JP2003128770A - 改質ポリエステルおよびその製造方法ならびにそれを用いた繊維 - Google Patents

改質ポリエステルおよびその製造方法ならびにそれを用いた繊維

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JP2003128770A
JP2003128770A JP2001320495A JP2001320495A JP2003128770A JP 2003128770 A JP2003128770 A JP 2003128770A JP 2001320495 A JP2001320495 A JP 2001320495A JP 2001320495 A JP2001320495 A JP 2001320495A JP 2003128770 A JP2003128770 A JP 2003128770A
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Toru Takase
透 高瀬
Tomoyoshi Yamamoto
智義 山本
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Teijin Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、色調に優れ、紡糸口金を通
して長時間連続的に紡糸しても口金付着物の発生量が非
常に少なく、成形性に優れた、防汚性および親水性に優
れる改質ポリエステルおよびその製造方法ならびにそれ
を用いた繊維を提供する。 【解決手段】 末端に特定のポリオキシアルキレン系ポ
リエーテルを0.5〜10重量%共重合したポリエチレ
ンテレフタレートにおいて、ポリエステル重合時の触媒
として、特定のチタン化合物とリン化合物との反応物を
用い、且つ該ポリエステルに含まれるチタン元素量が全
ジカルボン酸成分に対し2〜40ミリモル%の範囲とし
た改質ポリエステルおよび繊維。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、改質ポリエステル
およびその製造方法ならびにそれを用いた繊維に関す
る。さらに詳しくは、特定のチタン化合物およびリン化
合物を含むポリエステル製造用触媒を用いることで、優
れた色調と、紡糸口金を通して長時間連続的に紡糸して
も口金付着物の発生量が非常に少なという優れた成形性
とを有する、防汚性や親水性に優れた改質ポリエステル
およびその製造方法ならびにそれを用いた繊維に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ポリエステル、特にポリエチレンテレフ
タレート、ポリエチレンナフタレート、ポリトリメチレ
ンテレフタレートおよびポリテトラメチレンテレフタレ
ートは、その機械的、物理的、化学的性能が優れている
ため、繊維、フィルム、その他の成形物に広く利用され
ている。
【0003】このように優れた性質を有するポリエステ
ルではあるが、繊維として用いる場合、疎水性であるた
め、木綿等の親水性繊維に比べて吸水性や吸湿性が乏し
く、油性汚れが付着しやすい、付着した汚れを除去しが
たい、さらには洗濯中に汚れが再付着しやすいなどの問
題点があった。特に、病院、食品産業、学校またはオフ
ィスなどで着用する各種ユニフォームとして利用する場
合は、吸水性や吸湿性の向上が求められていた。そし
て、このような欠点を補うため、ポリエステルの一方の
末端に、活性を持たない有機基で封鎖したポリオキシア
ルキレンオキサイドを共重合させること(特開平6−1
58427号公報、特許2828567号公報参照)な
どが提案されている。
【0004】このような防汚性または親水性ポリエステ
ル(以下、防汚性または親水性を改善する目的の共重合
ポリエステルを「改質ポリエステル」と称する)は、通
常テレフタル酸とエチレングリコールとを直接エステル
化反応させるか、テレフタル酸ジメチルのようなテレフ
タル酸の低級アルキルエステルとエチレングリコールと
をエステル交換反応させるか、またはテレフタル酸とエ
チレンオキサイドとを反応さて、テレフタル酸のエチレ
ングリコールエステルおよび/またはその低重合体を生
成させ、次いでこの反応生成物を重合触媒の存在下で減
圧加熱して所定の重合度になるまで重縮合反応させて製
造されている。
【0005】そして、反応速度および得られるポリエス
テルの品質は、これらの重縮合反応段階で使用する触媒
の種類によって大きく左右され、アンチモン化合物が、
優れた重縮合触媒性能を有し、かつ、色調の良好なポリ
エステルが得られるなどの理由から最も広く使用されて
