JP2003127173A - 2色成形品の製造方法及び製造装置 - Google Patents

2色成形品の製造方法及び製造装置

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JP2003127173A
JP2003127173A JP2001329797A JP2001329797A JP2003127173A JP 2003127173 A JP2003127173 A JP 2003127173A JP 2001329797 A JP2001329797 A JP 2001329797A JP 2001329797 A JP2001329797 A JP 2001329797A JP 2003127173 A JP2003127173 A JP 2003127173A
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molded product
resin
mold
door trim
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JP2001329797A
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Masahiko Hara
正彦 原
Hiroyuki Aizawa
洋行 相澤
Tatsufumi Ono
樹史 大野
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Kasai Kogyo Co Ltd
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Kasai Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表皮貼り合せ成形品と樹脂単体成形品とから
なる2色成形品の製造方法及び製造装置であって、成形
金型設備、工程数を削減でき、軽量化を図るとともに、
合わせ部の見栄えを良好に維持できる2色成形品の製造
方法及び製造装置を提供する。 【解決手段】 製造装置40は、所定ストローク上下動
可能な成形上型50と、2機の射出機70,71を接続
した成形下型60と、表皮貼り合せ成形品20と樹脂単
体成形品30との境界部分に沿って成形下型60に設け
た凹溝65内に収容される可動部材Aとを備え、この可
動部材Aにより表皮22の端末部分を保持する機能と、
表皮貼り合せ成形品20における溶融樹脂M1の堰止め
機能をもたせ、可動部材Aを凹溝65から退避させ、表
皮貼り合せ成形品20と樹脂単体成形品30との接合部
分の成形を可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車用ドアト
リム、ラゲージサイドトリム、トランクルームトリム等
の自動車用内装部品に好適な2色成形品の製造方法及び
製造装置に係り、特に、工程数を削減できるとともに、
軽量化が図れ、大幅なコストダウンを招来でき、しかも
製品の外観品質を高めた2色成形品の製造方法及び製造
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、自動車室内には、各種内装部品が
装着され、乗員の安全確保と室内美観の向上に貢献して
いる。
【0003】図14は、ドアパネルの室内側に装着され
る自動車用ドアトリムを示す正面図であり、成形金型設
備の小型化並びに外観意匠性を高めるために、自動車用
ドアトリム1は、ドアトリムアッパー2とドアトリムロ
ア3との上下2分割体から構成されており、図15,図
16に示すように、ドアトリムアッパー2は、所望の曲
面形状に成形された樹脂芯材2aの表面に表皮2bが一
体貼着された表皮貼り合せ成形品であり、ドアトリムロ
ア3は、樹脂単体の射出部品から構成されている。
【0004】更に詳しくは、ドアトリムアッパー2は、
樹脂芯材2aの表面に表皮2bが貼着され、中接部分に
は、クロス等の中接シート2cが装着されている。ま
た、ドアトリムロア3には、スピーカグリル3aが一体
成形されるとともに、各種備品を収容できるドアポケッ
トとしてポケット用開口3bが開設され、その裏面側に
ポケットバックカバー3cが装着されている。
【0005】そして、上述した上下2分割構造の自動車
用ドアトリム1の製造方法としては、ドアトリムアッパ
