JP2003133429A - 半導体基板中に形成された薄膜多層高qトランスフォーマ - Google Patents

半導体基板中に形成された薄膜多層高qトランスフォーマ

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 薄膜多層高Qトランスフォーマを提供する。 【解決手段】 外部トランスフォーマ巻線を形成するた
めに、半導体基板に重なる第1の絶縁層に、複数の平行
する第1のレベルの金属ランナを形成する。複数の垂直
導電性バイアを第3および第4の絶縁層の中に、第1の
レベルの金属ランナの各末端と電気的に接続されるよう
に形成する。第3の絶縁層に第4の絶縁層を配置し、追
加の垂直導電性バイアおよび第4のレベルの金属ランナ
をその中に形成する。したがって、第4のレベルの金属
ランナ、および介在する垂直導電性バイアは、第1のレ
ベルの金属ランナの各々を接続して、全体的に螺旋形状
を有する連続導電構造体を形成する。内部トランスフォ
ーマ巻線も同様に形成される。複数の平行する第2のレ
ベルの金属ランナを第2の絶縁層の中に形成し、複数の
導電性バイアおよび第3のレベルの金属ランナを第3の
絶縁層の中に形成して複数の第2のレベルの金属ランナ
を接続して、全体的に螺旋形状を有するとともに、外部
トランスフォーマ巻線内に部分的に配置された連続導電
構造体を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本特許出願は、2001年6月28日に提
出され、出願番号60/310,285が与えられた仮
特許出願に対する優先権を主張するものである。
【0002】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般には集積回路
基板上に形成されたトランスフォーマに関し、より詳細
には、集積回路基板の少なくとも3つの金属層に及ぶ外
部コアを有するトランスフォーマに関する。
【0003】
【従来の技術】無線通信における最近の進歩、ならびに
より小型の無線通信装置に対する需要により、無線通信
電子装置の最適化および小型化に向けて多大な努力がな
されてきた。これらの装置の受動構成要素(インダク
タ、キャパシタ、トランスフォーマなど)は、装置の動
作において必要な役割を果たすため、当該構成要素の小
型化、およびその製造効率の改善に向けて努力がなされ
ている。
【0004】電子通信装置の性能に不可欠な役割を果た
すトランスフォーマは、一次巻線および二次巻線を備え
た電磁構成要素である。従来の方法では、巻線は、閉ル
ープ磁気回路を形成する共通のコアに巻かれている。鉄
コアは、典型的にトランスフォーマの効果を高めるが、
必要ではない。各巻線は、複数の巻き線を含む。一次電
圧と二次電圧の関係は、一次巻線と二次巻線の巻き線比
の関数で、一次電流と二次電流の比は、該巻き線比の逆
関数である。知られるように、トランスフォーマ巻線お
よびコアについては多くの異なる物理的構成が挙げられ
る。例えば、一実施形態において、一次巻線および二次
巻線は螺旋構造を形成し、二次巻線は、一次巻線によっ
て形成された孔の内部に配向している。トランスフォー
マはまた、印加電圧を上げ下げする発電用途、および音
声周波数から高周波数(RF)までの周波数におけるイ
ンピーダンス整合をとる発電用途を含めた様々な用途で
役立てられている。使用通信周波数をより高い周波数帯
域に連続的に割り当てると、インピーダンス整合用途に
使用されるトランスフォーマは、渦電流および表皮効果
損失によって性能が損なわれる。
【0005】Q(または品質係数)は、重要なトランス
フォーマの効果尺度である。Qは、トランスフォーマ巻
線内の誘導リアクタンスと誘導抵抗の比の測定値であ
る。高Qトランスフォーマは、トランスフォーマ電流を
入力信号周波数の関数としてグラフ化した場合に狭いピ
ークを示し、そのピークは、トランスフォーマが共鳴す
る周波数を示す。高Qトランスフォーマは、狭い帯域幅
で動作する周波数依存回路での使用において特に重要で
ある。Q値は、トランスフォーマ抵抗の逆関数であるた
め、抵抗を最小限にしてQを高めることが特に重要であ
る。
【0006】たいていのパーソナル通信装置は、シリコ
ンや砒化ガリウムなど、半導体技術を使用して作製され
た集積回路能動構成要素を取り入れている。従来技術で
は、シリコン系集積回路作製方法への適合性を達成する
ために開発された(ドーナツ形または螺旋形のインダク
タを含む)特定の集積誘導構造が教示されている。2つ
の当該インダクタを近似的に形成すると、一方の巻線
(一次巻線)中を流れる電流によって形成される磁場が
他方の巻線(二次巻線)の巻線領域に結合して、トラン
スフォーマ作用が生じるとともに、二次巻線に電流が流
れる。しかしながら、当該平面インダクタは、損失が大
きく、対象とする使用周波数でのQ係数が低い。これら
の損失およびQ係数の低下は、一般には、寄生的キャパ
シタンスによって生じる誘電損失、およびトランスフォ
ーマ構造における薄くて比較的固有抵抗の高い導体の使
用による抵抗損失に起因するものと考えられる。従来の
平面インダクタ、および該インダクタから形成されたト
ランスフォーマの短所は、(半導体基板表面に垂直な)
磁場線が半導体、ならびにトランスフォーマの上、側方
および下に位置する誘電層に進入することである。これ
によって誘電損失が大きくなり、トランスフォーマのQ
係数が低下する。また、トランスフォーマが、シリコン
内に形成された能動回路素子から十分離れたところに位
置していなければ、磁場線が電流を誘導するため、能動
構成要素の動作が妨げられる。
【0007】集積回路能動装置が小さくなり、より高速
で動作するようになると、配線システムが装置信号に処
理遅れを付加することはなくなる。従来のアルミニウム
金属配線を使用すると、配線が長くなるとともに配線断
面が小さくなって配線抵抗を大きくするため、回路の動
作速度が制限される。また、アルミニウム表面とシリコ
ン表面の間の接触抵抗が比較的小さいことにより、回路
構成要素の数が増えるに従って全抵抗が著しく大きくな
る。また、アスペクト比が大きなアルミニウムをバイア
およびプラグに蒸着するのは困難である(ただし、アス
ペクト比はプラグの厚さの直径に対する比として定めら
れる)。
【0008】これらの欠点を考慮すると、アルミニウム
よりすぐれた導電対であり(アルミニウムの抵抗が3.
