JP2003134052A - 光送信装置 - Google Patents

光送信装置

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JP2003134052A
JP2003134052A JP2001329834A JP2001329834A JP2003134052A JP 2003134052 A JP2003134052 A JP 2003134052A JP 2001329834 A JP2001329834 A JP 2001329834A JP 2001329834 A JP2001329834 A JP 2001329834A JP 2003134052 A JP2003134052 A JP 2003134052A
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Toru Shiozaki
亨 塩崎
Masaru Fuse
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 出力する光パケットの波長に依存することな
く均一な光パワーの光パケットを出力する光送信装置を
提供することである。 【解決手段】 データ部101は、光パケットで格納す
るデータに係る情報信号および光パケットの波長を示す
波長信号を振幅制御部105に送る。振幅制御部105
は、当該波長信号に対応する変調信号のバイアスおよび
振幅を取得して、変調信号を作成し、光変調部104に
送る。光変調部104は、変調信号に従って、波長可変
光源103から出力される光を変調し、光パワーが波長
に依存することなく均一な光パケットを作成して、出力
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光送信装置に関
し、より特定的には、光パケット等のバースト信号を出
力する光送信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、波長可変光源に印加する波長制御
電流を変化させ、波長の異なる光パケットを時間的に切
り替えて出力する光送信装置が提案されていた。図12
は、従来の光送信装置を含む光伝送システムの構成を示
したブロック図である。図12において、従来の光伝送
システムは、光送信装置1000と、光伝送部2000
と、複数の光受信部3000とを備える。
【0003】光送信装置1000は、データ部1010
と、制御部1020と、波長可変光源1030と、光変
調部1040とを含む。光伝送部2000は、光伝送路
2010と、光増幅部2020と、波長ルータ2030
とを含む。光受信部3000は、波長ルータ2030の
出力ポート側に接続されている。
【0004】データ部1010は、光パケットに格納し
て送信すべきデータに係る信号(以下、情報信号とい
う)を光変調部1040に送ると共に、当該データを格
納する光パケットの波長を示す信号(以下、波長信号と
いう)を制御部1020に与える。制御部1020は、
データ部1010から与えられる波長信号に応じた波長
制御電流を波長可変光源1030に印加する。波長可変
光源1030は、制御部1020から出力された波長制
御電流に応じた波長の光を出力し、光変調部1040に
供給する。光変調部1040は、データ部1010から
出力される情報信号を用いて、波長可変光源1030か
ら出力された光を変調することによって光パケットを生
成し、光伝送路2010に出力する。
【0005】光伝送路2010を介して伝搬された光パ
ケットは、光増幅部2020に与えられる。光増幅部2
020は、与えられた光パケットを増幅して、波長ルー
タ2030に送る。波長ルータ2030は、波長毎に応
じたN個の異なる出力ポートを有し、光増幅部2020
から出力された光パケットの波長に応じた出力ポートに
光パケットを分岐し、光受信部3000に送信する。光
受信部3000は、波長ルータ2030の各出力ポート
と対応して設置されている。光受信部3000は、波長
ルータ2030から送信されてきた光パケットを復調し
て、電気信号(情報信号)に変換する。したがって、光
受信部3000に光パケットを送信する場合、光送信装
置1000は、宛先の光受信部3000に対応した波長
の光パケットを作成して、送信することになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記波長可変
光源1030が出力する光のパワーは、出力する光の波
長に依存する場合がある。図13は、従来の光送信装置
が出力する光パケットの光パワーを示す図である。図1
3に示すように、従来の光送信装置においては、出力す
る光パケットの波長に依存して、光パケットの送信光パ
ワーも変動していた。したがって、従来の光伝送システ
ムにおいては、ビットエラーなどの伝送特性が光パケッ
トの波長によって異なることとなっていた。これによ
り、各光受信装置の受信レベルが均一とならないため、
光伝送システム全体において均一な伝送特性を実現する
ことが困難であるという問題があった。