ー2及びドアトリムロア3は、各々専用の成形金型を使
用して成形される。ドアトリムアッパー2は、図示しな
い成形金型内に予め表皮2bをセットしておき、成形上
下型のキャビティ内に溶融樹脂を射出することにより、
樹脂芯材2aを所望の曲面形状に成形するとともに、そ
の表面側に表皮2bを一体貼着している。
【0006】また、ドアトリムロア3は、射出成形金型
内に溶融樹脂を射出して所要形状に成形する射出成形工
法、あるいはモールドプレス成形金型内に溶融樹脂を射
出した後、成形型を型締めすることにより、所望の曲面
形状に成形される。
【0007】そして、図16に示すように、表皮貼り合
せ成形品であるドアトリムアッパー2と、樹脂単体成形
品であるドアトリムロア3との接合方法は、両者間に図
15中斜線で示すラップ代が形成され、このラップ代部
分においては、ドアトリムアッパー2の表面側にドアト
リムロア3を重ね合わせ、ドアトリムロア3の裏面に設
けた取付用ボス4をドアトリムアッパー2のラップ代部
分に開設した取付孔5内に挿入した後、取付用ボス4の
先端部分を超音波カシメ加工するか、あるいはフィニッ
シャー等の機械止めを行なうことにより、ドアトリムア
ッパー2とドアトリムロア3との一体化を図り、自動車
用ドアトリム1の製造を完了している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した自動車用ドア
トリム1に代表される2色成形品の製造方法は、ドアト
リムアッパー(表皮貼り合せ成形品)2とドアトリムロ
ア(樹脂単体成形品)3とをそれぞれ別個の金型で成形
した後、ドアトリムアッパー2とドアトリムロア3とを
接合して取付用ボス4をカシメ加工、あるいは機械止め
加工を施すことにより一体化するというものであり、金
型設備がそれぞれ複数個必要であり、それぞれ成形工
程、両部材の接合工程等、工程数も多く、コストアップ
を招来するという問題点がある。
【0009】更に、ドアトリムアッパー2とドアトリム
ロア3とを接合する際、それぞれにラップ代があるた
め、それだけ重量化するとともに、材料ロスも多く、し
かも、ドアトリムアッパー2とドアトリムロア3との接
合部分は、段差が生じるなど、合わせ部分の体裁も好ま
しいものではなかった。
【0010】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたもので、自動車用ドアトリム、ラゲージサイドトリ
ム、トランクルームトリム等の自動車用内装部品に好適
な2色成形品の製造方法及び製造装置であって、金型設
備を簡素化でき、工程数も削減できるなど、大幅なコス
トダウンが見込めるとともに、製品の軽量化及び優れた
外観性能を確保できる2色成形品の製造方法及び製造装
置を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この出願の請求項1に記載の発明は、表皮貼り合せ
成形品と、樹脂単体成形品とを同一金型で一体成形して
なる2色成形品の製造方法であって、前記表皮貼り合せ
成形品と、樹脂単体成形品との境界部に沿って下型に設
けられている凹溝に沿って表皮貼り合せ成形品における
表皮の端縁をガイドさせて表皮を成形下型の型面上にセ
ットするとともに、凹溝に設けた可動部材により、表皮
の端縁部分を保持する表皮のセット工程と、成形下型に
接続された第1の射出機を通じて第1の溶融樹脂を成形
下型上にセットされた表皮の下面側から第1のキャビテ
ィ内に射出するとともに、成形上型を成形下型に対して
型締めして、表皮貼り合せ成形品を成形する表皮貼り合
せ成形品の成形工程と、成形下型の凹溝に設けられてい
る可動部材が可動してスペースを形成するとともに、成
形下型に接続された第2の射出機を通じて第2の溶融樹
脂を成形上下型に形成された第2のキャビティ内に射出
して樹脂単体成形品を表皮貼り合せ成形品と一体に成形
する樹脂単体成形品の成形工程と、からなることを特徴
とする。
【0012】ここで、2色成形品とは、表皮付き成形品
と表皮なし成形品のように外観が異なる2部品を接合し
たものを指し、表皮貼り合せ成形品は、樹脂芯材の表面
に表皮が一体貼着された積層成形品であり、樹脂単体成
形品は、射出成形、あるいはモールドプレス成形により
成形された1層の樹脂成形品である。
【0013】2色成形品の用途としては、自動車用内装
部品一般、例えば、自動車用ドアトリム、ラゲージサイ
