JP2003128489A - ガス発生剤組成物及びガス発生器 - Google Patents
ガス発生剤組成物及びガス発生器Info
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Abstract
おいて自動発火性を有するガス発生剤、及びそれを組み
込んだガス発生器を提供する。 【解決手段】 下記(a)成分、(b)成分及び(c)
成分を含有するガス発生剤組成物。 (a)過塩素酸アンモニウム、(b)塩素掃去剤、
(c)活性炭、木炭、コークス、獣炭、骨炭及び瀝青炭
からなる群から選ばれる1種又は2種以上の粉末状微結
晶炭素。また、(b)成分が、アルカリ金属の硝酸塩又
は炭酸塩、アルミニウム粉末、マグネシウム粉末からな
る群から選ばれる1種又は2種以上である前記記載のガ
ス発生剤組成物。
Description
され、乗員保護のためのエアバックを膨張させるガス発
生装置であるエアバック用ガス発生器、又は乗員保護の
シートベルトを巻き上げるためのプリテンショナー装置
であるプリテンショナー用ガス発生器に装填される低温
発火型(170〜220℃)のガス発生剤組成物、及び
それを組み込んだガス発生器(ここでガス発生器とは、
エアバック用ガス発生器及びプリテンショナー用ガス発
生器の両方を意味している。以下同じである。)に関す
る。
ョナー用ガス発生器に装填されるガス発生剤として、ア
ジ化ナトリウムと各種酸化剤とを主成分とするものが知
られている。しかし、アジ化ナトリウムの強い毒性や取
扱い性の悪さから、アジ化ナトリウムを使用しないガス
発生剤が求められている。例えば、国際公開番号WO9
8/47836号公報には、過塩素酸アンモニウム、塩
素掃去剤及び有機燃料成分からなるガス発生剤が提案さ
れている。このガス発生剤は、毒性が低い上に、高温ま
で安定性に優れるもの(発熱開始温度が300℃以上)
であった。
のため、ステンレス製容器の代わりにアルミニウム製容
器を使用することが普及しつつあるが、アルミニウム製
容器は、ステンレス製容器に比べて高温における強度が
著しく弱いという問題を抱えている。そのため、車両が
火災等により高温に晒された場合、アルミニウム容器で
は、ガス発生剤の燃焼圧力に耐えられずに破裂すること
が懸念される。このことより、アルミニウム製容器を用
いる場合には、アルミニウム製容器の強度が低下し始め
る温度より低い温度、具体的には170℃〜220℃の
範囲で自動発火し、アルミニウム製容器が破裂する危険
性のないガス発生剤の要求が高まっている。
7号明細書では低温発火型のガス発生剤としてニトロセ
ルロースを主成分とする組成物が提案されている。しか
し、ニトロセルロースを主成分とする組成物は、180
℃程度にて自動発火する機能は有するが、ニトロセルロ
ース自体が高温下では長期安定性に欠けるものである。
そのため、長期間車両の中で保持された場合、ニトロセ
ルロースの分解が進み、長期安定性の要求値である重量
減少率5%以内を満足できない問題があった。
安定性が良く、更に170〜220℃において自動発火
性を有するガス発生剤、及びそれを組み込んだガス発生
器を提供することにある。
(a)成分、(b)成分及び(c)成分を含有するガス
発生剤組成物である。 (a)過塩素酸アンモニウム、(b)塩素掃去剤、
(c)粉末状微結晶炭素。第2の発明は、(b)成分
が、アルカリ金属の硝酸塩又は炭酸塩、アルミニウム粉
末、マグネシウム粉末からなる群から選ばれる1種又は
2種以上である第1の発明のガス発生剤組成物である。
る(a)成分及び(b)成分の含有量の総計が70〜9
9重量%であり、かつ(c)成分の含有量が1〜30重
量%である第1の発明又は第2の発明のガス発生剤組成
物である。第4の発明は、(a)成分として過塩素酸ア
ンモニウム40〜58重量%、(b)成分として硝酸ナ
トリウム又はアルミニウム/マグネシウム混合粉末30
〜41重量%、(c)成分として活性炭又は木炭1〜3
0重量%を含有する第1の発明ないし第3の発明のいず
れかのガス発生剤組成物である。
(e)成分及び(f)成分からなる群から選ばれる1種
又は2種以上を含有する第1の発明ないし第4の発明の
いずれかのガス発生剤組成物である。 (d)高分子系バインダー、(e)有機酸及びこれらの
塩、(f)燃焼調節剤。第6の発明は、(f)成分が、