【0007】光伝送システム全体において、均一な伝送
特性が実現できず、波長によって光強度が異なると、各
波長毎に光強度の最適化を行う必要がある。すなわち、
光受信装置毎に光増幅器を設置するなど受信する光の強
度を最適化する必要があり、大変手間であり、経済的に
も問題がある。
【0008】それゆえ、本発明の目的は、波長可変光源
に印加する波長制御電流を変化させて、光パケットの波
長を時間的に切り替えて出力する光送信装置において、
出力する光パケットの波長に依存することなく均一な光
パワーの光パケットを出力する光送信装置を提供するこ
とである。
【0009】
【課題を解決するための手段および発明の効果】第1の
発明は、送信先の複数の光受信装置に応じて波長を時間
的に切り替え、光信号を送信する光送信装置であって、
送信先の光受信装置に応じた波長の光を出力する波長可
変光源と、波長可変光源が出力する光の波長に応じてバ
イアスおよび振幅を所定の手順に基づいて調整した変調
信号を出力する振幅制御手段と、振幅制御手段が出力し
た変調信号に基づいて、波長可変光源が出力する光を強
度変調し、その結果得られる光信号を出力する光変調手
段とを備える。
【0010】第1の発明によれば、光送信装置は、光信
号の波長に応じて光変調手段に印加する変調信号のバイ
アスおよび振幅を所定の手順に基づいて調整するので、
波長に依存することなく均一な光パワーを有する光信号
を出力することができる。これにより、光伝送システム
の均一な伝送特性を実現することが可能となる。光伝送
システムの均一な伝送特性が実現されると、光受信部の
構成を統一的なものとすることができ、光伝送システム
の構成をより簡略的にすることが可能となる。
【0011】第2の発明は、第1の発明に従属する発明
であって、振幅制御手段は、所定の手段として、変調手
段が出力する光信号の平均光パワーが波長に依存するこ
となく均一となるように変調信号のバイアスおよび振幅
を調整することを特徴とする。
【0012】第2の発明によれば、光送信装置は、出力
する光信号の平均光パワーを波長に依存することなく均
一なものとすることができる。これにより、光伝送シス
テムの均一な伝送特性を実現することが可能となる。
【0013】第3の発明は、第2の発明に従属する発明
であって、変調手段が出力する光信号の平均光パワー毎
に変調信号のバイアスおよび振幅が設定された光パワー
−バイアス−振幅テーブルをさらに備え、振幅制御手段
は、光パワー−バイアス−振幅テーブルを参照して、バ
イアスおよび振幅を調整した変調信号を出力することを
特徴とする。
【0014】第3の発明によれば、振幅制御手段は、光
パワー−バイアス−振幅テーブルを参照して、バイアス
および振幅を調整した変調信号を出力するので、変調信
号を出力するための処理負担を軽減することが可能とな
る。
【0015】第4の発明は、第2の発明に従属する発明
であって、光変調手段が出力する光信号の平均光パワー
を監視する出力レベル監視手段をさらに備え、振幅制御
手段は、出力レベル監視手段の監視結果に基づいて、変
調信号のバイアスおよび振幅をさらに調整することを特
徴とする。
【0016】第4の発明によれば、光変調手段が出力す
る光信号の平均光パワーが経時的理由などにより変化し
たとしても、光送信装置は、出力する光信号の平均光パ
ワーを均一に保つことが可能となる。
【0017】第5の発明は、第1の発明に従属する発明
であって、所定の手段として、変調手段が出力する光信
号の光強度振幅が波長に依存することなく均一となるよ
うに変調信号のバイアスおよび振幅を調整することを特
徴とする。
【0018】第5の発明によれば、光送信装置は、出力
する光信号の光強度振幅を波長に依存することなく均一
なものとすることができる。これにより、光伝送システ
ムの均一な伝送特性を実現することが可能となる。
【0019】第6の発明は、第5の発明に従属する発明
であって、変調手段が出力する光信号の光強度振幅毎に
変調信号のバイアスおよび振幅が設定された光強度振幅
−バイアス−振幅テーブルをさらに備え、振幅制御手段
は、光強度振幅−バイアス−振幅テーブルを参照して、
バイアスおよび振幅を調整した変調信号を出力すること
を特徴とする。
【0020】第6の発明によれば、振幅制御手段は、光
強度振幅−バイアス−振幅テーブルを参照して、バイア
スおよび振幅を調整した変調信号を出力するので、変調
信号を出力するための処理負担を軽減することが可能と
なる。
【0021】第7の発明は、第1の発明に従属する発明
であって、振幅制御手段は、所定の手段として、各光受
信装置が受信する光信号の平均光パワーが波長に依存す
ることなく均一となるように変調信号のバイアスおよび
振幅を調整することを特徴とする。
【0022】第7の発明によれば、光送信装置は、光受
信装置が受信する光信号の平均光パワーを波長に依存す
ることなく均一な光信号を受信することができる。これ
により、光伝送システムの均一な伝送特性を実現するこ
とが可能となる。
【0023】第8の発明は、第7の発明に従属する発明
