、この段差を減少させてよりフラットに近くしたり、
また、表示手段8を見やすくするために厚み方向に角度
を付ける等の設計変更は可能である。
【0022】図1及び図2において、21は上記第1の
ケース11に設けられた受話手段、22は上記第2のケ
ース17に設けられた送話手段である。通話時を考慮し
て、受話手段21と送話手段22とは互いに離隔してお
り、特に受話の効率の点から、受話手段21は、第1の
ケース11における回動軸23から離隔した位置に設け
られている。上記送話手段22は、第2のケース17に
おける入力手段19近傍に設けられている。
【0023】図2において、23は、上記第1のケース
11を上記第2のケース17に対して回動せしめる支持
部の回動軸である。本発明において、第1のケース11
を第2のケース17に対して回動せしめるとは、第2の
ケース17を静止させた状態において第1のケース11
を回動せしめることができればよいことを意味するもの
であり、第1のケース11と第2のケース17との位置
関係は問わない趣旨である。従って、第1のケース11
と第2のケース17とが支持部のみを介している場合の
みならず、後述する実施の形態3に示したように、第1
のケース11と第2のケース17とが他の部材をも介す
るために空間的に離れた状態で第1のケース11が回動
する場合をも含む。
【0024】上記回動軸23の方向は、上記表示手段8
の表示面に略垂直である。本発明において、表示手段8
の表示面に略垂直とは、第1のケース11の厚みが一様
ではない場合には、表示手段8の表示面に厳密に垂直と
はならない場合をも含むことを意味するものである。
【0025】上記支持部の回動軸23は、上記第1のケ
ース11と上記第2のケース17とが略重ね合わされた
状態において、第2のケース17の入力手段19とは離
隔した位置であって、第2のケース17の長辺方向に偏
在した位置に構成されている。短辺方向における上記支
持部の回動軸23の位置については、後述する第3の状
態における携帯情報端末自体の形状を考慮して、中央付
近に位置させる。
【0026】上記第1のケース11は、更に、撮像手段
9を有するものである。上記撮像手段9は、携帯時の傷
・汚れ等の防止のために、第1のケース11及び第2の
ケース17が略重ね合わされた状態において該第2のケ
ース17が撮像手段9の蓋の役割をすることができるよ
うに、表示手段8の表示面の裏面側に配置する。なお、
図面において、点線は、裏面側に据え付けられているこ
とを示す。上記撮像手段9としては、CCD(Char
ge Coupled Diode)カメラ、CMOS
(Complementary Metal Oxid
e Semiconductor)センサー等を挙げる
ことができる。
【0027】上記撮像手段9は、更に、後述する第2の
状態及び第3の状態において撮影が可能となるように、
支持部の回動軸23とは離隔した位置に、撮像手段9の
撮像光軸29を有するように設置される。上記撮像手段
9の撮像光軸29は、第1のケース11の短辺上の中央
付近でなくても偏在した位置でもよく、第1のケース1
1が90°及び180°と回動したときに撮影が可能と
なる位置であれば特に限定されない。
【0028】上記撮像手段9については、図3に示すよ
うに、上記撮像手段9の受光手段、即ち、撮像素子9c
の撮像エリア9dの長辺が、上記表示手段8の表示エリ
ア8aの長辺と略平行になるように配置されている。こ
れによって、撮像画素数を間引くことなく、撮像手段9
により撮像されたほぼ全ての画像を表示手段8の表示エ
リア8aに表示することができる。
【0029】この携帯情報端末の動作について、図4〜
図6を用いて説明する。図4は、携帯情報端末において
第1のケース11及び第2のケース17が略重ね合わさ
れた状態、即ち、第1のケース11の長辺と第2のケー
ス17の長辺との開き角が略0°である状態を示す正面
図である。これを第1の状態とする。上記第1の状態に
おいては、携帯情報端末には、待ち受け画面が表示され
ることとなる。
【0030】本発明の実施の形態1では、第1の状態に
おいても、表示手段8の表示面を見ることができるた
め、携帯情報端末を回動することなく多くの着信情報を
容易に確認することができる。また、撮像手段9及び入
力手段19が外面に露出していないため、携帯時の撮像
手段9の傷・汚れを防止できると共に、入力手段19の
誤入力も防止できる。
【0031】図5は、第1のケース11の長辺を第2の
ケース17の長辺に対して、α方向に略90°回動した
状態(第2の状態)を示す正面図である。この第2の状
