JP2003127068A - プライヤ - Google Patents

プライヤ

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Publication number
JP2003127068A
JP2003127068A JP2001323789A JP2001323789A JP2003127068A JP 2003127068 A JP2003127068 A JP 2003127068A JP 2001323789 A JP2001323789 A JP 2001323789A JP 2001323789 A JP2001323789 A JP 2001323789A JP 2003127068 A JP2003127068 A JP 2003127068A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bolt
pliers
concave curved
jaw
screw
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001323789A
Other languages
English (en)
Inventor
Akiyuki Shima
顕侑 島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Jefcom Co Ltd
Original Assignee
Jefcom Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Jefcom Co Ltd filed Critical Jefcom Co Ltd
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  • Gripping Jigs, Holding Jigs, And Positioning Jigs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボルトやナットを掴んで締め付けたり、パイ
プを押さえたりすることができると共に、ボルトを掴ん
で締め付ける場合には、そのボルトのねじ部を潰してし
まうことのないプライヤを提供する。 【解決手段】 あご6とあご7の根元部の内側に、凹曲
部11をそれぞれ対向させて設けると共に、これら凹曲
部11の水平方向にそれぞれ被締付け物Wのねじ部Sの
ピッチに応じたねじ溝12を形成したものとしている。
さらに、前記凹曲部11を、被締付け物Wの太さに応じ
た曲率半径にしたものとすることができる。また、前記
あご6とあご7の間に形成される口部8の口幅を、数段
階に調整できるものとすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電気工事、水道
工事などの各工事現場等で、ボルトやナットを掴んで締
め付けたり、パイプを押さえたりするときに使用するプ
ライヤに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のプライヤは、針金や釘、
板物などを掴むために、あごの先端部の内側に平坦部を
設けたものとしたり、ボルトやナット、ねじ棒などを掴
んで締め付けたり、パイプを押さえたりするために、あ
ごの中央部の内側に凹曲部を設けると共に、その凹曲部
に掴み歯を有したものが存在する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなプライヤ
は、針金や釘、板物などを掴んだり、ナットを掴んで締
め付けたりする場合には、その被掴み物である針金や
釘、板物など、被締付け物であるナットなどに傷を付け
ることがあっても、その傷による影響は特にないが、ボ
ルトやねじ棒を掴んで締め付けたりする場合には、ボル
トやねじ棒のねじ部を潰してしまうことがあり、そのボ
ルトやねじ棒にナットを嵌め込むことができなくなると
いう課題を有する。
【0004】とくに、天井スラブから吊り下げる寸切り
ボルトなどは、その天井スラブに埋め込むために、ボル
トの先端側(下端側)を掴んで締め付けると、ねじ部を
潰してしまうことがあり、そのボルトの先端側からナッ
トを嵌め込むことができなくなる。したがって、前記ボ
ルトなどを天井スラブに埋め込むには、ボルトの根元側
(上端側)を掴んで締め付けるようにし、ねじ部を潰し
てしまっても、そのボルトの先端側からナットを嵌め込
むことができるようにしている。しかし、ボルトの根元
側を掴んで締め付けるようにするには、踏み台を使用す
るなどしての高所での作業となり、危険であったり、作
業がし難いなどの課題を有する。
【0005】そこで、この発明は、上記従来の課題を解
決するものであり、ボルトやナットを掴んで締め付けた
り、パイプを押さえたりすることができると共に、ボル
トを掴んで締め付ける場合には、そのボルトのねじ部を
潰してしまうことのないプライヤを提供することを目的
としてなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのため、この発明のプ
ライヤは、あご6とあご7の根元部の内側に、凹曲部1
1をそれぞれ対向させて設けると共に、これら凹曲部1
1の水平方向にそれぞれ被締付け物Wのねじ部Sのピッ
チに応じたねじ溝12を形成したものとしている。
【0007】さらに、この発明のプライヤは、前記凹曲
部11を、被締付け物Wの太さに応じた曲率半径にした
ものとすることができる。
【0008】また、この発明のプライヤは、前記あご6
とあご7の間に形成される口部8の口幅を、数段階に調
整できるものとすることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明のプライヤの実施
の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