ドトリム、トランクルームトリム等に適用可能である。
【0014】そして、請求項1に記載の発明によれば、
表皮貼り合せ成形品に使用する表皮を成形下型の型面上
にセットした後、表皮貼り合せ成形品における樹脂芯材
の素材である第1の溶融樹脂が表皮の下面側に供給され
るときには、成形下型の凹溝に収容されている可動部材
が表皮をクランプするとともに、第1の溶融樹脂が外部
に流れ出すのを食い止める堰機能を有しているため、表
皮貼り合せ成形品を良好に成形できる。次いで、可動部
材が表皮のクランプ状態を解除する位置に退避した後、
第2の溶融樹脂が成形上下型間の第2のキャビティ内に
射出され、樹脂単体成形品が表皮貼り合せ成形品と一体
成形される。
【0015】従って、同一金型内で表皮貼り合せ成形品
と樹脂単体成形品とを一体に成形でき、従来の接合工程
を廃止できる。
【0016】この出願の請求項2に記載の発明は、樹脂
芯材表面に表皮を貼着してなる表皮貼り合せ成形品と、
樹脂単体成形品とを一体成形できる2色成形品の製造装
置であって、この製造装置は、所定ストローク上下動可
能で、製品形状に沿う型面を有する成形上型と、上記成
形上型の型面形状と略同一の型面を備える成形下型と、
表皮貼り合せ成形品における樹脂芯材の素材並びに樹脂
単体成形品の素材を別個に供給するそれぞれの射出機
と、成形下型の型面に形成される表皮貼り合せ成形品
と、樹脂単体成形品との境界部に沿う凹溝に設けられ、
表皮のクランプ機能を備えるとともに、第1の溶融樹脂
が樹脂単体成形品側の第2のキャビティに流出するのを
食い止める可動部材とからなることを特徴とする。
【0017】ここで、成形上型は、昇降用シリンダの動
作により、所定ストローク上下動可能であり、この成形
上型の型面は製品の造形状に対応して形成され、かつ樹
脂単体成形品に相当する型面には絞模様が刻設されてい
るのが良い。
【0018】一方、成形下型は、2機の射出機が連結さ
れ、それぞれマニホールド、ゲートにより各射出機から
供給される溶融樹脂は、個々のマニホールド、ゲートを
通じて表皮貼り合せ成形品エリア(第1のキャビテ
ィ)、樹脂単体成形品エリア(第2のキャビティ)に分
配供給される。
【0019】尚、各溶融樹脂の分配供給のタイミング
は、制御装置により時間差をもって所定量供給されるこ
とになる。
【0020】更に、成形下型の型面は、成形上型の型面
とほぼ同一形状をなしているが、表皮貼り合せ成形品と
樹脂単体成形品の境界部分に沿って所定幅の凹溝が形成
され、この凹溝内に可動部材が収容されている。
【0021】この可動部材は、表皮貼り合せ成形品の表
皮のクランプ機能と、表皮貼り合せ成形品の成形時にお
ける第1の溶融樹脂が樹脂単体成形品エリア(第2のキ
ャビティ)に流出するのを食い止める堰機能の2つの機
能を備えていれば良く、例えば、上下動作シリンダや製
品の付き出し時に動作するエジェクタプレートに昇降ブ
ロックを接続し、この昇降ブロックを上下動作させるこ
とにより、表皮のセット、クランプを行なうようにして
も良く、また、溝部内に横方向にスライドするスライド
ブロックを収容し、表皮のクランプや溶融樹脂の堰止め
をスライドブロックのスライド動作により行なうように
しても良い。
【0022】更に、成形下型の凹溝内で表皮貼り合せ成
形品の樹脂芯材と樹脂単体成形品とが強固に接合できる
ように、相互の接合用フランジを形成するスペースが設
定され、表皮のシール性と樹脂の供給を可能にするため
に、凹溝における表皮貼り合せ成形品側の縦壁面には、
部分的に樹脂流動通路が部分的に溝部として形成される
のが良い。
【0023】そして、本発明に係る2色成形品の製造装
置によれば、成形下型の所定箇所に表皮をセットすれ
ば、可動部材が動作して表皮をクランプするとともに、
表皮貼り合せ成形品における樹脂芯材の溶融樹脂が樹脂
単体成形品エリアに流出することがなく、その後、可動
部材が退避して、樹脂単体成形品用の第2のキャビティ
内に第2の溶融樹脂が供給され、樹脂単体成形品側の接
合用フランジと表皮貼り合せ成形品側の接合用フランジ
との間で表皮貼り合せ成形品と樹脂単体成形品との間で
強固な接合が可能となる。
【0024】従って、同一の成形上下型での一体成形が
可能となり、金型設備を簡素化できる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る2色成形品の
製造方法及び製造装置の好適な実施の形態について、添