態においては、携帯情報端末は、表示手段8を横長にて
表示させる。図5には、第1のケース11を第2のケー
ス17に対して時計回りに回動する場合を示したが、ユ
ーザーの利き手の相違によって、反時計回りに回動する
ものであってもよい。
【0032】上記第2の状態においては、入力手段19
は、第1のケース11に一部隠されていて、撮影するた
めの操作キー及び撮影された画像データの通信や編集処
理を行うための操作キーが少なくとも露出していればよ
い。また、全ての入力手段が露出していて、文字情報等
も入力することができるようになっていてもよい。更
に、用途がPDA等の場合には、入力手段19にスライ
ド機構を付して、所望により入力手段19を外面に露出
するようにすることも可能である。
【0033】上記撮影するための操作キーは、携帯時の
誤入力を防止する観点から、入力手段19の一部が割り
当てられていてもよいし、また、入力手段19とは別個
の位置に配置されていてもよい。上記第2の状態や後述
する第3の状態においてキー操作できる位置であれば配
置可能であり、例えば、第2のケース17や第1のケー
ス11の側面部に備えられていてもよい。ただし、この
場合には、上記第1の状態において、撮影するための操
作キーが誤作動しないように制御されていることが好ま
しい。
【0034】上記第2の状態の携帯情報端末において
は、支持部の回動軸23と撮像手段9の撮像光軸29と
が離隔して、撮像手段9が表示手段8の表示面の裏面側
に配置されているため、撮像光軸29が表示手段8の表
示面の裏面側から露出し、Z方向の撮影が可能となる。
【0035】また、携帯情報端末本体を傾けることな
く、第1のケース11を回動させ横長に表示させること
ができるので、撮影画像等の従来から横長表示が多用さ
れている使用法を実現することができる。
【0036】また、第1のケース11の表示手段8の表
示エリア8aの長辺と撮像手段9の撮像エリア9dの長
辺とが略平行に配置されているので、撮像画素数を間引
くことなく、撮像手段9により撮像されたほぼ全ての画
像を表示手段8の表示エリア8aに表示することができ
る。
【0037】図6は第1のケース11の長辺を第2のケ
ース17の長辺に対して、α方向に更に略90°回動し
た状態、即ち、上記第1の状態から180°回動してい
る状態(第3の状態)を示す正面図である。上記第3の
状態においては、携帯情報端末は表示手段8を縦長にて
表示させる。
【0038】上記第3の状態の携帯情報端末において
は、支持部の回動軸23と撮像手段9の撮像光軸29と
が離隔して、撮像手段9が表示手段8の表示面の裏面側
に配置されているため、撮像光軸29が表示手段8の表
示面の裏面側から露出し、Z方向の撮影が可能となる。
【0039】また、携帯情報端末本体を傾けることな
く、第1のケース11を回動させて縦長に表示させるこ
とができるので、文字情報等、従来の携帯情報端末にお
いて縦長表示が多用されている使用法を実現することが
できる。また、撮像手段9を使用する際、横長撮影、縦
長撮影での切り替えに伴って、撮影された画像を画像メ
モリ上で画像処理によってローテーションさせる必要が
なく、利便性が高い。
【0040】また、第1のケース11の表示手段8の表
示エリア8aの長辺と撮像手段9の撮像エリア9dの長
辺とが略平行に配置されているので、撮像画素数を間引
くことなく、撮像手段9により撮像されたほぼ全ての画
像を表示手段8の表示エリア8aに表示することができ
る。
【0041】更に、第2のケース17上の入力手段19
以外のスペースであって、第1のケース11と第2のケ
ース17とが重なっている部分、即ち、支持部付近に
は、音楽鑑賞や着信報知音発信等のためのスピーカー、
及び/又は、アンテナ等を設置することにより、他の機
能を付加することができる。この場合、特に所望の着信
報知音を発することを目的としてスピーカーを設置する
場合には、携帯情報端末の外面側にスピーカーを設置す
ることができる。
【0042】次に、携帯情報端末の構造の詳細につい
て、図7〜図11を用いて説明する。図7は、携帯情報
端末の支持部6の構成を示す分解斜視図である。図7に
おいて、1はベース、2は板金部材、3はローテータ、
4はe-リング、5はFPC(Flexible Pr
int Cable)である。
【0043】上記ベース1には3箇所の溝1aと2箇所
の穴1bとが設けられ、該溝1aには上記板金部材2の
3箇所の矩形凸部2aが各々嵌合し、ベース1に対して
固定されている。
【0044】この板金部材2は、弾性力を有する板バネ
からなるものであり、e-リング4の方向に凸である3
