JP2003132725A - 面状照明装置 - Google Patents

面状照明装置

Info

Publication number
JP2003132725A
JP2003132725A JP2001326191A JP2001326191A JP2003132725A JP 2003132725 A JP2003132725 A JP 2003132725A JP 2001326191 A JP2001326191 A JP 2001326191A JP 2001326191 A JP2001326191 A JP 2001326191A JP 2003132725 A JP2003132725 A JP 2003132725A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light source
housing frame
point light
frame
lighting device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001326191A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3882163B2 (ja
Inventor
Kazutoshi Takayanagi
和敏 高柳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minebea Co Ltd
Original Assignee
Minebea Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minebea Co Ltd filed Critical Minebea Co Ltd
Priority to JP2001326191A priority Critical patent/JP3882163B2/ja
Publication of JP2003132725A publication Critical patent/JP2003132725A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3882163B2 publication Critical patent/JP3882163B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)
  • Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Planar Illumination Modules (AREA)
  • Fastening Of Light Sources Or Lamp Holders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 点状光源の放熱対策を施して、面状照明装置
の信頼性を向上させる。 【解決手段】 面状照明装置1の主要構成部品である点
状光源12と導光体とを、ハウジングフレーム25によ
って支持することにより、夫々の位置精度を高める。点
状光源12に、補強フレーム32の一部分である突起3
4を当接させることで、点状光源12の放熱を促進す
る。補強フレーム32は、樹脂成形品であるハウジング
フレーム25に比して熱伝導性の高い素材(ステンレス
スチール等)で構成されており、点状光源12の熱を、
補強フレーム32を介して外部へと効率的に放出する。
そして、点状光源12の温度上昇に起因する光度の低下
を防ぎ、面状照明装置1の信頼性を向上させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、看板や各種表示装
置等の照明手段に用いられる面状照明装置に関するもの
であり、特に液晶表示装置の照明手段として用いられる
ものである。
【0002】
【従来の技術】低消費電力で作動する液晶表示装置は、
薄型、軽量等の特徴があるので、主にパーソナルコンピ
ュータや携帯電話用等を中心とした表示装置としての需
要が増大している。さて、液晶表示装置の構成部材であ
る液晶は、ブラウン管等の発光型素子と異なり自ら発光
しないため、暗所での使用を可能とするための照明手段
を、別個に使用することが必要となる。特に、近年の電
子製品の薄型化および省電力化の要求の中では、液晶表
示装置を照射するための照明手段として、サイドライト
方式(導光板方式)の面状照明装置を使用することが多
い。
【0003】図8には、面状照明装置1の基本的構成部