であって、変調手段が出力する光信号の波長毎に光受信
装置との間の伝送路上での光信号の損失が設定された波
長−損失テーブルをさらに備え、振幅制御手段は、波長
−損失テーブルに基づき、光受信装置が受信する平均光
パワーを算出して、バイアスおよび振幅をさらに調整し
た変調信号を出力することを特徴とする。
【0024】第8の発明によれば、振幅制御手段は、波
長−損失テーブルを参照すればよいので、伝送路上での
光信号の損失を考慮したとしても、処理負担増を招くこ
となく変調信号を出力することが可能となる。
【0025】第9の発明は、第1の発明に従属する発明
であって、振幅制御手段は、所定の手段として、各光受
信装置が受信する光信号の光強度振幅が波長に依存する
ことなく均一となるように変調信号のバイアスおよび振
幅を調整することを特徴とする。
【0026】第9の発明によれば、光送信装置は、出力
する光信号の光強度振幅を波長に依存することなく均一
な光信号を受信することができる。これにより、光伝送
システムの均一な伝送特性を実現することが可能とな
る。
【0027】第10の発明は、第9の発明に従属する発
明であって、変調手段が出力する光信号の波長毎に光受
信装置との間の伝送路上での光信号の損失が設定された
波長−損失テーブルをさらに備え、振幅制御手段は、波
長−損失テーブルに基づき、光受信装置が受信する光強
度振幅を算出して、バイアスおよび振幅をさらに調整し
た変調信号を出力することを特徴とする。
【0028】第10の発明によれば、振幅制御手段は、
波長−損失テーブルを参照すればよいので、伝送路上で
の光信号の損失を考慮したとしても、処理負担増を招く
ことなく変調信号を出力することが可能となる。
【0029】第11の発明は、第1の発明に従属する発
明であって、振幅制御手段は、所定の手段として、光受
信装置との間の伝送路上での光信号の損失に応じて、変
調信号のバイアスおよび振幅をさらに調整することを特
徴とする。
【0030】第11の発明によれば、光送信装置は、光
受信装置との間での伝送路上での損失をも考慮して、変
調信号のバイアスおよび振幅を調整するので、伝送路上
での損失に影響されることなく均一な光パワーを有する
光信号を光受信装置に送信することが可能となる。これ
により、光伝送システムの均一な伝送特性をより確実に
実現することが可能となる。
【0031】第12の発明は、第11の発明に従属する
発明であって、変調手段が出力する光信号の波長毎に光
受信装置との間の伝送路上での光信号の損失が設定され
た波長−損失テーブルをさらに備え、振幅制御手段は、
波長−損失テーブルに基づき、バイアスおよび振幅をさ
らに調整した変調信号を出力することを特徴とする。
【0032】第12の発明によれば、振幅制御手段は、
波長−損失テーブルを参照すればよいので、伝送路上で
の光信号の損失を考慮したとしても、処理負担増を招く
ことなく変調信号を出力することが可能となる。
【0033】第13の発明は、第1の発明に従属する発
明であって、所定の手段として、波長可変光源および光
変調手段における光デバイスの特性の経時的変化に基づ
いて、変調信号のバイアスおよび振幅をさらに調整する
ことを特徴とする。
【0034】第13の発明によれば、光送信装置は、光
デバイスの特性の経時的変化をも考慮して、変調信号の
バイアスおよび振幅を調整するので、時間の経過と共に
変化する光デバイスの特性に影響されることなく均一な
光パワーを有する光信号を出力することが可能となる。
これにより、恒久的に光伝送システムの均一な伝送特性
を実現することが可能となる。
【0035】第14の発明は、出力する光信号の波長毎
に変調信号のバイアスおよび振幅が設定された波長−バ
イアス−振幅テーブルをさらに備え、制御部は、波長−
バイアス−振幅テーブルを参照して、バイアスおよび振
幅を調整した変調信号を出力することを特徴とする。
【0036】第14の発明によれば、振幅制御手段は、
波長−バイアス−振幅テーブルを参照して、バイアスお
よび振幅を調整した変調信号を出力するので、変調信号
を出力するための処理負担を軽減することが可能とな
る。
【0037】第15の発明は、送信先の複数の光受信装
置に応じて波長を時間的に切り替え、光信号を送信する
光送信装置であって、送信先の光受信装置に応じた波長
の光を出力する波長可変手段と、波長可変手段が出力す
る光の波長に応じてバイアスおよび振幅を所定の手順に
基づいて調整した変調信号を出力する振幅制御手段とを
備え、波長可変手段は、振幅制御手段からの変調信号に
基づいて、直接変調された光信号を出力することを特徴
とする。
【0038】第15の発明によれば、光送信装置は、波
長可変手段が出力する光信号の波長に応じて変調信号の
バイアスおよび振幅を調整するので、波長に依存するこ
となく均一な平均光パワーや光強度変調などを有する光
信号を出力することができる。これにより、光伝送シス
テムの均一な伝送特性を実現することが可能となる。
【0039】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)図1は、本発