箇所の球形凸部2b、2c、2dが設けられていて、ロ
ーテータ3のα方向の所定の停止位置(0°、90°、
180°)に応じて、e-リング4のV字溝4aに落ち
込み、上記所定の停止位置に回動停止する構成となって
いる。
【0045】この場合、第1のケース11の所定の停止
位置に応じて回動停止することができればその機構につ
いては特に限定されず、図7に示したような、第1のケ
ース11の所定の停止位置に応じて、板バネ上に設けら
れた突起とV字溝とを利用するものが挙げられる。従っ
て、図7にはe-リング4にV字溝4aを設けた形態を
示したが、e-リング4とともに回動するローテータ3
の方にV字溝を設けることもできるし、また、突起を有
する板バネを回動させ、V字溝を固定側に配置させるこ
とも可能である。このような機構によって、ユーザー
は、第1のケース11の所定の停止位置に応じてクリッ
ク感を感じて、位置の停止を確かめることができる。
【0046】e-リング4は、矩形凸部4bと2箇所の
爪部4cとで、ローテータ3の溝部3aに固定される。
ローテータ3は、軸部3bが中空となっており、この中
空内にFPC5が配設される。FPC5は、第1のケー
ス11の回動によって生じる長さの差を吸収することが
できるように、回巻された構造を有している。上記FP
C5は、携帯情報端末の小型化に適合するものである
が、導通を実効ならしめるものであれば特に限定され
ず、用途や形態等に応じてリード線等も用いることがで
きる。
【0047】図8は、携帯情報端末の第1のケース11
及び第2のケース17が略重ね合わされた状態での分解
斜視図である。図8において、7は第1の基板であり、
基板表面には表示手段8等が実装され、基板裏面には撮
像手段9、第1のコネクタ10等が実装されている。上
記撮像手段9は、レンズ9a、レンズホルダ9b、撮像
素子9cとで構成される。また、上記表示手段8として
は、液晶、有機EL等を挙げることができる。
【0048】上記第1の基板7は、第1のケース11に
収納、固定され、第1のケースカバー12によって蓋を
されている。また、第1のケースカバー12には、支持
部6のローテータ3の軸部3bを挿通せしめる穴12a
と、撮像手段9の撮像光軸29を通過せしめる開口部と
なる穴12bとが離隔するように配置されている。
【0049】第1の基板7には、2箇所の穴7aが設け
られ、支持部6のローテータ3の2箇所の穴6bを介し
て第1のケースカバー12の2箇所のメネジ部12cに
第1のネジ20aにて、各々螺合されることで、第1の
ケースカバー12に対して支持部6のローテータ3及び
第1の基板7が固定される。また、FPC5の第1の端
部6cは、第1の基板7の第1のコネクタ10に接続さ
れる。
【0050】13は第2の基板であり、第2のコネクタ
14、第1のスイッチ15、第2のスイッチ16等が実
装されている。上記第2の基板13は、第2のケース1
7に収納、固定され、第2のケースカバー18によって
蓋をされている。また、第2のケースカバー18には、
支持部6のローテータ3の軸部3bを挿通せしめる穴1
8aと、2箇所のメネジ部18b及び入力手段19とが
設けられている。
【0051】図7中の支持部6のベース1は、第2のネ
ジ20bにて第2のケースカバー18に固定されてい
る。また、FPC5の第2の端部6dは、第2の基板1
3の第2のコネクタ14に接続される。
【0052】上記のように構成された携帯情報端末にお
いて、上記第1の状態は、図9のようにe-リング4の
V字溝4aに板金部材2の球形凸部2bが接触、上記板
金部材2がたわみ、押圧することで、第1のケース11
を所定の停止位置に停止させる。また、支持部6のロー
テータ3に設けられた扇形の凸部6fは、第1のスイッ
チ15を押下している。
【0053】上記第1の状態においては、第1のスイッ
チ15はON、第2のスイッチ16はOFFとなってお
り、表1に示すように携帯情報端末は、待ち受け状態と
なり、待ち受け画面が表示されることとなる。表1中の
ON及びOFFは、第1のスイッチ15並びに第2のス
イッチ16のON及びOFFの組み合わせによって、第
1の状態、第2の状態及び第3の状態を判別することが
できるものであれば、入れ替えや組み合わせは自由に設
定可能である。
【0054】
【表1】
【0055】この場合、第1のケース11の所定の停止
位置に応じて第1の状態、第2の状態及び第3の状態が
制御されていればそのスイッチ機構については特に限定
されず、図9〜図11に示すような、第1のケース11
の停止位置に応じてローテータ3の突起とスイッチとを
利用するものが挙げられる。更に、スイッチを使用せず