【0010】図は、この発明のプライヤをウォーターポ
ンププライヤとして実施した形態を示しており、固定レ
バー1と可動レバー2とをピン3で軸支してなるものと
している。固定レバー1には、ピン3の位置をずらせる
ようにした長孔4を形成すると共に、この長孔4の周辺
部に複数本の調節溝5を形成したものとし、可動レバー
2には、ピン3を位置決めして軸支するようにした通孔
(図示せず)を形成すると共に、この通孔の周辺部に前
記調節溝5の何れかと噛み合う突起部(図示せず)を形
成したものとしている。そして、ピン3を長孔4内でず
らして固定レバー1の調節溝5の何れかに可動レバー2
の突起部を噛み合わせることにより、固定レバー1と可
動レバー2とのピン3による軸支点をずらせるようにし
て、固定レバー1の先端に突設したあご6と可動レバー
2の先端に突設したあご7の間に形成される口部8の口
幅を、数段階に調整できるものとしている。
【0011】前記あご6とあご7の略中央部の内側に
は、凹曲部9をそれぞれ対向させて設けると共に、これ
ら凹曲部9の垂直方向に掴み歯10をそれぞれ対向させ
て設けたものとしている。そして、前記あご6とあご7
の根元部の内側には、凹曲部11をそれぞれ対向させて
設けると共に、これら凹曲部11の水平方向にそれぞれ
寸切ボルトなどの被締付け物Wのねじ部Sのピッチに応
じたねじ溝12を形成したものとしている。さらに、前
記あご6とあご7の先端部の内側には、平坦部13をそ
れぞれ対向させて設けたものとしている。なお、図示し
たものとは逆に、前記あご6とあご7の略中央部の内側
には、平坦部13をそれぞれ対向させて設けたものとし
たり、または前記あご6とあご7の先端部の内側には、
凹曲部9をそれぞれ対向させて設けたものとしてもよ
い。
【0012】前記凹曲部11は、被締付け物Wの太さに
応じた曲率半径にしている。すなわち、あご6とあご7
の凹曲部11によって、前記口部8を閉じた場合に両側
が欠けた略円柱状の孔14が形成されることになるが、
この孔径は被締付け物Wの直径と略同一になるようにし
ている。被締付け物Wが通常の寸切りボルトの場合に
は、前記孔径を約8〜12mmとなるようにしており、
凹曲部11のねじ溝12のピッチは、前記寸切りボルト
のねじ部Sのピッチに応じた約1〜2mmとなるように
しているが、これらに限定されることはない。
【0013】なお、図では、この発明のプライヤをウォ
ーターポンププライヤとして実施した形態を示したが、
この発明のプライヤは、あご6とあご7の間に形成され
る口部8の口幅を数段階に調整できない通常のプライヤ
にも実施できることは言うまでもない。
【0014】以上に述べたように構成したこの発明のプ
ライヤは、あご6とあご7の先端部の内側にそれぞれ対
向させて設けた平坦部13によって、針金や釘、板物な
どを掴むことができる。そして、あご6とあご7の略中
央部の内側にそれぞれ対向させて設けた凹曲部9の掴み
歯10によって、ナットを掴んで締め付けたり、パイプ
を押さえたりすることができる。さらに、あご6とあご
7の根元部の内側にそれぞれ対向させて設けた凹曲部1
1のねじ溝12によって、天井スラブから吊り下げる寸
切りボルトなどのねじ部Sを潰すことなく、その先端側
を掴んで締め付けることができる。
【0015】
【発明の効果】この発明のプライヤは、以上に述べたよ
うに構成されているので、ボルトやナットを掴んで締め
付けたり、パイプを押さえたりすることができると共
に、ボルトを掴んで締め付ける場合には、そのボルトの
ねじ部を潰してしまうことのないものとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のプライヤの一実施形態を示す平面図
である。
【図2】この発明のプライヤの一実施形態を示す底面図
である。
【図3】この発明のプライヤの主要部分を示す斜視図で
ある。
【図4】図2中のA−A線による断面において、この発
明のプライヤにより寸切りボルトを掴んで締め付ける状
態を示す説明図ある。
【符号の説明】
6 あご 7 あご 8 口部 11 切込み 12 ねじ溝 W 被締付け物 S ねじ部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 あご(6)とあご(7)の根元部の内側
    に、凹曲部(11)をそれぞれ対向させて設けると共
    に、これら凹曲部(11)の水平方向にそれぞれ被締付
    け物(W)のねじ部(S)のピッチに応じたねじ溝(1
    2)を形成したことを特徴とするプライヤ。
  2. 【請求項2】 前記凹曲部(11)を、被締付け物
    (W)の太さに応じた曲率半径にしたことを特徴とする
    請求項1記載のプライヤ。
  3. 【請求項3】 前記あご(6)とあご(7)の間に形成
    される口部(8)の口幅を、数段階に調整できるものと
    したことを特徴とする請求項1記載のプライヤ。
JP2001323789A 2001-10-22 2001-10-22 プライヤ Pending JP2003127068A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2437269A (en) * 2006-04-18 2007-10-24 Russell Khan-Sullman Gripping tool for attaching/removing scalpel blades and disposable needles
CN101637894A (zh) * 2009-07-16 2010-02-03 张�林 活动扳手-钢丝钳-剪刀(板钳剪)三合一工具
CN116602749A (zh) * 2023-05-08 2023-08-18 南方医科大学南方医院 一种加压锁定螺钉及加压锁定一体接骨板钉系统

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