JP2003130540A - ショーケース - Google Patents

ショーケース

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JP2003130540A
JP2003130540A JP2001325407A JP2001325407A JP2003130540A JP 2003130540 A JP2003130540 A JP 2003130540A JP 2001325407 A JP2001325407 A JP 2001325407A JP 2001325407 A JP2001325407 A JP 2001325407A JP 2003130540 A JP2003130540 A JP 2003130540A
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JP
Japan
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showcase
negative ions
night cover
refrigerator
air
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001325407A
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English (en)
Inventor
Koji Kasagawa
浩司 笠川
Hiroyuki Satsu
宏之 佐津
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Nakano Refrigerators Co Ltd
Original Assignee
Nakano Refrigerators Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 人体に有害な窒素酸化物やオゾン等を発生さ
せることがなく、簡易な構成で適切に食品陳列部におけ
る除菌,消臭効果を得ることのできる冷蔵ショーケース
を提供する。 【解決手段】 オープンショーケース1において、ナイ
トカバー11をマイナスイオンを発生させる生地により
構成する。特に、マイナスイオンを発生させるトルマリ
ン又はガーネット等の天然鉱物を微細粉末化したもの
を、少なくとも前記ナイトカバー11の庫内側の繊維表
面に固着させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食品店舗等で食品
を陳列するために用いるショーケースに関し、特に、マ
イナスイオンの発生によって、除菌,消臭機能を持たせ
たショーケースに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、冷蔵ショーケース内の食品陳
列部に陳列された食品の鮮度を保つために、冷蔵ショー
ケース内を各食品に適した温度に保つことが行われてい
たが、温度の調整のみでは、鮮度保持にも限界があり、
また、鮮魚等においては、生臭い臭いが発生するという
問題があった。そのため、冷蔵ショーケースにおいて、
食品陳列部における除菌,消臭機能を持たせたものが存
在する。例えば、特開2001−221565号公報に
記載された冷蔵ショーケースは、冷気の循環する通風路
内に微生物増殖防止装置を設けたものである。この微生
物増殖防止装置は、プラズマを生成するプラズマ生成部
と、空気中でコロナ放電を生じる放電部とから成ってい
る。
【0003】この冷蔵ショーケースでは、前記プラズマ
生成部によりプラズマ領域にオゾンや活性酵素を発生さ
せるとともに、前記放電部により空気中から電子を放出
させ、前記オゾンや前記活性酵素に照射して酵素ラジカ
ルに変換する。その結果、高濃度のマイナスイオン、酵
素ラジカル及び極低濃度のオゾンを含む電子風(マイナ
スイオン風)が発生し、これにより、食品陳列部におけ
る除菌,消臭作用を発揮させることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来の技
術では、極低濃度とは言え、前記プラズマ生成部により
人体に有害なオゾンを発生させており、また、前記放電
部において採用されているコロナ放電方式は、マイナス
イオンを発生させるものであるが、その一方で、人体に
有害なオゾンや窒素酸化物を発生させるという問題点が
指摘されている。また、プラズマ生成部及び放電部の双
方を設ける必要があるため、装置自体の複雑化や、製造
作業の煩雑化を招き、特に、既存のショーケースに適用
することが困難であるという問題があった。
【0005】そこで、本発明は、人体に有害な窒素酸化
物やオゾン等を発生させることがなく、簡易な構成で適
切に食品陳列部における除菌,消臭効果を得ることので
きる冷蔵ショーケースを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、ケース本体の商品出し入れ用の開口部に