分を示している。面状照明装置1は、透明基板2および
棒状の光源部11を主構成として、透明基板2の下面5
を反射型液晶表示素子(図示省略)の表示面に対向配置
させるものである。透明基板2の上面6には、透明基板
2の一側端面3から入射される棒状の光源部11の光
を、反射型液晶表示素子の表示面に照射させるための光
反射パターン7が形成されている。光反射パターン7
は、図示の例では、断面形状ほぼ三角形の多数の溝部8
及び溝部8に隣接する平坦部9とで構成されている。光
反射パターン7は、棒状の光源部11からの距離に左右
されることなく透明基板2の何れの位置においても明る
さがほぼ均一になるように、溝部8の形成される間隔が
場所によって異なっている。すなわち、平坦部9の幅
(占有面積)に対する溝部8の幅(占有面積)の比率
は、透明基板2の一側端面3から遠ざかるに従って徐々
に大きくなるように設定されている。なお、透明基板2
に形成される光反射パターン7の溝部8は、非常に微細
であるため、画面の観察においては目視で確認できな
い。
【0004】棒状の光源部11は、棒状の透明材料から
なる導光体13と、導光体13の両端部のうち少なくと
も一方に配置される点状光源12とで構成されている。
点状光源12としては発光ダイオードを使用し、さらに
透明材料からなる導光体13は、透明基板2の一側端面
3に沿うように配置されるものであり、導光体13の一
方の端部14に、点状光源12を近接配置している。一
方、導光体13には、導光体13の一方に端部14から
入射される点状光源12の光を、透明基板2の一側端面
3にほぼ垂直に入射させるための光路変更手段15が形
成されている。図示の例では、光路変更手段15は、断
面形状ほぼ三角形の凹凸を、導光体13の長手方向に一
定の規則に沿って並べたものである。
【0005】また、導光体13の透明基板2に対向する
面以外の長手方向周囲は、光線を高効率で透明基板2内
へ導くために、光反射部材(リフレクタ)16によって
覆われている。光反射部材16は、銀等の金属を蒸着し
たフィルム、または、白色フィルムまたは白色の塗料を
塗布したフィルム等のシート状のもの、もしくは、鏡面
加工を施したアルミ板等の金属板を曲げ加工したものを
使用している。
【0006】このような面状照明装置1を反射型液晶表
示素子(図示省略)に付加すると、棒状の光源部11か
らの発光光線は、透明基板2の一側端面3から透明基板
2の内部へ入射して、その内部で反射・屈折を繰り返し
ながら対向面10へ向かって進行する間に、少しづつ透
明基板2の下面5から出射することによって、透明基板
2に隣接して配置されている反射型液晶表示素子を照射
する。さらに、透明基板2には光反射パターン7を形成
していることから、下面5からの出射光の量をほぼ均一
な分布とすることができる。
【0007】また、面状照明装置1は、携帯電話機用等
の電子製品の表示装置として、その内部に実際に組み込
まれる際には、図9に示すハウジングフレーム25によ
って各部品が1つにまとめられ、組立時や分解時の取扱
い性の向上等を図っている。ハウジングフレーム25
は、枠状の樹脂成形品であり、透明基板2の位置決め部
と点状光源12(チップ型LED)の位置決め部と、導
光体13の位置決め部とを備えている。図10には、導
光体13の位置決め部として設けた座部29に、導光体
13を嵌め込み、かつ、点状光源12の位置決め部であ
る凹部28に、点状光源12を嵌め込んだ状態を示して
いる。
【0008】また、面状照明装置1は、ハウジングフレ
ーム25の、点状光源12の位置決め部である凹部28
と導光体13の位置決め部である平面状座部29を、上
面および下面から覆う補強フレーム32を有している。
補強フレーム32は、図9に点線でその斜視図を、図1
1に実線でその断面図を示すように、断面コ字状の部材
であり、ステンレススチール等の金属で構成されてい
る。そして、その下方に位置する一辺32aは、ハウジ
ングフレーム25の下面に密着し、補強フレーム32の
上方に位置する一辺32bは、点状光源12の位置決め
部である凹部28を上方から覆うFPC30を、点状光
源12と共に、凹部28へと押しつけることが可能な形
状を有している。
【0009】上記構成を有する面状照明装置は、面状照
明装置1の主要構成部品である透明基板2、点状光源1
2、導光体13等を、ハウジングフレーム25によって
一体にまとめ、かつ、各部品の位置決めを高精度に行う
ことが可能である等、面状照明装置として優れた特徴を
得ることを可能とするものであり、本出願人によって、
