JPH10138156A - レンチ - Google Patents

レンチ

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Publication number
JPH10138156A
JPH10138156A JP9295268A JP29526897A JPH10138156A JP H10138156 A JPH10138156 A JP H10138156A JP 9295268 A JP9295268 A JP 9295268A JP 29526897 A JP29526897 A JP 29526897A JP H10138156 A JPH10138156 A JP H10138156A
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JP
Japan
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wrench
curvature
width
mouth
radius
Prior art date
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Pending
Application number
JP9295268A
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English (en)
Inventor
Hans Joachim Mehlau
ハンス・ヨーアヒム・メラゥ
Klaus Neuhaus
クラウス・ノィハウス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Stahlwille Eduard Wille GmbH and Co KG
Original Assignee
Eduard Wille GmbH and Co KG
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25BTOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
    • B25B13/00Spanners; Wrenches
    • B25B13/02Spanners; Wrenches with rigid jaws
    • B25B13/08Spanners; Wrenches with rigid jaws of open jaw type

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
  • Endoscopes (AREA)
  • Paper (AREA)
  • Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 係合すべきねじ付接合部材に損傷を与えるこ
とのない、新しい改良されたレンチの構造を提供する。 【解決手段】 エンジニア用レンチは少なくとも一方側
に、口部を形成する開いた端部を有する。その口部の開
口は、レンチ幅を規定する互いに対向して配された側部
表面の対によって横方向の限界が定められる。側部表面
の少なくとも内方向に配される区分は、ある曲率半径に
よって規定されるわずかに凸状の円筒形の湾曲を有し、
これにより、口部の開口はレンチ幅を上回る口部幅ま
で、それぞれの外縁に向かって広がる。口部の開口は口
部ベースによって内方向の限界が定められる。2つの実
質的に平らな表面がこの口部ベースに接続され、さら
に、それぞれが、上記曲率半径より小さい曲率半径によ
って規定される凹状の円筒形の湾曲を有する接続表面を
介して、上記側部表面のそれぞれに接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の背景】この発明は、エンジニア用レンチの新し
い改良された構造に関する。エンジニア用レンチは、ね
じ付接合部を締付けるかまたは緩めるための道具であっ
て、そのようなプロセス中に、たとえば六角形もしくは
四角形のねじ頭または六角ナットのようなねじ付接合部
の多角形もしくは多縁部材を係合する。このレンチは典
型的にはシャフトと、その一方または両方の端部に、一
方側に開いてレンチの口部を規定するくぼみとを含む。
この口部は、2つの互いに対向して配された側部表面に
よって横方向の限界が定められるが、それら側部表面の
間隔がレンチ幅を規定する。このレンチ幅は、レンチに
よって係合されるべきねじ付接合部の多角形または多縁
部材の互いに対向する表面間の直径方向の距離よりもわ
ずかに広い。
【0002】従来のレンチの2つの側部表面は、レンチ
によって係合されるべき多縁部材の関連する表面と同