いる。
【0006】しかしながら、アンチモン化合物を重縮合
触媒として使用した場合、ポリエステルを長時間にわた
って連続的に溶融紡糸すると、還元されたアンチモン金
属が異物となって紡糸濾過部の圧力(パック圧)が上昇
したり、口金孔周辺に異物(以下、単に口金異物と称す
ることがある。)が付着堆積し、溶融ポリマー流れの曲
がり現象(ベンディング)が発生し、これが原因となっ
て紡糸、延伸工程において毛羽および/または断糸など
を発生するという成形性の問題があり、生産性を著しく
低下させる原因となっていた。
【0007】アンチモン化合物以外の重縮合触媒として
は、チタンテトラブトキシドのようなチタン化合物を用
いることも提案されている。しかしながら、チタン化合
物を使用した場合、上記のような、口金異物堆積に起因
する成形性の問題は解決できるが、得られたポリエステ
ル自身が黄色く着色されており、また、溶融熱安定性も
低下するという新たな問題が発生する。
【0008】上記着色の問題については、コバルト化合
物をポリエステルに添加して黄味を抑えることが一般的
に行われており、ポリエステルの色調(b値)は改善す
ることができる。しかしながら、コバルト化合物を添加
することによってポリエステルの溶融熱安定性がさらに
低下し、ポリマーの分解も起こりやすくなるという問題
は依然としてある。
【0009】また、他のチタン化合物として、特公昭4
8−2229号公報には水酸化チタンを、また特公昭4
7−26597号公報にはα−チタン酸を、それぞれポ
リエステル製造用触媒として使用することが開示されて
いる。しかしながら、前者の方法では水酸化チタンの粉
末化が容易でなく、一方、後者の方法ではα−チタン酸
が変質し易いため、その保存、取り扱いが容易でなく、
したがっていずれも工業的に採用するには適当ではな
く、さらに、良好な色調(b値)のポリマーを得ること
も困難である。
【0010】また、特公昭59−46258号公報には
チタン化合物とトリメリット酸とを反応させて得られた
生成物を、また特開昭58−38722号公報にはチタ
ン化合物と亜リン酸エステルとを反応させて得られた生
成物を、それぞれポリエステル製造用触媒として使用す
ることが開示されている。確かに、これらの方法によれ
ば、ポリエステルの溶融熱安定性はある程度向上してい
るものの、やはり得られるポリマーの色調が十分なもの
ではなかった。
【0011】以上のとおり、口金異物を抑制するには、
前記のように触媒としてアンチモンを使用しないことが
有効な手段であるが、アンチモンを使用しない方法で
は、糸のカラーが低下してしまうため、触媒としてアン
チモンを使用せず、かつ色相に優れたポリエステル繊維
は未だ提供されていないのが現状である。特に前述の吸
水性や吸湿性を向上させた繊維は、病院、食品産業、学
校またはオフィスなどで着用する各種ユニフォームとし
て利用することから、優れた色調が要求され、前述の触
媒としてアンチモンを使用せず、かつ色相に優れたポリ
エステル繊維の提供が強く求められていた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上述
の従来技術の問題を解消し、長時間連続的に紡糸して
も、パック圧上昇および口金付着物の発生量が非常に少
なという優れた成形性を有し、しかも色相も改善された
改質ポリエステルおよびそれを用いた繊維を提供するこ
とにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の目
的を達成すべく鋭意検討した結果、ポリエステル重合時
の触媒として、特定のチタン化合物とリン化合物との反
応物を用いるとき、優れた成形性と色相とを兼備した改
質ポリエステルが得られることを見出し、本発明を完成
するに至った。
【0014】すなわち、本発明の目的は、繰り返し単位
の少なくとも80モル%がエチレンテレフタレートから
なるポリエステルであって、その末端に下記一般式
【0015】
【化8】
【0016】(式中、R1は水素を除く一価の有機基で
あり、R2は水素または炭素数1〜21の範囲であるア
ルキル基もしくは芳香族基である。また式中、kおよび
mは、それぞれ15〜100および1〜30の整数であ
って、かつk+mが16〜130の整数である。)で表
されるポリオキシアルキレン系ポリエーテルを、ポリエ
ステルの重量を基準として、0.5〜10重量%共重合
したポリエステルにおいて、ポリエステル重合時の触媒
として、下記一般式(I)
【0017】
【化9】
【0018】(式中、R3 ,3',R3'',R3'''は2〜
10個の炭素原子を有するアルキル基を表し、R
3 ,3',R3'',R3'''は互いに同一でも異なっていて