特願2001−234887明細書に詳細に開示されて
いる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成をなす従来の面状照明装置1は、次のような課題を包
含するものであった。ハウジングフレーム25は、前述
のごとく、面状照明装置1の各構成部品の位置精度を高
める機能を有している。そして、かかる機能をより高い
ものとするためには、図11に示すように、ハウジング
フレーム25の、点状光源12の位置決め部である凹部
28と、点状光源12とのクリアランスを極めて小さく
することが望ましい。
【0011】しかしながら、かかる構造では、LEDで
ある点状光源12は、発光により発熱するものであるに
もかかわらず十分な放熱を行うことができず、点状光源
12は次第に温度上昇し(約50℃程度まで上昇す
る)、光度を低下させてしまう。そして、点状光源12
の光度の低下は、面状照明装置1の機能を著しく低下さ
せることになる。また、点状光源12の熱が、点状光源
12に隣接して配置された導光体13(図10参照)に
伝わり、アクリル樹脂製の導光体13を軟化させて、形
状変化による光学的特性の低下を招くおそれがあった。
【0012】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、面状照明装置の主要
構成部品である点状光源、導光体等を、ハウジングフレ
ームによって一体にまとめ、かつ、各部品の位置決めを
高精度に行うことを可能とし、さらに、点状光源の放熱
対策を施して、面状照明装置の信頼性を向上させること
にある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の、本発明の請求項1に係る面状照明装置は、透光性材
料からなる透明基板の側端面のうち少なくとも一面に沿
って近接配置される棒状の透明材料からなる導光体と、
該導光体の両端部のうち少なくとも一方に配置される点
状光源とで構成した棒状の光源部を具備して、前記透明
基板の側端面に照射され前記透明基板内に導かれた光
を、前記透明基板の表面から液晶表示装置の表示部へと
供給するサイドライト方式の面状照明装置において、前
記点状光源と前記導光体とを、ハウジングフレームの前
記点状光源と前記導光体との位置決め部で支持し、前記
点状光源と前記導光体との位置決め部は、前記ハウジン
グフレームに比して熱伝導性の高い素材で構成した補強
フレームで覆われ、該補強フレームの一部分を、前記点
状光源に当接させたことを特徴とするものである。
【0014】本発明によれば、面状照明装置の主要構成
部品である前記点状光源と前記導光体とを、前記ハウジ
ングフレームによって支持することにより、夫々の位置
精度を高め、かつ、前記点状光源に、前記ハウジングフ
レームに比して熱伝導性の高い素材で構成した補強フレ
ームの一部分を当接させることで、前記点状光源の放熱
を促進する。
【0015】また、本発明の請求項2に係る面状照明装
置は、請求項1記載の面状照明装置において、前記点状
光源の位置決め部を、前記ハウジングフレームに形成し
た凹部により構成し、該凹部の底面または壁面に貫通穴
を形成して、該貫通穴から、前記補強フレームに形成し
た凸部を挿入し、該凸部を前記点状光源に当接させたも
のである。
【0016】本発明によれば、前記前記点状光源の位置
決め部を、前記ハウジングフレームに形成した凹部によ
り構成し、該凹部に前記点状光源を取りつけることのみ
によって、必要な組立精度を確実に得ることができる。
また、該凹部の底面または壁面に貫通穴を形成して、該
貫通穴から、前記補強フレームに形成した凸部を挿入
し、該凸部を前記点状光源に当接させることで、前記点
状光源の放熱を促進する。また、前記補強フレームに形
成した凸部が前記ハウジングフレームの貫通穴に係合す
ることで、前記ハウジングフレームから前記補強フレー
ムが脱落することを防止する。
【0017】また、本発明の請求項3に係る面状照明装
置は、請求項2記載の面状照明装置において、前記ハウ
ジングフレームに形成された貫通穴と前記ハウジングフ
レームの側辺とをつなぐ凹溝を設けたものである。本発
明によれば、前記ハウジングフレームに前記補強フレー
ムを嵌め込む際に、ハウジングフレームに設けた前記凹
溝が、前記補強フレームに形成した凸部を案内するガイ
ドとなり、かつ、前記補強フレームの変形量を抑えて、
当該嵌め込み作業を容易とすることができる。
【0018】また、本発明の請求項4に係る面状照明装
置は、請求項2または3記載の面状照明装置において、