様、互いに平行な平らな表面である。レンチの口部の開
口の横方向の限界を定める側部表面と、レンチがその上
に位置付けられる多角形または多縁のねじ付接合部材の
関連する表面との間に、わずかなクリアランスが存在す
るために、そのねじ付接合部を締付けるかまたは緩める
際に、レンチはそのねじ付接合部材に対してわずかに傾
く。その結果、レンチの側部表面はねじ付接合部材の縁
部を、特に、一方側で内側の縁部を口部の開口に対し
て、および他方側で外側の縁部を口部の開口に対して、
係合する。このため、ねじ付接合部を締付けるかまたは
緩めるためのトルクは、これら縁部を介して伝えられ
る。
【0003】このような動作中、縁部には高い表面圧力
が加えられる。ねじ付接合部材を繰返し締付けおよび緩
める場合には特に、これらの高い表面圧力がそれぞれの
縁部を摩耗させることになり、したがって、時間が経つ
につれて、部材の機能に悪影響を及ぼすこととなる。
【0004】この発明は特定的には、ねじ付接合部の多
角形または多縁部材の縁部ではなく側部表面を係合す
る、エンジニア用レンチに関する。
【0005】そのような係合を達成するためのさまざま
な構造が公知である。ドイツ特許番号第231,581
号は、あご部の係合面、すなわち、口部の開口を規定す
る側部表面が、互いに屋根のように隣接する2つの平ら
な表面部分によって形成されるレンチに関する。表面部
分間にはかど部が形成され、互いに向かい合う。2つの
側部表面のそれぞれの開口側の表面部分は、2つの互い
に対向する側部表面のそれぞれの内側の表面部分から、
レンチ幅に対応する距離を隔てて配されている。このレ
ンチ構造においてもやはり、口部の開口を規定する側部
表面は、トルクを伝える間、ねじ付接合部の多角形また
は多縁部材の縁部を押圧する。
【0006】ドイツ特許番号第697,361号は、平
らな表面によって限界が定められかつ、実質的に六角ナ
ットの形状に適応する口部の開口を有するレンチを示
す。口部の開口の隅部のすべては、円筒形のくぼみを規
定する。これにより、レンチはナットの隅部以外のみで
ナットを係合するようにされる。縁部の線接触は、ノッ
チングに繋がる。
【0007】国際公開された特許出願番号第93/10
945号および94/23902号は、口部の開口を限
定する側部表面が、初めに、すなわち口部の開口を限定
する外側の縁部に隣接して、それぞれ互いに平行な平ら
な表面部分を含む、レンチを示す。それら側部表面に隣
接して、それぞれへこみが配され、これがさらに、凸状
の円筒形区分に隣接する。この凸状の円筒形区分はさら
に、弓形の口部ベースに繋がる。この凸状の円筒形区分
の曲率半径は、レンチ幅の1/2に等しい。この構造に
おいてもやはり、曲率半径が小さいために、高い表面圧
力が生じる。
【0008】ドイツ公告特許番号第1,088,437
号は、口部の開口内に隆起部が形成されて、これらがね
じ頭またはナットの側部表面のみを係合する、レンチを
示す。
【0009】
【発明の概要】したがって、以上を考慮に入れて、この
発明の主要な目的は、上述の先行技術の欠点および制限
を有することのない、新しい改良されたレンチの構造を
提供することである。
【0010】この発明の別の、より具体的な目的は、は
るかに減じられた表面圧力で、多角形または多縁のねじ
付接合部材の側部表面を係合しかつその側部表面に作用
する、新しい改良されたレンチの構造を提供することに
向けられる。
【0011】この発明のまた別の、非常に重要な目的
は、ねじ付接合部材がレンチを適応し動作させる際に確
実に損傷を受けないようにする、新しい改良されたレン
チの構造を提供することに向けられる。
【0012】この発明の重要な目的は、比較的簡単な構
造であり、かつ、ねじ付接合部の多角形または多縁部材
上に容易に位置付けられる、新しい改良されたレンチを
提供することである。
【0013】この発明のこれらおよびまたさらなる目的
は、説明が進むにつれてより容易に理解されるであろう
が、それらの目的を実現するために、この発明に従った
レンチは、以下の特徴を有する。すなわち、その口部の
開口は、互いに対向して配された側部表面の対によって
横方向に限界が定められ、それら側部表面は、少なくと
も内側区分で、有限の曲率半径でわずかに凸状に曲げら
れている。側部表面が口部の開口を規定するわけである
が、これは、レンチ幅を上回る幅にそれぞれ外縁に向か
って広がる。この口部の開口は内方向には、口部ベース
によってその限界が定められる。接続表面が、この口部
ベースと側部表面のそれぞれ一方を相互接続する。これ
ら接続表面は、側部表面の曲率半径より小さい曲率半径
を有する、凹状の円筒形湾曲を有する。
【0014】したがって、この発明のレンチは、口部の
開口が広がるため、ねじ頭またはナット等のねじ付接合
部の多角形または多縁部材上に容易に位置付けることが