1マイクロ・オームであるのに対して1.7マイクロ・
オーム)、エレクトロマイグレーションの影響が小さ
く、より低温で積層でき(それによってデバイス・ドー
パント分布に対する悪影響が防止され)、高アスペクト
比のプラグ材料の使用に適するといった理由から、配線
に銅が選択される傾向にある。
【0009】ダマシーン処理は、能動デバイスの銅配線
を形成するための一技術である。表面の誘電層に溝を形
成し、次いでそこに銅材を蒸着する。通常は、溝を十分
に満たし、表面を再平滑化するために化学および機械的
研磨ステップを必要とする。この処理は、典型的なパタ
ーンおよびエッチング処理にもたらされる寸法変動を防
ぐため、優れた寸法制御を与えるものである。二重ダマ
シーン処理はダマシーン処理を拡大したもので、銅から
基部導電バイアと配線溝の両方を同時に形成する。まず
バイア孔を形成し、次に接続される2つのバイア孔間に
溝を形成する。次の金属積層ステップでは、バイア孔と
溝の両方を満たし、一体の金属層、および下の金属層に
対する導電バイアを形成する。化学および機械的研磨ス
テップでは、上面または基板を平滑化する。二重ダマシ
ーン処理については、以下の参考文献、すなわち本願に
引用して援用する「C.K.Hu他、VLSIに関する
MRSシンポジウム回報(Proceedings M
RS Symposiumon VLSI)第5巻、
p.369(1990年);B.Luther他、VM
IC回報(Proceedings VMIC)、第1
0巻、p.15(1994年);D.Edelstei
n、ECS回報(Proceedings ESC M
tg.、第96−2巻、p.335(1996年)に詳
しく記載されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】半導体基板上のトラン
スフォーマならびに能動デバイスの製作をさらに進歩さ
せるために、従来の集積回路の金属層に当該トランスフ
ォーマを形成するための構成および処理であって、トラ
ンスフォーマのコア領域が従来技術のトランスフォーマ
より大きいために、より高いインダクタンス値およびよ
り高いQの効果尺度が得られる構成および処理を提供す
る。また、本発明の教示に従って形成されたトランスフ
ォーマは、集積回路の比較的小さな領域に低い抵抗(よ
って高いQ値)を有するため望ましい。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の一実施形態によ
れば、能動構成要素が既に形成された半導体基板の基礎
を成す複数の平行下側導電性ストリップを形成する。各
々の下側導電性ストリップの対向する第1および第2の
エッジに第1および第2の垂直導電性バイア孔を形成
し、バイア孔の内部に導電体を積層して第1および第2
の導電性バイアを形成する。2つの追加のバイア孔を第
1および第2の導電性バイアと垂直方向に整列するよう
に形成し、それを金属で満たして第3および第4の導電
性バイアを形成する。次いで、1つの上側導電性ストリ
ップの第1のエッジが下側導電性ストリップの第1のエ
ッジに重なり、2つのエッジが第1および第3の導電性
バイアによって接続されるように、上側導電性ストリッ
プの平面が下側導電性ストリップの平面と交差する複数
の上側導電性ストリップを形成する。上側導電性ストリ
ップの第2のエッジは、次の平行下側導電性ストリップ
の第2のエッジに重なり、これらのエッジは第2および
第4の導電性バイアによって電気的に接続される。した
がって、トランスフォーマの外部螺旋巻線が形成され
る。トランスフォーマの内側巻線も同様に形成される。
内側巻線の下部は、外側巻線の下部の上の少なくとも1
つの金属層で形成され、内側巻線の上部は、内側巻線の
上部の下の少なくとも1つの金属層である。トランスフ
ォーマは少なくとも4つの金属層(すなわち内部および
外側巻線の下部、ならびに内部および外側巻線の上部)
に形成されるが、様々な巻線部分の間に少なくとも1つ
の金属層を形成し、集積回路金属層のいずれかに外側巻
線の下部を形成し、その上に追加の巻線部を形成するこ
とが可能である。
【0012】本発明の技術に従ってトランスフォーマを
構成するための特定のレイアウトおよびメタライゼーシ
ョン技術を使用すると導電体の抵抗損失が小さくなるこ
とにより、渦電流損失が小さくなるとともにトランスフ
ォーマのQ係数も高くなる。本発明の一実施形態によれ
ば、多層二重食刻修飾メタライゼーション技術を使用し
てトランスフォーマを形成する。第1の積層体に複数の
平行する金属1のランナを形成する。第1の積層体の上
に第2の絶縁材積層体を配置し、複数の第1および第2
のバイア孔をその中に形成して、複数の第1のバイア孔
の各々を金属1のランナの第1の末端に接触させ、複数
の第2のバイア孔の各々を金属1のランナの第2の末端
に接触させる。第2の積層体の1つまたは複数の上部層
の内部に金属2の溝を形成し、次いで第1および第2の
バイア孔および溝に銅を充填する。金属2のランナを金
属1のランナの垂直面から引っ込めて配置する。第2の
集積体の上に第3の絶縁層集積体を配置し、4つのバイ
ア孔をその中に形成する。第3および第4のバイア孔を
それぞれ第1および第2の導電性バイアの1つと電気的
に接触させる。第5のバイア孔を金属2の溝の第1の末
端に接触させ、第6のバイア孔を金属2の溝の第2の末
端に接触させる。第5のバイア孔と第6のバイア孔の上
端を接続する金属3の溝が形成されるが、金属3の溝は
2つの連続的な金属2のランナを接続する。したがっ
て、金属3の溝の一端は金属2のランナの第6のバイア
孔に接続され、金属3の溝の他端は、複数の平行する金
属2のランナの中の次の金属2のランナの第5のバイア
孔と接続する。次いで、第3、第4、第5および第6の
バイア孔ならびに金属3の溝に銅を充填する。その構造
体に第4の絶縁層集積体を配置し、第7および第8のバ
イア孔を、その中にそれぞれ第3および第4の導電性バ
イアと垂直に整列するように形成する。金属4の溝を最
上位の絶縁集積体の上部に形成し、金属4のランナの一
端を第8のバイア孔に接触させ、金属4の溝の他端を、
複数の平行する金属1のランナの中の次の金属1のラン
ナの第7のバイア孔に接触させる。このように、金属4
の溝は連続する2つの金属1のランナを接続する。金属
4の溝ならびに第7および第8のバイア孔に銅を充填す
る。断面図において、得られる構造体は、2つの導電体
の同心長方形を形成する。上面図において、金属1およ
び金属4のランナは、各々の金属4のランナが連続的な
金属1のランナを接続する螺旋体を形成する。同様に、
金属2および金属3のランナは、各々の金属3のランナ
が連続的な金属2のランナを電気的に接続する螺旋体を
形成する。得られる構造体は、外側巻線が金属1および
金属4のランナによって形成され、内側巻線が金属2お
よび金属3のランナによって形成されたトランスフォー
マを備える。
【0013】本発明の詳細な説明、および添付の図面に
照らし合わせて考察すると、本発明をより容易に理解す
ることができるとともに、そのさらなる利点および使用
法がより明らかになるであろう。
【0014】一般的慣習に従って、様々な記載のデバイ
ス特徴は正確な縮尺に基づいて描かれているわけではな
く、本発明に関わる具体的な特徴を強調するように描か
れている。図面および本文を通じて、同様の符号は同様
の構成要素を表す。
【0015】
【発明の実施の形態】上述したトランスフォーマを形成
する方法の説明は、一般に、外部および内部トランスフ
ォーマ・コイルの単一の巻線に関連する構成要素の形成
に向けられる。複数の当該巻線が集積回路基板に同時に
形成されていることを当業者なら理解するであろう。し
かし、以下の説明において、連続する巻線間の配線に言
及することもしばしば必要である。
【0016】図1に示されるように、本発明による好ま
