JP2003130435A - 空調機制御システム及びその制御方法 - Google Patents

空調機制御システム及びその制御方法

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JP2003130435A JP2001330545A JP2001330545A JP2003130435A JP 2003130435 A JP2003130435 A JP 2003130435A JP 2001330545 A JP2001330545 A JP 2001330545A JP 2001330545 A JP2001330545 A JP 2001330545A JP 2003130435 A JP2003130435 A JP 2003130435A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空調機制御システム内の空調運転情報やWHM
の電力量をモニタリングする際にトラブルが発生した場
合、算出した使用電力量の按分結果をそのまま使用でき
ず、修正が必要であった。この修正には多大な労力や時
間を要していた。 【解決手段】 空調機の運転情報やWHMの電力量をモ
ニタリングする際に、予め定められた範囲内であるか否
かを判定し、範囲内でなければ、記憶手段中に記憶され
ている正常にモニタリングされた運転情報、電力量及び
按分電力量を用いて現在の按分電力量を推定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空調機にかかる電
力料金を課金するために使用電力量を按分する際に、通
常の按分ができない状況で応急的な按分計算をする空調
機制御システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】空気調和機(以下、空調機)の電力料金
課金システムを備えた空調機制御システムには、例え
ば、特開平5−157336号公報や特開平5−196
640号公報において開示されているものがある。
【0003】特開平5−157336号公報では、複数
台の室内機の空調料金をその出した能力に応じて公平に
算出するため、室内機の電子膨張弁の開度と運転時間と
から各室内機が出した能力を算出し、この能力に応じて
空調機全体の空調料金を按分している。
【0004】また、図19は特開平5−196640号
公報の電力量按分装置である。この図における電力按分
装置は、空調機101の機能を最低限維持する最低電力
量を設定するベースロード設定器102と、空調機10
1の運転時間を検出する運転時間検出器103と、各空
調機101の能力を予め設定する空調能力設定器104
と、運転時間検出器103で検出された運転時間の総和
と1個の空調機101の運転時間との比率で総電力量を
按分して求めた各空調機101の運転時間当りの使用電
力量に、設定された空調機101の能力の総和と1個の
空調機101の能力との比率で最低電力量を按分した結
果を加算してそれぞれの空調機101の一定期間の使用
電力量を算出するCPU105とを備えている。
【0005】これにより、課金按分に必要な室内機およ
び室外機の運転時間や発揮した能力の情報を収集し、電
力量計(WHM)106の使用電力量から空調能力設定
器104のデータを使用して各空調機の空調料金を按分
している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような空調機の電
力料金課金システムは、空調運転データやWHM106
の積算データのモニタリングが正常にできない場合に、
通常の按分計算による空調料金の結果をそのままの適用
できず、空調料金を修正するのに多大な労力や時間を必
要とするという問題があった。
【0007】この発明は、このような問題点を解決する
ためになされたもので、正常にモニタリングできない場
合に、迅速に空調の按分した使用電力量を推定すること
ができるようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】複数の空調機と、複数の
空調機から運転情報を受信する通信手段と、複数の空調
機の使用した電力量を計測する電力量計と、電力量をモ
ニタリングするモニタリング手段と、モニタリング手段
でモニタリングした電力量が予め定めた範囲内であるか
否かを判定する第一の電力量判定手段と、電力量が範囲
内であれば、運転情報をもとに電力量を按分し按分電力
量を求める按分手段と、按分電力量と運転情報とを記憶
する記憶手段と、電力量が範囲内でなければ、按分手段
で按分した時点から現時点までの運転情報と記憶手段に
記憶された運転情報との比と記憶手段に記憶された按分
電力量とから按分電力量を推定する応急按分手段とを有
する。
【0009】また、電力量が範囲内でなければ、モニタ
リング手段でモニタリングを繰り返し電力量が予め定め
た範囲内であるか否かを判定する第二の電力量判定手段
を有し、応急按分手段は、電力量が範囲内であれば、第
一の電力量判定手段で判定した時点から現時点までの運
転情報と記憶手段に記憶された運転情報との比と記憶手
段に記憶された按分電力量とから按分電力量を推定す
る。
【0010】さらに、電力量が範囲内であれば、電力量
が電力量計で処理された時刻と記憶手段に記憶された電
力量が電力量計で処理された時刻とから処理間隔を求
め、処理間隔が予め定められた範囲内でなければ記憶手
段に記憶する。
【0011】複数の空調機と、複数の空調機から運転情
報を受信する通信手段と、複数の空調機の使用した電力
量を計測する電力量計と、電力量をモニタリングするモ
ニタリング手段と、通信手段でモニタリングした運転情
報が予め定めた範囲内であるか否かを判定する第一の運
転情報判定手段と、運転情報が範囲内であれば、運転情
報をもとに電力量を按分し按分電力量を求める按分手段
と、按分電力量と電力量とを記憶する記憶手段と、運転
情報が範囲内でなければ、按分手段で按分した時点から
現時点までの電力量と記憶手段に記憶された電力量との
比と記憶手段に記憶された按分電力量とから按分電力量
を推定する応急按分手段とを有する。
【0012】また、運転情報が範囲内でなければ、モニ
タリング手段でモニタリングを繰り返し運転情報が予め
定めた範囲内であるか否かを判定する第二の運転情報判
定手段を有し、応急按分手段は、運転情報が範囲内であ
れば、第一の運転情報判定手段で判定した時点から現時
点までの電力量と記憶手段に記憶された電力量との比と
記憶手段に記憶された按分電力量とから按分電力量を推
定する。
【0013】さらに、運転情報が範囲内であれば、運転
情報が通信手段で処理された時刻と記憶手段に記憶され
た運転情報が通信手段で処理された時刻とから処理間隔
を求め、処理間隔が予め定められた範囲内でなければ記
憶手段に記憶する。
【0014】電力量をモニタリングし、電力量が予め定
めた範囲内であるか否かを判定する第一のステップと、
電力量が範囲内であれば、運転情報をもとに電力量を按
分し按分電力量を求め、按分電力量と運転情報とを記憶
する第二のステップと、電力量が範囲内でなければ、按
分手段で按分した時点から現時点までの運転情報と、記
憶手段に記憶された運転情報との比と記憶手段に記憶さ
れた按分電力量とから按分電力量を推定する第三のステ
ップとを有する。
【0015】また、第一のステップで電力量が範囲内で
なければ、モニタリングを繰り返し電力量が予め定めた