できる。トルクをかける際、口部の開口の横方向の限界
を定めるわずかに凸状の円筒形曲面をなす側部表面は、
特定のねじ付接合部材の縁部ではなく側部表面と係合す
る。これら係合位置は、口部の開口の対称線方向で、互
いに中心から外れている。このため、多角形または多縁
のねじ付接合部材上には、1対の力が作用する。ねじ付
接合部材の縁部は凹状の円筒形曲面をなす接続表面の領
域内に位置付けられ、したがって、これらの縁部に負荷
がかかることはない。それでもなお、この発明のレンチ
の形状は、比較的簡単であり、一見しただけでは従来の
方法で構築されたレンチとほとんど見分けがつかない。
【0015】この発明の以下の詳細な説明を読まれるこ
とにより、この発明はよりよく理解され、また、上述以
外の目的もまた明らかとなろう。詳細な説明は添付の図
面を参照しているが、図面内で、同じまたは類似の部材
は、同じ参照番号で示されている。
【0016】
【好ましい実施例の詳細な説明】ここで図面について説
明するが、図面には、当業者がこの発明の根底にある原
理および概念を容易に理解できるに足るだけの、この発
明のレンチの構造を、図面の外観を簡略化して示す。図
面ではレンチの口部の開口のみが六角形のねじ付接合部
材と関連して示されているが、この発明のレンチは、そ
の両方の端部または一方の端部に、同じような口部の開
口を有することが可能である。また、ねじ付接合部材
は、この発明のレンチによって作用を受けるのに好適な
四角形もしくは他のいかなる多角形、または多縁の構造
であってもよく、レンチによって係合されるべきねじ
頭、ナット、または他のねじ付接合部材を含んでもよい
ことは言うまでもない。
【0017】図1を参照して、この発明のレンチの第1
の実施例が平面図で概略的に示される。ここでは特に、
この発明のレンチの一方の端部が、六角形のねじ頭また
は六角ナット等の六角形のねじ付接合部材と係合した状
態で示されている。レンチは、シャフト10を含み、シ
ャフト10はその対向する両端部に、同一または異なる
構造のレンチヘッド12を有する。レンチヘッド12の
外側の輪郭14は、従来のレンチの外側の輪郭に一致す
る。従来のレンチはたとえば、ドイツ連邦共和国、DE
−42349ブッパータール、リンデンアレー27(Li
ndenalle 27, DE-42349 Wuppertal, Germany)のエード
ゥアルト・ビレ社(Eduard Wille GmbH& Co. )によっ
て発行された、カタログ“Stahlwille”の第2.12頁
および2.14頁に示されている。図示されたレンチヘ
ッド12の端部は、レンチ幅17を規定する口部の開口
16を含む。これにより、たとえば図1に示される種類
の六角形のねじ頭18のような、ねじ頭またはナット等
の多角形または多縁のねじ付接合部材上に、レンチを位
置付けることが可能となる。
【0018】口部の開口16は、横方向には、2つの対
向して配された側部表面20および22によって限界が
定められ、内方向には、口部ベース24によって限界が
定められる。側部表面20および22は、有限の曲率半
径Rによって定められる、わずかに弓形の、凸状の円筒
形の構造を有する。このように凸状の円筒形曲面をなす
側部表面20および22は、それぞれ外側の縁部26お
よび28に向かって延びて、口部の開口16の口部幅2
7を規定する。この発明のレンチの構造における弓形の
凸状の円筒形曲面をなす側部表面20および22は、し
たがって、平行な平らな表面部分に隣接するものではな
い。これは、上述の国際公開された特許出願番号第WO
94/23902号によって公知の、従来のレンチ構造
とは異なるものである。
【0019】弓形の、凸状の円筒形曲面をなす側部表面
20および22は、それぞれ凹状の円筒形曲面をなす接
続表面30および32を介して口部ベース24に接続さ
れる。これら接続表面30および32は、凸状の円筒形
曲面をなす側部表面20および22と比較して、より小
さい曲率半径rを有する。これら凹状の円筒形曲面をな
す接続表面30および32は、それぞれの側部表面20
および22、ならびに口部ベース24に接するように連
続する。
【0020】口部ベース24は断面が実質的にV形状で
あって、2つの実質的に平らな表面34および36を有
する。これら平らな表面34および36は、それぞれ、
接続表面30および32に隣接する。ここで、2つの実
質的に平らな表面34および36によって規定される平
面は、120°より大きい鈍角を形成する。好ましく
は、これら2つの実質的に平らな表面34と36との間
の鈍角は125°から150°の範囲内とする。図示さ
れた好ましい実施例においては、2つの実質的に平らな
表面34と36との間の角度は130°をなす。2つの
実質的に平らな表面34および36は、凹状の円筒形曲