しい処理が開始され、従来複数の能動要素を含む既存の
集積回路基板に複数の絶縁層が形成される。典型的に
は、従来の作製方法におけるこの時点では、能動デバイ
ス領域を接続する金属配線層は形成されず、能動デバイ
ス領域へのアクセスを得るためのバイアまたは窓のみが
形成されていた。バリヤ層20が半導体基板の表面に重
なり、該バリヤ層20は好ましくはタンタル、窒化タン
タル、チタンまたは窒化チタンから形成される。比較的
低誘電率の物質からなる絶縁層22がバリヤ層20に形
成される。低誘電率の二酸化ケイ素、黒色ダイヤモンド
およびサンゴは絶縁層22の好適な候補である。二酸化
ケイ素の比誘電率は約3.9である。したがって、一般
に、低誘電率は約3.0未満の誘電率と考えられる。低
誘電率の物質は、層間キャパシタンスを減少させるた
め、誘電層に隣接する金属配線で運ばれる信号間の潜在
的クロストークを抑える。バリヤ層20および絶縁層2
2は化学蒸着によって形成されうる。
【0017】好ましい実施形態において、絶縁層22に
重なる層24は二酸化ケイ素のハード・マスクを含む。
ハード・マスクの下の1つまたは複数の層をエッチング
するために、ハード・マスク上にフォトレジスト材を塗
布し、フォトレジストをパターニングし、次いでそのパ
ターンをフォトレジストからハード・マスクに転写させ
る。フォトレジストを除去し、ハード・マスク・パター
ンを使用してエッチング・ステップを実行する。この処
理は、エッチングされた特徴に対する優れた寸法制御を
有利に提供する。ハード・マスクの代わりに、従来的な
フォトレジスト・パターニング・ステップやエッチング
・ステップを利用できる。いずれの場合も、図2に示さ
れるように、好適なエッチング駅を使用することによっ
て、バリヤ層20、絶縁層22およびハード・マスク層
24に窓または溝30が形成される。上面図では、溝3
0は円形または楕円形になる。一般に、パターニングお
よびエッチング・ステップでは、角の尖った形状の構造
体は形成されないため、上面から見た場合の窓および溝
は円形や楕円形であるか、または比較的真っ直ぐなエッ
ジを有し、エッジ巻の角が丸まっている。
【0018】図3を参照すると、遮断およびシード層3
2が配置されている。典型的には、これは2つのステッ
プで達成される。まず、溝30にバリヤ材をスパッタす
る。タンタル、窒化タンタル、チタンおよび窒化チタン
はバリヤ層の候補になる。次に、好ましくはスパッタリ
ングによって薄い銅シード層を蒸着する。該シード層
は、電気メッキ銅に対する開始層として必要である。遮
断およびシード層32のバリヤ材およびシード材も、従
来の化学蒸着法および電気メッキ法によって蒸着するこ
とが可能である。ここで、好ましくは銅を電気メッキす
ることによって金属1のランナ層34を形成する。電気
メッキは、低温で比較的安価に行うことができるため特
に有利である。低温積層の特徴は、ドーパント・プロフ
ィルの変化を避けることができるため有利である。次い
で、基板を化学および電気的に研磨して、金属1のラン
ナ34以外のすべての領域から電気メッキ銅を除去す
る。絶縁層に銅層を蒸着する処理は、食刻修飾処理とし
て知られる。該処理は、バイアおよび配線が2つの別々
のステップで形成される従来の金属パターンおよびエッ
チング処理にもたらされる変動を排除するため、優れた
寸法制御を与えるものである。
【0019】特定の回路構成では、基板における下部領
域に金属1のランナ34を接続することが必要になる。
例えば、金属1のランナの一端は、回路内の他の構成要
素に接続するためのトランスフォーマ端末としての役割
を果たすことができる。これは、まず金属1のランナの
一端を下部デバイス領域に接続するバイア孔を形成する
ことによって、二重食刻修飾処理により達成できる。第
2のステップでは溝30を形成し、第3のステップでは
バイア孔および溝30を同時に満たして導電性バイアお
よび金属1のランナ34を形成する。したがって、この
技術により、金属1のランナが下部デバイス領域に接続
される。
【0020】外側巻線の下部が金属1の層に形成される
(かつその上方巻線部が金属4の層に形成される)もの
として本発明を説明および図示し、金属1のランナを参
照しているが、本発明の教示を適用して、金属層1の上
の金属層に下方巻線部を形成することが可能である。例
えば、外側巻線の下方巻線部を金属2のランナから形成
し、上方巻線部を金属5のランナから形成することがで
きる。同様に、外側巻線の上方および下方巻線部の間に
形成する限り、内側巻線の上方および下方金属部を様々
な層に形成することができる。
【0021】ここで、図4に示されるように、金属1の
ランナ34、ならびに層20、22および24の近隣領
域に第2の四層積層体を形成する。四層積層体の最下層
は、図示されているように、(好ましくは窒化チタン
の)バリヤ層40を含む。好ましくは比較的低誘電率の
絶縁層42をバリヤ層40に形成し、この絶縁層40は
低誘電率の二酸化ケイ素、黒色ダイヤモンドまたはサン
ゴを含む。低誘電率の物質を使用すると、層間キャパシ
タンスおよび層間クロストークを減少させるのに有利で
あるが、絶縁層42が低誘電率の物質を含む必要はな
い。例えば窒化シリコンで形成されたエッチング停止層
48を絶縁層42に形成する。好ましくは低誘電率の他
の絶縁層50をエッチング停止層48に形成する。ハー
ド・マスク層52を絶縁層50に形成する。上述したよ
うに、ハード・マスク層52の代わりに、従来のフォト
レジスト、マスキングおよびパターニング処理を用いる
ことができる。
【0022】図5を参照すると、ハード・マスク層52
を使用するマスキング・ステップでは、第2のレベルの
バイア孔60および62が形成される領域を定める。次
いで、定められたパターンを用いて、第2のレベルのバ
イア孔60および62をバリヤ層40に向けて下方にエ
ッチングする。次いで、追加のエッチング・ステップを
用いて、バイア孔60および62のベースからバリヤ層
40を除去する。作製方法におけるこの時点で、このレ
ベルでのバイア孔を必要とする集積回路の他の領域が存
在していてもよく、したがってこれらはバイア孔60お
よび62と同時に形成することが可能である。概して、
これは、トランスフォーマに伴ういずれの層が形成され
る場合にも当てはまり、集積回路の他の領域に必要とさ
れるバイア孔および溝を同時に形成することが可能であ
る。したがって、本発明の方法は、集積回路形成方法に
追加のマスキング・ステップを付加するものではない。
集積回路全体にバイアおよび配線を形成するのに使用さ
れるマスク内にトランスフォーマに対する追加の領域を
定めるだけでよい。
【0023】図6にさらに詳しく示されるように、エッ
チング停止層48に向かって下方向に伸びる溝63を形
成する。好ましい実施形態において、エッチング停止層
48でエッチング処理を効果的に停止させるために、エ
ッチング処理を監視して、材料からエッチングされる副
生成物を分析する。この場合は、エッチング停止層48
の物質が検出されたときにエッチング処理を終了する。
その結果、溝63は、マスク層52および絶縁層50を
通じて下方に伸び、エッチング停止層48内で終端す
る。図12の完成構造についてわかるように、溝63
は、溝63の垂直面が金属1のランナ34の垂直面の背
後にくるように、金属1のランナ34の垂直面からずれ
て配置されるのが好ましい。
【0024】遮断およびシード層64をバイア孔60お
よび62ならびに溝63の中に配置する。方法および材
料は、図3の遮断およびシード層32について説明した
のと同じである。図7に示されるように、次いで、バイ
ア孔60および62ならびに溝63内に銅を電気メッキ
した後、化学および機械的研磨ステップを実施して上面
を平滑化するのが好ましい。ここで、バイア孔60およ