前記凸部は、球面形状を有することとしたものである。
この構成によれば、前記補強フレームに形成する凸部形
状を単純化することができる。
【0019】また、本発明の請求項5に係る面状照明装
置は、請求項2から4のいずれか1項記載の面状照明装
置において、前記ハウジングフレームに形成された貫通
穴の、前記補強フレームの嵌め込み方向と直交する方向
の寸法を、前記凸部に比して大きく形成したものであ
る。この構成によれば、前記ハウジングフレームの貫通
穴と前記補強フレームの凸部との位置ずれを吸収し、前
記ハウジングフレームに対し、前記補強フレームを確実
に取り付け、かつ、補強フレームの一部を確実に前記点
状光源に接触させることができる。
【0020】また、本発明の請求項6に係る面状照明装
置は、請求項1から5のいずれか1項記載の面状照明装
置において、前記ハウジングフレームを樹脂で形成し、
前記補強フレームを金属で形成したものである。この構
成によれば、前記補強フレームの熱伝導性を、前記ハウ
ジングフレームに比して高くすることが可能となり、前
記点状光源に、前記補強フレームの一部分を当接させる
ことで、前記ハウジングフレームに固定された前記点状
光源の放熱を促進することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。なお、従来技術と同一部分ま
たは相当する部分については同一符号で示し、詳しい説
明は省略する。
【0022】なお、本説明において、「上面」、「下
面」、「上方」、「下方」、「後方」、「側方」の用語
は、説明の便宜上、本発明の実施の形態に係る面状照明
装置の要部断面を示す図1〜図5において、各部材の位
置関係を表現するために使用するものである。よって、
本発明の実施の形態に係る面状照明装置が、パーソナル
コンピュータや携帯電話用等の電子製品内に組み込ま
れ、実際に使用される時に、例えば、「上面」が必ずし
も「下面」の上方にあるということを意味するものでは
ない。
【0023】本発明の実施の形態係る面状照明装置1に
おいても、点状光源12と導光体13と透明基板2との
位置決め部を有するハウジングフレーム25(図9、図
10参照)が用いられている。図1(a)は、本発明の
実施の形態に係る面状照明装置1を、ハウジングフレー
ム25の、点状光源12の位置決め部である凹部28に
おいて切断したときの切断面であり、従来技術の図11
に相当するものである。また、図1(b)は図1(a)
の下面図である。
【0024】本発明の実施の形態に係るハウジングフレ
ーム25には、凹部28の底面に、貫通穴33を形成し
ている。また、補強フレーム32の下方に位置する一辺
32aに、凸部34を形成している。図1の例では、凸
部34は球面状の突起である。
【0025】図示のごとく、ハウジングフレーム25に
補強フレーム32を嵌め込むことにより、ハウジングフ
レーム25の凹部28の底面に形成した貫通穴33に、
補強フレーム32の凸部34を挿入し、凸部34を、凹
部28の中の点状光源12に当接させることができる。
なお、補強フレーム32の凸部34の突起量は、熱の伝
達を確実にするため、ハウジングフレーム25の貫通穴
33にはまり込んで、点状光源12に確実に当接し得る
ものであって、かつ、光軸ズレを防止するために、凸部
34によって点状光源12の位置ズレが生じないことが
必要である。また、ハウジングフレーム25の貫通穴3
3の、補強フレーム32の嵌め込み方向と直交する方向
の寸法を、図1(b)に示すように、前記凸部に比して
大きく形成している。
【0026】上記構成をなす本発明の実施の形態によれ
ば、以下のような作用効果を得ることができる。まず、
面状照明装置1の主要構成部品である点状光源12と導
光体13とを、ハウジングフレーム25によって支持す
ることにより、夫々の位置精度を高めることができる。
しかも、点状光源12に、補強フレーム32の一部分で
ある突起(凸部34)を当接させることで、点状光源1
2の放熱を促進することができる。補強フレーム32
は、樹脂成形品であるハウジングフレーム25に比して
熱伝導性の高い素材(ステンレススチール等)で構成さ
れているので、点状光源12の熱を、補強フレーム32
を介して外部へと効率的に放出することができる。した
がって、点状光源12の温度上昇に起因する光度の低下
を防ぎ、また、導光体13(図9、図10参照)の軟化
を防ぎ、面状照明装置1の信頼性を向上させることがで
きる。
【0027】また、ハウジングフレーム25に形成した
凹部28により点状光源12の位置決め部を構成してい