範囲内であるか否かを判定する第四のステップを有し、
電力量が範囲内であれば、第三のステップで、判定した
時点から現時点までの運転情報と記憶手段に記憶された
運転情報との比と記憶手段に記憶された按分電力量とか
ら按分電力量を推定することを有する。
【0016】さらに、第一のステップで電力量が範囲内
であれば、電力量が電力量計で処理された時刻と、記憶
手段に記憶された電力量が電力量計で処理された時刻と
から処理間隔を求める第五のステップと、処理間隔が予
め定められた範囲内でなければ記憶手段に記憶する第六
のステップとを有する。
【0017】運転情報をモニタリングし、運転情報が予
め定めた範囲内であるか否かを判定する第一のステップ
と、運転情報が範囲内であれば、運転情報をもとに電力
量を按分し按分電力量を求め、按分電力量と電力量とを
記憶する第二のステップと、運転情報が範囲内でなけれ
ば、按分手段で按分した時点から現時点までの電力量
と、記憶手段に記憶された電力量との比と記憶手段に記
憶された按分電力量とから按分電力量を推定する第三の
ステップとを有する。
【0018】また、第一のステップで運転情報が範囲内
でなければ、モニタリングを繰り返し運転情報が予め定
めた範囲内であるか否かを判定する第四のステップを有
し、運転情報が範囲内であれば、第三のステップで、判
定した時点から現時点までの電力量と記憶手段に記憶さ
れた電力量との比と記憶手段に記憶された按分電力量と
から按分電力量を推定する。
【0019】さらに、第一のステップで運転情報が範囲
内であれば、運転情報が通信手段で処理された時刻と、
記憶手段に記憶された運転情報が通信手段で処理された
時刻とから処理間隔を求める第五のステップと、処理間
隔が予め定められた範囲内でなければ記憶手段に記憶す
る第六のステップとを有する。
【0020】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、この発明
の実施の形態1における空調機制御システムの構成図で
あり、この空調機制御システム1は、電力量に応じて料
金を計算する電力料金課金手段2と、電力を消費する室
外機3と室内機4とを有する空調機(空調機本体)5
と、空調機本体5の消費電力を計測する電力量計(WH
M)6とを有する。
【0021】この中の電力料金課金手段2は、電力料金
課金手段2全体の制御を行うマイコン7と、マイコン7
からの指令により空調機本体5から空調料金を算出する
ために個々の空調機の運転状況についての運転情報(後
述)等を取得する通信手段8と、電力量計6に取込まれ
た空調機本体5の消費電力量の積算値である電力量をモ
ニタリングするモニタリング手段としての機能を兼ね備
えるとともに空調機の運転設定などの入力を行なう入力
手段9と、入力手段9に課金に必要な室内機4の台数や
個々の能力データ及びシステム構成等の情報を入力した
結果を出力する出力手段10と、前述した運転情報や空
調機本体5の運転時における空調能力や消費電力量を示
す運転能力情報や電力量計6で計測された電力量を記憶
手段であるデータベース11に記憶したり読み出したり
するデータベース入出力手段12と、データベース入出
力手段12を介してデータベース11から読み出した運
転能力情報を利用して運転情報と電力量とから按分電力
量を求める按分手段13と各装置間を接続する伝送線1
4といった基本的な構成に加え、入力手段9によりモニ
タリングされた電力量の値が正常であるか否かを判定す
る第一の電力量判定手段15と、通常の按分ができない
場合に代わりに按分する応急按分手段16とを有してい
る。
【0022】このような構成の空調機制御システム1
は、入力手段9から空調機本体5への動作指令が入力さ
れ、個々の空調機が稼動し、これら空調機の運転情報
と、空調機本体5の消費した消費電力量の積算値である
電力量計6の電力量と、予め定められた固定値である室
内機4の台数や個々の能力データ及びシステム構成等の
情報を入力した結果と、運転能力情報とから按分手段1
3にて按分計算をし、按分結果を出力手段10に表示さ
せるとともにデータベース入出力手段12を介してデー
タベース11に記憶させるものである。
【0023】このような按分手段を用いて空調料金を按
分する方法については幾通りか考えられる。まず、空調
機の使用電力量を分類すると、室外機3と室内機4とに
分けられる。このうち、室外機3の使用電力量は冷媒に
使用した電力量、いいかえれば、圧縮機やファンによっ
て消費された電力量である。一方、室内機4の使用電力
量は送風FANの運転により消費された電力量である。
【0024】このような空調機の室外機3の使用電力量
の按分方法は、運転時間×室内機能力、サーモON時
間×室内機能力、運転能力積算値×室内機能力、冷
媒量積算値×室内機能力、面積比率(使用電力量を常
に固定比率で按分する方法)、室外機停止中に圧縮機
が凍結防止するためのクランクケースヒータがONさ
れ、その使用電力量を別扱いにして、パラメータを使用
して室内機に電力量を振り分ける方法、といったものが
ありうる。
【0025】一方、室内機4の使用電力量の按分方法
は、FAN運転時間×FAN能力、FAN運転能力
積算値×FAN能力、といってものがありうる。ただ
し、空調機全体に占めるFANの使用電力量が低いこと
から、FANの使用電力量を無視することも可能であ
る。
【0026】従って、ある空調機の按分電力量は、空調
機の按分電力量=室外機使用電力量の按分電力量+室内
機使用電力量の按分電力量、となる。
【0027】ここで、按分単位を1日とすると、室外機
3および室内機4の使用電力量は、空調機の按分電力量
=WHMの使用電力量×室内機のパラメータ/WHMに
接続した全室内機のパラメータ合計、となる。
【0028】例えば、室外機3の使用電力量の計算を前
述に従って計算すると、空調機の按分電力量=1日の
使用電力量(室外機のみ)×ある室内機の(運転能力積
算値×室内機能力)/全室内機の(運転能力積算値×室
内機能力)の合計、という式で表される。
【0029】これを、実際に各制御手段に対応づけて、
具体的に説明する。入力手段9は、室内機の能力Qi、
室内機のFANの容量Pfi、室外機のクランクケース
ヒータの容量Pwiや電力量計の関連情報(電力量計と
室外機と室内機に関する情報)を入力したり、電力量計
の積算値をモニタリングしたり、室内機の操作等をする
制御手段である。
【0030】また、按分手段13は、室外機3や室内機
4および電力量から得られた情報(電力量計の積算電力
量(当日)Wi2、室内機4の運転能力積算時間(当
日)Coi2、室内機4のFAN運転積算時間(当日)
Cii2、室外機3のクランクケースヒータ動作積算時
間(当日)Cci2)及びデータベース11から読み出
した運転能力情報と運転情報である電力量計6の積算電
力量(前日)Wi1、室内機4の運転能力積算時間(前
日)Coi1、室内機4のFAN運転積算時間(前日)
Cii1、及び室外機3のクランクケースヒータ動作積
算時間(前日)Cci1とを基に電力量計6の使用電力
量を各パラメータに応じて室内機3の使用電力量Qiを
按分する。
【0031】図2はこのような空調料金の按分の処理手
順を示すフローチャートである。このフローチャートを
開始すると、データベース11から当日(正確には当日
の処理を開始した時点の時刻)の電力量計積算電力量W
i2と前日の電力量計積算電力量値Wi1を読み出し、 Wti=Wi2−Wi1 といった減算式から電力量計6の1日の電力量Wtiを
算出する(S201)。