び62の下部の2つの銅領域を導電性バイア65および
66とする。バイア孔60および62の上部領域(すな
わち、溝63と同じ水平面)における銅物質を、それぞ
れ金属2のバイア層67および68とする。溝63にお
ける該銅物質を金属2のランナ69とする。
【0025】図8に示されるように、既存の層に多層積
層体を形成し、好ましくは、個々の層の物質と図4につ
いて述べた多層積層体に使用される物質とが同一とな
る。特に、順次形成される層は、バリヤ層70と、(好
ましくは低誘電率の物質を含む)絶縁層72と、エッチ
ング停止層74と、(やはり好ましくは低誘電率の物質
を含む)絶縁層76と、ハード・マスク層78とを含
む。
【0026】図9に示されるように、ハード・マスク層
78をパターニングし、エッチングして4つのバイア孔
を形成する。2つのバイア孔80および81は、ハード
・マスク層78からバリヤ層70の上面まで、それぞれ
実質的に金属2のバイア孔67および68と垂直方向に
整列しながら下方に伸びている。2つの追加のバイア孔
82および83は、ハード・マスク層78からバリヤ層
70の上面まで、金属2のランナ69の末端領域84お
よび85と垂直方向に整列しながら下方に伸びている。
金属2のランナが金属1のランナ34の背後の平面に存
在することを考慮すると、バイア孔82および83は、
バイア孔80および81の背後の垂直面に存在すること
になる。一実施形態において、バイア孔80、81、8
2および83は、図9の水平方向に同じ寸法を有する。
次いで、バイア孔80、81、82および83の下部で
露出したバリヤ層70を追加のエッチング・ステップに
よって除去する。再度ハード・マスク層78をパターニ
ングし、エッチングして、ハード・マスク層78からエ
ッチング停止層74の上面まで垂直方向に伸びる溝87
を形成する。図12の上面図からわかるように、溝87
は、金属2のランナ69の垂直面と交差する垂直面に存
在する。したがって、溝87は、金属2のランナ69の
垂直面から後方に伸びて、2つの連続する平行な金属2
のランナ69を接続する。
【0027】次いで、バリヤ層90を4つのバイア孔8
0、81、82および83ならびに溝87の内面に塗布
する。次いで、バイア孔80、81、82および83な
らびに溝87内に金属を蒸着または電気メッキする。し
たがって、バイア孔80および81内に、それぞれ導電
性バイア92および94が形成される。バイア孔82お
よび83の下部の2つの導電領域を、それぞれ導電性バ
イア96および98とする。バイア孔82および83の
上部領域の導電体をそれぞれ金属3のバイア層100お
よび102と呼ぶ。溝87内の導電体を金属3のランナ
104とする。得られた構造体を図10に示すが、必ず
しも図10から明らかではないものの、ここでも金属3
のランナ104は2つの連続的な金属2のランナ69を
接続していることに留意されたい。図12の上面図によ
れば、金属3のランナ104の末端は、導電性バイア9
8および第1の垂直面における金属2のランナ69と電
気的に接触し、金属3のランナ104の他端は、第1の
垂直面の背後の第2の垂直面にある、すぐ後方の金属2
のランナ69の導電性バイア96と電気的に接触してい
る。
【0028】本発明のトランスフォーマを完成させるた
めに、他の絶縁層集積体を図10の構造体の上面に配置
する。図11に示されるように、この絶縁層集積体は、
バリヤ層110と、(好ましくは比較的低誘電率の物質
から形成される)誘電層112と、(好ましくは窒化シ
リコンから形成される)エッチング停止層114と、
(このましくは比較的低誘電率の物質から形成される)
誘電層116と、ハード・マスク層118とを含む。ハ
ード・マスク層118にマスクされたパターンを用いた
パターンおよびエッチング方法は、ハード・マスク11
8からバリヤ層110の上面まで、実質的に導電性バイ
ア92および94と垂直方向に整列しながら下方に伸び
る一対のバイア孔を形成する。次いで、該対のバイア孔
の下部におけるバリヤ層110の露出部を除去する。第
2のマスキングおよびエッチング・ステップでは、該対
のバイア孔間に伸び、下面がエッチング停止層114の
上面に隣接する溝を形成する。図11に示されるバリヤ
層120は、対のバイアおよび溝の内面に配置される。
金属、好ましくは銅を配置して、導電性バイア122お
よび124、ならびにそれらとそれぞれ垂直方向に整列
する金属4のバイア層126および128を形成する。
図11に示される2つの導電性バイア集積体を介して2
つの連続的な金属1のランナを接続するための接続用金
属4のランナ130をも形成する。したがって、金属4
のランナ130の一端は、導電性バイア124、および
金属1のランナ34に接続された金属4のバイア層12
8と同じ垂直面に存在し、金属4のランナの他端は、金
属4のバイア層126、および複数の平行する金属1の
ランナ34のうちの次の金属1のランナ34に接続され
た導電性バイア122に接続される。
【0029】図11によれば、トランスフォーマは、外
部および内側巻線を形成する2つの同軸の閉じ多角形
(図11の長方形)となる。本発明の教示に従って構成
されたトランスフォーマの上面図が図12に示されてい
るが、これは様々なトランスフォーマの構成要素の第3
の寸法方位を表している。平行する2つの連続的な金属
1のランナ34が、垂直導電構造体130および132
を介して、ダイアゴナルな金属4のランナ126によっ
て接続されている。垂直導電構造体132は、導電性バ
イア65と、金属2のバイア層67と、導電性バイア9
2と、導電性バイア122と、金属4のバイア層126
とを含む。垂直導電構造体130は、導電性バイア66
と、金属2のバイア層68と、導電性バイア94と、導
電性バイア124と、金属4のバイア層128とを含
む。同様に、平行する2つの連続的な金属2のランナ6
9が、垂直導電構造体136および138を介して、ダ
イアゴナルな金属3のランナ104によって接続されて
いる。垂直導電構造体138は、導電性バイア96と金
属3のバイア層100とを含む。垂直導電構造体136
は、導電性バイア98と金属3のバイア層102とを含
む。
【0030】複数の金属1のランナ34および複数の金
属4のランナ126は、他の様々な方位および配線構成
をとることが可能である。例えば、各々の金属1のラン
ナ34と金属4のランナ126の間の角度を90°以上
にして上面にジグザグ・パターンを設けることができ
る。図13を参照されたい。あるいは、金属1のランナ
34および金属4のランナ126をL字形にし、1つの
ランナにおけるショート・レッグを次のランナのロング
・レッグと接続するように接続することができる。図1
4を参照されたい。典型的には、金属2のランナ69と
金属3のランナ104とを含むトランスフォーマの二次
巻線は、一次巻線と同じ形状および方位を有する。図1
2、13および14を参照されたい。
【0031】連続的な金属1のランナ34の間の距離に
対する連続的な金属2のランナ69の間の距離を、金属
2および金属3のランナ69および104を含む多数ま
たは少数のコイルまたは巻き線が連続的な金属1のラン
ナ34の間に配置されるように変化させることによっ
て、トランスフォーマの(いずれか一方が一次巻線とし
て機能し、他方が二次巻線として機能しうる)外側巻線
と内側巻線の巻数比を変更することができる。
【0032】図面および本文の説明は、集積回路の金属
1および金属4の層における外側巻線の金属最下層およ
び最上層の配置を示すものであるが、トランスフォーマ
構造が他の金属層に及ぶように、例えば外側巻線の下部
を金属2の層内に、また上部を金属5の層内に配置でき
るように、本発明の新奇の特徴を応用することが可能で
ある。内側巻線も同様に、外側巻線が及ぶ金属層の間の
任意の数の金属層に及ぶ。本発明の範囲内で、異なる金