付図面を参照しながら詳細に説明する。尚、2色成形品
としてドアパネルに内装される自動車用ドアトリムを例
示して説明する。
【0026】図1乃至図3は本発明方法を適用して製作
した自動車用ドアトリムを示すもので、図1は自動車用
ドアトリムを示す正面図、図2は同自動車用ドアトリム
の断面図、図3は同自動車用ドアトリムにおけるドアト
リムアッパーとドアトリムロアの接合部分を拡大して示
す断面図である。
【0027】また、図4乃至図9は本発明方法の第1実
施形態を示すもので、図4は2色成形品の製造装置の第
1実施形態を示す全体図、図5は同製造装置における成
形下型を示す平面図、図6は同製造装置における成形下
型の凹溝を示す説明図、図7乃至図9は同製造装置を使
用して2色成形品を製造する各工程を示す説明図であ
る。
【0028】更に、図10は本発明に係る2色成形品の
製造装置の第2実施形態の全体図並びに要部断面図であ
る。図11乃至図13は同製造装置を使用した2色成形
品の製造工程を示す各説明図である。
【0029】まず、本発明方法により製作した自動車用
ドアトリム10の構成について図1乃至図3を基に簡単
に説明する。自動車用ドアトリム10は、ドアトリムア
ッパー20とドアトリムロア30との上下2分割体から
構成されている。
【0030】上記ドアトリムアッパー20は、表皮貼り
合せ成形品であり、樹脂芯材21の表面に表皮22が一
体貼着され、中接部分に中接用シート23が装着されて
いる。一方、ドアトリムロア30は、樹脂単体成形品で
あり、スピーカグリル31が一体成形されるとともに、
ポケット用開口32が開設され、ドアトリムロア30の
表面には、成形時に金型から転写される絞模様が刻設さ
れている。
【0031】更に、上記ドアトリムアッパー20及びド
アトリムロア30の素材としては、ドアトリムアッパー
20の樹脂芯材21は、タルクを混入したポリプロピレ
ン(以下PPという)樹脂を使用しており、着色料は混
入されていない。
【0032】そして、表皮22は、TPO(サーモプラ
スチックオレフィン)シート、塩ビ系シート、織布シー
ト、不織布シート、あるいはこれらシートの裏面にポリ
エチレンフォーム等のクッション層を裏打ちしたものを
使用することもできる。一方、ドアトリムロア30の素
材は、PP樹脂を使用するが、外観性能を考慮して、着
色料がPP樹脂内に混入されている。
【0033】更に、ドアトリムアッパー20とドアトリ
ムロア30との接合部分は、図3に拡大して示すよう
に、ドアトリムアッパー20裏面側に接合用フランジ2
4が形成され、これと対向するようにドアトリムロア3
0においても、裏面側に延びる接合用フランジ33が形
成され、これら両接合用フランジ24,33は、同一成
形金型内で一体に成形され強固に一体化しているため、
取付用ボスのカシメ加工、あるいはフィクスチャ等の機
械止め加工を廃止でき、従来の接合作業が不要となり、
工数を大幅に簡素化することができる。
【0034】更に、従来では、ドアトリムアッパーとド
アトリムロアとをラップさせて取付用ボスの溶着固定、
機械固定をしていたため、ラップ代が多く必要となり、
かつ製品面に段差が生じ、見栄えを低下させていたが、
本発明においては、ドアトリムアッパー20とドアトリ
ムロア30は、双方の接合用フランジ24,33で一体
化するため、ラップ代がなくなり、軽量化に繋がるとと
もに、材料ロスも少なく、材料の有効利用が図れるとと
もに、ドアトリムアッパー20とドアトリムロア30と
の製品面は面一となり、合わせ部分の外観見栄えを著し
く高めることができるという種々の利点を備えている。
【0035】次いで、図1乃至図3に示す自動車用ドア
トリム10の製造方法及びこれに使用する製造装置につ
いて以下に説明する。
【0036】図4乃至図9は、上記自動車用ドアトリム
10の製造方法及び製造装置の第1実施形態を示すもの
で、図4乃至図6に示すように、製造装置40は、所定
ストローク上下動可能な成形上型50と、これと対をな
す成形下型60と、成形下型60に接続する2機の射出
機70,71と、成形上下型50,60を使用して、ド
アトリムアッパー20とドアトリムロア30とを同時に
成形できるように成形下型60に設けられる可動部材A
とから大略構成されている。
【0037】更に詳しくは、成形上型50は、昇降用シ
リンダ51により所定ストローク上下動可能であり、ド