冷気のエアカーテンを形成して庫内を保冷し、非営業時
に前記エアカーテンの外側を覆うナイトカバーを備えた
ショーケースにおいて、前記ナイトカバーは、マイナス
イオンを発生させる生地により構成したものである。こ
れにより、夜間ナイトカバーを掛けた状態において、冷
気とともにマイナスイオンを庫内に循環させることがで
きるので、商品陳列部における適切な除菌,消臭効果を
得ることができる。また、営業時ナイトカバーが収納さ
れている状態においても、ナイトカバー表面に固着され
た天然鉱物に空気中の水分が触れることによって、一定
量のマイナスイオンを発生させることができる。また、
前記生地は、マイナスイオンを発生させるトルマリン又
はガーネット等の天然鉱物を微細粉末化したものを、少
なくとも前記庫内側の繊維表面に固着させたものであ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1は本発明のショーケー
スの側断面図、図2は前記ショーケースにおいてナイト
カバーを使用する前の庫内の状態を示す側断面図、図3
は前記ショーケースにおいてナイトカバーを使用した後
の庫内の状態を示す側断面図である。まず、図1におい
て、ショーケースの一例としてのオープンショーケース
1は、断熱壁2により構成されたケース本体3の前面
に、前記ケース本体3内に設けられた商品陳列部4に商
品を出し入れするための開口部5が形成されている。ま
た、ケース本体3の背面に循環ダクト6が設けられると
ともに、循環ダクト6内に冷却ファン7と冷却器8が配
設されている。冷却ファン7で冷却器8に送り込まれた
空気は、冷却されて循環ダクト6内を上方に向かい、天
井部前端の吹出口9から下方に吹き出されることによ
り、開口部5において冷気のエアカーテンを形成した
後、一部がショーケース底部前端の吸込口10から吸い
込まれて再び循環ダクト6内に送り込まれるという循環
構造を採っている。そして、前記エアカーテンによっ
て、外気との遮断を行い、庫内温度を一定に冷却するよ
うにしている。また、オープンショーケース1の設置さ
れた店舗の非営業時においては、開口部5を塞ぐように
ナイトカバー11が掛けられる。
【0008】本発明は、このようなオープンショーケー
ス1において、ナイトカバー11をマイナスイオン12
を発生させる生地により構成したものである。この生地
としては、該生地の表面にガーネット又はトルマリン等
の天然鉱物を微細粉末化して、繊維表面に固着させたも
のを用いる。
【0009】このような生地により、マイナスイオン1
2を発生させる原理について、図1に基づき説明する。
オープンショーケース1において、ナイトカバー11が
掛けられている状態では、前記吹出口9から吹出される
冷気は、ナイトカバー11の庫内側表面に沿って流れる
こととなる。このとき、前記冷気が水分を含むものであ
る場合には、ナイトカバー11の庫内側表面に固着され
たトルマリン等の天然鉱物に前記水分が触れることによ
り分解されることとなる。これにより、水分が下式に示
すように分解され、さらに空気中の水分と反応すること
によりマイナスイオン12(H3-;ヒドロキシルマイ
ナスイオン)が発生する。 H2O → OH- + H+ HO- + H2O → H3- なお、この場合、H+は水素ガスとなって放出されるこ
ととなる。
【0010】以上のように、庫内を循環する空気に含ま
れる水分によりマイナスイオン12を発生させることが
できるため、庫内の湿度を一定に保つだけで、特別な装
置を設けることなく、庫内におけるプラスイオン13の
量に比し多量のマイナスイオン12を発生させることが
可能となる。
【0011】また、図1に示すように、前記循環構造に
より、エアカーテンとともに一定濃度のマイナスイオン
12を含んだ空気が庫内を循環することとなるため、庫
内全体のマイナスイオン12の濃度を一定に保つことが
できる。
【0012】これにより、図2に示すように、営業時に
おいて、蛍光灯やファンモータ等から発生したプラスイ
オン13により、庫内がプラスイオン13で満たされた
状態となった場合であっても、営業終了後にナイトカバ
ー11を掛けることにより、庫内の商品陳列部4を冷気
とともに、マイナスイオン12が循環することとなり、
図3に示すように、次の営業時においては、商品陳列部
4が多量のマイナスイオン12で満たされることとな
る。
【0013】このように、マイナスイオンを含んだ空気
で、庫内の商品陳列部4を満たすことにより、庫内の除
菌,消臭を図ることができる。すなわち、雑菌やカビの
胞子等の有害微粒子は、通常プラスに帯電しているた
め、庫内を循環する空気中に含まれるマイナスイオンに
吸着し中和するとともに、その重みにより床に落下する
こととなる。これにより、悪臭の元となる有害物質等を
無くすことができ、庫内空気の除菌,消臭を図ることに
よる食品等の鮮度保持が可能となるものである。従っ
て、前記従来技術のように、オゾンや酵素ラジカルを含
ませる必要は無く、マイナスイオンのみで適切な除菌,
消臭効果を得ることができる。
【0014】以上のように、本実施の形態では、非営業