面をなす接続表面38によって相互接続される。
【0021】凸状の円筒形曲面をなす側部表面20およ
び22の有限の曲率半径Rは、レンチ幅17よりも大き
いが、そのレンチ幅17の5倍よりも小さいものとす
る。図示された好ましい実施例においては、側部表面2
0および22の曲率半径Rは、レンチ幅17のおよそ
2.5倍の寸法に等しい。
【0022】側部表面20および22と2つの実質的に
平らな表面34および36との間にそれぞれ形成される
凹状の円筒形曲面をなす接続表面30および32、なら
びに、口部ベース38と2つの実質的に平らな表面34
および36との間に形成される凹状の円筒形の接続表面
38の曲率半径rは、レンチ幅17の0.08倍から
0.3倍の寸法の範囲内の値を有する。図示された好ま
しい実施例においては、この曲率半径rは、レンチ幅1
7のおよそ0.16倍の寸法である。
【0023】上に記載したこの発明のレンチの形状は、
極めて簡単である。口部の開口16は外側に向かって広
がるので、この発明のレンチは、ねじ頭またはナット等
の多角形または多縁のねじ付接合部材上に容易に位置付
けられる。時計回りの方向にトルクをかける際には、わ
ずかに弓形の凸状の円筒形曲面をなす側部表面20およ
び22は、ねじ頭または、場合によってはナットの、対
応する平らな側部表面を係合する。口部の開口16は、
対称線44を規定し、その結果、その中の係合位置40
および42は、対称線44に沿って互いに対して中心を
外れる。レンチにトルクを加える際には、1対の力がね
じ付接合部材に、その軸46のまわりに作用する。側部
表面20および22の比較的わずかな凸状の円筒形の湾
曲により、結果としてかけられる表面圧力は非常に小さ
い。したがって、ねじ付接合部材、すなわち図1に示さ
れる六角形のねじ頭18の縁部には、負荷がかけられる
ことはない。
【0024】2つの実質的に平らな表面34および36
が120°よりいくぶん大きい角度をなす、上述の口部
ベース24のV形状の設計は、上に記載したカタログ内
に示される種類の先行技術のレンチに比して以下の利点
を有する。すなわち、レンチヘッド12の外側の輪郭1
4が実質的に同じでありながら、この発明のレンチのあ
ご部内には、従来の弓形の口部ベースに比べて、より多
くのレンチ材料が保持される。V形状によって囲まれる
角度が120°よりも大きいために、さらに確実に、ね
じ付接合部材の隅部または隣接する表面が口部ベース2
4または凹状の円筒形曲面をなす接続表面30および3
2を係合しないようにできる。このような係合は、それ
らの部分を押し潰したり、負荷が制御できない結果に繋
がるものである。接続表面30、32および38の曲率
半径rは、高いトルクの作用下においても、これらの位
置において材料が砕かれることのないように、選択され
る。
【0025】図2および図3に示される、この発明のレ
ンチの変形された実施例においては、側部表面20およ
び22のわずかに凸状の円筒形曲面をなす内方向に配さ
れた表面部分47および48は、口部の開口16のそれ
ぞれの外縁26および28にまでは延びない。実際に、
これら内方向に配された、凸状の円筒形曲面部分47お
よび48はそれぞれ、外方向に配された実質的に平らな
表面部分50および52に隣接する。実質的に平らな表
面部分50および52は、それぞれ、隣接する凸状の円
筒形曲面部分47および48に接するように連続する。
わずかに凸状の円筒形曲面をなす内方向に配された表面
部分47および48と、それぞれに隣接する実質的に平
らな表面部分50および52とは、図1に示された実施
例と同様に、口部の開口16を規定する。この口部の開
口16は、口部の開口16のレンチ幅を上回る寸法の口
部幅まで、それぞれの外縁26および28に向かって広
がる。
【0026】外方向に配された平らな表面部分50およ
び52は、図3に示されるように、それぞれの内方向に
配されたわずかに凸状の円筒形曲面部分47および48
とに接するように連続するのではなくて、表面部分50
と47との間、および52と48との間の外側に、それ
ぞれ、鈍角の縁部が形成されるよう、外方向にある角度
をなして隣接することも可能である。
【0027】この発明のレンチのさらなる実施例が、図
1および図2と同じ態様で、図4に示される。この実施
例においては、わずかに凸状の円筒形曲面をなす内方向
に配された表面20および22は、それぞれ外方向に配
された凸状の円筒形曲面部分56および54と隣接す
る。これら表面部分56および54は、図1に示された
凸状の円筒形曲面をなす側部表面の曲率半径Rよりも実
質的に小さい曲率半径を有する。表面部分54および5
6は、レンチをねじ頭またはナット等のねじ付接合部材
上に位置付ける際にレンチを案内する、連続的に広がる
口部の開口を限定する。
【0028】上述以外の点では、図2から図4に示され