もよい。また、式中、nは1〜3の整数を表す。)で表
されるチタン化合物と下記一般式(II)
【0019】
【化10】
【0020】(式中、R4は炭素数2〜18のアルキル
基または炭素数6〜20のアリール基であり、rは1ま
たは2、pは0または1である。)で表されるリン化合
物とをチタン元素のモル数に対するリン元素のモル数
(P/Ti)が1〜4となる範囲の組成でエチレングリ
コール中で加熱反応せしめたチタン/リン反応物を用
い、かつ該ポリエステルに含まれるチタン元素量が全ジ
カルボン酸成分に対し2〜40ミリモル%の範囲にある
改質ポリエステルによって達成される。
【0021】また、本発明によれば、その好ましい態様
として、本発明の改質ポリエステルに、前記式(II)
中のpの数値が0であるリン化合物(好ましくはモノア
リールホスホン酸)を用いたこと、前記式(II)中の
pの数値が1であるリン化合物(好ましくはモノアルキ
ルホスフェート)を用いたこと、前記式(I)のチタン
化合物が、チタンテトラアルコキシド類、オクタアルキ
ルトリチタネート類およびヘキサアルキルジチタネート
類からなる群より選ばれる少なくもと一種であること、
チタン/リン反応物が、前記式(I)のチタン化合物を
予め下記一般式(III)
【0022】
【化11】
【0023】(上記式中、qは2〜4の整数を表わす)
の多価カルボン酸および/またはその酸無水物とをモル
比が2:1〜2:5の範囲の組成で反応せしめた後、前
記式(II)のリン化合物と反応させたものであること
のいずれかを具備させた改質ポリエステルが提供され
る。
【0024】さらにまた、本発明によれば、上述の本発
明の改質ポリエステルの製造方法および該改質ポリエス
テルを溶融紡糸して得られる改質ポリエステル繊維も提
供される。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳しく説明する。
【0026】本発明における改質ポリエステルは、ポリ
エステル繰り返し単位のうち少なくとも80モル%がエ
チレンテレフタレートからなるポリエステルである。エ
チレンテレフタレート単位が80モル%未満であると、
得られる繊維の強伸度等の基本物性が十分に保持できな
い。
【0027】本発明における改質ポリエステルは、その
末端の少なくとも一部に下記一般式
【0028】
【化12】
【0029】で表されるポリオキシアルキレン系ポリエ
ーテルが共重合してあることが必要である。
【0030】上記式中、R1は水素を除く一価の有機基
である。該R1が水素であると、ポリオキシアルキレン
系ポリエーテルの両末端がともに反応性水酸基となり、
ポリエステルとの共重合反応時にポリエステルの末端で
はなく主鎖中に共重合してしまう。この場合、ポリオキ
シアルキレングリコールの分子鎖の可動性は極端に制限
され、防汚性、親水性が発揮されず、またポリエステル
の物性も著しく低下してしまう。好ましいR1は炭化水
素基であり、特にメチル基、エチル基、プロピル基等の
アルキル基、フェニル基、ナフチル基等の芳香族基、シ
ルクへキシル基等のシクロアルキル基、およびそれらの
置換体を例示することができる。これらの中でもフェニ
ル基、フェニルスルホン酸基、フェニルジスルホン酸
基、フェニルトリスルホン酸基が熱安定性に優れること
から好ましく、また、スルホン酸基を有する基は親水性
にも優れることから好ましい。
【0031】上記式中、R2は水素または炭素数1〜2
1の範囲であるアルキル基もしくは芳香族基である。炭
素数が21を越えるとポリオキシアルキレン基がかえっ
て疎水性を帯びるため、防汚性が劣るようになる。好ま
しいR2くは、メチル基、エチル基、プロピル基、ヘキ
シル基、デシル基、ヘンイコサン基、フェニル基などで
あり、、これら2種以上の混合であってもよい。また、
式中のkおよびmは、それぞれ(CH2CH2O)成分ま
たは(CH(R2)CH2O)成分の繰り返し単位数であ
り、kは15〜100、mは1〜30、かつk+mが1
6〜130であることを満たす整数である。k+mが1
6未満であるとポリオキシアルキレン基の鎖長が不十分
で、汚れ成分である油性分子に対する界面活性効果に乏
しくなり、またポリエーテルはポリエステル対して重量
比で投入するため、あまり分子量が小さいと物質量換算
で多量のポリエーテルを共重合しなければならないこと
になり、重合速度が著しく劣るようになる。一方、k+
mが130を越えると分子量が大きすぎるため、ポリエ
ステルに共重合しなくなり、耐久性が発揮されなくな
る。kおよびmは、k+mが16〜130を満たす範囲
で任意の範囲を取る整数であり、親水性−疎水性バラン