属層に及ぶ他の実施形態が考えられる。
【0033】有利にも、本発明の教示に従って形成され
た多層トランスフォーマは、CMOSバックフロー(す
なわち配線)処理に適応可能で、CMOSデバイスの作
製する方法において追加のマスキング・ステップを一切
必要としない。導電構造体は銅で形成されているため、
得られる導体は、アルミニウムで形成されたものより比
較的抵抗が小さく、したがってQが高くなる。内側巻線
は外側巻線内に完全に密閉されているため、結合率が比
較的高くなる。上述の処理ステップによって示されるよ
うに、該トランスフォーマは、他の能動要素を有するチ
ップ内であっても、あるいは共通基板上に構成されるマ
ルチ・モジュール・デバイスの一部としても高度な統合
性を有する。従来のように2つの巻線を同時に使用して
トランスフォーマ機能を与えるように設計しているが、
それらをインダクタとして独立的に使用することが可能
である。
【0034】食刻修飾処理を用いて、本発明によるトラ
ンスフォーマの外部および内側巻線の形成を説明した
が、本発明はそれに限定されるものではない。上方およ
び下方巻線部を形成する金属層が、少なくとも3つの金
属層に及ぶ垂直バイアによって接続される、すなわち上
方または下方巻線部を形成するのに少なくとも1つの金
属層を使用しない従来の金属蒸着およびエッチング・ス
テップを用いてもトランスフォーマ巻線を形成すること
が可能である。
【0035】半導体基板上に薄膜多層高Qトランスフォ
ーマを形成するのに有用な構成および方法を説明した。
本発明の具体的な用途を示したが、ここに開示された原
理は、本発明を様々な方法で、かつ様々な回路構造で実
践するための基礎を与えるものである。任意の2つの金
属層を使用してトランスフォーマ巻線を形成することを
含めて、本発明の範囲内で数多くの変更が可能である。
本発明は請求項によってのみ制限される。
【図面の簡単な説明】
【図1】連続的な作製ステップにおける本発明の実施形
態によるトランスフォーマの断面を示す図である。
【図2】連続的な作製ステップにおける本発明の実施形
態によるトランスフォーマの断面を示す図である。
【図3】連続的な作製ステップにおける本発明の実施形
態によるトランスフォーマの断面を示す図である。
【図4】連続的な作製ステップにおける本発明の実施形
態によるトランスフォーマの断面を示す図である。
【図5】連続的な作製ステップにおける本発明の実施形
態によるトランスフォーマの断面を示す図である。
【図6】連続的な作製ステップにおける本発明の実施形
態によるトランスフォーマの断面を示す図である。
【図7】連続的な作製ステップにおける本発明の実施形
態によるトランスフォーマの断面を示す図である。
【図8】連続的な作製ステップにおける本発明の実施形
態によるトランスフォーマの断面を示す図である。
【図9】連続的な作製ステップにおける本発明の実施形
態によるトランスフォーマの断面を示す図である。
【図10】連続的な作製ステップにおける本発明の実施
形態によるトランスフォーマの断面を示す図である。
【図11】連続的な作製ステップにおける本発明の実施
形態によるトランスフォーマの断面を示す図である。
【図12】本発明のいくつかの実施形態によるトランス
フォーマ構造の上面図である。
【図13】本発明のいくつかの実施形態によるトランス
フォーマ構造の上面図である。
【図14】本発明のいくつかの実施形態によるトランス
フォーマ構造の上面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ポール アーサー レイマン アメリカ合衆国 32835 フロリダ,オー ランド,キャノン レーク サークル 7893 (72)発明者 ジェー. ロス トムソン アメリカ合衆国 34711 フロリダ,クレ アモント,サマーウッド ドライヴ 556 (72)発明者 モハメッド ララドジ アメリカ合衆国 34772 フロリダ,セイ ント クラウド,サー ランセロット サ ークル 1801 (72)発明者 ミッシェル デー. グリグリオン アメリカ合衆国 32819 フロリダ,オー ランド,オールドブリッジ レーン 8600 Fターム(参考) 5F033 HH11 HH18 HH21 HH32 HH33 JJ11 JJ18 JJ21 JJ32 JJ33 KK11 KK18 KK21 KK32 KK33 NN06 NN07 PP06 PP27 QQ48 RR04 VV08 5F038 AZ01 AZ04 BH18 CD05 CD13 EZ14 EZ15 EZ20

Claims (43)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内側巻線および外側巻線を備えた集積回
    路構造体を形成する方法であって、 上面を有する半導体基板を形成するステップを含み、 外側巻線を形成するステップは、 第1の上側導体層および第1の下側導体層を上面に形成
    するステップと、 第1の上側導体層と第1の下側導体層とを相互接続して
    螺旋形のインダクタ構造体を形成するステップとを含
    み、 第1の上側導体層と第1の下側導体層との間に少なくと
    も1つの未接続の導体が存在し、 内側巻線を形成するステップは、 第1の上側導体層と第1の下側導体層との間に第2の上
    側導体層および第2の下側導体層を形成するステップ
    と、 第2の上側導体層と第2の下側導体層とを相互接続して
    螺旋形のインダクタ構造体を形成するステップとを含む
    方法。
  2. 【請求項2】 第1の上側導体層および第1の下側導体
    層は、それぞれ複数の第1の上側導電性ストリップおよ
    び第1の下側導電性ストリップを含み、複数の第1の上
    側導電性ストリップおよび第1の下側導電性ストリップ
    は、交差する垂直面に存在し、複数の第1の上側導電性
    ストリップの第1の導電性ストリップの第1の末端は、
    複数の第1の下側導電性ストリップの第1の導電性スト
    リップの第1の末端に重なり、複数の第1の上側導電性
    ストリップの第1の導電性ストリップの第2の末端は、
    複数の第1の下側導電性ストリップの第2の導電性スト
    リップの第2の末端に重なり、複数の第1の上側導電性
    ストリップの第1の導電性ストリップの第1の末端と、
    複数の第1の下側導電性ストリップの第1の導電性スト
    リップの第1の末端とを接続するための第1の実質的に
    垂直な導電性バイアを形成するステップをさらに含み、
    複数の第1の上側導電性ストリップの第1の導電性スト
    リップの第2の末端と、複数の第1の下側導電性ストリ
    ップの第2の導電性ストリップの第2の末端とを接続す
    るための第2の実質的に垂直な導電性バイアを形成する
    ステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 集積回路構造体は複数の金属層を含み、
    複数の金属層の1つに第1の下側導体層を形成し、第1
    の導体層の上の少なくとも3つの金属層の1つの金属層
    に第1の上側導体層を金属層に形成する、請求項1に記
    載の方法。
  4. 【請求項4】 第1の下側導体層の末端をそれに重なる
    第1の上側導体層の一端に、少なくとも2つの垂直に整
    列した導電性バイアを間に挟むように接続する、請求項
    3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 第2の上側導体層および第2の下側導体
    層は、それぞれ複数の第2の上側導電性ストリップおよ
    び第2の下側導電性ストリップを含み、複数の第2の上
    側導電性ストリップおよび第2の下側導電性ストリップ
