JP2003128888A - 積層体 - Google Patents

積層体

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JP2003128888A
JP2003128888A JP2001326341A JP2001326341A JP2003128888A JP 2003128888 A JP2003128888 A JP 2003128888A JP 2001326341 A JP2001326341 A JP 2001326341A JP 2001326341 A JP2001326341 A JP 2001326341A JP 2003128888 A JP2003128888 A JP 2003128888A
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acid
polyester
polymer
biodegradable polyester
biodegradable
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Application number
JP2001326341A
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English (en)
Inventor
Tomomitsu Narutaki
智充 鳴瀧
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Mitsui Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Chemicals Inc
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Publication date
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  • Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Biological Depolymerization Polymers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】広く工業用途で用いられるプラスチック、金
属、紙、生分解性樹脂、木材、繊維、皮革、ガラス、ゴ
ム、セラミック、コンクリート等の各種基材同種間の接
合、または異種間での複合材料の形成を可能とし、上記
基材に耐水性、耐油性、耐薬品性、耐食性等を付与する
ことができ、同時に廃棄焼却時に塩化水素ガス等の有毒
ガスを発生することがなく、埋立時に容易に生分解し環
境中に長時間残存しない、生分解性ポリエステル系積層
体を提供する。 【解決手段】オレフィン系エラストマー(A)、酸変性
生分解性ポリエステルの塩(B−1)及び/または高級
脂肪酸の塩(B−2)を含む水性分散体(C)を乾燥し
て得られる塗工層を含有する生分解性ポリエステル系積
層体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生分解性が良好
で、かつ紙や金属に対して優れた接着性を有し、密着
性、耐水性、耐油性、耐薬品性、耐食性積層体に優れ
た、塗膜の積層体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、接着剤としてホットメルト
系、溶剤系、水系それぞれの接着剤が使用されてきた。
ホットメルト接着剤や溶剤系の接着剤は引火性の問題、
作業環境上の問題、大気などの環境汚染の問題などが有
り、水系化が進んでいる。被着体が紙、木材、繊維など
の場合、代表的な水系接着剤として、酢酸ビニル系接着
剤やスチレン‐ブタジエン共重合体系接着剤が公知であ
るが、これらの樹脂は生分解性に乏しく埋立処理など行
うと分解せず環境中に長時間残存するという問題を抱え
ていた。また、でんぷん系接着剤やポリビニルアルコー
ル系接着剤も代表的な接着剤で有り、生分解性は良好で
はあるが、耐水性が悪い上、高濃度で用いると、粘度が
著しく上がり作業性に問題が有った。また、耐水性を向
上させるにはホルマリンなどの有害物質を使うことを余