に、ローテータ3に2つ以上の突起を設け、第1のケー
ス11の停止位置に応じて、基板13上にその2つ以上
の突起と接するような電気的導通部分を設けることによ
って、制御する方法であってもよい。
【0056】上記第1の状態から、第1のケース11の
長辺を第2のケース17の長辺に対してα方向に略90
°回動した状態である第2の状態の場合には、図10に
示すようにe-リング4のV字溝4aが、板金部材2の
球形凸部2cと接触、上記板金部材2がたわみ、押圧す
ることで、第1のケース11を所定の停止位置に回動停
止させる。
【0057】上記第2の状態においては、第1のスイッ
チ15、第2のスイッチ16共にOFFとなっており、
表1に示すように携帯情報端末は、図示しない制御回路
によって表示手段8を横長にて表示させる。
【0058】上記第2の状態から、第1のケース11の
長辺を第2のケース17の長辺に対してα方向に更に略
90°回動した状態である第3の状態の場合には、図1
1に示すようにe-リング4のV字溝4aが、板金部材
2の球形凸部2dと接触、上記板金部材2がたわみ、押
圧することで、第1のケース11を所定の停止位置に回
動停止させる。
【0059】上記第3の状態においては、第1のスイッ
チ15はOFF、第2のスイッチ16はONとなってお
り、表1に示すように携帯情報端末は、図示しない制御
回路によって表示手段8の表示面を縦長にて表示させ
る。
【0060】実施の形態2 実施の形態1では、第1のケース11及び第2のケース
17を略長方体に形成していたが、支持部6を突出させ
た実施の形態2について図12〜図14を用いて説明す
る。なお、構成については上記実施の形態1と同様のた
め、その符号の説明を省略する。
【0061】図12は、第1のケース11と第2のケー
ス17とが略重ね合わされた状態、即ち、第1のケース
の長辺が第2のケースの長辺に対して略0°である状態
を示す外観図である。この状態では、図9に示すような
支持部6の各構成部材の位置関係によって、携帯情報端
末は、表1に示す第1の状態となって、待ち受け状態と
なり、待ち受け画面が表示されることとなる。
【0062】この場合、第1の状態においても、表示手
段8の表示面を見ることができるため、携帯情報端末を
回動させることなく、多くの着信情報を容易に確認する
ことができる。また、撮像手段9及び入力手段19が外
面に露出していないため、携帯時の撮像手段9の傷・汚
れを防止できると共に、入力手段19の誤入力も防止で
きる。
【0063】図13は、第1のケース11の長辺を第2
のケース17の長辺に対して、α方向に略90°回動し
た状態を示す外観図である。この状態では、図10に示
すような支持部6の各構成部材の位置関係によって携帯
情報端末は第2の状態となるので、表1に示すように、
図示しない制御回路によって表示手段8の表示面を横長
にて表示させる。
【0064】上記第2の状態の携帯情報端末において
は、支持部6の回動軸23と撮像手段9の撮像光軸29
とが離隔して、撮像手段9が表示手段8の表示面の裏面
側に配置されているため、撮像光軸29が表示手段8の
表示面の裏面側から露出し、Z方向の撮影が可能とな
る。
【0065】また、携帯情報端末本体を傾けることな
く、第1のケース11を回動させて横長に表示させるこ
とができるので、撮影画像等の従来から横長表示が多用
されている使用法を実現することができる。
【0066】また、第1のケース11に表示手段8の表
示エリア8aの長辺と撮像手段9の撮像エリア9dの長
辺とが略平行に配置されているので、撮像画素数を間引
くことなく、撮像手段9により撮像されたほぼ全ての画
像を表示手段8の表示エリア8aに表示することができ
る。
【0067】図14は第1のケース11の長辺を第2の
ケース17の長辺に対して、α方向に更に略90°回動
した状態を示す外観図である。この状態では、図11に
示すような支持部6の各構成部材の位置関係によって携
帯情報端末は第3の状態となるので、表1に示すよう
に、図示しない制御回路によって表示手段8の表示面を
縦長にて表示させる。
【0068】上記第3の状態の携帯情報端末において
は、支持部6の回動軸23と撮像手段9の撮像光軸29
とが離隔して、撮像手段9が表示手段8の表示面の裏面
側に配置されているため、撮像光軸29が表示手段8の
表示面の裏面側から露出し、Z方向の撮影が可能とな
る。
【0069】また、携帯情報端末本体を傾けることな
く、第1のケース11を回動させて縦長に表示させるこ
とができるので、文字情報等、従来の携帯情報端末にお
いて縦長表示が多用されている使用法を実現することが