    は、交差する垂直面に存在し、複数の第2の上側導電性
    ストリップの第1の導電性ストリップの第1の末端は、
    複数の第2の下側導電性ストリップの第1の導電性スト
    リップの第1の末端に重なり、複数の第2の上側導電性
    ストリップの第1の導電性ストリップの第2の末端は、
    複数の第2の下側導電性ストリップの第2の導電性スト
    リップの第2の末端に重なり、複数の第2の上側導電性
    ストリップの第1の導電性ストリップの第1の末端と、
    複数の第2の下側導電性ストリップの第1の導電性スト
    リップの第1の末端とを接続するための第1の実質的に
    垂直な導電性バイアを形成するステップをさらに含み、
    複数の第2の上側導電性ストリップの第1の導電性スト
    リップの第2の末端と、複数の第2の下側導電性ストリ
    ップの第2の導電性ストリップの第2の末端とを接続す
    るための第2の実質的に垂直な導電性バイアを形成する
    ステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 集積回路構造体は複数の金属層を含み、
    集積回路の少なくとも第2の金属層に第2の下側導体層
    を形成し、第2の下側導体層の上の少なくとも1つの金
    属層に第2の上側導体層を形成する、請求項1に記載の
    方法。
  7. 【請求項7】 第2の下側導体層の末端をそれに重なる
    第2の上側導体層の一端に、少なくとも1つの導電性バ
    イアがその間に伸びるように接続する、請求項6に記載
    の方法。
  8. 【請求項8】 半導体基板内に多層トランスフォーマを
    形成する方法であって、 半導体基板を設けるステップと、 半導体基板に第1の絶縁層を形成するステップと、 第1の絶縁層に複数の平行する第1のレベルの金属ラン
    ナを形成するステップと、 第1の絶縁層に第2の絶縁層を形成するステップと、 第2の絶縁層内に複数の第1の導電性バイアおよび第2
    の導電性バイアを形成するステップであって、その下部
    末端において、複数の第1の導電性バイアおよび第2の
    導電性バイアの各々が、それぞれ複数の第1のレベルの
    金属ランナの各々の第1の末端および第2の末端と電気
    的に接触するステップと、 第2の絶縁層の上部に複数の第2のレベルの金属ランナ
    を形成するステップと、 第2の絶縁層に第3の絶縁層を形成するステップと、 第3の絶縁層内に複数の第3、第4、第5および第6の
    導電性バイアを形成するステップであって、複数の第3
    の導電性バイアおよび第4の導電性バイアの各々が実質
    的に垂直方向に整列するとともに、それぞれ複数の第1
    の導電性バイアおよび第2の導電性バイアの1つと電気
    的に接触し、複数の第5の導電性バイアおよび第6の導
    電性バイアの各々が、それぞれ複数の第2のレベルの金
    属ランナの各々の第1の末端部および第2の末端部と電
    気的に接触するステップと、 その上部末端において第5の導電性バイアと第6の導電
    性バイアを接続する複数の平行する第3のレベルの金属
    ランナを形成するステップであって、第3の絶縁層の上
    部に複数の第3のレベルの金属ランナを形成するステッ
    プと、 第3の絶縁層に第4の絶縁層を形成するステップと、 第4の絶縁層内に複数の第7の導電性バイアおよび第8
    の導電性バイアを形成するステップであって、複数の第
    7の導電性バイアおよび第8の導電性バイアの各々が、
    実質的に垂直方向に整列するとともに、それぞれ複数の
    第3の導電性バイアおよび第4の導電性バイアの1つと
    電気的に接触するステップと、 その上部末端において第7の導電性バイアと第8の導電
    性バイアを接続する複数の平行する第4のレベルの金属
    ランナを形成するステップであって、第4の絶縁層の上
    部に複数の第4のレベルの金属ランナを形成するステッ
    プとを含み、 複数の第4のレベルの金属ランナの各々が連続的な第1
    のレベルの金属ランナと交差し、第4のレベルの金属ラ
    ンナの第1の末端が、第1、第3および第7の導電性バ
    イアにより第1の第1のレベルの金属ランナの第1の末
    端と電気的に接続され、第4のレベルの金属ランナの第
    2の末端が、第2、第4および第8の導電性バイアによ
    り第2の第1のレベルの金属ランナの第2の末端と電気
    的に接続され、 複数の第3のレベルの金属ランナの各々が連続的な第2
    のレベルの金属ランナを接続し、第3のレベルの金属ラ
    ンナの第1の末端が、第5の導電性バイアにより第1の
    第2のレベルの金属ランナの第1の末端と電気的に接続
    され、第3のレベルの金属ランナの第2の末端部が、第
    6の導電性バイアにより第2の第2のレベルの金属ラン
    ナの第2の末端部と電気的に接続される方法。
  9. 【請求項9】 半導体基板は、第4の絶縁層の上に追加
    の絶縁層を含み、複数の第1のレベルの金属ランナを第
    1の絶縁層の内部またはその上に形成し、複数の第4の
    レベルの金属ランナを第1のレベルの金属ランナの上の
    少なくとも3つの絶縁層に形成する、請求項8に記載の
    方法。
  10. 【請求項10】 半導体基板は、第4の絶縁層の上に追
    加の絶縁層を含み、複数の第2のレベルの金属ランナを
    第2の絶縁層の内部またはその上に形成し、複数の第3
    のレベルの金属ランナを第2のレベルの金属ランナの上
    の少なくとも1つの絶縁層に形成する、請求項8に記載
    の方法。
  11. 【請求項11】 半導体基板内に少なくとも2つの多層
    同心コイルを形成する方法であって、 半導体基板を設けるステップと、 半導体基板に第1の層の集積体を形成するステップと、 同心軸に沿って、かつ第1の層の集積体の中に複数の実
    質的に平行な第1の溝を形成するステップと、 複数の第1の溝の各々の溝の中に導電体を形成し、複数
    の第1のレベルの金属ランナを形成するステップと、 第1の層の集積体に重なる第2の層の集積体を形成する
    ステップと、 第2の層の集積体の中に複数の第1のバイア孔および第
    2のバイア孔を形成するステップであって、複数の第1
    のバイア孔および第2のバイア孔の各々が、それぞれ複
    数の第1のレベルの金属ランナの各々の第1の末端およ
    び第2の末端と接触するステップと、 第2の層の集積体の所定の数の層の中に、複数の第1の
    溝から垂直方向にずらせて複数の実質的に平行な第2の
    溝を形成するステップであって、複数の第2の溝の水平
    面は、複数の第1の溝の水平面と実質的に平行であるス
    テップと、 複数の第1のバイア孔および第2のバイア孔の中に導電
    体を形成して第1の導電性バイアおよび第2の導電性バ
    イアを形成し、複数の第2の溝の中に導電体を形成して
    複数の第2のレベルの金属ランナを形成するステップ
    と、 第2の層の集積体に重なる第3の層の集積体を形成する
    ステップと同様の複数の第3、第4、第5および第6の
    バイア孔を第3の層の集積体の中に形成するステップで
    あって、複数の第3のバイア孔および第4のバイア孔の
    各々は、それぞれ複数の第1のバイア孔および第2のバ
    イア孔の1つと垂直方向に整列し、複数の第5のバイア
    孔および第6のバイア孔の各々は、それぞれ複数の第2
    のレベルの金属ランナの各々の第1の末端および第2の
    末端と垂直方向に整列するステップと、 第3の層の集積体の所定の数の層の中に複数の実質的に
