JP2007080520A - バックライト装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 装置全体の厚みを薄くし、軽量化が図れるサイドライト型バックライト装置を提供する。
【解決手段】 出光面3Bと反射面3Cとが互いに対向する平面矩形状の導光板3の少なくとも一端面に設定した光入光面3Aに沿って点光源1を複数配列し、当該点光源から光入光面を経て入ってきた光を反射面にて反射させて当該反射面に対向する出光面から外部に出射させるバックライト装置にあって、点光源を複数装着する点光源装着用基板2に薄肉な基材を用い、当該基板を導光板の光入光面側に、出光面と平行な位置関係になるように配置し、かつ、当該基板に点光源1を、その光が導光板3の光入光面3A方向に放射される姿勢に装着したもの。
【選択図】 図3
【解決手段】 出光面3Bと反射面3Cとが互いに対向する平面矩形状の導光板3の少なくとも一端面に設定した光入光面3Aに沿って点光源1を複数配列し、当該点光源から光入光面を経て入ってきた光を反射面にて反射させて当該反射面に対向する出光面から外部に出射させるバックライト装置にあって、点光源を複数装着する点光源装着用基板2に薄肉な基材を用い、当該基板を導光板の光入光面側に、出光面と平行な位置関係になるように配置し、かつ、当該基板に点光源1を、その光が導光板3の光入光面3A方向に放射される姿勢に装着したもの。
【選択図】 図3
Description
本発明は、液晶表示装置のバックライト装置である。
薄型が特に要求される液晶表示装置、例えばノートPC、ナビゲーションTV等には、従来より細管の蛍光ランプと導光板、レンズシート、拡散シートなどで構成されるサイドライト型バックライト装置が採用されていた。ところが、近年、青色LEDや白色LEDの性能が良くて安価なものが様々な仕様で商品化されるようになり、これまで冷陰極管が主流であったサイドライト型バックライト装置においても点灯制御回路が簡単である、低電力化が期待できる、などの理由によりLEDの採用が検討され始めている。特開2001−160312号公報(特許文献1)には、導光板の光入光面と対向するように平行にLEDを実装する基板を配置し、その基板にLEDを実装したサイドライト型バックライト装置が開示されている。
このようなサイドライト型バックライト装置では、液晶表示装置全体の薄型化の要求に応えるべくユニットを薄くかつ軽量化し、しかも、LEDという点光源を用いても部分的な明暗が見られない均一な発光面を持つものが望まれている。
しかしながら、従来例のように、導光板の光入光面と対向するように平行にLEDを実装する基板を配置し、その基板にLEDを実装した構成のサイドライト型バックライト装置では、実装基板の幅を狭くするとしても実装するLEDの発光面の大きさ以下にすることができないため、導光板部分の厚みを薄くしてもLED実装部分のみ、厚みが大きくなる異型構造となってしまう問題点があった。
特開2001−160312号公報
本発明は、このような従来の技術的課題に鑑みてなされたもので、装置全体の厚みを薄くし、軽量化が図れるサイドライト型バックライト装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、出光面と反射面とが互いに対向する平面矩形状の導光板の少なくとも一端面に設定した光入光面に沿って点光源を複数配列し、当該点光源から前記光入光面を経て入ってきた光を前記反射面にて反射させて当該反射面に対向する出光面から外部に出射させるバックライト装置であって、前記点光源を複数装着する点光源装着用基板に薄肉な基材を用い、当該基板を前記導光板の光入光面側に、前記出光面と平行な位置関係になるように配置し、かつ、当該基板に前記点光源を、その光が前記導光板の光入光面方向に放射される姿勢に装着したことを特徴とするものである。
請求項2の発明は、請求項1のバックライト装置において、前記点光源の出光幅と前記導光板の光入光面の入光面幅とを同幅に設けたことを特徴とするものである。
請求項3の発明は、請求項1又は2のバックライト装置において、前記導光板の出光面若しくは反射面と面一になるように前記基板を設けたことを特徴とするものである。