儀なくされている。
【0003】また、紙の耐湿度透過性、耐柔軟性、強度
不足を補う為に金属箔やプラスチックフィルムとの貼り
合わせなどによる複合材料が広く使用されている。この
様な複合材料を形成するには、異種材料を接合させる技
術が必要であるが、有機系のプラスチック材料が工業材
料として広く実用化されるのに伴い、被着材の範囲が広
く、商品の軽量化、コンパクト化の面でも有利である接
着剤を用いる方法が主要な技術となってきた。プラスチ
ックフィルムとしては、ポリエチレン、ポリプロピレン
等のポリオレフィン系が主流であるが、これらのプラス
チックフィルムが埋立等により自然環境中に廃棄された
場合その安定性のために分解することなく残留し、海洋
生物などの生活環境を脅かす問題などを引き起こしてい
る。
【0004】これらの問題を引き起こさない生分解性の
ポリマーと紙との複合材料への転換が今後進んでいく予
想されるが、紙と異種材料特に生分解性樹脂を接着させ
る研究が行われており、特開平4−336246ではポリ乳酸
及び紙とをラミネートする方法が提案されているが、こ
の方法では大型設備が必要であり、高コストである。ま
た、特開平11−60716に生分解性接着剤及びその製造方
法について開示されているが、クロロホルムなどの有機
溶剤を含むため、塗工などの作業環境上の問題、引火性
の問題、大気汚染などの問題を引き起こす。
【0005】従って、有機溶剤などを含まず、土壌、河
川又は海洋中で容易に生分解し、塗工することで容易に
接着できる積層体が望まれている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】よって本発明は生分解
性ポリエステル系樹脂、金属、紙、木材、繊維、皮革、
ガラス、ゴム、の同種間又は異種間の接着及びヒートシ
ール性良好で、かつ耐水性、耐溶剤性、耐久性及び生分
解性が良好な積層体を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意検討
の結果、生分解性ポリエステル(i)、ポリエステル系
重合体であって該重合体1グラム当たり−SO3−基換
算で0.1〜1.5ミリモル当量のスルホン酸(塩)を重
合体濃度で含有する(ii−1)及び/又はポリビニル
アルコール(ii‐2)の生分解性水性分散体(ii
i)を乾燥して得られる塗工層を含有する積層体が前記
目的を達成することを見出し、発明を完成するに至っ
た。すなわち、本発明は以下の構成である。
【0008】[1] 生分解性ポリエステル(i)、ポ
リエステル系重合体であって該重合体1グラム当たり−
SO3−基換算で0.1〜1.5ミリモル当量のスルホ
ン酸(塩)を重合体濃度で含有するポリエステル系重合体
(ii−1)及び/又はポリビニルアルコール(ii‐
2)からなる生分解性ポリエステル水性分散体(ii
i)を乾燥して得られる塗工層を含有してなることを特
徴とする積層体。 [2] 生分解性ポリエステル(i)/[ポリエステル
系重合体(ii−1)及び/又はポリビニルアルコール
(ii−2)]の重量比が99/1〜50/50であ
る、[1]に記載した積層体。 [3] プラスチック、金属、紙、木材、繊維、皮革、
ガラス、又はゴムと、[1]又は[2]が接触する積層
体。 [4] 前記生分解性ポリエステル(i)がポリ乳酸及
び/又はポリヒドロキシカルボン酸である[1]〜
[3]に記載の積層体。 [5] 前記ポリエステル系重合体(ii−1)が、ス
ルホン酸基のナトリウム塩を含有するポリブチレンテレ
フタレート/アジペート系重合体である[1]〜[4]
に記載の積層体。 [6] 生分解性ポリエステル(i)、ポリエステル系
重合体であって該重合体1グラム当たり−SO3−基換
算で0.1〜1.5ミリモル当量の濃度で含有するポリ
エステル系重合体(ii‐1)及び/又はポリビニルア
ルコール(ii−2)を主に含有して成り、1〜60重
量%の水分を加えて溶融混練し、固形分を水性に分散さ
せて得られる[1]〜[5]に記載の積層体。
【0009】
【発明の実施の態様】以下に本発明を詳細に説明する。
本発明に使用される生分解性ポリエステルは、主に乳酸
成分単量体重縮合体であり、3−ヒドロキシプロピオン
酸、3−ヒドロオキシ酸、3−ヒドロオキシ吉草酸、3