スが適当となり、最も効果的な防汚性を示すことから、
kが30〜50でかつmが10〜20の範囲であるもの
が好ましい。なお、kおよびmはそれぞれ(CH2CH2
O)成分および(CH(R2)CH2O)成分の組成のみ
を決定するものであり、配列を制限するものではない。
【0032】該ポリオキシアルキレン系ポリエーテルの
共重合量としては、ポリエステル(樹脂組成物)を基準
として、0.5〜10重量%である必要がある。該共重
合量が下限未満であると防汚性や親水性がほとんど発現
せず、一方上限を超えると繊維の強伸度等の基本物性が
保持できず、また熱安定性にも劣り、製糸工程において
分解性異物によりパック圧上昇が著しくなる。
【0033】本発明におけるポリエステルは、ポリエス
テルを構成するエチレンテレフタレート成分以外に第3
成分が共重合されていてもよく、第3成分は、ジカルボ
ン酸成分またはグリコール成分のいずれでもよい。第3
成分として好ましく用いられるジカルボン酸成分として
は、イソフタル酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸、
フタル酸、5−ナトリウムスルホイソフタル酸等の如き
芳香族ジカルボン酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバ
シン酸、デカンジカルボン酸等の如き脂肪族ジカルボン
酸、シクロヘキサンジカルボン酸等の如き脂環族ジカル
ボン酸等が例示でき、グリコール成分としては、ジエチ
レングリコール、トリメチレングリコール、テトラメチ
レングリコール、シクロヘキサンジメタノールの如きジ
オールが例示できる。これらは単独または二種以上を使
用することができる。
【0034】本発明の改質ポリエステルおよび繊維は下
記一般式(I)で表されるチタン化合物と下記一般式
(II)で表されるリン化合物をチタン元素(Ti)の
モル数に対するリン元素(P)のモル数の比(P/T
i)が1〜4となる範囲の組成で反応せしめたチタン/
リン反応物を用いて重合されている必要がある。
【0035】
【化13】
【0036】式中、R3 ,3', R3'', R3'''は2
〜10個の炭素原子を有するアルキル基を表し、R3 ,
3', R3'', R3'''は互いに同一でも異なっていて
もよく、nは1〜3の整数を表す。
【0037】
【化14】
【0038】式中、R4は炭素数2〜18のアルキル基
または炭素数6〜20のアリール基であり、rは1また
は2、pは0または1である。
【0039】該モル数の比(P/Ti)が下限より小さ
い場合、得られるポリエステルの色調が、不良になり、
かつその耐熱性が低下することがある。一方、該モル数
の比(P/Ti)が上限より大きい場合、ポリエステル
生成反応に対する触媒活性が不十分になる。該モル数の
比(P/Ti)は1.2〜3.5の範囲が好ましく、
1.5〜3.0の範囲が更に好ましい。
【0040】また、チタン化合物成分(I)とリン化合
物成分(II)との触媒調製は、エチレングリコール中
で加熱反応されている必要があるが、反応方法としては
例えばリン化合物(II)からなる成分とエチレングリ
コールとを混合して、リン化合物成分の一部または全部
を溶媒中に溶解し、この混合液にチタン化合物成分
(I)を滴下し、反応系を0℃〜200℃の温度に30
分間以上、好ましくは60〜150℃の温度に40〜9
0分間、加熱することによって行われる。この反応にお
いて、反応圧力については格別の制限はなく、通常常圧
下で行われる。
【0041】本発明において、上記式(I)で表される
チタン化合物としては、チタンテトラブトキシド、チタ
ンテトライソプロポキシド、チタンテトラプロポキシ
ド、チタンテトラエトキシドなどのチタンテトラアルコ
キシドや、オクタアルキルトリチタネート、ヘキサアル
キルジチタネート、アルキルチタネート、酢酸チタンな
どを好ましい化合物として挙げることができる。
【0042】また、本発明において、上記式(II)で
表されるリン化合物としては、式中のpが0の場合は、
例えば、フェニルホスホン酸、メチルホスホン酸、エチ
ルホスホン酸、プロピルホスホン酸、イソプロピルホス
ホン酸、ブチルホスホン酸、トリルホスホン酸、キシリ
ルホスホン酸、ビフェニルホスホン酸、ナフチルホスホ
ン酸、アントリルホスホン酸、2−カルボキシフェニル
ホスホン酸、3−カルボキシフェニルホスホン酸、4−
カルボキシフェニルホスホン酸、2,3−ジカルボキシ
フェニルホスホン酸、2,4−ジカルボキシフェニルホ
スホン酸、2,5−ジカルボキシフェニルホスホン酸、
2,6−ジカルボキシフェニルホスホン酸、3,4−ジ
カルボキシフェニルホスホン酸、3,5−ジカルボキシ