    平行な第3の溝を形成するステップであって、複数の第
    3の溝の各々は、複数の第2のレベルの金属ランナの1
    つと整列した第6のバイア孔と、複数の第2のレベルの
    金属ランナの次の平行ランナと整列した第5のバイア孔
    とを接続するステップと、 複数の第3、第4、第5および第6のバイア孔ならびに
    複数の第3の溝の中に導電体を形成して、複数の第3の
    導電性バイアおよび第4の導電性バイアを形成するとと
    もに、複数の第5の導電性バイアおよび第6の導電性バ
    イア、ならびにそれらと電気的に接触する複数の第3の
    レベルの金属ランナを形成するステップと、 第3の層の集積体に重なる第4の層の集積体を形成する
    ステップと、 同様の複数の第7のバイア孔および第8のバイア孔を第
    4の層の集積体の中に形成するステップであって、複数
    の第7のバイア孔および第8のバイア孔の各々は、それ
    ぞれ複数の第3の導電性バイアおよび第4の導電性バイ
    アの1つと垂直方向に整列するステップと、 同様の複数の実質的に平行な第4の溝を第4の層の集積
    体の所定の数の層の中に形成するステップであって、複
    数の第7のバイア孔および第8のバイア孔の各々は、そ
    れぞれ複数の第3の導電性バイアおよび第4の導電性バ
    イアの1つと垂直方向に整列するステップと、 第4の層の集積体の所定の数の層の中に同様の複数の実
    質的に平行な第4の溝を形成するステップであって、複
    数の第4の溝の各々は、複数の第1のレベルの金属ラン
    ナの1つと整列した第8のバイア孔と、複数の第1のレ
    ベルの金属ランナの次の平行ランナと整列した第7のバ
    イア孔とを接続し、複数の第4の溝の水平面は、複数の
    第1のレベルの金属ランナの水平面と平行であるステッ
    プと、 複数の第7のバイア孔および第8のバイア孔ならびに複
    数の第3の溝の中に導電体を形成して複数の第7の導電
    性バイアおよび第8の導電性バイア、ならびにそれらと
    電気的に接触する複数の第4のレベルの金属ランナを形
    成するステップとを含み、 複数の第4のレベルの金属ランナの1つは、第4のレベ
    ルの金属ランナの第1の末端において複数の第1、第3
    および第7の導電性バイアの1つにより、また第4のレ
    ベルの金属ランナの第2の末端において複数の第2、第
    4および第8の導電性バイアの1つにより、2つの連続
    的な第1のレベルの金属ランナの間に電気的に接続さ
    れ、 複数の第3のレベルの金属ランナの1つは、第3のレベ
    ルの金属ランナの第1の末端において複数の第5の導電
    性バイアの1つにより、また第3のレベルの金属ランナ
    の第2の末端において複数の第6の導電性バイアの1つ
    により、2つの連続的な第2のレベルの金属ランナの間
    に電気的に接続される方法。
  12. 【請求項12】 第1の積層体は、下部バリヤ層と誘電
    層とを含む、請求項11に記載の方法。
  13. 【請求項13】 バリヤ層の物質は、タンタル、窒化タ
    ンタル、チタンおよび窒化チタンの中から選択される、
    請求項12に記載の方法。
  14. 【請求項14】 誘電層の物質は、比誘電率が約3.0
    未満の物質を含む、請求項12に記載の方法。
  15. 【請求項15】 誘電層の物質は、二酸化ケイ素を含
    む、請求項12に記載の方法。
  16. 【請求項16】 第1の積層体は、誘電層に重なるハー
    ド・マスク層をさらに含み、複数の第1の溝は、ハード
    ・マスク層を通じてパターニングおよびエッチングを行
    うことによって形成される、請求項12に記載の方法。
  17. 【請求項17】 複数の第1、第2、第3および第4の
    溝、ならびに複数の第1、第2、第3、第4、第5、第
    6、第7および第8のバイア孔は、基部層にフォトレジ
    スト層を配置し、フォトレジスト材を通じてパターニン
    グおよびエッチングを行うことによって形成される、請
    求項11に記載の方法。
  18. 【請求項18】 複数の第1のレベルの金属ランナを形
    成するステップは、 複数の第1の溝の各々の内面に沿ってバリヤ層を形成す
    るステップと、 バリヤ層に隣接するシード層を形成するステップと、 複数の第1の溝の各々に金属を電気メッキするステップ
    と、 基板の上面を平滑化するステップとを含む、請求項11
    に記載の方法。
  19. 【請求項19】 バリヤ層の物質は、タンタル、窒化タ
    ンタル、チタンおよび窒化チタンの中から選択され、バ
    リヤ層は化学蒸着によって形成される、請求項18に記
    載の方法。
  20. 【請求項20】 シード層の物質は銅を含み、シード層
    は化学蒸着によって形成される、請求項18に記載の方
    法。
  21. 【請求項21】 金属は銅を含む、請求項18に記載の
    方法。
  22. 【請求項22】 第2、第3、第4の層の積層体は、 下部バリヤ層と、 下部バリヤ層に重なる第1の誘電層と、 第1の誘電層に重なるエッチング停止層と、 エッチング停止層に重なる第2の誘電層とを含む、請求
    項11に記載の方法。
  23. 【請求項23】 下部バリヤ層の物質は、タンタル、窒
    化タンタル、チタンおよび窒化チタンの中から選択され
    る、請求項22に記載の方法。
  24. 【請求項24】 第1および第2の誘電層の物質は、比
    誘電率が約3.0未満の物質を含む、請求項22に記載
    の方法。
  25. 【請求項25】 第1および第2の誘電層の物質は、二
    酸化ケイ素を含む、請求項22に記載の方法。
  26. 【請求項26】 第2、第3および第4の積層体は、第
    2の誘電層に重なるハード・マスク層をさらに含み、複
    数の第2、第3および第4の溝、ならびに複数の第1、
    第2、第3、第4、第5、第6、第7および第8のバイ
    ア孔は、ハード・マスク層を通じてパターニングおよび
    エッチングを行うことによって形成される、請求項22
    に記載の方法。
  27. 【請求項27】 所定の数の第2、第3および第4の層
    の積層体は第2の誘電層を含む、請求項11に記載の方
    法。
  28. 【請求項28】 複数の第1、第2、第3および第4の
    導電性バイアを形成するステップは、 導電性バイアが形成される層の積層体にマスク層を形成
    するステップと、 マスク層にパターニングおよびエッチングを行ってバイ
    ア孔を形成するステップと、 バリヤ層にシード層を形成するステップと、 バイア孔に金属を電気メッキするステップと、 上面を平滑化するステップとをさらに含む、請求項11
    に記載の方法。
  29. 【請求項29】 バリヤ層の物質は、タンタル、窒化タ
    ンタル、チタンおよび窒化チタンの中から選択され、バ
    リヤ層は化学蒸着によって形成される、請求項28に記
    載の方法。
  30. 【請求項30】 シード層の物質は銅を含み、シード層
    は化学蒸着によって形成される、請求項28に記載の方
    法。
  31. 【請求項31】 複数の第5のバイア孔および第6のバ
    イア孔ならびに第3の溝の中に導電体を形成するステッ
    プは、 複数の第5のバイア孔および第6のバイア孔の各々なら
    びに第3の溝の中にバリヤ層を形成するステップと、 バリヤ層に重なるシード層を形成するステップと、 複数の第5のバイア孔および第6のバイア孔の各々なら