−ヒドロオキシヘキサン酸、3−ヒドロオキシオクタン
酸、3−ヒドロオキシドデカン酸、4−ヒドロオキシ酪
酸、4−ヒドロオキシ吉草酸などポリオキシアルカン酸
を単独あるいは複数の組み合わせで用いることができ
る。
【0010】さらに、本発明に使用される生分解性ポリ
エステルは、主に酸成分単量体とアルコール成分単量体
の重縮合体も含まれる。酸成分として、例えばテレフタ
ル酸、イソフタル酸、オルソフタル酸、安息香酸、p−
オキシ安息香酸、 p−(ヒドロキシエトキシ)安息香
酸、コハク酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン
酸、グルタル酸、スベリン酸、ブラシリック酸、ドデカ
ンジカルボン酸、フマール酸、マレイン酸、イタコン
酸、1,4−シクロヘキサンジカルボン酸、1,3−シ
クロヘキサンジカルボン酸、ヘキサヒドロオルソフタル
酸、トリシクロデカンジカルボン酸、テトラヒドロテレ
フタル酸、及びテトラヒドロオルソフタル酸等のジカル
ボン酸、あるいはこれらの酸のメチルエステル、または
無水物等も用いることができる。これらの中でも、テレ
フタル酸、イソフタル酸、アジピン酸、セバシン酸、コ
ハク酸、無水トリメリット酸が好適に使用され、これら
の酸成分は単独で、あるいは複数の組み合わせで用いる
ことができる。
【0011】また、アルコール成分として、例えばエチ
レングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレン
グリコール、テトラエチレングリコール、プロピレング
リコール、ジプロピレングリコール、1,3−プロパン
ジオール、2−メチル−1,3−プロパンジオール、
1,4−ブタンジオール、1,2−ブタンジオール、
1,5−ペンタンジオール、2−メチル−1,5−ペン
タンジオール、1,6−ヘキサンジオール、ネオペンチ
ルグリコール、2−エチル−2−ブチル−1,3−プロ
パンジオール、1,8−オクタンジオール、1,9−ノ
ナンジオール、1,10−デカンジオール、2,2,4
トリメチル−1,3−ペンタンジオール、ポリエチレン
グリコール、ポリプロピレングリコール、ポリテトラメ
チレングリコール、トリメチロールプロパン、トリメチ
ロールエタン、グリセリン、ペンタエリスリトール、ビ
スフェノール系−エチレンオキサイド付加物、ビスフェ
ノール系プロピレンオキサイド付加物、1,4−シクロ
ヘキサンジメタノール、1,4−シクロヘキサンジオー
ル、1,3−シクロヘキサンジメタノール、1,3−シ
クロヘキサンジオール、スピログリコール、トリシクロ
デカンジオール、トリシクロデカンジメタノール、レゾ
ルシノール、マンニトール、エリトリトール、ペンタエ
リトリトール及びそのエチレングリコールエーテル等が
用いられ、中でもエチレングリコール、ジエチレングリ
コール、トリエチレングリコール、1,4−ブタンジオ
ール、ネオペンチルグリコールが好適に使用され、これ
らのアルコール成分は単独で、あるいは複数の組み合わ
せで用いることができ、生分解性の性質を持つことが更
に好適である。
【0012】本発明において生分解性とは、土壌又は河
川や海洋中で容易に微生物により二酸化炭素と水に分解
することをいう。本発明で使用されるポリエステル系重
合体(ii‐1)は、主に酸成分単量体とアルコール成
分単量体の重縮合体であるがポリ乳酸のようなヒドロキ
シカルボン酸系も含まれる。生分解性ポリエステル
(i)にて使用される酸、アルコール成分以外に、スル
ホン酸含有成分として5−スルホイソフタル酸、スルホ
テレフタル酸、4−スルホフタル酸、5−(p−スルホ
フェノキシ)イソフタル酸、5−(スルホプロポキシ)
イソフタル酸、4−スルホナフタレン−2,7−ジカル
ボン酸、スルホプロピルマロン酸、スルホコハク酸、2
−スルホ安息香酸、3−スルホ安息香酸、5−スルホサ
リチル酸及びこれらカルボン酸のメチルエステル類、ま
たこれらスルホン酸の金属塩類やアンモニウム塩類等が
用いられ、中でも5−スルホイソフタル酸のナトリウム
塩、または5−スルホイソフタル酸ジメチルのナトリウ
ム塩が好適に使用される。
【0013】またこれらスルホン酸含有成分は、ポリエ
ステル系重合体(ii−1)は重合体1グラム当たり−
SO3−基換算で0.1〜1.5ミリモル当量の濃度で