できる。また、撮像手段9を使用する際、横長撮影、縦
長撮影での切り替えに伴って、撮影された画像を画像メ
モリ上で画像処理によってローテーションさせる必要が
なく、利便性が高い。
【0070】また、第1のケース11に表示手段8の表
示エリア8aの長辺と撮像手段9の撮像エリア9dの長
辺とが略平行に配置されているので、撮像画素数を間引
くことなく、撮像手段9により撮像されたほぼ全ての画
像を表示手段8の表示エリア8aに表示することができ
る。
【0071】また、支持部6が上記第1のケース11及
び第2のケース17から突出した形に形成されているの
で、第1のケース11及び第2のケース17が重ね合わ
された状態の携帯情報端末をよりコンパクトにすること
ができる。また、デザイン面からも優れているため、携
帯情報端末の形態に対してユーザーの好みが多様化して
いる近年の傾向に合致させることができる。
【0072】更に、第2のケース17中の入力手段19
以外のスペースに、ハンズフリーや音楽鑑賞、着信報知
音発信等のためのスピーカー30、及び/又はアンテナ
等を設置することにより、他の機能を付加することがで
きる。この場合、ハンズフリーを目的としてスピーカー
30を設置する場合、図14に示したように、携帯情報
端末の内面側に設置することができる。また、所望の着
信報知音を発するようにスピーカーを設置する場合に
は、携帯情報端末の外面側に設置することができる。
【0073】実施の形態3 実施の形態1、2では、第1のケース11と第2のケー
ス17とが支持部を介して連結されたものであって、第
1のケース11を第2のケース17に対してα方向に回
動させることで表示手段8の使用形式(縦長・横長)を
選択していたが、第1のケース11と第2のケース17
とが、支持部6、後述する第3のケース24及びヒンジ
部25を介して連結されたものであって、上記ヒンジ部
25は、上記第2のケース17と上記第3のケース24
とを連結するものであり、上記支持部6は、更に、上記
第3のケース24を支持する実施の形態3について、図
15から図21を用いて説明する。
【0074】図15は第2の状態を示す斜視図である。
図15において24は第3のケースであり、第1のケー
ス11はα方向に回動自在に支持されている。上記第1
のケース11と第2のケース17とは、支持部6、第3
のケース24及びヒンジ部25を介して連結されてい
る。また、上記第3のケース24は上記第2のケース1
7に対し、ヒンジ部25のヒンジ軸26を回動軸とし
て、β方向に回動自在に支持されている。
【0075】上記実施の形態3においては、第3のケー
ス24が据え付けられており、第1のケース11、第2
のケース17及び第3のケース24が重ね合わされた状
態の携帯情報端末をよりコンパクトにすることができ
る。また、上記第3のケース24には、スピーカー30
やアンテナ等を設置することにより、他の機能を付加す
ることも可能である。
【0076】図16は、第1のケース11、第2のケー
ス17及び第3のケース24が略重ね合わされた状態を
示す斜視図、図17はこの時のヒンジ部25の各構成部
材の位置関係を示す斜視図である。この状態では、支持
部6の各構成部材は図9に示すような位置関係となって
いる。図17においては、回転子27のV字溝27a
が、板金部材28に設けられた、回転子27の方向に凸
である球形凸部28aと接触、上記板金部材28がたわ
み、押圧することで、第3のケース24を所定の停止位
置に停止させる。
【0077】図16の状態においては、第1のケース1
1、第2のケース17及び第3のケース24が略重ね合
わされているので、表示手段8、撮像手段9及び入力手
段19がそれぞれ携帯情報端末の外面に露出しておら
ず、携帯時の表示手段8、撮像手段9の傷・汚れを防止
できると共に入力手段19の誤入力も防止できる。従っ
て、この実施の形態3は、表示手段8の表示エリア8a
が大きいために携帯時の傷・汚れを特に防止する必要性
が見込まれるPDA等において、好適に適用することが
できる。更に、表示手段8が携帯情報端末の内面側に位
置しているので、表示手段8を駆動する必要がなく、待
機電力を低減することができる。
【0078】また、携帯情報端末を回動させることなく
最低限必要な着信情報を確認するために、表示面積が表
示手段8よりも小さい表示手段(図示しない)を、携帯
情報端末の外面であって第3のケース24上に設けるこ
とも可能である。
【0079】図18は、第1のケース11と第3のケー
ス24とを略重ね合わせて、第3のケース24を第2の
ケース17に対してβ方向に回動した状態、即ち、第1