フェニルホスホン酸、2,3,4−トリカルボキシフェ
ニルホスホン酸、2,3,5−トリカルボキシフェニル
ホスホン酸、2,3,6−トリカルボキシフェニルホス
ホン酸、2,4,5−トリカルボキシフェニルホスホン
酸、2,4,6−トリカルボキシフェニルホスホン酸な
どを好ましい化合物として挙げることができ、これらの
中でもモノアリールホスホン酸が好ましい。
【0043】一方、上記式(II)中のpが1の場合
は、モノメチルホスフェート、モノエチルホスフェー
ト、モノトリメチルホスフェート、モノ−n−ブチルホ
スフェート、モノヘプチルホスフェート、モノヘキシル
ホスフェート、モノヘプチルホスフェート、モノノニル
ホスフェート、モノデシルホスフェート、モノドデシル
ホスフェート、モノフェニルホスフェート、モノベンジ
ルホスフェート、モノ(4−ドデシル)フェニルホスフ
ェート、モノ(4−メチルフェニル)ホスフェート、モ
ノ(4−エチルフェニル)ホスフェート、モノ(4−プ
ロピルフェニル)ホスフェート、モノ(4−ドデシルフ
ェニル)ホスフェート、モノトリルホスフェート、モノ
キシリルホスフェート、モノビフェニルホスフェート、
モノナフチルホスフェート、モノアントリルホスフェー
トなどを好ましい化合物として挙げることができ、これ
らの中でもモノアルキルホスフェートが好ましい。
【0044】ところで、上記式(I)で表されるチタン
化合物は、予め下記式(III)の多価カルボン酸およ
び/またはその無水物と反応させて使用する方法も好ま
しく用いられる。その場合、チタン化合物と多価カルボ
ン酸および/またはその無水物とは、モル比で2:1〜
2:5の範囲にあることが好ましい。特に好ましいモル
比の範囲は1:1〜1:2であり、具体的な多価カルボ
ン酸としては、フタル酸、トリメリット酸、ヘミメリッ
ト酸、ピロメリット酸などを好ましくあげることができ
る。
【0045】
【化15】
【0046】なお、上記式中、qは2〜4の整数を表わ
す。
【0047】本発明において、ポリエステルに含まれる
チタン元素量は、ポリエステルを構成する全ジカルボン
酸成分のモル数を基準として、2〜40ミリモル%の範
囲である。チタン元素量が前述の下限より少ない場合、
重合反応が遅くなり、一方、前述の上限を超える場合、
得られるポリエステルの色調が不良になったり、耐熱性
が低下したりする。好ましいチタン元素量は、5〜35
ミリモル%の範囲であり、特に10〜30ミリモル%の
範囲である。
【0048】本発明の改質ポリエステル繊維は、製造方
法としては特に限定はなく、従来公知の溶融紡糸方法が
用いて製造することができる。例えばポリエステルを2
70℃〜300℃の範囲で溶融紡糸して製造することが
好ましく、溶融紡糸の引取り速度(ローラーの回転速度
を利用して、口金から紡出された未延伸糸を巻き取る場
合、最初に接触するローラーの速度であり、以下、紡糸
速度と称することがある。)は400〜5000m/分
が好ましい。紡糸速度がこの範囲にあると、得られる繊
維の強度も十分なものであると共に、安定して巻き取り
を行うこともできる。また、得られるポリエステル繊維
の未延伸糸は、一旦巻き取ってから、あるいは一旦巻き
取ることなく連続的に延伸処理することで、延伸糸とす
ることができる。
【0049】このようにして得られた本発明の改質ポリ
エステル繊維は、更に風合を高める為に、必要に応じて
アルカリ減量処理などを施してもよいし、紡糸時に使用
する口金の形状を適宜調整して、繊維断面を円形、異
形、中実、中空など任意の形状することができる。ま
た、本発明の改質ポリエステル繊維は、従来使用される
染料で染色することができ、色相に優れることから、従
来の重合触媒としてアンチモンを使用しないポリエステ
ル繊維では得られなかった鮮明かつ色調に優れるポリエ
ステル繊維とすることができる。
【0050】
【実施例】以下、実施例を挙げて更に具体的に説明する
が、本発明はこれに限定されるものではない。なお実施
例中の部および%は特に断らない限り重量部および重量
%を示す。また各種特性は下記の方法により評価した。 (1)固有粘度[η]:オルトクロルフェノールを溶媒
として35℃で測定し、その相対粘度から常法により求
めた。
【0051】(2)色調(L値およびb値):ポリマー
試料を290℃、真空下で10分間溶融し、これをアル
ミニウム板上で厚さ3.0±1.0mmのプレートに成
形後ただちに氷水中で急冷し、該プレートを160℃で
1時間乾燥結晶化処理した後、色差計調整用の白色標準
プレート上に置き、プレート表面のハンターL値および
b値を、ミノルタ社製ハンター型色差計CR−200を
用いて測定した。L値は明度を示し、その数値が大きい