高エネルギー物質又は過塩素酸アンモニウムの分解触媒
である第5の発明のガス発生剤組成物である。
アンモニウム40〜53重量%、(b)成分として硝酸
ナトリウム又はアルミニウム/マグネシウム混合粉末2
9〜38重量%、(c)成分として活性炭又は木炭を5
〜20重量%、及び(d)成分として酢酸酪酸セルロー
ス又は酢酸セルロース4〜15重量%を含有する第5の
発明又は第6の発明のいずれかのガス発生剤組成物であ
る。第8の発明は、第1の発明ないし第7の発明のいず
れかのガス発生剤組成物をアルミニウム製容器に組み込
んでなることを特徴とするエアバック用ガス発生器であ
る。第9の発明は、第1の発明ないし第7の発明のいず
れかのガス発生剤組成物をアルミニウム製容器に組み込
んでなることを特徴とするプリテンショナー用ガス発生
器である。
(a)、(b)、(c)成分を含有することを特徴とす
る。本発明に用いる(a)成分の過塩素酸アンモニウム
は、混合性と燃焼性から粉末であることが望ましい。粉
末の平均粒子径は、1〜1000μmの範囲であること
が好ましい。その平均粒子径が、1μm未満の場合、成
形が困難となる傾向にある。一方、粉末の平均粒子径
が、1000μmを超えると燃焼速度が遅くなる傾向に
ある。さらにガス発生剤成形物の機械的物性及び燃焼性
能を考慮すれば、平均粒子径は5〜500μmの範囲で
あることがより好ましく、10〜200μmの範囲であ
ることが特に好ましい。(a)成分の含有量は、ガス発
生剤組成物中において、好ましくは15〜60重量%、
より好ましくは20〜55重量%である。(a)成分の
含有量が、15重量%未満では生成ガス中に多量の一酸
化炭素が生成する傾向にある。一方、(a)成分の含有
量が、60重量%を超えると燃焼速度が遅くなり、さら
に低圧での燃焼が維持できなくなる傾向にある。
明する。塩素掃去剤とは、過塩素酸アンモニウムの燃焼
時に発生する塩素含有誘導体をトラップして車両内への
塩素含有誘導体の放出を抑制する作用を有するものであ
る。この塩素掃去剤は、アルカリ金属の硝酸塩及び炭酸
塩であれば特別に制限されるものではない。この中で好
ましいものは、リチウム、ナトリウム及びカリウムそれ
ぞれの硝酸塩又は炭酸塩である。また、アルミニウム粉
末、マグネシウム粉末又はアルミニウム/マグネシウム
混合粉末等も好ましいものとして挙げられる。塩素掃去
剤は、混合性と燃焼性から粉末であることが望ましい。
塩素掃去剤の粉末の平均粒子径は、1〜1000μmの
範囲であることが好ましい。その平均粒子径が、1μm
未満の場合、成形が困難となる傾向にある。一方、塩素
掃去剤の粉末の平均粒子径が、1000μmを超えると
燃焼速度が遅くなる傾向にある。さらにガス発生剤成形
物の機械的物性及び燃焼性能を考慮すれば、それは5〜
500μmの範囲であることがより好ましく、10〜2
00μmの範囲であることが特に好ましい。(b)成分
の含有量は、ガス発生剤組成物中において、好ましくは
10〜45重量%、より好ましくは15〜40重量%で
ある。(b)成分の含有量が、10重量%未満では生成
ガス中に多量の一酸化炭素が生成する傾向にある。一
方、(b)成分の含有量が、45重量%を超えると燃焼
速度が遅くなり、さらに低圧での燃焼が維持できなくな
る傾向にある。
計量は、過塩素酸アンモニウム、塩素掃去剤及び粉末状
微結晶炭素の総量に対して、70〜99重量%の範囲が
好ましい。70重量%未満では生成ガス中に多量の一酸
化炭素が生成する傾向にある。一方、99重量%を超え
ると燃焼速度が遅くなり、さらに低圧での燃焼が維持で
きなくなる傾向にある。さらにガス発生剤の燃焼性能、
生成ガス量及び生成ガス中に一酸化炭素が実質的に生成
しないように考慮すれば、それは80〜89重量%の範
囲がより好ましく、85〜88重量%の範囲が特に好ま
しい。
いて説明する。粉末状微結晶炭素とは、過塩素酸アンモ
ニウム及び塩素掃去剤からなる混合成分の発熱開始温度
を低下させて170〜220℃の範囲で自動発火する機
能、及び燃料としての機能を有しており、次のような構
造を有するものである。すなわち、二次元的には黒鉛に
類似して網平面が平行、等間隔に積み重なっているが、
層平面は垂直方向に関して完全には配向しておらず、層
が不規則に積み重なっているもの、及び炭素六角形が不
規則な交差連結をした空間格子からなるもので、黒鉛表