ることから、凹部28に点状光源12を取りつけること
のみによって必要な組立精度を確実に得る。これと共
に、凹部28の底面に貫通穴33を形成し、貫通穴33
から補強フレーム32に形成した凸部34を挿入して、
凸部34を点状光源12に当接させているので、構造
上、点状光源12の熱が溜まりやすい凹部28からの放
熱を積極的に行うことができる。また、図1の例では、
凸部34を球面形状とすることで、補強フレーム32に
形成する凸部形状を単純化し、よって、凸部34を形成
する金型の形状も単純化され、金型コストを低減するこ
とができる。
【0028】さらに、ハウジングフレーム25の貫通穴
33の、補強フレーム32の嵌め込み方向と直交する方
向の寸法を、凸部34に比して大きく形成しているの
で、部品精度等に起因する、ハウジングフレーム25の
貫通穴33と補強フレーム32の凸部34との位置ずれ
を吸収して、ハウジングフレーム25に対する補強フレ
ーム32の取付けを容易かつ確実に行うことが可能とな
る。また、補強フレーム32の凸部34を確実に点状光
源12に接触させることができるので、放熱を確実に行
い、面状照明装置の信頼性を向上させることが可能とな
る。なお、貫通穴33の、補強フレーム32の嵌め込み
方向の寸法については、凸部34とほぼ同一として、補
強フレーム32が脱落する方向のガタの発生を防いでい
る。
【0029】さて、図2には、本発明の実施の形態に係
る面状照明装置1の応用例を示している。図2(a)は
図1(a)に相当する断面図であり、図2(b)は図1
(b)に相当する下面図である。
【0030】図2の例では、ハウジングフレーム25
に、凹部28の貫通穴33とハウジングフレーム25の
側辺(図2(a)の右端の縦壁)とをつなぐ凹溝35を
設けている。そして、凹溝35を設けることにより、ハ
ウジングフレーム25に補強フレーム32を嵌め込む際
に、ハウジングフレーム25に設けた凹溝35が、補強
フレーム32に形成した凸部34を案内するガイドとし
て機能し、当該嵌め込み作業を容易とすることができ
る。また、凹溝35は、ハウジングフレーム25に補強
フレーム32を嵌め込む際の、補強フレーム32の変形
量を抑えて、当該嵌め込み作業に要する力を低減し、嵌
め込みを容易とすることができる。なお、ハウジングフ
レーム25に設けた凹溝35の幅は、図2に示されてい
るように一定である必要はなく、ガイドとしての機能を
更に向上させるために、ハウジングフレーム25の側辺
から貫通穴33に近づくに従って狭小化するように構成
してもよい。また、補強フレーム32に形成した球面状
の凸部34の頂部には、点状光源12との接触面積を大
きくするために、平坦部を設けてもよい。
【0031】さらに、図3には、図2に示す応用例の、
さらに別の応用例を示している。図3(a)は図2
(a)に相当する断面図であり、図3(b)は図2
(b)に相当する下面図である。
【0032】図3の例においても、ハウジングフレーム
25に、凹部28の貫通穴33と側辺とをつなぐ凹溝3
5を設け、ハウジングフレーム25に対する補強フレー
ム32の嵌め込み作業の容易化を図っている。加えて、
補強フレーム32の下方に位置する一辺32aに、球面
状の凸部34に替えて凸部36を形成している。凸部3
6は、図3(a)に示すように一方向に傾斜する突起で
あり、ハウジングフレーム25に補強フレーム32を嵌
め込む際の作業性を損なうことなく、凹部28の貫通穴
33と、補強フレーム32の凸部36との当接面積を増
やして、補強フレーム32の抜け止めをより確実に行う
ものである。
【0033】以上のごとく、本発明の実施の形態によれ
ば、図9〜図11に示す従来の面状照明装置と同様に、
ハウジングフレーム25を用い、点状光源12と導光体
13と透明基板2とを所定の位置関係で支持することに
より、点状光源12と導光体13と透明基板2とを、ハ
ウジングフレーム25の所定の位置決め部に取りつける
ことのみによって、必要な組立精度を確実に得ることが
できる。また、各部材を正確に位置決めするための作業
性を向上させることができる。かかる効果に加え、ハウ
ジングフレーム25に嵌め込まれた点状光源12の放熱
を促進することが可能となり、面状照明装置1の信頼性
を向上させることが可能となる。
【0034】以上の実施例では、何れもハウジングフレ
ーム25に形成された点状光源位置決め用凹部の底面に
貫通穴を形成した場合を説明したが、この形態に限定さ
れるものではない。例えば、図4に示すように、点状光
源12の側面に対向する凹部の壁面(側辺に対応)に貫