アトリムロア30対応箇所の成形上型50の型面には、
絞模様52が刻設されている。
【0038】一方、成形下型60は、第1の射出機70
から溶融樹脂を供給する樹脂通路としてマニホールド6
1、ゲート62が設けられており、これらマニホールド
61、ゲート62を通じてドアトリムアッパー20にお
ける樹脂芯材21を形成する第1の溶融樹脂が第1のキ
ャビティC1内に供給される。また、第2の射出機71
から第2の溶融樹脂がマニホールド63、ゲート64を
通じてドアトリムロア30を形成する第2のキャビティ
C2に供給される。
【0039】更に、ドアトリムアッパー20とドアトリ
ムロア30の境界部分に対応して、成形下型60の型面
には、凹溝65が凹設されており、この凹溝65内に可
動部材Aとしてこの実施形態では昇降ブロック80が設
けられている。
【0040】昇降ブロック80は、表皮22の端縁部を
挿入してセットする表皮セット用溝部81が側面に設け
られており、昇降ブロック80のシャフト82は、油圧
シリンダ83により駆動される。尚、この昇降ブロック
80は、シャフト82を成形下型60内のエジェクタプ
レート66に連結して、エジェクタプレート66により
駆動するようにしても良い。
【0041】更に、図6(a)は、成形下型60におけ
る凹溝65の構成を示す部分斜視図、図6(b)は図6
(a)中P矢視図である。そして、図6(a),(b)
に示すように、成形下型60における凹溝65の内壁面
には、ドアトリムアッパー20における接合用フランジ
24を形成するために、樹脂通路67が所定ピッチ間隔
を配して断続的に設けられている。
【0042】次いで、上述した構成の製造装置40を使
用して、自動車用ドアトリム10を製造する各工程につ
いて説明する。図7は、表皮22のセット工程を示すも
ので、(a)全体図、(b)要部拡大図をそれぞれ示
す。すなわち、表皮22のセット工程においては、成形
上型50は型開き状態にあり、成形下型60における昇
降ブロック80も上方に位置している。まず、ドアトリ
ムアッパー20における表皮22を成形下型60にセッ
トするが、このとき、表皮22の端縁部22aを昇降ブ
ロック80の表皮セット用溝部81内に挿入することに
より、表皮22のセット工程を簡単に完了させることが
できる。
【0043】そして、表皮22のセットが完了すれば、
図8(a)に示すように、成形上型50は昇降用シリン
ダ51の動作により、所定ストローク下降して、成形上
下型50,60が所定クリアランスに到達したとき、第
1の射出機70からマニホールド61、ゲート62を通
じて表皮22の下面側にドアトリムアッパー20の樹脂
芯材21の素材である第1の溶融樹脂M1が供給され、
成形上型50が下死点まで下降することにより、樹脂芯
材21と表皮22とが同時成形され、ドアトリムアッパ
ー20の成形が完了する。
【0044】このとき、図8(b)に示すように、昇降
ブロック80は、油圧シリンダ83の駆動により下降し
ており、表皮セット用溝部81から表皮22が外れて、
表皮22の端縁部22aは、昇降ブロック80と成形下
型60における凹溝65の内壁面との間で良好に保持さ
れており、この昇降ブロック80が表皮22を保持する
機能を備えるとともに、第1の溶融樹脂M1を堰き止め
る堰機能を有しているため、第1の溶融樹脂M1は第2
のキャビティC2側に流出することがなく、接合用フラ
ンジ24を含めた樹脂芯材21と表皮22とを良好に一
体成形することができる。尚、第1の溶融樹脂M1は、
樹脂通路67を通じて円滑に供給され、接合用フランジ
24が形成される。
【0045】次いで、ドアトリムアッパー20の成形が
完了すれば、それと連続して、図9(a)に示すよう
に、第2の射出機71からマニホールド63、ゲート6
4を通じて樹脂単体成形品であるドアトリムロア30の
第2のキャビティC2内に第2の溶融樹脂M2が供給さ
れ、ドアトリムロア30が所要形状に成形されるととも
に、ドアトリムアッパー20と一体化される。
【0046】このとき、図9(b)に示すように、昇降
ブロック80は、更に油圧シリンダ83の駆動により最
下方位置まで下降しており、昇降ブロック80は、凹溝
65から完全に退避した状態にあるため、ドアトリムロ
ア30に接合用フランジ33を容易に形成することがで
きる。
【0047】そして、成形後、成形上型50が型開きす
るとき、油圧シリンダ83を動作させて昇降ブロック8