ほど明度が高いことを示し、b値はその値が大きいほど
黄着色の度合いが大きいことを示す。
【0052】(3)金属元素含有量:リガク社製蛍光X
線測定装置3270を用いて測定した。
【0053】(4)紡糸圧上昇評価 紡糸口金直上に2400メッシュの径25mmの金網を
装着した紡糸機に290℃でポリエステルチップを30
g/分で7日間放流し、1日当たりの濾過昇圧として求
めた。
【0054】(5)紡糸口金に発生する付着物の層:ポ
リエステルをチップとなし、これを290℃で溶融し、
孔径0.15mmφ、孔数12個の紡糸口金から1孔あ
たり0.6 g/分の速度で吐出し、600m/分で2
日間紡糸し、口金の吐出口外縁に発生する付着物の層の
高さを測定した。この付着物層の高さが大きいほど吐出
されたポリエステルメルトのフィラメント状流にベンデ
ィングが発生しやすく、このポリエステルの成形性は低
くなる。すなわち、紡糸口金に発生する付着物層の高さ
は、当該ポリエステルの成形性の指標である。
【0055】[参考例1]エチレングリコール131重
量部中にフェニルホスホン酸3.6重量部を120℃に
10分間加熱して溶解した。このエチレングリコール溶
液134.5重量部に、さらにエチレングリコール40
重量部を加えた後、これにチタンテトラブトキシド3.
8重量部を溶解させた。得られた反応系を120℃で6
0分間撹拌し、チタン化合物とフェニルホスホン酸とを
反応させ、反応生成物を含む触媒の白色スラリーを得
た。この触媒スラリーのチタン含量は0.3重量%であ
った。
【0056】[参考例2]エチレングリコール2.5重
量部に無水トリメリット酸0.8重量部を溶解し、この
溶液にチタンテトラブトキシド0.7重量部(無水トリ
メリット酸のモル量を基準として0.5mol%)を滴
下し、この反応系を空気中、常圧下、80℃に60分間
保持してチタンテトラブトキシドと無水トリメリット酸
とを反応させ、反応生成物を熟成させた。その後反応系
を常温に冷却し、これにアセトン15重量部を加え、析
出物をNo.5ろ紙で濾過し、採取し、これを100℃
の温度で2時間乾燥した。得られた反応生成物のチタン
含有量は11.2重量%であった。
【0057】次に、エチレングリコール131重量部中
にフェニルホスホン酸3.6重量部を120℃に10分
間加熱して溶解した。このエチレングリコール溶液13
4.5重量部に、さらにエチレングリコール40重量部
を加えた後、これに上記チタン化合物5.0重量部を溶
解させた。得られた反応系を120℃で60分間撹拌
し、チタン化合物とフェニルホスホン酸とを反応させ、
反応生成物を含む触媒の白色スラリーを得た。この触媒
スラリーのチタン含量は0.3重量%であった。
【0058】[参考例3]エチレングリコール131重
量部中にモノ−n−ブチルホスフェート3.5重量部を
120℃に10分間加熱して溶解した。このエチレング
リコール溶液134.5重量部に、さらにエチレングリ
コール40重量部を加えた後、これにチタンテトラブト
キシド3.8重量部を溶解させた。得られた反応系を1
20℃で60分間撹拌し、チタン化合物とモノ−n−ブ
チルホスフェートとを反応させ、反応生成物を含む触媒
の白色スラリーを得た。この触媒スラリーのチタン含量
は0.3重量%であった。
【0059】[参考例4]エチレングリコール2.5重
量部に無水トリメリット酸0.8重量部を溶解し、この
溶液にチタンテトラブトキシド0.7重量部(後記ポリ
エステルの製造に用いられる無水トリメリット酸のモル
量を基準として0.5mol%)を滴下し、この反応系
を空気中、常圧下、80℃に60分間保持してチタンテ
トラブトキシドと無水トリメリット酸とを反応させ、反
応生成物を熟成させた。その後反応系を常温に冷却し、
これにアセトン15重量部を加え、析出物をNo.5ろ
紙で濾過し、採取し、これを100℃の温度で2時間乾
燥した。得られた反応生成物のチタン含有量は11.2
重量%であった。
【0060】次に、エチレングリコール131重量部中
にモノ−n−ブチルホスフェート3.5重量部を120
℃に10分間加熱して溶解した。このエチレングリコー
ル溶液134.5重量部に、さらにエチレングリコール
40重量部を加えた後、これに上記チタン化合物5.0
重量部を溶解させた。得られた反応系を120℃で60
分間撹拌し、チタン化合物とモノ−n−ブチルホスフェ
ートとを反応させ、反応生成物を含む触媒の白色スラリ
ーを得た。この触媒スラリーのチタン含量は0.3重量
%であった。
【0061】[参考例5]エチレングリコール131重
量部中に亜リン酸1.9重量部を120℃に10分間加
熱して溶解した。このエチレングリコール溶液134.