本発明のバックライト装置によれば、点光源を複数装着する点光源装着用基板に薄肉な基材を用い、当該基板を導光板の光入光面側に、出光面と平行な位置関係になるように配置し、かつ、当該基板に点光源をその光が導光板の光入光面方向に放射される姿勢に装着しているので、装置全体の厚みを薄くでき、軽量化が図れる。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて詳説する。
(第1の実施の形態)図1は、本発明の第1の実施の形態のサイドライト型バックライト装置の全体的な構成、図2はそのうちの導光板に対する基板及び点光源であるLEDの取り付け状態を示している。
点光源としてLED1を列設したフレキシブルな基板2を平坦な導光板3の光入光面3A側の端縁部に配置してある。導光板3の出光面3B側には光学フィルム4を配置し、導光板3の反射面3C側には反射シート5を配置し、これらの全体を上側シャーシ6と下側シャーシ7とで構成される筐体に収容することでバックライト装置が組み立てられる。基板3に対してはLED1の放熱対策のために中シャーシ8が配置されている。
反射シート5は、導光板3の下面の光反射面3C、光入光面3A以外の導光板端面から出光面3Bの方向以外に漏れ出ようとする光を反射させるために設けられている。この反射シート5は白色でも鏡面でもかまわない。また光学フィルム4は、導光板3の上面に放射される光を集光、拡散などさせて出光面の明るさを均一にするための光学フィルム、例えば、拡散シートあるいはレンズシートが3枚程度重ねられている。
本実施の形態のバックライト装置は、点光源であるLED1を他数個列設した、比較的肉厚の薄いフレキシブルな基板2を実装するものであり、平坦な導光板3の1つの端面を光入光面3Aに設定して、導光板3の出光面3Bのこの光入光面3A側の端縁位置に基板2を配置し、LED1の列が光入光面3Aに近接対向させている。
図3の拡大図、図4の拡大断面図に示すように、このバックライト装置における導光板3と基板2とこの基板2に列設したLED1とは、導光板3の厚みAとLED1の実装高さBとがほぼ一致する配置にして、LED1の光出射面1Aと導光板3の光入光面3Aとを最小限の空間距離を空けて対向させてある。この配置関係において、基板2は導光板3の出光面3Bの光入光面3A側の端縁に両面テープのような取着手段にて貼り付けてある。このように、導光板3の厚みAとLED1の実装高さBとを“A=B”にすることでバックライト装置の全体の薄型化が実現できる。また、導光板3の厚さAを、LED1の厚さBと同じにしたことで、導光板3の厚みの中心とLED1の光出射面1Aの中心との位置を特に調整などすることなく同一にでき、効率良く光が取り込めるようにできている。
尚、ここで使用する導光板3は、その光反射面3Cが出光面3Bと平行な平坦面であってもよいが、また出光面3B側に光を良く反射できるように、傾斜面にしても、また屈曲面にしてもよい。
また、フレキシブル基板2を導光板3の下面の平坦反射面3C側に配置しても、従来よりは薄型化が可能である。しかしながら、フレキシブル基板2を導光板3の下面の反射面3C側に貼り付けた場合、LED1から放射された光は白色のシルク印刷を行わなければ、フレキシブル基板2の内部のパターン部とパターンがない部分とで反射率が極端に異なり、そのパターンに沿って異なる光が導光板の出光面に放射されることになり、LED近傍部分だけ新たに明るさを均一にするための対策が必要となる。
これに対して、上記実施の形態の構成のように、フレキシブル基板2を導光板3の上面の出光面3B側に貼り付けることで、LED1から放射され、導光板3に入光した後にフレキシブル基板2に当たる光はそのまま導光板3の上面から放射されることなく、一度、導光板3の下面の反射シート5に当たって拡散するので、基板2に対して白色シルク印刷やLED近傍部分だけ明るさを均一にするための特別な対策が不要となる。
また本実施の形態のバックライト装置では、導光板3の上面の出光面3Bに放射される光を集光、拡散などさせて出光面3Bの明るさを均一にするために重ね合わせた、拡散シートやレンズシートのような光学フィルム4の厚みにより生じた基板2の裏面(図4において上面)側の空間には、LED1の発光により発生した熱を効率良く放熱するための放熱材、例えば、アルミ板、放熱シリコンゴムシートの中シャーシ8を挟み込むことができ、薄くても発光面の均一性に優れ、光源の放熱対策も行える。