0を上昇させれば、成形下型60の凹溝65内に嵌まり
込んでいるドアトリムアッパー20の接合用フランジ2
4、及びドアトリムロア30の接合用フランジ33を凹
溝65から外れるように突き上げることができ、脱型操
作性を高めることができる。
【0048】このように、上述した実施形態によれば、
ドアトリムアッパー20側の表皮22を成形下型60の
型面上にセットした後、第1の射出機70から第1の溶
融樹脂M1を第1のキャビティC1内に射出して、ドア
トリムアッパー20を成形するとともに、その後、第2
の射出機71からドアトリムロア30側の第2のキャビ
ティC2内に第2の溶融樹脂M2を供給することによ
り、ドアトリムロア30をドアトリムアッパー20と一
体に成形することができるため、同一の成形上下型5
0,60を使用して、プレス一工程で自動車用ドアトリ
ム10の成形が可能となるため、金型設備を簡素化で
き、工程数も大幅に短縮化して、合わせ部分の見栄えを
高めた自動車用ドアトリム10を製造できる。
【0049】次に、図10乃至図13は、本発明の第2
実施形態における2色成形品の製造方法及び製造装置を
示すもので、図10は製造装置40の構成を示してい
る。尚、第1実施形態と同一部分には同一符号を付し、
その詳細な説明は省略する。
【0050】この第2実施形態においては、可動部材A
として、図10(b)に示すように、横方向にスライド
可能なスライドブロック90が使用され、このスライド
ブロック90は、油圧シリンダ等の駆動シリンダ91に
連結されている。
【0051】次いで、図11乃至図13に基づいて、こ
の製造装置40を使用した自動車用ドアトリム10の製
造方法について説明すると、まず、図11に示すよう
に、ドアトリムアッパー20における表皮22のセット
工程においては、成形上型50は上方に位置しており、
また、スライドブロック90も図中右側に後退してい
る。
【0052】従って、表皮22を成形下型60の凹溝6
5内に端末を挿入する際、スライドブロック90が後退
しているため、比較的クリアランスが確保できているた
め、表皮22のセットを円滑に行なうことができる。
【0053】そして、表皮22のセットが完了すれば、
図12に示すように、スライドブロック90が駆動シリ
ンダ91の駆動により前進して、スライドブロック90
と成形下型60における凹溝65内壁面との間で表皮2
2の端末部分を保持する。
【0054】次いで、第1実施形態同様、第1の射出機
70から第1の溶融樹脂M1がマニホールド61、ゲー
ト62を通じてドアトリムアッパー20側のキャビティ
C1内に射出され、成形上型50が下死点まで下降する
ことにより接合用フランジ24を含めた樹脂芯材21の
成形と、樹脂芯材21と表皮22との同時成形が行なわ
れる。
【0055】このとき、スライドブロック90は、表皮
22のクランプ機能と、第1の溶融樹脂M1がドアトリ
ムロア30側の第2のキャビティC2内に流出するのを
食い止める堰機能を備えていることは第1実施形態の昇
降ブロック80と同一である。
【0056】次いで、図13に示すように、ドアトリム
アッパー20の成形が完了すると同時に、スライドブロ
ック90が後退して、ドアトリムロア30に設ける接合
用フランジ33のスペースを確保した後、第2の射出機
71を通じて第2の溶融樹脂M2が供給され、マニホー
ルド63、ゲート64を通じてドアトリムロア30の第
2のキャビティC2内に充填され、ドアトリムロア30
が所要形状に成形される。
【0057】そして、ドアトリムロア30に形成される
接合用フランジ33を介して、ドアトリムロア30はド
アトリムアッパー20と強固に一体化している。
【0058】従って、第2実施形態によっても、同一の
成形金型内でドアトリムアッパー20とドアトリムロア
30とを一体成形できるため、金型設備の簡素化、工程
数の削減等が期待でき、従来のラップ代をなくしたこと
により、軽量化が可能になるとともに、材料無駄がなく
なるという同一の作用効果を備えている。
【0059】以上説明した実施形態は、表皮貼り合せ成
形品であるドアトリムアッパー20と、樹脂単体成形品
であるドアトリムロア30からなる上下2分割構造の自
動車用ドアトリム10に本発明を適用したものである
が、表皮貼り合せ成形品と樹脂単体成形品とからなる2
色成形品であれば、上下2分割以外、例えば左右2分割
構造にも適用でき、ラゲージサイドトリムやトランクル
ームトリム等の各用途に適用できる。