【0032】次に、データベース11から当日の室外機
のクランクケースヒータ動作積算時間Cci2と前日の
室外機のクランクケースヒータ動作積算時間Cci1を
読み出し、 Cci=Cci2−Cci1 といった減算式から室外機3の1日のクランクケースヒ
ータ動作時間Cciを算出するとともに、データベース
11から室外機3のクランクケースヒータ容量Pwiを
読み出し、 WSi=Pwi×Cci という掛け算式から室外機3の停止中の使用電力量(1
日のクランクケースヒータ動作使用電力量)WSiを算
出する(S202)。
【0033】次に、データベース11から室内機4の運
転能力積算時間(当日)Coi2、運転能力積算時間
(前日)Coi1、FAN運転積算時間(当日)Cii
2、FAN運転積算時間(前日)Cii1を読み出し、 Coi=Coi2−Coi1 Cii=Cii2−Cii1 といった減算式から室内機の1日の運転能力時間Coi
と1日のFAN運転時間Ciiを算出する(S20
3)。
【0034】次に、当該電力量計6が室外機3だけに接
続されているか否かををデータベース11からの情報を
基にして判断する(S204)。室外機3に接続されて
いる場合、この電力量計6に接続されているすべての室
外機3の室外機停止中の使用電力量WSiの合計と電力
量計の1日の電力量Wtiとを比較し、 Wti > ΣWSi という関係式が成り立つか否か、すなわち、電力量計の
1日の電力量Wtiが電力量計6に接続されているすべ
ての室外機3の室外機停止中の使用電力量WSiの合計
よりも大きいか否かを判断する(S205)。
【0035】電力量計の1日の電力量Wtiの方が大き
い場合は、電力量計の1日の電力量Wtiから室外機停
止中の使用電力量WSiの合計を減算した電力量と、室
内機の1日の運転能力時間Coiと、室内機の能力Pi
とから、電力量計6に接続されている室外機3と組み合
わされることで空調機を構成する各室内機の1日分の室
外機使用電力量Qoiを、 Qoi=(Wti−ΣWSi)・Coi・Pi/(ΣC
oi・Pi)+WSi・Pi/(ΣPi) という式で按分算出する(S206)。
【0036】一方、S205で電力量計の1日の電力量
Wtiの方が小さい場合は、室外機停止中の使用電力量
WSiと室内機の能力Piとから、室外機に接続された
各室内機の使用電力量Qoiを Qoi=WSi・Pi/(ΣPi) という式で按分算出する(S207)。
【0037】また、S204で電力計6が室外機3に接
続されていない場合、つまり、室内機4だけに接続され
ている場合、電力量計の1日の電力量Wtiと、1日の
FAN運転時間Ciiと、室内機のFANの容量Pfi
とから、電力量計に接続されている各室内機の室内機使
用電力量Qiiを Qii=Wti・Cii・Pfi/(ΣCii・Pf
i) という式で按分計算する(S208)。
【0038】次に、これらの処理によりQoiまたはQ
iiの按分計算がすべての電力量計6の使用電力量につ
いて終了したか否かを判断し(S209)、按分計算さ
れていれば、S206あるいはS207で按分算出した
Qoiと、S208で按分算出したQiiを用いて、各
室内機の1日の使用電力量を Qi=Qoi+Qii という式で求め(S210)、終了する。
【0039】一方、S209で、すべての電力量計6の
使用電力量について按分計算されたというわけでない場
合、S204以降の処理を全ての電力量計6の使用電力
量を按分計算するまで繰り返される。
【0040】この実施の形態においては、このような処
理により通常の按分処理は行なわれることになる。
【0041】なお、前述した運転情報とは、室内機4の
運転能力積算時間、室内機4のFAN運転積算時間、室
外機3のクランクケースヒータ動作積算時間の総称であ
る。
【0042】図3は、このような空調機制御システム1
において、電力量のモニタリング時にトラブルが発生し
た場合に、モニタリングしたデータが正常であるか否
か、また、正常でない場合に応急的に按分する方法を示
すフローチャートである。
【0043】このフローチャートでは、処理を開始する
と、空調料金の按分計算に使用する電力量を把握するた
めに、入力手段9による電力量計6の電力量のモニタリ
ングがモニタタイミングに合わせて行われる(S1)。
次に、第一の電力量判定手段15において電力量が予め
定められた電力量判定条件に対して正常であるか否かを
判定する(S2)。正常であると判断された場合、この
電力量とデータベース11内に記憶されている空調機本
体5の運転情報、運転能力情報を使用して按分計算し
(S3)、按分結果を、データベース入出力手段12を
介してデータベース11に記憶させ(S4)、終了す
る。
【0044】なお、電力量判定条件は電力量計6が空調
機本体5の消費した電力量を読み込んでいるか否かとい
う点と、入力手段9が電力量計6からモニタリングした
値が運転情報を基準とした予め定められた第一の範囲を
逸脱していないかという点を条件としたものである。
【0045】一方、S2において正常でないと判断され
た場合、前日の運転情報と按分結果を基に比率を計算
し、当日分の運転情報から応急的に按分電力量を応急按
分手段16で計算し(S5)、応急按分結果を、データ
ベース入出力手段12を介してデータベース11に記憶
させ(S6)、終了する。
【0046】この時、応急的な按分計算は、求めている
当日分の按分電力量=運転情報(当日分)/運転情報
(前日分)×按分電力量(前日分)という式で行うもの
とする。
【0047】このようにすることにより、電力量のモニ
タリング時にトラブルが発生した場合に、前日のデータ
を使用して応急的に空調料金の按分算出することがで
き、手動で計算するよりも手間や時間を大幅に軽減でき
る。
【0048】また、この実施の形態では電力量計6が空
調機本体5の電力量積算値をモニタリングする構成につ
いて述べているが、パルス式の電力量計を使用した場合
であっても、パルスの積算値を判定することでトラブル
発生を見分け、このような応急按分計算処理を行なうこ
とができる。
【0049】さらに、この実施の形態ではデータベース
11内に記憶され応急按分計算に使用するデータとして
前日のデータを用いているが、このデータを正常モニタ
できた日のデータ、過去一週間分の平均データ、過去一
ヶ月の平均データ、一年前の当月の平均データ等に置き
換えて応急按分手段16で応急的に按分計算する方法と
してもよい。
【0050】実施の形態2.図4は、この発明の実施の
形態2における空調機制御システムの構成図である。な
お、既に実施の形態1で説明したものと同じ機能を有す
る構成については同一の番号を付すとともに機能説明を
省略する。
【0051】図4中、電力料金課金手段2は、実施の形
態1で説明したような基本的な構成に加え、入力手段9
によりモニタリングされた電力量の値が正常であるか否
かを判定する第一の電力量判定手段15と、通常の按分
ができない場合に代わりに按分する応急按分手段16
と、応急按分手段16で計算した按分結果を按分単位に
分割修正する按分分割手段17と、入力手段9によりモ
ニタリングされた電力量の値が正常であるか否かを判定
する第二の電力量判定手段18とを有している。
【0052】図5は、このような電力課金手段2を有す
る空調機制御システム1において、電力量のモニタリン
グ時にトラブルが発生した場合に、モニタリングしたデ
ータが正常であるか否か、また、正常でない場合に応急
的に按分単位で按分する方法を示すフローチャートであ