通穴37を形成し、補強フレーム32の後方に位置する
一辺32cに、点状光源12と当接する凸部38を形成
することが可能である。あるいは、図5(図9のB−B
線に相当する位置における断面図である)に示すよう
に、点状光源12の背面に対向する凹部の壁面(図9の
右端の縦壁)に貫通穴39を形成し、補強フレーム32
には側方に位置する一辺32dを形成して、かかる一辺
32dに、点状光源12と当接する凸部40を形成する
ことも可能である。図5に示す例の場合には、図示は省
略するが、ハウジングフレーム25に、貫通穴39とハ
ウジングフレーム25の側辺(図9の後端の縦壁に相当
する側辺)とをつなぐ凹溝を設けることとしてもよい。
さらに、以上の各例の組合わせであってもよい。なお、
本発明の面状照明装置は、従来技術で説明した反射型液
晶表示素子への適用に限定されるものではなく、透過型
液晶素子を含めて補助照明手段を要するあらゆる表示装
置に適用できるものである。
【0035】
【実施例】図6には、本発明(改善品)と従来技術(従
来品)とで、LEDの温度差を示しており、図6(a)
は、それらの値をまとめた図表を、図6(b)はそれら
の値に基づきグラフ化した図を示している。このよう
に、本発明の温度上昇防止効果は顕著である。そして、
図7に示すLEDの周囲温度Ta(℃)と相対光度
(a.u.)との関係のグラフから把握されるように、本
発明の相対光度は従来技術に比して高い値となることが
わかる。
【0036】
【発明の効果】本発明はこのように構成したので、以下
のような効果を有する。まず、本発明の請求項1に係る
面状照明装置によれば、面状照明装置の主要構成部品で
ある点状光源、導光体等を、ハウジングフレームによっ
て一体にまとめ、かつ、各部品の位置決めを高精度に行
うことを可能とし、さらに、点状光源の放熱対策を施し
て、面状照明装置の信頼性を向上させることが可能とな
る。
【0037】また、本発明の請求項2に係る面状照明装
置によれば、必要な組立精度を確実に得ることを可能と
し、かつ、前記点状光源の放熱を促進することができ
る。また、前記ハウジングフレームから前記補強フレー
ムが脱落することを防止して、面状照明装置の信頼性を
向上させることができる。
【0038】また、本発明の請求項3に係る面状照明装
置によれば、前記ハウジングフレームに対する補強フレ
ームの嵌め込み作業を容易として、面状照明装置の信頼
性の向上を促進することができる。また、本発明の請求
項4に係る面状照明装置によれば、前記補強フレームの
凸部を球面形状とすることで、前記補強フレームに形成
する凸部形状を単純化し、よって、凸部を形成する金型
の形状も単純化され、金型コストを低減することができ
る。
【0039】また、本発明の請求項5に係る面状照明装
置によれば、前記ハウジングフレームの貫通穴と前記補
強フレームの凸部との位置ずれを吸収し、前記ハウジン
グフレームに対し、前記補強フレームを確実に取り付
け、かつ、補強フレームの一部を確実に前記点状光源に
接触させることができる。よって、面状照明装置の信頼
性を向上させることが可能となる。
【0040】また、本発明の請求項6に係る面状照明装
置によれば、前記点状光源に、前記補強フレームの一部
分を当接させることで、前記ハウジングフレームに固定
された点状光源の放熱を促進することができる。よっ
て、面状照明装置の信頼性を向上させることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る面状照明装置を示す
ものであり、(a)はその要部断面図(b)は下面図で
ある。
【図2】本発明の実施の形態に係る面状照明装置の応用
例を示すものであり、(a)はその要部断面図(b)は
下面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る面状照明装置の別の
応用例を示すものであり、(a)はその要部断面図
(b)は下面図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る面状照明装置の別の
応用例を示す、要部断面図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る面状照明装置の別の
応用例を示す、要部断面図である。
【図6】本発明(改善品)と従来技術(従来品)とのL
EDの温度差を示すものであり、(a)はそれらの値を
まとめた図表を、(b)はそれらの値に基づきグラフ化
した図である。
【図7】LEDの周囲温度Ta(℃)と相対光度(a.