るこの発明のレンチの実施例は、図1に示されるこの発
明のレンチの実施例と実質的に同じ態様で構築される。
【0029】以上のようにこの発明の現時点で好ましい
実施例を示しかつ説明したが、この発明がそれらに限定
されるものでなく、前掲の請求の範囲内で他にもさまざ
まなに実施が可能であることは、極めて明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のレンチの一実施例の、一方の端部お
よび関連する六角形のねじ付接合部材を示す、平面図で
ある。
【図2】図1と同様の概観で、この発明のレンチの変形
された実施例の一方の端部および、関連する六角形のね
じ付接合部材とを示す図である。
【図3】図2の一部分の詳細図である。
【図4】この発明のレンチのさらなる実施例の一方の端
部および、関連する六角形のねじ付接合部材を示す、平
面図である。
【符号の説明】
10 シャフト 12 レンチヘッド 14 外側の輪郭 16 口部の開口 17 レンチ幅 18 六角形のねじ頭 20 側部表面 22 側部表面 24 口部ベース 34 実質的に平らな表面 36 実質的に平らな表面 38 接続表面 40 係合位置 42 係合位置 44 対称線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クラウス・ノィハウス ドイツ連邦共和国、デー−42349 ブッパ ータール、コールフルテル・ブリュッケ、 42・ツェー

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つの対向する端部を有するシャフト
    と、 前記2つの対向する端部のうち口部の開口によって規定
    される口部を有する少なくとも一方端部と、 前記口部の開口の横方向の限界を定める2つの互いに対
    向して配された側部表面と、 前記2つの互いに対向して配された側部表面を相互接続
    し、かつ前記口部の開口の内方向の限界を定める口部ベ
    ースとを含み、 前記2つの側部表面はそれぞれ、有限の曲率半径によっ
    て規定される弓形の凸状の円筒形曲面を有する少なくと
    も1つの内方向に配された区分を含み、 前記2つの側部表面の前記弓形の凸状の円筒形曲面はレ
    ンチ幅を規定し、さらに、 前記側部表面および前記口部ベースをそれぞれ接続する
    凹状の円筒形曲面をなす接続表面を含み、 前記凹状の円筒形曲面をなす接続表面は、前記弓形の凸
    状の円筒形曲面の前記有限の曲率半径より小さい曲率半
    径を有する、レンチ。
  2. 【請求項2】 前記2つの側部表面の前記弓形の凸状の
    円筒形曲面は、前記レンチ幅を上回る口部幅を規定する
    それぞれの外縁で終端する、請求項1に記載のレンチ。
  3. 【請求項3】 前記凹状の円筒形曲面をなす接続表面
    は、前記弓形の凸状の円筒形曲面と互いに接するように
    連続する、請求項1に記載のレンチ。
  4. 【請求項4】 前記口部ベースは断面において実質的に
    V形状の構成を有し、 前記実質的にV形状の構成は、前記2つの側部表面の前
    記弓形の凸状の円筒形曲面に隣接する2つの実質的に平
    らな表面を含み、 前記2つの実質的に平らな表面は、120°よりも大き
    い鈍角を囲むそれぞれの平面を規定する、請求項1に記
    載のレンチ。
  5. 【請求項5】 前記鈍角は125°から150°の範囲
    内の値を有する、請求項4に記載のレンチ。
  6. 【請求項6】 前記鈍角は130°である、請求項5に
    記載のレンチ。
  7. 【請求項7】 前記口部ベースに形成されて前記2つの
    実質的に平らな表面を相互接続する、凹状の円筒形曲面
    をなす相互接続表面をさらに含む、請求項4に記載のレ
    ンチ。
  8. 【請求項8】 前記2つの側部表面の前記弓形の凸状の
    円筒形曲面の前記有限の曲率半径は、前記レンチ幅より
    も大きいが、前記レンチ幅の5倍よりも小さい、請求項
    1に記載のレンチ。
  9. 【請求項9】 前記有限の曲率半径は、実質的に前記レ
    ンチ幅の2.5倍である、請求項8に記載のレンチ。
  10. 【請求項10】 前記2つの側部表面および前記口部ベ
    ースを相互接続する前記凹状の円筒形曲面をなす接続表
    面の前記曲率半径は、前記レンチ幅の0.08倍から
    0.3倍の範囲内の値を有する、請求項1に記載のレン
    チ。
  11. 【請求項11】 前記曲率半径は、実質的に前記レンチ
    幅の0.16倍である、請求項10に記載のレンチ。
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