含有することが好ましく、0.2〜1.0ミリモル当量
の濃度で含有することがさらに好ましい。1.5ミリモ
ル当量より高濃度のSO3基を含有する場合、水分散体
から得られる皮膜や微粒子の吸湿性が高く、耐水性、耐
候性等が低下するという問題が生じる。また0.1ミリ
モル当量より低濃度のSO3基しか含有しない場合、水
添加後の転相が不十分となり、水分散体が高収率で得ら
れない、または全く水分散体が得られない状態となる。
【0014】さらに本発明で使用されるポリエステル系
重合体(ii−1)は、対象となる生分解性ポリエステ
ル(i)に対して相溶性の良好なものを選択すべきであ
る。例えば脂肪族系の生分解性ポリエステル(i)に対
しては構成成分の類似した脂肪族系のポリエステル系重
合体(ii−1)を使用することが好ましいが、芳香族
系ポリエステルでも良い。
【0015】本発明で使用されるポリビニルアルコール
も、生分解性の良好な化合物を用いるのが好適である。
生分解性の悪いポリビニルアルコールを使用した場合、
得られた水分散体の生分解性を悪化させる恐れがある。
また、けん化度70〜90モル%と低く、重合度が10
00以上の高いものが好適である。重合度が低くなると
溶解性が良好であるが皮膜強度が低下し、耐擦過性や接
着性などが低下する。しかし重合度が1000以上の高
いものを用いることで、上述した問題を解決することが
できる。
【0016】上述要件を満たす生分解性ポリエステル
(i)とポリエステル系重合体(ii−1)及び/又は
ポリビニルアルコール(ii−2)を主原料とし、その
溶融混練物に、全体当たりの1〜60重量%相当の水ま
たは塩基性水溶液を添加し、更に混練を行うことによ
り、樹脂溶融体を水分散体に転相させることが可能とな
る。この時の水または塩基性水溶液の添加量として、全
体当たりの15〜30重量%相当であることが更に好ま
しい。水または塩基性水溶液の添加量が、全体当たりの
1〜40重量%から外れると、水添加後の転相が不十分
となり、水分散体が高収率で得られない、または全く水
分散体が得られない状態となる。
【0017】本発明の水性分散体の基材への塗布は、ス
プレー、カーテン、フローコーター、ロールコーター、
グラビアコーター、刷毛塗り、浸漬等の方法で実施でき
る。乾燥は自然乾燥でも良いが、例えば50〜200℃
で5〜600秒間加熱するのがよい。
【0018】塗工層の厚さは、積層体の用途、使用する
水性分散体組成物等によって適宜選択されるため特に限
定されるものではない。
【0019】このようにして得られる各種材料に塗工し
た塗工層は、防湿性、撥水性、耐摩耗性、耐衝撃性、耐
候性、耐溶剤性、耐水性、柔軟性を有し、各種基材への
密着性に優れるが、塗工層の主成分が生分解性ポリエス
テルであるので、特にポリエステル系樹脂との密着に優
れ、ポリエステル系樹脂を基材とする積層体の形成に非
常に好適である。前記塗工層は、基材の片面に存在して
も、両面に存在してもよく、積層体の外面に存在してい
ても、基材間に挟まれて存在していてもよい。
【0020】本発明の積層体における塗工層と接触する
基材は生分解性ポリエステル系樹脂であることが望まし
いが、このような生分解性ポリエステル系樹脂として
は、主に乳酸成分単量体重縮合体であり、3―ヒドロキ
シプロピオン酸、3−ヒドロオキシ酸、3−ヒドロオキ
シ吉草酸、3−ヒドロオキシヘキサン酸、3−ヒドロオ
キシオクタン酸、3−ヒドロオキシドデカン酸、4−ヒ
ドロオキシ酪酸、4−ヒドロオキシ吉草酸などポリオキ
シアルカン酸を単独あるいは複数の組み合わせで用いる
のが好ましい。また、酸性分としてはコハク酸、アジピ
ン酸、テレフタル酸をアルコール成分としてはエチレン
グリコール、ピロピオングリコール、1,4ブタンジオ
ールなどを組み合わせたポリエステルが好ましい。
【0021】本発明の積層体における基材として、プラ
スチック、金属、紙、木材、繊維、ガラス、ゴム、セラ
ミック、コンクリート等が挙げられる。形状は、フィル
ム、シート、板状、繊維状、各種成形体等が挙げられる
が、特に制限されるものではない。
【0022】プラスチックとしては例えば、アセター
ル、アクリル、メチルメタクリレート、アセチルセルロ
ース、ニトロセルロース、エチレン・アクリル、フッ素