のケース11の長辺が第2のケース17の長辺に対して
略0°である第1の状態を示す正面図である。この状態
では、支持部6の各構成部材は図9に示すような位置関
係となっている。このとき携帯情報端末は、表1に示す
第1の状態となって、待ち受け状態となり、待ち受け画
面が表示されることとなる。
【0080】図19は、この時のヒンジ部25の各構成
部材の位置関係を示す斜視図である。図19において
は、回転子27のV字溝27bが、板金部材28の球形
凸部28aと接触、上記板金部材28がたわみ、押圧す
ることで、第3のケース24を所定の停止位置に回動停
止させる。
【0081】図18の状態においては、表示手段8の表
示面を見ることができるため、多くの着信情報を確認す
ることができる。実施の形態3においては、この状態で
の入力手段19の使用により、文字入力、電子メールの
使用、撮影された画像データの通信や編集処理等を行う
ようにすることも可能である。また、第1のケース11
と第3のケース24とは略重ね合わされた状態にあるの
で、撮像手段9は露出しておらず、撮像手段9の傷・汚
れを防止できる。
【0082】図20は、図18に示した状態から第1の
ケース11が第2のケース17に対して、α方向に略9
0°回動した状態を示す正面図である。この状態では、
支持部6の各構成部材は図10に示すような位置関係に
よって、携帯情報端末は第2の状態となるので、表1に
示すように携帯情報端末は、図示しない制御回路によっ
て表示手段8の表示面を横長にて表示させる。
【0083】上記第2の状態の携帯情報端末において
は、支持部6の回動軸23と撮像手段9の撮像光軸29
とが離隔して、撮像手段9が表示手段8の表示面の裏面
側に配置されているため、撮像光軸29が表示手段8の
表示面の裏面側から露出し、Z方向の撮影が可能とな
る。
【0084】また、携帯情報端末本体を傾けることな
く、第1のケース11を回動させ横長に表示させること
で、撮影画像等の従来から横長表示が多用されている使
用法を実現することができる。
【0085】また、第1のケース11に表示手段8の表
示エリア8aの長辺と撮像手段9の撮像エリア9dの長
辺とが略平行に配置されているので、撮像画素数を間引
くことなく、撮像手段9により撮像されたほぼ全ての画
像を表示手段8の表示エリア8aに表示することができ
る。
【0086】図21は、図20に示した状態から第1の
ケース11が第2のケース17に対して、α方向に更に
略90°回動した状態を示す正面図である。この状態で
は、支持部6の各構成部材は図11に示すような位置関
係によって、携帯情報端末は第3の状態となるので、表
1に示すように携帯情報端末は、図示しない制御回路に
よって表示手段8の表示面を縦長にて表示させる。
【0087】上記第3の状態の携帯情報端末において
は、支持部6の回動軸23と撮像手段9の撮像光軸29
とが離隔して、撮像手段9が表示手段8の表示面の裏面
側に配置されているため、撮像光軸29が表示手段8の
表示面の裏面側から露出し、Z方向の撮影が可能とな
る。
【0088】また、携帯情報端末本体を傾けることな
く、第1のケース11を回動させて縦長に表示させるこ
とができるので、文字情報等、従来の携帯情報端末にお
いて縦長表示が多用されている使用法を実現することが
できる。また、撮像手段9を使用する際、横長撮影、縦
長撮影での切り替えに伴って、撮影された画像を画像メ
モリ上で画像処理によってローテーションさせる必要が
なく、利便性が高い。
【0089】また、第1のケース11に表示手段8の表
示エリア8aの長辺と撮像手段9の撮像エリア9dの長
辺とが略平行に配置されているので、撮像画素数を間引
くことなく、撮像手段9により撮像されたほぼ全ての画
像を表示手段8の表示エリア8aに表示することができ
る。
【0090】
【発明の効果】本発明の携帯情報端末は、表示手段を保
持する第1のケースと、入力手段を保持する第2のケー
スと、上記第1のケースを回動せしめ、かつ、上記回動
軸の方向が上記表示手段に略垂直である支持部とを有す
るものであるので、ユーザーは簡単な操作によって上記
表示手段の表示面の表示形式(縦型、横型)を選択する
ことができる。
【0091】また、第1のケースと第2のケースとが支
持部を介して連結された携帯情報端末においては、上記
表示手段を携帯情報端末の外面に設置することによっ
て、第1のケース及び第2のケースが重ね合わされた状
態においても、表示手段の表示面を見ることができ、携
帯情報端末を回動させることなく多くの着信情報を容易
に確認することができる。また、上記入力手段を携帯情