明の第1の実施形態に係る光送信装置を含む光伝送シス
テムの構成を示すブロック図である。図1において、光
伝送システムは、光送信装置100と、光伝送部200
と、複数の光受信部300とを備える。光送信装置10
0は、送信先の光受信部300に応じた波長の光パケッ
トを出力する。光伝送部200は、波長に応じて、光パ
ケットをルーティングし、送信先の光受信部300に光
パケットを送信する。光受信部300は、受信した光パ
ケットを電気信号に変換する。ここでは、当該光伝送シ
ステムに利用する場合の光送信装置100について説明
するが、光伝送システムは、ここで説明するものに限ら
れない。
【0040】光送信装置100は、データ部101と、
電流印加制御部102と、波長可変光源103と、光変
調部104と、振幅制御部105と、光パワー・バイア
ス・振幅テーブル部106と、波長・光パワーテーブル
部107とを含む。
【0041】データ部101は、光パケットに格納して
送信すべきデータに係る情報信号と当該データを格納す
る光パケットの波長を示す波長信号とを振幅制御部10
5に送るとともに、当該波長信号を電流印加制御部10
2に送る。
【0042】電流印加制御部102は、データ部101
から与えられた波長信号に応じた波長制御電流を波長可
変光源103に印加する。波長可変光源103は、電流
印加制御部102から印加された波長制御電流に対応す
る波長の光を出力し、光変調部104に供給する。波長
可変光源103が出力する光のパワーは波長に依存して
いる。なお、波長可変光源103は、レーザ光の強度を
制御するための電流を印加する端子と、波長を制御する
ための電流を印加する端子とを含む。ここでは、波長制
御電流は、波長を制御するための電流を印加する端子に
供給されることとしている。
【0043】振幅制御部105は、データ部101から
の波長信号に基づいて、波長・光パワーテーブル部10
7および光パワー・バイアス・振幅テーブル部106を
参照して、変調信号のバイアスおよび振幅を取得する。
振幅制御部105は、光パケットの平均光パワーが小さ
い場合、変調信号の振幅を大きく、光パケットの平均光
パワーが大きい場合、変調信号の振幅を小さくする。振
幅制御部105は、取得したバイアスおよび振幅に基づ
いて、データ部101からの情報信号を変調信号に変換
し、光変調部104に送る。
【0044】波長・光パワーテーブル部107は、波長
・光パワーテーブルを記憶している。図2は、波長・光
パワーテーブルの一例を示した図である。波長・光パワ
ーテーブルは、光変調部104が出力する波長毎の光パ
ケットの平均光パワーに応じて設定されている。図2に
示したように、波長・光パワーテーブルには、光変調部
104が出力する光パケットの波長(nm)とそれに対
応する平均光パワー(dBm)が設定されている。
【0045】光パワー・バイアス・振幅テーブル部10
6は、光パワー・バイアス・振幅テーブルを記憶してい
る。図3は、光パワー・バイアス・振幅テーブルの一例
を示した図である。図3に示したように、光パワー・バ
イアス・振幅テーブルには、光パケットの平均光パワー
(dBm)と対応して、振幅制御部105が情報信号を
変調信号に変換するためのバイアス(V)および振幅
(V)が設定されている。光パワー・バイアス・振幅テ
ーブルでは、平均光パワーが小さくなるほど振幅が大き
くなるように設定されている。ユーザは、前もって光変
調部104が出力する光パケットの平均光パワーをモニ
ターしておき、光変調部104が出力する光パケットの
平均光パワーが所定の範囲内に収まるように光パワー・
バイアス・振幅テーブルのバイアスおよび振幅を設定し
ておけばよい。当該所定の範囲を、最も平均光パワーが
低い光パケットの平均光パワーとすることが考えられ
る。
【0046】光変調部104は、振幅制御部105から
の変調信号に基づいて、波長可変光源103から出力さ
れる光を強度変調して、光パケットを生成し、光伝送部
200に出力する。図4は、光変調部104の透過特性
を示した図である。図4に示したように、光変調部10
4は、印加電圧(V)に応じて光の透過率(%)が決定
する特性を有している。光変調部104は、ある印加電
圧に対しては、約100%の透過率を有するのに対し、
ある印加電圧に対しては、約0%の透過率となる。これ
らの印加電圧の間では、滑らかに透過率が変化する。光
変調部104は、透過率にしたがって、波長可変光源1
03から出力された光の強度を変化させる。
【0047】図5は、第1の実施形態に係る光変調部1
04の動作を具体的に説明するための図である。図5
(a)は、光パケットの平均光パワーが小さい場合(こ
のときの光パケットの波長をλ1とする)の光変調部1
04の動作を説明するための図である。波長がλ1の光
パケットを作成する場合、データ部101は、λ1に係
る波長信号を電流印加制御部102に送り、波長信号と
情報信号とを振幅制御部105に送る。電流印加制御部
102は、λ1に係る波長制御電流を波長可変光源10
3に印加する。波長可変光源103は、当該波長制御電