る。
【0053】このフローチャートでは、処理を開始する
と、空調料金の按分計算に使用する電力量を把握するた
めに、入力手段9による電力量計6の電力量のモニタリ
ングがモニタタイミングに合わせて行われる(S1
1)。次に、第一の電力量判定手段15において電力量
が、予め定められた基準となる電力量に対して正常と認
められる第一の範囲内であるか否かを判定する(S1
2)。正常であると判断された場合、この電力量とデー
タベース11内に記憶されている空調機本体5の運転情
報、運転能力情報を使用して按分計算し(S13)、按
分結果を、データベース入出力手段12を介してデータ
ベース11に記憶させ(S14)、終了する。
【0054】一方、S12において正常でないと判断さ
れた場合、何らかの故障が発生したものと考えられる。
そうなれば当然に復旧作業が行われることとなるが、こ
の復旧作業の完了を検知するために、入力手段9による
電力量計6のモニタリングが次のモニタタイミングに合
わせて行われ(S15)、第二の電力量判定手段18に
おいて電力量が、予め定められた基準となる電力量に対
して正常と認められる第二の範囲内であるか否かを判定
する(S16)。その結果、正常とみなせる範囲外であ
れば、故障から復旧していないと判断し、再度S15へ
戻りモニタリングを行なう。
【0055】なお、復旧していないと判断し、再度S1
5の処理を繰り返す処理は、予め第二の電力量判定手段
18において、モニタリングを行なう回数を指定するよ
うになっている。また、第一の電力量判定手段15に予
め定められた第一の範囲と第二の電力量判定手段18に
予め定められた第二の範囲は、同じ範囲と設定すること
も可能であるし、異なる範囲として設定することも可能
である。
【0056】一方、S16で電力量が正常とみなせる範
囲内であり故障から復旧したと判断された場合は、電力
量計6の電力量や空調機本体5の運転情報を基に電力量
計6のモニタリング故障期間を按分単位として応急按分
手段16にて按分計算し(S17)、計算した按分結果
を按分分割手段17で通常の按分単位(例えば、1日単
位)に分割するように計算し(S18)、この電力量計
6のモニタリング故障期間の按分結果を、データベース
入出力手段12を介してデータベース11に記憶させ
(S19)、終了する。
【0057】この時、電力量計6のモニタリング故障期
間の応急的な按分計算は、求めている故障期間分の按分
電力量=運転情報(故障期間分)/運転情報(正常運転
期間分)×按分電力量(正常運転期間分) という式で行うものとする。
【0058】このようにすることにより、電力量のモニ
タリング時にトラブルが発生した場合に、正常な運転を
していた期間のデータを使用して応急的に故障期間の空
調料金を按分単位毎に算出することができ、手動で計算
するよりも手間や時間を大幅に軽減できる。
【0059】実施の形態3.図6は、この発明の実施の
形態3における空調機制御システムの構成図である。な
お、既に実施の形態1及び実施の形態2で説明したもの
と同じ機能を有する構成については同一の番号を付すと
ともに説明を省略する。
【0060】図6中、電力料金課金手段2は、実施の形
態1で説明したような基本的な構成に加え、入力手段9
によりモニタリングされた電力量の値が正常であるか否
かを判定する第一の電力量判定手段15と、通常の按分
ができない場合に代わりに按分する応急按分手段16
と、応急按分手段16で計算した按分結果を按分単位に
分割修正する按分分割手段17と、データベース11に
記憶されている電力量のデータと今回モニタリングした
電力量のデータとを比較する電力量データ比較手段19
と故障期間が記憶されているか否かを確認する故障期間
確認手段20とを有している。
【0061】また、入力手段9は、トラブルが発生し入
力手段9により電力量がモニタリングされなかった期間
(以下、故障期間)の電力量を入力する機能を有してい
る。
【0062】図7、図8は、このような電力課金手段2
を有する空調機制御システム1において、電力量のモニ
タリング時にトラブルが発生した場合に、モニタリング
したデータが正常であるか否か、あるいは電力量が運転
情報と比べて正常であるか否か、また、正常でない場合
に応急的に按分単位で按分する方法を示すフローチャー
トである。
【0063】図7のフローチャートでは、処理を開始す
ると、空調料金の按分計算に使用する電力量を把握する
ために、入力手段9による電力量計6の電力量のモニタ
リングがモニタタイミングに合わせて行われる(S2
1)。次に、第一の電力量判定手段15において、電力
量が予め定められた基準となる電力量に対して正常と認
められる範囲内であるか否かを判定する(S22)。
【0064】正常であると判断された場合、電力量デー
タ比較手段19において現在の電力量のデータに記録さ
れている電力量計6での処理時刻とデータベース11内
に記憶されている最新の電力量のデータに記録されてい
る電力量計6での処理時刻とを比較して、その間隔が予
め定められたモニタリング間隔と比べて一致する(正常
である)か否かを判定する(S23)。この電力量デー
タ比較手段19において正常であると判断された場合、
この電力量とデータベース11内に記憶されている空調
機本体5の運転情報、運転能力情報を使用して按分計算
し(S24)、按分結果を、データベース入出力手段1
2を介してデータベース11に記憶させ(S25)、終
了する。
【0065】なお、空調料金を按分するために使用する
電力量は、モニタリングした電力量が積算値であること
から、前回のモニタリングした積算電力量と今回モニタ
リングした積算電力量との差である。
【0066】一方、S22で電力量計6のモニタリング
ができていないと判断された場合は、再度、S21の電
力量計6のモニタリングを行ない、処理を繰り返す。
【0067】また、S23で予め定められたモニタリン
グ間隔と一致しないことから正常でないと判断された場
合、この間の期間を電力量計6の故障期間とみなしてデ
ータベース入出力手段12を介してデータベース11に
格納し(S26)、終了する。
【0068】このようにすることで、モニタリングした
電力量が正常であるか否かと、故障により復旧したか否
かがわかることに加え、故障期間していた期間を記憶す
ることができる。
【0069】次に、図8について説明する。このフロー
チャートでは、処理を開始すると、入力手段9で故障期
間の使用電力按分値の修正が選択されているか否かを判
断し(S31)、選択されている場合、データベース1
1に故障期間が記憶されているか否かを故障確認手段2
0にて判断し(S32)、故障期間が存在する場合、デ
ータベース入出力手段12を用いて電力量をデータベー
ス11から読み出して故障期間と故障期間以外の使用電
力量を算出した結果を出力手段10に表示する(S3
3)。この故障期間と故障期間以外の電力量や請求料金
の電力量を参考にした故障期間の使用電力量が入力手段
9に入力され(S34)、データベース11から読み出
した空調機の運転情報、故障期間を按分単位として空調
料金の按分を応急按分手段16にて算出する(S3
5)。この算出した按分結果を用いて、按分分割手段1
7で通常の按分単位(例えば、1日単位)に分割するよ
うに計算をし(S36)、データベース入出力手段12
を用いて算出した故障期間の按分結果をデータベース1
1に記憶し(S37)、終了する。
【0070】なお、S31で修正が選択されていない場
合は、そのまま処理は終了し、S32でデータベース1