5重量部に、さらにエチレングリコール40重量部を加
えた後、これにチタンテトラブトキシド3.8重量部を
溶解させた。得られた反応系を120℃で60分間撹拌
し、チタン化合物と亜リン酸とを反応させ、反応生成物
を含む触媒の白色スラリーを得た。この触媒スラリーの
チタン含量は0.3重量%であった。
【0062】[実施例1]テレフタル酸90部およびエ
チレングリコール55部を0.1MPa、250℃にて
エステル化反応させ、次いで得られた反応生成物を精留
塔付き重縮合用フラスコへ入れ、分子量2500のポリ
オキシエチレングリコールフェニルエーテル8.5部お
よび20%の酸化チタンエチレングリコールスラリーを
1.7部、重縮合触媒として参考例1で製造したスラリ
ー1.92重量部(テレフタル酸の物質量を基準とし
て、チタン原子換算量で20ミリモル%)を加え、得ら
れた反応系を温度285℃、30Paの高真空下で重縮
合反応を行ない、得られたポリエステルを常法に従いチ
ップ化した。得られたポリマーの固有粘度は0.50で
あった。チップを160℃×4hr乾燥乾操後、290
℃にて紡糸し、4.3倍に延伸して83.25dtex
/24filのマルチフィラメントを得た。得られたポ
リエステルおよび繊維の特性を表1に示す。
【0063】[実施例2〜4、比較例1〜2]触媒を表
1のように変更した以外は実施例1と同様な操作を繰り
返した。得られたポリエステルおよび繊維の特性を表1
に示す。
【0064】
【表1】
【0065】表1中の、Tiはポリエステルを構成する
全ジカルボン酸成分に対する触媒として用いたチタン/
リン反応物中のチタン元素量、P/Tiは触媒として用
いたチタン/リン反応物中のチタン元素とリン元素のモ
ル比、Ti/多価カルボン酸は触媒として用いたチタン
/リン反応物中のチタン元素と多価カルボン酸のモル
比、および、POEAはポリオキシアルキレン系ポリエ
ーテルを示す。
【0066】
【発明の効果】本発明によれば、Ti触媒を使用し従来
技術の欠点であった色相の悪化を解消し、口金異物の少
ない安定した紡糸を可能とし、ポリエステルが持つ優れ
た特性を保持しながら、防汚性および親水性に優れ、色
相にも優れた改質ポリエステル繊維を提供することがで
きる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4J029 AA03 AB02 AB04 AE02 BA03 CB06A JB161 JC561 JC571 JC581 JE182 JF251 KB05 4L035 EE05 GG02

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 繰り返し単位の少なくとも80モル%が
    エチレンテレフタレートからなるポリエステルであっ
    て、その末端に下記一般式 【化1】 (式中、R1は水素を除く一価の有機基であり、R2は水
    素または炭素数1〜21の範囲であるアルキル基もしく
    は芳香族基である。また式中、kおよびmは、それぞれ
    15〜100および1〜30の整数であって、かつk+
    mが16〜130の整数である。)で表されるポリオキ
    シアルキレン系ポリエーテルを、ポリエステルの重量を
    基準として、0.5〜10重量%共重合したポリエステ
    ルにおいて、ポリエステル重合時の触媒として、下記一
    般式(I)で表されるチタン化合物と下記一般式(I
    I)で表されるリン化合物とをチタン元素(Ti)のモ
    ル数に対するリン元素(P)のモル数の比(P/Ti)
    が1〜4となる範囲の組成でエチレングリコール中で加
    熱反応せしめたチタン/リン反応物を用い、かつ該ポリ
    エステルに含まれるチタン元素量が全ジカルボン酸成分
    に対し2〜40ミリモル%の範囲にあることを特徴とす
    る改質ポリエステル。 【化2】 (式中、R3、R3'、R3''、R3'''は2〜10個の炭素
    原子を有するアルキル基を表し、R3、R3'、R3''、R