樹脂、ポリアクリルニトリル、ナイロン等のポリアミ
ド、ポリブタジエン・アクリルニトリル、ポリブタジエ
ン・スチレン、ポリカーボネート、ポリエチレン、ポリ
エチレンテレフタレート等の飽和ポリエステル、ポリヒ
ドロキシエーテル、ポリイミド、ポリフェニレンオキサ
イド、ポリプロピレン、ポリスチレン及びその共重合
体、ポリサルホン、ポリ酢酸ビニル、エチレン・酢酸ビ
ニル共重合体、ポリビニルアルコール、ポリビニルアル
キルエーテル、ポリビニルブチラール、ポリ塩化ビニ
ル、ポリビニルメチルエーテル、ポリウレタン等の熱可
塑性樹脂、アルキッド、カゼイン、シアノアクリレー
ト、シアリルフタレート、エポキシ及びその変性物、フ
ラン、メラミンホルムアルデヒド、フェノールホルムア
ルデヒド、フェノール・フルフラール、不飽和ポリエス
テル、ポリサルファイド、レゾルシノール・フェノール
ホルムアルデヒド、シリコーン、ユリアホルムアルデヒ
ド等の熱硬化性樹脂、エポキシ−ノボラック、エポキシ
−フェノリック、エポキシ−ポリサルファイド、エポキ
シ−シリコーン、フェノリック−ブチラール、フェノリ
ック−ニトリル、フェノリック−ポリアミド、ポリアミ
ド−エポキシ、ポリイミド−エポキシ、シリコーン−ビ
ニルフェノリック、シリコーン−フェノリック、ビニル
ホルマール−フェノリック、ビニルブチラール−フェノ
リック等のアロイが挙げられるが、生分解性プラスチッ
クである、ポリ乳酸、ポリブチレンサクシネート/アジ
ペート、ポリブチレンテレフタレート/アジペート、ポ
リカプロラクタム、ポリヒドロキシカルボン酸酸、セル
ロースエステル等が特に好ましい。
【0023】金属としては例えば、鉄、炭素鋼、鋳鉄、
亜鉛メッキ鋼板、Zn−Fe系、Zn−Ni系等の合金
メッキ鋼板、有機複合メッキ鋼板、ステンレス鋼、アル
ミニウム及びその合金、銅及びその合金、チタン及びそ
の合金等が挙げられる。
【0024】紙としては例えば、グラシン紙、上質紙、
クラフト紙、新聞用紙、含浸加工用原紙、薄葉紙、模造
紙、板紙、ティッシュ紙等が挙げられる。
【0025】木材の樹種としては例えば、モミ、トドマ
ツ、シラベ、タイワンヒノキ、ヒノキ、サワラ、スギ、
カラマツ、エゾマツ、トウヒ、アカマツ、ヒメコマツ、
クロマツ、ヒバ、ツガ等の針葉樹材、イタヤカエデ、ト
チノキ、ミズメ、マカンバ、カツラ、クスノキ、イスノ
キ、ブナ、オニグルミ、タブ、ホオノキ、ドロノキ、シ
ナノキ、ヤチダモ、ハリギリ、キリ、ミズナラ、ハルニ
レ、ケヤキ、アカガシ、等の広葉樹材、アカラワン、シ
ロラワン等のフィリピン材等が挙げられる。
【0026】繊維としては例えば、レーヨン、キュプラ
等セルロース系の再生繊維、アセテートのセルロース
系、プロミックスの蛋白質系等の半合成繊維、ナイロン
等のポリアミド系、ポリビニルアルコール系、ポリ塩化
ビニリデン系、ポリ塩化ビニル系、ポリエステル系、ポ
リアクリロニトリル系、ポリエチレン系、ポリプロピレ
ン系、ポリウレタン系、ポリアルキレンパラオキシベン
ゾエート系、フェノール系等の合成繊維、ガラス繊維、
炭素繊維等の無機繊維、綿、亜麻、芋麻、黄麻等の植物
繊維、羊毛、絹等の動物繊維、石綿等の鉱物繊維が挙げ
られる。
【0027】ガラスとしては例えば、ほうけい酸ガラ
ス、鉛ガラス、ソーダライムガラス、亜鉛ガラス、石英
ガラス等が挙げられる。
【0028】ゴムとしては例えば、シリコーンゴム、ブ
チルゴム、エチレン−プロピレン−ターポリマー、天然
ゴム、ブタジエンゴム、スチレンブタジエンゴム、クロ
ロプレンゴム、ニトリルゴム、多硫化ゴム、エピクロル
ヒドリンゴム、アクリルゴム、ウレタンゴム等が挙げら
れる。
【0029】セラミックとしては例えば、アルミナ、ス
テアタイト、フォルステライト、ジルコン、ベリリア、
ジルコニア、窒化けい素、窒化アルミ、炭化けい素等が
挙げられる。
【0030】コンクリートとしては例えば、普通コンク
リート、軽量コンクリート、重量コンクリート、砕石コ
ンクリート、AEコンクリート、水密コンクリート、セ
メントモルタル、軽量気泡コンクリート、炭素繊維強化
コンクリート、ガラス繊維強化コンクリート等が挙げら
れる。
【0031】このような本発明の生分解性ポリエステル
系積層体を応用できる用途は、特に限定されるものでは