1に故障期間が記憶されていない場合も、そのまま処理
は終了する。
【0071】このようにすることにより、空調料金の按
分を実施するために、電力量計の故障で交換するような
トラブルが発生したときでも、故障期間あるいは故障期
間の按分単位毎に空調料金を算出することができ、手動
で計算するよりも手間や時間を大幅に軽減できる。
【0072】また、この実施の形態では請求料金の電力
量と故障期間および故障期間外の電力量を元に故障期間
の電力量を求めて入力するような構成について述べてい
るが、室外機及び室内機の運転情報から故障期間および
故障期間外の按分元になる値の比率を表示し、故障期間
の電力量を求めて入力する方法も利用できる。
【0073】実施の形態4.図9は、この発明の実施の
形態4における空調機制御システムの構成図である。な
お、既に実施の形態1乃至実施の形態3で説明したもの
と同じ機能を有する構成については同一の番号を付すと
ともに説明を省略する。
【0074】図9中、電力料金課金手段2は、実施の形
態1で説明したような基本的な構成に加え、通信手段8
が空調機本体5から受信した運転情報が正常であるか否
かを判定する第一の運転情報判定手段21を有する。
【0075】図10は、このような電力課金手段2を有
する空調機制御システム1において、空調機本体5から
の運転情報が正常であるか否かを判定し、正常である場
合と正常でない場合とに分けて処理をする方法を示すフ
ローチャートである。
【0076】図10のフローチャートでは、処理を開始
すると、空調料金の按分計算に使用する空調機本体5の
運転情報を通信手段8でモニタリングし(S41)、第
一の運転情報判定手段21において、通信手段8で運転
情報が正常にモニタリングできたか否かについて運転情
報判定条件を使用して判断する(S42)。運転情報が
運転情報判定条件を満たし、正常であるとみなされた場
合、データベース11に記憶されている運転情報、運転
能力情報及び電力量計のモニタリング値等のデータを使
用して使用電力量の按分計算を実施し(S43)、デー
タベース入出力手段12を使用して算出した按分結果を
データベース11に記憶する(S44)。
【0077】一方、S42で運転情報が運転情報判定条
件を満たさず、正常でないとみなされた場合、応急按分
手段16で前日の運転情報と按分電力量のデータを基に
比率を算出し、当日分の電力量から按分電力量を応急的
に算出し(S45)、データベース入出力手段12を使
用して、算出した応急按分結果をデータベース11に記
憶させ(S46)、終了する。
【0078】この時、応急的な按分計算は、求めている
当日分の按分電力量=電力量(当日分)/電力量(前日
分)×按分電力量(前日分) という式で行うものとする。
【0079】なお、運転情報判定条件は通信手段8が空
調機本体5の運転情報をモニタリングできているか否か
という点と、通信手段8がモニタリングした値が運転情
報を基準とした予め定められた範囲を逸脱していないか
という点を条件としたものである。
【0080】このようにすることにより、空調料金の按
分を実施するために、室外機または室内機の情報)デー
タのモニタトラブルが発生するようなときでも、前日の
データを使用して応急的に空調料金の按分を算出するこ
とができ、手動で計算するよりも手間や時間を大幅に軽
減できる。
【0081】また、この実施の形態では、応急按分計算
に使用するデータを前日のデータとしているが、正常モ
ニタできた日のデータ、過去一週間分の平均データ、過
去一ヶ月の平均データ、昨年の当月の平均データ等を使
用して応急按分手段16にて応急的に按分計算する方法
も利用できる。
【0082】実施の形態5.図11は、この発明の実施
の形態5における空調機制御システムの構成図である。
なお、既に実施の形態1乃至実施の形態4で説明したも
のと同じ機能を有する構成については同一の番号を付す
とともに説明を省略する。
【0083】図11中、電力料金課金手段2は、実施の
形態1で説明したような基本的な構成に加え、通信手段
8によりモニタリングされた運転情報の値が正常である
か否かを判定する第一の運転情報判定手段21と、通常
の按分ができない場合に代わりに按分する応急按分手段
16と、応急按分手段16で計算した按分結果を例えば
一日分を一単位とした按分単位に分割修正する按分分割
手段17と、通信手段8によりモニタリングされた運転
情報の値が正常であるか否かを判定する第二の運転情報
判定手段22とを有している。
【0084】図12は、このような電力課金手段2を有
する空調機制御システム1において、運転情報のモニタ
リング時にトラブルが発生した場合に、モニタリングし
たデータが正常であるか否か、また、正常でない場合に
応急的に按分単位で按分する方法を示すフローチャート
である。
【0085】このフローチャートでは、処理を開始する
と、空調料金の按分計算に使用する運転情報を把握する
ために、空調機本体5の運転情報を通信手段8でモニタ
リングし(S51)、第一の運転情報判定手段21にお
いて、通信手段8で正常に運転情報がモニタリングでき
たか否かを判断する(S52)。運転情報がモニタリン
グできた場合、データベース11に記憶されている空調
機本体5の運転情報、運転能力情報及び電力量計のモニ
タリング値等のデータを使用して空調機本体5の使用電
力量について按分計算を実施し(S53)、データベー
ス入出力手段12を使用して算出した按分結果をデータ
ベース11に記憶する(S54)。
【0086】一方、S56において正常でないと判断さ
れた場合、何らかの故障が発生したものと考えられる。
そうなれば当然に復旧作業が行われることとなるが、こ
の復旧作業の完了を検知するために、通信手段8による
空調機本体5のモニタリングが次のモニタタイミングに
合わせて行われ(S55)、第二の運転情報判定手段2
2において運転情報が、予め定められた基準となる運転
情報に対して正常と認められる範囲内であるか否かを判
定する(S56)。その結果、正常とみなせる範囲外で
あれば、故障から復旧していないと判断し、再度S55
へ戻りモニタリングを行なう。
【0087】なお、復旧していないと判断し、再度S5
5の処理を繰り返す処理は、予め第二の運転情報判定手
段22において、モニタリングを行なう回数を指定する
ようになっている。
【0088】一方、S56で運転情報が正常とみなせる
範囲内であり故障から復旧したと判断された場合は、空
調機本体5の運転情報を基に空調機本体5のモニタリン
グ故障期間を按分単位として応急按分手段16にて按分
計算し(S57)、計算した按分結果を按分分割手段1
7で通常の按分単位(例えば、1日単位)に分割するよ
うに計算し(S58)、この空調機本体5のモニタリン
グ故障期間の按分結果を、データベース入出力手段12
を介してデータベース11に記憶させ(S59)、終了
する。
【0089】この時、電力量計6のモニタリング故障期
間の応急的な按分計算は、求めている故障期間分の按分
電力量=電力量(故障期間分)/電力量(正常運転期間
分)×按分電力量(正常運転期間分)という式で行うも
のとする。
【0090】このようにすることにより、空調料金の按
分を実施するために、空調機本体5の運転情報のモニタ
が一時的にトラブルを発生しても、通常の按分単位毎に
空調料金を算出することができ、手動で計算するよりも
手間や時間を大幅に軽減できる。
【0091】実施の形態6.図13は、この発明の実施