面にゆがみがあるもの、すなわち黒鉛に比べて構造の完
全性に欠ける黒鉛系の微結晶の集合体を意味する。前記
粉末状微結晶炭素の具体例としては、活性炭、木炭、コ
ークス、獣炭、骨炭及び瀝青炭が挙げられ、それらの1
種又は2種以上を使用することができる。これらの粉末
状微結晶炭素の中でも、発熱開始温度を210℃以下ま
で低下させることのできる活性炭及び木炭は好ましく、
190℃以下まで低下させることのできる活性炭はより
好ましいものである。
粉末であることが望ましい。粉末の平均粒子径は0.1
〜500μmの範囲であることが好ましい。粉末の平均
粒子径が、0.1μm未満の場合、成形が困難となる傾
向にある。一方、粉末の平均粒子径が、500μmを超
えると燃焼速度が遅くなる傾向にある。さらにガス発生
剤成形物の機械的物性及び燃焼性能を考慮すれば、それ
は1〜100μmの範囲であることがより好ましく、3
〜50μmの範囲であることが特に好ましい。
5〜1600m2/gが好ましい。粉末状微結晶炭素の
比表面積が、5m2/g未満の場合、ガス発生剤組成物
の燃焼速度が遅くなる傾向にある。一方、粉末状微結晶
炭素の比表面積が、1600m2/gを超えると、粉末
状微結晶炭素の製造性が悪くなる傾向にある。さらにガ
ス発生剤成形物の機械的物性及び燃焼性能を考慮すれ
ば、それは10〜1500m2/gの範囲であることが
より好ましく、50〜1300m2/gの範囲であるこ
とが特に好ましい。
中において、好ましくは0.4〜30重量%、より好ま
しくは4〜15重量%である。(c)成分の含有量が、
0.4重量%未満では燃焼速度が遅くなり、さらに低圧
での燃焼が維持できなくなる傾向にある。一方、(c)
成分の含有量が、30重量%を超えると生成ガス中に多
量の一酸化炭素が生成する傾向にある。
ンモニウム、塩素掃去剤及び粉末状微結晶炭素の総量に
対して、1〜30重量%の範囲が好ましい。(c)成分
の配合量が、1重量%未満では燃焼速度が遅くなり、さ
らに低圧での燃焼が維持できなくなる傾向にある。一
方、(c)成分の配合量が、30重量%を超えると生成
ガス中に多量の一酸化炭素が生成する傾向にある。さら
にガス発生剤の燃焼性能、生成ガス量及び生成ガス中に
一酸化炭素が実質的に生成しないように考慮すれば、
(c)成分の配合量は、7〜20重量%の範囲がより好
ましく、10〜15重量%の範囲が特に好ましい。
いられるガス発生剤組成物としては、(a)成分として
過塩素酸アンモニウムを40〜58重量%、より好まし
くは45〜55重量%、(b)成分として硝酸ナトリウ
ム又はアルミニウム/マグネシウム混合粉末を30〜4
1重量%、好ましくは33〜38重量%、(c)成分と
して活性炭又は木炭を1〜30重量%、好ましくは10
〜20重量%含有するものである。
酸化炭素について説明する。基本的にガス発生剤組成物
から生成するガス成分中に有害な一酸化炭素を含むこと
は好ましくない。なぜならば、エアバック用ガス発生器
やプリテンショナー用ガス発生器が作動した際、有害な
一酸化炭素が多量に発生し、車両内に充満すると乗員に
対して重大な被害を与えるためである。そのため、ガス
発生剤組成物は、一酸化炭素が生成しないように酸素バ
ランスをゼロとすることが好ましい。
案されているように、ガス発生器内に酸素を加圧保持す
るようなシステムにおいては、ガス発生剤組成物から生
成するガス成分に一酸化炭素が含まれていても問題はな
い。なぜならば、ガス発生剤組成物から発生する一酸化
炭素は加圧保持している酸素と反応し、車両中に放出さ
れる時には二酸化炭素となるためである。
ついて説明する。高分子系バインダーとは、過塩素酸ア
ンモニウム、塩素掃去剤及び粉末状微結晶炭素の粉体成
分をグレイン、ペレット及び顆粒に成形する結合剤とし
ての機能、及び燃料としての機能を有する。
具体的には、例えば、ニトロセルロース、酢酸セルロ−
ス、カルボキシメチルセルロース、カルボキシメチルセ
ルロース及びその塩、カルボキシメチルエチルセルロー
ス、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセ
ルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、微結晶セル
ロース、酢酸酪酸セルロース、メチルセルロース、エチ
ルセルロース、セルロースアセテートナイトレート、セ
ルロースナイトレートカルボキシメチルエーテル等のセ
ルロース系高分子;ポリビニルアルコール、ポリビニル
ブチラール、ポリビニルエーテル、ポリビニルアセター
ル、ポリビニルホルマール、ポリビニルピロリドン、ポ
リビニルカプロラクタム、ポリビニルピロリドンとポリ
ビニルカプロラクタムの共重合体、カルボキシビニルポ
リマー等のポリビニル系高分子;ポリエステル合成繊
維、ポリエチレンテレフタラート、不飽和ポリエステル
樹脂等のポリエステル系高分子;ウレタン樹脂等のポリ
ウレタン系高分子;ポリプロピレンオキシド、ポリフェ
ニレンオキシド、ポリエーテルイミド等のポリエーテル
系高分子;ポリアクリルアミド及びその誘導体、ポリア
クリルヒドラジド、ポリアクリル酸ソーダ、ポリアクリ
ル酸誘導体、ポリアクリレート、ポリメタクリレート等
のポリアクリル系高分子;ポリウレタンエラストマー
(例えば、商品名:パンデックス、大日本インキ(株)
製)、ポリエステルエラストマー(例えば、商品名:ペ
ルプレン、東洋紡(株)製)、ポリスチレンエラストマ
ー(例えば、商品名:クレイトン、シェルジャパン
(株)製)等の熱可塑性エラストマー類;ナイロン6、
ナイロン66、ナイロン610、ナイロン612、ナイ
ロン11、ナイロン12、ナイロン46、共重合ポリア
ミド、メトキシメチル化ポリアミド、アルコール可溶性
ポリアミド等のポリアミド類;グリシジルアジドポリマ
ー、3,3−ビス(アジドメチル)オキセタン、3−ア
ジドメチル−3−メチルオキセタン、3−ナイトレート
メチル−3−メチルオキセタン等のエネルギー性化合物
結合剤;グアーガム、可溶性デンプン、ペクチン、キチ
ン及びそれらの誘導体等の多糖類;アクリルゴム、イソ
プレンゴム、ウレタンゴム、シリコンゴム、バイトン
(Kelf)、ブタジエンゴム、ブチルゴム、ニトリル
ブタジエンゴム、ニトリルブタジエンゴム、フッ素ゴム
等のゴム類から選ばれる少なくとも一種のものが挙げら
れる。
剤組成物中において20重量%以下であることが好まし
い。配合量が20重量%を超えるとガス発生剤の成形性
は向上するが、生成ガス中に多量の一酸化炭素が生成す
る傾向にある。さらに成形性及び生成ガス中に一酸化炭
素が実質的に生成しないようにするという観点から、そ
れは1〜15重量%の範囲がより好ましく、3〜10重
量%の範囲が特に好ましい。
の塩について説明する。これらは、ガス発生剤組成物の
ガス発生量を増加させ、また、着火性を向上させるため
に使用されるものである。具体的には、例えば、アセチ
レンジカルボン酸、アセチレンモノカルボン酸、クエン
酸、マロン酸、リンゴ酸、フマル酸、粘液酸、コハク
酸、マレイン酸、アロキサン酸、オキサロ酢酸、オキサ
ロコハク酸、ヒダントイン酸、グルタル酸、ケトグルタ
ル酸等のカルボン酸;アスコルビン酸、糖類、アルダル
酸、アルドース、アルドン酸、ウロン酸、オサゾン、オ
サミン、オソン、ケトース、グリコサミン等のアルコー
ル;アスバラギン、アスパラギン酸、グリシン、アルギ
ニン、ニトロアルギニン、グルタミン、グルタミン酸、
アラニン、イソロイシン、トレオニン、バリン等のアミ
ノ酸;オロチン酸、アセチル尿素、アセチレン尿素、バ
ルビツール酸、マロンアミド、尿酸、コハク酸アミド、
無水コハク酸、ビオルル酸、アラントイン、アロキサ
ン、アロキサンチン、ヒドラゾジカルボンアミド、パラ
バン酸、グリコシアミジン、プルプル酸、ヒダントイ
ン、ウラミル、イソシアヌール酸、ジアメリド、オキサ
ミン酸、オキサミド、ジアルル酸、ウラゾール、ピラゾ
ロン、ジリツル酸、クレアチニン、マレイン酸ヒドラジ
ド等の酸アミド;コハク酸イミド等の酸イミド;フマル
酸ナトリウム、フマル酸ジナトリウム、アセチレンカル
ボン酸カリウム等のカルボン酸金属塩;アスコルビン酸
ナトリウム等のアルコール金属塩;グルタミン酸ナトリ
ウム等のアミノ酸金属塩;尿酸ナトリウム等の酸アミド
金属塩;クエン酸アンモニウム等のカルボン酸アンモニ
ウム塩;メラミン、グアナゾール、ウラシル、シアヌー
ル酸、アメリンが挙げられ、これらから選ばれる少なく
とも1種のものが使用される。これらの中で、着火性を
向上させ、さらに耐熱性に優れるフマル酸ナトリウム、
フマル酸ジナトリウム、コハク酸アミド、グルタミン酸
は好ましいものとして挙げることができる。
物中において20重量%以下であることが好ましい。配
合量が20重量%を超えるとガス発生剤の着火性は向上
し、またガス発生量は増加するが、生成ガス中に多量の
一酸化炭素が生成する傾向にある。さらに着火性を向上
し、ガス発生量を増加させ、更に生成ガス中に一酸化炭
素が実質的に生成しないようにするという観点から、1
〜15重量%の範囲がより好ましく、5〜10重量%の
範囲が特に好ましい。
て説明する。ガス発生剤組成物には、燃焼速度を調整す
るための燃焼調節剤を配合することが好ましい。燃焼調
節剤としては、高エネルギー物質や、過塩素酸アンモニ
ウムの分解触媒を配合することが好ましい。高エネルギ
ー物質としては、RDX(トリメチレントリニトロアミ
ン)、HMX(テトラメチレンテトラニトロアミン)、
PETN(ペンタエリスリトールテトラナイトレー
ト)、TAGN(トリアミノグアニジンナイトレー
ト)、HN(硝酸ヒドラジン)等が挙げられる。また、
過塩素酸アンモニウムの分解触媒としては、酸化鉄、酸
化銅、酸化クロム、酸化コバルト、酸化アルミニウム等
の金属酸化物;フェロセン、n−ブチルフェロセン、カ
トセン等のフェロセン誘導体;マグネシウム等の金属粉
末;フッ化リチウム等の金属フッ化物;水素化ボロン、
テトラアザ−14−アヌレン金属錯体等が挙げられる。
〜500μmの範囲であることが好ましい。燃焼調節剤
の平均粒子径が、0.1μm未満では成形が困難となる
傾向にある。一方、燃焼調節剤の平均粒子径が500μ
mを超えると燃焼速度向上の効果が発揮されない傾向に
ある。さらにガス発生剤成形物の機械的物性及び燃焼性
能を考慮すれば、それは0.5〜100μmの範囲であ
ることがより好ましく、1〜30μmの範囲が特に好ま
しい。
中において、20重量%以下であることが好ましい。配
合量が20重量%を超えるとガス発生剤の燃焼性能は向
上するが、生成ガス中に多量の一酸化炭素が生成する傾
向にある。さらに取扱性、燃焼性能及び生成ガス中に一
酸化炭素が実質的に生成しないようにするという観点か
ら、配合量は1〜15重量%の範囲がより好ましく、3
〜10重量%の範囲が特に好ましい。
られるガス発生剤組成物としては、(a)成分として過
塩素酸アンモニウムを40〜53重量%、好ましくは4
5〜50重量%、(b)成分として硝酸ナトリウム又は
アルミニウム/マグネシウム混合粉末を29〜38重量
%、好ましくは32〜35重量%、(c)成分として活
性炭又は木炭を5〜20重量%、好ましくは8〜15重
量%、(d)成分として酢酸酪酸セルロース又は酢酸セ
ルロースを4〜15重量%、好ましくは8〜12重量%
含有するものである。
形性を向上させるために可塑剤を配合させることができ
る。そのような可塑剤としては、結合剤と相溶性の良い
ものであれば全て使用できる。例えば、ジブチルフタレ
ート、ジメチルフタレート、ジエチルフタレート等のフ
タル酸ジエステル可塑剤;リン酸エステル、トリアセチ
ン、アセチルトリエチルサイトレート、アセチルトリブ
チルサイトレート等の脂肪酸エステル可塑剤;トリメチ
ロールエタントリナイトレート、ジエチレングリコール
ジナイトレート、トリエチレングリコールジナイトレー
ト、ニトログリセリン、ビス−2,2−ジニトロプロピ
ルアセタール/ホルマール等のニトロ可塑剤;グリシジ
ルアジド可塑剤等が挙げられる。
おいて10重量%以下が好ましい。可塑剤の添加量が1
0重量%を超えると可塑剤としての効果は多大となる
が、他の組成の配合比率が低下するため燃焼性が悪くな
り、また生成ガス中に多量の一酸化炭素が生成する傾向
にある。さらに生成ガス中に一酸化炭素が実質的に生成
しないという観点から、可塑剤の添加量は、1〜5重量
%の範囲がより好ましく、1〜3重量%の範囲が特に好
ましい。
め、過塩素酸アンモニウム及び塩素掃去剤以外のその他
の酸化剤を配合させることができる。その他の酸化剤と
しては、特に限定されず、公知の酸化剤のいずれのもの
も使用できる。具体的には、例えば、硝酸塩、亜硝酸
塩、塩基性硝酸塩、オキソハロゲン酸塩等が挙げられ
る。硝酸塩としては、例えば、硝酸カリウム等の硝酸の
アルカリ金属塩;硝酸バリウム、硝酸ストロンチウム等
の硝酸のアルカリ土類金属塩等が挙げられる。亜硝酸塩
としては、例えば、亜硝酸ナトリウム、亜硝酸カリウム
等の亜硝酸のアルカリ金属塩;亜硝酸バリウム、亜硝酸
ストロンチウム等の亜硝酸のアルカリ土類金属塩等が挙
げられる。
性硝酸マンガン、塩基性硝酸鉄、塩基性硝酸モリブデ
ン、塩基性硝酸ビスマス、塩基性硝酸セリウム等が挙げ
られる。オキソハロゲン酸塩としては、例えば、ハロゲ
ン酸塩、過ハロゲン酸塩等が挙げられる。ハロゲン酸塩
の具体例としては、例えば、塩素酸カリウム、塩素酸ナ
トリウム等のハロゲン酸のアルカリ金属塩;塩素酸バリ
ウム、塩素酸カルシウム等のハロゲン酸のアルカリ土類
金属塩が挙げられる。過ハロゲン酸塩の具体例として
は、例えば、過塩素酸カリウム、過塩素酸ナトリウム等
の過ハロゲン酸のアルカリ金属塩;過塩素酸バリウム、
過塩素酸カルシウム等の過ハロゲン酸のアルカリ土類金
属塩が挙げられる。
末であることが望ましい。粉末の平均粒子径は1〜10
00μmの範囲であることが好ましい。1μm未満の場
合、製造が困難となる傾向にある。一方、平均粒子径が
1000μmを超えると、バインダーと混合しにくいた
め、成形物の機械的物性が悪くなったり、燃焼速度が遅
くなる傾向にある。さらにガス発生剤成形物の機械的物
性及び燃焼性能を考慮すれば、粉末の平均粒子径は5〜
500μmの範囲であることがより好ましく、10〜2
00μmの範囲であることが特に好ましい。
において、20重量%以下であることが好ましい。配合
量が20重量%を超えると燃焼速度を向上させる効果は
大きくなるが、ガス発生量が大幅に減少し、燃焼後に発
生する残渣が多く発生する傾向にある。さらに燃焼性能
を向上させ、しかもガス発生量の大幅な低下を抑制する
という観点から、酸化剤の配合量は1〜15重量%の範
囲がより好ましく、3〜10重量%の範囲が特に好まし
い。
させるために経時安定剤を配合させることができる。そ
のような経時安定剤としては、経時安定性を向上させる
ことが可能なものであれば全て使用できる。具体的に
は、例えば、ジフェニルウレア、メチルジフェニルウレ
ア、エチルジフェニルウレア、ジエチルジフェニルウレ
ア、ジメチルジフェニルウレア、メチルエチルジフェニ
ルウレア等のジフェニルウレア誘導体;ジフェニルアミ
ン、2−ニトロジフェニルアミン等のジフェニルアミン
誘導体;エチルフェニルウレタン、メチルフェニルウレ
タン等のフェニルウレタン誘導体;ジフェニルウレタン
等のジフェニルウレタン誘導体;レゾルシノール等が挙
げられる。特に、ガス発生剤の経時安定性や燃焼初期の
着火性に優れる点で、ジフェニルアミン、ジエチルジフ
ェニルウレアはより好ましい。
中において、10重量%以下が好ましい。10重量%を
超えると安定剤としての効果は多大となるが、他の組成
の配合比率が低下するため燃焼性が悪くなったり、生成
ガス中に多量の一酸化炭素が生成する傾向にある。さら
にガス発生剤の経時安定性を向上させ、しかも生成ガス
中に一酸化炭素を実質的に生成しないようにする観点か
ら、経時安定剤の配合量は、0.1〜5重量%の範囲が
より好ましく、0.5〜3重量%の範囲が特に好まし
い。
製造方法について説明する。本発明のガス発生剤成形物
の形状は、グレイン、ペレット又は顆粒のいずれの成形
体でも良い。グレイン又はペレットの成形体は、さらに
具体的には、円柱状、単孔円柱状、7孔円柱状、7孔六
角柱状、7孔異形柱状、19孔円柱状、19孔六角柱
状、19孔異形柱状、錠剤状等の形状となっている。
てグレインに成形する場合は、最初に過塩素酸アンモニ
ウム、塩素掃去剤、粉末状微結晶炭素、高分子系バイン
ダー及び必要により添加剤成分(例えば、(e)成分、
(f)成分、可塑剤、その他の酸化剤、経時安定剤等)
を所定量計量する。その後、水または有機溶剤を加え、
捏和機内にて均一な混合物を調整する。その後、均一に
混合された混合物を押出装置に装填し、所定の圧力を加
え、ダイスを通しながら押し出すことにより所定の形状
及び大きさに成形されたガス発生剤組成物を製造するも
のである。
てペレットに成形する場合は、最初に過塩素酸アンモニ
ウム、塩素掃去剤、粉末状微結晶炭素、水または有機溶
剤を加え混和機内にて均一な混合物を調整する。その
後、造粒及び乾燥を行い、必要により添加剤成分(例え
ば、(d)成分、(e)成分、(f)成分、可塑剤、そ
の他の酸化剤、経時安定剤等)を所定量加えて混合機
(例えば、V型混合機)にて均一な混合物を製造する。
その後、均一に混合された混合物を打錠機に投入し、所
定の形状及び大きさに成形されたガス発生剤組成物を製
造するものである。
に成形する場合は、最初に過塩素酸アンモニウム、塩素
掃去剤、粉末状微結晶炭素、水または有機溶剤、必要に
より添加剤成分(例えば、(d)成分、(e)成分、
(f)成分、可塑剤、その他の酸化剤、経時安定剤等)
を所定量加えて混和機内にて均一な混合物を調整する。
その後、造粒及び乾燥を行い、所定の形状及び大きさに
成形されたガス発生剤組成物を製造するものである。
ガス発生剤組成物を組み込んだアルミニウム製のエアバ
ック用ガス発生器である。アルミニウム製のエアバック
用容器とは、ガス発生剤組成物と、該ガス発生剤組成物
を発火させるための着火剤と、該着火剤を発火させるた
めの点火装置(スクイブ)とを容器内に収納した構造の
ものであり、さらに容器の材質は軽量化のためにアルミ
ニウム製にしたものである。次に、エアバック用ガス発
生器の使用方法について説明する。具体的には、このエ
アバック用ガス発生器を装着した車両が衝突すると、こ
の衝突により電気信号を受けて点火装置(スクイブ)が
作動し、これにより着火薬が着火する。そして、この着
火薬から発生する火炎が、ガス発生剤組成物を装填して
いる燃焼室と連結している孔を通って、ガス発生剤組成
物を着火させる。これにより発生したガスが、燃焼室の
外周に設置されているフィルターを通ることにより固形
粒子が捕集される。そして、窒素、二酸化炭素及び水蒸
気等からなるガスが畳まれたエアバック内に噴出してエ
アバックを膨張させるものである。
生器、前記ガス発生剤組成物を組み込んだアルミニウム
製のプリテンショナー用ガス発生器である。プリテンシ
ョナー用ガス発生器の使用方法について説明する。具体
的には、このプリテンショナー用ガス発生器を装着した
車両が衝突すると、この衝突により電気信号を受けて点
火装置(スクイブ)が作動し、これにより着火薬が着火
する。そして、この着火薬から発生する火炎が、ガス発
生剤組成物を装填している燃焼室と連結している孔を通
って、ガス発生剤組成物を着火させる。これにより発生
したガスが、シリンダ内のピストンを瞬間的に移動さ
せ、このピストンの一端に連結されているシートベルト
を引き込む方法、又はベルト引き込み用ギアーを瞬間的
に回転させ、このギアーに連結されているシートベルト
を引き込むものである。
は、長期安定性が良い上に、170〜220℃の範囲に
おいて自動発火性を有している。また、アルミニウム製
のエアバック用ガス発生器またはアルミニウム製のプリ
テンショナー用ガス発生器に使用した場合、アルミニウ
ム容器の強度が低下する前に自動発火するため、アルミ
ニウム容器が破裂する危険性がなく、安全性の向上に寄
与するものである。
体的に説明する。なお、各試験は以下の方法で行った。 1.発熱開始温度試験 DSC測定試験(セイコー電子工業(株)製、型式:D
SC220u)を使用して発熱開始温度(℃)を測定し
た。なお、測定条件は、昇温速度10℃/分、測定範囲
30〜500℃である。
107℃に調温された恒温槽に入れて400時間放置し
た。その後、ガス発生剤組成物を恒温槽より取り出し、
ガス発生剤組成物の分解の有無及び重量減少率について
確認し、以下の評価基準で長期安定性を判断した。 判断基準:重量減少率が2%未満のものを◎、重量減少
率が2%以上5%未満のものを○、重量減少率が5%以
上でガス発生剤としての要求を満足できないものを×と
した。
%、平均粒径44μmの硝酸ナトリウム36.5重量%
及び活性炭(比表面積約:950m2/g、平均粒径:
20μm)13.0重量%を秤量した後、エタノールを所
定量加えて混和機内にて均一化した。その後、造粒及び
乾燥を行って混合物を製造した。この混合物を用いて自
動発火性を確認するために発熱開始温度試験を行った。
さらに、上記混合物を回転式打錠機でプレス成形して、
直径4.5mm、厚み1.5mmの錠剤状のペレットを得
た。これを用いて長期安定性を確認するための高温安定
性試験を行った。これらの結果を表1に示す。
実施例1と同様の方法によりガス発生剤組成物を製造し
た。そして各々の特性を実施例1と同じように評価し
た。これらの結果を表1に示す。
%、平均粒径44μmの硝酸ナトリウム33.5重量
%、活性炭(比表面積:約950m2/g、平均粒径:
20μm)10.0重量%及び酢酸酪酸セルロース10.
0重量%の割合になるように調整した混合物に、アセト
ン50重量%(混合物に対する外割)を加え、いわゆる
ウェルナー混和機で均一に混合した。
及び0.6mmのピンが取り付けられている押出装置に
装填した。そしてガス発生剤組成物をダイスに通しなが
ら押出すことにより7孔円柱状に成形した。次いで、こ
の成形物を4.0mmの長さに裁断し、乾燥することに
より7孔円柱状のグレインを得た。そして実施例1と同
じように各特性を評価した。これらの結果を表1に示
す。
実施例1と同様の方法により製造した。そして各々の特
性を実施例1と同じように評価した。これらの結果を表
1に示す。
実施例8と同様の方法により製造した。そして各々の特
性を実施例1と同じように評価した。これらの結果を表
1に示す。
った。比較例5に示したように、ニトロセルロースを主
成分とする組成物では、発熱開始温度が185℃であ
り、低温発火型のガス発生剤組成物しての機能は有して
いる。しかしながら、長期安定性を判断するための高温
安定性試験においては重量減少が5%以上であり、低温
発火性のガス発生剤組成物としては使用不可能であるこ
とがわかった。
ムのみの組成物(比較例1)、さらにそこへグラファイ
トを配合した組成物(比較例2)や、カーボンブラック
を配合した組成物(比較例3)や、酸化鉄を配合した組
成物(比較例4)では、長期安定性に関しては問題な
い。しかしながら、発熱開始温度が250℃以上であ
り、低温発火型のガス発生剤組成物としては使用不可能
であることがわかった。
酸ナトリウムに粉末状微結晶炭素として活性炭を13重
量%配合したガス発生剤組成物(実施例1)、2重量%配
合したガス発生剤組成物(実施例2)、25重量%配合
したガス発生剤組成物(実施例3)では、発熱開始温度
が200℃以下となった。また長期安定性に関しても、
要求値を十分に満足できることがわかった。
ムに粉末状微結晶炭素として木炭を13重量%配合した
ガス発生剤組成物(実施例4)では、発熱開始温度が2
08℃であり、また長期安定性に関しても問題のないこ
とがわかった。
ム及び活性炭からなるガス発生剤組成物に、フマル酸ナ
トリウム10.0重量%配合したガス発生剤組成物(実
施例5)や、アスコルビン酸10.0重量%配合したガ
ス発生剤組成物(実施例6)や、酸化銅10.0重量%
配合したガス発生剤組成物(実施例7)や、酢酸酪酸セ
ルロース10.0重量%配合したガス発生剤組成物(実
施例8)では、発熱開始温度が215℃以下であり、ま
た長期安定性に関しても要求値を十分に満足できること
がわかった。
Claims (9)
- 【請求項1】 下記(a)成分、(b)成分及び(c)
成分を含有するガス発生剤組成物。 (a)過塩素酸アンモニウム、(b)塩素掃去剤、
(c)粉末状微結晶炭素。 - 【請求項2】 (b)成分が、アルカリ金属の硝酸塩又
は炭酸塩、アルミニウム粉末、マグネシウム粉末からな
る群から選ばれる1種又は2種以上である請求項1に記
載のガス発生剤組成物。 - 【請求項3】 ガス発生剤組成物中における(a)成分
及び(b)成分の含有量の総計が70〜99重量%であ
り、かつ(c)成分の含有量が1〜30重量%である請
求項1又は請求項2に記載のガス発生剤組成物。 - 【請求項4】 (a)成分として過塩素酸アンモニウム
40〜58重量%、(b)成分として硝酸ナトリウム又
はアルミニウム/マグネシウム混合粉末30〜41重量
%、(c)成分として活性炭又は木炭1〜30重量%を
含有する請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載
のガス発生剤組成物。 - 【請求項5】 さらに下記(d)成分、(e)成分及び
(f)成分からなる群から選ばれる1種又は2種以上を
含有する請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載
のガス発生剤組成物。 (d)高分子系バインダー、(e)有機酸及びこれらの
塩、(f)燃焼調節剤。 - 【請求項6】(f)成分が、高エネルギー物質又は過塩
素酸アンモニウムの分解触媒である請求項5に記載のガ
ス発生剤組成物。 - 【請求項7】 (a)成分として過塩素酸アンモニウム
40〜53重量%、(b)成分として硝酸ナトリウム又
はアルミニウム/マグネシウム混合粉末29〜38重量
%、(c)成分として活性炭又は木炭を5〜20重量
%、及び(d)成分として酢酸酪酸セルロース又は酢酸
セルロース4〜15重量%を含有する請求項5又は請求
項6に記載のガス発生剤組成物。 - 【請求項8】 請求項1ないし請求項7のいずれか1項
に記載のガス発生剤組成物をアルミニウム製容器に組み
込んでなることを特徴とするエアバック用ガス発生器。 - 【請求項9】 請求項1ないし請求項7のいずれか1項
に記載のガス発生剤組成物をアルミニウム製容器に組み
込んでなることを特徴とするプリテンショナー用ガス発
生器。
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