ないが例えば、合板、集成材、単層積層材等の木質材
料、床、壁、天井、内装タイル、煉瓦等の建築材料、及
び道路舗装、橋梁の防水、補修、補強や基礎部、目地
部、鋼構造物の防食等の土木材料、及び自動車の内装部
品、外装部品、エンジン部品やブレーキ部品等の自動車
材料、及び車両の屋根、風道、化粧板、断熱材、窓、
床、ドア等の鉄道車両材料、及びアルミニウム合金、チ
タニウム合金、FRP等の構造材料を主とする航空、宇
宙用材料、及び半導体、電池、ケーブル材料、磁性ディ
スクやテープ、小型モーター、圧電素子、導電材料、セ
ンサ、感光材料、端末(電話機、ファクシミリ等)用材
料、銅ばり積層板材料等の電気電子材料、及び光ファイ
バ等の光部品を主とする通信機器材料、及びカメラ、時
計、計測機器、複写機等に用いられる精密、OA機器用
材料、スキー、アーチェリー、ゴルフ、テニス等のスポ
ーツ用具材料、靴の甲材、底、しん材、ヒール、トップ
リフト、中敷等のはきもの材料、及び植毛加工用バイン
ダー等の繊維植毛材料、及び紙、プラスチック、アルミ
ニウムはく等を基材フィルムとする包装材料、及び表
紙、見返し、背等の製本材料、及びピアノ、エレクトー
ン、電子楽器等の楽器材料、たんす、棚、机、椅子、ソ
ファ等の家具材料、及び人工関節、人工骨や血管、皮膚
の接着、縫合、歯科の矯正、補綴、保存等の領域で用い
られる医療材料等が挙げられる。
【0032】
【実施例】以下に実施例を示して本発明を説明するが、
本発明は実施例によって何ら限定されるものではない。
【0033】〔製造例(i):生分解性ポリエステル〕
L−ラクタイド80%とD‐ラクタイド20%に対して
触媒としてオクタン酸第一錫0.1%とラウリルアルコ
ールの0.03%を仕込、真空で2時間脱気後、窒素置
換して、200℃/10mmHgで2時間攪拌しながら
脱水縮合反応し、下部取り出し口からポリ乳酸溶融物を
抜き出しし、空冷し、ペレタイザーでカットした。最終
的に得られたポリ乳酸は重量平均分子量170,000
であった。
【0034】〔製造例(ii−1):ポリエステル系重
合体〕テレフタル酸40部、アジピン酸50部、スルホ
イソフタル酸10部、ブタンジオール100部、ジブチ
ル錫オキサイド0.1部を反応容器に仕込み、140℃
から徐々に220℃まで生成する水を除去しながら、6
時間エステル交換反応を実施した。反応器下部より、溶
融ポリエステル取り出し空冷した後、凍結粉砕機にて粉
砕した。得られたポリエステル系化合物の分子量は1
6,000であった。
【0035】〔製造例(iii−1):生分解性ポリエ
ステル水分散体〕生分解性ポリエステル(i)を71
部、ポリエステル系重合体(ii−1)を29部の混合物
を、100部/時間の速度で、同方向回転型二軸押出機
(池貝鉄工製、PCM−30、L/D=40)に供給
し、設定温度240℃、スクリュー回転数150rpm
で溶融混練するとともに、同押出機の中間部に設けた供
給口より水を20部/時間の速度で連続的に供給した。
押出された樹脂等混合物は、同押出機出口に設置した単
軸押出機を通過させることにより90℃まで冷却し、吐
出させた。吐出物は白色又は白色透明の固体であり、乾
燥前後の重量差から計算される固形分濃度は85〜71
重量%であった。この水分散体を温水中に加えると微細
分散し、白色の水分散体が得られた。その固形分濃度が
40重量%となるよう調整し、100メッシュの金網に
て濾過したが、未分散物は認められず、分散状態は良好
であった。この水分散体の平均粒径は6μm、pHは
3.2であった。
【0036】〔製造例(iii−2):生分解性ポリエ
ステル水分散体〕生分解性ポリエステル(i)を85
部、ポリビニルアルコール(ii−2)(クラレ製、PV
A420、けん化度80%、重合度2000)を15部
の混合物を、100部/時間の速度で、同方向回転型二
軸押出機(池貝鉄工製、PCM−30、L/D=40)
に供給し、設定温度240℃、スクリュー回転数150
rpmで溶融混練するとともに、同押出機の中間部に設
けた供給口より水を20部/時間の速度で連続的に供給
した。押出された樹脂等混合物は、同押出機出口に設置
した単軸押出機を通過させることにより90℃まで冷却
し、吐出させた。吐出物は白色又は白色透明の固体であ
り、乾燥前後の重量差から計算される固形分濃度は85