流に基づいて、波長がλ1の光を出力し、光変調部10
4に供給する。
【0048】振幅制御部105は、波長・光パワーテー
ブル部107を参照して、波長λ1の平均光パワーを取
得し、光パワー・バイアス・振幅テーブル部106を参
照して、取得した平均光パワーに対応するバイアスVB
1および振幅VS1を取得する。波長λ1の平均光パワ
ーが小さいので、振幅VS1は、大きくなっている。振
幅制御部105は、当該バイアスVB1、振幅VS1に
基づいて、変調信号を作成し、光変調部104に印加す
る(図5(a)参照)。光変調部104は、印加される
変調信号の電圧値に対応する光の透過率に従って、波長
可変光源103から供給される波長λ1の光を透過さ
せ、光パケットを作成する。図5(a)では、変調信号
に従い、変調信号がオンの時、波長可変光源103から
の光の透過率が約100%となり、変調信号がオフの
時、波長可変光源103からの光の透過率が約0%とな
ることが示されている。なお、ここでは、変調信号がオ
フの時、透過率が約0%となるとしたが、別にこれに限
られるものではない。
【0049】図5(b)は、光パケットの平均光パワー
が大きい場合(このとき光パケットの波長をλ2とす
る)の光変調部104の動作を示す図である。光パケッ
トの平均光パワーが小さい場合と同様、振幅制御部10
5は、平均光パワーに対応するバイアスVB2および振
幅VS2を取得して、これらに基づく変調信号を作成
し、光変調部104に印加する。波長λ2の光パワーは
大きいので、振幅VS2はVS1と比べて小さくなって
いる。光変調部104は、印加される変調信号の電圧値
に対応する光の透過率に従って、波長可変光源103か
ら供給される波長λ2の光を透過させ、光パケットを作
成する。図5(b)では、変調信号に従い、変調信号が
オンの時、波長可変光源103からの光の透過率が約5
0%となり、変調信号がオフの時、波長可変光源103
からの光の透過率が約0%となることが示されている。
【0050】上記のように、光変調部104は、その透
過特性に従い、振幅制御部105から出力される変調信
号のバイアスおよび振幅を変化させて、波長可変光源1
03から出力される光の強度を変えることによって変調
を行う。
【0051】図6は、図5で説明した光変調部104が
出力する波長λ1,λ2の光パケットを示した図であ
る。ここでは、波長λ2の平均光パワーは、波長λ1の
平均光パワーの2倍であると想定している。図5(b)
で示したように、波長λ2の光は、透過率約50%で設
定されているので、図6に示したように、波長λ1およ
びλ2の光パケットの平均光パワーは、同一となる。
【0052】このように、光送信装置100は、光変調
部104に印加する変調信号のバイアスおよび振幅を変
化させることによって、光変調部104が出力する光パ
ケットの平均光パワーが波長に依存することなく均一と
なるよう制御する。
【0053】図7は、振幅制御部105の動作を示した
フローチャートである。以下、図7を参照しながら、振
幅制御部105の動作について説明する。まず、振幅制
御部105は、データ部101からの波長信号および情
報信号を取得する(ステップS101)。次に、振幅制
御部105は、波長・光パワーテーブル部107を参照
し(ステップS102)、データ部101から与えられ
た波長信号に対応する波長の光パケットの光パワーを取
得する(ステップS103)。
【0054】次に、振幅制御部105は、波長・バイア
ス・振幅テーブル部106を参照し(ステップS10
4)、ステップS103で取得した平均光パワーに対応
するバイアスおよび振幅を取得する(ステップS10
5)。その後、振幅制御部105は、データ部101か
ら与えられた情報信号を、取得したバイアスおよび振幅
に基づて変調信号に変換して、光変調部104に送信し
(ステップS106)、動作を終了する。
【0055】このように、第1の実施形態に係る光送信
装置は、波長可変光源が出力する波長に応じて、光変調
部に印加する変調信号のバイアスおよび振幅を所定の手
順に基づいて調整し、光送信装置が出力する光パケット
の平均光パワーを所定の範囲内に納めて均一になるよう
にすることができる。これにより、光パケットの波長に
依らない均一な光強度の伝送特性を実現することができ
る光伝送システムが提供される。
【0056】光パケットの波長に依らず、各受信装置で
の光の光強度が均一になれば、光受信部での光受信強度
の最適化を統一的に行うことができる。たとえば、光受
信部において光増幅器を設置するか否かなどを統一する
ことができ、光伝送システムをより簡略的にすることが
可能となる。
【0057】なお、第1の実施形態では、光送信装置1
00が出力する光パケットの平均光パワーが均一となる
ようにバイアスおよび振幅を設定しておくいたが、光受
信部300での光パケットの受信レベルが均一となるよ
うに、バイアスおよび振幅を設定しておいてもよい。こ
れにより、光伝送システムの伝送特性をより均一なもの
とすることが可能となる。
【0058】なお、第1の実施形態では、光パワー・バ