報端末の内面側に設置することによって、第1のケース
及び第2のケースが重ね合わされた状態で入力手段が露
出することなく、携帯時等の入力手段の誤入力が防止で
きる。
【0092】また、第1のケースと第2のケースとが支
持部、第3のケース及びヒンジ部を介して連結されたも
のであって、該ヒンジ部は第2のケースと第3のケース
とを連結するものであり、該支持部は、更に、第3のケ
ースを支持する携帯情報端末においては、第1のケー
ス、第2のケース及び第3のケースが略重ね合わされた
状態では表示手段及び入力手段が携帯情報端末の外面に
露出していないため、携帯時の表示手段の傷・汚れを防
止できると共に入力手段の誤入力も防止できる。この状
態では、また、表示手段の表示面に情報を表示させる必
要がないため、待機電力を低減することができ、省エネ
ルギー化に寄与することができる。
【0093】また、第1のケースは、その長辺を第2の
ケースの長辺に対して略90°の位置まで回動され、停
止されるため、その位置で撮像手段による撮影や撮影画
像の処理等の使用が可能であり、また、表示手段を横長
に表示させることにより、撮影画像等の従来から横長表
示が多用されている使用法を実現することができる。
【0094】また、第1のケースは、その長辺を第2の
ケースの長辺に対して略180°の位置まで回動され、
停止されるため、その位置で文字情報の入力、電話や電
子メール機能等の使用が可能であり、また、表示手段を
縦長に表示させることで、文字情報等、従来の携帯情報
端末において縦長表示が多用されている使用法を実現す
ることができる。
【0095】更に、第1のケースには、撮像手段が配置
されており、該撮像手段を使用する際、横長撮影、縦長
撮影での切り替えに伴って、撮影された画像を画像メモ
リ上で画像処理によってローテーションさせる必要がな
く、利便性が高い。
【0096】また、第1のケースには、支持部の回動軸
が設置されている位置とは離隔した位置に、上記撮像手
段の撮像光軸を有し、かつ、上記撮像手段は、表示手段
の表示面の裏面側に配置されているので、第1のケース
11を90°及び180°の位置までそれぞれ回動した
場合に上記撮像光軸が露出し、撮像手段の使用が可能と
なる。一方、第1のケースの長辺と第2のケースの長辺
との開き角が0°の位置においては、撮像光軸が露出し
ないため、携帯時の撮像手段の傷・汚れを防止できる。
【0097】また、上記撮像手段の受光手段の長辺と表
示手段の長辺とが、略平行であるため、表示手段の使用
形態(横長・縦長)によって撮像画素数を間引くことな
く、撮像手段により撮像されたほぼ全ての画像を表示手
段の表示エリアに表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1における、携帯情報端
末の第1のケース及び第2のケースが略重ね合わされた
状態を示す外観図である。
【図2】 本発明の実施の形態1における、携帯情報端
末の第1のケース及び第2のケースが略重ね合わされた
状態での分解斜視図である。
【図3】 本発明の各実施の形態における、第1のケー
スの表示手段の表示エリアと撮像手段の撮像エリアとの
関係を示した正面図である。
【図4】 本発明の実施の形態1における、携帯情報端
末の第1の状態を示す正面図である。
【図5】 本発明の実施の形態1における、携帯情報端
末の第2の状態を示す正面図である。
【図6】 本発明の実施の形態1における、携帯情報端
末の第3の状態を示す正面図である。
【図7】 本発明の各実施の形態における、支持部の構
成を示す分解斜視図である。
【図8】 本発明の実施の形態1における、携帯情報端
末の第1のケース及び第2のケースが略重ね合わされた
状態での分解斜視図である。
【図9】 本発明の各実施の形態における、携帯情報端
末の支持部の第1の状態を示す斜視図である。
【図10】 本発明の各実施の形態における、携帯情報
端末の支持部の第2の状態を示す斜視図である。
【図11】 本発明の各実施の形態における、携帯情報
端末の支持部の第3の状態を示す斜視図である。
【図12】 本発明の実施の形態2における、携帯情報
端末の第1の状態を示す正面図である。
【図13】 本発明の実施の形態2における、携帯情報
端末の第2の状態を示す正面図である。
【図14】 本発明の実施の形態2における、携帯情報
端末の第3の状態を示す正面図である。
【図15】 本発明の実施の形態3における、携帯情報
端末の第2の状態を示す斜視図である。
【図16】 本発明の実施の形態3における、携帯情報
端末の第1のケース、第2のケース及び第3のケースが