の形態6における空調機制御システムの構成図である。
なお、既に実施の形態1乃至実施の形態5で説明したも
のと同じ機能を有する構成については同一の番号を付す
とともに説明を省略する。
【0092】図13中、電力料金課金手段2は、実施の
形態1で説明したような基本的な構成に加え、通信手段
8によりモニタリングされた運転情報が正常であるか否
かを判定する第一の運転情報判定手段21と、通常の按
分ができない場合に代わりに按分する応急按分手段16
と、応急按分手段16で計算した按分結果を按分単位に
分割修正する按分分割手段17と、データベース11に
記憶されている運転情報のデータと今回モニタリングし
た運転情報のデータとを比較する運転情報データ比較手
段23とを有している。
【0093】また、入力手段9は、トラブルが発生し入
力手段9により運転情報がモニタリングされなかった期
間(以下、故障期間)の電力量を入力する機能を有して
いる。
【0094】図14、図15は、このような電力課金手
段2を有する空調機制御システム1において、運転情報
のモニタリング時にトラブルが発生した場合に、モニタ
リングしたデータが正常であるか否か、あるいは運転情
報が正常であるか否か、また、正常でない場合に応急的
に按分単位で按分する方法を示すフローチャートであ
る。
【0095】図14のフローチャートでは、処理を開始
すると、空調料金の按分計算に使用する電力量を把握す
るために、通信手段8による空調機本体5の運転情報の
モニタリングがモニタタイミングに合わせて行われる
(S61)。次に、第一の運転情報判定手段21におい
て、運転情報が予め定められた基準となる運転情報に対
して正常と認められる範囲内であるか否かを判定する
(S62)。
【0096】正常であると判断された場合、運転情報デ
ータ比較手段23において現在の運転情報のデータに記
録されている空調機本体5での処理時刻とデータベース
11内に記憶されている最新の運転情報のデータに記録
されている空調機本体5での処理時刻とを比較して、そ
の間隔が予め定められたモニタリング間隔と比べて一致
する(正常である)か否かを判定する(S63)。この
この電力量データ比較手段23において正常であると判
断された場合、この電力量データ比較手段19において
正常であると判断された場合、この電力量とデータベー
ス11内に記憶されている空調機本体5の運転情報、運
転能力情報を使用して按分計算しデータベース11内に
記憶されている空調機本体5の運転情報、運転能力情報
を使用して按分計算し(S64)、按分結果を、データ
ベース入出力手段12を介してデータベース11に記憶
させ(S65)、終了する。
【0097】一方、S62で運転情報のモニタリングが
できていないと判断された場合は、再度、S61の空調
機本体5のモニタリングを行ない、処理を繰り返す。
【0098】また、S63で予め定められたモニタリン
グ間隔と一致しないことから正常でないと判断された場
合、この間の期間を空調機本体5の故障期間とみなして
データベース入出力手段12を介してデータベース11
に格納し(S66)、終了する。
【0099】このようにすることで、モニタリングした
運転情報が正常であるか否かと、故障により復旧したか
否かがわかることに加え、故障期間していた期間を記憶
することができる。
【0100】次に、図15について説明する。このフロ
ーチャートでは、処理を開始すると、入力手段9で故障
期間の使用電力按分値の修正が選択されているか否かを
判断し(S71)、選択されている場合、データベース
11に故障期間が記憶されているか否かを故障確認手段
20にて判断し(S72)、故障期間が存在する場合、
データベース入出力手段12を用いて運転情報をデータ
ベース11から読み出して故障期間と故障期間以外の運
転情報を算出した結果を出力手段10に表示する(S7
3)。この故障期間と故障期間以外の運転情報を参考に
した故障期間の運転情報が入力手段9に入力され(S7
4)、データベース11から読み出した電力量、故障期
間を按分単位として空調料金の按分を応急按分手段16
にて算出する(S75)。この算出した按分結果を用い
て、按分分割手段17で通常の按分単位(例えば、1日
単位)に分割するように計算をし(S76)、データベ
ース入出力手段12を用いて算出した故障期間の按分結
果をデータベース11に記憶し(S77)、終了する。
【0101】なお、S71で修正が選択されていない場
合は、そのまま処理は終了し、S72でデータベース1
1に故障期間が記憶されていない場合も、そのまま処理
は終了する。
【0102】このようにすることにより、空調料金の按
分を実施するために、室外機あるいは室内機の故障で交
換するようなトラブルが発生したときでも、故障期間あ
るいは故障期間の按分単位毎に空調料金を算出すること
ができ、手動で計算するよりも手間や時間を大幅に軽減
できる。
【0103】実施の形態7.図16は、この発明の実施
の形態7における空調機制御システムの構成図である。
なお、既に実施の形態1乃至実施の形態6で説明したも
のと同じ機能を有する構成については同一の番号を付す
とともに説明を省略する。
【0104】図16中、電力料金課金手段2は、実施の
形態1で説明したような基本的な構成に加え、入力手段
9によりモニタリングされた電力量の値が正常であるか
否かを判定する第一の電力量判定手段15と、通常の按
分ができない場合に代わりに按分する応急按分手段16
と、通信手段8が空調機本体5から受信した運転情報が
正常であるか否かを判定する第一の運転情報判定手段2
1と、応急按分手段16で計算した按分結果を按分単位
に分割修正する按分分割手段17と、テナントの設定内
容を変更したかを検出するテナント検出手段24と、精
算日の時点で精算期間内に按分計算していない按分実施
単位の有無を検出する按分状態確認手段25と、按分状
態確認手段25で検出された按分されていない期間につ
いては応急的に按分し、算出された按分値と按分手段1
3にて算出した按分値を使用して応急的に精算する応急
精算手段26と、応急精算手段26で応急精算を実施し
たか否かを検出する応急精算確認手段27と、応急的に
精算した按分結果と故障からの復旧時に按分計算した結
果との差を翌月の空調料金に精算する応急料金精算手段
28とを有している。
【0105】このような構成を有するシステムの実際の
課金処理について説明をする。なお、この課金処理とは
別に、図17に示すように、このシステムで管理してい
る複数の空調機が設置されているテナントが変更された
ことを記録する処理が存在し、この処理では、テナント
検出手段24でテナントが変更されたか否かを検出し
(S91)、テナントが変更された場合は、新たなテナ
ントの入居した日をテナント変更日としてデータベース
入出力手段12を介してデータベース11に記憶し(S
92)、変更されていなければ記憶せずに終了する。
【0106】図18は、このような電力課金手段2を有
する空調機制御システム1において、トラブルが発生し
た場合に、モニタリングしたデータが正常であるか否
か、また、正常でない場合に応急的に按分単位で按分
し、料金の精算まで行なう方法を示すフローチャートで
ある。
【0107】このフローチャートでは、処理を開始する
と、空調料金の按分で使用する電力量と運転情報とを把
握するために、入力手段9による電力量計6の電力量の
モニタリングと、通信手段8による空調機本体5の運転
情報のモニタリングとを、それぞれモニタタイミングに
合わせて行なう(S91)。次に、第一の電力量判定手