〜71重量%であった。この水分散体を温水中に加える
と微細分散し、白色の水分散体が得られた。その固形分
濃度が40重量%となるよう調整し、100メッシュの
金網にて濾過したが、未分散物は認められず、分散状態
は良好であった。この水分散体の平均粒径は1μm、p
Hは3.6であった。
【0037】実施例1 製造例(iii−1)に記載した水性分散体を、塗工量
が5g/m2dryとなるように上質紙に塗布、風乾し
た後、炉温150℃で60秒間加熱し、均一な塗工箔を
得た。この塗工箔と上質紙をJIS Z1707に準拠
した方法により、炉温150℃で1秒間、2kg/cm
2の圧力をかけて熱接着した。この試料の剥離方向18
0°、剥離速度50mm/分、20℃での剥離強度(n
=3)を表1[表1]に示す。
【0038】製造例(iii−1)に記載した水性分散
体を、塗工量が5g/m2dryとなるように上質紙に
塗布、風乾した後、炉温150℃で60秒間加熱し、均
一な塗工箔を得た。この塗工箔とポリ乳酸シート(10
0μm)をJIS Z1707に準拠した方法により、
炉温150℃で1秒間、2kg/cm2の圧力をかけて
熱接着した。この試料の剥離方向180°、剥離速度5
0mm/分、20℃での剥離強度(n=3)を表1[表
1]に示す。
【0039】製造例(iii−1)に記載した水性分散
体を、塗工量が5g/m2dryとなるようにアルミニ
ウム箔(40μm)に塗布、風乾した後、炉温150℃で
60秒間加熱し、均一な塗工箔を得た。この塗工箔と
(100μm)をJIS Z1707に準拠した方法によ
り、炉温150℃で1秒間、2kg/cm2の圧力をか
けて熱接着した。この試料の剥離方向180°、剥離速
度50mm/分、20℃での剥離強度(n=3)を表1
[表1]に示す。
【0040】製造例(iii−1)に記載した水性分散
体を亜鉛メッキ鋼板(メッキ付着量:20g/m2)に
乾燥膜厚3μmになるように塗布し、炉温120℃で2
0分間焼き付けた。次に、1晩放置した後、沸騰水に3
0分間浸漬した試料を観察したが、白化などの変化は見
られなかった。その結果を表1[表1]に示す。更に、
上記鋼板試料表面を、ラビング試験機を用いてエタノー
ル及びメチルエチルケトンを染み込ませたガーゼで10
往復ラビングを行なったが、ラビング部の表面外観に変
化は認められなかった。その結果を表1[表1]に示
す。その後、JIS K5400に記載されている碁盤
目試験法に準じて碁盤目を付けて、7mmのエリクセン
加工を施した。その加工部に粘着テープ(ニチバンセロ
テープ(登録商標))を張り付け、速やかに斜め45°
の方向に引張って剥離させたが、剥離は認められなかっ
た。150mm×150mmの厚さ50μmのセロハン紙に製造例(i
ii−1)の水分散体を5g/m2の厚さで塗布し、150℃で60
秒乾燥し積層体を得た。得られた積層体を40℃堆肥中で
分解試験し、1ヶ月後に取り出して調べたところフィル
ムは劣化しており、外力により容易に形が崩れた。その
結果を表1[表1]に示す。
【0041】実施例2 実施例1で用いた、製造例(iii−1)に記載した水
分散体の代わりに、製造例(iii−2)に記載した水性
分散体を使用した以外は実施例1と同様に上質紙‐上質
紙、上質紙‐ポリ乳酸フィルム、上質紙‐アルミニウム
箔の熱接着後剥離強度を測定した。さらに実施例1と同
様に沸騰水による耐水試験、耐溶剤試験、テープ剥離試
験、生分解性試験を行った。その結果を表1[表1]に
示す。
【0042】比較例1 実施例1で用いた、製造例(iii−1)に記載した水
分散体の代わりに、アイオノマー系エマルジョン接着剤
(三井化学製 ケミパールS)を使用した以外は実施例
1と同様に上質紙‐上質紙、上質紙‐ポリ乳酸フィル
ム、上質紙‐アルミニウム箔の熱接着後剥離強度を測定
した。さらに実施例1と同様に沸騰水による耐水試験、
耐溶剤試験、テープ剥離試験、生分解性試験を行った。
その結果を表1[表1]に示す。
【0043】比較例2 実施例1で用いた、製造例(iii−1)に記載した水
分散体の代わりに、でん粉系糊(ヤマト製 ヤマト糊)
を水に溶かし、使用した以外は実施例1と同様に上質紙
‐上質紙、上質紙‐ポリ乳酸フィルム、上質紙‐アルミ
ニウム箔の熱接着後剥離強度を測定した。さらに実施例