【0060】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明に係る2色成
形品の製造方法及び製造装置によれば、単一の成形金型
内で表皮貼り合せ成形品と樹脂単体成形品とを同時成形
することができるため、工程数を削減できるとともに、
金型設備も簡素化でき、大幅なコストダウンを招来する
ことができるとともに、従来の2色成形品に比べラップ
代がなく、軽量化に貢献できるとともに、材料ロスも少
なく、加えて、合わせ部分の外観性能を高めることがで
きるという種々の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を適用して製作した2色成形品の一
例である自動車用ドアトリムを示す正面図である。
【図2】図1中II−II線断面図である。
【図3】図2中要部を拡大して示す断面図である。
【図4】本発明に係る2色成形品の製造装置の第1実施
形態を示すもので、(a)全体側面図、(b)要部断面
図である。
【図5】図4に示す製造装置における成形下型の平面図
である。
【図6】図4に示す製造装置における成形下型の凹溝の
構成を示す(a)部分斜視図、(b)平面図である。
【図7】本発明に係る2色成形品の製造方法の第1実施
形態を示すもので、表皮のセット工程を示す(a)全体
図、(b)要部説明図である。
【図8】本発明に係る2色成形品の製造方法の第1実施
形態におけるドアトリムアッパーの成形工程を示す
(a)全体図、(b)要部断面図である。
【図9】本発明に係る2色成形品の製造方法の第1実施
形態におけるドアトリムロアの成形工程を示す(a)全
体図、(b)要部断面図である。
【図10】本発明に係る2色成形品の製造装置の第2実
施形態を示す(a)全体図、(b)要部断面図である。
【図11】図10に示す製造装置を使用した表皮のセッ
ト工程を示す説明図である。
【図12】図10に示す製造装置を使用したドアトリム
アッパーの成形工程を示す説明図である。
【図13】図10に示す製造装置を使用したドアトリム
ロアの成形工程を示す説明図である。
【図14】従来の自動車用ドアトリムを示す正面図であ
る。
【図15】従来の自動車用ドアトリムをドアトリムアッ
パーとドアトリムロアに分割した斜視図である。
【図16】図14中XVI −XVI 線断面図である。
【符号の説明】
10 自動車用ドアトリム 20 ドアトリムアッパー 21 樹脂芯材 22 表皮 23 中接用シート 24 接合用フランジ 30 ドアトリムロア 31 スピーカグリル 32 ポケット用開口 33 接合用フランジ 40 製造装置 50 成形上型 51 昇降用シリンダ 52 絞模様 60 成形下型 61,63 マニホールド 62,64 ゲート 65 凹溝 66 エジェクタプレート 67 樹脂通路 70 第1の射出機 71 第2の射出機 80 昇降ブロック 81 表皮セット用溝部 82 支持シャフト 83 油圧シリンダ 90 スライドブロック 91 駆動シリンダ A 可動部材 M1 第1の溶融樹脂 M2 第2の溶融樹脂 C1 第1のキャビティ C2 第2のキャビティ
フロントページの続き (72)発明者 大野 樹史 神奈川県高座郡寒川町宮山3316番地 河西 工業株式会社内 Fターム(参考) 4F206 AG28 AH26 JA07 JB13 JB22 JB28 JQ81

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表皮貼り合せ成形品(20)と、樹脂単
    体成形品(30)とを同一金型で一体成形してなる2色
    成形品(10)の製造方法であって、 前記表皮貼り合せ成形品(20)と、樹脂単体成形品
    (30)との境界部に沿って下型(60)に設けられて
    いる凹溝(65)に沿って表皮貼り合せ成形品(20)
    における表皮(22)の端縁をガイドさせて表皮(2
    2)を成形下型(60)の型面上にセットするととも
    に、凹溝(65)に設けた可動部材(A)により、表皮
    (22)の端縁部分を保持する表皮のセット工程と、 成形下型(60)に接続された第1の射出機(70)を
    通じて第1の溶融樹脂(M1)を成形下型(60)上に
    セットされた表皮(22)の下面側から第1のキャビテ
    ィ(C1)内に射出するとともに、成形上型(50)を