イアス・振幅テーブルを用いて、変調信号を作成した
が、別に光パケットの波長毎に変調信号のバイアスおよ
び振幅を設定した波長・バイアス・振幅テーブルを用い
るようにしてもよい。
【0059】なお、第1の実施形態では、光パワー・バ
イアス・振幅テーブルにおいて、光パケットの平均光パ
ワーが均一となるようにバイアスおよび振幅を設定した
が、別に光パケットの光強度振幅(光パケットの振幅の
ピーク値のこと)が波長に依存することなく所定の範囲
内に納まって均一になるようにバイアスおよび振幅を設
定するようにしてもよい。この場合、ユーザは、前もっ
て光変調部104が出力する光パケットの出力波形をモ
ニタして、光強度振幅を検出し、光変調部104が出力
する光パケットの光強度振幅が所定の範囲内に納まって
均一となるように光パワー・バイアス・振幅テーブルの
バイアスおよび振幅を設定しておけばよい。この場合、
所定の範囲を、最も光強度振幅が低い光パケットの光強
度振幅とすることが考えられる。この場合、光強度振幅
−バイアス−振幅テーブルを設けれてもよい。
【0060】なお、第1の実施形態では、光変調部10
4を用いて外部光変調を施して光パケットを生成してい
るが、波長可変光源103のレーザ光の強度を制御する
ための電流を印加する端子に変調信号を印加して、波長
可変光源103が出力するレーザ光を直接、強度変調す
るようにしてもよい。
【0061】(第2の実施形態)図8は、第2の実施形
態に係る光送信装置の機能的構成を示すブロック図であ
る。図8において、第1の実施形態に係る光送信装置1
00と同様の機能を有する部分については、同一の符号
を付し、説明を省略することとする。図8において、光
送信装置120は、データ部101と、電流印加制御部
102と、波長可変光源103と、光変調部104と、
光パワー・バイアス・振幅テーブル部106と、波長・
光パワーテーブル部107と、振幅制御部125と、波
長・損失テーブル部128とを備える。
【0062】波長・損失テーブル部128は、波長・損
失テーブルを記憶している。図9は、波長・損失テーブ
ルの一例を示した図である。図9に示したように、波長
・損失テーブルには、光変調部104が出力する光パケ
ットの波長(nm)と対応させて、光伝送部200上で
の光パケットの損失(dB)が設定されている。
【0063】振幅制御部125は、データ部101から
の波長信号に基づいて、波長・損失テーブル部128、
波長・光パワーテーブル部107および光パワー・バイ
アス・振幅テーブル部106を参照して、変調信号のバ
イアスおよび振幅を取得する。振幅制御部125は、第
1の実施形態の振幅制御部105と同様にして、取得し
たバイアスおよび振幅に基づき、情報信号を変調信号に
変換し、光変調部104に送る。光変調部104は、第
1の実施形態の場合と同様に動作して、変調信号に従
い、波長可変光源103からの光を変調し、光パケット
を出力する。
【0064】図10は、振幅制御部125の動作を示す
フローチャートである。以下、図10を参照しながら、
振幅制御部125の動作について説明する。まず、振幅
制御部125は、データ部101からの波長信号および
情報信号を取得する(ステップS201)。次に、振幅
制御部125は、波長・光パワーテーブル部107およ
び波長・損失テーブル部128を参照し(ステップS2
02)、データ部101から与えられた波長信号に対応
する光パケットの平均光パワーを計算する(ステップS
203)。具体的には、波長・光パワーテーブルの平均
光パワーから波長・損失テーブルの損失を差し引いて計
算する。
【0065】以下、第1の実施形態の場合と同様にし
て、振幅制御部125は、算出した光パワーに対応する
バイアスおよび振幅を取得して(ステップS204,S
205)、変調信号を作成し、光変調部104に送信し
(ステップS206)、動作を終了する。
【0066】このように、第2の実施形態に係る光送信
装置は、波長可変光源が出力する光の波長および伝送路
上での当該波長の光パケットの損失に基づいて、光変調
部に印加する変調信号のバイアスおよび振幅を調整する
ことによって、光送信装置が出力する光パケットの平均
光パワーを所定の範囲内に納めて均一にすることができ
る。これにより、光パケットの波長に依らない均一な伝
送特性を実現することができる光伝送システムが提供さ
れる。
【0067】なお、第2の実施形態では、光送信装置1
20が出力する光パケットの平均光パワーが均一となる
ようにバイアスおよび振幅を設定していたが、光受信部
300での光パケットの受信レベルが均一となるよう
に、バイアスおよび振幅を設定しておいてもよい。これ
により、光伝送システムの伝送特性をより均一なものと
することが可能となる。この場合も、波長・光パワーテ
ーブルを同様に設ければよい。
【0068】なお、第2の実施形態では、光パケットの
平均光パワーが均一となるようにバイアスおよび振幅を
設定したが、別に、光送信装置120が出力するまた
は、光受信部300が受信する光パケットの光強度振幅
が均一となるようにバイアスおよび振幅を設定するよう