1と同様に沸騰水による耐水試験、耐溶剤試験、テープ
剥離試験、生分解性試験を行った。その結果を表1[表
1]に示す。
【0044】比較例3 実施例1で用いた、製造例(iii−1)に記載した水
分散体の代わりに、ポリビニルアルコール系糊(ヤマト
製 アラビックヤマト)を使用した以外は実施例1と同
様に上質紙‐上質紙、上質紙‐ポリ乳酸フィルム、上質
紙‐アルミニウム箔の熱接着後剥離強度を測定した。さ
らに実施例1と同様に沸騰水による耐水試験、耐溶剤試
験、テープ剥離試験、生分解性試験を行った。その結果
を表1[表1]に示す。
【0045】比較例4 何も塗布しなかった以外には実施例1と同様に熱接着強
度を測定したところ、全く接着しなかった。その結果を
表1[表1]に示す。
【表1】
【発明の効果】本発明の生分解性ポリエステル系積層体
は、広く工業用途で用いられるプラスチック、金属、
紙、木材、繊維、皮革、ガラス、ゴム、セラミック、コ
ンクリート等の各種基材とオレフィン系樹脂を有する複
合材料の形成を可能とし、上記基材に耐水性、耐油性、
耐薬品性、耐食性等を付与することができる。また、本
発明の積層体は、廃棄焼却時に塩化水素ガス等の有毒ガ
スを発生することがなく、埋立時には短時間にで土壌中
の微生物などにより分解されるので、環境汚染の問題が
無い。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F006 AA35 AB20 AB35 BA01 CA00 CA04 CA07 CA08 CA09 CA10 4F100 AB01B AG00B AJ10B AK01B AK21A AK41A AL05A AN00B AP00B AT00B BA02 BA07 DG01B DG10B EH46A GB90 JB01 JB02 JB07 JB09A JC00 JC00A JL11 JM01A YY00A 4J002 BE022 CF001 CF031 CF041 CF051 CF142 CF181 GB00 GC00 GF00 GG02 GK00 GL00 GN00 GP00 GQ00

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生分解性ポリエステル(i)、ポリエス
    テル系重合体であって該重合体1グラム当たり−SO3
    −基換算で0.1〜1.5ミリモル当量のスルホン酸
    (塩)を重合体濃度で含有するポリエステル系重合体(i
    i−1)及び/又はポリビニルアルコール(ii‐2)
    からなる生分解性ポリエステル水性分散体(iii)を
    乾燥して得られる塗工層を含有してなることを特徴とす
    る積層体。
  2. 【請求項2】 生分解性ポリエステル(i)/[ポリエ
    ステル系重合体(ii−1)及び/又はポリビニルアル
    コール(ii−2)]の重量比が99/1〜50/50
    である、請求項1に記載した積層体。
  3. 【請求項3】 プラスチック、金属、紙、木材、繊維、
    皮革、ガラス、又はゴムと、請求項1又は請求項2が接
    触する積層体。
  4. 【請求項4】 前記生分解性ポリエステル(i)がポリ
    乳酸及び/又はポリヒドロキシカルボン酸である請求項
    1〜3のいずれかにに記載の積層体。
  5. 【請求項5】 前記ポリエステル系重合体(ii−1)
    が、スルホン酸基のナトリウム塩を含有するポリブチレ
    ンテレフタレート/アジペート系重合体である請求項1
    〜4のいずれかにに記載の積層体。
  6. 【請求項6】 生分解性ポリエステル(i)、ポリエス
    テル系重合体であって該重合体1グラム当たり−SO3
    −基換算で0.1〜1.5ミリモル当量の濃度で含有す
    るポリエステル系重合体(ii‐1)及び/又はポリビ
    ニルアルコール(ii−2)を主に含有して成り、
    (i)及び(ii‐1)及び/又は(ii−2)全体量
    の1〜60重量%の水分を加えて溶融混練し、固形分を
    水性に分散させて得られる請求項1〜6のいずれかに記
    載の積層体。
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