段15と第一の運転情報判定手段21とで電力量と運転
情報とが正常にモニタリングできたか否かを判断する
(S92)。電力量及び運転情報が正常である場合、按
分手段13でデータベース11に記憶されている電力量
及び運転情報や運転能力情報等のデータを使用して空調
機本体5の使用電力量を按分計算し(S93)、データ
ベース入出力手段12を使用して算出した按分結果をデ
ータベース11に記憶し(S94)、終了する。
【0108】一方、S92で電力量あるいは運転情報の
モニタリングが正常でないと判断された場合、処理を行
なっている日が按分状態確認手段25を使用して入力手
段9により設定された精算日にあたるか否かを判断し
(S95)、精算日にあたる場合、精算期間の未按分の
按分単位が存在しており、データベース11に記憶した
変更日を参照して、テナント変更以降の運転情報や按分
結果値から一週間の空調料金按分値の平均値を算出し
て、精算日までの故障期間の空調料金按分を応急精算手
段26にて計算し(S96)、応急精算手段26で応急
的に按分計算した応急按分値とデータベース11に保存
している按分値とを使用して精算期間の空調料金合計を
応急料金算出し(S97)、次のモニタタイミングで電
力量と運転情報をモニタリングする(S98)。
【0109】一方、S95で精算日でないと判断される
場合、応急按分計算はせずにS98でモニタリングを行
なう。
【0110】次に、再び第一の電力量判定手段15と第
一の運転情報判定手段21とを用いて電力量と運転情報
が正常にモニタリングできたか、すなわち復旧したか否
かを判定する(S99)。正常であると判定される場
合、モニタリングした電力量および運転情報とデータベ
ース11に記憶されている故障期間のデータを基に応急
按分手段16を使用して空調料金の按分計算を故障期間
の按分単位で実施し(S100)、按分分割手段17で
算出した按分結果を用いて通常の按分単位(例、一日単
位)に修正計算をする(S101)。
【0111】一方、正常でないと判断される場合、電力
計6の電力量と空調機本体5の運転情報のモニタリング
機能は復旧していないので、再度S95からの処理を繰
り返す。
【0112】次に、応急精算確認手段27においてS9
2で正常でないと判定されてからS99で正常になった
と判定されるまでの間に応急精算をしたか否かを判断し
(S102)、精算を実施している場合、応急料金精算
手段28で、S96で応急的に按分計算した結果とS1
00で算出した按分結果とを比較し、その差分を次月の
空調料金精算に反映するために、当月の故障期間の按分
値にその差分を盛り込み、精算を実施し(S103)、
データベース入出力手段12にてデータベース11に記
憶する(S104)。
【0113】一方、S102で精算を実施していない場
合は、S101で算出した按分単位に修正された按分結
果をデータベース入出力手段12にてデータベース11
に記憶する。
【0114】このようにすることにより、精算日に該当
の期間分を空調料金合計に含んで精算することができる
ために、一時的な期間のモニタトラブルが発生した故障
期間の空調料金を翌日に偏ること無く精算することがで
きるという効果を奏する。また、故障復旧した当月の空
調料金に自動で先月分の応急精算結果との差分を精算し
て実施できるので、手動で計算するよりも手間や時間を
大幅に軽減できるという効果を奏する。また、テナント
の変更を検出する手段を設けているので、テナントの使
用実績のデータを使用した応急的な按分を実施でき、テ
ナントの使用実績に近い形で空調料金を算出することが
できる。
【0115】また、この実施の形態では応急按分計算に
使用するデータをテナント変更後の一週間平均の按分値
を使用するような構成にしているが、正常モニタできた
日のもっとも近い日のデータ、過去一ヶ月の平均デー
タ、一年前の当月平均データ等を使用して応急按分計算
手段18にて応急的に按分計算する方法を利用できるこ
とはいうまでもない。
【0116】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れるので、以下に示すような効果を奏する。空調機の運
転情報や電力量計の電力量のモニタリングが正常に行な
えない場合でも、前のデータを使用して応急的に按分す
ることができ個々の空調料金を算出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1における空調制御シス
テムの構成図である。
【図2】 本発明の実施の形態1における空調制御シス
テムのフローチャートである。
【図3】 本発明の実施の形態2における空調制御シス
テムのフローチャートである。
【図4】 本発明の実施の形態2における空調制御シス
テムの構成図である。
【図5】 本発明の実施の形態2における空調制御シス
テムのフローチャートである。
【図6】 本発明の実施の形態3における空調制御シス
テムの構成図である。
【図7】 本発明の実施の形態3における空調制御シス
テムのフローチャートである。
【図8】 本発明の実施の形態3における空調制御シス
テムのフローチャートである。
【図9】 本発明の実施の形態4における空調制御シス
テムの構成図である。
【図10】 本発明の実施の形態4における空調制御シ
ステムのフローチャートである。
【図11】 本発明の実施の形態5における空調制御シ
ステムの構成図である。
【図12】 本発明の実施の形態5における空調制御シ
ステムのフローチャートである。
【図13】 本発明の実施の形態6における空調制御シ
ステムの構成図である。
【図14】 本発明の実施の形態6における空調制御シ
ステムのフローチャートである。
【図15】 本発明の実施の形態6における空調制御シ
ステムのフローチャートである。
【図16】 本発明の実施の形態7における空調制御シ
ステムの構成図である。
【図17】 本発明の実施の形態7における空調制御シ
ステムのフローチャートである。
【図18】 本発明の実施の形態7における空調制御シ
ステムのフローチャートである。
【図19】 従来の空調制御システムの構成図である。
【符号の説明】
1 空調機制御システム、 2 電力料金課金手段、
3 室外機、 4 室内機、 5 空調機本体、 6
電力量計、 7 マイコン、 8 通信手段、9 入力
手段、 10 出力手段、 11 データベース、 1
2 データベース入出力手段、 13 按分手段、 1
4 伝送線、 15 第一の電力量判定手段、 16
応急按分手段、 17 按分分割手段、 18 第二の
電力量判定手段、 19 電力量データ比較手段、 2
0 故障確認手段、 21 第一の運転情報判定手段、
22 第二の運転情報判定手段、 23 運転情報デ
ータ比較手段、 24 テナント検出手段、 25 按
分状態確認手段、 26応急精算手段、 27 応急精
算確認手段、 28 応急料金精算手段。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の空調機と、前記複数の空調機から運
    転情報を受信する通信手段と、前記複数の空調機の使用
    した電力量を計測する電力量計と、前記電力量をモニタ
    リングするモニタリング手段と、前記モニタリング手段
    でモニタリングした前記電力量が予め定めた範囲内であ
    るか否かを判定する第一の電力量判定手段と、前記電力
    量が前記範囲内であれば、前記運転情報をもとに前記電