にしてもよい。
【0069】(第3の実施形態)図11は、第3の実施
形態に係る光送信装置の機能的な構成を示すブロック図
である。図11において、第1の実施形態に係る光送信
装置100と同様の機能を有する部分については、同一
の符号を付し、説明を省略することとする。図11にお
いて光送信装置130は、データ部101と、電流印加
制御部102と、波長可変光源103と、光変調部10
4と、光パワー・バイアス・振幅テーブル部106と、
波長・光パワーテーブル部107と、振幅制御部105
と、光分岐部138と、モニタ制御部139とを含む。
【0070】光分岐部138は、光変調部104から出
力された光パケットを分岐し、モニタ制御部139に供
給する。モニタ制御部139は、光分岐部138から出
力された光パケットの波長とその平均光パワーとを検知
する。モニタ制御部139は、検知した光パケットの波
長とその平均光パワーに基づいて、波長・光パワーテー
ブルにおける当該波長の平均光パワーを更新する。
【0071】波長可変光源のような光デバイスは、時間
(年単位)が経つと波長特性が変わってくる可能性があ
る。このように、第3の実施形態に係る光送信装置は、
波長毎に光パケットの平均光パワーを随時モニタし、そ
の結果に基づいて、光変調部に印加する変調信号のバイ
アスおよび振幅を動的に調整する。したがって、光送信
装置は、光デバイスの特性が経時変化したとしても、変
調信号のバイアスおよび振幅を調整することができる。
これより、光パケットの波長に依らない均一な伝送特性
を恒久的に実現することができる光伝送システムが提供
される。
【0072】なお、第3の実施形態においては、光送信
装置内の光デバイスの経時変化をモニタしているが、第
2の実施形態と同様にして波長・損失テーブルをさらに
設け、光伝送部での経時変化をモニタして当該波長・損
失テーブルを更新するようにしてもよい。このようにす
れば、光伝送部での経時変化にも対応して、均一な伝送
特性をより恒久的に実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る光送信装置を含
む光伝送システムの構成を示すブロック図である。
【図2】波長・光パワーテーブルの一例を示した図であ
る。
【図3】光パワー・バイアス・振幅テーブルの一例を示
した図である。
【図4】光変調部104の透過特性を示した図である。
【図5】第1の実施形態に係る光変調部104の動作を
具体的に説明するための図である。
【図6】図5で説明した光変調部104が出力する波長
λ1,λ2の光パケットを示した図である。
【図7】振幅制御部105の動作を示したフローチャー
トである。
【図8】第2の実施形態に係る光送信装置の機能的構成
を示すブロック図である。
【図9】波長・損失テーブルの一例を示した図である
【図10】振幅制御部125の動作を示すフローチャー
トである。
【図11】第3の実施形態に係る光送信装置の機能的な
構成を示すブロック図である。
【図12】従来の光送信装置を含む光伝送システムの構
成を示したブロック図である。
【図13】従来の光送信装置が出力する光パケットの光
パワーを示す図である。
【符号の説明】
100,120,130 光送信装置 200 光伝送部 300 光受信部 101 データ部 102 電流印加制御部 103 波長可変光源 104 光変調部 105,125 振幅制御部 106 光パワー・バイアス・振幅テーブル部 107 波長・光パワーテーブル部 128 波長・損失テーブル部 138 光分岐部 139 モニタ制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 10/26 10/28 H04J 14/00 14/02 Fターム(参考) 5K002 AA01 AA02 AA06 BA13 CA05 CA08 CA13 CA14 DA02 DA03 DA05 DA31

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信先の複数の光受信装置に応じて波長
    を時間的に切り替え、光信号を送信する光送信装置であ
    って、 送信先の前記光受信装置に応じた波長の光を出力する波
    長可変光源と、 前記波長可変光源が出力する光の波長に応じてバイアス
    および振幅を所定の手順に基づいて調整した変調信号を
    出力する振幅制御手段と、 前記振幅制御手段が出力した変調信号に基づいて、前記
    波長可変光源が出力する光を強度変調し、その結果得ら
    れる光信号を出力する光変調手段とを備える、光送信装
    置。
  2. 【請求項2】 前記振幅制御手段は、前記所定の手段と
    して、前記変調手段が出力する光信号の平均光パワーが
    波長に依存することなく均一となるように変調信号のバ
    イアスおよび振幅を調整することを特徴とする、請求項
    1に記載の光送信装置。
  3. 【請求項3】 前記変調手段が出力する光信号の平均光
    パワー毎に変調信号のバイアスおよび振幅が設定された