(第2の実施の形態)図5、図6を用いて、本発明の第2の実施の形態のバックライト装置について説明する。第2の実施の形態の特徴は、上シャーシ6とLED実装基板2とが上下に重なる部分において、その部分の上シャーシ6を成形することで凹み10を設け、基板2に密接する構造にした点にある。尚、その他の構成要素は第1の実施の形態と共通であるので、図5、図6において、共通の要素には同一の符号を用いて示している。
本実施の形態の場合、放熱材としての中シャーシを用いずに少ない部材でLED基板2の放熱ができ、それだけコスト削減が図れる。
冷陰極管(CCFL)を用いたサイドライト型バックライト装置として、従来製品は、外径がφ1.6又はφ1.8のCCFLを用い、導光板として厚さが3.6mmのものを採用した仕様で、装置全体の厚さは薄型であっても7〜8mmとなっていた。
また、LED基板と導光板の入光面が対向する構成のサイドライト型バックライト装置でも、従来製品は、上記のCCFLの薄型バックライト装置と同程度で、7〜8mmが現在の厚さの限界となっていた。
これに対して、本発明の場合、上記実施の形態の構成で、明るさの均一化のために発生した隙間に放熱用の中シャーシ8を挟んだ構造のサイドライト型バックライト装置の厚さは、導光板3の厚みが0.8mm、LED1の厚みも0.8mm、反射シート5、光学フィルム4が1枚辺り0.15〜0.2mmで、これらの合計が0.6〜0.8mm、シャーシ6,7の厚みが1枚辺り0.2mmで合計0.4mmとなり、バックライト装置全体の厚みが1.8〜2.0mmとなる。この厚みは、従来の構成のものよりも格段に薄型にでき、バックライト装置の構成部品の中で最も重量のある導光板3を薄くできることでバックライト装置の重量も軽量化できた。
1 LED
2 基板
3 導光板
3A 光入光面
3B 出光面
3C 反射面
6 上シャーシ
7 下シャーシ
10 凹み
2 基板
3 導光板
3A 光入光面
3B 出光面
3C 反射面
6 上シャーシ
7 下シャーシ
10 凹み
Claims (3)
- 出光面と反射面とが互いに対向する平面矩形状の導光板の少なくとも一端面に設定した光入光面に沿って点光源を複数配列し、当該点光源から前記光入光面を経て入ってきた光を前記反射面にて反射させて当該反射面に対向する出光面から外部に出射させるバックライト装置であって、
前記点光源を複数装着する点光源装着用基板に薄肉な基材を用い、
当該基板を前記導光板の光入光面側に、前記出光面と平行な位置関係になるように配置し、かつ、当該基板に前記点光源を、その光が前記導光板の光入光面方向に放射される姿勢に装着したことを特徴とするバックライト装置。 - 前記点光源の出光幅と前記導光板の光入光面の入光面幅とを同幅に設けたことを特徴とする請求項1に記載のバックライト装置。
- 前記導光板の出光面若しくは反射面と面一になるように前記基板を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載のバックライト装置。
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JP2005262694A JP2007080520A (ja) | 2005-09-09 | 2005-09-09 | バックライト装置 |
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JP2005262694A JP2007080520A (ja) | 2005-09-09 | 2005-09-09 | バックライト装置 |
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ID=37940620
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JP2005262694A Abandoned JP2007080520A (ja) | 2005-09-09 | 2005-09-09 | バックライト装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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2005
- 2005-09-09 JP JP2005262694A patent/JP2007080520A/ja not_active Abandoned
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