    3'''は互いに同一でも異なっていてもよい。また、式
    中、nは1〜3の整数を表す。) 【化3】 (式中、R4は炭素数2〜18のアルキル基または炭素
    数6〜20のアリール基であり、rは1または2、pは
    0または1である。)
  2. 【請求項2】 前記式(II)中のpの数値が0である
    リン化合物を用いた請求項1記載の改質ポリエステル。
  3. 【請求項3】 前記式(II)のリン化合物がモノアリ
    ールホスホン酸である請求項2記載の改質ポリエステ
    ル。
  4. 【請求項4】 前記式(II)中のpの数値が1である
    リン化合物を用いた請求項1記載の改質ポリエステル。
  5. 【請求項5】 前記式(II)のリン化合物がモノアル
    キルホスフェートである請求項4記載の改質ポリエステ
    ル。
  6. 【請求項6】 前記式(I)のチタン化合物が、チタン
    テトラアルコキシド類、オクタアルキルトリチタネート
    類およびヘキサアルキルジチタネート類からなる群より
    選ばれる少なくとも一種である請求項1〜5のいずれか
    に記載の改質ポリエステル。
  7. 【請求項7】 チタン/リン反応物が、前記式(I)の
    チタン化合物を予め下記一般式(III)の多価カルボ
    ン酸および/またはその酸無水物とをモル比が2:1〜
    2:5の範囲の組成で反応せしめた後、前記式(II)
    のリン化合物と反応させたものである請求項1〜6のい
    ずれかに記載の改質ポリエステル。 【化4】 (上記式中、qは2〜4の整数を表わす)
  8. 【請求項8】 繰り返し単位の少なくとも80モル%が
    エチレンテレフタレートからなり、その末端に下記一般
    式 【化5】 (式中、R1は水素を除く一価の有機基であり、R2は水
    素または炭素数1〜21の範囲であるアルキル基もしく
    は芳香族基である。また式中、kおよびmは、それぞれ
    15〜100および1〜30の整数であって、かつk+
    mが16〜130の整数である。)で表されるポリオキ
    シアルキレン系ポリエーテルを、ポリエステルの重量を
    基準として、0.5〜10重量%共重合したポリエステ
    ルを製造する際に、ポリエステル重合時の触媒として、
    下記一般式(I)で表されるチタン化合物と下記一般式
    (II)で表されるリン化合物とをチタン元素(Ti)
    のモル数に対するリン元素(P)のモル数の比(P/T
    i)が1〜4となる範囲の組成でエチレングリコール中
    で加熱反応せしめたチタン/リン反応物を用い、かつ該
    ポリエステルに含まれるチタン元素量が全ジカルボン酸
    成分に対し2〜40ミリモル%の範囲とすることを特徴
    とする改質ポリエステルの製造方法。 【化6】 (式中、R3 ,3', R3'', R3'''は2〜10個の
    炭素原子を有するアルキル基を表し、R3 ,3', R
    3'', R3'''は互いに同一でも異なっていてもよい。
    また、式中、nは1〜3の整数を表す。) 【化7】 (式中、R4は炭素数2〜18のアルキル基または炭素
    数6〜20のアリール基であり、rは1または2、pは
    0または1である。)
  9. 【請求項9】 請求項1〜7のいずれかに記載の改質ポ
    リエステルを溶融紡糸して得られる改質ポリエステル繊
    維。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105970342A (zh) * 2016-06-30 2016-09-28 江苏新苏化纤有限公司 使用钛系催化剂制造pet聚酯直接纺短纤维的方法
CN115074856A (zh) * 2022-07-15 2022-09-20 江苏恒科新材料有限公司 抗弯型宽翼工字钢截面fdy生产方法

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