    光パワー−バイアス−振幅テーブルをさらに備え、 前記振幅制御手段は、前記光パワー−バイアス−振幅テ
    ーブルを参照して、バイアスおよび振幅を調整した変調
    信号を出力することを特徴とする、請求項2に記載の光
    送信装置。
  4. 【請求項4】 前記光変調手段が出力する光信号の平均
    光パワーを監視する出力レベル監視手段をさらに備え、 前記振幅制御手段は、前記出力レベル監視手段の監視結
    果に基づいて、前記変調信号のバイアスおよび振幅をさ
    らに調整することを特徴とする、請求項2に記載の光送
    信装置。
  5. 【請求項5】 前記振幅制御手段は、前記所定の手段と
    して、前記変調手段が出力する光信号の光強度振幅が波
    長に依存することなく均一となるように変調信号のバイ
    アスおよび振幅を調整することを特徴とする、請求項1
    に記載の光送信装置。
  6. 【請求項6】 前記変調手段が出力する光信号の光強度
    振幅毎に変調信号のバイアスおよび振幅が設定された光
    強度振幅−バイアス−振幅テーブルをさらに備え、 前記振幅制御手段は、前記光強度振幅−バイアス−振幅
    テーブルを参照して、バイアスおよび振幅を調整した変
    調信号を出力することを特徴とする、請求項5に記載の
    光送信装置。
  7. 【請求項7】 前記振幅制御手段は、前記所定の手段と
    して、各前記光受信装置が受信する光信号の平均光パワ
    ーが波長に依存することなく均一となるように変調信号
    のバイアスおよび振幅を調整することを特徴とする、請
    求項1に記載の光送信装置。
  8. 【請求項8】 前記変調手段が出力する光信号の波長毎
    に前記光受信装置との間の伝送路上での光信号の損失が
    設定された波長−損失テーブルをさらに備え、 前記振幅制御手段は、前記波長−損失テーブルに基づ
    き、前記光受信装置が受信する平均光パワーを算出し
    て、バイアスおよび振幅をさらに調整した変調信号を出
    力することを特徴とする、請求項7に記載の光送信装
    置。
  9. 【請求項9】 前記振幅制御手段は、前記所定の手段と
    して、各前記光受信装置が受信する光信号の光強度振幅
    が波長に依存することなく均一となるように変調信号の
    バイアスおよび振幅を調整することを特徴とする、請求
    項1に記載の光送信装置。
  10. 【請求項10】 前記変調手段が出力する光信号の波長
    毎に前記光受信装置との間の伝送路上での光信号の損失
    が設定された波長−損失テーブルをさらに備え、 前記振幅制御手段は、前記波長−損失テーブルに基づ
    き、前記光受信装置が受信する光強度振幅を算出して、
    バイアスおよび振幅をさらに調整した変調信号を出力す
    ることを特徴とする、請求項9に記載の光送信装置。
  11. 【請求項11】 前記振幅制御手段は、前記所定の手段
    として、前記光受信装置との間の伝送路上での光信号の
    損失に応じて、前記変調信号のバイアスおよび振幅をさ
    らに調整することを特徴とする、請求項1に記載の光送
    信装置。
  12. 【請求項12】 前記変調手段が出力する光信号の波長
    毎に前記光受信装置との間の伝送路上での光信号の損失
    が設定された波長−損失テーブルをさらに備え、 前記振幅制御手段は、前記波長−損失テーブルに基づ
    き、バイアスおよび振幅をさらに調整した変調信号を出
    力することを特徴とする、請求項11に記載の光送信装
    置。
  13. 【請求項13】 前記振幅制御手段は、前記所定の手段
    として、前記波長可変光源および前記光変調手段におけ
    る光デバイスの特性の経時的変化に基づいて、前記変調
    信号のバイアスおよび振幅をさらに調整することを特徴
    とする、請求項1に記載の光送信装置。
  14. 【請求項14】 前記変調手段が出力する光信号の波長
    毎に変調信号のバイアスおよび振幅が設定された波長−
    バイアス−振幅テーブルをさらに備え、 前記制御部は、前記波長−バイアス−振幅テーブルを参
    照して、バイアスおよび振幅を調整した変調信号を出力
    することを特徴とする、請求項1に記載の光送信装置。
  15. 【請求項15】 送信先の複数の光受信装置に応じて波
    長を時間的に切り替え、光信号を送信する光送信装置で
    あって、 送信先の前記光受信装置に応じた波長の光を出力する波
    長可変手段と、 前記波長可変手段が出力する光の波長に応じてバイアス
    および振幅を所定の手順に基づいて調整した変調信号を
    出力する振幅制御手段とを備え、 前記波長可変手段は、前記振幅制御手段からの前記変調
    信号に基づいて、直接変調された光信号を出力すること
    を特徴とする、光送信装置。
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