    びに第3の溝に金属を電気メッキするステップと、 基板の上面を平滑化するステップとをさらに含む、請求
    項11に記載の方法。
  32. 【請求項32】 バリヤ層の物質は、タンタル、窒化タ
    ンタル、チタンおよび窒化チタンの中から選択され、バ
    リヤ層は化学蒸着によって形成される、請求項31に記
    載の方法。
  33. 【請求項33】 シード層の物質は銅を含み、シード層
    は化学蒸着によって形成される、請求項31に記載の方
    法。
  34. 【請求項34】 複数の第7のバイア孔および第8のバ
    イア孔ならびに第4の溝の中に導電体を形成するステッ
    プは、 複数の第7のバイア孔および第8のバイア孔の各々なら
    びに第4の溝の中にバリヤ層を形成するステップと、 バリヤ層に重なるシード層を形成するステップと、 複数の第7のバイア孔および第8のバイア孔の各々なら
    びに第4の溝に金属を電気メッキするステップと、 基板の上面を平滑化するステップとをさらに含む、請求
    項11に記載の方法。
  35. 【請求項35】 バリヤ層の物質は、タンタル、窒化タ
    ンタル、チタンおよび窒化チタンの中から選択され、バ
    リヤ層は化学蒸着によって形成される、請求項34に記
    載の方法。
  36. 【請求項36】 シード層の物質は銅を含み、シード層
    は化学蒸着によって形成される、請求項34に記載の方
    法。
  37. 【請求項37】 第1、第2、第3および第4のレベル
    の金属ランナの各々は、半導体基板の上面にL字形構造
    体を含み、各々のL字形構造体は、ショート・レッグ部
    およびロング・レッグ部を含む。
  38. 【請求項38】 複数の第1のレベルの金属ランナのう
    ちの1つのショート・レッグ部が、第2、第4および第
    8の導電性バイアを介して複数の第4のレベルの金属ラ
    ンナのうちの隣接する1つのロング・レッグ部と電気的
    に接続され、複数の第2のレベルの金属ランナのうちの
    1つのショート・レッグ部が、第6の導電性バイアを介
    して、複数の第3のレベルの金属ランナのうちの隣接す
    る1つのロング・レッグ部と電気的に接続される、請求
    項37に記載の方法。
  39. 【請求項39】 複数の第1のレベルの金属ランナの1
    つを含む平面と、第4のレベルの金属ランナの1つを含
    む平面とが鋭角で交差し、複数の第2のレベルの金属ラ
    ンナの1つを含む平面と、第3のレベルの金属ランナの
    1つを含む平面とが鋭角で交差する、請求項11に記載
    の方法。
  40. 【請求項40】 複数の接続された第1のレベルの金属
    ランナと第4のレベルの金属ランナが、0でないインダ
    クタンスを有する第1の螺旋構造体を形成し、複数の接
    続された第2のレベルの金属ランナと第3のレベルの金
    属ランナが、0でないインダクタンスを有する第2の螺
    旋構造体を形成し、第1および第2の螺旋構造体によっ
    て生成された磁場がトランスフォーマ作用を生じる、請
    求項11に記載の方法。
  41. 【請求項41】 半導体基板は複数の金属層を有し、複
    数の第1のレベルの金属ランナは、複数の金属層の1つ
    の金属層の中に形成され、複数の第4のレベルの金属ラ
    ンナは、複数の第1のレベルの金属ランナの上の少なく
    とも3つの金属層に形成され、複数の第2のレベルの金
    属ランナは、複数の第1のレベルの金属ランナと第4の
    レベルの金属ランナの間の複数の金属層の1つの金属層
    の中に形成され、複数の第3の金属ランナは、複数の第
    2のレベルの金属ランナの上の少なくとも1つの層に形
    成される、請求項11に記載の方法。
  42. 【請求項42】 半導体基板と、 外側コイルと、 前記外側コイルの内側に配置された内側コイルとを備
    え、 前記外側コイルは、 前記半導体基板に重なる複数の平行する第1の導電性ス
    トリップと、 複数の第1の導電性ストリップの各々のストリップの第
    1の末端と電気的に接続された1つまたは複数の導電性
    バイアの第1の集積体と、 複数の第1の導電性ストリップの各々のストリップの第
    2の末端と電気的に接続された1つまたは複数の導電性
    バイアの第2の集積体と、 第2の導電性ストリップが、2つの連続的な第1の導電
    性ストリップの間に配置されそれらを接続するように、
    複数の第1の導電性ストリップのうちの第1の1つのス
    トリップと電気的に接続された1つまたは複数の導電性
    バイアの第1の集積体の最上位のバイアと電気的に接続
    された第1の末端と、複数の第1の導電性ストリップの
    うちの第2の1つのストリップと電気的に接続された1
    つまたは複数の導電性バイアの第2の集積体の最上位の
    バイアと電気的に接続された第2の末端とを有する、複
    数の平行する第2の導電性ストリップとをさらに備え、 前記内側コイルは、 前記半導体基板に重なる複数の平行する第3の導電性ス
    トリップと、 複数の第3の導電性ストリップの各々のストリップの第
    1の末端と電気的に接続された1つまたは複数の導電性
    バイアの第3の集積体と、 複数の第3の導電性ストリップの各々のストリップの第
    2の末端と電気的に接続された1つまたは複数の導電性
    バイアの第4の集積体と、 第4の導電性ストリップが、2つの連続的な第3の導電
    性ストリップの間に配置されそれらを接続するように、
    複数の第3の導電性ストリップのうちの第1の1つのス
    トリップと電気的に接続された1つまたは複数の導電性
    バイアの第3の集積体の最上位のバイアと電気的に接続
    された第1の末端と、複数の第3の導電性ストリップの
    うちの第2の1つのストリップと電気的に接続された1
    つまたは複数の導電性バイアの第4の集積体の最上位の
    バイアと電気的に接続された第2の末端とを有する、複
    数の平行する第4の導電性ストリップとをさらに備えた
    集積回路構造体。
  43. 【請求項43】 複数の絶縁層と、その間に複数の導電
    層とを有する半導体基板と、 外側巻線と、 前記外側巻線の内側に少なくとも部分的に配置された内
    側巻線とを備え、 前記外側巻線は、 ランナ導電部と垂直導電部とをさらに備え、 半導体基板の下部導電層に下側ランナ部が形成され、 下側ランナ部の上の少なくとも3つの導電層に上側ラン
    ナ部が形成され、 垂直方向に整列した2つ以上の第1のバイア部は、第1
    の下側ランナ部の第1の末端と、それに重なる第1の上
    側ランナ部の第1の末端との間の電気的接続を果たし、 垂直方向に整列した2つ以上の第2のバイア部は、第2
    の下側ランナ部の第1の末端と、それに重なる第1の上
    側ランナ部の第2の末端との間の電気的接続を果たし、 前記外側巻線は、 ランナ導電部と垂直導電部とをさらに備え、 半導体基板の下部導電層に下側ランナ部が形成され、 前記下側ランナ部の上の少なくとも1つの導電層に上側
    ランナ部が形成され、 垂直方向に整列した2つ以上の第1のバイア部は、第1
    の下側ランナ部の第1の末端と、それに重なる第1の上
    側ランナ部の第1の末端との間の電気的接続を果たし、 垂直方向に整列した2つ以上の第2のバイア部は、第2
    の下側ランナ部の第1の末端と、それに重なる前記第1
    の上側ランナ部の第2の末端との間の電気的接続を果た
    すマルチレベル集積回路構造体。
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