u.)との関係を示すグラフである。
【図8】従来の面状照明装置の、基本的構成部分を示す
分解斜視図である。
【図9】従来の面状照明装置の要部を示す斜視図であ
る。
【図10】従来の面状照明装置の、図9と同じ部分を、
別方向から見た斜視図である。
【図11】図9のA−A線における断面図である。
【符号の説明】
1 面状照明装置 12 点状光源 13 導光体 25 ハウジングフレーム 28 凹部 29 座部 30 FPC 32 補強フレーム 32a 下方に位置する一辺 32b 上方に位置する一辺 32c 後方に位置する一辺 32d 側方に位置する一辺 33、37、39 貫通穴 34、36、38、40 凸部(突起) 35 凹溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G02F 1/13357 G02F 1/13357 // F21Y 101:02 F21Y 101:02 Fターム(参考) 2H038 AA52 AA55 BA06 2H089 HA40 JA10 QA02 QA06 QA12 2H091 FA14X FA23X FA45X FB02 FB08 FD01 LA02 LA04 LA12 LA18

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透光性材料からなる透明基板の側端面の
    うち少なくとも一面に沿って近接配置される棒状の透明
    材料からなる導光体と、該導光体の両端部のうち少なく
    とも一方に配置される点状光源とで構成した棒状の光源
    部を具備して、前記透明基板の側端面に照射され前記透
    明基板内に導かれた光を、前記透明基板の表面から液晶
    表示装置の表示部へと供給するサイドライト方式の面状
    照明装置において、 前記点状光源と前記導光体とを、ハウジングフレームの
    前記点状光源と前記導光体との位置決め部で支持し、前
    記点状光源と前記導光体との位置決め部は、前記ハウジ
    ングフレームに比して熱伝導性の高い素材で構成した補
    強フレームで覆われ、該補強フレームの一部分を、前記
    点状光源に当接させたことを特徴とする面状照明装置。
  2. 【請求項2】 前記点状光源の位置決め部を、前記ハウ
    ジングフレームに形成した凹部により構成し、該凹部の
    底面または壁面に貫通穴を形成して、該貫通穴から、前
    記補強フレームに形成した凸部を挿入し、該凸部を前記
    点状光源に当接させたことを特徴とする請求項1記載の
    面状照明装置。
  3. 【請求項3】 前記ハウジングフレームに形成された貫
    通穴と前記ハウジングフレームの側辺とをつなぐ凹溝を
    設けたことを特徴とする請求項2記載の面状照明装置。
  4. 【請求項4】 前記凸部は、球面形状を有することを特
    徴とする請求項2または3記載の面状照明装置。
  5. 【請求項5】 前記ハウジングフレームに形成された貫
    通穴の、前記補強フレームの嵌め込み方向と直交する方
    向の寸法を、前記凸部に比して大きく形成したことを特
    徴とする請求項2から4のいずれか1項記載の面状照明
    装置。
  6. 【請求項6】 前記ハウジングフレームを樹脂で形成
    し、前記補強フレームを金属で形成したことを特徴とす
    る請求項1から5のいずれか1項記載の面状照明装置。
JP2001326191A 2001-10-24 2001-10-24 面状照明装置 Expired - Fee Related JP3882163B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001326191A JP3882163B2 (ja) 2001-10-24 2001-10-24 面状照明装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001326191A JP3882163B2 (ja) 2001-10-24 2001-10-24 面状照明装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003132725A true JP2003132725A (ja) 2003-05-09
JP3882163B2 JP3882163B2 (ja) 2007-02-14

Family

ID=19142606

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001326191A Expired - Fee Related JP3882163B2 (ja) 2001-10-24 2001-10-24 面状照明装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3882163B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006209037A (ja) * 2004-12-28 2006-08-10 Sanyo Epson Imaging Devices Corp 表示装置
WO2006112072A1 (ja) * 2005-03-31 2006-10-26 Minebea Co., Ltd. 面状照明装置