    成形下型(60)に対して型締めして、表皮貼り合せ成
    形品(20)を成形する表皮貼り合せ成形品の成形工程
    と、 成形下型(60)の凹溝(65)に設けられている可動
    部材(A)が可動してスペースを形成するとともに、成
    形下型(60)に接続された第2の射出機(71)を通
    じて第2の溶融樹脂(M2)を成形上下型(50,6
    0)に形成された第2のキャビティ(C2)内に射出し
    て樹脂単体成形品(30)を表皮貼り合せ成形品(2
    0)と一体に成形する樹脂単体成形品の成形工程と、 からなることを特徴とする2色成形品の製造方法。
  2. 【請求項2】 樹脂芯材(21)表面に表皮(22)を
    貼着してなる表皮貼り合せ成形品(20)と、樹脂単体
    成形品(30)とを一体成形できる2色成形品の製造装
    置(40)であって、 この製造装置(40)は、所定ストローク上下動可能
    で、製品形状に沿う型面を有する成形上型(50)と、
    上記成形上型(50)の型面形状と略同一の型面を備え
    る成形下型(60)と、表皮貼り合せ成形品(20)に
    おける樹脂芯材(21)の素材並びに樹脂単体成形品
    (30)の素材を別個に供給するそれぞれの射出機(7
    0,71)と、成形下型(60)の型面に形成される表
    皮貼り合せ成形品(20)と、樹脂単体成形品(30)
    との境界部に沿う凹溝(65)に設けられ、表皮(2
    2)のクランプ機能を備えるとともに、第1の溶融樹脂
    (M1)が樹脂単体成形品側の第2のキャビティ(C
    2)に流出するのを食い止める可動部材(A)とからな
    ることを特徴とする2色成形品の製造装置。
  3. 【請求項3】 前記成形下型(60)の型面に形成され
    る凹溝(65)には、表皮貼り合せ成形品(20)側の
    第1のキャビティ(C1)の縦壁面に接合用の樹脂通路
    (67)が設定されていることを特徴とする請求項2に
    記載の2色成形品の製造装置。
  4. 【請求項4】 可動部材(A)は、成形下型(60)の
    凹溝(65)内に収容され、上下駆動される昇降ブロッ
    ク(80)から構成され、昇降ブロック(80)には、
    表皮(22)をセットする表皮セット用溝部(81)が
    設けられており、昇降ブロック(80)は、表皮セット
    時には最上方位置に位置し、表皮貼り合せ成形品(2
    0)の成形時には、表皮(22)をクランプするととも
    に、第1の溶融樹脂(M1)の流出を規制する堰機能を
    もつ位置に下降するとともに、第2の溶融樹脂(M2)
    の射出時には樹脂接合部を確保するために最下方位置に
    下降操作されることを特徴とする請求項2又は3に記載
    の2色成形品の製造装置。
  5. 【請求項5】 前記成形下型(60)の凹溝(65)に
    収容される可動部材(A)は、横方向に摺動するスライ
    ドブロック(90)と、このスライドブロック(90)
    を駆動させるシリンダ(91)とから構成され、凹溝
    (65)内でスライドブロック(90)が後退している
    状態で表皮貼り合せ成形品(20)における表皮(2
    2)をセットするとともに、スライドブロック(90)
    が表皮(22)側に前進して表皮(22)と当接し、第
    1の溶融樹脂(M1)の流出を食い止める堰機能をも
    ち、表皮貼り合せ成形品(20)の成形後は、スライド
    ブロック(90)が後退して、表皮貼り合せ成形品(2
    0)と樹脂単体成形品(30)の接合用フランジを形成
    するスペースを確保できるようにしたことを特徴とする
    2色成形品の製造装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007519542A (ja) * 2004-01-29 2007-07-19 ダウ グローバル テクノロジーズ インコーポレーテッド 金属又は木質表面領域をもつ改良された成型部品及びそれらの製造方法
KR20190052348A (ko) * 2017-11-08 2019-05-16 주식회사 서연이화 자동차 내장재 성형장치 및 방법

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