時において、開口部を塞ぐように掛けられるナイトカバ
ーの庫内側表面に、マイナスイオンを発生させる天然鉱
物を固着させることとしたので、人体に有害なオゾン等
を発生させることなく、簡易な構成で、適切な除菌,消
臭効果を得ることができる。
【0015】また、マイナスイオンは、人体に有害なオ
ゾン等を発生させないだけでなく、逆に、血液の浄化作
用,精神安定作用,自律神経の調整作用等、身体の健康
促進に有効な働きをするものであるので、ショーケース
周囲においては商品の選択等を行う購買客や店員に対
し、良い店内環境を作ることができる。
【0016】また、ナイトカバー自体のカビの発生等を
防止することができるため、ナイトカバーを清潔に保つ
ことができる。
【0017】また、マイナスイオンは還元作用を有する
ため、庫内の板金部品等の酸化を抑制することができ
る。
【0018】また、害虫は特定のプラスイオン環境の中
でしか生きていけず、マイナスイオン環境から逃げ出し
ていくという性質を有するため、庫内にマイナスイオン
を発生させておくことにより、害虫予防の効果を有する
こととなる。
【0019】さらに、ナイトカバーをマイナスイオンを
発生させる生地により構成したものであるため、ナイト
カバーの交換のみで、既存のショーケースに対しても容
易に適用することが可能となる。また、電気的なマイナ
スイオン発生手段を設ける必要がないため、省エネとな
る。
【0020】なお、庫内の商品陳列部をマイナスイオン
で満たすためには、ナイトカバーの庫内側表面にのみ天
然鉱物の微細粉末を固着させればよいが、庫外側表面に
も天然鉱物の微細粉末を固着させることにより、ショー
ケース周囲のマイナスイオン化を図ることができ、ま
た、害虫の予防効果を高めることができる。また、前記
の実施の形態では、ナイトカバーを掛けている状態にお
いてマイナスイオンを発生させることとして説明してい
るが、これに限るものではなく、営業時においてナイト
カバーが収納されている状態においても、ナイトカバー
表面に固着された天然鉱物に空気中の水分が触れること
により、一定量のマイナスイオンを発生させることがで
きる。また、本実施の形態は、多段棚型のオープンショ
ーケースについて説明したが、本発明は平型オープンシ
ョーケースにも同様に適用可能である。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のショーケ
ースでは、人体に有害な窒素酸化物やオゾン等を発生さ
せることなく、簡易な構成で適切に食品陳列部における
除菌,消臭効果を得ることができる。また、マイナスイ
オンの発生によって、食品の鮮度維持効果が高くなると
ともに、プラスイオン環境の中でしか生きていけない害
虫の庫内への侵入を防ぐことができる。さらに、ナイト
カバーにマイナスイオンを発生させる天然鉱物を含ませ
た素材を用いただけで、電気的なマイナスイオンの発生
手段を用いないため、省エネに寄与し、かつ安全であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のショーケースの一実施の形態を示す
側断面図である。
【図2】 本発明のショーケースにおいて、ナイトカバ
ーを使用する前の庫内の状態を示す側断面図である。
【図3】 本発明のショーケースにおいて、ナイトカバ
ーを使用した後の庫内の状態を示す側断面図である。
【符号の説明】
1 オープンショーケース、2 断熱壁、3 ケース本
体、4 商品陳列部、5 開口部、6 循環ダクト、7
冷却ファン、8 冷却器、9 吹出口、10吸込口、
11 ナイトカバー。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース本体の商品出し入れ用の開口部に
    冷気のエアカーテンを形成して庫内を保冷し、非営業時
    に前記エアカーテンの外側を覆うナイトカバーを備えた
    ショーケースにおいて、 前記ナイトカバーは、マイナスイオンを発生させる生地
    により構成したことを特徴とするショーケース。
  2. 【請求項2】 前記生地は、マイナスイオンを発生させ
    るトルマリン又はガーネット等の天然鉱物を微細粉末化
    したものを、少なくとも前記庫内側の繊維表面に固着さ
    せたものであることを特徴とする請求項1に記載のショ
    ーケース。
JP2001325407A 2001-10-23 2001-10-23 ショーケース Pending JP2003130540A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005199362A (ja) * 2004-01-13 2005-07-28 Yuichiro Niizaki ブラシ毛素材および研磨ブラシ
JP2008264977A (ja) * 2007-04-24 2008-11-06 Makino Milling Mach Co Ltd 加工設備

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