    力量を按分し按分電力量を求める按分手段と、前記按分
    電力量と前記運転情報とを記憶する記憶手段と、前記電
    力量が前記範囲内でなければ、前記按分手段で按分した
    時点から現時点までの運転情報と前記記憶手段に記憶さ
    れた前記運転情報との比と前記記憶手段に記憶された前
    記按分電力量とから按分電力量を推定する応急按分手段
    とを有することを特徴とする空調機制御システム。
  2. 【請求項2】電力量が前記範囲内でなければ、モニタリ
    ング手段でモニタリングを繰り返し前記電力量が予め定
    めた範囲内であるか否かを判定する第二の電力量判定手
    段を有し、応急按分手段は、前記電力量が前記範囲内で
    あれば、第一の電力量判定手段で判定した時点から現時
    点までの運転情報と前記記憶手段に記憶された運転情報
    との比と前記記憶手段に記憶された前記按分電力量とか
    ら按分電力量を推定することを特徴とする請求項1記載
    の空調機制御システム。
  3. 【請求項3】電力量が前記範囲内であれば、前記電力量
    が電力量計で処理された時刻と記憶手段に記憶された電
    力量が電力量計で処理された時刻とから処理間隔を求
    め、前記処理間隔が予め定められた範囲内でなければ前
    記記憶手段に記憶することを特徴とする請求項1および
    請求項2いずれか記載の空調機制御システム。
  4. 【請求項4】複数の空調機と、前記複数の空調機から運
    転情報を受信する通信手段と、前記複数の空調機の使用
    した電力量を計測する電力量計と、前記電力量をモニタ
    リングするモニタリング手段と、前記通信手段でモニタ
    リングした前記運転情報が予め定めた範囲内であるか否
    かを判定する第一の運転情報判定手段と、前記運転情報
    が前記範囲内であれば、前記運転情報をもとに前記電力
    量を按分し按分電力量を求める按分手段と、前記按分電
    力量と前記電力量とを記憶する記憶手段と、前記運転情
    報が前記範囲内でなければ、前記按分手段で按分した時
    点から現時点までの電力量と前記記憶手段に記憶された
    前記電力量との比と前記記憶手段に記憶された前記按分
    電力量とから按分電力量を推定する応急按分手段とを有
    することを特徴とする空調機制御システム。
  5. 【請求項5】運転情報が前記範囲内でなければ、モニタ
    リング手段でモニタリングを繰り返し前記運転情報が予
    め定めた範囲内であるか否かを判定する第二の運転情報
    判定手段を有し、応急按分手段は、前記運転情報が前記
    範囲内であれば、第一の運転情報判定手段で判定した時
    点から現時点までの電力量と前記記憶手段に記憶された
    電力量との比と前記記憶手段に記憶された前記按分電力
    量とから按分電力量を推定することを特徴とする請求項
    4記載の空調機制御システム。
  6. 【請求項6】運転情報が前記範囲内であれば、前記運転
    情報が通信手段で処理された時刻と記憶手段に記憶され
    た運転情報が通信手段で処理された時刻とから処理間隔
    を求め、前記処理間隔が予め定められた範囲内でなけれ
    ば前記記憶手段に記憶することを特徴とする請求項4お
    よび請求項5いずれか記載の空調機制御システム。
  7. 【請求項7】複数の空調機と、前記複数の空調機の使用
    した電力量と運転情報とから前記複数の空調機の使用し
    た電力量を按分し制御手段とを有する空調機制御システ
    ムの制御方法において、電力量をモニタリングし、前記
    電力量が予め定めた範囲内であるか否かを判定する第一
    のステップと、前記電力量が前記範囲内であれば、前記
    運転情報をもとに前記電力量を按分し按分電力量を求
    め、前記按分電力量と前記運転情報とを記憶する第二の
    ステップと、前記電力量が前記範囲内でなければ、前記
    按分手段で按分した時点から現時点までの運転情報と、
    前記記憶手段に記憶された前記運転情報との比と前記記
    憶手段に記憶された前記按分電力量とから按分電力量を
    推定する第三のステップとを有することを特徴とする空
    調機制御システムの制御方法。
  8. 【請求項8】第一のステップで電力量が範囲内でなけれ
    ば、モニタリングを繰り返し前記電力量が予め定めた範
    囲内であるか否かを判定する第四のステップを有し、前
    記電力量が前記範囲内であれば、第三のステップで、判
    定した時点から現時点までの運転情報と記憶手段に記憶
    された運転情報との比と前記記憶手段に記憶された前記
    按分電力量とから按分電力量を推定することを有するこ
    とを特徴とする請求項7記載の空調機制御システムの制
    御方法。
  9. 【請求項9】第一のステップで電力量が範囲内であれ
    ば、前記電力量が電力量計で処理された時刻と、記憶手
    段に記憶された電力量が電力量計で処理された時刻とか
    ら処理間隔を求める第五のステップと、前記処理間隔が
    予め定められた範囲内でなければ前記記憶手段に記憶す
    る第六のステップとを有することを特徴とする請求項7
    および請求項8いずれか記載の空調機制御システムの制
    御方法。
  10. 【請求項10】複数の空調機と、前記複数の空調機の使
    用した電力量と運転情報を受信する制御手段とを有する
    空調機制御システムの制御方法において、運転情報をモ
    ニタリングし、前記運転情報が予め定めた範囲内である
    か否かを判定する第一のステップと、前記運転情報が前
    記範囲内であれば、前記運転情報をもとに前記電力量を
    按分し按分電力量を求め、前記按分電力量と前記電力量
    とを記憶する第二のステップと、前記運転情報が前記範
    囲内でなければ、前記按分手段で按分した時点から現時
    点までの電力量と、前記記憶手段に記憶された前記電力
    量との比と前記記憶手段に記憶された前記按分電力量と
    から按分電力量を推定する第三のステップとを有するこ
    とを特徴とする空調機制御システムの制御方法。
  11. 【請求項11】第一のステップで運転情報が前記範囲内
    でなければ、モニタリングを繰り返し前記運転情報が予
    め定めた範囲内であるか否かを判定する第四のステップ
    を有し、前記運転情報が前記範囲内であれば、第三のス
    テップで、判定した時点から現時点までの電力量と前記
    記憶手段に記憶された電力量との比と前記記憶手段に記
    憶された前記按分電力量とから按分電力量を推定するこ
    とを特徴とする請求項10記載の空調機制御システムの
    制御方法。
  12. 【請求項12】第一のステップで運転情報が前記範囲内
    であれば、前記運転情報が通信手段で処理された時刻
    と、記憶手段に記憶された運転情報が通信手段で処理さ
    れた時刻とから処理間隔を求める第五のステップと、前
    記処理間隔が予め定められた範囲内でなければ前記記憶
    手段に記憶する第六のステップとを有することを特徴と
    する請求項10および請求項11いずれか記載の空調機
    制御システムの制御方法。
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