略重ね合わされた状態を示す斜視図である。
【図17】 本発明の実施の形態3における、携帯情報
端末の第1のケース、第2のケース及び第3のケースが
略重ね合わされた状態のヒンジ部を示す斜視図である。
【図18】 本発明の実施の形態3における、携帯情報
端末の第1のケースと第3のケースとを略重ね合わせて
第3のケースをβ方向に回動した状態を示す正面図であ
る。
【図19】 本発明の実施の形態3における、携帯情報
端末の第1のケースと第3のケースとを略重ね合わせて
第3のケースをβ方向に回動した状態でのヒンジ部を示
す斜視図である。
【図20】 本発明の実施の形態3における、携帯情報
端末の第2の状態を示す正面図である。
【図21】 本発明の実施の形態3における、携帯情報
端末の第3の状態を示す正面図である。
【図22】 従来の撮像手段を備えた携帯情報端末の構
成を示す正面図である。
【図23】 従来の折りたたみ型携帯情報端末の構成を
示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ベース、2 板金部材、2b、2c、2d 球形凸
部、3 ローテータ、4 e−リング、4a V字溝、
5 FPC、6 支持部、7 第1の基板、8表示手
段、9 撮像手段、10 第1のコネクタ、11 第1
のケース、12第1のケースカバー、13 第2の基
板、14 第2のコネクタ、15 第1のスイッチ、1
6 第2のスイッチ、17 第2のケース、18 第2
のケースカバー、19 入力手段、20a 第1のネ
ジ、20b 第2のネジ、21 受話手段、22 送話
手段、23 支持部の回動軸、24 第3のケース、2
5ヒンジ部、26 ヒンジ軸、27 回転子、27a、
27b V字溝、28 板金部材、28a 球形凸部、
29 撮像光軸、30 スピーカー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3J105 AA02 AA03 AA12 AB13 AB24 AC07 DA04 DA15 DA23 5C022 AA12 AC63 AC77 AC78 5K023 AA07 DD08 MM03 PP01 PP11

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示手段を保持する第1のケースと、入
    力手段を保持する第2のケースと、上記第1のケースを
    上記第2のケースに対して回動せしめ、かつ、上記回動
    軸方向が上記表示手段の表示面に略垂直である支持部
    と、を有することを特徴とする携帯情報端末。
  2. 【請求項2】 第1のケースと第2のケースとが、支持
    部を介して連結されたものであることを特徴とする請求
    項1記載の携帯情報端末。
  3. 【請求項3】 第1のケースと第2のケースとが、支持
    部、第3のケース及びヒンジ部を介して連結されたもの
    であって、上記ヒンジ部は、上記第2のケースと上記第
    3のケースとを連結するものであり、上記支持部は、更
    に、上記第3のケースを支持するものであることを特徴
    とする請求項1記載の携帯情報端末。
  4. 【請求項4】 第1のケースは、その長辺を第2のケー
    スの長辺に対して略90°の位置まで回動され、停止さ
    れることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記
    載の携帯情報端末。
  5. 【請求項5】 第1のケースは、その長辺を第2のケー
    スの長辺に対して略180°の位置まで回動され、停止
    されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項
    記載の携帯情報端末。
  6. 【請求項6】 第1のケースは、更に、撮像手段を有す
    ることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項記載
    の携帯情報端末。
  7. 【請求項7】 第1のケースは、支持部の回動軸とは離
    隔した位置に、撮像手段の撮像光軸を有し、かつ、上記
    撮像手段は、表示手段の表示面の裏面側に配置されるこ
    とを特徴とする請求項6記載の携帯情報端末。
  8. 【請求項8】 撮像手段の受光手段の長辺と表示手段の
    長辺とが、略平行であることを特徴とする請求項6乃至
    7のいずれか1項記載の携帯情報端末。
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