JP2007279768A (ja) * 2004-12-28 2007-10-25 Epson Imaging Devices Corp 表示装置
JP2008198398A (ja) * 2007-02-08 2008-08-28 Sony Corp バックライト装置及び表示装置
US7578610B2 (en) 2006-01-19 2009-08-25 Mitsubishi Electric Corporation Light source device and liquid display device
US7850360B2 (en) 2006-11-03 2010-12-14 Samsung Electronics Co., Ltd. Backlight assembly, liquid crystal display having the same, and method thereof

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006209037A (ja) * 2004-12-28 2006-08-10 Sanyo Epson Imaging Devices Corp 表示装置
JP2007279768A (ja) * 2004-12-28 2007-10-25 Epson Imaging Devices Corp 表示装置
JP4581726B2 (ja) * 2004-12-28 2010-11-17 ソニー株式会社 表示装置および携帯機器
JP4623061B2 (ja) * 2004-12-28 2011-02-02 ソニー株式会社 表示装置および携帯機器
WO2006112072A1 (ja) * 2005-03-31 2006-10-26 Minebea Co., Ltd. 面状照明装置
US7578610B2 (en) 2006-01-19 2009-08-25 Mitsubishi Electric Corporation Light source device and liquid display device
US7850360B2 (en) 2006-11-03 2010-12-14 Samsung Electronics Co., Ltd. Backlight assembly, liquid crystal display having the same, and method thereof
JP2008198398A (ja) * 2007-02-08 2008-08-28 Sony Corp バックライト装置及び表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3882163B2 (ja) 2007-02-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7896536B2 (en) Planer light source device
TWI406058B (zh) 背光模組
JP5008585B2 (ja) 面状光源装置、及び面状光源装置を用いた表示装置
JP2000011723A (ja) 面状照明装置
TW200702591A (en) Planar lighting apparatus
JP2005038822A (ja) フラットパネルディスプレイ用照明装置、および、発光ランプ
JP4610312B2 (ja) 光源装置およびこれを備えた表示装置
JP2013218125A (ja) 液晶表示装置
JP3985231B2 (ja) 面状照明装置
JP2008047291A (ja) 面状照明装置
JP4720978B2 (ja) 面状照明装置
JP2003132725A (ja) 面状照明装置
JP2003043451A (ja) 面状照明装置
JP2009289506A (ja) 点光源を備えた両面発光装置およびそれを備えた表示装置
JP2009170246A (ja) バックライト装置
CN109375416B (zh) 基于量子点的背光模组及具有它的液晶显示屏
JP2005243533A (ja) 面状照明装置
KR102543856B1 (ko) 디스플레이 장치
US20090147183A1 (en) Backlight unit and flat panel display having the backlight unit
US8152350B2 (en) Sidelight-type backlight module
JP5584723B2 (ja) 面状光源装置、及び面状光源装置を用いた表示装置
CN213987113U (zh) 一种背光模组以及显示装置
JP2007080520A (ja) バックライト装置
JP4438539B2 (ja) 表示装置および面状光源装置
JP2001076526A (ja) 面状光源装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060726

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060914

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061025

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061102

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees