JP2003127645A - 車両用シートヒータスイッチ - Google Patents

車両用シートヒータスイッチ

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JP2003127645A
JP2003127645A JP2001326295A JP2001326295A JP2003127645A JP 2003127645 A JP2003127645 A JP 2003127645A JP 2001326295 A JP2001326295 A JP 2001326295A JP 2001326295 A JP2001326295 A JP 2001326295A JP 2003127645 A JP2003127645 A JP 2003127645A
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JP
Japan
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heater
seat
operation knob
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case
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JP2001326295A
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English (en)
Inventor
Satoshi Ogawa
聡 小川
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Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のシートについてのヒータの通電切換え
をするのに、コスト安な構造でそれができるようにす
る。 【解決手段】 回動操作可能に設けられた操作つまみ1
1により、複数のシートに対応した複数の表示部12〜
14を選択指示し、この操作つまみ11の回動操作に応
じて、選択指示されたシートの加熱をするヒータに対す
る通電がなされるように接点機構が切換えられるように
した。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は複数のシートについ
てのヒータの通電切換えをする車両用シートヒータスイ
ッチに関する。 【0002】 【従来の技術】従来より、車両、中でも自動車において
は、運転席(ドライバーシート)と助手席(パッセンジ
ャーシート)とに、それぞれの加熱をするヒータを設け
たものが供されている。そして、このものにおいては、
その両シートについてのヒータの通電切換えをするシー
トヒータスイッチが設けられている。 【0003】図4は、そのシートヒータスイッチの従来
構造を示しており、運転席用の操作ボタン1と、助手席
用の操作ボタン2とが、パネル3に並べて設けられてい
る。両操作ボタン1,2には、それぞれ文字と絵による
表示4,5が施されており、且つ発光ダイオードによる
インジケータ6,7が設けられている。又、両操作ボタ
ン1,2に対しては、これらの押圧操作に応動するスイ
ッチ機構が、パネル3の裏側(両操作ボタン1,2の押
圧方向先)に設けられている(図示省略)。 【0004】この構成で、操作ボタン1を押圧操作すれ
ば、それに応動する図示しないスイッチ機構を介して運
転席のヒータが通電され、この状態をインジケータ6が
発光によって表示する。又、操作ボタン2を押圧操作す
れば、それに応動する図示しないスイッチ機構を介して
助手席のヒータが通電され、この状態をインジケータ7
が発光によって表示する。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】上記従来のものの場
合、操作部材がシートの数だけ(操作ボタン1,2)必
要であり、しかも、その各操作部材にインジケータ6,
7がそれぞれ設けられているため、コスト高となってい
た。 【0006】本発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
であり、従ってその目的は、複数のシートについてのヒ
ータの通電切換えをするのに、コスト安な構造でそれが
できる車両用シートヒータスイッチを提供するにある。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の車両用シートヒータスイッチは、回動操作
可能に設けられた操作つまみと、この操作つまみによっ
て選択指示される複数のシートに対応した複数の表示部
と、前記操作つまみの回動操作に応じて、選択指示され
たシートの加熱をするヒータに対する通電がなされるよ
うに切換えられる接点機構とを具備して成ることを特徴
とする。 【0008】このものによれば、複数のシートに対して
そのヒータの通電切換え操作をする操作部材は、1つの
操作つまみであり、しかも、その操作つまみが複数のシ
ートに対応した複数の表示部の選択指示をするから、従
来のもののような操作部材の一つ一つで表示するインジ
ーケータを必要としない。 【0009】 【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例につき、
図1ないし図3を参照して説明する。まず図1には、操
作つまみ11と、これの周囲に表示部12,13,1
4,15を有するパネル16、及びこのパネル16を取
付けたケース17とを示している。 【0010】このうち、表示部12〜15は、車両、特
には自動車の複数存するシートに対応したもので、この
場合、表示部12は運転席用でパネル16の右側に存
し、表示部13は助手席用で左側、表示部14は運転席
と助手席の両席用で下側、表示部15はいずれの席用で
もないヒータオフ用で上側に、それぞれ存している。
又、表示部12〜14は、R、L、LRの各文字と、各
シートの熱気が立ち上ぼる様子の絵とで表しており、表
示部15はOFFの文字だけで表している。更に、これ
らの表示部12〜15は透光性を有している(パネル1
6のそれら以外の部分は透光性を有していない)。 【0011】これに対して、操作つまみ11は、図2に
示すように、円形の基盤部11aの前面につまみ部11
bを設けたもので、そのつまみ部11bの上端部に指示
部18を設けている。又、この操作つまみ11の基盤部
11aに対応して、パネル16には、それが回転可能に
嵌合される円形の孔19を中央部に形成している。 【0012】ケース17は、ケース前部17aとケース
後部17bとから成るもので、それらは、ケース前部1
7aの複数の弾性片20がそれぞれに有する孔21と、
ケース後部17bの複数の突起22との係合によって結
合されるようになっている。ケース前部17aには、パ
ネル16をほゞ面一に取付けるための浅底な凹部23を
前面部に形成し、これの中央部にパネル16の上記孔1
9と同様に機能する孔24を形成し、更に、これの周囲
部に前記表示部12〜15に対応する透光孔25〜28
を形成している。 【0013】ケース後部17bには、中央部に前方へ膨
出する中空の膨出部29を形成しており、これの中心部
に軸孔30を形成し、右側と左側とにそれぞれ孔31,
32を形成している。 【0014】33はコンタクトホルダを示しており、こ
のコンタクトホルダ33は、円板状で、中心部の前側に
シャフト34を有し、このシャフト34を上記ケース後
部17bの軸孔30から、ケース前部17aの孔24、
及びパネル16の孔19の各中心部を通して前方に突出
させ、その突出端部に前記操作つまみ11を取付けてい
る。 【0015】ここで、シャフト34の上記突出端部を含
む大部分は、その周囲部の一部を平面34aとしたこと
により、軸直角方向の断面形状が非円形で、これに対す
る操作つまみ11の取付穴(図示せず)も同断面形状で
あり、これらを嵌着することによって、操作つまみ11
はシャフト34及びコンタクトホルダ33と回転をとも
にするようになっている。 【0016】そして又、コンタクトホルダ33は周側面
部の1か所に穴35を形成しており、この穴35にはス
プリング36と節度ボール37とを順に収納し、この状
態で、コンタクトホルダ33を前記ケース後部17bの
膨出部29内に収納している。 【0017】これに対して、膨出部29の内周部には、
例えば90度角間隔の4か所に節度谷(図示せず)を形
成しており、操作つまみ11を回動操作したとき、この
節度谷の一つ一つに節度ボール37がスプリング36の
弾発力によって係合することにより、操作つまみ11を
90度間隔の4か所、特にはこの場合、前記指示部18
が表示部12〜15の一つ一つを指示する位置に止める
ようになっている。 【0018】しかして、コンタクトホルダ33の背面部
には可動コンタクト38をスプリング39により後方へ
付勢するようにして取付けており、この可動コンタクト
38も前記操作つまみ11と回転をともにする。40は
固定コンタクトを示しており、これは上記可動コンタク
ト38と対を成して接点機構41を構成するものであ
り、前記ケース後部17bに接合されるインシュレータ
42の前面(上記可動コンタクト38が接する側)の中
央部に設けている。 【0019】ここで又、図3は、上記接点機構41の構
成を電気用図記号で表しており、可動コンタクト38に
対して、固定コンタクト40が、第1の固定コンタクト
40a、第2の固定コンタクト40b、及び第3の固定
コンタクト40cの別で存している。 【0020】このうち、可動コンタクト38を車載バッ
テリー43に接続しており、第1の固定コンタクト40
aを運転席を加熱するヒータ44を介してアースし、第
2の固定コンタクト40bを助手席を加熱するヒータ4
5を介してアースしている。そして、第3の固定コンタ
クト40cを、図示極性のダイオード46を介して上記
第1の固定コンタクト40aとヒータ44との共通接続
点に接続すると共に、同じく図示極性のダイオード47
を介して上記第2の固定コンタクト40bとヒータ45
との共通接続点に接続している。なお、これらの接続
は、図2に示したインシュレータ42の背部に設けた接
続ボックス部48に図示しないコネクタを接続すること
によってなされる。 【0021】更に、インシュレータ42の右側部と左側
部には、それぞれランプ取付孔49,50を形成してお
り、これらにランプ51,52を後方より挿着し、その
各先端部を前記ケース後部17bの孔31,32からケ
ース後部17b内に突入させている。この構成で、ラン
プ51,52は、自動車の一般に夜間におけるライトコ
ントロールスイッチ(図示せず)の操作に基づき放光し
て、ケース後部17b内及び前記ケース前部17a内の
空間から、ケース前部17aの前記透光孔25〜28を
通し、前記パネル16の表示部12〜15を照明するよ
うになっている。 【0022】次に、上記構成のものの作用を述べる。ま
ず、操作つまみ11が、図1に示すように、指示部18
により表示部15(OFF)を指示する位置にあると
き、接点機構41では、図3に示すように、可動コンタ
クト38が固定コンタクト40(第1ないし第3の固定
コンタクト40a〜40c)のいずれにも接触せず、従
って、運転席用のヒータ44、及び助手席用ヒータ45
のいずれもが通電されない。 【0023】これに対して、操作つまみ11を、指示部
18により表示部12(運転席用)を指示する位置に回
動操作したとき、接点機構41では、可動コンタクト3
8が第1の固定コンタクト40aに接触し、これによっ
て、運転席用ヒータ44が通電され、運転席が加熱され
る。なお、このとき、助手席用ヒータ45への通電は、
ダイオード46によって阻止される。 【0024】又、操作つまみ11を、指示部18により
表示部13(助手席用)を指示する位置に回動操作した
とき、接点機構41では、可動コンタクト38が第2の
固定コンタクト40bに接触し、これによって、助手席
用ヒータ45が通電され、助手席が加熱される。なお、
このとき、運転席用ヒータ44への通電は、ダイオード
47によって阻止される。 【0025】更に、操作つまみ11を、指示部18によ
り表示部14(運転席及び助手席用)を指示する位置に
回動操作したとき、接点機構41では、可動コンタクト
38が第3の固定コンタクト40cに接触し、これによ
って、運転席用ヒータ44と助手席用ヒータ45とがそ
れぞれダイオード46、47を通じて通電され、運転席
及び助手席が加熱される。 【0026】このように本構成のものでは、複数のシー
トについてのヒータの通電切換えをするのに、操作部材
は、1つの操作つまみ11を要するだけであり、従来の
もののような複数の操作部材を必要としない。又、その
操作つまみ11は、指示部18によって、複数のシート
に対応した複数の表示部12〜14の選択指示をするも
のであり、従来のもののような操作部材の一つ一つで表
示するインジーケータを必要としない。かくして、本構
成のものの場合、コスト安な構造で、複数のシートにつ
いてのヒータの通電切換えができる。 【0027】なお、ヒータの通電切換えをするシート
は、上述の運転席と助手席以外、例えば後席の左側、右
側、中側などのシートを含んでも良い。又、それらのヒ
ータには接点機構41を経て直接通電するのではなく、
制御装置にその各閉成信号を送って、それを受けた制御
装置が駆動回路を介して各ヒータに通電するようなもの
としても良い。そのほか、本発明は上記し且つ図面に示
した実施例にのみ限定されるものではなく、要旨を逸脱
しない範囲内で適宜変更して実施し得る。 【0028】 【発明の効果】以上説明したように、本発明の車両用シ
ートヒータスイッチによれば、複数のシートについての
ヒータの通電切換えをするのに、操作部材が一つで済
み、操作部材の一つ一つで表示するインジーケータも必
要としない、コスト安な構造でそれができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例を示す正面図 【図2】分解斜視図 【図3】電気回路図 【図4】従来例を示す図1相当図 【符号の説明】 11は操作つまみ、12〜15は表示部、41は接点機
構を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 回動操作可能に設けられた操作つまみ
    と、 この操作つまみによって選択指示される複数のシートに
    対応した複数の表示部と、 前記操作つまみの回動操作に応じて、選択指示されたシ
    ートの加熱をするヒータに対する通電がなされるように
    切換えられる接点機構とを具備して成る車両用シートヒ
    ータスイッチ。
JP2001326295A 2001-10-24 2001-10-24 車両用シートヒータスイッチ Pending JP2003127645A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010132124A (ja) * 2008-12-04 2010-06-17 Nissan Motor Co Ltd 車両用空調装置
KR100983327B1 (ko) 2003-05-09 2010-09-20 한라공조주식회사 공조장치용 로터리 타입 스위치

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100983327B1 (ko) 2003-05-09 2010-09-20 한라공조주식회사 공조장치용 로터리 타입 스위치
JP2010132124A (ja) * 2008-12-04 2010-06-17 Nissan Motor Co Ltd 車両用空調装置

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